『楽しい沢ですよ、行かない?』
シューさんからのお誘い。骨折、史上最大の夏風邪、謎の膝痛、いろんなことが降りかかっている。
『ちょっとだけ考えさせてください』
『・・・まあ、いいよ』
お盆も愛媛に帰省したものの、遊び道具は一切持ち帰っていない。去年は滑床、仁淀ブルー、シャカリキにまわったのに。今年のこんな自分、考えられな~い。数日後にカラダが動くのかなぁ。キーワードは『楽しい』。ええい、ままよ。『参加します』『オッケイ、8時に宮妻キャンプ場ね』
【日付】2018年8月18日(土)
【山域】鈴鹿(鈴鹿川水系内部川中の谷)
【メンバー】シュークリームさん(帰国後数日)、あめちゃん
【天候】晴れ
【ルート】駐車場(8:10)~不動滝(8:40)~溝状滝(10:40)~北谷出合(11:15)~最後の5m滝(11:45)~ランチ(12:00~12:30)~・・・~林道(15:00)~駐車場(15:30)
8時前に到着、シュー号は既着で店が広げてある。どこかに行ったのかな?キョロキョロしてると現れた、上半身メッシュの透け透けシューさん、パンクか。
『下山用の靴、持ってきますか?』『いんや、俺はこれで行くよ』とのこと、じゃ俺もそうするか。あとでよく見るとラバーソールだった。今思えばこの辺りから平常心が無かったのかもしれない。
徒歩30分で不動滝。運動不足で汗ダラダラ。
『ここから登ります』
トップロープの説明を受ける。ここでいきなりやらかしてしまった。上のシューさん(下からは見えない)のビレーOKの合図の前に登ってしまった。何とか登るものの、待っていたのは大説教。これも私の命にかかわること、真剣に注意してくださりありがとうございます。忘れていた気持ちを思い出す。遊びこそ真剣にやらないと。
ここからは記憶が曖昧になっていく(シューさんゴメンナサイ)。最初に出てきたのは形のいい10m大滝。ジグザグに登れば何とか。『この谷はフリクションが効くから上手になったと勘違いするよね』
途中、やたら白い岩のゴーロが目立つ。いうなれば生まれたてのゴーロ。『去年と風景が違う気がするなぁ』確かにその間に大水があったみたいな雰囲気。この谷は登山道並みに高度を稼ぎながら登っていく、しかも直線的に。水が出ると一気に流れ落ちるんだろうなぁ。
小廊下はしゃにむに登る。やがて風景のいい溝滝が現れる。いわゆる核心部か。『これはね、最初が肝心。泳いでも行けるけど最初ツッパリで何とかね』
なんか、先行のシューさんをよく見てるんだけど同じルートが取れない、もどかしい。最初はナントかなったけど、途中で水の中の登攀になりガクガクブルブル。最後のCS、ちとハングした岩はもうムリ、『お願いしまあース』全体重をザイルにかけて、カラダ全部を岩にこすりつけてこなす。『シューさん、ワタシどうやらアドレナリンを家においてきてしまったみたいです』
手ごろな滝は楽しいんだけど、冷えてしまったカラダ(ココロ?)がもとに戻らない。北中の谷との出会いの上にはCS滝が。『これが私にとっては核心部かなぁ』オイオイ、シューさんにとって核心部なら、俺にとっては最重大クライシス部だろ。
シューさん空身でハイハイの岩に取りつく。足元は単なる浮石だ、グラグラ。何度か挑戦するも体重が上に乗らない。最後の手段、カムを使う、クリア。あれ、けどシューさんカムを回収、俺は?それぞれのザックを吊り上げてもらい上からテープを垂らしてもらう。けどどーしてもカラダの重心が岩の上に乗らない『テープに全体重かけますよ』『OK』引っ張り上げてもらう。俺は3つ目の荷物だ。
最後の5m滝。中2m程がイヤラシイ。『ハーケンを打つから』私ハンマー持ってないから『じゃハンマーください』『上についてから渡すよ』確かに、回収する前に打ち込むのにハンマーが必要だ、舞い上がっている私。
3m程上がりハーケン打ち込もうとするも何度も跳ね返される。カムだと一発だったけど、ハーケンは大変なんだな。ルートからチョイ左に外れた場所で何とか。そのハーケンも無事回収。カムの回収、ハーケンの回収、どちらも人生初体験でした。
気持ちいい場所で簡単なヒルメシ。暖かいはずなのに体の震えが止まらない。難所越えるたびに頭から水をかぶったせいか、それだけか。
水も枯れてくる。正面のザレは垂直のように見える。
『左に逃げていこうか』
的確なルートどりで支尾根に取りつく。正面の稜線を見ると、とてもあそこは登れそうにない。『すごい壁ですね』『そうやね、鎌尾根はあんな感じ』宮越岳の手前の稜線縦走路にポン?と出る。簡単に書いたが正直結構きつかった。ヒルメシのときシューさんに『沢詰めた後は稜線までスグですか?』と聞いてもゴニョゴニョとしか答えがかえってこない理由がわかった気がする。そこからは高速道路、キョロキョロする余裕も出てくる。けど、水沢峠から林道までの昔の峠道は半分くらいかなり荒れていた。ほぼ沢下りだった。林道に出てすぐに中の谷の橋、朝と同様に30分で駐車場だ。
暑さを忘れた一日でした。
多分楽しい沢。『あしたどう?』と聞かれたらやんわり即答で断るけど、『来年どう?』と聞かれたら『準備しておきます』、かな。
あめちゃん
【鈴鹿】早く楽しめる沢と言いたい、ハラドキの一日。中の谷
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- 記事: 2231
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【鈴鹿】早く楽しめる沢と言いたい、ハラドキの一日。中の谷
あめちゃん、おヒサです。グーです。
キーワードは『楽しい』。ええい、ままよ。『参加します』
シューさんの「楽しい」は 凡人には・・・・・
『いんや、俺はこれで行くよ』ラバーソールだった。
フェルト底でも地球に垂直に足を下ろせば陸歩きも問題なし。
フェルトか減ったら買い替え時です。
今思えばこの辺りから平常心が無かったのかもしれない。
あめちゃんにも、平常心の時があるの?
常に場を盛り上げる話題提供の役を務めてくれているけど。
上のシューさんのビレーOKの合図の前に登ってしまった。待っていたのは大説教。
これこれこれ・・・もと探検部。 ケービングでも基本のキでしょ!
先行のシューさんをよく見てるんだけど同じルートが取れない、もどかしい。
はい。木梶ゴルジュでシューさんのワザを盗もうと真似したら、墜落しました。
途中で水の中の登攀になりガクガクブルブル。
??? あめちゃんの体を包んでいるのはシボウじゃないの?(筋肉隆々には見えないけど)
『お願いしまあース』全体重をザイルにかけて、
『テープに全体重かけますよ』『OK』引っ張り上げてもらう。俺は3つ目の荷物だ。
ああ、お荷物だ。
シューさん、お疲れ様。お仕事の前日でなくって良かったですね。
『じゃハンマーください』『上についてから渡すよ』確かに、回収する前に打ち込むのにハンマーが必要だ、舞い上がっている私。
思考回路も上の空!
多分楽しい沢。
今でも筋肉痛の余韻に浸っているのだろ?
グー(伊勢山上住人)
Re: 【鈴鹿】早く楽しめる沢と言いたい、ハラドキの一日。中の谷
グーさん オヒサです
あめちゃんです
シューさんの「楽しい」は 凡人には・・・・・
モチロン「楽しい」ですよ、と気持ち強がる
フェルト底でも地球に垂直に足を下ろせば陸歩きも問題なし。
フェルトか減ったら買い替え時です。
既に異様にすり減っていたので・・・。
あめちゃんにも、平常心の時があるの?
常に場を盛り上げる話題提供の役を務めてくれているけど。
これも常に冷静に全体見てないとできないんですよ、ナカナカ
まっ、どーせ誰も聞いてくれないけど・・・。
これこれこれ・・・もと探検部。 ケービングでも基本のキでしょ!
三つ子の魂は五つくらいまででした
??? あめちゃんの体を包んでいるのはシボウじゃないの?(筋肉隆々には見えないけど)
脂肪って冷えるとナカナカ暖まらないって、知ってました?
ああ、お荷物だ。
シューさん、お疲れ様。お仕事の前日でなくって良かったですね。
ヨイトマケが聞こえてきそう
思考回路も上の空!
ああ恥ずかしい、ケドこの後シューさんも上からハンマーをくれるのを忘れてたし、同んなじか。
いや、そもそもハーケン使うところでハンマー持ってないやつが常識外れでした
今でも筋肉痛の余韻に浸っているのだろ?
翌朝、雨子庵の横を山日和さんが車で通ったらしいけど、ワタシ、ピクリともしなかったです。
あめちゃん
あめちゃんです
シューさんの「楽しい」は 凡人には・・・・・
モチロン「楽しい」ですよ、と気持ち強がる
フェルト底でも地球に垂直に足を下ろせば陸歩きも問題なし。
フェルトか減ったら買い替え時です。
既に異様にすり減っていたので・・・。
あめちゃんにも、平常心の時があるの?
常に場を盛り上げる話題提供の役を務めてくれているけど。
これも常に冷静に全体見てないとできないんですよ、ナカナカ
まっ、どーせ誰も聞いてくれないけど・・・。
これこれこれ・・・もと探検部。 ケービングでも基本のキでしょ!
三つ子の魂は五つくらいまででした
??? あめちゃんの体を包んでいるのはシボウじゃないの?(筋肉隆々には見えないけど)
脂肪って冷えるとナカナカ暖まらないって、知ってました?
ああ、お荷物だ。
シューさん、お疲れ様。お仕事の前日でなくって良かったですね。
ヨイトマケが聞こえてきそう
思考回路も上の空!
ああ恥ずかしい、ケドこの後シューさんも上からハンマーをくれるのを忘れてたし、同んなじか。
いや、そもそもハーケン使うところでハンマー持ってないやつが常識外れでした
今でも筋肉痛の余韻に浸っているのだろ?
翌朝、雨子庵の横を山日和さんが車で通ったらしいけど、ワタシ、ピクリともしなかったです。
あめちゃん
Re: 【鈴鹿】早く楽しめる沢と言いたい、ハラドキの一日。中の谷
あめちゃん,こんち.土曜日は付き合っていただいてありがとうございました.
徒歩30分で不動滝。運動不足で汗ダラダラ。
『ここから登ります』 この滝,いい滝ですね.まず,姿形が美しい.意外と簡単に登れる.
トップロープの説明を受ける。ここでいきなりやらかしてしまった。上のシューさん(下からは見えない)のビレーOKの合図の前に登ってしまった。何とか登るものの、待っていたのは大説教。これも私の命にかかわること、真剣に注意してくださりありがとうございます。忘れていた気持ちを思い出す。遊びこそ真剣にやらないと。
これ,一番危ないパターンなんで,きつく言わせていただきました.
ビレイしてもらっているつもりで登って,エイやで行ったらビレイされてなくて,滑落死亡というパターンですね.
何事も「つもり」は禁物です.必ず相手の合図を確認してから行動してくださいね.
ザイルでお互いの命を預けているわけですから.
ここからは記憶が曖昧になっていく(シューさんゴメンナサイ)。最初に出てきたのは形のいい10m大滝。ジグザグに登れば何とか。『この谷はフリクションが効くから上手になったと勘違いするよね』 いつもはこの滝をF1にしているんんですが,不動滝を登るようになってからF2になりました.そんなに難しくなくて,いい滝ですね.
出てくる滝はそれぞれ表情がいい
途中、やたら白い岩のゴーロが目立つ。いうなれば生まれたてのゴーロ。『去年と風景が違う気がするなぁ』確かにその間に大水があったみたいな雰囲気。この谷は登山道並みに高度を稼ぎながら登っていく、しかも直線的に。水が出ると一気に流れ落ちるんだろうなぁ。
なんども来ているはずなんだけど,こんな長いゴーロは記憶から飛んでしまっていて,グーさんじゃないけど完全にアルツです.
このあたり,崩れやすい地質なんで,雨が降るとすぐに岩が落ちてきて埋まっちゃうんでしょうね.ゴーロの下にどんな美しい谷があったのかと思ってしまいます.
やがて風景のいい溝滝が現れる。いわゆる核心部か。『これはね、最初が肝心。泳いでも行けるけど最初ツッパリで何とかね』
なんか、先行のシューさんをよく見てるんだけど同じルートが取れない、もどかしい。最初はナントかなったけど、途中で水の中の登攀になりガクガクブルブル。最後のCS、ちとハングした岩はもうムリ、『お願いしまあース』全体重をザイルにかけて、カラダ全部を岩にこすりつけてこなす。『シューさん、ワタシどうやらアドレナリンを家においてきてしまったみたいです』 この小ゴルジュの斜滝,一応,この谷の核心なんですけど,簡単に登れちゃいましたね.昔はもっと難しいという印象だったんだけど,自分の技術が上がったんだろうか.フリクションがいいので,安心して登ることができます.落ちても下は水だしね.
手ごろな滝は楽しいんだけど、冷えてしまったカラダ(ココロ?)がもとに戻らない。北中の谷との出会いの上にはCS滝が。『これが私にとっては核心部かなぁ』オイオイ、シューさんにとって核心部なら、俺にとっては最重大クライシス部だろ。
シューさん空身でハイハイの岩に取りつく。足元は単なる浮石だ、グラグラ。何度か挑戦するも体重が上に乗らない。最後の手段、カムを使う、クリア。あれ、けどシューさんカムを回収、俺は?それぞれのザックを吊り上げてもらい上からテープを垂らしてもらう。けどどーしてもカラダの重心が岩の上に乗らない『テープに全体重かけますよ』『OK』引っ張り上げてもらう。俺は3つ目の荷物だ。 この岩の上に登る部分が,私のリーチが足りなくていつも人の手を借りるか,カムを使ってしまいます.
あめちゃんは私がスリングで引っ張りあげられるんで大丈夫よ.
最後の5m滝。中2m程がイヤラシイ。『ハーケンを打つから』私ハンマー持ってないから『じゃハンマーください』『上についてから渡すよ』確かに、回収する前に打ち込むのにハンマーが必要だ、舞い上がっている私。
3m程上がりハーケン打ち込もうとするも何度も跳ね返される。カムだと一発だったけど、ハーケンは大変なんだな。ルートからチョイ左に外れた場所で何とか。そのハーケンも無事回収。カムの回収、ハーケンの回収、どちらも人生初体験でした。 この滝,中間部に残置ハーケンがあったんでそのつもりで行ったら,無くなってました.誰かが抜いたのかな?
しょうがないので自分でハーケン打ったけど,効いているのかどうかイマイチ自信がなくて・・・
こんな時はもう一枚ハーケンを打ち足すべきだったと後で反省しました.
この滝,スタンスが細かくて,しかも滑っているところもあって,正直怖かったです.
中の谷の滝の中では一番いやらしい滝だと思う.
私もまだまだ修行が足りません.
水も枯れてくる。正面のザレは垂直のように見える。
『左に逃げていこうか』
的確なルートどりで支尾根に取りつく。正面の稜線を見ると、とてもあそこは登れそうにない。『すごい壁ですね』『そうやね、鎌尾根はあんな感じ』宮越岳の手前の稜線縦走路にポン?と出る。簡単に書いたが正直結構きつかった。ヒルメシのときシューさんに『沢詰めた後は稜線までスグですか?』と聞いてもゴニョゴニョとしか答えがかえってこない理由がわかった気がする。
この詰めが以外といやらしかったですね.
前回,単独で行った時に同じコースで詰めているはずだけど,あまり記憶に残っていなかった.
でも,登山道の同じ部分に上がったんで,同じコースを歩いているはずなんだけど.アルツですねえ.
多分楽しい沢。『あしたどう?』と聞かれたらやんわり即答で断るけど、『来年どう?』と聞かれたら『準備しておきます』、かな。
中ノ谷はすべての滝が直登できる稀有の渓で,しかも滝の難度がそれほど高くないので,初心者のロープワークの練習にはうってつけの渓です.
渓相も美しいし,私の大好きな渓の一つなんですけどね.
ここを歩いて沢登りが楽しくなければ,ちょっと考え直したほうがいいかもね.
徒歩30分で不動滝。運動不足で汗ダラダラ。
『ここから登ります』 この滝,いい滝ですね.まず,姿形が美しい.意外と簡単に登れる.
トップロープの説明を受ける。ここでいきなりやらかしてしまった。上のシューさん(下からは見えない)のビレーOKの合図の前に登ってしまった。何とか登るものの、待っていたのは大説教。これも私の命にかかわること、真剣に注意してくださりありがとうございます。忘れていた気持ちを思い出す。遊びこそ真剣にやらないと。
これ,一番危ないパターンなんで,きつく言わせていただきました.
ビレイしてもらっているつもりで登って,エイやで行ったらビレイされてなくて,滑落死亡というパターンですね.
何事も「つもり」は禁物です.必ず相手の合図を確認してから行動してくださいね.
ザイルでお互いの命を預けているわけですから.
ここからは記憶が曖昧になっていく(シューさんゴメンナサイ)。最初に出てきたのは形のいい10m大滝。ジグザグに登れば何とか。『この谷はフリクションが効くから上手になったと勘違いするよね』 いつもはこの滝をF1にしているんんですが,不動滝を登るようになってからF2になりました.そんなに難しくなくて,いい滝ですね.
出てくる滝はそれぞれ表情がいい
途中、やたら白い岩のゴーロが目立つ。いうなれば生まれたてのゴーロ。『去年と風景が違う気がするなぁ』確かにその間に大水があったみたいな雰囲気。この谷は登山道並みに高度を稼ぎながら登っていく、しかも直線的に。水が出ると一気に流れ落ちるんだろうなぁ。
なんども来ているはずなんだけど,こんな長いゴーロは記憶から飛んでしまっていて,グーさんじゃないけど完全にアルツです.
このあたり,崩れやすい地質なんで,雨が降るとすぐに岩が落ちてきて埋まっちゃうんでしょうね.ゴーロの下にどんな美しい谷があったのかと思ってしまいます.
やがて風景のいい溝滝が現れる。いわゆる核心部か。『これはね、最初が肝心。泳いでも行けるけど最初ツッパリで何とかね』
なんか、先行のシューさんをよく見てるんだけど同じルートが取れない、もどかしい。最初はナントかなったけど、途中で水の中の登攀になりガクガクブルブル。最後のCS、ちとハングした岩はもうムリ、『お願いしまあース』全体重をザイルにかけて、カラダ全部を岩にこすりつけてこなす。『シューさん、ワタシどうやらアドレナリンを家においてきてしまったみたいです』 この小ゴルジュの斜滝,一応,この谷の核心なんですけど,簡単に登れちゃいましたね.昔はもっと難しいという印象だったんだけど,自分の技術が上がったんだろうか.フリクションがいいので,安心して登ることができます.落ちても下は水だしね.
手ごろな滝は楽しいんだけど、冷えてしまったカラダ(ココロ?)がもとに戻らない。北中の谷との出会いの上にはCS滝が。『これが私にとっては核心部かなぁ』オイオイ、シューさんにとって核心部なら、俺にとっては最重大クライシス部だろ。
シューさん空身でハイハイの岩に取りつく。足元は単なる浮石だ、グラグラ。何度か挑戦するも体重が上に乗らない。最後の手段、カムを使う、クリア。あれ、けどシューさんカムを回収、俺は?それぞれのザックを吊り上げてもらい上からテープを垂らしてもらう。けどどーしてもカラダの重心が岩の上に乗らない『テープに全体重かけますよ』『OK』引っ張り上げてもらう。俺は3つ目の荷物だ。 この岩の上に登る部分が,私のリーチが足りなくていつも人の手を借りるか,カムを使ってしまいます.
あめちゃんは私がスリングで引っ張りあげられるんで大丈夫よ.
最後の5m滝。中2m程がイヤラシイ。『ハーケンを打つから』私ハンマー持ってないから『じゃハンマーください』『上についてから渡すよ』確かに、回収する前に打ち込むのにハンマーが必要だ、舞い上がっている私。
3m程上がりハーケン打ち込もうとするも何度も跳ね返される。カムだと一発だったけど、ハーケンは大変なんだな。ルートからチョイ左に外れた場所で何とか。そのハーケンも無事回収。カムの回収、ハーケンの回収、どちらも人生初体験でした。 この滝,中間部に残置ハーケンがあったんでそのつもりで行ったら,無くなってました.誰かが抜いたのかな?
しょうがないので自分でハーケン打ったけど,効いているのかどうかイマイチ自信がなくて・・・
こんな時はもう一枚ハーケンを打ち足すべきだったと後で反省しました.
この滝,スタンスが細かくて,しかも滑っているところもあって,正直怖かったです.
中の谷の滝の中では一番いやらしい滝だと思う.
私もまだまだ修行が足りません.
水も枯れてくる。正面のザレは垂直のように見える。
『左に逃げていこうか』
的確なルートどりで支尾根に取りつく。正面の稜線を見ると、とてもあそこは登れそうにない。『すごい壁ですね』『そうやね、鎌尾根はあんな感じ』宮越岳の手前の稜線縦走路にポン?と出る。簡単に書いたが正直結構きつかった。ヒルメシのときシューさんに『沢詰めた後は稜線までスグですか?』と聞いてもゴニョゴニョとしか答えがかえってこない理由がわかった気がする。
この詰めが以外といやらしかったですね.
前回,単独で行った時に同じコースで詰めているはずだけど,あまり記憶に残っていなかった.
でも,登山道の同じ部分に上がったんで,同じコースを歩いているはずなんだけど.アルツですねえ.
多分楽しい沢。『あしたどう?』と聞かれたらやんわり即答で断るけど、『来年どう?』と聞かれたら『準備しておきます』、かな。
中ノ谷はすべての滝が直登できる稀有の渓で,しかも滝の難度がそれほど高くないので,初心者のロープワークの練習にはうってつけの渓です.
渓相も美しいし,私の大好きな渓の一つなんですけどね.
ここを歩いて沢登りが楽しくなければ,ちょっと考え直したほうがいいかもね.
@シュークリーム@
Re: 【鈴鹿】早く楽しめる沢と言いたい、ハラドキの一日。中の谷
しゅーさん コンチ
先日はお誘いいただきありがとうございました
この滝,いい滝ですね.まず,姿形が美しい.意外と簡単に登れる
総じてこの谷、滝は端正でした
これ,一番危ないパターンなんで,きつく言わせていただきました.
ビレイしてもらっているつもりで登って,エイやで行ったらビレイされてなくて,滑落死亡というパターンですね.
何事も「つもり」は禁物です.必ず相手の合図を確認してから行動してくださいね.
ザイルでお互いの命を預けているわけですから
ご迷惑をおかけしました。あのあとは心おきなくザイルに頼ることができました
なんども来ているはずなんだけど,こんな長いゴーロは記憶から飛んでしまっていて,グーさんじゃないけど完全にアルツです.
このあたり,崩れやすい地質なんで,雨が降るとすぐに岩が落ちてきて埋まっちゃうんでしょうね.ゴーロの下にどんな美しい谷があったのかと思ってしまいます.
なるほどねェ。あのゴーロの下の谷にまでは想像行きませんでした
この小ゴルジュの斜滝,一応,この谷の核心なんですけど,簡単に登れちゃいましたね.昔はもっと難しいという印象だったんだけど,自分の技術が上がったんだろうか.フリクションがいいので,安心して登ることができます.落ちても下は水だしね
なぜかマイナス思考の嵐でした。こんな精神状態になれなくて残念です、悔しいです
この岩の上に登る部分が,私のリーチが足りなくていつも人の手を借りるか,カムを使ってしまいます.
あめちゃんは私がスリングで引っ張りあげられるんで大丈夫よ.
思考&実体重が・・・。
この滝,中間部に残置ハーケンがあったんでそのつもりで行ったら,無くなってました.誰かが抜いたのかな?
しょうがないので自分でハーケン打ったけど,効いているのかどうかイマイチ自信がなくて・・・
こんな時はもう一枚ハーケンを打ち足すべきだったと後で反省しました.
この滝,スタンスが細かくて,しかも滑っているところもあって,正直怖かったです.
中の谷の滝の中では一番いやらしい滝だと思う.
私もまだまだ修行が足りません
下から見てても、ぬめった岩で足がズリズリしてるのが見えましたからね。
垂壁のぬめりは・・・ホントいや
この詰めが以外といやらしかったですね.
前回,単独で行った時に同じコースで詰めているはずだけど,あまり記憶に残っていなかった.
でも,登山道の同じ部分に上がったんで,同じコースを歩いているはずなんだけど.アルツですねえ.
ザレから支尾根に逃げるタイミングかと思います、が、ドンピシャだったかと。
野生の勘が試されるところです
中ノ谷はすべての滝が直登できる稀有の渓で,しかも滝の難度がそれほど高くないので,初心者のロープワークの練習にはうってつけの渓です.
渓相も美しいし,私の大好きな渓の一つなんですけどね.
ここを歩いて沢登りが楽しくなければ,ちょっと考え直したほうがいいかもね
まあ、体調万全ではないところに、今シーズン初沢だったことでお許しください。
これに懲りずまたザイルを繋いでください
あめちゃん
先日はお誘いいただきありがとうございました
この滝,いい滝ですね.まず,姿形が美しい.意外と簡単に登れる
総じてこの谷、滝は端正でした
これ,一番危ないパターンなんで,きつく言わせていただきました.
ビレイしてもらっているつもりで登って,エイやで行ったらビレイされてなくて,滑落死亡というパターンですね.
何事も「つもり」は禁物です.必ず相手の合図を確認してから行動してくださいね.
ザイルでお互いの命を預けているわけですから
ご迷惑をおかけしました。あのあとは心おきなくザイルに頼ることができました
なんども来ているはずなんだけど,こんな長いゴーロは記憶から飛んでしまっていて,グーさんじゃないけど完全にアルツです.
このあたり,崩れやすい地質なんで,雨が降るとすぐに岩が落ちてきて埋まっちゃうんでしょうね.ゴーロの下にどんな美しい谷があったのかと思ってしまいます.
なるほどねェ。あのゴーロの下の谷にまでは想像行きませんでした
この小ゴルジュの斜滝,一応,この谷の核心なんですけど,簡単に登れちゃいましたね.昔はもっと難しいという印象だったんだけど,自分の技術が上がったんだろうか.フリクションがいいので,安心して登ることができます.落ちても下は水だしね
なぜかマイナス思考の嵐でした。こんな精神状態になれなくて残念です、悔しいです
この岩の上に登る部分が,私のリーチが足りなくていつも人の手を借りるか,カムを使ってしまいます.
あめちゃんは私がスリングで引っ張りあげられるんで大丈夫よ.
思考&実体重が・・・。
この滝,中間部に残置ハーケンがあったんでそのつもりで行ったら,無くなってました.誰かが抜いたのかな?
しょうがないので自分でハーケン打ったけど,効いているのかどうかイマイチ自信がなくて・・・
こんな時はもう一枚ハーケンを打ち足すべきだったと後で反省しました.
この滝,スタンスが細かくて,しかも滑っているところもあって,正直怖かったです.
中の谷の滝の中では一番いやらしい滝だと思う.
私もまだまだ修行が足りません
下から見てても、ぬめった岩で足がズリズリしてるのが見えましたからね。
垂壁のぬめりは・・・ホントいや
この詰めが以外といやらしかったですね.
前回,単独で行った時に同じコースで詰めているはずだけど,あまり記憶に残っていなかった.
でも,登山道の同じ部分に上がったんで,同じコースを歩いているはずなんだけど.アルツですねえ.
ザレから支尾根に逃げるタイミングかと思います、が、ドンピシャだったかと。
野生の勘が試されるところです
中ノ谷はすべての滝が直登できる稀有の渓で,しかも滝の難度がそれほど高くないので,初心者のロープワークの練習にはうってつけの渓です.
渓相も美しいし,私の大好きな渓の一つなんですけどね.
ここを歩いて沢登りが楽しくなければ,ちょっと考え直したほうがいいかもね
まあ、体調万全ではないところに、今シーズン初沢だったことでお許しください。
これに懲りずまたザイルを繋いでください
あめちゃん