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加越 動橋川源流散策

Posted: 2018年6月04日(月) 20:53
by oku
【日 時】2018年6月2日
【山 域】加越 動橋川源流
【コース】R416駐車場(05:25)~鈴ヶ岳登山口(07:15)~鈴ヶ岳あたり(08:45)~動橋川源流あたり(10:00/12:10)~大日山(14:00)~越前甲(15:05)~駐車場(16:35)
 <http://maps.gsi.go.jp/#15/36.176858/136 ... c1j0l0u0f0>

ルート紛らわしいですが、福井県側の横倉からR416の410mあたりに駐車して、R416をひたすら歩いて鈴ヶ岳登山口。
鈴ヶ岳登山口から鈴ヶ岳ピーク南の1170mあたりから西に尾根を下って動橋川源流。
下った尾根を再度登り返して、登山道経由で大日山~越前甲~横倉の駐車場周回です。


動橋川源流の崖マークの西側の緩斜面は気になっていました。ただしアプローチが問題です。
大土町から動橋川を延々歩くか小大日山から下るか、鈴ヶ岳の西尾根を下るか、ということで3つ目を選択しました。
石川県側のR416は酷道?? というだけでもないのですが福井県側からスタートします。
 どうでもいいのですが、福井県側から新保町まで行くと走行距離50kmぐら長くなります。
 時間と高速代とガス代と車の償却代と・・・
R416を進んでいくと、車両通行禁止の看板。看板手前には駐車スペース。
土曜日ですので、工事はあると思いますが、早朝に工事箇所を通過すれば多分大丈夫です。

しばらく道路歩き。疲れます。眠いのです。左手に八反の滝。峠まではまだまだ。
峠にようやく到着して、南を見れば九頭竜川沿いの水田とその後ろに越前の山並みが広がっています。
かなりいい眺めなのですが、カメラで写すには送電線がかなり邪魔になります。
峠からの下り途中、水の流れのあるところを見ればサンカヨウ。
写真撮ろうかと思ったのですが、鈴ヶ岳の登りか動橋川源流でまた見られると思ってそのまま通過。

国道をだいぶ下ったあたりで前方から車。もう少し歩いていくと通行止めゲート。
ここを少し過ぎたところで前方からトラック。やっぱり早朝通過必須です。
さらに歩いて登山口到着。立派な案内看板もあります。
 どうでもいいのですが、地形図加賀丸山の平成12年修正測量版では、登山口も登山道も違っています。
 この看板見るまでは、ここの登山口より北側の尾根からP1123経由で登るつもりでいました。
 さらに、今回歩くルート地形図が4枚に分かれますのですこぶる分かりにくいのです。
しばらくは沢沿いの登山道、朝露にぬれたサンカヨウ。いいですね。
01.jpg
途中で尾根にのってしばらくは若いブナの林。
だいぶ登ったかなというところでようやく分岐、右手が鈴ヶ岳です。
右手に折れて少し歩けば展望開けたピーク。
ここは、山頂手前の南側ピークだったのですが、展望開けていたので鈴ヶ岳と素で勘違い。
山頂標識がなかったので少し北に進んだのですが下りっぽかったのでまぁいいやで西側斜面に向かいます。

西側斜面を下って尾根っぽいところを歩いていけばそれなりに獣道。けっこう順調です。
02.jpg
そのまま下っていくと、道が二手に分かれます。左手を進めば、目的の緩斜面。
目立った巨木などはないのですが、豊穣の森って言っても間違いではないと思います。
緩い斜面に細い沢が幾重も流れています。獣道も幾重にも延びています。
03.jpg
04.jpg
そのまま南に進んでいくと、ピンクテープと黄色テープ。道です。動橋川からだと思いますが。
道沿いに歩いてくと800m箇所にある大滝を北側からきれいに巻いていきます。
そのまましばらく道沿いを歩きますが、この800mを過ぎたところでリボンは消えます。
当初はこのまま北東、崖マークの東側を登る予定でした。が、思っていたよりも傾斜あります。
気にしていたのは950mラインだったのですが、その手前900mのところで登れるけど下りたくないなという箇所。
ということで引き返します。
沢を歩いて850mあたりの二俣で正面の尾根を歩こうと思ったのですが、尾根の基部はドロと岩。丸腰では下れる自信ありません。
ということで引き返します。
野坂界隈でしたら、同じ等高線でも進んでいそうなのですが、下りの尾根を登り返すことにします。
二俣から戻るとき、小滝の上に虎ロープの切れ端。魚いるのですか?

尾根を登り返してからは登山道を歩いて大日山と越前甲。
書かなくても有名なので省略しますが、気持ちよく歩けるブナの林間が続きます。
途中にはまだカタクリの花が咲き乱れている場所もありました。
05.jpg
R416まで下ると国道の工事中。途中、下まで乗っていく? と声をかけてもらったのですが、(近いので)大丈夫です。
歩いているときに気がつきましたが、ぜんぜん近くなかった。そこからしばらく国道歩きの末、ようやく駐車場所到着。

oku

Re: 加越 動橋川源流散策

Posted: 2018年6月06日(水) 17:57
by 山日和
okuちゃん、こんばんは。

ルート紛らわしいですが、福井県側の横倉からR416の410mあたりに駐車して、R416をひたすら歩いて鈴ヶ岳登山口。
鈴ヶ岳登山口から鈴ヶ岳ピーク南の1170mあたりから西に尾根を下って動橋川源流。
下った尾根を再度登り返して、登山道経由で大日山~越前甲~横倉の駐車場周回です。

この登山口って、私がGWに登った新保の登山口ですよね。
しかしここまで国道歩き1時間50分とは・・・ :o

 どうでもいいのですが、地形図加賀丸山の平成12年修正測量版では、登山口も登山道も違っています。

ここからはカタクリ小屋への登山道ですね。登山口の位置違ってる?

 この看板見るまでは、ここの登山口より北側の尾根からP1123経由で登るつもりでいました。

その尾根って歩けるの?ってkuちゃんには愚問でしたね。 :lol:

 さらに、今回歩くルート地形図が4枚に分かれますのですこぶる分かりにくいのです。

やぶオフでも地形図持ってたけど、カシミールで必要なところだけコピーしないんですか?

しばらくは沢沿いの登山道、朝露にぬれたサンカヨウ。いいですね。

私が「ソーメンの器」と呼んでる透明のサンカヨウ。最近ご無沙汰ですわ。

そのまま下っていくと、道が二手に分かれます。左手を進めば、目的の緩斜面。
目立った巨木などはないのですが、豊穣の森って言っても間違いではないと思います。
緩い斜面に細い沢が幾重も流れています。獣道も幾重にも延びています。

道ねえ。でもいいところであることは間違いなさそう。

そのまましばらく道沿いを歩きますが、この800mを過ぎたところでリボンは消えます。
当初はこのまま北東、崖マークの東側を登る予定でした。が、思っていたよりも傾斜あります。

ここは900mラインから上に崖記号が続いてますね。どんな感じなんでしょう。

尾根を登り返してからは登山道を歩いて大日山と越前甲。
書かなくても有名なので省略しますが、気持ちよく歩けるブナの林間が続きます。
途中にはまだカタクリの花が咲き乱れている場所もありました。

まだカタクリが咲いてましたか。あれからもう1ヵ月以上経ってるのに。

R416まで下ると国道の工事中。途中、下まで乗っていく? と声をかけてもらったのですが、(近いので)大丈夫です。
歩いているときに気がつきましたが、ぜんぜん近くなかった。そこからしばらく国道歩きの末、ようやく駐車場所到着。

私なら即決「すみませーん」ですわ。 :mrgreen:

               山日和


Re: 加越 動橋川源流散策

Posted: 2018年6月06日(水) 18:48
by 柳川洞吹
okuさん こんばんは

  ルート紛らわしいですが、福井県側の横倉からR416の410mあたりに駐車して、
  R416をひたすら歩いて鈴ヶ岳登山口。
  鈴ヶ岳登山口から鈴ヶ岳ピーク南の1170mあたりから西に尾根を下って動橋川源流。
  下った尾根を再度登り返して、登山道経由で大日山~越前甲~横倉の駐車場周回です。
  動橋川源流の崖マークの西側の緩斜面は気になっていました。
  ただしアプローチが問題です。


ルートはわかりました。
目的地もわかりました。
ちょっと探求心をそそられます。
それに、アプローチがR416の福井県側に駐車して、
工事区間を歩いて抜けて石川県側から入山というのは、斬新な発想ですね。
ワシには考えつきません。
未供用で車は来ないとはいえ、2時間の国道歩きをよく実行する気になりましたね。
国道、早く開通すればいいのにね。

  どうでもいいのですが、福井県側から新保町まで行くと走行距離50kmぐら長くなります。
  時間と高速代とガス代と車の償却代と・・・


ガソリン代もじわじわと高くなってきていますしね。

  しばらく道路歩き。疲れます。眠いのです。
  左手に八反の滝。峠まではまだまだ。


昔、山日和さんと越前甲に行ったとき、やはり何かの工事中だったか、
だいぶ手前に駐車して、八反の滝の入口の看板を横目に奥へ歩いて行きました。

  国道をだいぶ下ったあたりで前方から車。もう少し歩いていくと通行止めゲート。
  ここを少し過ぎたところで前方からトラック。やっぱり早朝通過必須です。


工事が始まる時間になって、作業中に歩いていると
「ここは通行禁止だぞ!」って怒られるでしょうね。

  右手に折れて少し歩けば展望開けたピーク。
  ここは、山頂手前の南側ピークだったのですが、展望開けていたので鈴ヶ岳と素で勘違い。
  山頂標識がなかったので少し北に進んだのですが下りっぽかったのでまぁいいやで西側斜面に向かいます。


鈴ヶ岳は、そのあたりでは有名な山だから、山頂標識は必ずあるはずなのに。
okuさんでも、そんな勘違いすることあるんですね。

  西側斜面を下って尾根っぽいところを歩いていけばそれなりに獣道。
  けっこう順調です。
  そのまま下っていくと、道が二手に分かれます。左手を進めば、目的の緩斜面。
  目立った巨木などはないのですが、豊穣の森って言っても間違いではないと思います。
  緩い斜面に細い沢が幾重も流れています。獣道も幾重にも延びています。


目的の緩斜面は、okuさん的にはどうでしたか。
まあ、こんなものかってとこなのかな?

  当初はこのまま北東、崖マークの東側を登る予定でした。
  が、思っていたよりも傾斜あります。
  気にしていたのは950mラインだったのですが、
  その手前900mのところで登れるけど下りたくないなという箇所。
  ということで引き返します。


そこを抜けられても、
もしその上で詰まると戻るのが厳しくなるという場面ですね。
ここは自重して転進ですね。

  沢を歩いて850mあたりの二俣で正面の尾根を歩こうと思ったのですが、
  尾根の基部はドロと岩。丸腰では下れる自信ありません。
  ということで引き返します。


この「850mあたりの二俣」がどこなのか、地形図を見ての推測に確信が持てません。
主稜線のカタクリ小屋から西北西に下る尾根がca950mあたりで等高線が詰まって、
そこからほとんど尾根形は読めないけど南南西に向きを変えて
850mまで下りたところなのかな。
とにかく、安全が最優先ですね。

  R416まで下ると国道の工事中。
  途中、下まで乗っていく? と声をかけてもらったのですが、(近いので)大丈夫です。
  歩いているときに気がつきましたが、ぜんぜん近くなかった。


工事関係の車でしょ。
親切な人もいるんですね。
でも、もし駐車地まで遠いと知っていても、乗らなかったんじゃないんですか?

よい山旅を!
             洞吹(どうすい)

Re: 加越 動橋川源流散策

Posted: 2018年6月06日(水) 20:54
by oku
山日和さん こんばんは

>この登山口って、私がGWに登った新保の登山口ですよね。
>しかしここまで国道歩き1時間50分とは・・・ :o
国道416を石川県側から行くよりこっちのほうが楽じゃないかと思います。

>ここからはカタクリ小屋への登山道ですね。登山口の位置違ってる?
合っています。そこから登り始めました。

>その尾根って歩けるの?ってokuちゃんには愚問でしたね。 :lol:
持っていた地形図では、その尾根に道が書かれていたのです(-_-;

>やぶオフでも地形図持ってたけど、カシミールで必要なところだけコピーしないんですか?
地形図のほうが紙がしっかりしていますし。
ただ、一回しか使わないのでしたら、磁北線引いて、折り曲げて、、
A3プリンタで印刷のほうがいいですね。。。。」

>私が「ソーメンの器」と呼んでる透明のサンカヨウ。最近ご無沙汰ですわ。
やっぱりきれいですね。


>道ねえ。でもいいところであることは間違いなさそう。
尾根は獣道で下ってしまえばどこでも歩けます。

>ここは900mラインから上に崖記号が続いてますね。どんな感じなんでしょう。
動橋川の800mあたりから崖の横の尾根を登りつつ左手見た限りではただの崖でした。


>まだカタクリが咲いてましたか。あれからもう1ヵ月以上経ってるのに。
一面カタクリのところもありましたよ。

>私なら即決「すみませーん」ですわ。 :mrgreen:
余計なこと考えずに、でわでわ といくべきでした。 (^^;


oku

Re: 加越 動橋川源流散策

Posted: 2018年6月06日(水) 21:17
by oku
洞吹さん こんばんは


>ルートはわかりました。
>目的地もわかりました。
>ちょっと探求心をそそられます。
>それに、アプローチがR416の福井県側に駐車して、
>工事区間を歩いて抜けて石川県側から入山というのは、斬新な発想ですね。
>ワシには考えつきません。
>未供用で車は来ないとはいえ、2時間の国道歩きをよく実行する気になりましたね。
>国道、早く開通すればいいのにね。

>ガソリン代もじわじわと高くなってきていますしね。

車償却 ○百万円/○万km
燃費 15km/リットル
ガス 150円/リットル ということは30円/km×50km×往復+高速道路 = 近江牛○グラム?

>昔、山日和さんと越前甲に行ったとき、やはり何かの工事中だったか、
>だいぶ手前に駐車して、八反の滝の入口の看板を横目に奥へ歩いて行きました。
神社近くの広場に停めさせてもらいました。

>工事が始まる時間になって、作業中に歩いていると
>「ここは通行禁止だぞ!」って怒られるでしょうね。
歩行者がどのくらい禁止か分からないのですよ。
とはいえ、重機動かしているときは、禁止でなくても邪魔だし危ないしでダメですね。


>鈴ヶ岳は、そのあたりでは有名な山だから、山頂標識は必ずあるはずなのに。
>okuさんでも、そんな勘違いすることあるんですね。
失敗しました。いっそ再訪して、兜山とつなげたいです(^^;

>目的の緩斜面は、okuさん的にはどうでしたか。
>まあ、こんなものかってとこなのかな?
巨木はないですが、かなりいい感じでした。

>そこを抜けられても、
>もしその上で詰まると戻るのが厳しくなるという場面ですね。
>ここは自重して転進ですね。

>この「850mあたりの二俣」がどこなのか、地形図を見ての推測に確信が持てません。
>主稜線のカタクリ小屋から西北西に下る尾根がca950mあたりで等高線が詰まって、
>そこからほとんど尾根形は読めないけど南南西に向きを変えて
>850mまで下りたところなのかな。
分かりにくくてすみません。
はじめに登った尾根は、崖沿いを登っています。
等高線800mに乗ったところから北東に崖の脇を900mまで。
その後、動橋川まで降りきってしまって、沢を歩いて、正確には830,840mあたりの二俣で
南東に延びている尾根に乗りました。
尾根末端の出合いのところはそのまま歩けたのですが登ってすぐのところで、やめとこうとなりました。

>工事関係の車でしょ。
>親切な人もいるんですね。
>でも、もし駐車地まで遠いと知っていても、乗らなかったんじゃないんですか?
たまに声をかけてもらえることがあります。
こっちからお疲れ様です、とか声をかけると乗せてもらえる確率あがりますよ。
工事順調ですかぁとか雑談も聞けるのでそれなりに楽しいのですが。

oku

Re: 加越 動橋川源流散策

Posted: 2018年6月07日(木) 20:03
by 柳川洞吹
okuさん こんばんは

  車償却 ○百万円/○万km
  燃費 15km/リットル
  ガス 150円/リットル ということは
  30円/km×50km×往復+高速道路 = 近江牛○グラム?


出ましたね。
普通、ランニングコストとしてクルマの償却まで入れる人は少ないんじゃないですか。
そこまでやるなら、オイルやフィルタなどの消耗品交換コストも入れたくなります。
ちょっとぶっ飛んだ方程式に悩みながらも、
200万円で買ったクルマを10万km乗るつもりなんだという前提でいいですね?
あとは、近江牛係数がわからないので正解は出せないけど、
まあ満足できるステーキを食べられそうですね。 ;)

  はじめに登った尾根は、崖沿いを登っています。
  等高線800mに乗ったところから北東に崖の脇を900mまで。


ここのところは、レポートから読みとれました。

  その後、動橋川まで降りきってしまって、沢を歩いて、
  正確には830,840mあたりの二俣で南東に延びている尾根に乗りました。
  尾根末端の出合いのところはそのまま歩けたのですが登ってすぐのところで、
  やめとこうとなりました。


レポートでは、ここのところがどう進んだのか、よくわからなかったのですが、
これでわかりました。
ワシも最初は地形図を見て、okuさんは本流の谷を南東方向へ遡って、
二俣に着いたんじゃないかと思ったのですが、
レポートには「850mあたりの二俣」とあるけど、ここの二俣は820m~825mくらいなので、
やっぱりこの谷じゃないのかな……と。

じゃあokuさんが登ろうとした、850mの二俣からの尾根はどれだろう? ということで、
カタクリ小屋から下ってくる尾根の末端が、地形図に表れない小さなふくらみの尾根になっていて、
その850mあたりに小さな二俣があるということかな……と推理したのですが、
間違ってましたね。
正解がわかったので、スッキリしました。 :D

よい山旅を!
                 洞吹(どうすい)