【鈴鹿】久々の元越谷と癒しの仏谷のはずが・・
Posted: 2018年5月23日(水) 06:02
【日 付】2018年5月20日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】駐車場7:55---8:40元越大滝---11:00仏谷右岸台地11:35---12:00林道---13:40引き返し地点---17:20駐車地
【メンバー】わりばし、No2
No2が沢登りに興味を持ち一緒に登ることになった。私も帯状疱疹あけでパートナーがいるのはありがたい。そこで、久々の元越谷と噂の仏谷をからませて歩くことにした。
鈴鹿スカイラインには鈴なりの登山者の車が連なっている。誰もいない大河原橋を進むと路肩に車が駐車してあるので不思議に思うと、車止め広場手前の道が落ちていた。しかたがないので路肩に駐車する。
車止めのゲート脇をすりぬけ林道をしばらく歩くと猪足谷林道の分岐で、下山はこの橋を渡って帰ってくる。左の林道を進みヘアピンカーブの地点から入渓する。堰堤を一つ越えると、二基一連の堰堤が出てきて左岸から巻く。いやらしい巻きだが人がよく通っている道なので安心だ。ただ、最後の下降地点のロープが途中から土砂がくずれて宙ぶらりんになっているので、ここはロープを使わずにふみ跡どうりにトラバースした方が良いだろう。
左右の壁が門のようにせり出した最初の淵があらわれ左岸をへつる。へつりの最後にロープが以前は付けてあったのだが無くなっていた。ここでNo2は最初の洗礼でドボン・・寒そうだ。
すぐに元越谷大滝がばく轟音を立てて落ちている。昨日の雨で水量も多く見ごたえがある。前回来たときは、残置ロープで登ったが撤去されたようだ。左岸の岩場から巻きにかかる。最初は上りすぎてふみ跡をたどっていくと炭窯跡がありここからは植林の尾根が続いていた。大滝の上に炭窯とは、当時はどんな光景だったのだろうと思ってしまう。戻って赤テープの所から巻いた。
ここからが美しい小滝と釜のつまった廊下がはじまる。花崗岩の釜はエメラルドグリーンに輝き美しい。へつる場所もおおいがNo2のサワタビはしっかり岩肌をとらえるようで問題なくついてくる。時折、顔を出すヤマツツジがいいアクセントになっている。深い釜を持つ4m滝を右岸から越えるとひと段落する。
この日は、前日が雨だったこともあり枝谷から水がしっかり流れている。仏谷手前の谷に間違って入ったがここにも登れる滝があった。谷の方向が違うので引き返し、しばらく行くと見覚えのある末広がりの5m滝だった。
滑りのある5m滝を越えると小廊下となり3m滝を濡れながら直登する。ここからは平流となり二次林のよく茂った源流地帯になる。豊かな森で、生き物達がしっかり育っていける生態系があるようだ。
右岸台地がある所で休憩。台地には、茶わんや酒のガラス瓶などの生活痕が残されており昔の道跡もあった。昔、伊勢側から近江側の林業や鉱山に大勢の人夫が山越えした時代があった。そのころに仏谷や仏谷峠は使われていたようで、その名残のようだ。ここをすぎると湿地帯の中を蛇行しながら沢筋は上っていく。水が切れ尾根をゆるやかに上っていくと小岐須峠からの登山道に出た。
豊かな源流部といい人々の営みの痕跡といい、ある意味鈴鹿のいいところを凝縮したような場所で癒された。
登山道をそのまま進めば猪足谷林道に出る。途中で林道が見えたのでショートカットしたのがいけなかった。猪足谷林道と田村川林道の分岐の手前に降りてしまいそのまま田村川林道を下ってしまった。地図だけで林道の右岸左岸の確認はしていたのだが、これが偶然にも猪足谷林道と似ており2時間弱下ってから気づいた。コンパスで方向を確認しなかったのがまずかった。三体仏を見ながら合流点に戻るのに4時間以上のロスをしヘロヘロだった。No2もしんどかったことだろう、最初の沢登りで味噌をつけてしまった。
【山 域】鈴鹿
【コース】駐車場7:55---8:40元越大滝---11:00仏谷右岸台地11:35---12:00林道---13:40引き返し地点---17:20駐車地
【メンバー】わりばし、No2
No2が沢登りに興味を持ち一緒に登ることになった。私も帯状疱疹あけでパートナーがいるのはありがたい。そこで、久々の元越谷と噂の仏谷をからませて歩くことにした。
鈴鹿スカイラインには鈴なりの登山者の車が連なっている。誰もいない大河原橋を進むと路肩に車が駐車してあるので不思議に思うと、車止め広場手前の道が落ちていた。しかたがないので路肩に駐車する。
車止めのゲート脇をすりぬけ林道をしばらく歩くと猪足谷林道の分岐で、下山はこの橋を渡って帰ってくる。左の林道を進みヘアピンカーブの地点から入渓する。堰堤を一つ越えると、二基一連の堰堤が出てきて左岸から巻く。いやらしい巻きだが人がよく通っている道なので安心だ。ただ、最後の下降地点のロープが途中から土砂がくずれて宙ぶらりんになっているので、ここはロープを使わずにふみ跡どうりにトラバースした方が良いだろう。
左右の壁が門のようにせり出した最初の淵があらわれ左岸をへつる。へつりの最後にロープが以前は付けてあったのだが無くなっていた。ここでNo2は最初の洗礼でドボン・・寒そうだ。
すぐに元越谷大滝がばく轟音を立てて落ちている。昨日の雨で水量も多く見ごたえがある。前回来たときは、残置ロープで登ったが撤去されたようだ。左岸の岩場から巻きにかかる。最初は上りすぎてふみ跡をたどっていくと炭窯跡がありここからは植林の尾根が続いていた。大滝の上に炭窯とは、当時はどんな光景だったのだろうと思ってしまう。戻って赤テープの所から巻いた。
ここからが美しい小滝と釜のつまった廊下がはじまる。花崗岩の釜はエメラルドグリーンに輝き美しい。へつる場所もおおいがNo2のサワタビはしっかり岩肌をとらえるようで問題なくついてくる。時折、顔を出すヤマツツジがいいアクセントになっている。深い釜を持つ4m滝を右岸から越えるとひと段落する。
この日は、前日が雨だったこともあり枝谷から水がしっかり流れている。仏谷手前の谷に間違って入ったがここにも登れる滝があった。谷の方向が違うので引き返し、しばらく行くと見覚えのある末広がりの5m滝だった。
滑りのある5m滝を越えると小廊下となり3m滝を濡れながら直登する。ここからは平流となり二次林のよく茂った源流地帯になる。豊かな森で、生き物達がしっかり育っていける生態系があるようだ。
右岸台地がある所で休憩。台地には、茶わんや酒のガラス瓶などの生活痕が残されており昔の道跡もあった。昔、伊勢側から近江側の林業や鉱山に大勢の人夫が山越えした時代があった。そのころに仏谷や仏谷峠は使われていたようで、その名残のようだ。ここをすぎると湿地帯の中を蛇行しながら沢筋は上っていく。水が切れ尾根をゆるやかに上っていくと小岐須峠からの登山道に出た。
豊かな源流部といい人々の営みの痕跡といい、ある意味鈴鹿のいいところを凝縮したような場所で癒された。
登山道をそのまま進めば猪足谷林道に出る。途中で林道が見えたのでショートカットしたのがいけなかった。猪足谷林道と田村川林道の分岐の手前に降りてしまいそのまま田村川林道を下ってしまった。地図だけで林道の右岸左岸の確認はしていたのだが、これが偶然にも猪足谷林道と似ており2時間弱下ってから気づいた。コンパスで方向を確認しなかったのがまずかった。三体仏を見ながら合流点に戻るのに4時間以上のロスをしヘロヘロだった。No2もしんどかったことだろう、最初の沢登りで味噌をつけてしまった。