【台高】咲き具合はどうかな?シャッポ尾根
Posted: 2018年5月03日(木) 13:05
異常な高温続きで全ての花が10日以上も早く咲いている。
シャッポ山のアケボノツツジも例年ならGW過ぎだけれど、
今年はその時期では花は終わっているだろうと出かけた。
【 日 付 】 平成30年4月30日(振替休日)
【 山 域 】 シャッポ尾根
【 天 候 】 薄曇り
【 ルート】 千石林道ゲート7:40---11:15図根点---11:30定点撮影ポイント11:50---
12:05(昼食)13:40---15:10千石東峰東---16:30喜平小屋谷出合---18:15駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー
今日の山行は帰りに千石林道を歩く。
喜平小屋大滝の氷筍を見に行こうとした時は井戸谷を越えられなかった。
まだ橋が架かっていなかったら懸垂下降のつもりでロープをザックに入れた。
千石谷出合を渡り、尾根を登るとさっそくシャクナゲが出迎えてくれた。
まだ落花は見られない。「上ではつぼみかな?」
急登に汗が出るが、花があるたびにカメラを出すので体温調節になる。
立木の陰にいたカモシカが威嚇の声をあげながら近づいてきた。
長い時間見つめあった後、ギャ ギャ ギャと鳴きながら走り去った。
シャクナゲ・山桜・アケボノツツジの揃い踏みも最高のタイミング。
目で見るようなあでやかさをカメラに切り取れないのがもどかしい。
山頂直下のキレットから今回は白玉を確認するために左のコースを行く。
ここのトラバースは足元がぐずぐずの柔らかい土なので滑っていきそうで怖い。
白玉はちょうど満開直前のしゃきっとした花姿でした。
図根点を過ぎ、定点撮影ポイントに着いた。ジャスト満開でした。
枝が見えないほどの花付きではなかったけれど、まずまず満足できます。
ここでも絵に切り取るのが難しい。
西隣の尾根の花は最上部のみで、いつものようには咲いていなかった。
尾根のてっぺんにモスキートネットを張ってランチです。
いつもの美味しいナズナさんの手料理に舌鼓を打ち、まったりする。
ランチ後も千石東峰直下まで満開のアケボノツツジが続く。
今年もタイミングよく最高の状態の時に来られて満足です。
さあ、下山。
ナズナさんの指し示す方向にグーには尾根が見えない。
どうしても左の尾根が気になってしまう。
「グーさんが気になるなら行きましょうか」
尾根に乗ると今まで歩いたことのない尾根だと分かった。
尾根芯が険しくなった所から右の尾根に行きかけたが雨烈が厳しい。
再びトラバースをして左の尾根に戻ると古い番線が続いていた。
東の尾根より歩きやすい。定点撮影ポイントが見え展望もいい。
「下にバイケイソウが見えますから谷が近い。渡りましょう」
とナズナさんが言うとすぐにマーキングが現れた。
緩やかにあっさりと・1096いつもの尾根に乗り換えることが出来た。
「今回のルートは歩きやすいし使えますね」
またまた現れたシャクナゲの群落にカメラを向けながら下る。
千石林道を下り1回目の井戸谷を越えたヘアピンの先にキャタピラの跡。
「橋が渡ったのですね。これで懸垂下降は無くなった」
大きな落石は全て除去された林道を足元を気にせずに帰りました。
グー(伊勢山上住人)