【湖北】 横山岳に届かず・・・

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落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
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【湖北】 横山岳に届かず・・・

投稿記事 by 落第忍者 »

今日の教訓:除雪されていない林道へFF車で突っ込むべからず!!!

【日付】   2017年12月23日(土)
【山域】   湖北・横山岳界隈
【メンバー】 単独
【天候】   まずまずの晴れで暖かい
【ルート】  国道303号線路側駐車地(P265) 8:00 - P483西で尾根取り付き 9:00 - Ca900(登頂断念)11:35 - 三角点P865.1(阿蘇岳 点名:阿曾谷) 11:45 - P722 12:15 - 駐車地 13:25

少し風邪の症状が出ているので、軽い雪遊びのつもりで選んだ墓谷山。
未踏の山の場合、何処に駐車すればいいのか判らないことが多いが、この山には登山者用の無料駐車場があるらしい。
国道303号線は何度も走ってはいるものの、場所を特定したことはない。
木之本町杉野の農協の前という情報を見つけていたので探してみると、隣に看板の建っている駐車場があったけど除雪されている訳はなく。
入り口付近の雪を除けて停めてしまえば占有することになってしまうし、かと言って奥まで入ろうとすると大変だし。
組合員なので農協の駐車場に停めさせてもらうことも考えたけど、無断ではやはり憚られるしなあ。
国道と林道を隔てる三角地帯も広くて停められそうなんだけど、道路に堂々と置けるほど度胸はないし。

登りたかった墓谷山
登りたかった墓谷山

そう言えば横山岳の駐車場も知らないので偵察してみようかと、網谷林道に入ると民家が切れる地点で除雪は終了。
轍に釣られて進んでみたものの、300メートルも進んだ所でいとも簡単にスタック。
初めての経験なんだけど、皆さんが亀の子状態と言われる意味が判ったような。
こんな時は一人だと本当に困ってしまう。
長靴とスコップを積んでいたのはラッキーだったけど。
底の雪を除けてアクセルを踏むと何とかバック可能になったのでホッ。
でも未だ延々とバックしなければならない。
そんな時にタイミングの悪いことに、地元の方がジムニー系の車で入ってこられたみたいで。
取り敢えず迷惑を掛けているので車から降りて謝罪する。『こんな車で入ってしまって済みません。』
『この車でも先週から奥までは行けないので』と、路肩に無理矢理に寄せてくれて。
『そのままバックで抜けて下さい。』

そんなこんなで徒に時間だけが過ぎてしまった。
でも、こんなところまで来てそのまま帰る訳にもいかないし。
遅い時間から安心して歩けるところと言えば、3月に初めて歩いた東尾根かなあ。
P265の路側駐車地には先行車が2台。
結構広いのであと数台は置けそう。
後で判ったことだが、前回国道からすぐに取り付いた尾根は金居原コースと言うらしい。
本当の東尾根コースは林道をかなり進んだ処から取り付く破線道みたいなので、今回はそちらを登りに使ってみよう。
何処まで行ったのか判らないが林道にはスノーモービルの轍があって、その上を一つの足跡が続いている。
こちらは最初からスノーシューで行こう。
ほぼ沈まないで歩けるが、スノーシューでも潜る所ではツボ足も大きくハマっていて。

スノーモービルの轍
スノーモービルの轍

本来の登山道はもう少し先で、いきなりの急登から始まるみたいなので、林道と尾根芯の高低差が10メートルくらいの処から取り付くことに。
それが丁度P483の西にあたるようだ。
踏み固められた林道で楽してきたのに、尾根の雪は暖かさのせいで春の雪のよう。
そんなに重さは感じないものの、一歩ごとに足が取られるので厄介だ。
薄い手袋1枚で全く冷たくないのは助かるけど、この調子では先が思いやられる。
遅々として進まない状況の中で、片方のストックのスノーバスケットが壊れてしまい、これは撤退の理由になるなあと。
900メートル地点で東尾根コースと金居原コースが交わるので、山頂は諦めて周回にしてしまおう。
特筆するほど太いブナはないみたいだけど、素直に伸びたブナ林は美しい。

綺麗なブナ林
綺麗なブナ林

前回はピストンで歩いている金居原コースなのに、P722からの降りでいきなり外してしまう。
登り返して事なきを得たが、尾根の降りはもっと注意を払わなければ。
最後も尾根芯を辿れば簡単なのに、外して微妙なトラバースを強いられるし。
駐車地には未だ先着の2台が停まっていたが、何処で遊んでいるのだろうか。
何だか取り留めのない山行になってしまったけど、体調の優れない中で当初予定の墓谷山よりも高い所まで登れたし、5時間以上スノーシューを履けたのだから満足せねばなるまい。

外しまくりのトラックログ
外しまくりのトラックログ

https://photos.app.goo.gl/FsKOd9bDxQZCMKw22
落第忍者
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】 横山岳に届かず・・・

投稿記事 by 山日和 »

落忍さん、こんにちは。
新装開店板での初投稿です。 :D

今日の教訓:除雪されていない林道へFF車で突っ込むべからず!!!


そりゃそうでしょう~ :lol:

少し風邪の症状が出ているので、軽い雪遊びのつもりで選んだ墓谷山。


私はこの日、裏側の菅並から墓谷山を眺めてました。こっちから見るとなかなか見栄えのいい山です。

木之本町杉野の農協の前という情報を見つけていたので探してみると、隣に看板の建っている駐車場があったけど除雪されている訳はなく。


雪の時は駐車地が課題になりますね。私が初めて横山に登った時は農協に堂々と止めました。 :mrgreen:

轍に釣られて進んでみたものの、300メートルも進んだ所でいとも簡単にスタック。
初めての経験なんだけど、皆さんが亀の子状態と言われる意味が判ったような。


いい経験しましたね。4WDでもダメな時はダメ。結局手前から歩いた方が早かったということになりかねませんね。

後で判ったことだが、前回国道からすぐに取り付いた尾根は金居原コースと言うらしい。
本当の東尾根コースは林道をかなり進んだ処から取り付く破線道みたいなので、今回はそちらを登りに使ってみよう。


私も実は金居原コースを考えてたのでした。
東尾根へは橋の手前から階段を上がれば林道をショートカットできますよ。

踏み固められた林道で楽してきたのに、尾根の雪は暖かさのせいで春の雪のよう。
そんなに重さは感じないものの、一歩ごとに足が取られるので厄介だ。


七々頭ヶ岳では最初はモナカで、登りにつれ普通に沈み込む湿雪になりました。アイスモナカは好物だけど、モナカ雪は嫌ですね。

900メートル地点で東尾根コースと金居原コースが交わるので、山頂は諦めて周回にしてしまおう。
特筆するほど太いブナはないみたいだけど、素直に伸びたブナ林は美しい。


ノートレースでしんどいラッセルがあれば無理することもないですね。雪が締まった時に来ればいいんだし。(その見極めが難しいんだげど)

                                  山日和
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
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Re: 【湖北】 横山岳に届かず・・・

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、こんにちは。

かなり様変わりしましたので、皆さんも様子見と言ったところでしょうか。
習うより慣れよで、どんどん投稿することが早道かもしれません。

私は雪道走行もまだまだ素人の域を出ませんので、本当に貴重な経験になったと思います。
何とか脱出しなければと、焦りながらも無い知恵を絞り出して、動いてくれた時には涙が溢れる程に嬉しかったです。

夏道さえも歩いたことのない墓谷山でしたが、歩きやすそうな尾根を選べば何とかなるだろうと考えていました。
それが最初の駐車場から躓いてしまって。
地元の人たちに迷惑を掛けるような停め方は非難の的になりかねませんし。
農協さんも土日は休みですから許してくれるかもしれませんが、キャッシュコーナーだけは開いていますからね。

林道を歩き始めて間もなく金糞岳が見えてきて、いつになったら行けるだろうと思いながら歩いていました。
暫くで里の方に降りていく感じの分岐がありましたが、橋の手前の階段から登るとその林道に出るのでしょうか。
墓谷山と意識して見たのは初めてですが、林道や東尾根コースからも綺麗な三角錐が誘い掛けているようでした。
先ずはやっぱり夏道から歩いてみようと思います。

何処へ行くにしても出来るだけ国道沿いとかに停めるようにしているのですが、悪魔の誘いを振り切れませんでした。
歩きに行っているのですから多少のプラスは厭わないようにしないといけませんね。

金居原コースには『金居原夜叉ヶ池』というポイントがあるそうですね。
前回のピストンと併せて3回とも雪で隠れて見ていませんので、こちらも夏道で見てみたいものです。
雪があると壁のように見える斜面も、もう少し優しいかもしれませんし。

あの暖かさでは雪が腐っていても仕方がありませんね。
硬いアイスモナカは歯に厳しいので、程よい柔らかさがいいですけど。
数日前のワカンと思われる跡は随所にありましたが、リセットされていてノートレースと言っても差し支えないような感じでした。
430メートルの標高差を2時間半以上かかりましたので、気持ちが折れてしまいました。
体力も技術もない者が独りで歩くには厳しい日だったと思います。

小谷城スマートインターチェンジを初めて利用しましたが、24時間営業で便利ですので何回か行くことになるのでしょうね。
落第忍者
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