【鈴鹿】奥の畑から雨乞へ ~癒しの谷から笹の稜線へ~
Posted: 2017年11月04日(土) 01:08
【鈴鹿】奥の畑から雨乞へ
~ 癒しの谷から笹の稜線へ ~ 【年月日】 2017/11/01
【鈴鹿】 奥の畑峠~南雨乞~西尾根~ナラ並木
【天候】 快晴
【コースタイム】
鳴野橋P7:36~奥の畑9:05~峠13:08~南雨乞13:28/14:25~雨乞~西雨乞~
西尾根~楢並木16:10~P17:40
橋のたもとにはすでに3台の車、しかも三重、福井など他府県ナンバーだ。
三重の単独男性は雨乞からタイジョウを回ってくるとのこと、しばし山談義する。
長期の天候不順からだろうか、好天2日目ながら沢の水量は多い。
奥の畑は今春以来、新緑と山桜の残像に赤や黄の色付きを重ねて期待をふくらませる。
予想してはいたが、今年の紅葉は少しくすんでいるようだ。
それでも久々の山そして青空がこの上もなく気持ちいい。
茶色く枯れて散り敷いた落ち葉を踏みしめながらさくさく歩く。 スマホのジオグラフィカで現在地を確認するが、どうもおかしい。
左股に入ってることを示しているがそんなはずはない。
と思いながらも右側の小尾根を越えようとしたが、登りも下りもこれが以外と悪い。
降り立った沢はやはり、右股、つまり先ほどの位置が本流でGPSは数10m西側へ振れていたようだ。
確認のため沢を下り、二股を見届けて登り返した。
この間のGPS制度は星4つ、その先の正確だと思えるトラックは星5つ
4つでは当てにならないと言うことか。
奥の畑も今ではルートにそれなりの目印がつけられているが、赤ペンキは・・・ 豊富な水量の優しい流れとなだらかな疎林の河岸段丘は改めて絶品だと思う。
しかも、笹の稜線は指呼の間だ。
奥の畑峠への右股のせせらぎで、レトルトの豚の角煮を温め、一気に稜線へと登り切る。
笹の絨毯を踏みしめ、一登りで南雨乞、照りつける陽射しは思いの外暑く、太陽を背に ランチとした。
「お~いお~い」との黄色い声は雨乞本峰で手を振っている人からだった。
本峰手前は背丈を超えるくらいの笹が密生し、とても懐かしい思いに浸った。 ちょっとゆっくりし過ぎたので、最短ルートで西峰から西尾根、右へと支尾根を下って 登山道へとの目論見だ。
支尾根の末端に不思議な構造物を見つけた。
ここからちょっとした崖を降りて、フジキリ谷の流れを渡ったら見覚えのあるナラの並木道へ出た。 ここからは日没との競争となった。
桜地蔵さんに山行の無事ともろもろのお願いお参りをして、暗くなったが林道なのでそのまま早足で歩いていたら、
オフロードバイクが登ってきた。
つい「お~今から登るんかいな~」と声をかけたら「その先でUターンして戻ります」 とのことだった。
そらそやろ、まさかバイクでイブネまで登ってテン泊するでもないだ ろう・・・
「秋の日は瓶落とし」林道の後半はヘッデンなしでは歩けなかった。
ささやかながら、深い笹藪と闇下 懐かしさも感じる秋の散歩だった。
では また どこか 蒼穹の稜線で
SHIGEKI
~ 癒しの谷から笹の稜線へ ~ 【年月日】 2017/11/01
【鈴鹿】 奥の畑峠~南雨乞~西尾根~ナラ並木
【天候】 快晴
【コースタイム】
鳴野橋P7:36~奥の畑9:05~峠13:08~南雨乞13:28/14:25~雨乞~西雨乞~
西尾根~楢並木16:10~P17:40
橋のたもとにはすでに3台の車、しかも三重、福井など他府県ナンバーだ。
三重の単独男性は雨乞からタイジョウを回ってくるとのこと、しばし山談義する。
長期の天候不順からだろうか、好天2日目ながら沢の水量は多い。
奥の畑は今春以来、新緑と山桜の残像に赤や黄の色付きを重ねて期待をふくらませる。
予想してはいたが、今年の紅葉は少しくすんでいるようだ。
それでも久々の山そして青空がこの上もなく気持ちいい。
茶色く枯れて散り敷いた落ち葉を踏みしめながらさくさく歩く。 スマホのジオグラフィカで現在地を確認するが、どうもおかしい。
左股に入ってることを示しているがそんなはずはない。
と思いながらも右側の小尾根を越えようとしたが、登りも下りもこれが以外と悪い。
降り立った沢はやはり、右股、つまり先ほどの位置が本流でGPSは数10m西側へ振れていたようだ。
確認のため沢を下り、二股を見届けて登り返した。
この間のGPS制度は星4つ、その先の正確だと思えるトラックは星5つ
4つでは当てにならないと言うことか。
奥の畑も今ではルートにそれなりの目印がつけられているが、赤ペンキは・・・ 豊富な水量の優しい流れとなだらかな疎林の河岸段丘は改めて絶品だと思う。
しかも、笹の稜線は指呼の間だ。
奥の畑峠への右股のせせらぎで、レトルトの豚の角煮を温め、一気に稜線へと登り切る。
笹の絨毯を踏みしめ、一登りで南雨乞、照りつける陽射しは思いの外暑く、太陽を背に ランチとした。
「お~いお~い」との黄色い声は雨乞本峰で手を振っている人からだった。
本峰手前は背丈を超えるくらいの笹が密生し、とても懐かしい思いに浸った。 ちょっとゆっくりし過ぎたので、最短ルートで西峰から西尾根、右へと支尾根を下って 登山道へとの目論見だ。
支尾根の末端に不思議な構造物を見つけた。
ここからちょっとした崖を降りて、フジキリ谷の流れを渡ったら見覚えのあるナラの並木道へ出た。 ここからは日没との競争となった。
桜地蔵さんに山行の無事ともろもろのお願いお参りをして、暗くなったが林道なのでそのまま早足で歩いていたら、
オフロードバイクが登ってきた。
つい「お~今から登るんかいな~」と声をかけたら「その先でUターンして戻ります」 とのことだった。
そらそやろ、まさかバイクでイブネまで登ってテン泊するでもないだ ろう・・・
「秋の日は瓶落とし」林道の後半はヘッデンなしでは歩けなかった。
ささやかながら、深い笹藪と闇下 懐かしさも感じる秋の散歩だった。
では また どこか 蒼穹の稜線で
SHIGEKI