【奥美濃】蕎麦粒山シリーズの最後を飾るコビクラ谷へ

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【奥美濃】蕎麦粒山シリーズの最後を飾るコビクラ谷へ

投稿記事by 兔夢 » 2017年10月15日(日) 18:49

2017年10月9日(月)曇り 
奥美濃 揖斐・コビクラ(小飛倉)谷~蕎麦粒山
masaさん Taichiさん そばつる 兎夢
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ホハレ峠駐車地7:00ーコビクラ谷出合7:45~8:00ー
コビクラ大滝8:40ー710m二俣9:35ー
蕎麦粒山山頂12:30~13:15ー1000mジャンクション14:30ー
旧ホハレ峠15:20ー駐車地15:50

蕎麦粒山シリーズの一応の締めとしてコビクラ谷へ行ってきた。
締めに相応しい楽しい山行となった。

当初は7日にmasaさんと二人で行く予定だったが
急遽9日が休みになり天候の良い方へ予定を変更。
そばつるに声をかけるとTaichiさんも参加する事になり
4人の賑やかなパーティとなった。

実はがおろさんが先月ここを訪れてブログに載せている。
その他にはOSKのM.Sさんが数年前に登って報告を書いている。
しかし、それらの記録には今回目を通さない事にした。
まっさらのままで(ちょっと濁ってるけど)向かう。

ホハレ峠までの道は上部の無舗装部分が掘れて益々悪くなっている。
それでもなんとか峠の広場まで辿り着き出発。
到着寸前に小熊を見かけたが多勢なので問題無し、と思いたい。

門入へ向かう道は下部でぬかるんでいた。
更に黒谷の水量が多く渡渉も靴を濡らした。

出合に着いて沢装束を整えて出発。
取付きは黒谷沿いの他の沢と同じく穏やかな雰囲気。
しかし、少し入ると岩床のいい渓相となる。
「いい雰囲気やな」と言うと大滝まで行った事のあるmasaさんが
「すぐにがっかりしますよ」と言う。
何だろう、と思っていると堰堤が現われた。
しかも二段構え。
確かにがっかり。

堰堤は右から簡単に巻けた。
降り口にはチェーンが結ばれていて人の出入りがある事を伺わせる。

堰堤の奥にすぐ大滝が見えた。
アンバランスな情景だが滝そのものは整った垂瀑で美しい。
大滝に辿り着く前にちょっと深い渕があった。
流木を使って越えた我々に対して
Taichiさんは微妙なへつりで越えてきた。
流石、クライマー!

大滝をどうやって巻くか検討。
左岸のルンゼが何となく巻きやすそうに見えたので取り付く。
しかし、かなりの高さまで追い上げられた。
しかも泥急斜面でヒヤヒヤ。
何とか上流側へトラバースして乗り切ったが
みんな青息吐息だった。

下りたのは落口のやや上流。
後で記録を見ると右岸を巻いた方が良かったのかもしれない。
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続くゴルジュは難しいところも無く越える。
するとパッと谷が開け、沢グルミや桂の樹林が見えた。
この展開に一様に感嘆の声があがる。
ここからしばらくは癒しの沢が続く。
栃の巨木も目を引いた。
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710m二俣は真っすぐ進むと枝沢に入ってしまい、
本筋は左に屈曲している。
この辺りから沢はアクティブな姿へと変わる。

細い沢筋の中に次々に現われる滝。
直登が楽しめるものもあるが難しいものも多い。
しかし巻きは素直だ。
洞の奥にかかった滝は裏見が出来そうだがこの季節では寒い。
末広がりの斜瀑は奥行感があり迫力がある。
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コビクラ大滝のミニチュアのような8m滝。
コブコブして直登が楽しい滝。
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滝が詰まって出てくるので等高線よりも高度を上げている感じだ。

標高990mで左右とも滝がかかる二俣に出た。
右の滝は8m斜瀑で水量が多く登ってみたくなる。
迷った挙げ句、そちらに取り付いた。
気持ちよく登る事ができその上の4m滑滝も快適だった。
気を良くしているとどうも沢の様子がおかしい。
方向と高さが予想と違う。
ここでもう一度、検討し直した結果、
水量の少ない方が本筋だろうということになり戻った。
他のメンバーには申し訳ない事をした。
急峻な沢では必ずしも水量が多い方が本筋ではないようだ。
良い勉強になった。

急激に水量を減らした沢は徐々に斜度を増していく。
振り返ればかなりの高度感だ。
しかし、登るのはそれほど難しくはない。
適度な木立や根っこがありホールドには困らない。
余分な薮が無いだけかえって登りやすいくらいだ。
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トップの僕とmasaさんが「暑い!」といいながらも
快調に沢筋を登る後ろでそばつる、Taichiさんは尾根筋にあがったようだ。
その為か若干距離があいた。
そばつるはすぐに追いついてみんなでTaichiさんを待つ。
その間に登攀用具のカムが話題になった。
「僕はクライマーじゃないから持ってません」ときっぱりとしたmasaさん。
その言葉に彼の山に対するあり方が現われていて好感が持てた。

Taichiさんが追いついていよいよ残り数十メートルに臨む。
そこにはシャクナゲのジャングルジム。
意を決して飛び込む。

意外とジャングルジムは短かった。
気力十分のうちに抜けて旧登山道に。
そこからわずかで切り開かれた三角点。
今シーズン3度目の登頂。
灌木が紅葉して秋の彩りを濃くしていた。
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下山のルートはもう慣れたもの。
1000mジャンクションからも地図無しで迷わず進む。
前回、痛い目にあった林道跡のトゲトゲ地獄は何故か大人しかった。
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今回、メンバーに恵まれ大満足のうちに
蕎麦粒山シリーズを締める事が出来た。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

蕎麦粒山の沢登りの記録
①ミヤマ谷左俣
②ミヤマ谷右俣
③カゴカケ谷
④カリヤス谷
⑤チョウシ谷
⑥ハヤ谷
⑦アラ谷
⑧コビクラ谷

ーおまけー
今回の落とし物:Silva コンパス 購入後一年半 
        ※手放せないアイテムになっていたのに…
        恐らく、シャクナゲジャングルジムで
          落としたものと思われる(T T)
兔夢
 
記事: 505
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【奥美濃】蕎麦粒山シリーズの最後を飾るコビクラ谷へ

投稿記事by 山日和 » 2017年10月18日(水) 17:31

兔夢さん、こんばんは。

蕎麦粒山シリーズの一応の締めとしてコビクラ谷へ行ってきた。
締めに相応しい楽しい山行となった。


蕎麦粒山をめぐる沢でシリーズを組むってのが素晴らしいですね~

しかし、それらの記録には今回目を通さない事にした。
まっさらのままで(ちょっと濁ってるけど)向かう。


トポと首っ引きの沢登りは写真や記述と現地の照合だけで、発見の感動や驚きがない。
その分不安も減殺されるわけですが、どちらが本来の沢登りかと言えば、言わずもがなですね。

下りたのは落口のやや上流。
後で記録を見ると右岸を巻いた方が良かったのかもしれない。


まあ、これは結果論。この方が楽しめたのかもよ。 :mrgreen:

するとパッと谷が開け、沢グルミや桂の樹林が見えた。
この展開に一様に感嘆の声があがる。
ここからしばらくは癒しの沢が続く。
栃の巨木も目を引いた。


なんか良さげじゃないですか~ :D

細い沢筋の中に次々に現われる滝。
直登が楽しめるものもあるが難しいものも多い。
しかし巻きは素直だ。


私はこういうのがいいなあ。

その間に登攀用具のカムが話題になった。
「僕はクライマーじゃないから持ってません」ときっぱりとしたmasaさん。
その言葉に彼の山に対するあり方が現われていて好感が持てた。


これもひとつの見識ですね。そこまで直登にこだわらないということでしょうか。
滝を直登するのも沢なら巻くのも沢。それよりも稜線や山頂へ抜けることが第一義ということなんでしょうね。
私もそうですからわかる気がします。

意外とジャングルジムは短かった。
気力十分のうちに抜けて旧登山道に。


シャクナゲジャングルは気力を削いでいきますからね。

蕎麦粒山の沢登りの記録
①ミヤマ谷左俣
②ミヤマ谷右俣
③カゴカケ谷
④カリヤス谷
⑤チョウシ谷
⑥ハヤ谷
⑦アラ谷
⑧コビクラ谷


いやー、素晴らしいとしか言いようがないです。 :lol:

ーおまけー
今回の落とし物:Silva コンパス 購入後一年半 


私も越前側の中ノ水源頭部から美濃側の中ノ水支流のムクロ谷へ乗っ越すあたりで落としました。
拾ったら差し上げますよ。16年前の話だけど。 :mrgreen:

                     山日和
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Re: 【奥美濃】蕎麦粒山シリーズの最後を飾るコビクラ谷へ

投稿記事by 兔夢 » 2017年10月20日(金) 22:47

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山日和さん,今晩は。
オフ会、残念ですね。

蕎麦粒山をめぐる沢でシリーズを組むってのが素晴らしいですね~


途中で気がついて「シリーズ」って事にしたんですけどね(^^;
ミヤマ谷なんて思いっきり後づけだし。

トポと首っ引きの沢登りは写真や記述と現地の照合だけで、発見の感動や驚きがない。
その分不安も減殺されるわけですが、どちらが本来の沢登りかと言えば、言わずもがなですね。


沢登りに限らず、山に行くのは「冒険」でありたいです。
山の情報があふれてる現代(その一部を僕も担ってしまっているのですが)情報収集にどのあたりで折り合いを付けて臨むかが問題ですね。安全も考えなければいけないから。
奥美濃の沢では、登れる程度の情報があればいいかな、と僕は思ってます。人が登れたものなら登れるだろう、という思いからです。時折、それもない沢も登ってますが。

まあ、これは結果論。この方が楽しめたのかもよ。


スリリングだった、っていうところでは楽しめたのかもです。
でも、がおろさんは落口を見てるので見てみたかったような気も…

なんか良さげじゃないですか~


よいですよ!

私はこういうのがいいなあ。


巻きが素直、というところですか?

これもひとつの見識ですね。そこまで直登にこだわらないということでしょうか。
滝を直登するのも沢なら巻くのも沢。それよりも稜線や山頂へ抜けることが第一義ということなんでしょうね。
私もそうですからわかる気がします。


この話は、そばつるが御在所の前尾根をリードした時にカムを持っていて助かったところから発しているんですが、masaさんはそういうのには惹かれない、って事ですかね。それよりも「山」を登っていたいみたいな。
僕も、ある人の影響で沢は山に登るルートとしてとらえてます(^^v
なので、沢で遊んで山頂も踏まずに帰るのはすごく中途半端に感じてしまいます。

シャクナゲジャングルは気力を削いでいきますからね。


削ぎますねえ。削がれるのを覚悟してたのに削がれなくて良かったです。

いやー、素晴らしいとしか言いようがないです。


本当にそう思ってますかあ?
でも、これがコンプリートとは思ってないです。
後、枝を三本登りたい。

私も越前側の中ノ水源頭部から美濃側の中ノ水支流のムクロ谷へ乗っ越すあたりで落としました。
拾ったら差し上げますよ。16年前の話だけど。


ムクロ谷では僕もGPSを骸にしかけました。
あの辺り、何かあるのかも!なんてね。
そのうち、拾いに行ってこようかな。

        兎夢

兔夢
 
記事: 505
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12


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