【越後】越後駒ヶ岳

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
アバター
クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

【越後】越後駒ヶ岳

投稿記事 by クロオ »

【日付】2017年8月13日(日)
【山域】越後
【メンバー】単独
【天候】曇り
【ルート】枝折峠駐車場8:20---8:45明神峠---道行山---10:05小倉山---10:40百草ノ池---11:45駒ノ小屋12:05---12:20駒ヶ岳山頂12:35---12:45駒ノ小屋---百草ノ池---13:35小倉山---道行山---14:50神峠---15:10枝折峠駐車場

 私はカーメーカーのカレンダーで仕事しているので、お盆、正月、ゴールデンウィークは、原則、土曜日から次の週の日曜日までの9連休です。その代り、祝祭日は全部出勤日なのですが…。

 お盆休みは、梅雨も明け、天候も比較的安定し、日ごろなかなか行けない遠くの無雪期の山に登る唯一のチャンスです。ゴールデンウィークの時期だとちょっと高い山はまだ積雪しています。

 今年も思い切りいくつか遠くの山に登ろうと思っていたら、天気予報がなかなか良くならない。気象庁やその他の天気予報をさんざん見たあげく、新潟方面はお盆前半はなんとか晴れマークが付いていた。ダメもとで、越後駒ヶ岳、平ヶ岳に向かうことにした。迷った挙句、天気予報が怪しいので距離の短い越後駒ヶ岳に登ることにした。

 前日、道の駅ゆのたにで車中泊。翌朝、5時ごろ、奥只見シルバーラインを通り銀山平へ移動する。40分ほどで着いたが天気はガスガスでパットしない。登る気がおきないのでまずは銀山温泉へ向かう。
奥只見シルバーライン
奥只見シルバーライン

 ひなびた温泉かと思いきや、山の中に広い平らな場所があり、立派な建物が20棟くらい並ぶ感じのよい場所でした。
銀山平、銀山温泉
銀山平、銀山温泉

 ガスは晴れないけど少し明るくなってきたので樹海ラインを少し戻り、枝折峠の登山口駐車場に移動する。駐車場は2台ほど空いているだけでほぼ満車。多くの方はすでに出掛けられたようで、2、3人の方が準備されていた。空は青空も見え日差しも出て来た。
樹海ライン
樹海ライン

 登る準備をし、登山届を書いて、出発したら、一旦、晴れ間も見えたのだけど、また曇って来た。歩くのにはかんかん照りよりも涼しくていいと思いながら進む。

 しばらくで、だんだん、曇るどころか細かい雨が感じられてきた。今更、カッパを着るまでもない。そのまま歩くと、先に出発した人が休憩しながらカッパを着ていた。私はそのまま進む。暑いのでカッパなんて着ていられない。
明神峠
明神峠

 明神峠を越えて、しばらくすると後ろから気配がする。振り返ると、単独の山ガさん。トレラン姿。先に行ってもらおうと道を譲る。話しかけるのはなんなので、挨拶だけはしたら、向こうから気さくに話しかけてきた。こんな天気にどうしましょう、とか。

 そこから、しばらく話をしながら進む。多分、私に合わせてペースダウンしていたと思う。申し訳ないので、途中にあったベンチで私は少し休憩し、先に行っていただく。

 百草ノ池を越えるとすでに下山してくる方がいた。山頂は晴れていますよ、と言ってくださった。前駒を過ぎると山頂部分が見えて来た。晴れているとまでは言えないが、ガスはかなり晴れ、近場だけ展望が見える。小屋も見える。

 小屋に着くと、数名の方が休憩、食事をされていた。そのなかに先ほどの女性もいた。すでに山頂へ行って降りてきたとことのこと。やはり早い。私もそこで20分ほど休憩させていただく。
駒ノ小屋
駒ノ小屋

 休憩の後、山頂に向かうが見た目よりはすぐだった。15分ほどで着く。遠望は無いが、そこそこ周りは見える。晴れていれば、尾瀬の山々も見えるそうだ。でも、ガスガスでなくてよかった。
越後駒ヶ岳山頂
越後駒ヶ岳山頂
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
IMG_5807.jpg

 下山は来た道を、そのまま下降した。ガスガスで何も見えないということは無かったので、少しは納得の登山でした。


                                                      クロオ
最後に編集したユーザー クロオ [ 2017年9月02日(土) 09:49 ], 累計 1 回
ちーたろー
記事: 245
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:17

Re: 【越後】越後駒ヶ岳

投稿記事 by ちーたろー »

クロオさん、こんにちは。
お盆は天気予報を見て
同じような考えで長野方面へ行きました。
8/13-14に高妻山と金山です。
平ヶ岳と駒ヶ岳、
ガスも晴れて
お花もたくさんでよかったですね~(^-^)
クロオさんはさすがに速いですが、
私にはきつそうです(>_<)
アバター
クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

Re: 【越後】越後駒ヶ岳

投稿記事 by クロオ »

ちーたろーさん、こんにちは。


お盆は天気予報を見て
同じような考えで長野方面へ行きました。


今年は、晴れてもカラッとしない変な天気ばかり続きますね。
雨も降ると短時間でもゲリラ的に降ったりです。


8/13-14に高妻山と金山です。


高妻山には5月と9月末と、2回登ったことがあります。
戸隠牧場からです。
2回とも晴れていて、山頂からは360度展望がありました。
北アルプスや妙高、火打が見えました。
20080504_1173.jpg
IMG_2285.jpg
5月に登ったときは、滝を越えたあたりから積雪が残っていました。
牧場を越えたところからキクサキイチゲの群生がありました。
20080504_1065.jpg
20080504_1066.jpg
金山は登った事ないです。


平ヶ岳と駒ヶ岳、
ガスも晴れて
お花もたくさんでよかったですね~(^-^)


山頂部分だけですけど、ガスが晴れてくれて登った甲斐がありました。
越後駒ヶ岳
越後駒ヶ岳
花は沢山は無かったです。
平ヶ岳にはチングルマの綿毛が沢山ありました。


クロオさんはさすがに速いですが、


ぜんぜん速く無いです。コースタイムくらいだと思います。


私にはきつそうです(>_<)


平ヶ岳は、長かったです。下山中にもちょっとした登り返しが何度かあって疲れました。
今度行くなら、銀山温泉に泊まって送迎してもらいます。

越後駒ヶ岳は、それほどきつくないと思います。


                                                      クロオ
最後に編集したユーザー クロオ [ 2017年9月02日(土) 09:50 ], 累計 1 回
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【越後】越後駒ヶ岳

投稿記事 by kitayama-walk »

 クロオさん こんにちは、ご無沙汰しております。

> 私は、お盆、正月、ゴールデンウィークは、原則、土曜日から次の週の日曜日までの9連休です。その代り、祝祭日は全部出勤日なのですが…。

 年3回も9連休があるとは、羨ましいですね。ならば、連休を有効に使って、遠くの山に遠征することができるからいいですね。

> 今年も思い切りいくつか遠くの山に登ろうと思っていたら、天気予報がなかなかよくならない。ダメもとで越後駒ヶ岳、平ヶ岳に向かうことにした。

 二つとも百名山ですね。私もすでに登っていますが、平ヶ岳は2007/8/18で、越後駒は2015/8/2でした。
駒の湯から望む越後駒
駒の湯から望む越後駒
 越後駒へのアクセスは、奥只見の方からですね。銀山平温泉からというから、すぐに平ヶ岳の「皇太子ルート」を歩くことができる民宿があるところだとピンときました。地図を見ると越後駒の登山口のひとつになっている枝折(しおり)峠までR352で行けるのですね。私の場合は、越後駒は縦走の最初の山になりました。アクセスは、上越線の小出駅から銀山平行きのバスに乗って、途中下車して、駒の湯温泉(駒の湯山荘-秘湯を守る会会員の宿)に前泊し、小倉尾根を登りました。この登山道は、枝折峠からの登山道と小倉山で合流して越後駒に向かうことになります。
小倉山にある標識
小倉山にある標識
> 出発したら、一旦、晴れ間も見えたのだけど、また曇って来た。歩くのにはかんかん照りよりも涼しくていいと思いながら進む。
> しばらくで、だんだん、曇るどころか細かい雨が感じられてきた。暑いのでカッパなんて着ていられない。


 今夏は天気が悪く、雨に降られることも多かったことでしょうね。私の登った一昨年は天気が安定していて、縦走期間の8/2-4はかんかん照りで、2000m級の山では暑くて参りました。やはり、8月の登山は3000m級の山に限りますね。

 登山口が枝折峠の場合はすでに標高1065mあるのですが、駒の湯から小倉尾根経由の場合は標高370mからの登りとなるので山頂(2002m)までは1600m強を登らなければなりませんでした。それだけに暑さが堪えました。駒の湯山荘を8:35に出発し、12:15に小倉山に着いたので、ここまでですでに3時間40分もかかっています。日帰り登山をするならば、やはり枝折峠からのピストンになるのでしょうね。私も登山途中で下山してくる登山者に何人も出会いました。

> 百草ノ池を越えるとすでに下山してくる方がいた。山頂は晴れていますよ、と言ってくださった。
> 前駒を過ぎると山頂部分が見えて来た。晴れているとまでは言えないが、ガスはかなり晴れ、近場だけ展望が見える。小屋も見える。


 小倉山からはしばらく展望のきかない灌木の中を登っていきますよね。でも、H24に作られた木道と階段が続いているので登りやすかったでしょう。やがて百草の池にやってきますが、池のほとりには立入禁止になっていたでしょう。なので、少し登ったところから見下ろすと、池畔にはハクサンコザクラが咲いているのが見えました。百草の池を過ぎると灌木帯の中の急登となりますが、背丈が低いので眺望はよかったですね。
木道が整備されています
木道が整備されています
百草の池-周囲にはハクサンコザクラが咲いている
百草の池-周囲にはハクサンコザクラが咲いている
 前駒と呼ばれるピーク(1763)にやってくると、めざす駒ヶ岳も、中ノ岳も見えることになります。そして中ノ岳から兎岳、そして荒沢岳に続く稜線を望むこともできる。
 前駒から先は岩場になっていて、赤いペンキの〇印がつけられていたでしょう。これを登り切ると駒の小屋に到着しますね。
 
> 小屋に着くと、数名の方が休憩、食事をされていた。やはり早い。私もそこで20分ほど休憩させていただく。

 小屋の前には、雪渓から流れ出る清流で缶ビールが冷やされていたでしょう。ここは夏季は管理人がいます。食事は出ないけれど、素泊まりができる避難小屋になっています。
 私のときは、暑いこともあり、また小屋泊まりということもあった、1本500円でしたが、ついつい4本も飲み干してしまいました。
駒の小屋
駒の小屋
駒の小屋には雪渓でよく冷えたビールがある
駒の小屋には雪渓でよく冷えたビールがある
> 休憩の後、山頂に向かうが見た目よりはすぐだった。15分ほどで着く。遠望は無いが、そこそこ周りは見える。晴れていれば、尾瀬の山々も見えるそうだ。でも、ガスガスでなくてよかった。

 小屋から山頂までは直ぐなので、私も日の暮れる前に登ってみました。小屋からの登りの斜面にはまだ残雪がありませんでしたか。今年は雪が多かったのでまだあったと思いますが。
 雪解けしたところにはハクサンコザクラやコバイケイソウの花が咲いていました。山頂には一等三角点と猿田彦の銅像があったでしょう。
 眺望はよいはずです。晴れていれば、中ノ岳や八海山の姿も見えますね。
駒ヶ岳山頂にて
駒ヶ岳山頂にて
中の岳と八海山
中の岳と八海山
written by kitayama-walk
アバター
クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

Re: 【越後】越後駒ヶ岳

投稿記事 by クロオ »

kitayama-walkさん、こんばんは


 年3回も9連休があるとは、羨ましいですね。ならば、連休を有効に使って、遠くの山に遠征することができるからいいですね。


 その代り、日頃の祝祭日は、全て出勤です。通勤電車の時間が祝日ダイヤでいつもの時間には来なくて、乗る人が少なくて、今日は祝日なのだと気付きます。
 夏休みは、天気さえよければ、おもいきり遠出できるのですが、正月休みは、間に正月があるのでせいぜい4連休で一旦家に帰らなければなりません。ゴールデンウィークは少し高い山は、まだ積雪しているので、初めて登る山は少し抵抗感があります。


 越後駒へのアクセスは、奥只見の方からですね。銀山平温泉からというから、すぐに平ヶ岳の「皇太子ルート」を歩くことができる民宿があるところだとピンときました。地図を見ると越後駒の登山口のひとつになっている枝折(しおり)峠までR352で行けるのですね。


 早朝でまだ薄暗く、かつガスガスで、雨もパラついていたので、R352で登らずにトンネルで銀山平に上がり、R352で枝折峠に戻りました。


 今夏は天気が悪く、雨に降られることも多かったことでしょうね。私の登った一昨年は天気が安定していて、縦走期間の8/2-4はかんかん照りで、2000m級の山では暑くて参りました。やはり、8月の登山は3000m級の山に限りますね。


 今年の夏休みの天気はガッカリでした。さんざん悩んで、越後駒ヶ岳と平ヶ岳に向かいました。天気予報がよかったら、この山にも登ったと思いますが、その前に朝日岳と吾妻山に登りたかったです。


 登山口が枝折峠の場合はすでに標高1065mあるのですが、駒の湯から小倉尾根経由の場合は標高370mからの登りとなるので山頂(2002m)までは1600m強を登らなければなりませんでした。それだけに暑さが堪えました。駒の湯山荘を8:35に出発し、12:15に小倉山に着いたので、ここまでですでに3時間40分もかかっています。日帰り登山をするならば、やはり枝折峠からのピストンになるのでしょうね。私も登山途中で下山してくる登山者に何人も出会いました。


 枝折峠からのピストンは、霧雨も降っていて、それほど暑くなかったこともあり、あまり疲れなかったです。
 1600m強の登りは大変そうです。


 小倉山からはしばらく展望のきかない灌木の中を登っていきますよね。でも、H24に作られた木道と階段が続いているので登りやすかったでしょう。やがて百草の池にやってきますが、池のほとりには立入禁止になっていたでしょう。なので、少し登ったところから見下ろすと、池畔にはハクサンコザクラが咲いているのが見えました。百草の池を過ぎると灌木帯の中の急登となりますが、背丈が低いので眺望はよかったですね。


 木道には全部、設置年度を記したプレートが付いていました。新しい木道ばかりでよかったです。
 百草の池付近ではまだガス気味であまりよく見えなかったです。
百草ノ池
百草ノ池

 前駒と呼ばれるピーク(1763)にやってくると、めざす駒ヶ岳も、中ノ岳も見えることになります。そして中ノ岳から兎岳、そして荒沢岳に続く稜線を望むこともできる。
 前駒から先は岩場になっていて、赤いペンキの〇印がつけられていたでしょう。これを登り切ると駒の小屋に到着しますね。


 この辺りからガスが晴れてくれて駒ヶ岳の姿は見えましたが、遠くの方は見えなかったです。
 岩場も怖いところは無かったので助かりました。
小さな蝶がいました
小さな蝶がいました
IMG_5742.jpg
ガスが晴れてきました
ガスが晴れてきました

 小屋の前には、雪渓から流れ出る清流で缶ビールが冷やされていたでしょう。ここは夏季は管理人がいます。食事は出ないけれど、素泊まりができる避難小屋になっています。


 坂を下を向いて歩いて登りつめると、目の前に木製の水槽に冷たそうな水が流れ缶ビールが冷やされていました。思わずつかみたくなりますね。
冷たそうなビール
冷たそうなビール

 私のときは、暑いこともあり、また小屋泊まりということもあった、1本500円でしたが、ついつい4本も飲み干してしまいました。


 それは飲み過ぎです。肝臓、大丈夫です?
 1600mも登ったのでご褒美ですね。
 写真は、信号トリオですね。至福感がいっぱいです。


 小屋から山頂までは直ぐなので、私も日の暮れる前に登ってみました。小屋からの登りの斜面にはまだ残雪がありませんでしたか。今年は雪が多かったのでまだあったと思いますが。


 山頂まで直ぐでした。半分は稜線歩きなので疲れることも無かったです。登りの斜面には雪は無かったです。稜線の下の斜面には残っていました。
残雪
残雪

 雪解けしたところにはハクサンコザクラやコバイケイソウの花が咲いていました。山頂には一等三角点と猿田彦の銅像があったでしょう。
 眺望はよいはずです。晴れていれば、中ノ岳や八海山の姿も見えますね。


 ハクサンコザクラは少し咲いていました。
 残念ながら眺望は無かったです。でも、ガスガスでなくて、よかったです。
 快晴な時に、また、登ってみたい山です。
駒ヶ岳
駒ヶ岳
近くは見えるが、遠望はない
近くは見えるが、遠望はない

                                                       クロオ
返信する