【鈴鹿・沢登り】ブラウンウォーターの下谷尻谷
Posted: 2017年8月16日(水) 17:24
【日付】8月12日(土)
【山域】鈴鹿
【メンバー】山仲間と3人
【天候】雨→晴
【ルート】朝明渓谷7:00~鳩峰峠8:10~ヒロ谷~愛知川8:40~9:30下谷尻谷出合~11:30コリカキ場
~13:00愛知川~14:00大瀞~中峠~16:30朝明渓谷17:30
そろそろアルプス縦走をと考えていた週末でしたが、なかなか天気がスッキリしない。
今年の夏はどこに行ってしまったのだろう?
という事で、今週も行先に頭を悩ませる。
柿其の増水沢に付き合ってくれたありがたい友人に、鈴鹿の秘境? にて清流に身を清めてもらおうと、久しぶりの下谷尻谷遡行とする。
小雨の降り始めた朝明Pに一番乗り。
まずは鳩峰を越えなければ・・・
昔は林道奥地まで車で入れたが、今は長い距離を歩かなければならない。
沢装備での登山はほんとに辛く、ブ~ブ~文句言いながら歩く。
少し涼しい風が出てきて鳩峰着。ファミリーが写真を撮っている。
雨に間に合って良かったね。
程なく驟雨となり、びしょ濡れになり元気に?
沢ヤとは面白いもので、雨のとらえ方が随分と変わる。
相方二人は昨年まで岩ばかりだったが、遂に全天候型スポーツに目覚てしまった。
ヒロ沢をヒル拾いながら本流へ。
雨もピークだがレーダー見るとじきに止む。しかし流れはバスクリン色で水量多い。
やれやれ、今日も増水沢、でも先週の柿其よりはだいぶマッタリに感じる。
天狗滝だけ落ちないように注意して、流されていこう。 久々の上流域だけど、しばらく続く花崗岩のオブジェに見惚れながらのキャニオニング。
愛知川はやはり素晴らしい!
いつもスライダーで賑わう七丈滝も、大渦巻いてた為、縁からポチャンと飛び込む。
その後も流れ流れて、天狗滝上部へ。
ロープ併用の渡渉技術も慣れて、楽しむ余裕が出来た。
しかし、バランス崩して腰まで浸かるとあっさり流されてしまう。
背の低い女性は何倍もハンディが有るんだろうなあ・・・
天狗滝は水量こそ多いが、なんか高さが低くなったような?
淵は満々と濁った水で満ち、泳ぐ気にはなれないなあ・・・
右岸に巻き道を行き、しばらくで本命の下谷尻谷。 支流なら澄んでるかも?という淡い期待は、まっ茶な水が流れ落ちるチョックストーン滝で打ち砕かれた。
しかし雨は上がり青空が見えている。
今が水量ピークと見定め、出合のお試しチョックストーン滝を右から攻略する。
以前はすんなり上がれた記憶だが、年のせいか一苦労。もう滝壺無い所では無理できんかな?
その後も強い水流を楽しみながらCS7Mへ。
右岸壁クラックルートを取る。
ここもなんか難しく感じたが、水深有るのでまだ落ちても安心かな?
最後のお楽しみ 岩堤の滝は笑っちゃうぐらいの飛沫!
さて下を潜って行けるのか?
一人ずつトライして撮影会。 すっかり河童となった3人、無事突破するも息が上がりゲップも出る。
谷の水は美味しかったかな?
ゴーロになるとコリカキ場も近い。
たどり着いてランチタイム。
冷えた体にラーメンが美味しい。
流れを見てると、どんどん水位が下がって清流に戻りつつある。
やはり支流は増えるのも早いが、引くのも早い。
別れ際に本来の姿を、友人に見せれてホッとしました。
お金明神経由で本流へ
訪れる人が多いのか、尾根から先は一般道の様なはっきりとした道となっており
地図読みの楽しみが無くなってしまった。
本流は相変わらずの水量。
上水晶谷までの最後の遡行を楽しむ。
明日は付き合って頂いたお返しに御在所クライミングの予定。
今宵の宿、藤内小屋までの体力を温存しなければならない。(小屋では肝臓トレーニング?必至だが・・)
しかし、行きのキャニオングとは違い、流れに逆らっての遡行はなかなか進まない。
普段は無いはずの淵が幾つも行く手に現れる。
一際大きい淵に突入。 最後のアトラクション大瀞だ。
普段でも泳いで乗り越えるのはしんどかったような?
やたら長くなってる?淵を3人で中間部まで。その先自分だけロープ伸ばして偵察へ。
奥の方から腹に響く滝の振動。
流れもキツく、とても乗越せるとは思えない。 へつってる壁をふと見上げると、なんとなく登って行けそうな気が・・・
以前のフェルトシューズでは叶わぬが、今日は全員ハイグリップのラバーソール。落ちても淵だ。
クライマーならチャレンジという事で、離陸する。のっぺりとしたスラブの傾斜を捉えながら3Mも上がると
滝の右脇に上がることが出来た。
淵の中間部で岩にへばり付いてる2人を頭上からビレーする。斜め上からなので溺れる心配は無い。(正面から引っ張ると水没してしまう・・) 程なくして、鉄橋の掛かる下水晶出合へ。
すぐ脇に杉の大木が橋を架けている。
ここまで水位が上がる愛知川、想像すると怖くて沢に来れなくなりそう。 時間も押してきたので、サッサと中峠~朝明まで抜けたいところだったが、台風のせいか道があちこちで寸断、ルーファイしたり
〇〇見つけた手続きやらで駐車場出たのはすっかり遅くなってしまった。
下界で買い足しした後、閉鎖されたスカイライン、橋がすべて流された北沢を沢装束.ヘッデン遡行でなんとか小屋に到着。
ビール片手に流星群見学の野望? 無事果たす事が出来ました。
今回は癒しのつもりで入った下谷尻谷でしたが、水量増えたおかげで、本流と合わせて下流域にも負けない水泳大会楽しめました。
今度こそは清流で癒されたいのですが・・・
【山域】鈴鹿
【メンバー】山仲間と3人
【天候】雨→晴
【ルート】朝明渓谷7:00~鳩峰峠8:10~ヒロ谷~愛知川8:40~9:30下谷尻谷出合~11:30コリカキ場
~13:00愛知川~14:00大瀞~中峠~16:30朝明渓谷17:30
そろそろアルプス縦走をと考えていた週末でしたが、なかなか天気がスッキリしない。
今年の夏はどこに行ってしまったのだろう?
という事で、今週も行先に頭を悩ませる。
柿其の増水沢に付き合ってくれたありがたい友人に、鈴鹿の秘境? にて清流に身を清めてもらおうと、久しぶりの下谷尻谷遡行とする。
小雨の降り始めた朝明Pに一番乗り。
まずは鳩峰を越えなければ・・・
昔は林道奥地まで車で入れたが、今は長い距離を歩かなければならない。
沢装備での登山はほんとに辛く、ブ~ブ~文句言いながら歩く。
少し涼しい風が出てきて鳩峰着。ファミリーが写真を撮っている。
雨に間に合って良かったね。
程なく驟雨となり、びしょ濡れになり元気に?
沢ヤとは面白いもので、雨のとらえ方が随分と変わる。
相方二人は昨年まで岩ばかりだったが、遂に全天候型スポーツに目覚てしまった。
ヒロ沢をヒル拾いながら本流へ。
雨もピークだがレーダー見るとじきに止む。しかし流れはバスクリン色で水量多い。
やれやれ、今日も増水沢、でも先週の柿其よりはだいぶマッタリに感じる。
天狗滝だけ落ちないように注意して、流されていこう。 久々の上流域だけど、しばらく続く花崗岩のオブジェに見惚れながらのキャニオニング。
愛知川はやはり素晴らしい!
いつもスライダーで賑わう七丈滝も、大渦巻いてた為、縁からポチャンと飛び込む。
その後も流れ流れて、天狗滝上部へ。
ロープ併用の渡渉技術も慣れて、楽しむ余裕が出来た。
しかし、バランス崩して腰まで浸かるとあっさり流されてしまう。
背の低い女性は何倍もハンディが有るんだろうなあ・・・
天狗滝は水量こそ多いが、なんか高さが低くなったような?
淵は満々と濁った水で満ち、泳ぐ気にはなれないなあ・・・
右岸に巻き道を行き、しばらくで本命の下谷尻谷。 支流なら澄んでるかも?という淡い期待は、まっ茶な水が流れ落ちるチョックストーン滝で打ち砕かれた。
しかし雨は上がり青空が見えている。
今が水量ピークと見定め、出合のお試しチョックストーン滝を右から攻略する。
以前はすんなり上がれた記憶だが、年のせいか一苦労。もう滝壺無い所では無理できんかな?
その後も強い水流を楽しみながらCS7Mへ。
右岸壁クラックルートを取る。
ここもなんか難しく感じたが、水深有るのでまだ落ちても安心かな?
最後のお楽しみ 岩堤の滝は笑っちゃうぐらいの飛沫!
さて下を潜って行けるのか?
一人ずつトライして撮影会。 すっかり河童となった3人、無事突破するも息が上がりゲップも出る。
谷の水は美味しかったかな?
ゴーロになるとコリカキ場も近い。
たどり着いてランチタイム。
冷えた体にラーメンが美味しい。
流れを見てると、どんどん水位が下がって清流に戻りつつある。
やはり支流は増えるのも早いが、引くのも早い。
別れ際に本来の姿を、友人に見せれてホッとしました。
お金明神経由で本流へ
訪れる人が多いのか、尾根から先は一般道の様なはっきりとした道となっており
地図読みの楽しみが無くなってしまった。
本流は相変わらずの水量。
上水晶谷までの最後の遡行を楽しむ。
明日は付き合って頂いたお返しに御在所クライミングの予定。
今宵の宿、藤内小屋までの体力を温存しなければならない。(小屋では肝臓トレーニング?必至だが・・)
しかし、行きのキャニオングとは違い、流れに逆らっての遡行はなかなか進まない。
普段は無いはずの淵が幾つも行く手に現れる。
一際大きい淵に突入。 最後のアトラクション大瀞だ。
普段でも泳いで乗り越えるのはしんどかったような?
やたら長くなってる?淵を3人で中間部まで。その先自分だけロープ伸ばして偵察へ。
奥の方から腹に響く滝の振動。
流れもキツく、とても乗越せるとは思えない。 へつってる壁をふと見上げると、なんとなく登って行けそうな気が・・・
以前のフェルトシューズでは叶わぬが、今日は全員ハイグリップのラバーソール。落ちても淵だ。
クライマーならチャレンジという事で、離陸する。のっぺりとしたスラブの傾斜を捉えながら3Mも上がると
滝の右脇に上がることが出来た。
淵の中間部で岩にへばり付いてる2人を頭上からビレーする。斜め上からなので溺れる心配は無い。(正面から引っ張ると水没してしまう・・) 程なくして、鉄橋の掛かる下水晶出合へ。
すぐ脇に杉の大木が橋を架けている。
ここまで水位が上がる愛知川、想像すると怖くて沢に来れなくなりそう。 時間も押してきたので、サッサと中峠~朝明まで抜けたいところだったが、台風のせいか道があちこちで寸断、ルーファイしたり
〇〇見つけた手続きやらで駐車場出たのはすっかり遅くなってしまった。
下界で買い足しした後、閉鎖されたスカイライン、橋がすべて流された北沢を沢装束.ヘッデン遡行でなんとか小屋に到着。
ビール片手に流星群見学の野望? 無事果たす事が出来ました。
今回は癒しのつもりで入った下谷尻谷でしたが、水量増えたおかげで、本流と合わせて下流域にも負けない水泳大会楽しめました。
今度こそは清流で癒されたいのですが・・・