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【台高】20170814江馬小屋谷・五所ヶ滝の巻き上がり
Posted: 2017年8月14日(月) 21:58
by グー(伊勢山上住人)
ナズナさんは絵馬小屋谷にはまだ行ったことが無いという。
グーの力量でエスコートが出来るのかどうか下見に出かけた。
【 日 付 】 平成29年8月14日(月)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 晴れ
【 ルート】 林道終点8:15---9:50五所ヶ滝11:45---12:50駐車地
【メンバー】 グー単独 (一部伊賀の若者と同行)
江馬小屋林道に突っ込んでいくが、パンクを心配しながらゆっくりゆっくり。
途中で若者を追い越す。林道終点で沢靴を履いていると若者が到着。
行先は同じ江馬小屋谷で初めてだそうだ。
沢準備をしている若者より先に入渓する。
行合を見た感動は少し薄れてきたのかな。
[attachment=0]20170814-16.jpg[/attachment]
観音滝で若者に追いつかれた。
「唐谷に比べると泳ぐところが少ないですね」
股より上は濡らさないように陸歩きのグーの後から
積極的に水に浸かって遡る若者。頼もしいね。
[attachment=4]20170814-18.jpg[/attachment]
五所ヶ滝に着いた。「泳いで行って見てきたら」と
けしかけたら、本当に泳いで滝を見に行った。
[attachment=3]20170814-20.jpg[/attachment]
さて、巻き道は・・・・
踏み跡を辿る。狭いバンドを伝い、苔のはがれた大きな木の根を頼りに登る。
「コワ~。戻りはこれを下らないと帰れないのね」
ゴルジュの絶壁の上には歩きやすい道があった。
五所ヶ滝を覗き込むが、足がすくむ。
滝の上で谷に下り、二股まで遡って休憩する。
若者は上流の方を見に行くと言う。
グーは滝を覗き込みながら右岸を下って五所ヶ滝の見物をする。
「ここから滝壺に飛び込めば、あの怖いトコを下らなくても済むのだけれど・・・」
[attachment=2]20170814-23.jpg[/attachment]
戻ろうとしたらザックとニット帽が落ちていた。
「ニット帽だから、去年の12月18日から行方不明の方だろう。
今は涸れている沢だけど、台風5号の大雨で上から流れてきたのだろうな」
登れば他にも遺留品や本人が見つかるかもしれないけど・・・・
懸垂0回のグーは足を滑らせると腕の力で自分の体を支えることが出来ません。
慎重に慎重に怖いトコを下ると、若者はすでに谷に下りていた。
お助けロープを出して安全を確保しながら下って、
谷に下り着く直前に足を滑らせてあごをぶつけたそうだ。
あごが少し切れている。大きめのばんそうこうを貼って谷を下る。
「休日診療しているところを探して縫ってもらいな」
五所ヶ滝の巻きルートはグーは二度と通りたくないです。
自分の力量に合った安全水遊びに徹しておきます。
[attachment=1]20170814-26.jpg[/attachment]
斉藤幸夫さんのご冥福をお祈り致します。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】20170814江馬小屋谷・五所ヶ滝の巻き上がり
Posted: 2017年8月15日(火) 07:12
by わりばし
おはようございます、グーさん。
さて、巻き道は・・・・
踏み跡を辿る。狭いバンドを伝い、苔のはがれた大きな木の根を頼りに登る。
「コワ~。戻りはこれを下らないと帰れないのね」
ゴルジュの絶壁の上には歩きやすい道があった。
五所ヶ滝を覗き込むが、足がすくむ。
滝の上で谷に下り、二股まで遡って休憩する。
初めてここを通ったのは長靴時代でした。
その時はビビったもんです。
上部は歩きやすい炭焼き道でしょ。
二股の上まで炭焼き道は続いています。
戻ろうとしたらザックとニット帽が落ちていた。
「ニット帽だから、去年の12月18日から行方不明の方だろう。
今は涸れている沢だけど、台風5号の大雨で上から流れてきたのだろうな」
登れば他にも遺留品や本人が見つかるかもしれないけど・・・・
このタイミングで見つかりましたか。
お疲れ様です。
懸垂0回のグーは足を滑らせると腕の力で自分の体を支えることが出来ません。
慎重に慎重に怖いトコを下ると、若者はすでに谷に下りていた。
五所ヶ滝の巻きルートはグーは二度と通りたくないです。
自分の力量に合った安全水遊びに徹しておきます。
沢登りもヤブコギ歩きも全ては自己責任です。
危険回避のための手立てを打つのは当然ですが
それでも不慮の事故は起こるものです。
「全ての判断は自己責任」という事を強く感じています。
自分自身も身を正していきたいと思います。
斉藤幸夫さんのご冥福をお祈り致します。
- 斉藤さんの愛用品
わりばし
Re: 【台高】20170814江馬小屋谷・五所ヶ滝の巻き上がり
Posted: 2017年8月15日(火) 15:56
by SHIGEKI
グー(伊勢山上住人)さん またまた こんにちは。
ナズナさんは絵馬小屋谷にはまだ行ったことが無いという。
グーの力量でエスコートが出来るのかどうか下見に出かけた。
あの~ 不肖Sも行きたいと思ってますが、行ったことないのですが・・・・
行合を見た感動は少し薄れてきたのかな。
初見 大感動ですか!!
五所ヶ滝に着いた。「泳いで行って見てきたら」と
けしかけたら、本当に泳いで滝を見に行った。
けしかけたんですね!!
あるいは、ケツかいた とか 強要したとか
さて、巻き道は・・・・
踏み跡を辿る。狭いバンドを伝い、苔のはがれた大きな木の根を頼りに登る。
「コワ~。戻りはこれを下らないと帰れないのね」
ゴルジュの絶壁の上には歩きやすい道があった。
五所ヶ滝を覗き込むが、足がすくむ。
滝の上で谷に下り、二股まで遡って休憩する。
若者は上流の方を見に行くと言う。
グーは滝を覗き込みながら右岸を下って五所ヶ滝の見物をする。
「ここから滝壺に飛び込めば、あの怖いトコを下らなくても済むのだけれど・・・」
核心部ですね ますます行きたくなりました!!
戻ろうとしたらザックとニット帽が落ちていた。
「ニット帽だから、去年の12月18日から行方不明の方だろう。
今は涸れている沢だけど、台風5号の大雨で上から流れてきたのだろうな」
登れば他にも遺留品や本人が見つかるかもしれないけど・・・・
最後の画像といい、さらっと凄い出来事に遭遇してますね。
事後もいろいろ大変だったでしょう、お疲れ様でした。
きっと、いいことあるでしょう!!
懸垂0回のグーは足を滑らせると腕の力で自分の体を支えることが出来ません。
慎重に慎重に怖いトコを下ると、若者はすでに谷に下りていた。
お助けロープを出して安全を確保しながら下って、
谷に下り着く直前に足を滑らせてあごをぶつけたそうだ。
あごが少し切れている。大きめのばんそうこうを貼って谷を下る。
「休日診療しているところを探して縫ってもらいな」
あらあら、若者もですか??
五所ヶ滝の巻きルートはグーは二度と通りたくないです。
ご案内、よろしくです。
斉藤幸夫さんのご冥福をお祈り致します。
合掌
SHIGEKI
ありがとうございました。
Posted: 2017年8月15日(火) 18:39
by 伊賀の若者(?)
昨日は、本当にお世話になりました。
顎は四針、右では捻挫で済みました。
それよりも、巻き道で滑落しそうになったことが一番の反省点です。
油断があったのだと思います。なぜ、危険なことになってしまったのか。
僕のレベルではビレイを取るべきだったのかもしれません。その辺も含めてよく考えたいと思います。
命は一つだけですからね。
助けて頂き、本当にありがとうございました。
伊勢山上さんのお名前、色んな山の上で見かけた記憶があります。
また、山や沢でお会いしましょう。
Re: 【台高】20170814江馬小屋谷・五所ヶ滝の巻き上がり
Posted: 2017年8月16日(水) 10:50
by ヒグラシ
グーさんこんにちは。 はじめまして ですかね?(^^♪
江馬小屋谷、浸食された凄い滝が有るんですね!
五所ヶ滝に着いた。「泳いで行って見てきたら」と
けしかけたら、本当に泳いで滝を見に行った。
元気な方ですね~♪ 私も泳ぐのは好きですが。
グーは滝を覗き込みながら右岸を下って五所ヶ滝の見物をする。
「ここから滝壺に飛び込めば、あの怖いトコを下らなくても済むのだけれど・・・」
沢でのスライダー、飛込はいろいろあって私は控えてます。
戻ろうとしたらザックとニット帽が落ちていた。
登れば他にも遺留品や本人が見つかるかもしれないけど・・・・
私も12日に、下尻谷遡行の帰路、中峠~朝明間で見つけてきました。
登山口に尋ね人とされてました、4年前から不明の方です。
台風の影響でしょうか、荒れた登山道脇、瀬の中ほどにポツンとザックが・・・
あまりにも不自然でしたので、周りを見渡しましたが誰もおらず、近寄ると一部埋もれてました。
ザックの下にジャケット他・・ ポケットには免許証と携帯が出て来た為、地元相対協に引き継ぎ、
翌日警察により本人共降りれたそうです。・・お盆に帰れて良かった。 合掌
お助けロープを出して安全を確保しながら下って、
谷に下り着く直前に足を滑らせてあごをぶつけたそうだ。
あごが少し切れている。大きめのばんそうこうを貼って谷を下る。
有りがちです。私は同じ事してスリップ、額を割りました。
ヘルメットへの過信は禁物ですね。
斉藤幸夫さんのご冥福をお祈り致します。
斉藤さんとは蛇谷ですれ違っただけでしたが・・・
投稿見る限り、精力的に登られてたんですね。
残念です。
Re: 【台高】20170814江馬小屋谷・五所ヶ滝の巻き上がり
Posted: 2017年8月16日(水) 12:56
by 伊賀の若者(?)
> そう。小さなヒヤリハットで経験を積んで、大事故を回避する技を身につけてください。
100回試みて100回いけるところしか登らないと決めていたんですが、
今回は少し無理をしてしまったのかもしれません。
次行く時は、泳いで撮影だけにしておこうかな。
でも泊るなら、巻き道を登った先の広場が魅力的ですね・・・。
安全に登る技術を磨きます。
> 「伊勢の○○」さんと間違えていませんか?
すみません。人違いだったようです。伊勢と聞いてピンときて(笑)
> 「闇鍋」なんてのもやりますよ。
今回は負傷してますし、また日程が合えば、お邪魔するかもしれません。
では。
Re: 【台高】20170814江馬小屋谷・五所ヶ滝の巻き上がり
Posted: 2017年8月16日(水) 22:16
by グー(伊勢山上住人)
伊賀の若者(?)、再びいらっしゃい。
今回は少し無理をしてしまったのかもしれません。
かもしれませんね。
安全を最優先にして、少しずつ経験を積み上げていきましょう。
でも泊るなら、巻き道を登った先の広場が魅力的ですね・・・。
テン泊適地なら、いたる所にあります。
自分だけの隠れ家適地を探しながら歩くのも楽しいですよ。
ではまた。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】20170814江馬小屋谷・五所ヶ滝の巻き上がり
Posted: 2017年8月27日(日) 22:52
by グー(伊勢山上住人)
○○さんのザックを見つけた場所の情報をお送りします。
五所ヶ滝手前の岩壁の途切れた左岸を登り、岩壁の上の道を歩き
五所ヶ滝の落ち口の上流で谷を跨ぎ、右岸を下ります。
右手の大岩の左横を下ると 20170814-30 の幹に隙間の空いた木が見えます。
その木の右を過ぎると涸れた小さな沢があり、そこにニット帽があり、石が1つ乗っていました。
[attachment=1]20170814-31.jpg[/attachment]
その涸れた小さな沢を下り、直径30cm(?)ほどの木の先にザックがありました。
20170814-31 のザックは動かした後で置き直しましたから形は変わっています。
右上から中央に流れているのはモジマエ滝からの流れです。
中央の4本の木は、五所ヶ滝が良く見える岩の上に生えている木です。
[attachment=0]20170814-91.jpg[/attachment]
私の推測としては、涸れた小さな沢の上流から台風5号の大雨で流されてきたのではないかと思います。
気を付けて探してあげてください。
先日はありがとうございました。
本日(27日)、ザックやニット帽の見つかった周辺で○○さんが見つかりました。
台風5号の影響とその直後のグー様によるザックの発見というタイミングが、今回の発見に結び付いたこと、ほんとうにありがたく思います。いただいた詳細な情報にも助けられました。
ありがとうございました。
尚、9月の初旬に警察による検証と回収を予定しておりますが、そのために今回、沢の途中と滝の上部にフィックスロープとマーキングを残してきています。
看板撤去あとにもとりあえずこの旨掲示してきましたが、お知合いでこの期間に沢に入られる方がいらっしゃいましたら、グー様の方からもおしらせいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。