【木曽沢登り】ホワイトウォーターの柿其渓谷
Posted: 2017年8月08日(火) 23:49
【日 付】2017年8月6日(日)
【山 域】奥三界岳 柿其渓谷
【コース】柿其渓谷P8:30~9:00牛ヶ滝上部~13:30霧ヶ滝~林道~14:30柿其渓谷
【メンバー】山仲間3人
台風が近づいてる影響で、太平洋側は危なげ、ならば晴れそうな日本海側の甲森谷で癒されようかと
メンバー集うも、集まったのは泳ぎ系の面々。
ではという事で、毎年欠かさない柿其渓谷、全員ウェット姿で泳ぎに行きました。
晴れたり雨が降ったりと数日続いてる中、水量が気になったが、向かう先に青空が広がり、やる気満々。
しかし中津川を越えて、南木曽に入ると木曽川の水量が多く濁っている。
どの流域か分からないが、ひどく降った所もあるのだろう。
今は閉鎖してる恋路の湯の脇を通り、恋路峠を越えると目指す柿其渓谷。
川ではまだ早い時間帯だが、観光客がだいぶ集まってきてる。
森林パトロールの方が見回り中で、「沢は増水中でいつもの2倍、気を付けてよ」と声を掛けられる。
確かに川幅いっぱいに轟轟と聞きなれぬ音で流れているが、濁りは入っていない。
青空とホワイトウォータ―の川が何ともアンバランス。
箱淵まで遊歩道を歩いていると、先行の4人パーティが流れに逆らって(一人はすでに流されてたが)泳いでいる。 しばらくして下部の遡行諦めたのか、後ろから追いついてきた。
ゴープロを頭に付けたリーダーと話す。いで立ちと話しを聞くと、どうやらアウトドアメーカーの関係者?
この沢は初めてとの事でしたので、一緒に滝上まで行く事とする。
20m程余分に登り、左へ踏み跡を辿り枝沢をトラバース。
その後尾根を乗越て下降すると滝上だ。すぐに入渓ポイントだが、渦巻いててとても泳げないし、流されたら牛ケ滝に吸い込まれる。 しばらく水際へつるも、その先の水量多くなかなか通して進む事が出来ない。
入ったり出たりしてるうちに廊下帯に突入! お楽しみのねじたる4連滝(といってもどれも30m泳いでは2~5m滝を乗り越える泳ぎ課題)に着いたが
思った通り、とても泳げるレベルでは無い。
いつもは水際突破だが、今回は断念、大巻きすることに。
林道からねじたる滝までは遊歩道が続いてるので、うまくすればその道に出るのではと、50m程上がって水平移動
20分程藪をかき分けると、お目当ての遊歩道。しばらく先行くと、スライダー滝5mに出る。 今日は凄い飛沫と渦で近寄るのも怖い状態。
いつもはダイブして遊べるのだが・・・
この滝を越せば、霧が滝まではゴーロに近い河原を歩くだけのはず。
今日の水量ならその先しかまともに遡行出来ないだろう。
廊下部を抜けて川幅が広がると、ようやく水流も落ちついてくる。とはいっても渡渉はなかなか厳しい。
スクラム渡渉も横一列ではおぼつかず、講習会でやった円陣スクラム思い出してようやく渡る。
一人浮き出しても、残りの2人が押さえればなんとかなる、簡単で有効だ。
短くて急流の渡渉は振り子トラバースが有効。
上流の岩にロープ端部掛け、振り子の要領で対岸まで渡る。
渡渉距離に対して長めにロープ出すと効果的でした。 また、全てにおいて確保のロープはカラビナに通して持つだけにしてみました。
固定すると、今日の水量ではロープ張った瞬間に水没・・・
何度かやるとコツを掴め、メンバー全員果敢に流れに身をまかせる。
平流時にはどってことない所のはずが、今日は難しい所(楽しい所)だらけ。
青空の下、全体に花崗岩質なので沢も明るく、ラバーソールはばち効き。 霧ヶ滝直前の大トロが今日の一番の核心。両岸絶壁、逃げ場が無い所で渡渉&ヘツリの連続。
体も使うが、頭も使う?
各自、柿其の天然水をお腹一杯味わって終点の霧ヶ滝瀑布に到着。
先行パーティも無事到着してて、満足の遡行を終えました。 霧ヶ滝から林道への脱出ルートは右岸を50m程戻ったルンゼから登り始めると、展望台に出れます。
後は冷え切った体で灼熱の林道を心地良く駐車場まで戻り、朝よりやや水量減った牛ヶ滝でクールダウン。
帰途に着きました。
今回の遡行、水量多くやや難しかったですが、緊張感保って遡行出来ました。
今度はまた穏やかな時に水線通しで歩きたいと思います。
【山 域】奥三界岳 柿其渓谷
【コース】柿其渓谷P8:30~9:00牛ヶ滝上部~13:30霧ヶ滝~林道~14:30柿其渓谷
【メンバー】山仲間3人
台風が近づいてる影響で、太平洋側は危なげ、ならば晴れそうな日本海側の甲森谷で癒されようかと
メンバー集うも、集まったのは泳ぎ系の面々。
ではという事で、毎年欠かさない柿其渓谷、全員ウェット姿で泳ぎに行きました。
晴れたり雨が降ったりと数日続いてる中、水量が気になったが、向かう先に青空が広がり、やる気満々。
しかし中津川を越えて、南木曽に入ると木曽川の水量が多く濁っている。
どの流域か分からないが、ひどく降った所もあるのだろう。
今は閉鎖してる恋路の湯の脇を通り、恋路峠を越えると目指す柿其渓谷。
川ではまだ早い時間帯だが、観光客がだいぶ集まってきてる。
森林パトロールの方が見回り中で、「沢は増水中でいつもの2倍、気を付けてよ」と声を掛けられる。
確かに川幅いっぱいに轟轟と聞きなれぬ音で流れているが、濁りは入っていない。
青空とホワイトウォータ―の川が何ともアンバランス。
箱淵まで遊歩道を歩いていると、先行の4人パーティが流れに逆らって(一人はすでに流されてたが)泳いでいる。 しばらくして下部の遡行諦めたのか、後ろから追いついてきた。
ゴープロを頭に付けたリーダーと話す。いで立ちと話しを聞くと、どうやらアウトドアメーカーの関係者?
この沢は初めてとの事でしたので、一緒に滝上まで行く事とする。
20m程余分に登り、左へ踏み跡を辿り枝沢をトラバース。
その後尾根を乗越て下降すると滝上だ。すぐに入渓ポイントだが、渦巻いててとても泳げないし、流されたら牛ケ滝に吸い込まれる。 しばらく水際へつるも、その先の水量多くなかなか通して進む事が出来ない。
入ったり出たりしてるうちに廊下帯に突入! お楽しみのねじたる4連滝(といってもどれも30m泳いでは2~5m滝を乗り越える泳ぎ課題)に着いたが
思った通り、とても泳げるレベルでは無い。
いつもは水際突破だが、今回は断念、大巻きすることに。
林道からねじたる滝までは遊歩道が続いてるので、うまくすればその道に出るのではと、50m程上がって水平移動
20分程藪をかき分けると、お目当ての遊歩道。しばらく先行くと、スライダー滝5mに出る。 今日は凄い飛沫と渦で近寄るのも怖い状態。
いつもはダイブして遊べるのだが・・・
この滝を越せば、霧が滝まではゴーロに近い河原を歩くだけのはず。
今日の水量ならその先しかまともに遡行出来ないだろう。
廊下部を抜けて川幅が広がると、ようやく水流も落ちついてくる。とはいっても渡渉はなかなか厳しい。
スクラム渡渉も横一列ではおぼつかず、講習会でやった円陣スクラム思い出してようやく渡る。
一人浮き出しても、残りの2人が押さえればなんとかなる、簡単で有効だ。
短くて急流の渡渉は振り子トラバースが有効。
上流の岩にロープ端部掛け、振り子の要領で対岸まで渡る。
渡渉距離に対して長めにロープ出すと効果的でした。 また、全てにおいて確保のロープはカラビナに通して持つだけにしてみました。
固定すると、今日の水量ではロープ張った瞬間に水没・・・
何度かやるとコツを掴め、メンバー全員果敢に流れに身をまかせる。
平流時にはどってことない所のはずが、今日は難しい所(楽しい所)だらけ。
青空の下、全体に花崗岩質なので沢も明るく、ラバーソールはばち効き。 霧ヶ滝直前の大トロが今日の一番の核心。両岸絶壁、逃げ場が無い所で渡渉&ヘツリの連続。
体も使うが、頭も使う?
各自、柿其の天然水をお腹一杯味わって終点の霧ヶ滝瀑布に到着。
先行パーティも無事到着してて、満足の遡行を終えました。 霧ヶ滝から林道への脱出ルートは右岸を50m程戻ったルンゼから登り始めると、展望台に出れます。
後は冷え切った体で灼熱の林道を心地良く駐車場まで戻り、朝よりやや水量減った牛ヶ滝でクールダウン。
帰途に着きました。
今回の遡行、水量多くやや難しかったですが、緊張感保って遡行出来ました。
今度はまた穏やかな時に水線通しで歩きたいと思います。