【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

投稿記事 by わりばし »

【日 付】2017年5月21日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】坂本駐車場6:30---8:19不動滝下滝------11:25P778---12:43坂本駐車場
【メンバー】単独

 菰野の五百羅漢で有名な野登寺四十五世照空上人(1788~1855)の遺跡をたどれればと矢原川本谷を遡行することにした。坂本千枚田の駐車場から集落に入ってすぐを左折し動物除けフェンスを通過すると林道になる。現役の歩きやすい道を30分ほど歩くと矢原川本谷の道標で、ここを下って入渓する。右俣に続き中俣と谷は二股に分かれるがすべて左を選択して左俣の本谷をめざす。

 左俣に入りすぐに5m滝で、少し濡れながら直登し、そのあとナメ滝などを越えていく。不動滝の前衛20mの一の滝があらわれる。階段上で登れそうは感じがするが滑っていていやらしいそうだし上部は立っているようで、右岸のロープを使い巻く。立った岩肌の巻きで、ロープがなければ苦労する所だろう。

[attachment=4]IMG_1927.jpg[/attachment]
 ここまでいくつかの滝を上ってきたが、ポイントとなる場所には巻きのテープがある。ただ、斜面が落ちていたりとかなり危険なように思う。滝を上った方がはるかに安全な感じだ。本谷は炭焼きの谷であった時代があったようで、窯跡を結ぶ仕事道を使って不動滝道は整備されたようだ。仕事道が落ちてたどれなくなった場所は谷中に赤いペンキでマーキングしてある。一の滝手前には石積みに守られた立派な窯跡も残っていた。

[attachment=3]IMG_1932.jpg[/attachment]
 一の滝の落ち口に着くとすぐに不動下滝80mの左岸の巻きがはじまる。火の用心の看板のある尾根を立ち木をつかみながら上っていく。ようやく下滝落ち口の高さまできたがトラバースがいやらしそうなので、ここでピンソールをつける。この威力は奥の平谷で実証済みで安心して巻き終え落ち口に着いた。この巻きは、沢登りの巻きとしてはこんなもんだろうが、登山道の巻きの感覚で上ると痛い目にあいそうだ。

[attachment=2]IMG_1935.jpg[/attachment]
 落ち口からの展望を楽み進むと落ち口にも窯跡が、階段状の5mクラスの滝を数本こえると連瀑帯があらわれる。今日は水量が少なく穏やかな様相を呈している。最後の10m滝は滑っていていやらしかったので回避すると不動滝上滝の滝壺に着いた。

[attachment=1]IMG_1938.jpg[/attachment]
 ここは右岸を巻くのだがいやらしいようなので再びピンソールを装着。落ち葉でいやらしい所だがやはり安心感が違う。しばらく行くとその先に石仏があった。

 この石仏は顔と体の位置がわかる程度だが間違いなく石仏だ。菰野の五百羅漢と同じぐらい古いと思われる。照空上人は野登寺で修行した時に不動明王や行者の石像を建立したとされ、不動明王は不動滝上滝の両脇に彫られている穴に安置されていたのだろう。法印のコバ近くの窯跡のあるこのあたりは昔から野登寺の修行僧が修行をした場所で、場所から考えるとこの石仏は地蔵ではなく行者の石像のように思う。時代的にも照空上人の時代に近いと思われ、もしかすると照空上人が建立した行者の石像なのかもしれない。谷筋には比較的新しい石の鉢が残っていた。

[attachment=0]IMG_1946.jpg[/attachment]
 ゴルジュ状になりいくつかの滝で遊ばせてもらった先がCo670の二股で右にCo730の二股は明るい所で椿の花を愛でながら休憩。右俣をつめれば登山道に着いた。

 仙鶏尾根ってこんなにアップダウンあったっけと思いながら歩く。この日は今年初めての真夏日で熱い。水に濡れることを想定してウエットスーツを選んだのでなおさらだ。野登寺にでも寄ろうかなと考えていたが、熱いし登山者も多そうなのでパス。P778から南に伸びる尾根を下る。植林と自然林の境界を下り途中から植林に吸収されていくが歩きやすい道だ。下部になるにしたがい植林も整備されており吹く風が気持ちいい。登り返し地点から左の谷を下ると自然と坂本からの林道終点に着いた。

 
添付ファイル
行者の石像
行者の石像
不動滝
不動滝
一の滝
一の滝
炭焼き窯跡
炭焼き窯跡
5m滝
5m滝
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

投稿記事 by 宮指路 »

わりばしさん、おはようございます。
 菰野の五百羅漢で有名な野登寺四十五世照空上人(1788~1855)の遺跡をたどれればと矢原川本谷を遡行することにした。
菰野の五百羅漢は良く知っていますがそれが南尾根や不動滝の不動尊につながっていたとは意外でした。そういえば昨年ハリさんがレポしていましたね。

矢原川本谷の道標で、ここを下って入渓する。右俣に続き中俣と谷は二股に分かれるがすべて左を選択して左俣の本谷をめざす。
 左俣に入りすぐに5m滝で、少し濡れながら直登し、
私はその手前から左岸のタカノス尾根に取りつきました。
そのあとナメ滝などを越えていく。不動滝の前衛20mの一の滝があらわれる。
階段上で登れそうは感じがするが滑っていていやらしいそうだし上部は立っているようで、右岸のロープを使い巻く。立った岩肌の巻きで、ロープがなければ苦労する所だろう。
私はタカノス尾根から適当に下りて右岸にあった旧登山道を歩きました。

 
一の滝の落ち口に着くとすぐに不動下滝80mの左岸の巻きがはじまる。火の用心の看板のある尾根を立ち木をつかみながら上っていく。
私は右岸の踏み跡を辿って登りました。
ようやく下滝落ち口の高さまできたがトラバースがいやらしそうなので、ここでピンソールをつける。この威力は奥の平谷で実証済みで安心して巻き終え落ち口に着いた。この巻きは、沢登りの巻きとしてはこんなもんだろうが、登山道の巻きの感覚で上ると痛い目にあいそうだ。
登山靴だったのでさすがに沢登は出来ませんでした。

 
落ち口からの展望を楽み進むと落ち口にも窯跡が、階段状の5mクラスの滝を数本こえると連瀑帯があらわれる。今日は水量が少なく穏やかな様相を呈している。最後の10m滝は滑っていていやらしかったので回避すると不動滝上滝の滝壺に着いた。
ここも右岸を巻きました。

 
ここは右岸を巻くのだがいやらしいようなので再びピンソールを装着。落ち葉でいやらしい所だがやはり安心感が違う。しばらく行くとその先に石仏があった。
私は上不動滝は巻いてしまったようで石仏には会えませんでした。

 
この石仏は顔と体の位置がわかる程度だが間違いなく石仏だ。菰野の五百羅漢と同じぐらい古いと思われる。照空上人は野登寺で修行した時に不動明王や行者の石像を建立したとされ、不動明王は不動滝上滝の両脇に彫られている穴に安置されていたのだろう。法印のコバ近くの窯跡のあるこのあたりは昔から野登寺の修行僧が修行をした場所で、
法印のコバはスルーでしたか?

 
ゴルジュ状になりいくつかの滝で遊ばせてもらった先がCo670の二股で右にCo730の二股は明るい所で椿の花を愛でながら休憩。右俣をつめれば登山道に着いた。
私は法印のコバ正面の尾根(左岸尾根)をそのまま上がって仙鶏尾根に出ました。
坂本へ下る道も同じルートでした。尾根の登り返し地点にあったタカノス谷の標識が少し気になりました。

                                                           宮指路
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

投稿記事 by シュークリーム »

わりばしさん,こんにちは.日曜日は矢原川だったですか.家から近くていいですね

右俣に続き中俣と谷は二股に分かれるがすべて左を選択して左俣の本谷をめざす。

確か中俣には10mクラスの滝が3つほどあったと思います.

 左俣に入りすぐに5m滝で、少し濡れながら直登し、そのあとナメ滝などを越えていく。不動滝の前衛20mの一の滝があらわれる。階段上で登れそうは感じがするが滑っていていやらしいそうだし上部は立っているようで、右岸のロープを使い巻く。立った岩肌の巻きで、ロープがなければ苦労する所だろう。

この滝は滑るので,単独の時は登らないほうがいいです.意外にホールドがないんですね

 一の滝の落ち口に着くとすぐに不動下滝80mの左岸の巻きがはじまる。火の用心の看板のある尾根を立ち木をつかみながら上っていく。ようやく下滝落ち口の高さまできたがトラバースがいやらしそうなので、ここでピンソールをつける。この威力は奥の平谷で実証済みで安心して巻き終え落ち口に着いた。

ここの巻きはいやらしいですね.ピンソールをつけて正解でしょう.

 仙鶏尾根ってこんなにアップダウンあったっけと思いながら歩く。この日は今年初めての真夏日で熱い。水に濡れることを想定してウエットスーツを選んだのでなおさらだ。野登寺にでも寄ろうかなと考えていたが、熱いし登山者も多そうなのでパス。P778から南に伸びる尾根を下る。植林と自然林の境界を下り途中から植林に吸収されていくが歩きやすい道だ。下部になるにしたがい植林も整備されており吹く風が気持ちいい。

この尾根は坂本の集落に直に降っていていい尾根ですね.私もいつも使っています.

登り返し地点から左の谷を下ると自然と坂本からの林道終点に着いた。

この林道は今頃の季節になるとヒルが出るんですが,しばらく雨が降っていないのできっと見かけなかったでしょう.いい日に行きましたね.
                         @シュークリーム@
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

投稿記事 by わりばし »

宮指路さん、おはようございます。
 菰野の五百羅漢で有名な野登寺四十五世照空上人(1788~1855)の遺跡をたどれればと矢原川本谷を遡行することにした。
菰野の五百羅漢は良く知っていますがそれが南尾根や不動滝の不動尊につながっていたとは意外でした。そういえば昨年ハリさんがレポしていましたね。

ハリさんのレポで思いついたんです。
まさか五百羅漢の作者と同じだとは思ってませんでした。
矢原川本谷の道標で、ここを下って入渓する。右俣に続き中俣と谷は二股に分かれるがすべて左を選択して左俣の本谷をめざす。
 左俣に入りすぐに5m滝で、少し濡れながら直登し、
私はその手前から左岸のタカノス尾根に取りつきました。

あれがタカノス尾根ですか。
IMG_1951.jpg
 
一の滝の落ち口に着くとすぐに不動下滝80mの左岸の巻きがはじまる。火の用心の看板のある尾根を立ち木をつかみながら上っていく。
私は右岸の踏み跡を辿って登りました。

右岸に踏み跡があるのか。
見落としていました。
ハリさんも見落としたようですが・・ :mrgreen:
ようやく下滝落ち口の高さまできたがトラバースがいやらしそうなので、ここでピンソールをつける。この威力は奥の平谷で実証済みで安心して巻き終え落ち口に着いた。この巻きは、沢登りの巻きとしてはこんなもんだろうが、登山道の巻きの感覚で上ると痛い目にあいそうだ。
登山靴だったのでさすがに沢登は出来ませんでした。

この巻きはすべる落ち葉もありいやらしいです。
登山靴の場合でも軽アイゼンがあるとかなり違うと思います。

  
ここは右岸を巻くのだがいやらしいようなので再びピンソールを装着。落ち葉でいやらしい所だがやはり安心感が違う。しばらく行くとその先に石仏があった。
私は上不動滝は巻いてしまったようで石仏には会えませんでした。

不動滝の上の沢の近くの右岸で、なかなか風情がある場所と石像です。
石鉢
石鉢
 
この石仏は顔と体の位置がわかる程度だが間違いなく石仏だ。菰野の五百羅漢と同じぐらい古いと思われる。照空上人は野登寺で修行した時に不動明王や行者の石像を建立したとされ、不動明王は不動滝上滝の両脇に彫られている穴に安置されていたのだろう。法印のコバ近くの窯跡のあるこのあたりは昔から野登寺の修行僧が修行をした場所で、
法印のコバはスルーでしたか?

法印のコバにも寄ろうと思っていたのですが・・
谷中を歩いているうちに過ぎてしまいました。 :lol:

 
ゴルジュ状になりいくつかの滝で遊ばせてもらった先がCo670の二股で右にCo730の二股は明るい所で椿の花を愛でながら休憩。右俣をつめれば登山道に着いた。
私は法印のコバ正面の尾根(左岸尾根)をそのまま上がって仙鶏尾根に出ました。
坂本へ下る道も同じルートでした。尾根の登り返し地点にあったタカノス谷の標識が少し気になりました。

ありましたね。
タカノス谷の標識。
巻きの必要な滝の手前に下りる道なんですかね。
昔から人が入っていた所なんで
思いもかけない所に道があるのかもしれません。   
                                                       
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

投稿記事 by ハリマオ »

割箸さん、こんにちは
 菰野の五百羅漢で有名な野登寺四十五世照空上人(1788~1855)の遺跡をたどれればと矢原川本谷を遡行することにした。
竹成五百羅漢は家から5分ぐらいの所にありますが、明治から戦前の廃仏毀釈の影響で持ち去られたり、壊されたりして大事にされていませんでした。私が小さいときは子供の遊び場でしたね。昭和40年代にやっと県の史跡に指定されました。

 
左俣に入りすぐに5m滝で、少し濡れながら直登し、そのあとナメ滝などを越えていく。不動滝の前衛20mの一の滝があらわれる。
沢通しで行ったということは定穴はスルーですね。あれは必見だと思うけど。
 ここまでいくつかの滝を上ってきたが、ポイントとなる場所には巻きのテープがある。ただ、斜面が落ちていたりとかなり危険なように思う。滝を上った方がはるかに安全な感じだ。
両方登りましたが、どっちもどっち。史跡を見に素人を案内するには責任持てません。
 一の滝の落ち口に着くとすぐに不動下滝80mの左岸の巻きがはじまる。この巻きは、沢登りの巻きとしてはこんなもんだろうが、登山道の巻きの感覚で上ると痛い目にあいそうだ。
この大高巻はちと骨が折れますね。ゼイゼイハアハアでした。

 
ここは右岸を巻くのだがいやらしいようなので再びピンソールを装着。落ち葉でいやらしい所だがやはり安心感が違う。しばらく行くとその先に石仏があった。
ピンソールってアイゼンみたいなやつ? 渓流シューズは落ち葉や泥に弱いですからねえ。
21日は愛知川へ釣りに行きましたよ。変え靴重いので朝明から渓流シューズ。よう滑る^^

 
この石仏は顔と体の位置がわかる程度だが間違いなく石仏だ。菰野の五百羅漢と同じぐらい古いと思われる。
これは私も見ましたが、うっかりすると自然石みたいで見逃しますね。
風化した石仏
風化した石仏
五百羅漢は幕末(慶応2年)造営なのでそんなに古くはないけど、この仏さんはかなり風化していますね。
花崗岩は風化に弱いですからね。うちのご先祖の墓も文字が読めません。
時代的にも照空上人の時代に近いと思われ、もしかすると照空上人が建立した行者の石像なのかもしれない。
法印のコバの石仏が一体なくなっているので、私はそれ(清瀧大権現?)だと思いますよ。距離的にすぐ近くですからね。
P778から南に伸びる尾根を下る。植林と自然林の境界を下り途中から植林に吸収されていくが歩きやすい道だ。
この尾根はずいぶん昔に使いました。便利ですね。

冒頭に書いてある照空上人の足跡を訪ねるには定穴や法印、滝谷大権現、野登寺をパスするなど、沢登りとどちら付かずになってしまいましたね。やはり滝登りの魅力に負けたのでしょうか^^


          ハリマオ
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、シュークリームさん。

日曜日は矢原川だったですか.家から近くていいですね

シュークリさんは南大台遠征でしたか。

右俣に続き中俣と谷は二股に分かれるがすべて左を選択して左俣の本谷をめざす。

確か中俣には10mクラスの滝が3つほどあったと思います.

そうですか。修行の跡でもあるとベストなんですが・・・ :lol:

 左俣に入りすぐに5m滝で、少し濡れながら直登し、そのあとナメ滝などを越えていく。不動滝の前衛20mの一の滝があらわれる。階段上で登れそうは感じがするが滑っていていやらしいそうだし上部は立っているようで、右岸のロープを使い巻く。立った岩肌の巻きで、ロープがなければ苦労する所だろう。

この滝は滑るので,単独の時は登らないほうがいいです.意外にホールドがないんですね

全体的に滑りが気になりますね。特にこの日は水量も少なかったので目立ちました。
IMG_1952.jpg
 仙鶏尾根ってこんなにアップダウンあったっけと思いながら歩く。この日は今年初めての真夏日で熱い。水に濡れることを想定してウエットスーツを選んだのでなおさらだ。野登寺にでも寄ろうかなと考えていたが、熱いし登山者も多そうなのでパス。P778から南に伸びる尾根を下る。植林と自然林の境界を下り途中から植林に吸収されていくが歩きやすい道だ。下部になるにしたがい植林も整備されており吹く風が気持ちいい。

この尾根は坂本の集落に直に降っていていい尾根ですね.私もいつも使っています.

下部は現役の杣道として使われている感じですね。

登り返し地点から左の谷を下ると自然と坂本からの林道終点に着いた。

この林道は今頃の季節になるとヒルが出るんですが,しばらく雨が降っていないのできっと見かけなかったでしょう.いい日に行きましたね.

そうでしたか、いい日に行ったんだ。
坂本千枚田も田植えが終わりきれいでした。
坂本千枚田
坂本千枚田
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】修験の谷の沢旅 矢原川本谷

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、ハリマオさん。
 菰野の五百羅漢で有名な野登寺四十五世照空上人(1788~1855)の遺跡をたどれればと矢原川本谷を遡行することにした。
竹成五百羅漢は家から5分ぐらいの所にありますが、明治から戦前の廃仏毀釈の影響で持ち去られたり、壊されたりして大事にされていませんでした。私が小さいときは子供の遊び場でしたね。昭和40年代にやっと県の史跡に指定されました。

そうでしたか。当時の野登寺なんて修験の寺ですから神仏習合みたいな所だったのにねえ。

 
左俣に入りすぐに5m滝で、少し濡れながら直登し、そのあとナメ滝などを越えていく。不動滝の前衛20mの一の滝があらわれる。
沢通しで行ったということは定穴はスルーですね。あれは必見だと思うけど。

奥村さんの絵地図持って行ったのに分岐を通り過ぎちゃいました。 :mrgreen:
 ここまでいくつかの滝を上ってきたが、ポイントとなる場所には巻きのテープがある。ただ、斜面が落ちていたりとかなり危険なように思う。滝を上った方がはるかに安全な感じだ。
両方登りましたが、どっちもどっち。史跡を見に素人を案内するには責任持てません。

そうですね。昔の仕事道の残骸だよりの整備ですから。
不動滝落ち口
不動滝落ち口
 
ここは右岸を巻くのだがいやらしいようなので再びピンソールを装着。落ち葉でいやらしい所だがやはり安心感が違う。しばらく行くとその先に石仏があった。
ピンソールってアイゼンみたいなやつ? 渓流シューズは落ち葉や泥に弱いですからねえ。
21日は愛知川へ釣りに行きましたよ。変え靴重いので朝明から渓流シューズ。よう滑る^^

最近はラバーソールの沢靴ですのでフェルトに比べると滑らないです。
ピンソールは渓流用の軽アイゼンで、いやらしいトラバースにはいいですよ。
ハリマオさんも釣り再開ですか。
いいですね。 :mrgreen:
時代的にも照空上人の時代に近いと思われ、もしかすると照空上人が建立した行者の石像なのかもしれない。
法印のコバの石仏が一体なくなっているので、私はそれ(清瀧大権現?)だと思いますよ。距離的にすぐ近くですからね。

そうでしたか。
法印のコバもするーしちゃいました。
連瀑帯
連瀑帯
P778から南に伸びる尾根を下る。植林と自然林の境界を下り途中から植林に吸収されていくが歩きやすい道だ。
この尾根はずいぶん昔に使いました。便利ですね。

冒頭に書いてある照空上人の足跡を訪ねるには定穴や法印、滝谷大権現、野登寺をパスするなど、沢登りとどちら付かずになってしまいましたね。やはり滝登りの魅力に負けたのでしょうか^^

野登寺は何度か行っているのでいいのですが・・・
ハリマオさんの言われるように沢を登っているといつの間にか通り過ぎちゃいました。
そもうち、奥村さんの絵地図見て行ってきます。


         
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