【両白】春の石徹白で復活の日~薙刀で野武士を撃退?

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biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

【両白】春の石徹白で復活の日~薙刀で野武士を撃退?

投稿記事 by biwaco »

【日付】2017年4月24日(月)
【山域】両白山地/薙刀山~野伏ヶ岳

【同行】単独
【天候】晴れ時々曇り
【ルート】中居神社(大進橋西詰P)6:30~和田山牧場跡8:00~薙刀平~11:40薙刀山~野伏ヶ岳14:00~ダイレクト尾根~林道~16:20大進橋P


「いと白き地=石徹白」の残雪の山を訪ねた。23日(日)とちゃうの?と言うなかれ。じつは23日は山友Tさんからお呼びがあったのだが、外せない予定があり、やむなく断念。それでも揺さぶられた「石徹白マインド」の震えは止まらない。天気予報を見れば好天は2,3日続きそうだ。カレンダーに捉われないリタイア生活者の特権で平日も山OKなのだ。うっふっふ~。
不本意ではあるが一日遅れで彼らの足跡をたどる、ちょっと心残りのロンリー山行ではあるが、一人山旅には他では味わえない魅力もあるのである。

前夜に自宅を出て(高速割引狙い)、東海北陸道を降りた白鳥のコンビニ駐車場で仮眠。翌朝、大進橋を渡った駐車スペースに車を置き、山支度。中居神社の駐車場にも、ここにも他の車はキャンピングカー1台だけだ。
そこへパジェロミニがやってきた。降りてきた男性が「あの道は入れないんですね…?」
大杉林道の入り口にデンと陣取り通せんぼしている除雪車を指差す。
「いつもGWころにならないと開けてくれへんようですよ」
男性は釣りマニアさんで、こちらが「山に登る」というと、怪訝な面持ちで話しかけてくる。
男性は結局、大杉林道は諦めて和田山牧場への林道へ入ろうとして、また引き返してきた。林道横の木に付けられた「禁漁」の文字に追い返されたのか? 
それにしても、情報調べなしの行き当たりばったり釣り師さんではある。

おかげで到着からもう1時間。やや遅くなったが6時半出発。
雪が残る林道を途中からスノーシューを履き1時間半、和田山牧場跡の台地東端に立つと、石徹白川を囲む山々が雪の帽子と白いドレスを纏って迎えてくれる。目の前の野伏ヶ岳、その右手に薙刀山。さて、どっちから先に行くかな? 
和田山牧場跡から野伏ヶ岳~薙刀山
和田山牧場跡から野伏ヶ岳~薙刀山
残雪を踏みながら台地を横切って推高谷右岸へ。左岸への渡りにちょっと苦労したが、急斜面を詰めて薙刀平へ。野伏から薙刀への稜線が目の前に壁のように立ちはだかる。右前方に薙刀山の山頂。稜線には雪庇が張り出しているため、攀じ登れるかどうか自信がない。台地を右寄りに回り込み、山頂左の稜線へ出られてほっとする。
東側の牧場跡方面から吹き上げる風が結構強い。空は晴れたり雲が出たり。日差しがなくなり風が吹き付けると心がめげそうになる。太陽が顔を出し、風が止めばまた力が湧いてくる。ゲンキンなもんだな。

11時40分、なんとか薙刀山の広い山頂に立つと、なぜか風も弱まる。
北側の白山方面や西の越前の山々が一望できる。残念なことに別山の真っ白な雄姿が雲に隠れているが…(>_<) 
赤兎山~大長山
赤兎山~大長山
ここから続く日岸山~願教寺山~三ノ峰への尾根もホワイトロードだ。
銚子ヶ峰から芦倉山へ続く対岸の尾根も雪峰のラインナップが見もの。
南側を振り返れば隣の野伏ヶ岳はすぐそこ。
とにかく行ってみるしかないか…という気にならざるを得ない。
隣の野伏ヶ岳への稜線
隣の野伏ヶ岳への稜線
10分ほどで山頂をあとにし、シューを脱いでヒールキックで稜線を下る。
最低鞍部の手前でブッシュが風避けになってくれそうな場所を探してランチ。
今日は迷った結果、軽量化+時短優先のため調理火器類は車にデポ。いつもの助六寿司+アワワセットとパン類だけにした。
薙刀山を眺めながらランチ休憩
薙刀山を眺めながらランチ休憩
おかげで13時には後半戦スタート。
野伏への登り返しは思ったより斜度もあり苦戦。雪が適当に緩んでくれていたので、アイゼンなしでどうにかクリアできた。
スノーシューを担いでないでアイゼン代わりに履けばいいのに…と、誰かさんに言われそう(@_@。

野伏山頂に14時前。ここも吹き上げる風がキツイ(@_@。
じつは野伏から橋立峠へ進んで、牧場跡へ下ろうか…などと考えていたのだが、稜線の様子を見て足がすくむ。ここまで無事に来られたのに、最後に滑落でもしたら笑い事では済まされない――と理性と常識?がブレーキをかける。いや、単に臆病風に身が縮んだだけかもしれないけれど…(@_@。
やはり白山は白い!(野伏ヶ岳山頂付近から)
やはり白山は白い!(野伏ヶ岳山頂付近から)
でもしかし、ならばどこから下る? その一抹の不安をかき消してくれたのは山頂から続く踏み跡。ダイレクト尾根へ向けて、たぶん昨日のもの(今日は誰一人見なかった)と思われるトレースが残っている。
先人の後を追うのはなんとまあ心強いことか! 逆にいえば前人未踏の領域を開拓するパイオニアの偉大さに敬服せざるを得ない。やはり日曜日の先人トレースに導かれる月曜日が「安全登山の日」と言えそうだな。

かなり急傾斜だが、緩んだ雪にカカトキックを効かせ走るように下る。時々、お尻滑りで省タイムも。
現れ出した樹木に赤テープが巻いてある。明瞭な一本尾根なので外す心配はないのだけど、あれば頼ってしまう。
今度は青いテープも出現。さらには白い荷作り紐までヒラヒラ…。気がついたら尾根の傾斜はなくなり賑やかなテープ類もなくなっていた。
ちょっと下りすぎかも? 上から見えていた大蛇模様の湿地帯(池)の南側で、和田山牧場跡へは左へ大黒山を大きく回り込まないといけない。
それが面倒なのでそのまま点線ルートを右からトラバースすることにする。幸い古い靴跡が続いているので後を追う。が、どうやらこれは植林用のルートで登山者は使わないみたい。
大黒山の西には大蛇が泳ぐ湿地帯が
大黒山の西には大蛇が泳ぐ湿地帯が
植林帯をトラバースしてなんとか牧場跡からの林道に合流。長い長い林道歩きは惰性で足を運ぶ。
駐車地点には16時20分。山頂から2時間半近くかかっている。

帰宅してから歩行距離を確認すると19.6km。10時間(休憩、ランチタイム含む)。まあ、よう歩いたわ(@_@)
自分でも呆れるが、なんとか山歩き復帰ということで、よろしいかと納得。

              ~biwaco
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【両白】春の石徹白で復活の日~薙刀で野武士を撃退?

投稿記事 by 柳川洞吹 »

biwacoさん こんばんは
お久どえ~す。

  【日付】2017年4月24日(月)
  「いと白き地=石徹白」の残雪の山を訪ねた。
  23日(日)とちゃうの?と言うなかれ。
  カレンダーに捉われないリタイア生活者の特権で平日も山OKなのだ。
  うっふっふ~。


ワシも、24日(月)は福井県大野市の鳩ヶ湯から北の尾根を登って、
赤兎の足にじゃれついておりました。
上までは行けなかったけど、平日はどこも空いていていいですねー。
まあここの尾根は平日でなくても空いてるけど。
biwacoさんが登っていた薙刀山も野伏ヶ岳も、
打波川の谷を挟んで、よく見えてましたよ。 :D

[attachment=1]s-R0027620.jpg[/attachment]
  前夜に自宅を出て(高速割引狙い)、東海北陸道を降りた白鳥のコンビニ駐車場で仮眠。

高速の割引は貴重です。
休日割と深夜割をうまく使って、平日昼間は下道で節約。

  そこへパジェロミニがやってきた。
  降りてきた男性が「あの道は入れないんですね…?」
  大杉林道の入り口にデンと陣取り通せんぼしている除雪車を指差す。
  「いつもGWころにならないと開けてくれへんようですよ」


「入れないのは見たらわかるやろ?」とは言わんかったんですね。 :mrgreen:

  残雪を踏みながら台地を横切って推高谷右岸へ。
  左岸への渡りにちょっと苦労したが、急斜面を詰めて薙刀平へ。
  野伏から薙刀への稜線が目の前に壁のように立ちはだかる。右前方に薙刀山の山頂。
  稜線には雪庇が張り出しているため、台地を右寄りに回り込み、
  山頂左の稜線へ出られてほっとする。


昔、ここを歩いたときの景色を思い出します。

  11時40分、なんとか薙刀山の広い山頂に立つと、なぜか風も弱まる。
  北側の白山方面や西の越前の山々が一望できる。
  残念なことに別山の真っ白な雄姿が雲に隠れているが…(>_<) 


この日、周りの山々は白山北方稜線~本峰や、
別山平~三ノ峰~願教寺山~野伏ヶ岳~荒島岳~経ヶ岳までぐるっとよく見えていたのに、
なぜか別山山頂だけがずっと雲の中でした。
と、biwacoさんの「野伏ヶ岳から白山方面の写真」を見たら、別山がちゃんと見えてますね。
この時間には雲が解消?

[attachment=0]s-R0027594.jpg[/attachment]
  ここから続く日岸山~願教寺山~三ノ峰への尾根もホワイトロードだ。
  銚子ヶ峰から芦倉山へ続く対岸の尾根も雪峰のラインナップが見もの。
  南側を振り返れば隣の野伏ヶ岳はすぐそこ。
  とにかく行ってみるしかないか…という気にならざるを得ない。


稜線に乗ってしまえば、ここはもう行くしかないですね。
それ行け、どんどん!

  今日は迷った結果、軽量化+時短優先のため調理火器類は車にデポ。
  野伏への登り返しは思ったより斜度もあり苦戦。
  雪が適当に緩んでくれていたので、アイゼンなしでどうにかクリアできた。
  スノーシューを担いでないでアイゼン代わりに履けばいいのに…と、
  誰かさんに言われそう(@_@。


その誰かさんて、山なんとか氏のことでしょうかね。
昔、野伏ヶ岳のダイレクト尾根の登りで、途中から傾斜が増して緩んだ雪でズルズル滑るので、
ワシが「アイゼンつけたい」と言うたら、
「こんなとこアイゼンなしで歩かなあかん。」と厳しく却下されて教育されたので、
凍結時以外は極力アイゼンを使わない習慣が身についてしまったのに、
最近は「持ってる物をなんで使わんのや?」と、わけのわからんことを言いはります。
この日はワシも調理火器は持たずに軽量化してました。
それに、GWに近いこの時期だと雪が締まっているので、
この季節はいつもスノーシューを持たずに行ってますね。

  でもしかし、ならばどこから下る?
  その一抹の不安をかき消してくれたのは山頂から続く踏み跡。
  ダイレクト尾根へ向けて、たぶん昨日のもの(今日は誰一人見なかった)
  と思われるトレースが残っている。


こちら、野伏ヶ岳のメインルートですし。

  先人の後を追うのはなんとまあ心強いことか!
  逆にいえば前人未踏の領域を開拓するパイオニアの偉大さに敬服せざるを得ない。


確かに、そう思います。

  やはり日曜日の先人トレースに導かれる月曜日が「安全登山の日」と言えそうだな。

そこかいな。 :roll:

  植林帯をトラバースしてなんとか牧場跡からの林道に合流。
  長い長い林道歩きは惰性で足を運ぶ。
  駐車地点には16時20分。山頂から2時間半近くかかっている。


ここの林道は、道のとおりに歩くと結構長いですからね。

  帰宅してから歩行距離を確認すると19.6km。10時間(休憩、ランチタイム含む)。
  まあ、よう歩いたわ(@_@)
  自分でも呆れるが、なんとか山歩き復帰ということで、よろしいかと納得。


まあ、よう歩きはりましたなあ。
biwacoさん、「山歩き復帰」おめでとうさんです。
ワシは一時ダイエットしていた「体重が復帰」して、ワヤでんがな。 :lol:

よい山旅を!
                   洞吹(どうすい)
添付ファイル
別山だけ雲の中/右寄りは三ノ峰
別山だけ雲の中/右寄りは三ノ峰
真ん中が薙刀山、右が野伏ヶ岳
真ん中が薙刀山、右が野伏ヶ岳
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【両白】春の石徹白で復活の日~薙刀で野武士を撃退?

投稿記事 by 宮指路 »

biwacoさん、久しぶりの復活おめでとうございます。

【ルート】中居神社(大進橋西詰P)6:30~和田山牧場跡8:00~薙刀平~11:40薙刀山~野伏ヶ岳14:00~ダイレクト尾根~林道~16:20大進橋P
[/color]
ビッグチャレンジ成功おめでとうございます。

残雪を踏みながら台地を横切って推高谷右岸へ。左岸への渡りにちょっと苦労したが、急斜面を詰めて薙刀平へ。野伏から薙刀への稜線が目の前に壁のように立ちはだかる。右前方に薙刀山の山頂。稜線には雪庇が張り出しているため、攀じ登れるかどうか自信がない。台地を右寄りに回り込み、山頂左の稜線へ出られてほっとする。

こんなビックな雪山はどこかにトラップがありますがさすが経験とガッツで乗り越えましたね

最低鞍部の手前でブッシュが風避けになってくれそうな場所を探してランチ。
今日は迷った結果、軽量化+時短優先のため調理火器類は車にデポ。いつもの助六寿司+アワワセットとパン類だけにした。


アワワは必須アイテムですね

じつは野伏から橋立峠へ進んで、牧場跡へ下ろうか…などと考えていたのだが、稜線の様子を見て足がすくむ。ここまで無事に来られたのに、最後に滑落でもしたら笑い事では済まされない――と理性と常識?がブレーキをかける。いや、単に臆病風に身が縮んだだけかもしれないけれど…(@_@。
でもしかし、ならばどこから下る? その一抹の不安をかき消してくれたのは山頂から続く踏み跡。ダイレクト尾根へ向けて、たぶん昨日のもの(今日は誰一人見なかった)と思われるトレースが残っている。

kitayama-walkさんもこのルートなんだから最初からこのルートにしましょうよ

ちょっと下りすぎかも? 上から見えていた大蛇模様の湿地帯(池)の南側で、和田山牧場跡へは左へ大黒山を大きく回り込まないといけない。それが面倒なのでそのまま点線ルートを右からトラバースすることにする。


緩い傾斜の方に引き込まれましたね。
大蛇模様の池は本日一番のワンショットでしたね。
無事帰還お疲れさまでした。

                                                          宮指路
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【両白】春の石徹白で復活の日~薙刀で野武士を撃退?

投稿記事 by biwaco »

洞吹上人さま、ようおこし~(カメさんお返事でごめん)
ホンマに久しぶりに山らしい山へ行けたんで、レポ上げさせてもらいました。
ここでアップせな、一生でけへんかも(@_@;)
と恐怖感に迫られたもんでして。
ワシも、24日(月)は福井県大野市の鳩ヶ湯から北の尾根を登って、
赤兎の足にじゃれついておりました。
上までは行けなかったけど、平日はどこも空いていていいですねー。
まあここの尾根は平日でなくても空いてるけど。
biwacoさんが登っていた薙刀山も野伏ヶ岳も、
打波川の谷を挟んで、よく見えてましたよ。 :D

[attachment=0]P4240397.jpg[/attachment]
御兄弟で兎捕りでしたか(^_-)
私もガキの頃は雪の裏山へウサギの罠を仕掛けにい行ったもんです。
小学生の針金ワナに引っ掛かるウサギちゃんもけっこうおった時代です。(^^♪
歌にもありますね。♪うさぎおいしかのやま~
おいし=美味しとマジで思ってましたけど。
でもやはり、赤い兎はおりませんでしたが(@_@;)

  そこへパジェロミニがやってきた。
  降りてきた男性が「あの道は入れないんですね…?」
  大杉林道の入り口にデンと陣取り通せんぼしている除雪車を指差す。
  「いつもGWころにならないと開けてくれへんようですよ」

「入れないのは見たらわかるやろ?」とは言わんかったんですね。 :mrgreen:
「歩いて行かはったらどうです?」とオススメしたんですけどね。
爺の忠言より「禁漁区」のお札のほうが怖かったみたいです。

   11時40分、なんとか薙刀山の広い山頂に立つと、なぜか風も弱まる。
  北側の白山方面や西の越前の山々が一望できる。
  残念なことに別山の真っ白な雄姿が雲に隠れているが…(>_<) 

この日、周りの山々は白山北方稜線~本峰や、
別山平~三ノ峰~願教寺山~野伏ヶ岳~荒島岳~経ヶ岳までぐるっとよく見えていたのに、
なぜか別山山頂だけがずっと雲の中でした。
と、biwacoさんの「野伏ヶ岳から白山方面の写真」を見たら、別山がちゃんと見えてますね。
この時間には雲が解消?
そうなんです。薙刀山の時点では、ちょうど別山のあたりだけは雲隠れでした。
ところがランチTを挟んでその2時間後、野伏ヶ岳からは雲が晴れて白山大明神の御開帳!でありました。
なんだかワタクシめのために晴れていただいたようで、また心の臓が震えやせんかと気が気じゃなかったんです。

  今日は迷った結果、軽量化+時短優先のため調理火器類は車にデポ。
  野伏への登り返しは思ったより斜度もあり苦戦。
  雪が適当に緩んでくれていたので、アイゼンなしでどうにかクリアできた。
  スノーシューを担いでないでアイゼン代わりに履けばいいのに…と、
  誰かさんに言われそう(@_@。

その誰かさんて、山なんとか氏のことでしょうかね。
昔、野伏ヶ岳のダイレクト尾根の登りで、途中から傾斜が増して緩んだ雪でズルズル滑るので、
ワシが「アイゼンつけたい」と言うたら、
「こんなとこアイゼンなしで歩かなあかん。」と厳しく却下されて教育されたので、
凍結時以外は極力アイゼンを使わない習慣が身についてしまったのに、
最近は「持ってる物をなんで使わんのや?」と、わけのわからんことを言いはります。
導師サマの御託宣に逆らってはいけません。面従腹背って言葉もありますよって、そこは臨機応変に(^^♪
それにしても野伏の山頂あたりって見た目より急傾斜。凍結してたらアイピケ無しでは登下降できそうにないわ(@_@;)

  やはり日曜日の先人トレースに導かれる月曜日が「安全登山の日」と言えそうだな。
そこかいな。 :roll:
先人のステキな落し物も見つかるかも知れんし(^_-)

  植林帯をトラバースしてなんとか牧場跡からの林道に合流。
  長い長い林道歩きは惰性で足を運ぶ。
  駐車地点には16時20分。山頂から2時間半近くかかっている。

ここの林道は、道のとおりに歩くと結構長いですからね。
あとで軌跡見たら、林道合流点は登りでショートカットしたところよりずっと上でした。
なんか記憶のない風景なんで、ぜんぜん違うところへ降り立ったらどないしょう(゜o゜)と不安に駆られましたがな。
まあ、よう歩きはりましたなあ。
biwacoさん、「山歩き復帰」おめでとうさんです。
ワシは一時ダイエットしていた「体重が復帰」して、ワヤでんがな。 :lol:
昨日、ヘルスメーターに乗ったら60kgの大台を割ってました。何年ぶりやろ?
1週間では「体重の復帰」無理なんかも…(@_@;)

次は上高地で、よい宴会を!
                 
              ~biwaco
添付ファイル
赤兎山(白いけど…)
赤兎山(白いけど…)
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【両白】春の石徹白で復活の日~薙刀で野武士を撃退?

投稿記事 by biwaco »

biwacoさん、久しぶりの復活おめでとうございます。
カモさん、こんにちは。いつも爺を忘れずレスおおきにです。(^_-)
ビッグチャレンジ成功おめでとうございます。
薙刀~野伏ラインが未踏だったんで、今年こそはと満を持して照準を合わせてたのですけど、季節の移ろいに追い越されそうになって、慌てて引き金を引きました。

残雪を踏みながら台地を横切って推高谷右岸へ。左岸への渡りにちょっと苦労したが、急斜面を詰めて薙刀平へ。野伏から薙刀への稜線が目の前に壁のように立ちはだかる。右前方に薙刀山の山頂。稜線には雪庇が張り出しているため、攀じ登れるかどうか自信がない。台地を右寄りに回り込み、山頂左の稜線へ出られてほっとする。
こんなビックな雪山はどこかにトラップがありますがさすが経験とガッツで乗り越えましたね
いや、ビックリなトラップにはいくつか引っ掛かりましたが、「ケ・セラ・セラ」思考ですり抜けたってのが噂の真相(^_-)
ま、この雪庇は稜線の上から見たら大したことなかったんですが…。
渡る地点を間違えた推高谷のトラバースのほうが一苦労でした。

最低鞍部の手前でブッシュが風避けになってくれそうな場所を探してランチ。
今日は迷った結果、軽量化+時短優先のため調理火器類は車にデポ。いつもの助六寿司+アワワセットとパン類だけにした。
アワワは必須アイテムですね
きょうはこれだけ(^_-)
きょうはこれだけ(^_-)
おっしゃる通り。パンでもお稲荷さんでもアワワは必需品。
って、ワタシは金魚かキツネ?

でもしかし、ならばどこから下る? その一抹の不安をかき消してくれたのは山頂から続く踏み跡。ダイレクト尾根へ向けて、たぶん昨日のもの(今日は誰一人見なかった)と思われるトレースが残っている。
kitayama-walkさんもこのルートなんだから最初からこのルートにしましょうよ
ちょっとだけよ~(゜o゜)と覗いただけで、橋立にお尻を向けました。

ちょっと下りすぎかも? 上から見えていた大蛇模様の湿地帯(池)の南側で、和田山牧場跡へは左へ大黒山を大きく回り込まないといけない。それが面倒なのでそのまま点線ルートを右からトラバースすることにする。
緩い傾斜の方に引き込まれましたね。
大蛇模様の池は本日一番のワンショットでしたね。
無事帰還お疲れさまでした。
あの池は、上から見えていて、すごい存在感でした。地形図では湿地帯になっているところです。
20km行軍のせいでなのか、数年ぶりに体重が60kgを割ってしまいました。ダイエットなのか衰退なのか…(@_@;)
オフ会でスリムな肢体をお見せしましょうね。(^_-)

                    ~biwaco
                                                
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