【奥越】悲願の滑走路 縫ケ原からモッカ平
Posted: 2017年3月07日(火) 22:07
みなさん、ご無沙汰しております。
久し振りの投稿で〜す。
2017年3月5日(日)晴れ 奥越 縫ケ原
kozaemonさん 兔夢 真名川ダム7:50ー尾根取付き8:50ー稜線10:40ー
縫ケ原12:10~50ー林道13:15ー下降尾根14:10ー
下部林道14:40ー真名川ダム15:20
kozaemonさんを誘って奥越の縫ケ原へ行ってきた。
三度目の挑戦だ。
過去2回は、天候、その他の条件で途中敗退。
今回はどうなる事やら。
白鳥から大野に出ると青空が迎えてくれた。
のどかな風景に癒されながら真名川ダムに到着。
既に先行の車両が2台停められていた。
更に後からワカンのパーティが来て先に出発していった。
先行の車が停まっていたのでダム上に駐車しようと思ったが
管理者らしき人に注意された。
車を左岸の駐車スペースに移動させ出発。
右岸の林道は雪が繋がっていたのでスタートからシール歩行。
持篭谷橋手前でデブリが三ヶ所。
いずれもシールのまま乗り越える。
持篭谷左岸を上部に進む林道も雪は問題無し。
ただ谷側が切れ落ちているので歩行には注意が必要だった。
支谷を越えるところでは規模の大きなデブリ。
これも何とかシールのままで越える。 林道が右にカーブした辺りから尾根に取り付く。
過去二回もここから登りはじめた。
穏やかでスキー登高向きの尾根だ。
しかし、今回は下部でやや薮が出ていた。
植林を抜け林道を横切ると気持ちのいい雑木林の登高となる。
調度正面から陽が差して雪面に樹木の優しい影を映す。
上部の林道を横切ってからは地形がやや複雑になる。
更に登った平坦地には巨木が目立ち癒される。
立派なブナも見受けられた。 稜線に出る手前でふり返ると大野盆地が眼下に広がっていた。
あそこを目指して一滑りしたい思いに駆られる。
しかし、今回の目標は登頂だ。
稜線にはスキーのトレースが残っていた。
それを追うように先に進んで行くと恐ろしげな雪庇を見せる急斜面。 雪庇の脇を際どく登っていく。
程よく緩んだ雪にシールがよく噛んでくれて助かる。
もう少し固い雪だったら冷や汗ものだ。
急登を終えると左手に荒島岳がくっきりと見えるようになった。
越前甲、経ケ岳といった山々も見られる。
南側には能郷白山をはじめとした奥美濃の峰々。
越前側に比べると黒々としているがすばらしい眺めだ。
最高のパノラマの中を天空散歩。 トラバース気味の歩行が長々と続く。
高低差は少ないが右側雪庇、左側急斜面でちょっと落ち着かない。
更に気温が高く日差しが強い。
喘ぐような暑さだ。
眺めがいい事が救いだ。
「お!何だ?あれ」
9の字を書いたような不思議な木立があった。
9合目を示しているのだろうか。 稜線がやや広くなっていよいよ念願の山頂が近づいてきた。
それにしても右手にはすごい雪庇が続く。
12時10分、山頂到着!
三度目の正直とはよく言ったものだ。
風もなく穏やかで気持ちいい。
眺望も最高だ。 到着直前にテレマークのパーティが滑っていくのが見えた。
山頂には山スキーの3人パーティが滑降準備中。
その後にワカンパーティが登ってきた。
人気の山だ。
人の多い所が苦手なkozaemonさんは目を白黒。
東についている壷足トレースは
前日に登っているmasaさんのものだろう。
さてそれでは滑りましょうか。
滑りはじめた斜面は斜度も樹間もいい感じ。
kozaemonさんは気持ちよさげに滑り降りていく。
しかし、テレマークの立ち上がりが悪い僕は…
何度もこけながら…それでも楽しい! 一滑りしてモッカ平に出た。
この平にひかれてずっとここを目指していたのだけど
いざ来てみるとちょっと物足りない感じ。
それでも緩やかにうねる雪面を滑るのは気持ちいい。
ただ,小谷が入り組みルート選択に気を使った。
林道に出て登ってきた尾根までシール歩行で戻る。
林道下にむかってシュプールが残っていたが状況がわからない。
林道沿いはブナ林になっていて巨木もあり目を楽しませてくれる。
スノーハイクをするにはもってこいのところだろう。
戻った尾根は雪が緩んで重め。
過去にはパフパフのパウダーを味わったものだが今回は望むべくもない。
少し降りては止まり、少し降りては止まりの下降。
それでも樹間を縫って滑るのは楽しい。
最後の林道は慎重に下降。
途中、用足しをしようと板を外したkozaemonさんにハプニング。
何と雪に差し立てた板が一本倒れて谷側に落下。
すぐ下の棚状になったところに刺さって止まったから良かったものの
そのまま落ちていたら谷底にまっしぐら。
目も当てられない状況になるところだった。
みなさん、板を置く時は気を付けましょう。
下山後は九頭竜温泉「平成の湯」へ寄った。
以前と建物がかわっていてビックリした。
なんで建てかわったんだろう。
久し振りの投稿で〜す。
2017年3月5日(日)晴れ 奥越 縫ケ原
kozaemonさん 兔夢 真名川ダム7:50ー尾根取付き8:50ー稜線10:40ー
縫ケ原12:10~50ー林道13:15ー下降尾根14:10ー
下部林道14:40ー真名川ダム15:20
kozaemonさんを誘って奥越の縫ケ原へ行ってきた。
三度目の挑戦だ。
過去2回は、天候、その他の条件で途中敗退。
今回はどうなる事やら。
白鳥から大野に出ると青空が迎えてくれた。
のどかな風景に癒されながら真名川ダムに到着。
既に先行の車両が2台停められていた。
更に後からワカンのパーティが来て先に出発していった。
先行の車が停まっていたのでダム上に駐車しようと思ったが
管理者らしき人に注意された。
車を左岸の駐車スペースに移動させ出発。
右岸の林道は雪が繋がっていたのでスタートからシール歩行。
持篭谷橋手前でデブリが三ヶ所。
いずれもシールのまま乗り越える。
持篭谷左岸を上部に進む林道も雪は問題無し。
ただ谷側が切れ落ちているので歩行には注意が必要だった。
支谷を越えるところでは規模の大きなデブリ。
これも何とかシールのままで越える。 林道が右にカーブした辺りから尾根に取り付く。
過去二回もここから登りはじめた。
穏やかでスキー登高向きの尾根だ。
しかし、今回は下部でやや薮が出ていた。
植林を抜け林道を横切ると気持ちのいい雑木林の登高となる。
調度正面から陽が差して雪面に樹木の優しい影を映す。
上部の林道を横切ってからは地形がやや複雑になる。
更に登った平坦地には巨木が目立ち癒される。
立派なブナも見受けられた。 稜線に出る手前でふり返ると大野盆地が眼下に広がっていた。
あそこを目指して一滑りしたい思いに駆られる。
しかし、今回の目標は登頂だ。
稜線にはスキーのトレースが残っていた。
それを追うように先に進んで行くと恐ろしげな雪庇を見せる急斜面。 雪庇の脇を際どく登っていく。
程よく緩んだ雪にシールがよく噛んでくれて助かる。
もう少し固い雪だったら冷や汗ものだ。
急登を終えると左手に荒島岳がくっきりと見えるようになった。
越前甲、経ケ岳といった山々も見られる。
南側には能郷白山をはじめとした奥美濃の峰々。
越前側に比べると黒々としているがすばらしい眺めだ。
最高のパノラマの中を天空散歩。 トラバース気味の歩行が長々と続く。
高低差は少ないが右側雪庇、左側急斜面でちょっと落ち着かない。
更に気温が高く日差しが強い。
喘ぐような暑さだ。
眺めがいい事が救いだ。
「お!何だ?あれ」
9の字を書いたような不思議な木立があった。
9合目を示しているのだろうか。 稜線がやや広くなっていよいよ念願の山頂が近づいてきた。
それにしても右手にはすごい雪庇が続く。
12時10分、山頂到着!
三度目の正直とはよく言ったものだ。
風もなく穏やかで気持ちいい。
眺望も最高だ。 到着直前にテレマークのパーティが滑っていくのが見えた。
山頂には山スキーの3人パーティが滑降準備中。
その後にワカンパーティが登ってきた。
人気の山だ。
人の多い所が苦手なkozaemonさんは目を白黒。
東についている壷足トレースは
前日に登っているmasaさんのものだろう。
さてそれでは滑りましょうか。
滑りはじめた斜面は斜度も樹間もいい感じ。
kozaemonさんは気持ちよさげに滑り降りていく。
しかし、テレマークの立ち上がりが悪い僕は…
何度もこけながら…それでも楽しい! 一滑りしてモッカ平に出た。
この平にひかれてずっとここを目指していたのだけど
いざ来てみるとちょっと物足りない感じ。
それでも緩やかにうねる雪面を滑るのは気持ちいい。
ただ,小谷が入り組みルート選択に気を使った。
林道に出て登ってきた尾根までシール歩行で戻る。
林道下にむかってシュプールが残っていたが状況がわからない。
林道沿いはブナ林になっていて巨木もあり目を楽しませてくれる。
スノーハイクをするにはもってこいのところだろう。
戻った尾根は雪が緩んで重め。
過去にはパフパフのパウダーを味わったものだが今回は望むべくもない。
少し降りては止まり、少し降りては止まりの下降。
それでも樹間を縫って滑るのは楽しい。
最後の林道は慎重に下降。
途中、用足しをしようと板を外したkozaemonさんにハプニング。
何と雪に差し立てた板が一本倒れて谷側に落下。
すぐ下の棚状になったところに刺さって止まったから良かったものの
そのまま落ちていたら谷底にまっしぐら。
目も当てられない状況になるところだった。
みなさん、板を置く時は気を付けましょう。
下山後は九頭竜温泉「平成の湯」へ寄った。
以前と建物がかわっていてビックリした。
なんで建てかわったんだろう。