【湖西】百里ヶ岳・スノーシューハイク
Posted: 2017年2月26日(日) 22:22
2月は恒例の北国で雪上ハイクの予定だけど、天気予報が芳しくない。
ナズナさんの上げてくれた3つの候補の中で一番南の山に決めた。
【 日 付 】 平成29年2月25日(土)
【 山 域 】 湖西
【 天 候 】 晴れ 時々 曇り 一時 霰
【 ルート】 木地山集会所8:00---11:10百里ヶ岳13:30---14:45・805---17:15駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー
ナ「スコップは車に乗っていますか?」昨年停めた所の雪を除いて駐車地確保のつもりで行ったのだが、
道路からの除雪がうず高く積み上げられていて手に負えない。木地山集会所の2台分の駐車地は「駐車禁止」
バスの運転手さんに相談すると「そこでいいんじゃないの。だだし私が許可したのじゃないですよ」
車道沿いには対向スペースがあるだけで、積雪期の木地山には駐車地がありません。
積雪は1m強。屋根から滑り落ちた雪が軒まで繋がっている。除雪最終地点でスノーシューを履く。
橋を渡った植林の中はモナカ雪。スノーシューを乗せ、体重を移動するとグスンと沈み込む。
「こんな調子の雪が続いたら、疲労蓄積ばっかりで時間がかかるよな」
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百里ヶ岳東尾根に取りつく。お天気は予報に反して快晴の空だ。
山頂まではグーの適正標高差400mの1.5倍の600m。まあ頑張れる標高差だ。
昨晩も化粧雪が降ってくれたようで純白の雪が嬉しい。雪面は歩きやすい。サクサク登れる。
とこどころ好展望地が現れてくれるのが、いい休憩となる。
山頂に近づくにつれて、黒雲が北西から迫ってきたが、やがてまたお日様も顔を出してくれる。
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無風で暖かい。ツエルトを張らずにランチです。今日もナズナさんの手料理が美味しい~。
が・・・、ランチの途中で雪が舞い出した。慌ててツエルトを張る。
しばらく霰がツエルトをたたく音がしていたが、やがて音もやみ日差しが当たってきた。
途端にツエルトの中は南国の陽気。「お腹が膨れて昼寝がしたくなってきました」
ランチを終え、ツエルトから顔を出すと山頂に単独の若い女性が来ていた。
まだ雪山は4回目とのこと。後輩の出現にナズナさんが嬉しそうに話しかけている。
小浜の海も見えて大満足のグーに
ナ「スノー衆に参加できなかったグーさんに満足してもらえてヨカッタ」
さてここからしばらくは南へ一般登山道で下山にかかります。
が・・・・・グ「これが一般登山道ですか? コワ~い」
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雪庇も発達しています。痩せ尾根もあります。なかなか厳しい一般登山道です。
・805から一般登山道を離れ東尾根に進み、・662西のCa690から北の尾根に曲がる。
時間は16:00。 グ「まだ標高差で半分も下りていないのですよね」
ナ「明るいうちには下山できるでしょう」
最後の着地をドウ処理するか。老眼対策超拡大地形図を見てグーが先導する。
かなりの急傾斜。でもスノー衆ほどはヒドクない。
なんとか無事着地したところは駐車地の真裏でした。
帰り道ナズナさんが橋の手前の緩やかな斜面を指さしてやんわりと
「ここへ下りてくるつもりでした」
展望のないガスの中のスノーシューハイクを覚悟して出かけたが、
比良の山々、湖北の山々、日本海に琵琶湖と大展望の山旅を楽しみました。
ナズナさん、ありがとう~。
グー(伊勢山上住人)