【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

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兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

投稿記事 by 兔夢 »

2017年1月2日(月)晴れ 弥高尾根より伊吹山 単独
KIMG1167.jpg
上平寺駐車地8:45ー弥高山三角点9:50ー伊吹山三角点11:25ー
休憩11:30~12:05ー駐車地14:10

みなさん、明けましておめでとうございます。
初登りに伊吹山に行ってきました。

メジャーな山なので混雑を避けて上平寺の登山口から。
ここのところ,お山から遠ざかっていたので
体力的に不安を抱えつつ向かいました。
しかし、駐車地で準備をしていると不思議と心が沸き立つ。
山に登る時は何時もこんな感じ。
今日はどんな風景が目前に広がるのだろう。

今は伊吹神社となった京極氏の館跡から出発。
駐車地や歩道がここ数年で整備され更に改修中のようです。

神社から続く登山道は古道を利用したもの。
植林の登りが続き結構きつい。
穏やかになると冬枯れの樹林が広がります。
その下に上平寺城の遺構が続きます。
かなり明瞭な遺構で想像をかき立てる。
DSCN8160.JPG
DSCN8160.JPG (35.92 KiB) 閲覧された回数 1360 回
対岸の尾根には弥高寺跡が段状になって見られます。
古蹟を見ながら登るあちらのルートも楽しい。

弥高山の三角点は薮に埋もれ分かりづらい。
以前は見つからずに諦めた事も。
今はその付近に目印が豊富です。

弥高尾根から表道の五合目へトラバースして
後は行儀よく登山道を歩こうと思っていました。
しかし,正面に続く尾根が「おいで、おいで」と誘いかけます。
それにあがなう事は難しい。
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DSCN8167.JPG (33.52 KiB) 閲覧された回数 1360 回
五合目に通ずる踏み跡から離れて尾根筋を進みました。
ところどころ笹薮があるけど細くてそれほど苦にならない。
それにわずかながら踏み跡が見られました。
また,分厚い笹薮は脇から巻く事も可能でした。
時折、気がついたように目印もありました。
1000m付近からはブッシュがうるさくなります。
この辺りで以前、下山時に薮に引っ張られて尾根を外した事があります。
そのため、ルートを慎重に確認しながら登高。
樹林の中には雪が薄らと残ってました。
足を取られないように気を使いました。
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DSCN8175.JPG (44.61 KiB) 閲覧された回数 1360 回
何時しか5合目小屋、7合目小屋を見下ろすところまで登ってました。
左手にはすぐ間近に登山道が見え登山者の姿も。

上部は急登が続きます。
芝草の上に薄らと雪がのりいやらしい。
下山に使うのは遠慮しようと思いました。
更に登るとブッシュにエビの尻尾の花が咲いて
目を楽しませてくれました。
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DSCN8190.JPG (37.72 KiB) 閲覧された回数 1360 回
斜度が緩くなると既に山頂台地の一角。
取りあえず三角点に向かいました。
台地では幾人かの登山者が
まだ境界の分かる遊歩道を律儀に歩いていました。
雪はこの時季としてはかなり少なく
多い所でも20センチそこそこ。
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DSCN8197.JPG (29.96 KiB) 閲覧された回数 1360 回
気温はそれほど低く感じないものの風がやや強い。
外で日差しを浴びて休憩しようかとも考えたが良いところが見つからず
やっぱり何時ものように覚心堂へ逃げました。

下山は登山道を通って行儀よく。
雪がある時は登山道横のルンゼをスキーで滑降しますが
雪がないとかなりの急斜面に見えます。
よくこんなところを滑るものです。
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DSCN8204.JPG (34.13 KiB) 閲覧された回数 1360 回
8合目付近から登山道はドロドロ。
それに前後に下山者も結構います。
それを避け、雪崩留めの辺りから弥高尾根へトラバース。
結局、行儀のいい山歩きは不向きだったようです。
ふり返ると山頂付近はガスっていました。

この季節、はじめてスキー以外で伊吹山に登りました。
だけど,それはそれで存外楽しい山行となりました。
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

兔夢さん、今年もよろしく。

弥高尾根より伊吹山

緑ちゃんの追っかけで若かりし頃に一度だけ歩いたことがあります。

駐車地で準備をしていると不思議と心が沸き立つ。
今日はどんな風景が目前に広がるのだろう。


若いっていいなぁ~。

(って、兔夢さんはいつまで経ってもグーを追い越さないのよね)

弥高山の三角点は薮に埋もれ分かりづらい。

一面のススキの原っぱでしたよね。グーは見たのだろうか?アルツです。

正面に続く尾根が「おいで、おいで」と誘いかけます。
それにあがなう事は難しい。


ソーでなくっちゃ!

1000m付近からはブッシュがうるさくなります。
この辺りで以前、下山時に薮に引っ張られて尾根を外した事があります。


はい。
グーも下山で、尾根芯よりも左下の斜面の方がヤブが薄く歩きやすそうに見えて、
下りたもののトラバースが出来ずどんどん下に追いやられ、参りました。

台地の一角。取りあえず三角点に向かいました。

花の季節には立ち入り禁止のロープの中です。

雪がないとかなりの急斜面に見えます。
よくこんなところを滑るものです。


雪がたっぷりと乗るとモードか切り替わるのですよね。

結局、行儀のいい山歩きは不向きだったようです。

そのようです。

この季節、はじめてスキー以外で伊吹山に登りました。
だけど,それはそれで存外楽しい山行となりました。


こーゆー前向きの健全な精神が素晴らしい。
今年も活躍を期待しています。


                    グー(伊勢山上住人)
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

投稿記事 by biwaco »

兎夢さん、新年アケオメ~

伊吹山といえば、冬は吹きっ晒し、夏は炎天下の業の山で、お月見登山がオススメ…
と、長年、足が遠のいておりましたが、昨年、山日和導師のレポにも刺激され、ちょっと横手から覗きに行って来たんです。
それが「弥高尾根」。弥高山から上は兎夢さんレポと同じです。でもその時は時間切れで山頂まで行けなかったので、レポもアップしたかどうか、記憶はありません。(>_<)
GPSの軌跡を載せときます。
2016_0207伊吹山弥高尾根.jpg
co1050mあたりの疎林を左へ回り込み、ゲレンデの左岸を下って、5合目くらいから弥高尾根へ周回しています。
往路は弥高川の大堰堤から巡視路を弥高山へ直登。帰りは弥高寺跡の整備された道を下りました。
次は上平寺から行ってみようかな?
神社から続く登山道は古道を利用したもの。
植林の登りが続き結構きつい。
穏やかになると冬枯れの樹林が広がります。
その下に上平寺城の遺構が続きます。
かなり明瞭な遺構で想像をかき立てる。
[attachment=6]DSCN8160.JPG[/attachment]
対岸の尾根には弥高寺跡が段状になって見られます。
古蹟を見ながら登るあちらのルートも楽しい。
まったく、遺構も道もきれいに整備されてますね。人が行かないともったいないくらい。
弥高山の三角点は薮に埋もれ分かりづらい。
以前は見つからずに諦めた事も。
今はその付近に目印が豊富です。
とてもヤブの中に三角点柱があるとは思えず、探しもしませんでした。(@_@。
弥高尾根から表道の五合目へトラバースして
後は行儀よく登山道を歩こうと思っていました。
しかし,正面に続く尾根が「おいで、おいで」と誘いかけます。
それにあがなう事は難しい。
私の場合は、「帰れ、帰れ!」と追い返されてるようで、「御意(>_<)」とターンしてしまいました。
8合目付近から登山道はドロドロ。
それに前後に下山者も結構います。
それを避け、雪崩留めの辺りから弥高尾根へトラバース。
もう少し下の5合目辺りにトラバース道の目印がありました。
この季節、はじめてスキー以外で伊吹山に登りました。
だけど,それはそれで存外楽しい山行となりました。
いろんな山の楽しみ方を自分流に楽しみたいですね(^^♪

                       ~biwa爺
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

投稿記事 by 兔夢 »

DSCN8165.JPG
DSCN8165.JPG (52.27 KiB) 閲覧された回数 1277 回
グーさん、こんばんは。
あけおめ、ことよろです(ちょっと古いか!)

緑ちゃんの追っかけで若かりし頃に一度だけ歩いたことがあります。


んー!同じ頃に同じ事してますね。

若いっていいなぁ~。


若くはないですけどこういう感覚は何時までも持っていたいですね。

一面のススキの原っぱでしたよね。


そうですね。今回はススキや草が冬枯れで三角点探しが比較的楽でした。

はい。
グーも下山で、尾根芯よりも左下の斜面の方がヤブが薄く歩きやすそうに見えて、
下りたもののトラバースが出来ずどんどん下に追いやられ、参りました。


あそこは,今回確認したら2重にも3重にも尾根が重なっていて知らずに下れば迷うところだと分かりました。

花の季節には立ち入り禁止のロープの中です。


山開き後に入ったら思いっきり注意されそうなところです…

雪がたっぷりと乗るとモードか切り替わるのですよね。


なんだろう?よくわからないですけど何時もあまり躊躇なく滑ってますね。
スキーで登る時は怖々ですけど。

そのようです。


まともに登山道歩いたの、そばつるを連れていった一度きりしかないです…

こーゆー前向きの健全な精神が素晴らしい。
今年も活躍を期待しています。


基本的に山に入ると何でも楽しいんで。
活躍はできないかもしれませんが山には行きます(^^)

               兔夢


兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

投稿記事 by 兔夢 »

DSCN8208.JPG
DSCN8208.JPG (35.77 KiB) 閲覧された回数 1277 回
biwacoさん、あけおめ!ことよろ!
それが「弥高尾根」。弥高山から上は兎夢さんレポと同じです。でもその時は時間切れで山頂まで行けなかったので、レポもアップしたかどうか、記憶はありません。(>_<)


そうそう、レポがあったかどうかは定かではありませんがbiwacoさんが弥高尾根を登ったのは記憶してましたよ。

co1050mあたりの疎林を左へ回り込み、ゲレンデの左岸を下って、5合目くらいから弥高尾根へ周回しています。
往路は弥高川の大堰堤から巡視路を弥高山へ直登。帰りは弥高寺跡の整備された道を下りました。
次は上平寺から行ってみようかな?


ブッシュがいやらしくなる辺りから登山道側へトラバースしたんですね。
雪はあったんですか?
弥高山への取付きのルートがすごいですね。かなりの急登ですよね。
ここ間違えてスキーで下ったところでかなり苦労しました。

まったく、遺構も道もきれいに整備されてますね。人が行かないともったいないくらい。


何回か訪れてますが人にあった事がありません(^^;

とてもヤブの中に三角点柱があるとは思えず、探しもしませんでした。(@_@。


気持ち、分かります。何度か挑戦して諦めました。
GPSを手に入れてやっと辿り着く事ができました。
今は目印がいくつかあり分かりやすくなりました。

私の場合は、「帰れ、帰れ!」と追い返されてるようで、「御意(>_<)」とターンしてしまいました。


雪のある時だとちょっと気を入れないと進めないですね。
因みにスキーでこのルートを登った時は雪崩留めあたりから登山道側へトラバースしてます。
山頂下の急斜面は怖くて登る気になりませんでした。
今回は雪もまばらだったので普通に行けました。

もう少し下の5合目辺りにトラバース道の目印がありました。


今回、この5合目のトラバース道を確認したいなあって思ってたんですが結局薮道へいってしまいました。

いろんな山の楽しみ方を自分流に楽しみたいですね(^^♪


そうですね。今はテレマークで伊吹山をしてみたいです(^^V

                 兔夢


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山日和
記事: 3583
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

投稿記事 by 山日和 »

兔夢さん、こんばんは。今年もよろしくです。 :D

メジャーな山なので混雑を避けて上平寺の登山口から。

さすがと言いたいところですが、スキー履けたら正面から行ってるでしょ。 :mrgreen:

今は伊吹神社となった京極氏の館跡から出発。
駐車地や歩道がここ数年で整備され更に改修中のようです。


いい登山口になってますよね。

その下に上平寺城の遺構が続きます。
かなり明瞭な遺構で想像をかき立てる。
対岸の尾根には弥高寺跡が段状になって見られます。
古蹟を見ながら登るあちらのルートも楽しい。


このあたりは城跡マニアにはたまらないでしょうね。 :lol:

弥高尾根から表道の五合目へトラバースして
後は行儀よく登山道を歩こうと思っていました。
しかし,正面に続く尾根が「おいで、おいで」と誘いかけます。


ホントですか?(^^;)
最初からそのまま上がるつもりだったんじゃないの? :mrgreen:

また,分厚い笹薮は脇から巻く事も可能でした。
時折、気がついたように目印もありました。
1000m付近からはブッシュがうるさくなります。


ヤブと言っても初級ですね。ほとんど問題なし。

芝草の上に薄らと雪がのりいやらしい。
下山に使うのは遠慮しようと思いました。


こういうのは勘弁してほしいですね。

台地では幾人かの登山者が
まだ境界の分かる遊歩道を律儀に歩いていました。


それが普通でしょう。「律儀に」と感じるのは変態の証拠です。 :lol:

下山は登山道を通って行儀よく。

南東尾根は考えなかったんですか?

雪がある時は登山道横のルンゼをスキーで滑降しますが
雪がないとかなりの急斜面に見えます。
よくこんなところを滑るものです。


よく言うわ :mrgreen:

それを避け、雪崩留めの辺りから弥高尾根へトラバース。
結局、行儀のいい山歩きは不向きだったようです。


ハナからわかってました。 :lol:

          山日和
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【伊吹】新春に弥高尾根から薮漕いで…

投稿記事 by 兔夢 »

DSCN8201.JPG
DSCN8201.JPG (27.58 KiB) 閲覧された回数 1237 回
山日和さん、こんばんは。こちらこそよろしくお願いします。
さすがと言いたいところですが、スキー履けたら正面から行ってるでしょ。


こちらからのスキーでのアプローチも面白いのです。まだ弥高寺跡を滑った事がないのでそれにもひかれます。

いい登山口になってますよね。


見る度に変わってる気がするけど訪れる登山者はあまりいないような…

このあたりは城跡マニアにはたまらないでしょうね。


マニアではないけど楽しいです。なんで弥高寺跡をそのまま城郭にしなかったんだろうと思ったり…

ホントですか?(^^;)
最初からそのまま上がるつもりだったんじゃないの?


体力的に自信がないのでこの時点でもどうしよう状態でした(^^;

ヤブと言っても初級ですね。ほとんど問題なし。


えっ!そうなんですか!これ以上の薮なんて歩けない!

こういうのは勘弁してほしいですね。


こういう状態の下山で何度か痛い目にあってるので今回ははなから遠慮しました(^^)

それが普通でしょう。「律儀に」と感じるのは変態の証拠です。


当たり前ですけど普通の登山者の方が多かったですね。
覚心堂で休憩している時、単独の年配の方が入ってきたので「温かいですねえ」って声かけたら「雲が出てきて寒くなってきた!」ってちょっとパニック気味に返されて辟易しました。こういう人が普通に登っちゃうんだなあ、って思ったら怖かったです。

南東尾根は考えなかったんですか?


まったく考えてなかったです(^^ゞ
以前、登った時にいいブナの樹林があったなあ、とは思ってましたが。

よく言うわ


よく言うのですよ。雪があると平気で滑ってくんですけどね,不思議なものです。

ハナからわかってました。


やっぱり…でもたまには行儀よく行きたいと思ってます。本当ですよ。

             兔夢


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