【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

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kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by kitayama-walk »

【日 付】 2016年12月25日(日)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 台高中部
【メンバー】kitayama-walk(単独行)

【コース】 7:40マナコ谷登山口(駐車地)-8:30造林小屋-9:20▲桧塚-9:45桧塚奥峰10:00-10:10P1394-10:30ヒキウス平-10:40P1353-11:10P1394-11:25判官平-11:45明神平分岐-12:15笹ヶ峰13:30-14:10明神平分岐-14:30判官平-14:50P1286-13:25ワサビ谷出合-16:00駐車地
GPS軌跡図
GPS軌跡図
 1週間前の12月18日台高の山ノ神の頭から馬ノ鞍峰へと歩いたが、雪がほとんどなかったが、桧塚奥峰や明神平付近では樹氷や積雪があったそうだ。標高200mほどの差である。1週間後のクリスマス・イブの夜は冷え込み、翌日の天気予報は晴れだ。こうなっては今シーズン初の樹氷を見に行くしかない。アプローチは人の少ない三重県側からにする。積雪期にも4回ほど歩いているので不安もない。今回は、万歳橋のたもとから奥山谷経由で明神平に行き、台高主稜線を笹ヶ峰まで歩き、引き返して桧塚奥峰・桧塚に戻り、マナコ谷登山口に下ろうという計画にした。

<アプローチ>
 京都からは、高速を使って大阪経由で行く方が時間は短縮することができるが、早朝なので一般道経由で奈良市内に入りR24-R165-R166(伊勢街道)と走り、高見トンネルを越え、木梶トンネルを抜けたところで栃谷集落に向い、加杖坂峠(トンネル)を越えて青田(おおだ)発電所のところから千秋林道に入る。万歳橋まで入れるという情報だったので、千秋橋、誉橋と進み、万歳橋の手前に路肩に駐車した。他に駐車車両を見かけなかったので一番乗りだ。

<マナコ谷登山口~桧塚>
 予報どおり朝早くから晴れており、太陽も昇ってきたので樹氷が落ちることが心配で予定を変更し、マナコ谷登山口(標高760m)からまず桧塚に登ることにした。マナコ谷の左岸に取り付きがあり、植林帯の中をジグザグを切りながら登っていく。途中に明確な作業道(杣道)があるが、登山道はこれを何度も横断しながら登っている。やがて造林小屋に出会うと、支道を右に取って少し進むと植林と自然林の境界線を登っていくことになる。このあたりから雪が出てきた。どうやら昨日のものと思われる複数人のトレースがある。気温が低かったせいか、踏み跡が今もはっきりと残っている。やがて樹林の中から飛び出した。広々とした尾根が桧塚のある主稜線に続いている。雪面に残ったトレースを追いながら一歩ずつ登っていくと、景色が広がってくる。前方には樹氷のついた樹木が「おはようごさいます」と出迎えてくれる。右手には、台高主稜線にある水無山、国見山、赤ゾレ山と連なって見えているが、後ろを振り返ると、台高山脈北端の高見山があり、その尾根筋には三峰山、修験業山、栗ノ木岳、局ヶ岳などが続いている。その向こうには特徴ある室生火山群の住塚山、鎧岳、兜岳、倶留尊山、大洞山が並んでいる。主稜線に出ると樹木にたくさん樹氷がついているが、風も少しあって寒く、手がかじかむ。まずは桧塚にあいさつに行くことにした。少し下って登り返すと桧塚の三角点が雪の中にあった。
樹氷のお出迎え
樹氷のお出迎え
<桧塚~桧塚奥峰>
 桧塚にあいさつした後、稜線を戻り、桧塚奥峰(1420m)に向かう。向こうに見えている奥峰とは指呼の距離だ。稜線上は風の影響を受けて樹氷が発達している。寒さを我慢してたくさん写真を撮った。少しの時間で奥峰に到達した。今日はまだ誰も来ていないようである。奥峰からの眺望もいい。間近に桧塚があり、その左向こうには局ヶ岳から三峰山の山並みが見える。南東には、池木屋山から東に派生している尾根にある迷岳、大熊の頭、白倉山、古ヶ丸山、野江股ノ頭が並んでいる。さらに南には、池木屋山、奥ノ平峰、赤嵓山、千石山(奥ノ迷峰)、笹ヶ峰の台高主稜線の山が続いていて、その向こうには遠く、大台ヶ原の日出ヶ岳と加茂助谷の頭、さらに仙千代ヶ峰も見ることができる。何ともいえないほどの眺望を目の当たりにできるのがうれしい。そして、目の前にはこれから歩くヒキウス平も見えている。しばらく眺望にうっとりしていると、明神平方面から単独行の男性がやってきた。さらにもう一人やってきた。さあ先は長いので急ぐことにする。
桧塚奥峰にて
桧塚奥峰にて
<桧塚奥峰~ヒキウス平>
 奥峰から明神平へのルートは、ブナ林が続く樹林帯で小さな起伏がある複雑な地形をしているが、最近は歩く登山者が増えているせいか、踏み跡やテープがたくさんついている。今日は、昨日のトレースがしっかりとついていて迷うようなこともない。P1394には明神平への標識があるが、ここはヒキウス平への分岐点となっている。分岐を南に向かうトレースがついていた。昨日一人の登山者が向かったようである。樹林の中を快適に進むと尾根は次第に左に向かっていき、ヒキウス平の第一劇場に到着した。いつものように「支配人の木」が出迎えてくれた。目の前には先ほど登った桧塚奥峰と桧塚がある。ここでランチしてもよいのだが、今日の目的は笹ヶ峰なのだ。そうそう、ここには第二劇場があることを思い出し、先のP1353まで足を進めた。
ヒキウス劇場の支配人の木がお出迎え
ヒキウス劇場の支配人の木がお出迎え
<ヒキウス平~笹ヶ峰>
 ヒキウス平からはP1394まで戻り、明神平方面に向かうと、明神平からやってくる登山者とすれ違うようになった。判官平付近でおやっと思う三人グループがいた。やってきた方向が明神平方面ではなく北斜面からだ。聞くと万歳橋から木屋谷沿いの山道を歩いて、途中から尾根を登ってきたという。これは帰りに予定しているルートではないか。まあ帰りに確認してみることにして先に進もう。トレースの跡をそのまま進むのは嫌なので、ちょっと外したところを歩いてしまう。それだけエネルギーがいるのであるが、何せ性分なので仕方がない。明神岳(1432m)手前の急登を終えると左折して笹ヶ峰に向かう。このあたりも再び樹氷が大きく育っている。笹ヶ峰にもトレースがついている。ここからは下っていくことになるが、3つの小ピークを越えて4つ目のピークが笹ヶ峰(1367m)である。2つ目のピークが1380mと最も高く、この辺りはブナが林立して気持ちがいいところである。笹ヶ峰には12:15に到着した。ちょうどランチタイムとなった。少し東に寄ったところのブナの下に腰を下ろした。今日はお決まりの得正のカレーうどんだ。「福ヱビス」のビールがうまい!天気がよく太陽が照りつけて樹氷が溶けてバラバラ落ちてくる。また、それも乙なものである。笹ヶ峰は東西に長い台地状になっているが、東に行ってみると黄色のテープが続いている。少し東に歩いてみたが、どうやら千石谷に下っていくようである。
笹ヶ峰ランチタイム-ビールが欠かせません
笹ヶ峰ランチタイム-ビールが欠かせません
笹ヶ峰に到着
笹ヶ峰に到着
<笹ヶ峰~判官平>
 笹ヶ峰にて1時間余りのランチタイムを堪能して引き返すことにした。台高主稜線にある小ピークのアップダウンを乗り越えて行く。主稜線にはまだまだ樹氷が健在だ。左向こうには往路では見えていなかった大峰の山上ヶ岳、稲村ヶ岳、大普賢岳、仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳、孔雀岳などの山並みが見え、さらに大台ヶ原の山も見渡せるようになってきた。明神平分岐からも往路をそのまま判官平まで戻った。
大峰の山々が見える
大峰の山々が見える
<判官平~駐車地>
 判官平からは北斜面の尾根を下ることにする。行きで出会った三人組が登ってきたルートである。それを確かめるように進むと、ここにもテープがあって結構歩かれているようだ。P1286の手前に檻が置いてあったが、入口が固く閉まっているので獲物は入らない。P1286から先もピンクのテープがあり、これに導かれるように下っていくとさらに急な傾斜になった。樹林帯の中に突入するとやがて木屋谷に沿いの山道に合流した。ここからは歩いたことはあるので一安心だ。ワサビ谷手前では固定ロープがあり慎重に下る。あとは山腹のトラバース山道を駆け足で進むとやがて万歳橋のたもとに辿り着いた。ここから林道を歩いて数分で駐車地に戻った。
入口の閉まった檻があった
入口の閉まった檻があった
written by kitayama-walk
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
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Re: 【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by 落第忍者 »

kitayama-walkさん、こんにちは。

超健脚のkitayama-walkさんらしい、目一杯詰め込んだコースですね。
まあ、これくらい歩かないと歩いた気がしないといったところでしょうか。
しかもご自分の庭のように歩かれるのは流石です。

そして力作のレポートはそのままガイドブックに載せられる程に詳細で。
その足跡を忠実に辿ろうとすると却って大変かもしれませんが。
私なんかは部分的に参考にさせて貰って歩いてみたいものです。

毎回のようにロングコースで、お忙しい中で纏められるのは大変かもしれませんが、これからもよろしくお願いします。
落第忍者
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by 雨子庵 »

kitayama-walkさん オヒサです
あめちゃんです

青田にようこそ、ナンチャッテ :D

さあ先は長いので急ぐことにする。

これ、この通りだと思いました。平地でもないのにメチャ歩いてる・・・歩き過ぎ・・・。

P1394には明神平への標識があるが、ここはヒキウス平への分岐点となっている。

あそこがヒキウス平というんですね。オジヤンは教えてくれなかった・・・たぶん町の人が命名したのかな。

ヒキウス平の第一劇場に到着した。

そしてここが第一劇場・・・。

そうそう、ここには第二劇場があることを思い出し、先のP1353まで足を進めた。

ここが第2劇場・・。むかし、ヤブコを読んでるとき、『第一劇場』やら『第二劇場』やら、知らない名前ばかり出てきて場所が分からないもんだから、オジヤンじゃないけど『町の人間が勝手に名前つけて・・・』と思ってた時期がありました。

 判官平からは北斜面の尾根を下ることにする。行きで出会った三人組が登ってきたルートである。それを確かめるように進むと、ここにもテープがあって結構歩かれているようだ。P1286の手前に檻が置いてあったが、入口が固く閉まっているので獲物は入らない。P1286から先もピンクのテープがあり、これに導かれるように下っていくとさらに急な傾斜になった。樹林帯の中に突入するとやがて木屋谷に沿いの山道に合流した。

先日山日和さんが使ったルートですね。わかりました。判官平から北尾根を下ると左右に分岐(右が明瞭ですが)、その右尾根ですね。登山道に合流するところは、その昔トタンで囲った小屋が残っていました。今は・・・ガラス片くらいかな。山日和さんのレポにもう1本向こう(上流)の尾根のことを書いて『?』の反応でした。訂正には時すでに遅しなのでスルーしました。

あとは山腹のトラバース山道を駆け足で進むと

『駆け足』てて・・・リスかネズミのような生き物イメージしちゃいます・・・。シッポあるんじゃないですか :mrgreen:

今シーズン、多くの人が千秋峰方面に来てくれて・・・
ブーム到来か?

あめちゃん
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by kitayama-walk »

 落第忍者さん、こんばんは。

> 超健脚のkitayama-walkさんらしい、目一杯詰め込んだコースですね。
> まあ、これくらい歩かないと歩いた気がしないといったところでしょうか。
> しかもご自分の庭のように歩かれるのは流石です。


 欲張りなものですから。やっぱり目一杯歩いてしまいます。しかし、おどさんには当然負けますが。。。
 今回のコースは、1週間前の山日和さんの後追いですよ。周回するコースが逆になっていることと、ヒキウス平に行った
ことが違うくらいでしょうか。
樹氷の花が満開でしたね。
樹氷の花が満開でしたね。
 落忍さんは、早出早帰ですが、せっかく山に行くのだから、もったいないと思いませんか?
 まあ、天候にもよるのでしょうけれど、天気がいいと目一杯歩きたいという気持ちになってしまします。
 ですから、午後3時より前に下山することはほとんどないと言ってよいと思います。その反面、闇下にもほとんどなって
いませんよ。この冬至あたりは最も昼の時間が短いので4時半までには下山するようにしています。
ランチはたっぷり時間をかけて-得正のカレーうどん
ランチはたっぷり時間をかけて-得正のカレーうどん
 12/15に山ノ神の頭から馬ノ鞍峰に周回したとき、下山が4時40分になってしまいましたが、闇下は免れました。これは
山ノ神の頭に登ったルートがキノコ股谷を詰めたため予定した時間より1時間長くなってしまったことが原因でした。この
ときもランチは豚しゃぶ鍋(三人山行)をやって1時間余り費やしたことも原因です。

> そして力作のレポートはそのままガイドブックに載せられる程に詳細で。
> その足跡を忠実に辿ろうとすると却って大変かもしれませんが。
> 私なんかは部分的に参考にさせて貰って歩いてみたいものです。


 これ結構時間がかかるんです。撮ってきた写真の整理から始め、コースタイムを確認し、経験した事象を思い出して
記録していくことになるからですね。だから、毎週のように山に行っているとレポが追いつきません。
高見山から大洞山の眺望
高見山から大洞山の眺望
> 毎回のようにロングコースで、お忙しい中で纏められるのは大変かもしれませんが、これからもよろしくお願いします。

 本当は、さっと仕上げてアップするのがいいのかも知れませんね。
 もし、さらに補充したいのから、後からでも可能でしょうから。
倶留尊山から局ヶ岳の眺望
倶留尊山から局ヶ岳の眺望
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by kitayama-walk »

あめちゃん こんばんは。

> 青田にようこそ、ナンチャッテ。

 私、青田(おおだと読むんですよね)には、何度か通っていますよ。以前、山日和さんと同行したことがありましたが、
そのときのこと、覚えていませんか?

 一度、biwa爺と二人で、スメールに車1台をデポして、マナコ谷登山口から桧塚奥峰に登り、台高主稜線を明神岳から
歩き、奥ノ平峰辺りでテン泊し、翌日は池木屋山から東尾根を歩いて迷岳からスメールに下りるつもりでした。けれども
時間足らずでナンノキ平から江馬小屋谷に下ったことがあります。
元気なbiwa爺さんです。
元気なbiwa爺さんです。
> 平地でもないのにメチャ歩いてる・・・歩き過ぎ・・・。

 でも、桧塚の稜線に登ってしまうと、ほとんどアップダウンがなくなって平地に近いでしょう。
 まあ、天気がよかったので、歩くことには疲れませんでした。これが吹雪いたりしたら、テンションだだ下がりで早く下山
して温泉に行こうという気になりますね。
樹間から見えました。
樹間から見えました。
> あそこがヒキウス平というんですね。オジヤンは教えてくれなかった・・・たぶん町の人が命名したのかな。

 私もよく知りませんが、そう呼ばれていました。ヒキウス平。ヒキウス劇場。支配人の木。第一劇場。第二劇場。
さらに第三劇場もあるらしい。

> ここが第一劇場・・・。ここが第二劇場・・。昔、ヤブコを読んでるとき、「第一劇場」やら「第二劇場」やら、知らない名前
> ばかり出てきて場所が分からないもんだから。


 そうでしょうね。私も同じでしたね。調べてみて、なるほど、ここがそうか、あそこがそうかとわかってきました。

> 先日、山日和さんが使ったルートですね。判官平から北尾根を下ると左右に分岐(右が明瞭ですが)、その右尾根ですね。
> 登山道に合流するところは、その昔トタンで囲った小屋が残っていました。今は・・・ガラス片くらいかな。
> 山日和さんのレポにもう1本向こう(上流)の尾根のことを書いて?の反応でした。

判官平のプレート(昔からありますよね)
判官平のプレート(昔からありますよね)
 そのとおりです。私、山日和さんの後追いをしたのです。コースは逆回りしていますがね。
 P1286を過ぎたところで尾根が分岐しています。左に下ると奥山谷出合に降りることになると思います(歩いたことない
ですが)。右の尾根にはテープが明瞭についていました。登山道に合流する地点に小屋があったとはね。今では全くわか
らないですね。
ここに出合いました。
ここに出合いました。
> 「駆け足」てて・・・リスかネズミのような生き物イメージしちゃいます。シッポあるんじゃないですか。

 平坦なところは早足になってしまうのですね。ささっと歩く。これも性分なんでしょうかね。
 下山した後の林道歩きがあることがありますよね。大体下っていると思うのですが、そのときはトレランします。
 だらだら歩くより駆け足の方がスキッとしますから。それに下山後の温泉に時間が取れますから。
 なお、尻尾はありませんね。
written by kitayama-walk
kushiro
記事: 34
登録日時: 2016年2月02日(火) 23:52

Re: 【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by kushiro »

kitayama-walkさん、こんばんは

 
1週間前の12月18日台高の山ノ神の頭から馬ノ鞍峰へと歩いたが、雪がほとんどなかったが、桧塚奥峰や明神平付近では樹氷や積雪があったそうだ。標高200mほどの差である。1週間後のクリスマス・イブの夜は冷え込み、翌日の天気予報は晴れだ。こうなっては今シーズン初の樹氷を見に行くしかない。アプローチは人の少ない三重県側からにする。積雪期にも4回ほど歩いているので不安もない。今回は、万歳橋のたもとから奥山谷経由で明神平に行き、台高主稜線を笹ヶ峰まで歩き、引き返して桧塚奥峰・桧塚に戻り、マナコ谷登山口に下ろうという計画にした。
クリスマス25日は晴天が約束された絶好の登山日和でしたね。
私は檜塚奥峰は2回行っていて、一回目はグーさんに連れられてヌタハラ林道から2回目は奈良県側から明神平経由で登りました。マナコ谷からは登ったことがないので一度は行ってみたいと思います。


 
予報どおり朝早くから晴れており、太陽も昇ってきたので樹氷が落ちることが心配で予定を変更し、マナコ谷登山口(標高760m)からまず桧塚に登ることにした。マナコ谷の左岸に取り付きがあり、植林帯の中をジグザグを切りながら登っていく。途中に明確な作業道(杣道)があるが、登山道はこれを何度も横断しながら登っている。やがて造林小屋に出会うと、支道を右に取って少し進むと植林と自然林の境界線を登っていくことになる。
詳しい解説ありがとうございます。参考になります。

奥峰からの眺望もいい。間近に桧塚があり、その左向こうには局ヶ岳から三峰山の山並みが見える。南東には、池木屋山から東に派生している尾根にある迷岳、大熊の頭、白倉山、古ヶ丸山、野江股ノ頭が並んでいる。さらに南には、池木屋山、奥ノ平峰、赤嵓山、千石山(奥ノ迷峰)、笹ヶ峰の台高主稜線の山が続いていて、その向こうには遠く、大台ヶ原の日出ヶ岳と加茂助谷の頭、さらに仙千代ヶ峰も見ることができる。
素晴らしい展望だったのですね
P1394には明神平への標識があるが、ここはヒキウス平への分岐点となっている。分岐を南に向かうトレースがついていた。昨日一人の登山者が向かったようである。樹林の中を快適に進むと尾根は次第に左に向かっていき、ヒキウス平の第一劇場に到着した。いつものように「支配人の木」が出迎えてくれた。
私まだヒキウス平は行ったことがないんですよ
トレースの跡をそのまま進むのは嫌なので、ちょっと外したところを歩いてしまう。それだけエネルギーがいるのであるが、何せ性分なので仕方がない。
スノーシューだとなおさらですね。
明神岳(1432m)手前の急登を終えると左折して笹ヶ峰に向かう。このあたりも再び樹氷が大きく育っている。笹ヶ峰にもトレースがついている。
この辺りの霧氷は下から見上げるととても綺麗ですね。明神平には寄らなかったのですね

ちょうどランチタイムとなった。少し東に寄ったところのブナの下に腰を下ろした。今日はお決まりの得正のカレーうどんだ。「福ヱビス」のビールがうまい!天気がよく太陽が照りつけて樹氷が溶けてバラバラ落ちてくる。また、それも乙なものである。
天気の良い日に霧氷に囲まれてのビールランチは最高ですね

P1286の手前に檻が置いてあったが、入口が固く閉まっているので獲物は入らない。
檻も正月休みでしょうか?
                                            宮指路
 
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by kitayama-walk »

 宮指路さん、こんばんは

> クリスマス25日は晴天が約束された絶好の登山日和でしたね。

 そうなんですねぇ。みんなどっと繰り出したのではないでしょうか。
 前日の24日もまずまずの天気だったので、この日には落忍さんが登っていますよ。そのトレースを追いながら桧塚まで
は登りました。
桧塚は寒かったです。
桧塚は寒かったです。
> 私は檜塚奥峰は2回行っていて、1回目はグーさんに連れられてヌタハラ林道から、2回目は奈良県側から明神平経由
> で登りました。マナコ谷からは登ったことがないので一度は行ってみたいと思います。


 私もヌタハラ林道からは一度登ったことがあります。ヌタハラ谷を詰めてヒキウス平に登りたかったのですが、いつの間
にか桧塚に登ってしまいました。途中から桧塚に向かっていることはわかってはいましたが。大又からも3回(春、秋、冬)
-こちらは人が多いですね。マナコ谷からも2回、奥山谷から1回、水無山経由で1回。結構何度も登っているなあと思い
ました。
ヌタハラ林道から桧塚へのトレース
ヌタハラ林道から桧塚へのトレース
> (桧塚奥峰からの眺望)素晴らしい展望だったのですね。

 ここは天気がいいと、眺望はいいです。ただ、地図をちゃんと見ないと、どの山が見えているのか判別できません。
迷岳~仙千代ヶ峰の眺望
迷岳~仙千代ヶ峰の眺望
池木屋山~千石山の眺望
池木屋山~千石山の眺望
> 私まだヒキウス平は行ったことがないんですよ。

 次の機会には是非とも行って下さい。冬は樹氷、5月下旬にはシロヤシオの花が見られます。
 私も、ヌタハラ谷を詰めてヒキウス平に登るという課題が残ったままになっています。

> (トレースの跡をそのまま進むのは嫌なのでちょっと外したところを歩いてしまう)
> スノーシューだとなおさらですね。


 今回はまだ雪が深くないだろうと思い、スノーシューは持って行きませんでした。つぼ足で大丈夫だろうと思いましたが、
念のためアイゼンも持っていきました。しかし、アイゼンの出番はありませんでしたね。

> この辺りの霧氷は下から見上げるととても綺麗ですね。明神平には寄らなかったのですね。

 今回は、山日和さんの後追いでしたので、目的地は笹ヶ峰でした。明神平には行っていません。多分、そこは結構人が
いるだろうと思ったこともあります。もっと時間があれば、明神平から奥山谷を下って戻るという手もありましたね。
笹ヶ峰付近のブナ林
笹ヶ峰付近のブナ林
> 天気の良い日に霧氷に囲まれてのビールランチは最高ですね。

 そうですね。天気がよければ、長時間ランチタイムを楽しむことができますよね。12/15には台高の山ノ神の頭から
馬ノ鞍峰に行きましたが、このときも天気がよく、豚しゃぶ鍋を堪能しました。もちろん、ビールは欠かせません。
written by kitayama-walk
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【台高北部】 桧塚・桧塚奥峰・笹ヶ峰-今シーズン初樹氷を愉しむ

投稿記事 by 雨子庵 »

kitayama-walkさん おこんばんわ
あめちゃんです
思い出したこともあるので簡単なご返事を

 私、青田(おおだと読むんですよね)には、何度か通っていますよ。以前、山日和さんと同行したことがありましたが、
そのときのこと、覚えていませんか?


ハイ『おおだ』といいます。
そしてそして、山日和さんと来たことが・・・・頭の中一瞬にしてその瞬間がフラッシュバックしました。確かに、雨子庵で多分(すでにこの辺も多分になってしまうのですが)山日和さん(なんせ当時1or2回オフ会で顔見た程度)とお会いしてます・・・たしか下山してきて、車から降りてきたような・・・。そしてそこに外見に特徴ある人(今思えばこちらがkitayama-walkさんですね)も一緒(オフ会でスポーツタイツに半ズボンだったヒトだなぁ・・・程度でした、当時は)でした、でした。
これでもよく覚えてた方だとホメてくださいね。
あの道路は、猛者(もさ)がモサモサ通るのでモウ・・・・。

 一度、biwa爺と二人で、スメールに車1台をデポして、マナコ谷登山口から桧塚奥峰に登り、台高主稜線を明神岳から
歩き、奥ノ平峰辺りでテン泊し、翌日は池木屋山から東尾根を歩いて迷岳からスメールに下りるつもりでした。けれども
時間足らずでナンノキ平から江馬小屋谷に下ったことがあります。


こちらはbiwa爺のブログのドタバタ記、&kitayama-walkさんのブログでも読んだ気が・・・。

 左に下ると奥山谷出合に降りることになると思います(歩いたことないですが)。

出合チョイ手前ですがまあ正解。

登山道に合流する地点に小屋があったとはね。今では全くわからないですね。

確認はしていないですが、向こう岸の林道までワイヤー張って木を運んでたときの作業小屋かな・・・。

 平坦なところは早足になってしまうのですね。ささっと歩く。これも性分なんでしょうかね。
 下山した後の林道歩きがあることがありますよね。大体下っていると思うのですが、そのときはトレランします。
 だらだら歩くより駆け足の方がスキッとしますから。


はーっ、ダラダラ派の私にはチンプンカンプン。
この前オフ会に、トレラン興味ある娘を連れて行ったのですが、kitayama-walkさんいなくてチョッとがっかりでした。

あめちゃん
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