【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2016年6月18日(土)
【山 域】鈴鹿中部 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】朝明6:30---7:27県境稜線---8:21ツメカリ谷下降点---10:37赤坂谷本流---11:09二俣11:55---12:40釈迦ヶ岳---13:22庵座滝---13:58朝明

 赤坂谷とツメカリ谷。鈴鹿を代表する沢登りのゲレンデであり、通常はこの二つの谷の核心部を繋ぎ合わせた下半部の周回コース
を取る。
沢登りの面白さが凝縮された鉄板コースであり、ほとんどの遡行者はこのコースを選ぶ。従って、その源流域に鈴鹿らしさが凝縮さ
れた森があることを知る登山者は少ないのではないかと思う。敢えて核心部をカットして、源流から源流へ。究極のヘソ曲がり沢行
を試みた。
自分自身は鉄板コースも何回か周回しているし、下流から源流まで通して遡行したこともある。特に赤坂谷源流は、釈迦ヶ岳周辺へ
来た時に稜線からランチのために下りることもしばしばあるお気に入りの場所なのだ。

[attachment=7]P6180006_1.JPG[/attachment][attachment=6]P6180011_1.JPG[/attachment]
 朝明から羽鳥峰への林道経由で県境稜線を目指す。この林道はやたら曲がりくねってなかなか近付かない。しかしほとんどが樹林
の中で涼しく、さほど退屈はしなかった。猫谷対岸の尾根近くからの崩壊が目を惹く。
 猫岳に近付くと樹林が切れ、ササがすっかり衰退した稜線では直射日光の歓迎を受けた。山頂から少し下ったコルがツメカリ谷の
源頭だ。

[attachment=5]P6180027_1.JPG[/attachment][attachment=4]P6180038_1.JPG[/attachment]
 真夏のような日差しから逃れるように谷に下りれば空気が変わった。稜線ではブンブンとまとわりついてきた虫の攻撃もない。
穏やかな水流に足を踏み入れる前に渓流シューズに履き替える。ツメカリ谷・赤坂谷とも花崗岩の白い岩盤を迸る眩いばかりの水流
が持ち味である。しかしこの源頭部ではその片鱗も窺えず、いかにも鈴鹿らしい二次林の森の中を穏やかに流れる谷は、下流とはま
るで別人(別谷?)のようだ。
 しばらくナメ床が続くと、突然頭上がポッカリと空いて、ツメカリ谷の流れは陽光に晒された。このままじっくり味わいながら歩
きたいところだが、今日は夕方から中学の同窓生と飲み会の予定が入っている。逆算すると、2時には朝明に下山したい。
しかし、ここまで予定よりも時間が経過している。本当なら核心部の端をかすめて周回したいところ、少し早めに右の支流に入って
尾根越えを図った。ところがこの支流の奥が曲者で、地形図に表れない小谷や小尾根が複雑に入り組んで、まるで迷路に入ったよう
だった。分水の尾根に向かっているつもりが、その先に同じツメカリ谷の支流があったりしてわけがわからなくなってきた。

[attachment=3]P6180061_1.JPG[/attachment]
 なんとか脱出して支谷を下ると植林帯の台地が現れた。面白くないが、時間を稼ぐために植林の中を早足で歩く。ようやく赤坂谷
本流に下り立った。北アルプスの赤木沢ばりのナメ滝が続く核心部のかなり上流だろう。まったくの平流が続き、この下流にあの連
瀑帯があることなど想像もできない。植林がちだった林相は、進むにつれて自然林の深い森に包まれ、ポツポツとながら見栄えのす
る小滝も現れた。

[attachment=0]P6180092_1.JPG[/attachment][attachment=2]P6180098_1.JPG[/attachment]
 八風峠への谷を分ける二俣でランチタイムとする。少し短めに切り上げればなんとか予定通り下山できそうだ。渓流シューズから
足を開放して、真夏の定番、ビールとおろしそばの昼餉を楽しむ。
 食後は再び登山靴に履き替えて水流沿いの踏み跡を辿る。すぐそこに見えている県境稜線に上がれば5分足らずで釈迦ヶ岳の山頂に
到着。日陰もない暑苦しい山頂で数パーティーが休憩していたが、いかにも暑そうだ。
こんなところでメシを食わなくてもと思うのだが。
ちなみに私が鈴鹿で一番好きでない山頂が釈迦ヶ岳である。ここをパスして赤坂谷源流へ下りることもよくあるぐらいだ。
いや、本当は山頂をパスするべく、谷を最後まで詰めるはずだったのだが、あまりに近くに見える稜線につい引き込まれてしまった
のである。

[attachment=1]P6180132_1.JPG[/attachment]
 さて、山頂からはどの下山路にするか。と考えるまでもなく、とにかく直射日光から逃れられるコースと言えば必然的に庵座谷と
なる。最高点から急降下して谷に下る。ほとんど日に当たることもなく、1時間余りで朝明に到着。時計を見れば2時2分前だった。
いつもの温泉で汗を流して、旧友と夜の部を楽しむとしよう。

                          山日和
添付ファイル
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シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん、こんにちは。
山日和さんの山行場所がようやく私の視野に入ってきたので、ちょっと冷やかしに。


【日 付】2016年6月19日(日)
【山 域】鈴鹿中部 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】朝明6:30---7:27県境稜線---8:21ツメカリ谷下降点---10:37赤坂谷本流---11:09二俣11:55---12:40釈迦ヶ岳---13:22庵座滝---13:58朝明


早速でなんなんですが、本当に19日ですか。19日はこんな快晴ではなかったような気が。

沢登りの面白さが凝縮された鉄板コースであり、ほとんどの遡行者はこのコースを選ぶ。従って、その源流域に鈴鹿らしさが凝縮さ
れた森があることを知る登山者は少ないのではないかと思う。敢えて核心部をカットして、源流から源流へ。究極のヘソ曲がり沢行
を試みた。
自分自身は鉄板コースも何回か周回しているし、下流から源流まで通して遡行したこともある。特に赤坂谷源流は、釈迦ヶ岳周辺へ
来た時に稜線からランチのために下りることもしばしばあるお気に入りの場所なのだ。


確かに稜線を歩いているとすぐ横にこんな癒しの空間があるなんて誰も思いませんわな。私も沢登りを始めてから知りました。
それにしても、ヤブオフ会場がここから上高地に移ったのはなんでかいな?


 朝明から羽鳥峰への林道経由で県境稜線を目指す。この林道はやたら曲がりくねってなかなか近付かない。しかしほとんどが樹林
の中で涼しく、さほど退屈はしなかった。猫谷対岸の尾根近くからの崩壊が目を惹く。


私も白滝谷経由で愛知川に降りるときはこの林道を使います。夏の暑い時期でも意外に風通しが良くて、日陰も適度にあるので歩きやすい道です。

 猫岳に近付くと樹林が切れ、ササがすっかり衰退した稜線では直射日光の歓迎を受けた。山頂から少し下ったコルがツメカリ谷の
源頭だ。


この源頭にはまだ行ったことがないなあ。

しかし、ここまで予定よりも時間が経過している。本当なら核心部の端をかすめて周回したいところ、少し早めに右の支流に入って
尾根越えを図った。ところがこの支流の奥が曲者で、地形図に表れない小谷や小尾根が複雑に入り組んで、まるで迷路に入ったよう
だった。分水の尾根に向かっているつもりが、その先に同じツメカリ谷の支流があったりしてわけがわからなくなってきた。


地形図を見てもこのあたりは結構複雑ですわな。行ったことないけど。

 なんとか脱出して支谷を下ると植林帯の台地が現れた。面白くないが、時間を稼ぐために植林の中を早足で歩く。ようやく赤坂谷
本流に下り立った。北アルプスの赤木沢ばりのナメ滝が続く核心部のかなり上流だろう。まったくの平流が続き、この下流にあの連
瀑帯があることなど想像もできない。植林がちだった林相は、進むにつれて自然林の深い森に包まれ、ポツポツとながら見栄えのす
る小滝も現れた。


このあたり、のんびり沢歩きにはいいところです。このあたりで沢泊してみたいと思うけど、まだ果たせてないなあ。

ちなみに私が鈴鹿で一番好きでない山頂が釈迦ヶ岳である。ここをパスして赤坂谷源流へ下りることもよくあるぐらいだ。

ピークらしくないピークですね。

 さて、山頂からはどの下山路にするか。と考えるまでもなく、とにかく直射日光から逃れられるコースと言えば必然的に庵座谷と
なる。最高点から急降下して谷に下る。ほとんど日に当たることもなく、1時間余りで朝明に到着。時計を見れば2時2分前だった。
いつもの温泉で汗を流して、旧友と夜の部を楽しむとしよう。


グリーンホテルですねえ。ここで山日和さんと一度も会ったことがないなあ。私もよく行くんですけど。
また鈴鹿のどこかの渓で・・・
                         @シュークリーム@
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、どうもです。

山日和さんの山行場所がようやく私の視野に入ってきたので、ちょっと冷やかしに。

あまりなじみのない所ばかり行ってますからねえ。 :mrgreen:

早速でなんなんですが、本当に19日ですか。19日はこんな快晴ではなかったような気が。

あちゃー、間違えた!! 早速直しました。(^^;)

確かに稜線を歩いているとすぐ横にこんな癒しの空間があるなんて誰も思いませんわな。私も沢登りを始めてから知りました。
それにしても、ヤブオフ会場がここから上高地に移ったのはなんでかいな?


そうでしょうねえ。普通は下りてみようという発想にはなりません。
会場変更の理由は特にないんだけどね :lol:

私も白滝谷経由で愛知川に降りるときはこの林道を使います。夏の暑い時期でも意外に風通しが良くて、日陰も適度にあるので歩きやすい道です。

距離は長いけど楽だし涼しいですよね。

>猫岳に近付くと樹林が切れ、ササがすっかり衰退した稜線では直射日光の歓迎を受けた。山頂から少し下ったコルがツメカリ谷の
源頭だ。

この源頭にはまだ行ったことがないなあ。


こちらは赤坂谷ほどではないにせよ、なかなかいいところですよ。一度ツメカリ谷を最後まで詰めてみて下さい。

[attachment=1]P6180046_1.JPG[/attachment]
地形図を見てもこのあたりは結構複雑ですわな。行ったことないけど。

こっちは赤坂谷源流以上に普通は行かない場所ですね。こちらもいいところでした。 :D

このあたり、のんびり沢歩きにはいいところです。このあたりで沢泊してみたいと思うけど、まだ果たせてないなあ。

沢泊の適地はあちこちにありますね。

[attachment=0]P6180099_1.JPG[/attachment]
>ちなみに私が鈴鹿で一番好きでない山頂が釈迦ヶ岳である。ここをパスして赤坂谷源流へ下りることもよくあるぐらいだ。

ピークらしくないピークですね。


私的に言うと、静ヶ岳と並んで「潤いのない山頂」ということになります。

グリーンホテルですねえ。ここで山日和さんと一度も会ったことがないなあ。私もよく行くんですけど。
また鈴鹿のどこかの渓で・・・


そんなにしょっちゅう行くわけじゃないから、会わなくても不思議はないと思うけど・・・ :mrgreen:
また仏谷の時のようにバッタリ会いたいものですね。 :lol:

                  山日和
添付ファイル
P6180099_1.JPG
P6180046_1.JPG
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんにちは

  その源流域に鈴鹿らしさが凝縮された森があることを知る登山者は少ないのではないかと思う。
  敢えて核心部をカットして、源流から源流へ。究極のヘソ曲がり沢行を試みた。
  山頂から少し下ったコルがツメカリ谷の源頭だ。


「源流から源流へ」というのは美しいテーマですね。
しかし、ルートどりはマニアック。
ワシは、ツメカリ谷の源頭部は行ったことがありません。
ここらへんは植林帯だと思ってましたが、二次林でしたか。

  本当なら核心部の端をかすめて周回したいところ、少し早めに右の支流に入って尾根越えを図った。
  ところがこの支流の奥が曲者で、
  地形図に表れない小谷や小尾根が複雑に入り組んで、まるで迷路に入ったようだった。
  分水の尾根に向かっているつもりが、
  その先に同じツメカリ谷の支流があったりしてわけがわからなくなってきた。


地形図を見ると、のっぺりとした地形に細かい支流がいっぱい分かれていて、
ほんとに複雑ですね。

  ようやく赤坂谷本流に下り立った。
  八風峠への谷を分ける二俣でランチタイムとする。
  少し短めに切り上げればなんとか予定通り下山できそうだ。
  渓流シューズから足を開放して、真夏の定番、ビールとおろしそばの昼餉を楽しむ。


もう赤坂谷源流に入りましたね。
こちらは、ワシもよく通いました。
ところで、今日は「とろろそば」じゃなくて「おろしそば」だったのですか。
関西でもコンビニでときどきおろしそばを見かけるけど、
たいていは、添付の大根おろしが少量だし、辛味もほとんどないやつばかりです。
たびたび言ってますが、以前に食べた北陸地区限定販売の「越前おろしそば」は逸品でした。

  すぐそこに見えている県境稜線に上がれば5分足らずで釈迦ヶ岳の山頂に到着。
  日陰もない暑苦しい山頂で数パーティーが休憩していたが、いかにも暑そうだ。
  こんなところでメシを食わなくてもと思うのだが。


ワシも昔、山を始めたころは、有名どころの山へ登ると、
その山頂で大勢の人に混じってお昼ごはんを食べてたものです。
今考えると、なんでそんな小学校の運動会の父兄観覧席みたいな環境で昼メシを食ってたのか、
よくわかりません。
今では考えられないね。

  ちなみに私が鈴鹿で一番好きでない山頂が釈迦ヶ岳である。

ワシも、釈迦ヶ岳はそんなに行きたいとは思わないけど、好きでないとまでは言えないですね。
シュークリームさんのレス返にも、静ヶ岳も好きじゃないとありましたが、
ここも悪くないと思うけどなあ。
まだ静のとなりの銚子岳のほうが面白くないかも。

  さて、山頂からはどの下山路にするか。
  と考えるまでもなく、とにかく直射日光から逃れられるコースと言えば必然的に庵座谷となる。
  最高点から急降下して谷に下る。


庵座谷の道は水害で荒れて通れないなどと聞いたことがあるけど、
それは、以前の一時期だけだったんですかね。

  ほとんど日に当たることもなく、1時間余りで朝明に到着。時計を見れば2時2分前だった。
  いつもの温泉で汗を流して、旧友と夜の部を楽しむとしよう。


お疲れさまでした。

よいへそ曲がりの山旅を!
                 洞吹(どうすい)
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。

「源流から源流へ」というのは美しいテーマですね。
しかし、ルートどりはマニアック。
ワシは、ツメカリ谷の源頭部は行ったことがありません。
ここらへんは植林帯だと思ってましたが、二次林でしたか。


そうでしょう~。言葉の響きもいいんですよね。
ツメカリ谷の源頭部は私もそう思ってましたが、初めて行った時驚きました。
mayonekoさんが教えてくれたんです。 :D

[attachment=2]P6180036_1.JPG[/attachment]
地形図を見ると、のっぺりとした地形に細かい支流がいっぱい分かれていて、
ほんとに複雑ですね。


面白いところです。ツメカリ谷本流から分かれてしばらくは植林・伐採跡の鬱陶しい谷だったんですが、源流に入ると想像もしなかった
世界が広がってました。

もう赤坂谷源流に入りましたね。
こちらは、ワシもよく通いました。
ところで、今日は「とろろそば」じゃなくて「おろしそば」だったのですか。
関西でもコンビニでときどきおろしそばを見かけるけど、
たいていは、添付の大根おろしが少量だし、辛味もほとんどないやつばかりです。
たびたび言ってますが、以前に食べた北陸地区限定販売の「越前おろしそば」は逸品でした。


今回食べたおろしそばは菰野のサンクスで買ったんだけど、おろしがたっぷり入ってました。
ただ、おろしが袋入りじゃなくて直に入ってたので、ザックの中でおろしの水が漏れて「おろしザック」になりました。 :lol:

[attachment=1]DSC_1708.jpg[/attachment]
ワシも昔、山を始めたころは、有名どころの山へ登ると、
その山頂で大勢の人に混じってお昼ごはんを食べてたものです。
今考えると、なんでそんな小学校の運動会の父兄観覧席みたいな環境で昼メシを食ってたのか、
よくわかりません。
今では考えられないね。


慣れない時はそういうものなんでしょうねえ。でも結構キャリアのある人でもそうだったりするからよくわかりません。 :mrgreen:

ワシも、釈迦ヶ岳はそんなに行きたいとは思わないけど、好きでないとまでは言えないですね。
シュークリームさんのレス返にも、静ヶ岳も好きじゃないとありましたが、
ここも悪くないと思うけどなあ。
まだ静のとなりの銚子岳のほうが面白くないかも。


地面がむき出しなのに展望も良くないって山頂が嫌いなのかもね。
展望が素晴らしいか、樹林が素晴らしいかのどっちかでないと満足できないのかも。

[attachment=0]P6180120_1.JPG[/attachment]
庵座谷の道は水害で荒れて通れないなどと聞いたことがあるけど、
それは、以前の一時期だけだったんですかね。


御在所の裏道みたいなもんでしょう。
でも谷を離れて尾根に登る道はかなり急だし、全体的に初心者向けルートではないですね。

                  山日和
添付ファイル
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りゅう
記事: 9
登録日時: 2015年7月04日(土) 20:40

Re: 【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

投稿記事 by りゅう »

山さん、ご無沙汰です。
今年は片手で数えても指が余るほど山に行ってません~。
従って、その源流域に鈴鹿らしさが凝縮された森があることを知る登山者は少ないのではないかと思う。
敢えて核心部をカットして、源流から源流へ。究極のヘソ曲がり沢行を試みた。

釈迦ケ岳西側は良い所ですね。10年程前に杣道の形跡を求め歩き回った時期がありました。
アマゴ谷やツメカリ源流には多くの形跡が残り、炭焼き後や集成場と思われる炭の散乱する広場など
昔の匂いが感じれたが、赤坂源流域は植林で面白みが無くなってます。
でもあの辺り歩く人、、、「ヘソ曲がり」かも。。。釈迦西尾根を歩く人も稀ですからね。
少し早めに右の支流に入って尾根越えを図った。ところがこの支流の奥が曲者で、
地形図に表れない小谷や小尾根が複雑に入り組んで、まるで迷路に入ったようだった。
分水の尾根に向かっているつもりが、その先に同じツメカリ谷の支流があったりしてわけがわからなくなってきた。

私もこの辺りで2時間余、「ここは何処、私は何処へ」くるくると同じ所を彷徨ったことがあります。
コンパスの赤針が北だったよな~と疑心暗鬼になったほど、2.5万の地図ではあの辺りは読めません。
落葉に寝転んで樹木の合間から覗く青空を眺めタバコを吹かし南へ直進一本で戻った記憶があります。
後日に多量の目印布を準備して枝沢から小尾根を攻略しに行きました。(布は撤収してます)
朴の木谷源流(流れの無い谷筋ですが)へ入れれば、西尾根の豚鼻マーク西から
植林道が廃屋営林小屋へ延びているはずです。もう無いかな??

今年はラニーニャの影響で秋まで暑い日が続く予測です。冷たい沢旅を楽しんで下さいね。
当方は両手が使えるくらい山へ行かないと。

    りゅう
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】ツメカリ谷から赤坂谷へ 敢えて核心部を通らないヘソ曲がり的源流行

投稿記事 by 山日和 »

りゅうさん、どうもです。お久しぶりでおます。

今年は片手で数えても指が余るほど山に行ってません~。

そうなの?どうしちゃったんですか?

釈迦ケ岳西側は良い所ですね。10年程前に杣道の形跡を求め歩き回った時期がありました。
アマゴ谷やツメカリ源流には多くの形跡が残り、炭焼き後や集成場と思われる炭の散乱する広場など
昔の匂いが感じれたが、赤坂源流域は植林で面白みが無くなってます。
でもあの辺り歩く人、、、「ヘソ曲がり」かも。。。釈迦西尾根を歩く人も稀ですからね。


これを理解できる人は少ないでしょうねえ。みなさんメジャーなとこにしか目が行かないし。
鈴鹿ど真ん中の空白地帯と言えるかも。 :mrgreen:

[attachment=0]P6180079_1_1.JPG[/attachment]
私もこの辺りで2時間余、「ここは何処、私は何処へ」くるくると同じ所を彷徨ったことがあります。
コンパスの赤針が北だったよな~と疑心暗鬼になったほど、2.5万の地図ではあの辺りは読めません。
落葉に寝転んで樹木の合間から覗く青空を眺めタバコを吹かし南へ直進一本で戻った記憶があります。


さもありなん。私も北に一直線と決めて歩けば苦労はなかったと思います。
でも迷ったからこその喜びもありますね。 :lol:

後日に多量の目印布を準備して枝沢から小尾根を攻略しに行きました。(布は撤収してます)
朴の木谷源流(流れの無い谷筋ですが)へ入れれば、西尾根の豚鼻マーク西から
植林道が廃屋営林小屋へ延びているはずです。もう無いかな??


なるほど。これはりゅうさんかmayonekoさんの世界ですね。

今年はラニーニャの影響で秋まで暑い日が続く予測です。冷たい沢旅を楽しんで下さいね。
当方は両手が使えるくらい山へ行かないと。


左手の中指あたりに秋のやぶオフを入れといてくださいマセ。 :mrgreen:

                 山日和    
添付ファイル
P6180079_1_1.JPG
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