【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

投稿記事 by 雨子庵 »

何年かに一度ここで話題になる、乗鞍の奥千町避難小屋。行きたい行きたいと思い季節だけが過ぎて行った。今年チャンスがやってきた。天気も良さそう。『そうだ乗鞍行こう』

ルートは、馬鹿正直に「乗鞍青少年交流の家」から登って降りてくる。せっかくなんで2泊する。シュークリームさんの記録を読むと6月中旬で小屋の周りは残雪だらけで、運んだ5リットルの水は歩荷訓練に変わったとのこと。シュークリさんにアドバイス求めても、まあ水は大丈夫でしょうと。今年は雪が少ない。6月の上旬でも道が雪で埋まってることは無いだろう、多分。

【日付】  2016年6月2~4日(木~土)
【山域】  乗鞍・北アルプス
【メンバー】あめちゃん(単独)
【天候】  ほぼ快晴
【ルート】 (1日目)乗鞍青少年交流の家9:15~丸黒山12:00~奥千町避難小屋15:45
      (2日目)奥千町避難小屋6:10~乗鞍剣ヶ峰11:00(1h15mメシ)~奥千町避難小屋15:30
      (3日目)奥千町避難小屋6:40~クマ遭遇9:00~丸黒山9:30~乗鞍青少年交流の家11:40

乗鞍青少年交流の家に車を停めることを一言断っておく(家にはそういう掲示があります)。かなり広い駐車場だが、大型バスが子供たちを乗せて何台も上がってくる。自家用車が数台停まっているのは、これらはみんな山登りなんだろうか?

まずは途中の丸黒山を目指す。その途中で、1名の下山者。ヘルメットに高級双眼鏡。
「こんにちは」
「(奥)千町小屋に泊まってました。小屋まではササ刈りしてるので楽ですよ」
(こんな平日にも使う人がいるんだ。となると先行者が気になる)
「あの~、私より先に誰かとすれ違いました?」
「一組上がっていきましたね」
(ゲッ、俺だけじゃないのか・・)
もう一つ気になること
「あっそうだ。小屋の周りの雪はどうでした?水を現地調達で考えてるんですが」
「小屋の周りは雪は一切無いですよ」
(ゲゲッ、シューさぁ~ん)
チト落ち込みながら、先を急ぐ。丸黒山はちょっとしたピラミダルな山だけどそこまでは集団登山のコース。『がんばる坂』『根性坂』が続く。あともうちょっとでピークのところで一組下りてくる、先行者だ。
「やあ、こんなところで人に会うとは思いませんでしたよ」
「私もです、今日は丸黒山往復ですか?」(良かった。先行者がいなくなった)
「北アルプスの岳沢から見ていて、この尖った山がズッと気になっていまして。けれどこの天気で。」
そうなのだ。良い天気のハズが、上空には大きい雲がかかり一切遠望が利かない。
「私は避難小屋泊りで乗鞍まで行きます」
「じゃあ、丸黒山頂上から一気にガァーッと降りて行くんですね」
(えっ、そんなに下るの?)とはオクビにもださず、
「ええっ、そうです」「では気をつけて」「またどこかで」
丸黒山頂上から案の定遠望は一切利かない。乗鞍はあっちなんだろうな。
ここから最低鞍部まで一気に120mほど下る。せっかくせっせと貯めた貯金が湯水のように出ていくカンジ。そこからは小ピークを越えながらダラダラ登っていく。

やがて高層湿原の池塘が出てくる。おお、田んぼ(水)があるじゃないか。2つ目の気になることもクリアーかな。湿原を気にしながら歩いていくとやがて右手に小屋が。今日から3日間だけど仮の我が家だ。さあ、水、水。雪は全くない。先へ歩き池塘の池を探す。半分干上がっているのが多い。お、水が溜まっているのがある。水面に細かいものがたくさん浮いている『花が枯れて飛んできたのかな?』よく見ると全部虫だった。ユスリカのような飛翔昆虫の死骸がビッシリ。これを避けて水を汲むのは不可能だ。別の池を探す。いくつかあるのだがどれも水面に虫がビッシリ。そしてよく見ると蒸気のようなものがユラユラ上がっている池が多い。『そんなに冷たいのかな?』手を入れてみる。逆だ、太陽で温められてお湯のようだ。とてもこれは飲めんな・・・。登山道を少し離れて大きめの池を発見、虫がいない!このチャンスを逃す手はない、ここだ!コップで水をすくう。コップの中が着色されている。水の色が若干茶色だ。『う~ん、これを飲むのか・・・』
こうやって見ると普通に見えますが、現地では茶色に見えました
こうやって見ると普通に見えますが、現地では茶色に見えました
背に腹は代えられない、米をその水で準備する。ビール持ってきといてよかった・・。
遠望は・・・相変わらず効かない、晴れるハズなんだけどな。仕方ないので、小屋の中でメシを炊き、ウダウダする。時間を持て余して、置いてあるノートを読んでみる。『あら、宮指路さん、あらら、kasayaさんはこんなところに記録が・・・』などと読みふけっていると、部屋の中に夕陽が差し込んだ。『あれっ?晴れたかな?』と思って外を見ると雲がとれている!あわてて外へ。『うわぁ~』素晴らしい風景に思わず声がでる。さっきまで何も見えなかったところに視界に入りきらない乗鞍がド~ンと夕陽を受けて東に鎮座。目を南に転ずると指呼のところに御嶽が。さらに西を向くと夕陽と雲の合間に白山が。北には北アルプスの笠ヶ岳がニョッキリと。どこを見ても山が見えている。『なんていうところに小屋があるんだ!』営業小屋でもこのロケーションは勝てないかも。
夕陽に照らされる乗鞍岳。山ってデッカイナ
夕陽に照らされる乗鞍岳。山ってデッカイナ
乗鞍の右の肩にはスーパーマーズも見えてきた。夜の星空も快晴無風で久々に宇宙のすごさを教えられる。
翌朝、日本の多くで6月の最低気温観測。小屋周辺も御多分に漏れず、何もかも凍っている。昨日のお湯の池塘も。地面からは指の長さくらいの霜柱がザクザク。
朝は凛とした中にそれぞれの山が主張してきました。これは御嶽
朝は凛とした中にそれぞれの山が主張してきました。これは御嶽
そのおかげか、小屋からのハイマツの藪漕ぎでも体が濡れない、みんな凍っている。ハイマツの刈り払いから少々時間が経っている。ちょうど体が当たる、かき分けるところに以前ナタで切った枝先がくる、体に刺さりそう。この登りはこたえた・・・。刈り払いのところにササが生えてきているが、それのおかげでホボ迷わない。後ろを振り返ると白山が見えている。帰りの道のいい目印だ。そして間隔は不明だがお地蔵さんが適当なところで道しるべになってくれている。必ずと言っていいほどペアで、登ってくるヒトを迎えるように配置されている。
お地蔵さんもそうですが、こうやって自然石を尖らせて?立ててるものも多かったです
お地蔵さんもそうですが、こうやって自然石を尖らせて?立ててるものも多かったです
乗鞍に右斜面を回り込むように登っていく。御嶽の左に恵那山が見えてきた。回り込む。あっ、木曽駒だ。回り込む。あっ、南アルプス。山の応接に暇がない。
頂上の剣ヶ峰が見えてきた。垂壁の上にお社があるカンジ。「これを登るのか・・・」、まあ回り込むんだけど。頂上直下で残雪が出てきた。近づくと、『チョロチョロ・・・』と音が聞こえる。『水だぁ』岩の隙間を覗き込む。融けた水が流れ落ちている。コップを挿し込んで少しずつ少しずつ水筒に補給する。これで今夜は焼酎のお湯割りが飲める、ヨカッタ。
頂上に着くと槍穂も見えていた。10人くらいいたかな、割と多くて内心ビックリ。一人の方に話しかけられた。
「今日は空いてますね、土日は行列ですよ。あそこの大雪渓から登れば1時間半で来れるし」
「そうなんですか?」
「?・・どちらから?」
「あの(反対側)はるか向こうから一泊してやっと頂上に着きました」
「えっ、あそこからなら1時間半ですよ・・・。まあ、お気をつけて」
頂上で火器を使うのはためらわれたので、少し降りてカップラーメン作る。
帰りは行きと逆、白山を目指して降りて行く。
我が家着。茶色水で食器を洗い夕飯を。ちょっと雲が出てきたものの相変わらずの絶景。この小屋は窓があるので中から夕景の乗鞍が見える。
翌朝、再び無風快晴。紅茶を飲みながら山々に堪能し、それぞれにあいさつをする。
今日は下るだけ、ノンビリ行こう。道も両サイドがササ深いとはいえ歩きやすい。何度か起伏を越え、帰りの一大イベント、例の120m急坂が近づく。

『あそこの最低鞍部に行ったら休もう、甘いものを食べよう』もうすぐだ。あと20mで最低鞍部に着くというところで、その鞍部のあたりのササがすごい大きな音を立てた。
『ガサガサ、バキバキッ』
かき分けるというより、踏みつぶすような音。なんとなく想像はついたが、音が横移動しながら離れていくので、正体を確かめるために注視する。顔は見えなかったけど、真っ黒な獣が体中を揺すぶりながら横移動していく。
『デカイ、鹿と比べ物にならない。熊ってこんなにデカいんだ』
ガサガサバキバキ移動していく。音が止んだ時、手に持ったストックをカンカン叩く。やがて音も聞こえなくなった。気が付いたら両腕にビッシリ「さぶいぼ」ができていた。全く動けない自分がいた。とてもさっきまで熊がいた場所では休めない、ヒーヒーと120mを登り返す。丸黒山頂上からは最後の遠望が利いた。岳沢はあの辺か、乗鞍あんなに遠いんだ、ヨカッタ来るとき見えなくて・・・。
乗鞍青少年交流の家に着。熊のことを報告。
「丸黒山の向こうならまあとりあえずいいかな。この近くは昨日もコグマが目撃されている」・・・俺が見たのはお父さんかな?
なかなか密度の濃い3日間でした。
さあ、温泉と高山ラーメンだ。

あめちゃん
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

投稿記事 by Kasaya »

雨子庵さん こんばんは
奥千町の避難小屋に行かれましたか。
ヤブコギのレポで乗鞍となるとやはり奥千町が出てきますね。
興味があって読んでいくと私の名前も出てきてびっくり。行ったのは2014年の9月だから
2年位前になります。

でもこの小屋はいいですね。きれいだし見た目もかわいらしい。
そして周りの景色もいい。さらに私が泊まった時も夜は満天の星で天の川もはっきりと
確認できました。あんなにはっきりと見えたのは記憶にないぐらいです。

この小屋はいいところですが、雨子庵さんが書いているように水場には苦労しますね。
私は下山の旅だったので水はたくさん運んでいきましたが。
(コースは乗鞍岳から奥千町そして青少年山の家の一方通行)
雨子庵さんは2泊としっかり楽しみましたねえ。
ここはもう一度泊まってみたい小屋です。
霜の着いた小屋廻り.JPG
最近とんと泊りの登山はご無沙汰です。テントか避難小屋でふらふらと歩いてみたくなりました。
kasaya
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

投稿記事 by シュークリーム »

何年かに一度ここで話題になる、乗鞍の奥千町避難小屋。行きたい行きたいと思い季節だけが過ぎて行った。今年チャンスがやってきた。天気も良さそう。『そうだ乗鞍行こう』

奥千町避難小屋,いいですねえ.私も2009年の同じような時期に行きましたけど,今でも鮮明に覚えていますよ.いい小屋でした.

やがて高層湿原の池塘が出てくる。おお、田んぼ(水)があるじゃないか。2つ目の気になることもクリアーかな。湿原を気にしながら歩いていくとやがて右手に小屋が。今日から3日間だけど仮の我が家だ。さあ、水、水。雪は全くない。先へ歩き池塘の池を探す。半分干上がっているのが多い。お、水が溜まっているのがある。水面に細かいものがたくさん浮いている『花が枯れて飛んできたのかな?』よく見ると全部虫だった。ユスリカのような飛翔昆虫の死骸がビッシリ。これを避けて水を汲むのは不可能だ。別の池を探す。いくつかあるのだがどれも水面に虫がビッシリ。そしてよく見ると蒸気のようなものがユラユラ上がっている池が多い。『そんなに冷たいのかな?』手を入れてみる。逆だ、太陽で温められてお湯のようだ。とてもこれは飲めんな・・・。登山道を少し離れて大きめの池を発見、虫がいない!このチャンスを逃す手はない、ここだ!コップで水をすくう。コップの中が着色されている。水の色が若干茶色だ。『う~ん、これを飲むのか・・・』
色つきの水.jpg
こうやって見ると普通に見えますが、現地では茶色に見えました


そうですか,雪がなかったですか.
年によってずいぶん違うもんですねえ.
私は青少年の家から5リットルの水を担いでいきましたけど,融雪期で近くでいくらでも水が取れるのでがっくりでした.
いいボッカ訓練になりましたけど.今ではもう無理だろうなあ.


背に腹は代えられない、米をその水で準備する。ビール持ってきといてよかった・・。
遠望は・・・相変わらず効かない、晴れるハズなんだけどな。仕方ないので、小屋の中でメシを炊き、ウダウダする。時間を持て余して、置いてあるノートを読んでみる。『あら、宮指路さん、あらら、kasayaさんはこんなところに記録が・・・』などと読みふけっていると、部屋の中に夕陽が差し込んだ。『あれっ?晴れたかな?』と思って外を見ると雲がとれている!あわてて外へ。『うわぁ~』素晴らしい風景に思わず声がでる。さっきまで何も見えなかったところに視界に入りきらない乗鞍がド~ンと夕陽を受けて東に鎮座。目を南に転ずると指呼のところに御嶽が。さらに西を向くと夕陽と雲の合間に白山が。北には北アルプスの笠ヶ岳がニョッキリと。どこを見ても山が見えている。『なんていうところに小屋があるんだ!』営業小屋でもこのロケーションは勝てないかも。


このロケーション最高ですよねえ.
人も少ないし.このロケーションと小屋を独り占め?羨ましい.


そのおかげか、小屋からのハイマツの藪漕ぎでも体が濡れない、みんな凍っている。ハイマツの刈り払いから少々時間が経っている。ちょうど体が当たる、かき分けるところに以前ナタで切った枝先がくる、体に刺さりそう。この登りはこたえた・・・。刈り払いのところにササが生えてきているが、それのおかげでホボ迷わない。後ろを振り返ると白山が見えている。帰りの道のいい目印だ。そして間隔は不明だがお地蔵さんが適当なところで道しるべになってくれている。必ずと言っていいほどペアで、登ってくるヒトを迎えるように配置されている。

私が行った時は小屋から上部はほぼ完全に雪で埋まっていました.ガスもかかっていましたが,先行者のトレースがあったので迷わずにすみました

乗鞍に右斜面を回り込むように登っていく。御嶽の左に恵那山が見えてきた。回り込む。あっ、木曽駒だ。回り込む。あっ、南アルプス。山の応接に暇がない。
頂上の剣ヶ峰が見えてきた。垂壁の上にお社があるカンジ。「これを登るのか・・・」、まあ回り込むんだけど。頂上直下で残雪が出てきた。近づくと、『チョロチョロ・・・』と音が聞こえる。『水だぁ』岩の隙間を覗き込む。融けた水が流れ落ちている。コップを挿し込んで少しずつ少しずつ水筒に補給する。これで今夜は焼酎のお湯割りが飲める、ヨカッタ。


よかったですねえ.

我が家着。茶色水で食器を洗い夕飯を。ちょっと雲が出てきたものの相変わらずの絶景。この小屋は窓があるので中から夕景の乗鞍が見える。
翌朝、再び無風快晴。紅茶を飲みながら山々に堪能し、それぞれにあいさつをする。


名残惜しいですねえ.

『あそこの最低鞍部に行ったら休もう、甘いものを食べよう』もうすぐだ。あと20mで最低鞍部に着くというところで、その鞍部のあたりのササがすごい大きな音を立てた。
『ガサガサ、バキバキッ』
かき分けるというより、踏みつぶすような音。なんとなく想像はついたが、音が横移動しながら離れていくので、正体を確かめるために注視する。顔は見えなかったけど、真っ黒な獣が体中を揺すぶりながら横移動していく。
『デカイ、鹿と比べ物にならない。熊ってこんなにデカいんだ』
ガサガサバキバキ移動していく。音が止んだ時、手に持ったストックをカンカン叩く。やがて音も聞こえなくなった。気が付いたら両腕にビッシリ「さぶいぼ」ができていた。全く動けない自分がいた。とてもさっきまで熊がいた場所では休めない、ヒーヒーと120mを登り返す。丸黒山頂上からは最後の遠望が利いた。岳沢はあの辺か、乗鞍あんなに遠いんだ、ヨカッタ来るとき見えなくて・・・。


今年はクマが多いみたいですねえ.良かったですねえ襲われなくて.

乗鞍青少年交流の家に着。熊のことを報告。
「丸黒山の向こうならまあとりあえずいいかな。この近くは昨日もコグマが目撃されている」・・・俺が見たのはお父さんかな?
なかなか密度の濃い3日間でした。
さあ、温泉と高山ラーメンだ。


お疲れさんでした.
山を降りてからの温泉は最高ですねえ.
奥千町避難小屋,私ももう一度行ってみたいけど,最近,泊まりの山行あんまり行ってないもんなあ.
                         @シュークリーム@
keikoku
記事: 108
登録日時: 2012年1月17日(火) 03:28
お住まい: 愛知県半田市

Re: 【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

投稿記事 by keikoku »

 あめちゃん、こんにちは。御無沙汰しております。また、夏にはどこかの沢へご案内下さい。

 そのコース、私も検討しました。しかし、その小屋のことは知りませんでしたので、日帰りで検討しましたが、けっこうしんどいなあというところでストップしていました。そんなにいいロケーションの小屋なら泊まりで考えたいと思います。

 熊さんに会いましたか。きっと相当緊張したでしょうが、いい体験でした。自然の中で野生動物に会うと、ホントビビりますよね。それがイノシシや鹿でさえ突然間近に出くわすと参りますが、熊とはとんでもなかったことでしょう。でも、無事に済めばいい体験で有り、羨ましい限りです。私も、安全に熊さんに会ってみたいものです。

 
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

投稿記事 by 雨子庵 »

Kasayaさん  オヒサです
あめちゃんです。

ヤブコギのレポで乗鞍となるとやはり奥千町が出てきますね。
興味があって読んでいくと私の名前も出てきてびっくり。行ったのは2014年の9月だから
2年位前になります。


山小屋のノートで会えるなんて。まだ割と最近のページでした。泊まる人は少ないのかな、ヤッパリ。

でもこの小屋はいいですね。きれいだし見た目もかわいらしい。
そして周りの景色もいい。さらに私が泊まった時も夜は満天の星で天の川もはっきりと
確認できました。あんなにはっきりと見えたのは記憶にないぐらいです。


あのロケーションは :D
私が泊まったときはちょうど新月真近で、星がほとんどキラメイて無く不思議な空間でした
小屋は御嶽とお友達
小屋は御嶽とお友達


雨子庵さんは2泊としっかり楽しみましたねえ。
ここはもう一度泊まってみたい小屋です。


天気にも恵まれましたが、小屋がキレイなのは感心させられました。

最近とんと泊りの登山はご無沙汰です。テントか避難小屋でふらふらと歩いてみたくなりました。

Ksayaaさん割と攻めた歩き方されてるみたいですね :mrgreen:
たまにはマターリマターリ(私はいつもですが・・・)

あめちゃん
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

投稿記事 by 雨子庵 »

シュークリームさん  オヒサです
あめちゃんです

奥千町避難小屋,いいですねえ.私も2009年の同じような時期に行きましたけど,今でも鮮明に覚えていますよ.いい小屋でした.

そうなんです。最初の記憶は、シューさんの記録かもしれません。『涙がとめどなく流れた(ダッケ?)』あの文章が印象に残ってて。私はズーッと『キャッホーキャッホー』と騒いでましたが。

そうですか,雪がなかったですか.
年によってずいぶん違うもんですねえ.
私は青少年の家から5リットルの水を担いでいきましたけど,融雪期で近くでいくらでも水が取れるのでがっくりでした.
いいボッカ訓練になりましたけど.今ではもう無理だろうなあ.


今年の気象が異常なんだと思います。頂上から見た周りの山もほとんど雪が無かったです。シューさんの時が普通なんですキット。

このロケーション最高ですよねえ.
人も少ないし.このロケーションと小屋を独り占め?羨ましい.


トーゼン独り占めですよ。ゼータクゼータク :D

私が行った時は小屋から上部はほぼ完全に雪で埋まっていました.ガスもかかっていましたが,先行者のトレースがあったので迷わずにすみました

これだとキツカッタでしょうね。シューさんに誘発されて買ったチェーンスパイク。せっかくだから持ってったけど、雪は腐ってて出番なし ;)
まあ、横切るのも3か所程度ですが。

よかったですねえ.
この岩の隙間からチョロチョロ音が聞こえました
この岩の隙間からチョロチョロ音が聞こえました
さすがにあれを生で飲む気にはなれませんでした・・・。
表面の星空のような白いものは全部虫
表面の星空のような白いものは全部虫
名残惜しいですねえ.

メシ・時間さえあればもう少し過ごせますね、ここは。

今年はクマが多いみたいですねえ.良かったですねえ襲われなくて.

できれば一生会いたくなかったです。こっちに来たら泣いてますキット。

お疲れさんでした.
山を降りてからの温泉は最高ですねえ.
奥千町避難小屋,私ももう一度行ってみたいけど,最近,泊まりの山行あんまり行ってないもんなあ.
[/quote]


温泉サイコー、なんですが、あの辺で数少ない無料露天風呂が閉鎖されていてショックでした。
奥千町避難小屋は、何人かで行っても十分楽しめますね。
アドバイスありがとうございました。
私は、山の中で暗くなる(明るくなる)瞬間が好きなのかも・・・グーさんに言わせると『呑んで寝るためだけの山行』

あめちゃん
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【乗鞍・北アルプス】やさしく迎えてくれた乗鞍岳(静かな3日間)

投稿記事 by 雨子庵 »

keikokuさんへ オヒサです
あめちゃんです

また、夏にはどこかの沢へご案内下さい。

何をおっしゃいますやら、『案内』なんて!
いずれにしてもどこかで遊びましょ。

 そのコース、私も検討しました。しかし、その小屋のことは知りませんでしたので、日帰りで検討しましたが、けっこうしんどいなあというところでストップしていました。そんなにいいロケーションの小屋なら泊まりで考えたいと思います。

いつもアグレッシブなkeikokuさん。たまには小屋泊まりもいいですよ。山で飲むアルコールも :mrgreen:
多分keikokuさんはほかの古道も検討されているのかも。笹の刈り払いが要チェックですね。ちなみに乗鞍青少年交流の家の人には、『笹はどう?』と逆取材受けました。
頂上直下の道案内。ただちょっと探す必要があるかも。直下5mくらいから御嶽側に回り込みます
頂上直下の道案内。ただちょっと探す必要があるかも。直下5mくらいから御嶽側に回り込みます
 熊さんに会いましたか。きっと相当緊張したでしょうが、いい体験でした。自然の中で野生動物に会うと、ホントビビりますよね。それがイノシシや鹿でさえ突然間近に出くわすと参りますが、熊とはとんでもなかったことでしょう。でも、無事に済めばいい体験で有り、羨ましい限りです。私も、安全に熊さんに会ってみたいものです。

山から下りて、別荘でオジヤン(山のことに精通した素晴らしいヒト)にツキノワグマが人を襲うのかと質問したら、『まあ可能性としてはあるだろうな、そんなに驚くこやない。罠にかかった鹿が、それはそれはきれいに食べられることもある。毛だけ残してきれいに無くなるんや』と言われて神妙になりました。ちなみにオジヤンは『自由なクマは見たことがない』(罠にかかったクマだけ)そうです。
ホントに会いたくなかったです。今回は向こうが逃げてくれてホントラッキーでした。

あめちゃん
返信する