【鈴鹿】見つけられなかった千手の木とアガリコワンダーランド
Posted: 2011年7月10日(日) 09:56
【日 時】2011年7月9日(土)
【山 域】鈴鹿
【コース】鞍掛橋P7:40---ネコマサのクラ---タヌクラ---11:45鈴北岳12:25---14:06鞍掛橋P
【メンバー】単独
先週は御池をさ迷った。その時にコグルミ谷左岸の窓付き別荘の木に出会った。このあがりこを見てひかれるものがあった。あがりこは、多雪地帯で大木を雪上伐採した後、そこから芽生えた幹を育て、それを繰り返し伐採し利用してきた人々の営みのなごりといえる。あがりこで思い出したのは、緑水さんが見つけた千手の木とその付近にあがりこが多いという秋狸さんのレポだった。
鞍掛橋に着く。ここは県境の下にガス菅を通す工事現場になっているので、少しはなれた所に駐車する。荒れた林道を歩き、登山道に入る。鞍掛尾根から県境稜線を経て鈴北と書かれた立派な道標をすぎ、しばらくすると根元から枝分かれしたトチノキの大木が現れる。木にはうとい私も葉の茂る時期ならどうにかわかる。この上で谷は二股に分かれている。右が御池谷でヒルコバに至り、登山道はここを上がっていく。二股の間の尾根から取り付くことにした。
斜面を上り尾根らしくなってきたあたりで最初のあがりこに出会う。この後も、尾根沿いにたくさんのあがりこが現れる。あがりこの葉を確認すると尾根沿いのあがりこはほとんどがケヤキの木だった。それにしてもたくさんのあがりこが残されている。これだけ多くのあがりこが尾根づたいにかたまって残されているのは、鈴鹿ではここだけじゃないかな。多雪地帯という事が関係しているのだろう。なにせ、以前には御池にスキー場を作るという計画もあったぐらいだから。
あがりこ探索をしていると何匹ものシマリスに会った。とても活動的で元気がよかった。この時期に何回もシマリスに会えたのは初めてだ。おまけに、生え変りで抜け落ちたきれいな鹿の角を発見し、いい土産ができた。
尾根が広くなりコバのような雰囲気の場所に着く。風が動き気持ちがいい。この上がネコマサのクラになる。ネコマサのクラは大君ヶ畑の人達が使っていた名前になる。鈴北に至る尾根上にあり目印になりやすく、休憩にはもってこいのコバもあることから昔から使われてきた場所なのだろう。
少し上がると木の生えた窯跡がある。ここから苔むした左の谷をトラバースしながら進んでいくと数分でタヌクラの大きな一枚岩が見えてくる。その奥にタヌクラの入口がある。近づいていくと入口から冷気が出ている。ちょうど冷蔵庫の扉を開けた時のような冷たさに似ている。中に入るとひんやりと気持ちいい。二階に上がろうかと思うが、洞窟が濡れておりドロドロになりそうなので、またの機会にしておく。
木の生えた窯跡まで戻り、尾根を上っていく。カレンフェルトの尾根を上り、樹林帯を抜け草地を上ると鈴北のピークだった。ここには、先週も来た。今日も風が通り気持ちがいい。たくさんのトンボのお出迎えをうけた。今日は琵琶湖や竹生島もよく見える。霊仙や伊吹を心なしか近く感じる。御池の森をながめながらホゲーっと時間をすごす。風が止み熱くなってきたので、来た道をもどる。御池は先週さ迷ったところなので今日はパス。
木の生えた窯跡から緑水さんの千手の木を探しに左の谷に入る。谷に入ると虫が多く閉口する。谷筋に大きなあがりこ発見。近づいてみるとトチノキのあがりこの大木が二本ある。しかし千手の木ではない。急斜面になってきたのと虫がわずらわしくなって千手の木の探索を中止しもとの尾根にもどり下りた。
この尾根はあがりこという昔の鈴鹿の営みを残す貴重な場所だと思う。もう少し涼しくなって、虫が少なくなったあたりにもう一度探索してみようと思った。ネコマサのクラにもタヌクラにも安全にたどり着けてお勧めの尾根だ。
大汗かきながら駐車地に着く。今回もヒルの被害はなし。生まれてこのかたまだ一度もヒルにはやられていない。
【山 域】鈴鹿
【コース】鞍掛橋P7:40---ネコマサのクラ---タヌクラ---11:45鈴北岳12:25---14:06鞍掛橋P
【メンバー】単独
先週は御池をさ迷った。その時にコグルミ谷左岸の窓付き別荘の木に出会った。このあがりこを見てひかれるものがあった。あがりこは、多雪地帯で大木を雪上伐採した後、そこから芽生えた幹を育て、それを繰り返し伐採し利用してきた人々の営みのなごりといえる。あがりこで思い出したのは、緑水さんが見つけた千手の木とその付近にあがりこが多いという秋狸さんのレポだった。
鞍掛橋に着く。ここは県境の下にガス菅を通す工事現場になっているので、少しはなれた所に駐車する。荒れた林道を歩き、登山道に入る。鞍掛尾根から県境稜線を経て鈴北と書かれた立派な道標をすぎ、しばらくすると根元から枝分かれしたトチノキの大木が現れる。木にはうとい私も葉の茂る時期ならどうにかわかる。この上で谷は二股に分かれている。右が御池谷でヒルコバに至り、登山道はここを上がっていく。二股の間の尾根から取り付くことにした。
斜面を上り尾根らしくなってきたあたりで最初のあがりこに出会う。この後も、尾根沿いにたくさんのあがりこが現れる。あがりこの葉を確認すると尾根沿いのあがりこはほとんどがケヤキの木だった。それにしてもたくさんのあがりこが残されている。これだけ多くのあがりこが尾根づたいにかたまって残されているのは、鈴鹿ではここだけじゃないかな。多雪地帯という事が関係しているのだろう。なにせ、以前には御池にスキー場を作るという計画もあったぐらいだから。
あがりこ探索をしていると何匹ものシマリスに会った。とても活動的で元気がよかった。この時期に何回もシマリスに会えたのは初めてだ。おまけに、生え変りで抜け落ちたきれいな鹿の角を発見し、いい土産ができた。
尾根が広くなりコバのような雰囲気の場所に着く。風が動き気持ちがいい。この上がネコマサのクラになる。ネコマサのクラは大君ヶ畑の人達が使っていた名前になる。鈴北に至る尾根上にあり目印になりやすく、休憩にはもってこいのコバもあることから昔から使われてきた場所なのだろう。
少し上がると木の生えた窯跡がある。ここから苔むした左の谷をトラバースしながら進んでいくと数分でタヌクラの大きな一枚岩が見えてくる。その奥にタヌクラの入口がある。近づいていくと入口から冷気が出ている。ちょうど冷蔵庫の扉を開けた時のような冷たさに似ている。中に入るとひんやりと気持ちいい。二階に上がろうかと思うが、洞窟が濡れておりドロドロになりそうなので、またの機会にしておく。
木の生えた窯跡まで戻り、尾根を上っていく。カレンフェルトの尾根を上り、樹林帯を抜け草地を上ると鈴北のピークだった。ここには、先週も来た。今日も風が通り気持ちがいい。たくさんのトンボのお出迎えをうけた。今日は琵琶湖や竹生島もよく見える。霊仙や伊吹を心なしか近く感じる。御池の森をながめながらホゲーっと時間をすごす。風が止み熱くなってきたので、来た道をもどる。御池は先週さ迷ったところなので今日はパス。
木の生えた窯跡から緑水さんの千手の木を探しに左の谷に入る。谷に入ると虫が多く閉口する。谷筋に大きなあがりこ発見。近づいてみるとトチノキのあがりこの大木が二本ある。しかし千手の木ではない。急斜面になってきたのと虫がわずらわしくなって千手の木の探索を中止しもとの尾根にもどり下りた。
この尾根はあがりこという昔の鈴鹿の営みを残す貴重な場所だと思う。もう少し涼しくなって、虫が少なくなったあたりにもう一度探索してみようと思った。ネコマサのクラにもタヌクラにも安全にたどり着けてお勧めの尾根だ。
大汗かきながら駐車地に着く。今回もヒルの被害はなし。生まれてこのかたまだ一度もヒルにはやられていない。