2016年4月2日(土)曇り時々晴れ 養老山地 単独
二ノ瀬越11:40~12:20ー田代越14:15ー石津御嶽15:10ー多度山頂16:40ー多度大社17:30
幼い頃から生活の中の風景として溶け込んできた養老山地。南北に長く延びる山塊を何時の頃からか縦走したいと思うようになった。
その内、身近に縦走する人が何人か現われた。たろーさんは数人のパーティで養老公園から一日で多度山頂まで。りゅうさんはテン泊装備で北部の沢田からのぞみ一日で歩ききっている。そばつるは同じく沢田から津屋小屋で一泊。豪勢な料理と多量のアルコールを持っての宿泊だったらしいが両日ともヘトヘトになったとか。
羨ましいながら先を越された、という思いが拭えない。それならば僕は一日で北端から南端まで縦走することにしよう。この思いつきにとらわれ計画に熱中した。ルート上の分からないところを下見する事、数回。いよいよ機は熟した。日がそこそこ長く気温が高くないこの季節のうちに実行しよう。4月2日は天候的にも打ってつけの日となった。
取り付く地点は自宅から約10分、養老山地の北端が牧田川に接する辺り。県道沿いに駐車して暗がりの中を出発。
鉄塔の立つ小高い丘を鉄塔巡視路から登る。井口山というらしい。そこから養老山地最北端の三角点である沢田(99.6m)に向かう。まずはここを訪れてから縦走するというのが今回の外せないポイントだ。
途中、左下にそれていく巡視路からはなれて尾根沿いを行くも意外と地形が複雑だ。暗がりでは不安でGPSで位置を確認。下見の時に確認した地形図にない鉄塔が現われた。そこから東に下った辺りに目的の三角点がある。
三角点を後にして先ほどの鉄塔に戻り植林の緩斜面に進む。左寄りに登っていき斜度が増したところで左にトラバースすると先ほどとは違う系列の送電線鉄塔巡視路に出る。かなり急登の巡視路だが道がないよりはマシだ。
巡視路に出ると展望が得られた。振り返れば南宮山麓を走る名神にテールランプが並ぶ。前方には薄明の中に浮かぶ鉄塔の列。
斜度が緩くなると巡視路は古い道型を辿っていく。鉄塔下は伐採されて無粋な感じだが少し離れると樹林の中を歩けて気持ちいい。よく踏まれているところを見るとかつて繁く利用されていたのだろう。この辺り、石塚のような小さな盛り上がりが散見できる。何だろう。
やがて巡視路からわかれるが相変わらず古い道型が続く。テープの目印があるので安心感がある。
標高400m~450m辺りは少し地形が複雑だ。しかし下見済みなので迷う事はない。途中に通る窪地のシロモジは秋にはいい感じだった。
左手に地形図にない林道が現われるがこれは左に大きくトラバースしていく。ここは尾根筋の植林斜面を登っていくのが早い。登りきると標高590m辺りで林道に出る。
更にその先の斜面を登っていけば660.2m三角点(点名:沢田村)だ。体力的、時間的な関係でここには寄らないでおこうと思っていたがここに至って欲が出てきた。寄れそうな三角点は全て寄っていこう。
沢田村を後にして林道に出る。稜線上を歩いていくより時間が稼げる。
標高690m辺りで林道をはなれ沢筋の踏み跡を辿り急斜面を登っていくと林の中にカレンフェルトが点在する台地に出る。777.4m三角点(点名:奥山)は台地の端だ。
奥山から次は裏山に向かう。再び林道に出てしばらく、右に屈曲した地点から左手の穏やかな沢筋に入る。少し行くと斜面に小さなドリーネがあった。えくぼのようで可愛らしい。
沢を詰めて845Pに登り更に鞍部を経て裏山へ。久し振りに訪れた山頂は荒れた感じだった。十数年前訪れた時はこんなではなかったと思うのだが。
裏山の南東にある表山は鞍部を越えるのがきつそうなので訪れるのはよそうと思っていたのだがこの際だから寄る事にした。
急斜面を下った鞍部辺りは様変わりしていた。密生して漕ぐのに苦労した笹が全くなくなっていて楽々歩けた。鹿害の所為なのか、それとも周期的なものなのか。
表山からの下りは全行程中で一番の難所と言えるかもしれない。薮が出ていて更に踏跡が薄い。目印があるが尾根を外してしまった。
もみじ峠で登山道に出るとホッと一息、と言いたいところだがここからの稜線登山道はアップダウンが続く。スタートから飛ばしぎみだった身体にはきつい。小倉山までは休まないと思っていたがたまらず途中で休憩。
何時もじっくり展望を楽しんでいる小倉山はあっさりと通過。青空は出ているものの靄っていて展望は良くなかった。それでも表山、裏山は見えた。随分遠く感じた。
展望がなく、取り立てて言うところもない養老山頂だが養老山地唯一の一等三角点で笙ケ岳につぐ標高でもあるから外せない。その後は小刻みなアップダウンが続く。左膝に痛みが出てきた。誤摩化しながら歩くが最後までもつのだろうか。
途中の津屋避難小屋は外装がやや古びてきたものの健在。中も綺麗で何時でも泊まれそうだ。周りがもっと鬱蒼とした感じだと思っていたのだがやけに明るい。この季節だからだろうか。
川原越までほぼ計画通りの時間で到着。少し休憩をとる。このまま順調にいってくれれば陽のある内に多度山頂に着けるのだが。
志津山への急斜面は相変わらずきつい。三角点に向かう斜面への分岐点にやたらとテープの目印がしてあった。下見した時はなかったと思ったのだが…。
志津山から先は下りがやや長い。膝に響く。
しばらくすると右手にまだ真新しい林道が近づいてきた。しかしここは林道に下りないでそのまま進む。やがて登山道脇に557.5m三角点(点名:祖古谷)が現われる。うっかりすると見逃してしまいそうだ。
ここを越えてわずかで登山道は左へ下っていく。ここは稜線上をそのまま進んでいく方が効率がいい。しっかりとした道もあるので問題はない。脇には林道が通っており途中利用した。
送電線手前の二俣を左に進むと更に先で道が分かれ左手に下っていく巡視路が予定ルート。559.7m三角点(点名:二ノ瀬)はこのルートより先の離れたところにあるが立ち寄った。展望も何もない三角点だった。
分岐点まで戻り巡視路を通って林道へ降り二ノ瀬越へ。途中に獣除けのネットが張られていたが所々穴が開いていて役にたっているのだろうか。
二ノ瀬越から南へ延びる悟入谷林道は入ってからしばらく間コンクリート舗装されている。道端に座り込んで休憩をとった。
その後林道は複雑な谷間を縫うように進んでいく。両手には植林帯が続く。しばらく行くと道が左右に分かれる。それに挟まれるような形の小高いピークに530.9m三角点(点名:奥谷)がある。植林の急斜面を登らなければならないのが辛いがここまで来たら寄っておきたい。
奥谷を訪れた後、ショートカットを狙って林道を離れ地形図上の点線路を進む。植林の中に踏跡を見つけ上手く進む事ができた。
582.9m三角点(点名:飯森)は林道からちょっと上がった平にある。近くの桜番所には御神木らしい立派な杉の大木が立っていた。
桜番所を過ぎて林道を進んで行くと思わぬ恵みに出会った。道路脇の斜面から水がこんこんと流れ出ている。冷たくてほてった身体にありがたかった。
田代越の639.5m三角点(点名:鎌知土)はちょっと離れていてどうしたものかと思いつつも立ち寄る。
この辺りには二つの大きな池がある。田代池は濁っていて以前より規模が小さくなった感じだった。榑沢池は大きくて見栄えがする。数羽の鳥が泳いでいた。
少し先の鞍部で林道から離れて急斜面を登り再び稜線上の登山道を歩く。アップダウンはあるが前程きつくない。やがて石津御嶽・奥の院を過ぎ石津御嶽神社に出る。三角点は更に先の社務所から下りたところにある。
社務所から南に進んでわずかで舗装された林道に出る。前方には赤と白に塗り分けられた巨大な電波塔がそびえ立つ。途中にはハンググライダーの飛出し台があり見晴らしが良かった。
電波塔を過ぎると再び稜線上の登山道を歩く。アップダウンが小さく歩きやすい。512.7m三角点(点名:多度)は登山道から少し離れたピークにあった。傍らには多度山会によって三角点の内容を表記したパネルが立てられていた。
少し先で道は二手に分かれる。右は沢沿いを下り左は尾根沿いを行く。時間的には右が早いようだが送電線鉄塔からの見晴らしがいいと書いてあった左に進む。確かに見晴らしは良かったが天候が良くない。予報よりも雲の出だしが早い。
その後に続く登山道はよく踏まれていて歩きやすい。稜線上がこんもりと盛り上がって廊下のようになったところもあって楽しい。ただ両脇に林道が見えるのが何とも惜しい。
再び林道に出て少し長く下っていくと電波塔が幾つか見えてくる。そのあたり、左脇の小高い丘に上がったところが多度山頂。満開寸前の桜が縦走達成を祝うように迎えてくれた。不安だった左膝は痛みながらも何とかもってくれた。
山頂は公園として整備されていて濃尾平野を見渡せる展望台もある。大勢の人が気軽に訪れる場所なのだろう。その傍らの三角点は居心地が悪そうだった。
下山は南北縦走感をより高めるため、そして完遂の感謝をするため多度大社に向かう事にした。このため愛宕神社への登山道を下った。健脚向きと記された登山道は膝に負担がかかり涙ものだったがなんとか粘って愛宕神社を経て多度大社に到着。トイレで汗のしみた服を着替え参拝した。境内は人気が少なく静かで心が洗われる思いだった。
帰りは養老鉄道を利用。多度駅まで痛い足を誤摩化しながら歩いていく。
途中途中、街を飾る桜が目を楽しませてくれた。念願の縦走を達成できた充実感に満たされなんだか楽しい帰り道だった。
歩行距離 39.5km(多度大社まで)
行動時間 12時間50分
訪れた三角点 14基
井口山取付き4:40ー777.4m三角点(奥山)6:40ー養老山頂8:50ー川原越9:50ー養老山地ワンデー完全縦走!
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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- 記事: 2227
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
兔夢さん、こんばんは。
井口山取付き4:40ー
おお!気合が入っています。
養老山地最北端の三角点。まずはここを訪れてから縦走するというのが今回の外せないポイントだ。
ナゼなのかイマイチ理解できないまま読み進む。
東に下った辺りに目的の三角点がある。三角点を後にして先ほどの鉄塔に戻り
GPS軌跡の飛び出しはルートを間違えて戻ったワケではなかったのですね。
ここに至って欲が出てきた。寄れそうな三角点は全て寄っていこう。
なるほどソーユーことだったのですか。やっと理解できたドンなグーです。
不安だった左膝は痛みながらも何とかもってくれた。
多度駅まで痛い足を誤摩化しながら歩いていく。
訪れた三角点 14基
養老山地ワンデー完全縦走!おめでとうございます~! お疲れ様~。
グー(伊勢山上住人)
Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
兎夢さん、養老山地完全縦走おめでとうございます。40キロというのは、神戸の六甲山縦走路の距離とよく似ていて、1日でチャレンジするのにちょうどいい距離ですね。定番の縦走コースとして人気になるかもしれませんね。
私も昔、養老公園から多度山まで歩いたことがありますが、それより北は行ったことがありません。そのうち歩いてみたいと思っています。養老鉄道は自転車の持ち込みができるので、自転車と組み合わせて周回コースにするといいかも。
私も昔、養老公園から多度山まで歩いたことがありますが、それより北は行ったことがありません。そのうち歩いてみたいと思っています。養老鉄道は自転車の持ち込みができるので、自転車と組み合わせて周回コースにするといいかも。
@シュークリーム@
Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
兎夢さん こんばんは
幼い頃から生活の中の風景として溶け込んできた養老山地。南北に長く延びる山塊を何時の頃からか縦走したいと思うようになった。
へーふるさとの山なんですね。かく言う私も養老山地、特に多度山は身近な感じのする山でした。何せ中学校の校歌には多度山が登場するくらいですから。
でもそんな山に登ったのは高校のときに一度だけ。後はずっとご無沙汰です。
この思いつきにとらわれ計画に熱中した。ルート上の分からないところを下見する事、数回。いよいよ機は熟した。日がそこそこ長く気温が高くないこの季節のうちに実行しよう。4月2日は天候的にも打ってつけの日となった。
計画遂行のために下見もして時期も選定し満を持して決行。意気込みが違いますね。山スキーと沢のレポの多い兎夢さんなので、てっきりこういう縦走は興味ないのかと
思ってましたが、なかなかどうして。
やりきった充実感もあるようですね。お疲れ様です。
養老山地はいまひとつ食指が動かないのですが、ちょっと行ってみたくなりました。
kasaya
幼い頃から生活の中の風景として溶け込んできた養老山地。南北に長く延びる山塊を何時の頃からか縦走したいと思うようになった。
へーふるさとの山なんですね。かく言う私も養老山地、特に多度山は身近な感じのする山でした。何せ中学校の校歌には多度山が登場するくらいですから。
でもそんな山に登ったのは高校のときに一度だけ。後はずっとご無沙汰です。
この思いつきにとらわれ計画に熱中した。ルート上の分からないところを下見する事、数回。いよいよ機は熟した。日がそこそこ長く気温が高くないこの季節のうちに実行しよう。4月2日は天候的にも打ってつけの日となった。
計画遂行のために下見もして時期も選定し満を持して決行。意気込みが違いますね。山スキーと沢のレポの多い兎夢さんなので、てっきりこういう縦走は興味ないのかと
思ってましたが、なかなかどうして。
やりきった充実感もあるようですね。お疲れ様です。
養老山地はいまひとつ食指が動かないのですが、ちょっと行ってみたくなりました。
kasaya
Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
グーさん、こんばんは。
日の出前に出発するか、日没後にゴールするか迷ったところです。
北端の最初のこの三角点に寄らなければ残りの三角点はどうでもよくなって締まりのない縦走になったでしょうね。
僕は三角点ハンターではありませんが三角点に寄る事は山歩きに目的意識を持たせますね。
一ヶ所だけ踏跡に誘われて間違えて戻ったところがありますが後は三角点に寄って戻った足取りです。
ありがとうございます。ほんと、つかれました。膝の痛みが想定外でした。でも計画通り縦走できて満足です。
兔夢
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おお!気合が入っています。
日の出前に出発するか、日没後にゴールするか迷ったところです。
ナゼなのかイマイチ理解できないまま読み進む。
なるほどソーユーことだったのですか。やっと理解できたドンなグーです。
北端の最初のこの三角点に寄らなければ残りの三角点はどうでもよくなって締まりのない縦走になったでしょうね。
僕は三角点ハンターではありませんが三角点に寄る事は山歩きに目的意識を持たせますね。
GPS軌跡の飛び出しはルートを間違えて戻ったワケではなかったのですね。
一ヶ所だけ踏跡に誘われて間違えて戻ったところがありますが後は三角点に寄って戻った足取りです。
養老山地ワンデー完全縦走!おめでとうございます~! お疲れ様~。
ありがとうございます。ほんと、つかれました。膝の痛みが想定外でした。でも計画通り縦走できて満足です。
兔夢
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Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
シュークリームさん、こんばんは。
僕にとって40キロは長かったですね。多分、一日で歩いた最長です。
こんな物好きなルートをやる人がそんなにいるかなあ。
養老山地は北部がいいですね。まだ自然な感じが残ってます。特に裏山、表山、笙ケ岳に囲まれた辺りは養老の中でも別天地です。
自転車との組み合わせはいいですね。より行動範囲が広くできますね。
兔夢
[attachment=1]1604yohroh2.1.gif[/attachment]
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40キロというのは、神戸の六甲山縦走路の距離とよく似ていて、1日でチャレンジするのにちょうどいい距離ですね。
僕にとって40キロは長かったですね。多分、一日で歩いた最長です。
定番の縦走コースとして人気になるかもしれませんね。
こんな物好きなルートをやる人がそんなにいるかなあ。
私も昔、養老公園から多度山まで歩いたことがありますが、それより北は行ったことがありません。
養老山地は北部がいいですね。まだ自然な感じが残ってます。特に裏山、表山、笙ケ岳に囲まれた辺りは養老の中でも別天地です。
養老鉄道は自転車の持ち込みができるので、自転車と組み合わせて周回コースにするといいかも。
自転車との組み合わせはいいですね。より行動範囲が広くできますね。
兔夢
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[attachment=0]1604yohroh2.2.gif[/attachment]
Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
Kasayaさん、こんばんは。
ふるさと、は奥美濃の根尾なので大垣はふるさとの山とはちょっと違いますかね。でも幼い頃から大垣に住んでいるので背景として養老山地は何時もありました。因みに僕の小学校の校歌は“瑞雲被る養老山に〜♫”っていう歌い出しでした。
一発で決めたかったですからね。おかげでほぼ計画通りにできました。
そういうイメージですよね。でも合間合間には里山登ったり軽く縦走したりしてるんですよ。
北部はいいところが残ってますよ。それと東面の幾つかある尾根が短いですけどいいですね。古い道型も多くて楽しいです。時間があれば訪れてみて下さい。
兔夢
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へーふるさとの山なんですね。
ふるさと、は奥美濃の根尾なので大垣はふるさとの山とはちょっと違いますかね。でも幼い頃から大垣に住んでいるので背景として養老山地は何時もありました。因みに僕の小学校の校歌は“瑞雲被る養老山に〜♫”っていう歌い出しでした。
計画遂行のために下見もして時期も選定し満を持して決行。意気込みが違いますね。
一発で決めたかったですからね。おかげでほぼ計画通りにできました。
山スキーと沢のレポの多い兎夢さんなので、てっきりこういう縦走は興味ないのかと
思ってましたが、
そういうイメージですよね。でも合間合間には里山登ったり軽く縦走したりしてるんですよ。
養老山地はいまひとつ食指が動かないのですが、ちょっと行ってみたくなりました。
北部はいいところが残ってますよ。それと東面の幾つかある尾根が短いですけどいいですね。古い道型も多くて楽しいです。時間があれば訪れてみて下さい。
兔夢
[attachment=0]1604yohroh3.gif[/attachment]
Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
兎夢さん、ご無沙汰しておりやす。
南北完全縦走を達成しましたね。お疲れさまです。
鉄塔の立つ小高い丘を鉄塔巡視路から登る。井口山というらしい。
そこから養老山地最北端の三角点である沢田(99.6m)に向かう。
まずはここを訪れてから縦走するというのが今回の外せないポイントだ。
きっちり群境尾根から臨みましたね。私は闇夜にびびって素直に林道を選択。
標高690m辺りで林道をはなれ沢筋の踏み跡を辿り急斜面を登っていくと
林の中にカレンフェルトが点在する台地に出る。777.4m三角点(点名:奥山)は台地の端だ。
うむ、うむ、P820と行平山をパスしましたね。と言う私はピークのパスばかりだけど。
表山からの下りは全行程中で一番の難所と言えるかもしれない。薮が出ていて更に踏跡が薄い。
目印があるが尾根を外してしまった。
下見の時に薮を確認したので鞍部からトラバスで薮の切れる尾根筋へ移りました。
しかし下部の「竜が池」で尾根筋を外し登山道へ着地、「竜が池」へ後戻りです。
もみじ峠が近いと思うと余裕がでてきましたよ。
もみじ峠で登山道に出るとホッと一息、と言いたいところだがここからの稜線登山道はアップダウンが続く。
スタートから飛ばしぎみだった身体にはきつい。小倉山までは休まないと思っていたがたまらず途中で休憩。
広い登山道に出て「ホッと一息」同じでしたよ。もしかして休憩したのは丸太階段途中のテーブル?
私もここで初休憩です。
南北完全縦走のポイントは、もみじ峠までの北部ですね。どう攻略するか、事前に作戦を練るところ、
ここまでで時間と体力を消耗してしまうと後が続かないでしょう。
桜番所を過ぎて林道を進んで行くと思わぬ恵みに出会った。道路脇の斜面から水がこんこんと流れ出ている。
縦走のもう一つのポイントが水場ですね。大洞谷源流、二之瀬越(庭田山頂公園)、桜番所下湧き水となるが
低山の沢水や公園の溜め水は躊躇されますが桜番所下湧き水は名水だけあって旨い。2L汲んじゃいました。
帰りは養老鉄道を利用。多度駅まで痛い足を誤摩化しながら歩いていく。
途中途中、街を飾る桜が目を楽しませてくれた。念願の縦走を達成できた充実感に満たされなんだか楽しい帰り道だった。
愛宕神社口の柵を閉じた瞬間に「終ったか~」の気持が湧きませんでしたか
自己満足を満たしただけかもしれませんが、目標への挑戦がクリア出来た達成感、チャレンジ出来た充実感
本当にお疲れさまです。
PS,
養老線の自転車乗降は曜日や行事などで不可の日がありますから事前にお調べあれ。
南北の自転車走行もキツイかも。。。縦走後の養老駅から沢田集落まででも大変でした。
りゅう
Re: 養老山地ワンデー完全縦走!
りゅうさん、こんばんは。
出発が4時40分ですからね。日の出は5時40分だからすぐに明るくなるなあと思いながらの出発でした。
行平山って845Pの事ですか?寄ってますよ。
「竜ケ池」ってのがよくわかりませんがこの辺りは何度か訪れているので適当です。薮もワンデー荷物ならさほど気になりませんでした。ただ全体から見たら一番の難所ですね。
小倉山に近いピークのベンチでした。テン泊荷物背負ってここまでノンストップ?僕は沢田村と表山でエネルギー補給してます。
ほんと、その通りですね。下見しておいて正解でした。おかげで効率のいいルートで行けたと思います。ただ頑張りすぎて膝が痛くなったのは想定外でしたが…
りゅうさんのレポに水場の事が載ってたけどあてにしないで基本的に水場はないものとしてのぞみました。その為、実施もこの時季にしました。持っていった水分は2リットル。たぶんこれだけで何とかなったと思いますが湧き水は好きなだけ飲めるのでありがたかったです。直前に予備にと思って持っていったカップ麺を食べていて喉の渇きがあったので余計に助かりました。
多度大社に参詣しようと途中で思い立って、これはいいアイデアだ!とテンションがあがっていたので愛宕神社に出たときはニヤニヤしてました。
ほぼ計画通りできたのが何より嬉しかったですね。もう一回ぐらいやってもいいかな。
そう思ったので翌日、自宅から自転車で車回収に行きました。
兔夢
私は闇夜にびびって素直に林道を選択。
出発が4時40分ですからね。日の出は5時40分だからすぐに明るくなるなあと思いながらの出発でした。
P820と行平山をパスしましたね。
行平山って845Pの事ですか?寄ってますよ。
下見の時に薮を確認したので鞍部からトラバスで薮の切れる尾根筋へ移りました。
しかし下部の「竜が池」で尾根筋を外し登山道へ着地、「竜が池」へ後戻りです。
もみじ峠が近いと思うと余裕がでてきましたよ。
「竜ケ池」ってのがよくわかりませんがこの辺りは何度か訪れているので適当です。薮もワンデー荷物ならさほど気になりませんでした。ただ全体から見たら一番の難所ですね。
もしかして休憩したのは丸太階段途中のテーブル?
私もここで初休憩です。
小倉山に近いピークのベンチでした。テン泊荷物背負ってここまでノンストップ?僕は沢田村と表山でエネルギー補給してます。
どう攻略するか、事前に作戦を練るところ、
ここまでで時間と体力を消耗してしまうと後が続かないでしょう。
ほんと、その通りですね。下見しておいて正解でした。おかげで効率のいいルートで行けたと思います。ただ頑張りすぎて膝が痛くなったのは想定外でしたが…
縦走のもう一つのポイントが水場ですね。大洞谷源流、二之瀬越(庭田山頂公園)、桜番所下湧き水となるが
低山の沢水や公園の溜め水は躊躇されますが桜番所下湧き水は名水だけあって旨い。2L汲んじゃいました。
りゅうさんのレポに水場の事が載ってたけどあてにしないで基本的に水場はないものとしてのぞみました。その為、実施もこの時季にしました。持っていった水分は2リットル。たぶんこれだけで何とかなったと思いますが湧き水は好きなだけ飲めるのでありがたかったです。直前に予備にと思って持っていったカップ麺を食べていて喉の渇きがあったので余計に助かりました。
愛宕神社口の柵を閉じた瞬間に「終ったか~」の気持が湧きませんでしたか
自己満足を満たしただけかもしれませんが、目標への挑戦がクリア出来た達成感、チャレンジ出来た充実感
本当にお疲れさまです。
多度大社に参詣しようと途中で思い立って、これはいいアイデアだ!とテンションがあがっていたので愛宕神社に出たときはニヤニヤしてました。
ほぼ計画通りできたのが何より嬉しかったですね。もう一回ぐらいやってもいいかな。
縦走後の養老駅から沢田集落まででも大変でした。
そう思ったので翌日、自宅から自転車で車回収に行きました。
兔夢