【越美国境】小白山-石徹白の不遇の峰に登る

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kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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【越美国境】小白山-石徹白の不遇の峰に登る

投稿記事 by kitayama-walk »

【日 付】 2016年3月21日(月・振替休日)
【天 候】 曇り後晴れ
【山 域】 越美国境
【メンバー】K川、kitayama-walk

【コース】 6:30白山中居神社-7:15P915-7:50県境尾根出合-9:55小白山北峰10:00-10:15▲小白山南峰11:15-11:30小白山北峰11:40-13:05ダイレクト尾根末端-13:50林道出合-14:40白山中居神社

 今年は寡雪シーズンであり、また週末の天気があまりよくないことから、思ったように雪山に登れていない。3月後半の連休が今シーズン最後の雪山になるのではないかと思いながら、天気のことが気になっていた。連休最終日の21日が比較的よいという予報だったことから、この日に登山することにした。登る山はどこにするか。飛騨の三方岩岳・野谷荘司山を考えたが、天気のことを考えると奥美濃の石徹白にある小白山(おじろやま1609m)に登ることにした。小白山は、越美国境に位置し、人気のある野伏ヶ岳(1674m)から稜線沿いに南に下ったところにある無木立の山である。登山道がないので残雪期を利用して登るしかなく、北峰と南峰の2つのピークがあり、その間にスノーリッジがある。野伏ヶ岳に負けず劣らず眺望がよいにもかかわらず人気のないのはやはりアクセスが難しいからであろう。しかし、山は人が少ない方が静かでいい。今回は、鈴鹿や湖北の山に精通している登山歴48年のベテランのK川さんに同行していただくことになった。
GPS軌跡図
GPS軌跡図
 白山中居神社には午前6時過ぎに到着したが、神社前の駐車場は満車になっていたので、大進橋手前の空き地に駐車することができた。天気予報では朝早くから晴れマークがついていたが、空はまだ雲が多いので、今ひとつテンションが上がらない。そのうちに晴れてくるという天気予報を信じて出発した。この時期、神社周辺は2mほどの雪壁があるが、今年は全くないといってよい。今回の小白山は、野伏ヶ岳とセットにして登ることも考えたが、今年の雪量からして難しいと思い、小白山単独の登山にした。コースを考えると、2014/4/26に歩いたときと同じように、まず▲杉山付近の県境尾根に登り、そこから北峰をめざす。北峰からは南峰までピストンして橋立峠まで下り、峠からは野伏平と呼ばれる広大な平原を横断してダイレクト尾根末端に辿り着き、あとは林道を経由して戻るというコース設定にした。

 石徹白川に架かる大進橋を渡って左に向かい、最初に谷の手前辺りから取り付くことにした。まずはP915の台地に向かうことにする。取り付き急斜面から雪はあった。ここは植林なのでササもヤブもない。気温はマイナス3℃くらいなので雪は締まっているが、ときどきズボッと落ち込むこともある。少し陽の差してきた樹林帯の中を30分ほど急登していくとやがて傾斜が緩んできた。P915の平坦地でスノーシューに履き替えた。ここからが支尾根の登りとなる。地形図を見ると3つほどの尾根があるが、最も▲杉山に近い尾根を登ることにした。スノーシューを履いているのではまり込むことはないが、時々雪が途切れる箇所もあった。支尾根の上部に達すると雪は繋がり、雪面も固くザクザクとスノーシューのクランボンが食い込んで小気味がいい。

 やがて県境尾根に到達した。稜線にはブナの樹木が林立している。しかし、青空がない。登り始めに差していた陽も陰ってしまい、灰色の空になっている。勢いテンションも下がる。さらに尾根を登り、次の小ピークで眺望が開けたものの、小白山も野伏ヶ岳も山頂付近がガスっているではないか。さらにテンションが下がる。しかし、きっとそのうちに晴れてくると信じて登ることにした。ここからは県境尾根を外さないように登れば北峰に辿り着くことができる。県境尾根に出るとしばらくはヒノキの巨樹が点在している。北山杉の台杉に似た感じのものもある。ブナと混じり合ったヒノキもある。やがて尾根を乗り換えると、今度はブナ林に入っていく。まだ陽が当たらないので肌寒いが、その分雪面は固く、スノーシューが歩きやすい。

 県境尾根は小さなアップダウンがあるものの、徐々に高度を上げていく。やがて空の雲が流れ出し、時折青空がのぞくようになってきた。うん、いい感じだ。この分では予報どおり晴れてくるだろうと一気にテンションが上がってくる。前方に白いピークが見えてきた。そう、小白山の北峰である。標高1280mくらいなので山頂までまだ300mあまりある。しかし、現金なものである。天候が好天しつつあるので足取りも軽い。どんよりとしていた雲が流れて、青空の占める割合が増えてきたのだ。標高1500mあたりで小さいながらも樹氷が出てきた。青空をバックに白い樹氷が冴える。やがてブナの木もなくなり、眼前には北峰ピークが近づいてきた。あと一息となった。山頂手前に少しヤブが出ていて亀裂が入っている箇所を慎重に通過すると標高1600mの北峰に到着した(9:55)。
樹氷が出てきました
樹氷が出てきました
北峰まであとわずかのところ
北峰まであとわずかのところ
北峰からの眺望
北峰からの眺望
 小白山からの眺望は素晴らしかった。もうかなり雲は取れていて、青空が広がっていた。春霞もなかったので遠方の山々までも見ることができる。県境稜線に北には白く輝く別山。その左に白山の御前峰と大汝峰。その左には大長山、赤兎山、経ヶ岳(北峰・南峰)と並んでいる。さらに部子山、銀杏峰、荒島岳、姥ヶ岳、能郷白山、屏風山が見える。南には、左門岳、平家岳、滝波山の姿も見える。さらにずっと左を見ると、大日ヶ岳の右向こうには噴煙を上げる御嶽山があった。大日ヶ岳の左には乗鞍岳があり、穂高連峰(前穂、奥穂、北穂)と槍ヶ岳や笠ヶ岳も見える。ああ、登ってきてよかったと思う瞬間である。
南峰に向かう
南峰に向かう
白山・別山を望む
白山・別山を望む
御嶽山がくっきりと見える
御嶽山がくっきりと見える
 北峰から南峰はすぐ間近に見えている。この稜線はスノーリッジになっている。予定どおり南峰までピストンすることにした。スノーシューを履いているのでバランスを取りながらリッジの上を歩いていく。少し下ってから登り返していく。最後の登りで少しヤブ漕ぎを強いられたが、15分ほどで南峰に到達した(10:15)。ここまで4時間弱かかったが、まずまずのペースである。もちろん、北峰にも南峰にも誰もいない。私たち二人の貸切である。少し時間が早いが、南峰でランチタイムにした。気がつけば、登り始めでは少々風が強かったが、今はほとんど風がない。快晴無風のコンディションでランチタイムとはまさに贅沢である。いつものとおり、アワワを雪中に埋め込んで回転させて冷やす。ラーメンのラ王に、野菜、天ぷら、豚バラ肉を足して煮込む。山頂滞在時間1時間。もちろん山頂には誰もいない。至福のときを過ごすも、時間の経つのが早いこと。
南峰からの眺望
南峰からの眺望
 北峰まで戻る。ヤブを避けて少し東側に回り込んでみるとブロック雪崩の跡がある。スノーリッジを慎重に歩いて北峰に到達した。再び360度のパノラマが広がる眺望をしばらく楽しんだ。御嶽山や乗鞍岳もよりはっきりと見えており、北アルプス連峰も前穂、奥穂、北穂、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳と見分けがつくようになっている。当初の予定では北峰から橋立峠まで下るはずだったが、何と稜線にはヤブが出ているではないか。スノーシューを脱いでやぶこぎをすれば降りられないことはないが、ここは登ってきた県境稜線を少し戻り、最初の支尾根を使って野伏平に下ることにした。陽が当たって雪が緩んできたとはいえ、北斜面なのでまだ雪が固く、支尾根は快適に下っていける。あっという間に最初の谷まで下ってしまった。ここから野伏平を横断することになる。疎林の林立する中を歩くことになるが、野伏平は陽に当たっているので雪が腐っていて少々歩きにくい。ここには小白山谷の支流の谷が幾本かある。できるだけ上流を渡渉するようにしなければならない。結局大小5つの谷を越えることになった。

 野伏平の横断を終えるとダイレクト尾根の末端に到達した。ここには野伏ヶ岳に向かう今日のトレースがあった。しばらくはこのトレースを追いながら進み、適当なところで林道に下っていくことにした。するとこれも今日のスキーのトレースが出てきた。樹林の中を走っているが、多分和田山牧場跡の石碑のあるところからやってきているのだろう。しかし、距離を縮めるようにトラバースしていき、林道が大きく蛇行しているところに着地した。あとは1時間弱の林道歩きをして駐車地まで戻った。
written by kitayama-walk
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【越美国境】小白山-石徹白の不遇の峰に登る

投稿記事 by biwaco »

お彼岸は 雪とお別れ おじらやま

kitayamaさん、こんにちは~
あの忌まわしい?小白山に2年越しの厄払いでしたか!
しかも、かのレジェンドとご一緒とは、さぞココロ強かったでしょうね。(^_-)
【コース】 6:30白山中居神社-7:15P915-7:50県境尾根出合-9:55小白山北峰10:00-10:15▲小白山南峰11:15-11:30小白山北峰11:40-13:05ダイレクト尾根末端-13:50林道出合-14:40白山中居神社
登りの勢いと比べ、下りは決行時間かけてますね(?_?) 野伏平のトラバースと林道歩きに時間食ってしもた…(@_@。
 石徹白川に架かる大進橋を渡って左に向かい、最初に谷の手前辺りから取り付くことにした。まずはP915の台地に向かうことにする。取り付き急斜面から雪はあった。ここは植林なのでササもヤブもない。気温はマイナス3℃くらいなので雪は締まっているが、ときどきズボッと落ち込むこともある。少し陽の差してきた樹林帯の中を30分ほど急登していくとやがて傾斜が緩んできた。P915の平坦地でスノーシューに履き替えた。ここからが支尾根の登りとなる。
右寄りに台地を進んで・1033の支尾根から回り込むのが楽だと思うんですけど。
 やがて県境尾根に到達した。稜線にはブナの樹木が林立している。しかし、青空がない。登り始めに差していた陽も陰ってしまい、灰色の空になっている。勢いテンションも下がる。さらに尾根を登り、次の小ピークで眺望が開けたものの、小白山も野伏ヶ岳も山頂付近がガスっているではないか。さらにテンションが下がる。しかし、きっとそのうちに晴れてくると信じて登ることにした。
私ならここらで座り込んで、ランチして帰ります。(^_-)
 県境尾根は小さなアップダウンがあるものの、徐々に高度を上げていく。やがて空の雲が流れ出し、時折青空がのぞくようになってきた。うん、いい感じだ。この分では予報どおり晴れてくるだろうと一気にテンションが上がってくる。前方に白いピークが見えてきた。そう、小白山の北峰である。標高1280mくらいなので山頂までまだ300mあまりある。しかし、現金なものである。天候が好天しつつあるので足取りも軽い。
県境尾根から北峰は真っ正面で、魚の骨みたいに見えますね。
まるで魚の背骨
まるで魚の背骨
P4080174.jpg (57.44 KiB) 閲覧された回数 1266 回
 小白山からの眺望は素晴らしかった。もうかなり雲は取れていて、青空が広がっていた。春霞もなかったので遠方の山々までも見ることができる。県境稜線に北には白く輝く別山。その左に白山の御前峰と大汝峰。その左には大長山、赤兎山、経ヶ岳(北峰・南峰)と並んでいる。さらに部子山、銀杏峰、荒島岳、姥ヶ岳、能郷白山、屏風山が見える。南には、左門岳、平家岳、滝波山の姿も見える。さらにずっと左を見ると、大日ヶ岳の右向こうには噴煙を上げる御嶽山があった。大日ヶ岳の左には乗鞍岳があり、穂高連峰(前穂、奥穂、北穂)と槍ヶ岳や笠ヶ岳も見える。ああ、登ってきてよかったと思う瞬間である。
さて、いくつ山が出てきたでしょう?(正解23座)。
もちろん、目の前の野伏ヶ岳~薙刀山~日岸山~願教寺山~銚子ヶ岳~三ノ峰と、別山への稜線の山々も呼んでますね。(^^♪
 北峰から南峰はすぐ間近に見えている。この稜線はスノーリッジになっている。予定どおり南峰までピストンすることにした。スノーシューを履いているのでバランスを取りながらリッジの上を歩いていく。少し下ってから登り返していく。最後の登りで少しヤブ漕ぎを強いられたが、15分ほどで南峰に到達した(10:15)。ここまで4時間弱かかったが、まずまずのペースである。
まずまずどころか、マスマスお元気なペースです。(^_-)
 もちろん、北峰にも南峰にも誰もいない。私たち二人の貸切である。少し時間が早いが、南峰でランチタイムにした。気がつけば、登り始めでは少々風が強かったが、今はほとんど風がない。快晴無風のコンディションでランチタイムとはまさに贅沢である。いつものとおり、アワワを雪中に埋め込んで回転させて冷やす。ラーメンのラ王に、野菜、天ぷら、豚バラ肉を足して煮込む。山頂滞在時間1時間。もちろん山頂には誰もいない。至福のときを過ごすも、時間の経つのが早いこと。
Y氏流の雪穴水平回転式瞬間冷却法ですね!(^^)!
アワワはS社の発泡性欺麦酒飲料(m&h)で決まりですが、ラーメンは「ラ王」か「正面」か、私的には判決はまだです。
 当初の予定では北峰から橋立峠まで下るはずだったが、何と稜線にはヤブが出ているではないか。スノーシューを脱いでやぶこぎをすれば降りられないことはないが、ここは登ってきた県境稜線を少し戻り、最初の支尾根を使って野伏平に下ることにした。
2年前はもっとひどかったですね。橋立峠の手前の鞍部からお尻で滑り降りるのが一番早いとか。
ここから野伏平を横断することになる。疎林の林立する中を歩くことになるが、野伏平は陽に当たっているので雪が腐っていて少々歩きにくい。ここには小白山谷の支流の谷が幾本かある。できるだけ上流を渡渉するようにしなければならない。結局大小5つの谷を越えることになった。
ここはやはりスノーシューがないと底なし雪沼行軍に?
 野伏平の横断を終えるとダイレクト尾根の末端に到達した。ここには野伏ヶ岳に向かう今日のトレースがあった。しばらくはこのトレースを追いながら進み、適当なところで林道に下っていくことにした。するとこれも今日のスキーのトレースが出てきた。樹林の中を走っているが、多分和田山牧場跡の石碑のあるところからやってきているのだろう。しかし、距離を縮めるようにトラバースしていき、林道が大きく蛇行しているところに着地した。あとは1時間弱の林道歩きをして駐車地まで戻った。
地形図にある破線の枝尾根は下れないですか?
お疲れさま~(^^)v

           ~biwa爺
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 【越美国境】小白山-石徹白の不遇の峰に登る

投稿記事 by kitayama-walk »

 biwa爺さま おばんです。

> kitayamaさん、こんにちは~ あの忌まわしい?小白山に2年越しの厄払いでしたか!
> しかも、かのレジェンドとご一緒とは、さぞココロ強かったでしょうね。(^_-)


 はい。あれは2年前の4/26でしたよね。ヤブと格闘した10時間でした。が、北峰から南峰までの稜線、さらに
南峰からの下りは結構快適でしたね。苦闘したのは、谷に下ってから稜線への登り返しでした。

 K川さんは、biwa爺と同い年ですよ。さすがに48年も山に登り続けているので体力もあり、また経験豊富です
よ。でも、もう少しハードでないコースがよかったとか。

> 登りの勢いと比べ、下りは結構時間かけてますね。野伏平のトラバースと林道歩きに時間食ってしもた。

 そんなこともないと思いますよ。登りは3時間半。これはまずまずのペースでした。6:30スタートだったので時間
的余裕がありました。なので、下りはゆっくりとしたこともありました。野伏平のトラバースは初めての体験。小さな
谷がいくつもあり、これを渡渉するのがおもしろかったです。もちろん下流の方は渡渉困難ですからね。

> 右寄りに台地を進んで・1033の支尾根から回り込むのが楽だと思うんですけど。

 なるほど。地形図を見る限りはそう思えます。が、それは遠回りになりますね。ならば、そのまま支尾根を登った
方が楽だと思います。

> (次の小ピークで眺望が開けたものの、小白山も野伏ヶ岳も山頂付近がガスっているではないか)
> 私ならここらで座り込んで、ランチして帰ります。


 それは、何をしに来たのかわかりませんがな。吹雪いているわけでもないし、天気予報も回復するといっている。
だから、ここで撤退する理由がありませんね。

> 県境尾根から北峰は真っ正面で、魚の骨みたいに見えますね。

 なるほど。想像力の逞しいbiwa爺ならではの表現ですね。

> (北に白く輝く別山。その左に白山の御前峰と大汝峰。その左には大長山、赤兎山、経ヶ岳(北峰・南峰)と並んでいる。
> さらに部子山、銀杏峰、荒島岳、姥ヶ岳、能郷白山、屏風山が見える。南には、左門岳、平家岳、滝波山の姿も見える。
> さらにずっと左を見ると、大日ヶ岳の右向こうには噴煙を上げる御嶽山があった。大日ヶ岳の左には乗鞍岳があり、穂高
> 連峰(前穂、奥穂、北穂)と槍ヶ岳や笠ヶ岳も見える。)
> さて、いくつ山が出てきたでしょう?(正解23座)。
> もちろん、目の前の野伏ヶ岳~薙刀山~日岸山~願教寺山~銚子ヶ岳~三ノ峰と、別山への稜線の山々も呼んでますね。


 よく数えてくれましたね。ヒマやなぁ。と感心、感心。
 ちなみに、薙刀山、日岸山、願教寺山、銚子ヶ峰は見えませんがな。三ノ峰は見えていましたよ。

> (南峰に到達した。ここまで4時間弱かかったが、まずまずのペースである。)
> まずまずどころか、マスマスお元気なペースです。


 いや、ホント。まずまずのペースなんよ。小白山への尾根は結構長いので、それなりの時間がかかります。なので野伏ヶ岳
のように人気が出ないのだと思います。しかし、人が少なく静かな方がいいですから。

> (南峰でランチタイム。アワワを雪中に埋め込んで回転させて冷やす。ラーメンのラ王。)
> 山日和式の雪穴水平回転式瞬間冷却法ですね!(^^)!
> アワワはS社の発泡性欺麦酒飲料で決まりですが、ラーメンは「ラ王」か「正麺」か、私的には判決はまだです。


 くるくる回せばたちまち冷却。ご存知、山日和式回転冷却法の極意を会得していますから。
 アワワは、最近、サントリーのプレモル「香るエール」がうまいと思っています。
 得正のカレーうどんも少々飽きが来て、日清の「ラ王」(醤油味)にしてみました。マルちゃんの「正麺」よりもうまい
と思うのは私だけでしょうか。ちなみに、先日スーパーに行ったら、得正のカレーうどんのカップ麺バージョンがあり
ましたよ。
 
> (何と稜線にはヤブが出ているではないか。ここは登ってきた県境稜線を少し戻り、最初の支尾根を使って野伏平
> に下ることにした。)
> 2年前はもっとひどかったですね。橋立峠の手前の鞍部からお尻で滑り降りるのが一番早いとか。


 確かに、2年前はもっともっとヤブやぶしていましたね。今回は、それほどでもなかったので、北峰から橋立峠に下ろう
と思えばできないことはなかったかな。私単独ならば、スノーシューを脱いでやぶ漕ぎして橋立峠に下っていたことだと
思います。その尻セードで下るノ山日和さんの提案でしょ。

> (野伏平を横断することになる。陽に当たっているので雪が腐っていて少々歩きにくい。小5つの谷を越えることになった。)
> ここはやはりスノーシューがないと底なし雪沼行軍に?


 そうですよ。biwa爺の好きな、嵌まりまくりを楽しむことができるところでした。
 だから、スノーシュー様様でしたよ。柔らかい雪の上を快適に歩くには、やっぱりスノーシューです。

> 地形図にある破線の枝尾根は下れないですか?

 なるほど、それは大幅なショートカットですね。そういう発想がありませんでした。
 だから下れるかどうかもわかりません。ただ、そのあたりは植林もありましたね。
written by kitayama-walk
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