【若狭】【台高】冬山小レポ集・その1
Posted: 2016年1月28日(木) 07:38
書こう書こうと思いながら、いつも賞味期限が切れていくレポ。
今年も山に行っているが、すでに賞味期限が切れそう。
ナイトスクープの小ネタ集ならぬ、小レポ集と題すれば自分の中のハードルが下がって書きやすいかと思いパソコンを開いた。
寒いので賞味期限が少々切れてても大丈夫? ということでまずは年末のレポから。
【 日 付 】2015年12月20日(日)
【 山 域 】若狭
【 天 候 】晴れ
【 ルート】駐車地→P727→Ca840→県境尾根→粟柄越→赤坂山→P468→折戸谷林道→駐車地
【メンバー】単独
昨年10月から四十肩が悪化して自宅で静養していたが、一向に良くなる気配が無い。
11月のオフ会も迷った末に、天気が悪かったこともあり欠席した
しかしブナ中毒の禁断症状も悪化してきたので、精神衛生上良くないということでお気に入りの若狭へ。
以前山日和さんのレポを読んで、行きたいと思っていた湯ノ花谷左岸尾根を目指す。それほど難コースでもないので四十肩の影響も少ないだろう。
予想通り折戸谷林道の積雪はまだ少なく、昨日の先行車の轍跡は雪が完全に溶けている。雪で林道が閉ざされるまでになんとか間に合った(と、この時は思っていた。1月中旬まで全く積もらない暖冬になるとは思いもよらなかった)。
湯ノ花谷にかかる橋のたもとに車を止め、巡視路を九十九折に上がっていく。
崩れかかっている場所もあるので、チェーンスパイクを履いて雪で滑らないよう慎重にトラバースを繰り返した。
1つ目の鉄塔から尾根を直登し、2つ目の鉄塔を過ぎ主尾根に乗った。
この辺りから大きいブナやミズナラの樹が増えてきた。イイネ、イイネ~
この時期は木の実もまだ山に残っているようでアトリが群がっていた。
大樹に目移りしながら尾根を登っていくと、ひときわ大きいトチの樹が現れた。これがこの尾根の主と言われている大トチだ。
[attachment=0]PC200504-2.JPG[/attachment]
さすが主と言われるだけの貫録。
このトチの左手にピンクのテープがあるが、これは山日和さんも以前辿った湯ノ花谷にトラバースしていく巡視路だろう。
そのまま尾根芯を進みP727へ。ここまでで3時間。鳥や景色をゆっくり見すぎたか。
それでもゴジュウカラがフイフイと鳴きながら目の前の樹を登っていく姿に見入ってしまう。
[attachment=1]PC200514.JPG[/attachment]
いい雰囲気のピークにうっとりして歩いているとそのまま南へ進みそうになり、トラバースして南東の尾根に乗りかえた。
気がかりなのはだんだん雪が深くなってきたことだ。たまに脛まで潜るようになった。それほど積もっていないだろうと思いスノーシューは置いてきてしまった。
少し下って湯ノ花谷の頭への登りにかかる。この辺りも素晴らしい雰囲気の尾根だ。
湯ノ花谷の頭をトラバースして灌木の中を通って県境尾根に出ると一気に景色が広がった。
琵琶湖やその向こうに伊吹や霊仙が見える。冷たい風が火照った身体に気持ちいい。
県境尾根の草地は雪で覆われており、夏道を辿ろうと探したが雪で隠されよく判らず、途中で外れてしまった。
草の上に積もった雪を踏み抜いて太ももまで潜る。
粟柄越まで行けばトレースはあるだろうと、とりあえず足を前に出すことに専念する。
Ca790を過ぎると途中で引き返したトレースがあり、ありがたく頂戴する。
県境尾根に出てから粟柄越まで1時間もかかってしまった。赤坂山山頂まではトレースがありサクサク登れた。
時間も遅いので山頂には誰もいない。
山頂からは何度も歩いた庄部谷山から芦谷山の稜線が一望できる。
さて、ここからは粟柄古道を下りることにする。深く掘れた古道は雪が溜まっているので、脇の高くなった部分をなるべく歩いた。
谷を渡るころには積雪も少なくなり、古道特有のゆるやかにつけられた快適な道を歩いて林道に降りたった。
9月も仕事で忙しくほぼ3か月ぶりの本格登山だったが、想定外の積雪に対してもバテてることなく四十肩も痛まず、まずまずの復帰戦だった。
いつものきららの湯でサウナ&水風呂に入り疲れを落とした後、帰路に着いた。
【 日 付 】2015年12月30日(水)
【 山 域 】台高
【 天 候 】快晴
【 ルート】駐車地→千秋林道→マナコ谷ルート→桧塚奥峰→太古の森→明神岳→明神平→奥山谷→千秋林道→駐車地
【メンバー】単独
大掃除もたけなわの中、山納めをするため天気予報とにらめっこした結果、南下することにした。目指すは桧塚奥峰の樹氷だ。
千秋林道のゲート前には車を止め、林道を歩きだすと、山の上は白く輝いている。これは青空に映える樹氷が期待できそうだ。
テンションが上がり、歩くスピードも速くなる。
マナコ谷ルートに入り、作業道を横切って尾根を上がっていく。
それにしても、これだけテープがあるのに作業道に迷い込んでしまうヒトがいるのは不思議だ。
作業小屋の前でも雪はうっすら積もっているぐらい。
今日は樹氷目的なので鳥がいても取り合わずひたすら歩く。
といっても、もう山に餌が無くなったのか鳥影は薄い。
森を抜けると展望が一気に広がり、樹氷も出だした。
桧塚奥峰の山頂からは最高の展望が広がっていた。
大台ケ原から大普賢、山上ヶ岳まで遠望できる。
ここまで2時間、いいペースだ。
無風・快晴と絶好の樹氷日和。樹氷のつきも申し分ない。昨日の家族の視線は冷たかったが、来てよかった
山頂でまったりとして、ここからはペースを落として明神岳方面へぶらぶら歩いていく。積雪はくるぶしぐらい。
[attachment=4]PC300059.JPG[/attachment]
稜線から外れ奥ワサビ谷の源流へ下りて太古の森をぶらぶらしてから登り返し、また外れてはふらふらと歩く。明神岳の登りに差し掛かると樹氷の付きがまた良くなった。
[attachment=3]PC300064.JPG[/attachment]
明神岳から笹ヶ峰に魅かれて行きかけたが、ピストンすると遅くなるので思いとどまり明神平へ。
[attachment=2]PC300108.JPG[/attachment]
三ツ塚をショートカットして明神平に出ると全く雪が積もっていなかった。大又から雪遊びに来たヒトはがっかりだろう。
ここから水無山の北東尾根を下りるつもりだったが、この雪の量なら奥山谷ルートで下山できるだろう。チェーンスパイクに履き替え谷に下りていく。
ただ、少ないとは雪が積もっている谷道を、しかも下るのはあまりお勧めではない。
テープを辿って下りていき、雪が積もっている崩れかけの箇所は慎重に通過していく。
一か所ほぼ崩れているところがあり、雪がついていたので念のため上から巻いた。
何度か渡渉を繰り返し本谷の出合に着いた。この辺りまでくると雪が積もってところは限定的だ。ここも渡渉するのだが、正規ルート?の飛び石には氷が張っており水深もあったので、氷が張っていない石を選んで渡り崖を這い上がった。
テープが結構あるので迷う心配はなさそうだな、とここまでは思っていたら本谷の出合を過ぎた先で、右手の斜面を上がるところを直進してしまった。
おかしいことに気づき崖を見上げるとテープが見えたので、慎重に崖を登って正規のルートに復帰した。
その後、ワサビ谷を渡り広い作業道を快適に歩き林道へ出た。
たかすみ温泉は年末休みに入っていたため、大宇陀温泉の広い露天風呂を堪能した。
今朝はここで力尽きたので、今月の小レポ集は次回に。。
とよ
今年も山に行っているが、すでに賞味期限が切れそう。
ナイトスクープの小ネタ集ならぬ、小レポ集と題すれば自分の中のハードルが下がって書きやすいかと思いパソコンを開いた。
寒いので賞味期限が少々切れてても大丈夫? ということでまずは年末のレポから。
【 日 付 】2015年12月20日(日)
【 山 域 】若狭
【 天 候 】晴れ
【 ルート】駐車地→P727→Ca840→県境尾根→粟柄越→赤坂山→P468→折戸谷林道→駐車地
【メンバー】単独
昨年10月から四十肩が悪化して自宅で静養していたが、一向に良くなる気配が無い。
11月のオフ会も迷った末に、天気が悪かったこともあり欠席した
しかしブナ中毒の禁断症状も悪化してきたので、精神衛生上良くないということでお気に入りの若狭へ。
以前山日和さんのレポを読んで、行きたいと思っていた湯ノ花谷左岸尾根を目指す。それほど難コースでもないので四十肩の影響も少ないだろう。
予想通り折戸谷林道の積雪はまだ少なく、昨日の先行車の轍跡は雪が完全に溶けている。雪で林道が閉ざされるまでになんとか間に合った(と、この時は思っていた。1月中旬まで全く積もらない暖冬になるとは思いもよらなかった)。
湯ノ花谷にかかる橋のたもとに車を止め、巡視路を九十九折に上がっていく。
崩れかかっている場所もあるので、チェーンスパイクを履いて雪で滑らないよう慎重にトラバースを繰り返した。
1つ目の鉄塔から尾根を直登し、2つ目の鉄塔を過ぎ主尾根に乗った。
この辺りから大きいブナやミズナラの樹が増えてきた。イイネ、イイネ~
この時期は木の実もまだ山に残っているようでアトリが群がっていた。
大樹に目移りしながら尾根を登っていくと、ひときわ大きいトチの樹が現れた。これがこの尾根の主と言われている大トチだ。
[attachment=0]PC200504-2.JPG[/attachment]
さすが主と言われるだけの貫録。
このトチの左手にピンクのテープがあるが、これは山日和さんも以前辿った湯ノ花谷にトラバースしていく巡視路だろう。
そのまま尾根芯を進みP727へ。ここまでで3時間。鳥や景色をゆっくり見すぎたか。
それでもゴジュウカラがフイフイと鳴きながら目の前の樹を登っていく姿に見入ってしまう。
[attachment=1]PC200514.JPG[/attachment]
いい雰囲気のピークにうっとりして歩いているとそのまま南へ進みそうになり、トラバースして南東の尾根に乗りかえた。
気がかりなのはだんだん雪が深くなってきたことだ。たまに脛まで潜るようになった。それほど積もっていないだろうと思いスノーシューは置いてきてしまった。
少し下って湯ノ花谷の頭への登りにかかる。この辺りも素晴らしい雰囲気の尾根だ。
湯ノ花谷の頭をトラバースして灌木の中を通って県境尾根に出ると一気に景色が広がった。
琵琶湖やその向こうに伊吹や霊仙が見える。冷たい風が火照った身体に気持ちいい。
県境尾根の草地は雪で覆われており、夏道を辿ろうと探したが雪で隠されよく判らず、途中で外れてしまった。
草の上に積もった雪を踏み抜いて太ももまで潜る。
粟柄越まで行けばトレースはあるだろうと、とりあえず足を前に出すことに専念する。
Ca790を過ぎると途中で引き返したトレースがあり、ありがたく頂戴する。
県境尾根に出てから粟柄越まで1時間もかかってしまった。赤坂山山頂まではトレースがありサクサク登れた。
時間も遅いので山頂には誰もいない。
山頂からは何度も歩いた庄部谷山から芦谷山の稜線が一望できる。
さて、ここからは粟柄古道を下りることにする。深く掘れた古道は雪が溜まっているので、脇の高くなった部分をなるべく歩いた。
谷を渡るころには積雪も少なくなり、古道特有のゆるやかにつけられた快適な道を歩いて林道に降りたった。
9月も仕事で忙しくほぼ3か月ぶりの本格登山だったが、想定外の積雪に対してもバテてることなく四十肩も痛まず、まずまずの復帰戦だった。
いつものきららの湯でサウナ&水風呂に入り疲れを落とした後、帰路に着いた。
【 日 付 】2015年12月30日(水)
【 山 域 】台高
【 天 候 】快晴
【 ルート】駐車地→千秋林道→マナコ谷ルート→桧塚奥峰→太古の森→明神岳→明神平→奥山谷→千秋林道→駐車地
【メンバー】単独
大掃除もたけなわの中、山納めをするため天気予報とにらめっこした結果、南下することにした。目指すは桧塚奥峰の樹氷だ。
千秋林道のゲート前には車を止め、林道を歩きだすと、山の上は白く輝いている。これは青空に映える樹氷が期待できそうだ。
テンションが上がり、歩くスピードも速くなる。
マナコ谷ルートに入り、作業道を横切って尾根を上がっていく。
それにしても、これだけテープがあるのに作業道に迷い込んでしまうヒトがいるのは不思議だ。
作業小屋の前でも雪はうっすら積もっているぐらい。
今日は樹氷目的なので鳥がいても取り合わずひたすら歩く。
といっても、もう山に餌が無くなったのか鳥影は薄い。
森を抜けると展望が一気に広がり、樹氷も出だした。
桧塚奥峰の山頂からは最高の展望が広がっていた。
大台ケ原から大普賢、山上ヶ岳まで遠望できる。
ここまで2時間、いいペースだ。
無風・快晴と絶好の樹氷日和。樹氷のつきも申し分ない。昨日の家族の視線は冷たかったが、来てよかった
山頂でまったりとして、ここからはペースを落として明神岳方面へぶらぶら歩いていく。積雪はくるぶしぐらい。
[attachment=4]PC300059.JPG[/attachment]
稜線から外れ奥ワサビ谷の源流へ下りて太古の森をぶらぶらしてから登り返し、また外れてはふらふらと歩く。明神岳の登りに差し掛かると樹氷の付きがまた良くなった。
[attachment=3]PC300064.JPG[/attachment]
明神岳から笹ヶ峰に魅かれて行きかけたが、ピストンすると遅くなるので思いとどまり明神平へ。
[attachment=2]PC300108.JPG[/attachment]
三ツ塚をショートカットして明神平に出ると全く雪が積もっていなかった。大又から雪遊びに来たヒトはがっかりだろう。
ここから水無山の北東尾根を下りるつもりだったが、この雪の量なら奥山谷ルートで下山できるだろう。チェーンスパイクに履き替え谷に下りていく。
ただ、少ないとは雪が積もっている谷道を、しかも下るのはあまりお勧めではない。
テープを辿って下りていき、雪が積もっている崩れかけの箇所は慎重に通過していく。
一か所ほぼ崩れているところがあり、雪がついていたので念のため上から巻いた。
何度か渡渉を繰り返し本谷の出合に着いた。この辺りまでくると雪が積もってところは限定的だ。ここも渡渉するのだが、正規ルート?の飛び石には氷が張っており水深もあったので、氷が張っていない石を選んで渡り崖を這い上がった。
テープが結構あるので迷う心配はなさそうだな、とここまでは思っていたら本谷の出合を過ぎた先で、右手の斜面を上がるところを直進してしまった。
おかしいことに気づき崖を見上げるとテープが見えたので、慎重に崖を登って正規のルートに復帰した。
その後、ワサビ谷を渡り広い作業道を快適に歩き林道へ出た。
たかすみ温泉は年末休みに入っていたため、大宇陀温泉の広い露天風呂を堪能した。
今朝はここで力尽きたので、今月の小レポ集は次回に。。
とよ
ナイトスクープの小ネタ集ならぬ、小レポ集と題すれば自分の中のハードルが下がって書きやすいかと思いパソコンを開いた。