【日付】 ２０１５年１２月２０日（日）
【山域】 鈴鹿・鈴北岳
【メンバー】 単独
【天候】 快晴
【ルート】 鞍掛橋路肩駐車地 ７：２５ － 桜峠東側の高圧鉄塔 ９：１５ － 鈴ヶ岳 ９：５５ － 鈴北岳 １０：４０ － 駐車地 １１：５５
惜しむらくはもっと早くに着きたかった。
抜群の遠望ながら時間が経つに連れて霞んでくるし、待っていてくれた霧氷も落ちまくりだったので。
鞍掛橋から桜峠の鉄塔への関電巡視路を、雪が乗る前に歩いておきたいと思ったのが間違いだったようで。
素晴らしい道でテープもあるので楽勝だと思っていたのに、２つ目の鉄塔を過ぎた辺りから道をロストしたみたいで。
西側の鉄塔へ行くのが本来なんだろうけど、頭上に見えるのは東側の鉄塔のよう。
すぐ近くに見えるのに遅々として進まない急傾斜。
しかも滑りやすい雪があるので、遂に進退窮まったかと。
アイゼンとピッケルがあれば登れるかもしれないが、持っているのはチェーンスパイクのみ。
でもこんな場所では履くことも出来ないし。
何とか少し下まで降りてトラバースすると、雪に覆われているものの踏み跡らしきものが。
ああ、助かったと思う瞬間だ。
最終的には東側の少し高い方の鉄塔に登り着いたので、桜峠はパスすることに。
鈴ヶ岳への稜線上には融け残った霧氷が輝いて見えるので先を急ごうとするも、先ほどの疲れがどっと出て思うように進めない。
陽光キラキラで暖かいのでどんどん落ちること。
ヒルコバへの降り斜面は日当たりが良くて、霧氷は皆無だし雪も少ない感じ。
さあ、鈴北岳への最後の登りを頑張るしかない。
Ｐ１１６５の西北斜面にはいい感じで霧氷が付いているのが見えるが、葉を落とした樹林に遮られて写真が撮りにくい。
既にかなり落ちているみたいだけど、青空バックの霧氷を堪能する。
もうすっかりテーブルランド散策の気は削がれて下山モードだ。
まあ賛否両論があるだろうけど、満腹になったらそれ以上求めないのは何時ものことで。
霊仙山、伊吹山、白山、乗鞍岳、御嶽山の揃い踏みがすっきり見られただけでも上出来だし。
伊吹山と白山の間の白い頂きは、能郷白山とか荒島岳だろうか。
早い時間には北アルプスや南アルプスも見えていたみたいだけど、時間とともに隠れてしまったようで。
今日みたいな日は、鞍掛尾根ピストンにして最小時間で登るべきだったのかもしれない。
下山してみると車は１０台。
一番乗りだった割には効率の悪い歩きになってしまった。
準備中の青年の足元はトレランシューズみたいだったので、走る人ですか？なんて聞いてしまう。
登りは無理だけど降りで少し走るのだとか。
１２時スタートで何処まで？と聞くと、２時間くらいの予定で行けるところまでらしい。
遅い出発の人を見るとどうしても心配になって、聞いてしまうのは悪い癖なのかな。
- 右端は白山、左端が伊吹山だと思うけど、真ん中は？
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