【養老山地】養老山地北部を探索

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兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

【養老山地】養老山地北部を探索

投稿記事 by 兔夢 »

2015年11月22日(日)曇りのち晴れ 養老山地北部 単独
DSCN3264.JPG
DSCN3264.JPG (54.73 KiB) 閲覧された回数 2370 回
薩摩カイコウズ街道駐車地9:40ー99.6m三角点(沢田)9:55ー
林道11:10ー660.2m三角点(沢田村)11:40~55ー
777.4三角点(奥山)12:35~50ー東海自然歩道14:20ー
駐車地14:40

ほとんど足を入れた事のない養老山地北部を探索に出掛けた。
ゆくゆくは養老山地縦走をしたくてその下見も兼ねた。

牧田川にかかる広瀬橋近くの県道脇に駐車して出発。
まずは養老山地最北端の三角点と思われる99.6m三角点(沢田)に向かう。

県道からすぐに鉄塔巡視路の急登。
登りきった所に鉄塔が立つ。
この小高い山には麓に「井口山」と書かれたパネルが立っていた。
意外と複雑な地形が続く。
三角点には小さな谷を越えて向かった。

三角点を確認して巡視路に戻ると先に地形図にない鉄塔が現われた。
恐らく地形図の記載間違いであろう。
ここから進路を左寄りに取り別系統の送電線に向かう。
送電線下に出るとかなりの急登になり汗が吹き出る。
振り返れば南宮山がのぞまれた。
DSCN3235.JPG
DSCN3235.JPG (35.55 KiB) 閲覧された回数 2370 回
鉄塔に出てからはしばらく巡視路を辿っていく。
恐らく古道沿いに作られた巡視路なのだろう。
堀状になっているところがあったりして明確だ。

標高360m辺りから鉄塔巡視路と分かれる。
しかし道型があり目印もあるのでそれほど迷わない。
途中の窪地ではシロモジの美しい黄葉が目を楽しませてくれた。
DSCN3265.JPG
DSCN3265.JPG (52.36 KiB) 閲覧された回数 2370 回
境界線上を歩いていくと地形図にない林道が現われた。
この時、頭の中で悪魔がささやいた。
「この林道を歩いていけばきっと楽に次の三角点に着けるぞ」
ここまでほぼノンストップで飛ばしてきた身には甘い誘いだった。
その誘いについついのってしまった。
がこれが失敗だった。
林道は斜面をトラバースするのみで高度が稼げない。
気付いた時には高度を稼げる尾根は遥か頭上に遠ざかっていた。

ここまでいいペースで来ていただけに意気消沈して歩く。
地形図にある林道に合流してヤレヤレ。
ここから植林斜面をショートカットしてピークを目指す事にした。
植林に入るとすぐに「山の神神社」の祠があり山行安全を祈願。

林道を一度跨ぎ植林を進むとカレンフェルトの台地に出る。
そこを越えて660.2m三角点。
広々とした公園のようなピークだ。
一面に枯れ葉が敷き詰められている。
ここでわずかに休憩。

時間があるので777.4m三角点に向かう事にした。
東に進んで鞍部に出ると開けて濃尾平野が見下ろせた。
もやっているのが残念。
DSCN3285.JPG
DSCN3285.JPG (39.1 KiB) 閲覧された回数 2370 回
稜線沿いを進んで行く。
踏み跡や目印があるものの植林の刈り払われた枝が散乱し歩きにくい。

一度林道を跨いで植林の急登。
穏やかになっても相変わらずすっきりしない稜線歩き。
その後に現われた急登は打って変わってすっきりしていた。

急斜面の上は台地になっていた。
そこから更に南下。
カレンフェルトが出てくるとその先に三角点があった。
DSCN3301.JPG
DSCN3301.JPG (46.23 KiB) 閲覧された回数 2370 回
777.4m三角点、点名「奥山」は日当りが良く明るい好休憩地。
しばし身体を休める。
いずれこの先にも歩いていって縦走を実現したいものだ。
できれば日帰りでの縦走を目指したい。
が、今日はここまでにしておこう。

下山は稜線下の林道に出てみた。
「沢田村」から「奥山」間は林道利用の方が良かったかもしれない。
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DSCN3312.JPG (47.95 KiB) 閲覧された回数 2370 回
沢田への下降は三本並んだ点線路の真ん中を選択。
ぼーっと林道を歩いてたら取付きをちょっと行き過ぎた。
後戻りして踏み跡に入った。
尾根沿いに道型があるものの小石が転がりガラガラだ。
でも薮がないので道型通しで下りていける。

あまり登山道として利用されないのか目印もない。
林道を跨いでからはガラガラなのは相変わらずだが道幅が広くなる。
まるでブルトーザーで通したような道だ。
途中にはプロムナードのような穏やかなところもあるホッとする。
しかし下部まで概ねガラガラ。
下りきると東海自然歩道に出た。

古びた道標に従って関ヶ原方面へ向かう。
すぐに獣除けの柵が現われて扉を閉じた鎖や紐をほどいて通過。
結局3回、柵を越えた。
その度に柵を開け閉めして結構面倒だった。

まだ新しい道案内も立っていた。
東海自然歩道、整備されているのかいないのか…

養老山地北部探索、一部を除いてなかなか楽しい山行だった。
次に訪れるのは縦走の時か。
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【養老山地】養老山地北部を探索

投稿記事 by シュークリーム »

兎夢さん,再びおはようございます.
養老山脈は以前,養老から多度まで縦走したことがあります.北部はまだ未踏ですねえ.
標高は高くないけど,それほど長くもなく,頑張れば1日で縦走できそうなので,やってみたいと思わせる山ですね.
私はまったり山屋なので,テントを担いで2日くらいかけて歩くでしょうけど.

霊仙から鞍掛峠までも未踏なので,こちらの縦走の方が優先度が高いかもしれません.沢の季節でないときは地元の山の縦走もいいですね.
                         @シュークリーム@
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【養老山地】養老山地北部を探索

投稿記事 by 兔夢 »

シュークリームさん、こんばんは。
養老山脈は以前,養老から多度まで縦走したことがあります.北部はまだ未踏ですねえ.


たろうさん達の時にご一緒だったのかな。
りゅうさんは沢田(養老の北部の集落)から1日縦走をされているので影響されてます。

標高は高くないけど,それほど長くもなく,頑張れば1日で縦走できそうなので,やってみたいと思わせる山ですね.


養老山地は近場でほぼ毎日見ている山なのでやってみたいなと以前から思っていました。
北端からは頑張っても僕の脚力では1日でいけるかどうか怪しいところです。
よくても夜出発、夜下山ですね。
そばつるが2、3年前に一泊で縦走しています。

霊仙から鞍掛峠までも未踏なので,こちらの縦走の方が優先度が高いかもしれません.沢の季節でないときは地元の山の縦走もいいですね.


登山や縦走は沢からスキーへの移行期に行おうと思っているのですが養老縦走はそうもいかないみたいです。

             兔夢
りゅう
記事: 9
登録日時: 2015年7月04日(土) 20:40

Re: 【養老山地】養老山地北部を探索

投稿記事 by りゅう »

兎夢さん、お久しぶりです。
りゅうさんは沢田(養老の北部の集落)から1日縦走をされているので影響されてます。
「影響され…」てお恥ずかしい、単なる南北暴走ですよ~今なんか山から遠退いておりやす。

南北縦走のポイントは、もみじ峠までの北部をどう設定するか、二之瀬越から石津御嶽口までの区間をどう取るかで
ロスが違いますよ。山屋なら尾根を忠実に辿りたいところですが1Dayなら林道を頼らないと。
下調べの記録を貼っておきます。

http://blog-imgs-67.fc2.com/s/u/z/suzukadragon/Map1.jpg
http://blog-imgs-67.fc2.com/s/u/z/suzukadragon/Map2.jpg
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http://blog-imgs-67.fc2.com/s/u/z/suzukadragon/Map4.jpg
http://blog-imgs-67.fc2.com/s/u/z/suzukadragon/Map7.jpg
http://blog-imgs-67.fc2.com/s/u/z/suzukadragon/Map6.jpg

来春はトライかな? めざせ南北完走! お気をつけて。

りゅう
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【養老山地】養老山地北部を探索

投稿記事 by 兔夢 »

りゅうさん、こんばんは。

資料ありがとうございます。参考になります。
特に志津山から庭田までは全く未踏なので資料を元に検討したいと思います。

一日縦走という目標だけでもかなりハードルが高いのですが
それに加えて縦走ルート沿いの三角点を北端から多度まで拾っていこうと無謀な事を考えてます。
多分、途中下車になりそう。
ただ優位なのは自宅から取付きまで車で20分ちょっとと近い事、帰りは養老線で自宅に帰れる事。
自宅に直帰した場合、翌日に車を回収しにいかなくてはなりませんが。
乞うご期待!
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