【鈴鹿】踊る小捜査線 やぶオフinダイラ
Posted: 2015年11月17日(火) 23:53
【日 付】2015年11月15日(日)
【山 域】鈴鹿北部 三国岳周辺
【天 候】曇り一時雨
【コース】時山8:25---9:00毘沙門谷出合---10:35P732m---10:50ダイラの頭---11:15ダイラ13:05---14:25時山
決行を決断するまでどれだけの紆余曲折があっただろうか。先週は完全にあきらめのつく天気予報だったが、
今週は天気の変化が微妙でなかなか踏ん切りがつかない。
やっと前日の卓越天気予報でこれは行けると判断。降水確率は90%と極めて高いが、それは早朝までのこと。
昼前からは日差しも出るだろうという予測だった。
[attachment=0]PB150002_1.JPG[/attachment]
時山の集落に入ってもはっきりしない空模様のままだ。閉鎖されたキャンプ場先の路肩で落忍さんが出発の
準備をしていた。ちょっと会話を交わして、いつもの駐車地に来ると既に数台の車が止まっていた。グーさん、
シュークリさんと副館長の新車だ。
まだ小雨模様だが出発するしかない。五僧方面へ車道を歩き出した。峠への道と別れて旧道へ入るとすぐに
道は崩壊して車が通れる状態ではなかった。
[attachment=6]PB150006_1_1.JPG[/attachment]
牧田川を渡る木橋はかなり腐食が進んでちょっと恐い。慎重に渡ると毘沙門谷。
元々はこの谷を遡る予定だったが、少し出発が遅れてしまい、このまま進めば遅刻の可能性大だ。方針変更
して右岸の尾根に取り付いた。荒れた巡視路を登って尾根に乗るとすぐにいい道になり、鉄塔に飛び出した。
見渡す周りの山は雲に覆われ陰鬱な雰囲気を醸し出している。ホントに晴れるのか。
[attachment=5]PB150023_1.JPG[/attachment]
鉄塔を過ぎると尾根は一面に落ち葉が敷き詰められ、道がそこにあるのかないのかわからない状態だ。
しかしまったくヤブがないので気持良く歩くことができる。紅葉はやや盛りを過ぎたようだ。
鈴鹿らしい二次林の尾根は急登も無く快調に進んだ。出合から1時間半ほどで732mのジャンクションピーク
に到着。まだ少し時間があるのでダイラの頭を踏んで行こう。別に何があるわけでもないのだが、ひとつぐら
いピークを踏んでおこうと思うのは貧乏性の為せる業だろうか。
ピークにタッチしてすぐに元来た道を引き返す。732mとの最低鞍部からダイラに向かって下りるつもりが少
し手前から下ってしまった。強烈な急傾斜の谷をズリズリと下る。すぐに平坦なダイラの一角に下り立った。
数人が集まって寛いでいるのが見えた。会場到着か。しかしやけに人数が少ないなあ。近付いても何の反応
も無い。よく見ると知らない顔ばかりだった。「やぶこぎは向こうで集まってますよ」と教えられた。
何故か「宮指路さんですか?」と聞かれたが、宮指路さんの知り合いなら分からないはずはないだろう。どう
いうグループだったのだろうか。
[attachment=4]PB150054_1.JPG[/attachment][attachment=1]PB150051_1.JPG[/attachment]
色付いた樹林を見回しながら100mほど歩くとタープが見えた。ざっと15人ほどか。本物の会場到着である。
やはり順延と天気のせいか、最終的には19人+1匹の小じんまりとしたオフ会となったがこれもいいだろう。
落忍さんが強引に誘ったkandoさんも初参加してくれた。彼とは3年前の年末の御池以来の再会だ。
百々女鬼橋の駐車地でbiwacoさんと会ったらしいが、本人はまだ現われない。結局お開きになるまで姿を見
せることはなかった。ちょっと心配だが、連れがいたそうなので大丈夫だろう。きっと途中で引き返したのだろ
うと話し合う。
[attachment=3]PB150068_1.JPG[/attachment]
徐々に晴れ間が出るかに見えた空からはパラパラと雨が降り始めた。時間はちょっと早いがこれは潮時と
お開きを宣言。来た時と同じようにそれぞれ思い思いの方向へ散って行った。
さて、帰りは阿蘇谷をのんびり下るか。流れに出たところでコーヒータイムとする。昼飯時以外にコーヒーを
淹れるのはいつ以来だろう。阿蘇谷源流の滝とも言えない小さな落ち込みを眺めながらコーヒータイムを楽し
むのもいいものだ。
[attachment=2]PB150085_1.JPG[/attachment]
3年前に来た時は崩れている箇所が多かった道もかなり修復されて歩きやすい。ただ、渡渉が多いので今
日のような岩が濡れた日には要注意だ。流れに頭を出した岩は不用意に足を置くと何の前触れも無く滑り出
してしまう。足首までの深さなら水の中を歩く方が安全だ。
炭焼き小屋跡も焼き場の跡ももはや原形を留めていない。その代わり、下流では以前はなかった巡視路の立
派な橋が架けられていた。
これも以前はなかった獣除けの扉が見えたところで琵琶池経由のグーさんに追い着いた。駐車地はすぐそこだ。
ここからが本日の核心部だとは、その時は知る由もなかった・・・
山日和
【山 域】鈴鹿北部 三国岳周辺
【天 候】曇り一時雨
【コース】時山8:25---9:00毘沙門谷出合---10:35P732m---10:50ダイラの頭---11:15ダイラ13:05---14:25時山
決行を決断するまでどれだけの紆余曲折があっただろうか。先週は完全にあきらめのつく天気予報だったが、
今週は天気の変化が微妙でなかなか踏ん切りがつかない。
やっと前日の卓越天気予報でこれは行けると判断。降水確率は90%と極めて高いが、それは早朝までのこと。
昼前からは日差しも出るだろうという予測だった。
[attachment=0]PB150002_1.JPG[/attachment]
時山の集落に入ってもはっきりしない空模様のままだ。閉鎖されたキャンプ場先の路肩で落忍さんが出発の
準備をしていた。ちょっと会話を交わして、いつもの駐車地に来ると既に数台の車が止まっていた。グーさん、
シュークリさんと副館長の新車だ。
まだ小雨模様だが出発するしかない。五僧方面へ車道を歩き出した。峠への道と別れて旧道へ入るとすぐに
道は崩壊して車が通れる状態ではなかった。
[attachment=6]PB150006_1_1.JPG[/attachment]
牧田川を渡る木橋はかなり腐食が進んでちょっと恐い。慎重に渡ると毘沙門谷。
元々はこの谷を遡る予定だったが、少し出発が遅れてしまい、このまま進めば遅刻の可能性大だ。方針変更
して右岸の尾根に取り付いた。荒れた巡視路を登って尾根に乗るとすぐにいい道になり、鉄塔に飛び出した。
見渡す周りの山は雲に覆われ陰鬱な雰囲気を醸し出している。ホントに晴れるのか。
[attachment=5]PB150023_1.JPG[/attachment]
鉄塔を過ぎると尾根は一面に落ち葉が敷き詰められ、道がそこにあるのかないのかわからない状態だ。
しかしまったくヤブがないので気持良く歩くことができる。紅葉はやや盛りを過ぎたようだ。
鈴鹿らしい二次林の尾根は急登も無く快調に進んだ。出合から1時間半ほどで732mのジャンクションピーク
に到着。まだ少し時間があるのでダイラの頭を踏んで行こう。別に何があるわけでもないのだが、ひとつぐら
いピークを踏んでおこうと思うのは貧乏性の為せる業だろうか。
ピークにタッチしてすぐに元来た道を引き返す。732mとの最低鞍部からダイラに向かって下りるつもりが少
し手前から下ってしまった。強烈な急傾斜の谷をズリズリと下る。すぐに平坦なダイラの一角に下り立った。
数人が集まって寛いでいるのが見えた。会場到着か。しかしやけに人数が少ないなあ。近付いても何の反応
も無い。よく見ると知らない顔ばかりだった。「やぶこぎは向こうで集まってますよ」と教えられた。
何故か「宮指路さんですか?」と聞かれたが、宮指路さんの知り合いなら分からないはずはないだろう。どう
いうグループだったのだろうか。
[attachment=4]PB150054_1.JPG[/attachment][attachment=1]PB150051_1.JPG[/attachment]
色付いた樹林を見回しながら100mほど歩くとタープが見えた。ざっと15人ほどか。本物の会場到着である。
やはり順延と天気のせいか、最終的には19人+1匹の小じんまりとしたオフ会となったがこれもいいだろう。
落忍さんが強引に誘ったkandoさんも初参加してくれた。彼とは3年前の年末の御池以来の再会だ。
百々女鬼橋の駐車地でbiwacoさんと会ったらしいが、本人はまだ現われない。結局お開きになるまで姿を見
せることはなかった。ちょっと心配だが、連れがいたそうなので大丈夫だろう。きっと途中で引き返したのだろ
うと話し合う。
[attachment=3]PB150068_1.JPG[/attachment]
徐々に晴れ間が出るかに見えた空からはパラパラと雨が降り始めた。時間はちょっと早いがこれは潮時と
お開きを宣言。来た時と同じようにそれぞれ思い思いの方向へ散って行った。
さて、帰りは阿蘇谷をのんびり下るか。流れに出たところでコーヒータイムとする。昼飯時以外にコーヒーを
淹れるのはいつ以来だろう。阿蘇谷源流の滝とも言えない小さな落ち込みを眺めながらコーヒータイムを楽し
むのもいいものだ。
[attachment=2]PB150085_1.JPG[/attachment]
3年前に来た時は崩れている箇所が多かった道もかなり修復されて歩きやすい。ただ、渡渉が多いので今
日のような岩が濡れた日には要注意だ。流れに頭を出した岩は不用意に足を置くと何の前触れも無く滑り出
してしまう。足首までの深さなら水の中を歩く方が安全だ。
炭焼き小屋跡も焼き場の跡ももはや原形を留めていない。その代わり、下流では以前はなかった巡視路の立
派な橋が架けられていた。
これも以前はなかった獣除けの扉が見えたところで琵琶池経由のグーさんに追い着いた。駐車地はすぐそこだ。
ここからが本日の核心部だとは、その時は知る由もなかった・・・
山日和