【台高】大熊三山を駆け抜けろ-kitayama-walk編
Posted: 2015年11月15日(日) 18:11
【日 付】 2015年11月3日(祝)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 大台
【メンバー】 クロオ、kitayama-walk
【コース】 7:30八知山林道駐車地 7:45登山口 8:30口迷岳 8:35桃の木平 8:50見晴岩9:10▲迷岳9:20 9:45柚子の木平(P1285) 10:20大熊谷の頭 11:15P1188 11:35白倉山12:55 13:05大熊落とし 13:30八景山 14:00▲古ヶ丸山14:10 14:35奥芋口(林道コース分岐) 14:55清治山 15:05▲柁山 15:55犂谷公園(下山口)
http://kitayamawa.exblog.jp/23871658/
2013/11/23の晴天の日に犂谷公園から古ヶ丸山経由で白倉山までピストンした。このとき犂谷公園のところを大きな掲示板があり、「大熊三山登山道コース」が紹介されていた。歩行距離14㎞、歩行時間約9時間というのは大したことはないが、日帰りするならば、登山口と下山口が離れているため、これを結ぶには車2台が必要である。それに八知山林道については、標高750mまで車で入れるとある。それならば、誰かを誘って行くしかない。春か秋の天気のよい日を待っていたところ、この11月3日(文化の日)が好天の予報である。そこでクロオさんをお誘いして二人で大熊三山を駆け抜ける山行を実行することにした。なお、山日和さんは、2007/10/13 http://old.yabukogi.net/forum/9766.html に単独行で大熊谷から支谷を詰めて口迷岳に登り、それから大熊三山を駆け抜けている。最後は、当然ヘッドランプ点灯の闇下となっている。私にはそんな芸当はできないので、おとなしく車2台でのチャレンジである。
京都を4:30に出発し、京都東IC→名神→新名神→伊勢道→尾鷲道→大台大宮IC→県道31→R422と進む。クロオさんと待ち合わせした犂谷公園に6:30到着した。やがてクロオさんも到着したのでクロオさんの車を下山口の公園にデポし、7:00私の車で八知山林道に向かう。少し戻って橋を渡って左折し、工事中のトンネルの手前で右折すると八知山林道に入る。最初の舗装道路はすぐに地道になり、所々で落石を退かしながら進む。凸凹道なので地上高のある4WD車は快調に走れる。20分ほどで広い駐車地にやってきたが、さらに進み、「迷岳登山口300m」という標識のある三叉路に駐車した。もうここで標高が925mもあり迷岳山頂まで400mほどしかない。これは楽だ。
身支度を整えて7:30に歩き始めた。すぐに広い駐車可能地があり、15分ほどで登山口に到着した。車を入れようと思えば、ここまで入る。登山口からは明瞭な作業道が続いている。ジグザグを切りながら登っていく。20分あまり歩くと登山道が下がっており、早く稜線に出たいので山腹に取り付き、強引に登っていくとすぐにP1194から少し西の稜線に出た(8:15)。天気予報は快晴であったが、意外と雲が多く、風が強いので、ちょっと肌寒い。やがて左手に伐採地が出てきて鹿除けネットが張ってある。下から登山道が上がってきて、ここで合流している。南側の眺望がよく、左奥に仙千代ヶ峰(奥千丈)、中央には下山に使う柁山-清治山から古ヶ丸山の稜線が見え、ピラミダルな古ヶ丸山、台形の八景山、茫洋とした白倉山が見渡せる。稜線はブナとシロヤシオの木が立ち並んでいて、いい感じだ。一つピークを越えると口迷岳(1224m)に到着した。口迷岳からは少し下り、P1185との鞍部辺りが幅が広がっており「桃の木平」という標識があった。P1185を越えて再び登り返すと見晴岩があった。ここからの眺望はよく、これから歩く白倉山や古ヶ丸山はより近くなって見える。見晴岩からは、ちょっと複雑な地形になっていて、二重三重の山稜が形成されており、間には窪地があり、右端の稜線を登っていく。そのまま迷岳の山頂に行けばよかったものの、少し左側に寄ったため、迷岳山頂の南側の急斜面を直登することとなった(9:10)。
迷岳山頂には登山者一人がいた。奈良からやってきたという単独行の男性で、スメールに車を置いており、これから大熊谷の頭→白倉山→ナンノキ平→江馬小屋谷に下るという。迷岳で小休止としたが、上部には厚い雲が立ちこめている。しかし、古ヶ丸山や白倉山は陽が当たって光っているので、上空の雲もそのうちに消えるだろうと期待する。迷岳からは西尾根を歩く。小さなアップダウンのある尾根には相変わらずブナが多い。目印のテープもかなりつけてある。まずP1285ピークに着いたが、ここには「柚の木平」という鉄板標識があった。続いて布引山分岐からは左手に進行方向が変わり150mの下りである。登り返して大熊谷の頭(1190m)に到着した(10:20)。前に標識があったが、今は何もない。先ほどの単独行の男性が引き返してきた。どうやら北西方向に進んでしまったらしい。白倉山の方向を訊かれたので、ここは南方向に直角に下ると教えた。ここからはヤセ尾根を150mほど下ることになるが、テープも極端に少なくなり、シャクナゲなどのブッシュも出てくる。ここでは最も左寄りの尾根を下って行けばよい。鞍部からは緩やかに登り返すことになるが、アカヤシオやヒメシャラの樹木が目立つ。P1188を越えるとなだらかな尾根となり、間もなく白倉山に到達した(11:35)。
白倉山の山頂で単独行男性と別れ、彼は西尾根に向かった。まだ正午前なので周回の目途もつき、ここでゆっくりとランチタイムとする。予想どおり天気も次第に回復してきて、陽当たりがよくなった。風が少々ある小春日和の陽だまりの中でのランチはいい。いつものようにプシュッとやり、今シーズン初の得正のカレーうどんだ。白倉山からの眺望はいい。池木屋山から桧塚までの台高ライン、山上ヶ岳かから釈迦ヶ岳までの大峰ライン、さらに日出ヶ岳(大台ヶ原)から加茂助谷の頭、仙千代ヶ峰、これまで歩いてきた口迷岳から大熊谷の頭までぐるりと見渡すことができる展望地である。あまりにもほっこりしすぎてコーヒーもしっかりといただき1時間20分も滞在した(12:55)。
さて、そろそろ出発しよう。この先、今回のコースで最も難所である大熊落としが待ち受けている。山頂から少し下ると、岩場に出てきて、正面に八景山、その右に古ヶ丸山が間近に見える。右手に迂回路があるが、ここでは左側に巻いて下る。すると岩壁に2本のロープが架かっている。ここが大熊落としだ。ロープのひとつは2本縒り、もうひとつは1本となっている。この岩壁の上部にはスタンスがあるが、下部には足場がないので、この2本のロープに頼りながら降りるしかない。下部はそう長くないので適当に足を下ろしながら、ロープを操作して首尾よく着地することができた。さらにもうひとつ岩場があり、これも左から巻けばよい。この二つ目の岩場を通過し終わったときに気づいたが、この岩場の右手に迂回路がある。黄色のテープが付けられている。前回古ヶ丸山から白倉山に歩いたときは、この迂回路を通過したことを思い出した。岩場通過後は八景山への急登がある。前回もここは喘登したところだ。息を切らしながら登ると平坦な尾根に出てきた。迷岳尾根から見ると台形地状に見える八景山であるが、長細い頂上部でも最も古ヶ丸山に近いピークが八景山(1240m)であろう。前回見かけた古ぼけた標識がなかった。八景山からは、再び急降下して、2つのピークを越えて行くことになる。特に二つ目のピークがニセピークに思えるのは疲れている証拠だろうか。
程なく古ヶ丸山(1210.9m)に到着した(14:00)。ここには三等三角点がある。今日は「奥伊勢フォレストピア」の主宰する古ヶ丸山登山があるはずだが、すでに山頂からは下山している時刻なので、山頂には誰もいなかった。ここは樹木があるものの、少し出た岩場からは眺望が得られる。先ほどの白倉山と似た景色である。ランチタイムを長く取ったために先を急がなくてはならない。古ヶ丸山からは、奥芋口分岐から犂谷(レンガ滝)に下るルート(前回歩いた)もあるが、今日は長いけれども、清治山(971m)、柁山(865m)と続く着実に東尾根を下ろう。最初は岩がゴロゴロした尾根を下り、ロープの張ってあるところを通過すれば、あとはなだらかな下りとなる。時折、樹間から見える迷岳-口迷岳の稜線に目をやりながらどんどん下っていく。柁山で最後の小休止をした後、一気に犂谷公園まで下山した(15:55)。まだ明るく闇下にならなくて済んだ。その後、デポしていたクロオさんの車で八知山林道を遡り、車の回収をしたが、再び国道まで下ってきたときは17:30近くなっていて周囲は暗くなっていた。帰りは奥伊勢フォレストピアに立ち寄り、温泉入浴して疲れを流して帰途に着いた。
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 大台
【メンバー】 クロオ、kitayama-walk
【コース】 7:30八知山林道駐車地 7:45登山口 8:30口迷岳 8:35桃の木平 8:50見晴岩9:10▲迷岳9:20 9:45柚子の木平(P1285) 10:20大熊谷の頭 11:15P1188 11:35白倉山12:55 13:05大熊落とし 13:30八景山 14:00▲古ヶ丸山14:10 14:35奥芋口(林道コース分岐) 14:55清治山 15:05▲柁山 15:55犂谷公園(下山口)
http://kitayamawa.exblog.jp/23871658/
2013/11/23の晴天の日に犂谷公園から古ヶ丸山経由で白倉山までピストンした。このとき犂谷公園のところを大きな掲示板があり、「大熊三山登山道コース」が紹介されていた。歩行距離14㎞、歩行時間約9時間というのは大したことはないが、日帰りするならば、登山口と下山口が離れているため、これを結ぶには車2台が必要である。それに八知山林道については、標高750mまで車で入れるとある。それならば、誰かを誘って行くしかない。春か秋の天気のよい日を待っていたところ、この11月3日(文化の日)が好天の予報である。そこでクロオさんをお誘いして二人で大熊三山を駆け抜ける山行を実行することにした。なお、山日和さんは、2007/10/13 http://old.yabukogi.net/forum/9766.html に単独行で大熊谷から支谷を詰めて口迷岳に登り、それから大熊三山を駆け抜けている。最後は、当然ヘッドランプ点灯の闇下となっている。私にはそんな芸当はできないので、おとなしく車2台でのチャレンジである。
京都を4:30に出発し、京都東IC→名神→新名神→伊勢道→尾鷲道→大台大宮IC→県道31→R422と進む。クロオさんと待ち合わせした犂谷公園に6:30到着した。やがてクロオさんも到着したのでクロオさんの車を下山口の公園にデポし、7:00私の車で八知山林道に向かう。少し戻って橋を渡って左折し、工事中のトンネルの手前で右折すると八知山林道に入る。最初の舗装道路はすぐに地道になり、所々で落石を退かしながら進む。凸凹道なので地上高のある4WD車は快調に走れる。20分ほどで広い駐車地にやってきたが、さらに進み、「迷岳登山口300m」という標識のある三叉路に駐車した。もうここで標高が925mもあり迷岳山頂まで400mほどしかない。これは楽だ。
身支度を整えて7:30に歩き始めた。すぐに広い駐車可能地があり、15分ほどで登山口に到着した。車を入れようと思えば、ここまで入る。登山口からは明瞭な作業道が続いている。ジグザグを切りながら登っていく。20分あまり歩くと登山道が下がっており、早く稜線に出たいので山腹に取り付き、強引に登っていくとすぐにP1194から少し西の稜線に出た(8:15)。天気予報は快晴であったが、意外と雲が多く、風が強いので、ちょっと肌寒い。やがて左手に伐採地が出てきて鹿除けネットが張ってある。下から登山道が上がってきて、ここで合流している。南側の眺望がよく、左奥に仙千代ヶ峰(奥千丈)、中央には下山に使う柁山-清治山から古ヶ丸山の稜線が見え、ピラミダルな古ヶ丸山、台形の八景山、茫洋とした白倉山が見渡せる。稜線はブナとシロヤシオの木が立ち並んでいて、いい感じだ。一つピークを越えると口迷岳(1224m)に到着した。口迷岳からは少し下り、P1185との鞍部辺りが幅が広がっており「桃の木平」という標識があった。P1185を越えて再び登り返すと見晴岩があった。ここからの眺望はよく、これから歩く白倉山や古ヶ丸山はより近くなって見える。見晴岩からは、ちょっと複雑な地形になっていて、二重三重の山稜が形成されており、間には窪地があり、右端の稜線を登っていく。そのまま迷岳の山頂に行けばよかったものの、少し左側に寄ったため、迷岳山頂の南側の急斜面を直登することとなった(9:10)。
迷岳山頂には登山者一人がいた。奈良からやってきたという単独行の男性で、スメールに車を置いており、これから大熊谷の頭→白倉山→ナンノキ平→江馬小屋谷に下るという。迷岳で小休止としたが、上部には厚い雲が立ちこめている。しかし、古ヶ丸山や白倉山は陽が当たって光っているので、上空の雲もそのうちに消えるだろうと期待する。迷岳からは西尾根を歩く。小さなアップダウンのある尾根には相変わらずブナが多い。目印のテープもかなりつけてある。まずP1285ピークに着いたが、ここには「柚の木平」という鉄板標識があった。続いて布引山分岐からは左手に進行方向が変わり150mの下りである。登り返して大熊谷の頭(1190m)に到着した(10:20)。前に標識があったが、今は何もない。先ほどの単独行の男性が引き返してきた。どうやら北西方向に進んでしまったらしい。白倉山の方向を訊かれたので、ここは南方向に直角に下ると教えた。ここからはヤセ尾根を150mほど下ることになるが、テープも極端に少なくなり、シャクナゲなどのブッシュも出てくる。ここでは最も左寄りの尾根を下って行けばよい。鞍部からは緩やかに登り返すことになるが、アカヤシオやヒメシャラの樹木が目立つ。P1188を越えるとなだらかな尾根となり、間もなく白倉山に到達した(11:35)。
白倉山の山頂で単独行男性と別れ、彼は西尾根に向かった。まだ正午前なので周回の目途もつき、ここでゆっくりとランチタイムとする。予想どおり天気も次第に回復してきて、陽当たりがよくなった。風が少々ある小春日和の陽だまりの中でのランチはいい。いつものようにプシュッとやり、今シーズン初の得正のカレーうどんだ。白倉山からの眺望はいい。池木屋山から桧塚までの台高ライン、山上ヶ岳かから釈迦ヶ岳までの大峰ライン、さらに日出ヶ岳(大台ヶ原)から加茂助谷の頭、仙千代ヶ峰、これまで歩いてきた口迷岳から大熊谷の頭までぐるりと見渡すことができる展望地である。あまりにもほっこりしすぎてコーヒーもしっかりといただき1時間20分も滞在した(12:55)。
さて、そろそろ出発しよう。この先、今回のコースで最も難所である大熊落としが待ち受けている。山頂から少し下ると、岩場に出てきて、正面に八景山、その右に古ヶ丸山が間近に見える。右手に迂回路があるが、ここでは左側に巻いて下る。すると岩壁に2本のロープが架かっている。ここが大熊落としだ。ロープのひとつは2本縒り、もうひとつは1本となっている。この岩壁の上部にはスタンスがあるが、下部には足場がないので、この2本のロープに頼りながら降りるしかない。下部はそう長くないので適当に足を下ろしながら、ロープを操作して首尾よく着地することができた。さらにもうひとつ岩場があり、これも左から巻けばよい。この二つ目の岩場を通過し終わったときに気づいたが、この岩場の右手に迂回路がある。黄色のテープが付けられている。前回古ヶ丸山から白倉山に歩いたときは、この迂回路を通過したことを思い出した。岩場通過後は八景山への急登がある。前回もここは喘登したところだ。息を切らしながら登ると平坦な尾根に出てきた。迷岳尾根から見ると台形地状に見える八景山であるが、長細い頂上部でも最も古ヶ丸山に近いピークが八景山(1240m)であろう。前回見かけた古ぼけた標識がなかった。八景山からは、再び急降下して、2つのピークを越えて行くことになる。特に二つ目のピークがニセピークに思えるのは疲れている証拠だろうか。
程なく古ヶ丸山(1210.9m)に到着した(14:00)。ここには三等三角点がある。今日は「奥伊勢フォレストピア」の主宰する古ヶ丸山登山があるはずだが、すでに山頂からは下山している時刻なので、山頂には誰もいなかった。ここは樹木があるものの、少し出た岩場からは眺望が得られる。先ほどの白倉山と似た景色である。ランチタイムを長く取ったために先を急がなくてはならない。古ヶ丸山からは、奥芋口分岐から犂谷(レンガ滝)に下るルート(前回歩いた)もあるが、今日は長いけれども、清治山(971m)、柁山(865m)と続く着実に東尾根を下ろう。最初は岩がゴロゴロした尾根を下り、ロープの張ってあるところを通過すれば、あとはなだらかな下りとなる。時折、樹間から見える迷岳-口迷岳の稜線に目をやりながらどんどん下っていく。柁山で最後の小休止をした後、一気に犂谷公園まで下山した(15:55)。まだ明るく闇下にならなくて済んだ。その後、デポしていたクロオさんの車で八知山林道を遡り、車の回収をしたが、再び国道まで下ってきたときは17:30近くなっていて周囲は暗くなっていた。帰りは奥伊勢フォレストピアに立ち寄り、温泉入浴して疲れを流して帰途に着いた。
大きな掲示板があり、「大熊三山登山道コース」が紹介されていた。