【日 付】2015年10月3日(土)
【山 域】加賀白山
【天 候】晴れ
【コース】白水湖入口6:10---7:05最終堰堤---8:55二俣---11:00中宮道---12:05お花松原---13:15翠ヶ池14:15
---14:55室堂---15:55大倉山避難小屋16:10---17:30大白川
高い山で紅葉の適期を当てるのは難しい。情報を見て次の休みに行っても手遅れになる場合がほとんどで
ある。白山のお花松原はその名の通り、夏はお花畑として有名なここは紅葉も素晴らしいようだ。ここは少し
外れた場所にあるので、泊りの縦走以外はメインルートで山頂に立って、そこから300m以上下ってのピストン
ということになる。もちろん帰りは登り返さねばならない。いかにもしんどいし、同じ道を往復するのも芸がない。
去年も辿ったワリ谷なら周回コースが取れる。もちろん道はない。去年は右俣で最後にヤブに捕まって苦労し
たが、今年は左俣を辿ってみよう。ネット上にも記録はほとんどない。5年前の残雪期に一度歩いているが、そ
の時はすべてが雪の下。源流部はやたら急斜面で、アイゼン・ピッケルをフルに使って這い上がった。その急
斜面には滝があることが予想されるが、右俣と同じようなイメージならば大きなものはないだろう。水量も少な
い谷開けたなので、昨年同様登山靴で歩くことにした。
[attachment=7]DSCF4204_1_1.JPG[/attachment]
しかし沢はやはり渓流シューズの方がいい。渡渉はなんとか石飛びでこなせるものの、水に入れば何でもな
い場所も通過できず、両岸の濃いヤブに潜ることになってしまう。なかなかペースが上がらないと精神的にも
消耗してしまうのだ。
ワリ谷のいいところ(言い換えると沢登りとしては面白くないところ)は大きく開けて明るく、河原が続いていると
いうことだ。しばらく我慢すると河原を楽に歩けるようになった。
ようやく標高1600mの二俣。最終堰堤からなんと1時間50分も掛かっている。去年は1時間あまりで到着した
のに何たることだ。先が思いやられるが、まだ時間はある。
[attachment=6]DSCF4215_1.JPG[/attachment]
昨年の右俣を見送って左俣に進む。右俣同様こちらも基本的にゴロ谷だが、見上げる先には赤茶けた岩の
要塞が谷を塞いでいるようで緊張が走った。その要塞のそばまで来てみると、谷の中は小滝ばかり、意外に
平凡で拍子抜けしてしまう。それでも茶色っぽい岩肌の岩塔や、ボロボロの岩壁の間を流れ落ちる滝は、高さ
はないものの殺伐とした風景を作り出している。
この谷は岩は濡れていても非常にフリクションが良く、しかも階段状の滝が多いので、ビブラムソールでも快適
にシャワークライムできる。しかし岩は脆く、浮き石も多いので油断大敵である。一度浮き石に乗って横転して
しまったが、うまく着地したので事なきを得た。
直登できない滝は岩壁のトラバースで逃げるが、確実なホールドを探るのに神経を使う。
[attachment=5]DSCF4226_1.JPG[/attachment]
あそこまで登れば稜線直下の草原というところで、ハング気味の滝が行く手を阻んだ。左から登ったら行け
そうに思えたが、右の草付きの方が楽だと判断して右を選択。これが正しかったのかどうかはわからないが、
なかなかシビアな巻きとなった。体重を掛けられない草や灌木をまとめて根元から抑え込むようにしてジリジリ
と体を持ち上げる。一見楽そうに思えたフレーク状の岩場は外傾気味で気が抜けない。落ちるわけにはいか
ないので一歩一歩を慎重に進める。谷に戻るにはトラバースが嫌らしいので、頭上に見えていた岩峰の基部
まで上がって巻いて行く。やがて傾斜が緩んで草原の一角に出た。やれやれである。
[attachment=0]DSCF4300-1_1.jpg[/attachment]
最後はヤブ漕ぎなしで中宮道に飛び出したが結構ヘロヘロになってしまい、暗澹たる気持ちになった。まだ
今日の行程の半分も来ていないのである。
しかしここからは普通の登山道だ。何と言っても足を交互に出していれば前に進むというのがここまでとの大
きな違い。精神的にはひと山越えた感がある。
天気は最高で、北アルプスは剱岳から槍・穂高、乗鞍まで全開の展望だ。御嶽は控え目に噴煙を上げてい
る。これから向かう白山本峰の御前峰と剣ヶ峰は絶望的に高い位置に見えた。
[attachment=4]パノラマ 1_1_1.JPG[/attachment]
お花松原手前のピークからは見事な風景が開けた。問題の紅葉はやはり先週が最高潮だったのだろうか。
それでも十分に美しいし、やや低い位置にある小白水谷対岸の東面台地の紅葉は今が盛りのようだった。
お花松原へ下って行くと、翠ヶ池へと続くヒルバオ雪渓には当然ながら雪はなかったが、右側の山腹にわず
かに残っていた。その雪田から流れ出した小さな流れが登山道を横切る。
時間的にも場所的にも絶好のランチ場だが、ここで飲んで食べてしまえば翠ヶ池への登りが地獄になるだろう。
そうでなくても既に足は重い。
[attachment=3]パノラマ 6_4_1.JPG[/attachment]
お花松原からの急登は青息吐息。山本太郎ばりの牛歩戦術でノロノロと歩く。途中から翠ヶ池へダイレクトに
トラバースして3年振りに池の畔に立った。剣ヶ峰を仰ぎ見るここは最高のランチ場だ。
水は少ないのかヒルバオ雪渓の方へ流れ出していない。
風がやや強く、あまり時間がないがランチタイムを楽しもう。3時に室堂を出れば闇下は避けられるだろう。
今日も山頂はパスだ。考えてみればワリ谷から登った3回とも山頂に立たなかったことになる。あと30分早けれ
ば気力を振り絞って御前峰へ向かっていたかもしれない。
[attachment=2]DSCF4365_1_1.JPG[/attachment]
室堂は7月に来た時とは大違いで、前の広場も閑散としていた。宿泊客がパラパラと散見される程度だ。
この近辺の紅葉は完全に終わって初冬の様相を呈している。後は勝手知ったる平瀬道を下るだけだ。
右側斜面が崩壊仕掛かった急な階段の地点では、地獄谷二俣あたりにベッタリと雪渓が残っているのが見
える。もうそろそろ初雪が降りようかというこの時期に消えずに残っているということは万年雪なのだろうか。
こんな時間にも登って来るパーティーがあった。ちょっとした岩場でやり過ごして下りかけたところでとんでも
ないコケ方をしてしまった。不用意に置いた足が滑って体が宙を舞い、横向きになってお尻から叩きつけられ
た。本日2回目の大転倒。以前なら考えられないようなコケ方である。打ったところは痛いが、幸い肉の多い場
所から着地してくれたので歩くのに支障はなさそうだ。朝の転倒といい、足や腕、頭を打たずに済んだのは幸
運というしかない。一瞬の気の緩みがどんな事故を引き起こすかわからないのだ。
[attachment=1]パノラマ 8_1_1.JPG[/attachment]
高度を落とした大倉山の付近の紅葉は今が盛りだった。大白水谷を挟んで見る東面台地も一面のタペスト
リー。紅葉のピークは標高2000mあたりまで下りてきたようだ。
去年と同じような時間になったが、1週間早い分暗くなるのは遅い。うす暗くなる前に大白川の登山口に到着。
白水湖ロッジの前では泊まり客が寛いでいた。こちらは白水の滝入口の駐車地まであとひと頑張り。
暮れなずむ車道を歩いて行くと、愛車の白い車体が薄闇に浮かび上がっていた。
山日和
【加賀白山】紅葉を求めて ワリ谷左俣からお花松原、平瀬道へ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【加賀白山】紅葉を求めて ワリ谷左俣からお花松原、平瀬道へ
山日和さん、今晩は。
紅葉時期のお花松原を、沢登りと平瀬道周回でヤルぞい!
なんて私も考えてたんですがまたもや直前で邪魔が入り、結局今年も実行出来ずで歯がゆい思いをしてました。
なので、山日和さんのレポを読むことが出来るのはチョッとした幸せを感じます。
高い山で紅葉の適期を当てるのは難しい。情報を見て次の休みに行っても手遅れになる場合がほとんどで
ある。白山のお花松原はその名の通り、夏はお花畑として有名なここは紅葉も素晴らしいようだ。
白山一の紅葉とも呼ばれているようですが、私も同じ意見ですね。
私も初めの頃は紅葉時期の当たりはずれは博打みたいなものだと思ってましたが、ここ何年かはネット情報で精度も高くなってきました。
で、今年は去年と同じ九月最終週がピークと判断しましたが、直前の大風が災いしてかピークは曖昧なものになったようです。
急斜面には滝があることが予想されるが、右俣と同じようなイメージならば大きなものはないだろう。水量も少
ない谷開けたなので、昨年同様登山靴で歩くことにした。
私はここ二.三年の無雪期は、ほとんどローカットシューズになって携行の負担も少なくなりましたので、沢靴と両方持つようにしてます。
昨年の右俣を見送って左俣に進む。右俣同様こちらも基本的にゴロ谷だが、見上げる先には赤茶けた岩の
要塞が谷を塞いでいるようで緊張が走った。その要塞のそばまで来てみると、谷の中は小滝ばかり、意外に
平凡で拍子抜けしてしまう。
よくあるパターンですね。え~、どうしようどうしよ~、なんて考えてて損した(?)・・・みたいな。
なかなかシビアな巻きとなった。体重を掛けられない草や灌木をまとめて根元から抑え込むようにしてジリジリ
と体を持ち上げる。一見楽そうに思えたフレーク状の岩場は外傾気味で気が抜けない。落ちるわけにはいか
ないので一歩一歩を慎重に進める。谷に戻るにはトラバースが嫌らしいので、頭上に見えていた岩峰の基部
まで上がって巻いて行く。やがて傾斜が緩んで草原の一角に出た。やれやれである。
緊張と慎重のひととき、手間暇を惜しまず丁寧な確実な一手一足をこなしていくしかないですね。
最後はヤブ漕ぎなしで中宮道に飛び出したが結構ヘロヘロになってしまい、暗澹たる気持ちになった。まだ
今日の行程の半分も来ていないのである。
しかしここからは普通の登山道だ。何と言っても足を交互に出していれば前に進むというのがここまでとの大
きな違い。精神的にはひと山越えた感がある。
つくづく登山道って有難いモノなんだな~って思える瞬間です。
天気は最高で、北アルプスは剱岳から槍・穂高、乗鞍まで全開の展望だ。御嶽は控え目に噴煙を上げてい
る。これから向かう白山本峰の御前峰と剣ヶ峰は絶望的に高い位置に見えた。
中宮道を登ってくると、北弥陀ヶ原を抜けての景色ですね。
ここから一回、もったいないことに急下降があるのを知ってると尚更そう感じるのでしょう。
お花松原手前のピークからは見事な風景が開けた。問題の紅葉はやはり先週が最高潮だったのだろうか。
それでも十分に美しいし、やや低い位置にある小白水谷対岸の東面台地の紅葉は今が盛りのようだった。
金沢の某お医者さんが27日に、その小白水谷からのお花松原をヤってましたが、前述の理由からかど~もすっきりとした紅葉では無い感じでした。
私も来年は、こっから行こうかどうか考えてたりします。
時間的にも場所的にも絶好のランチ場だが、ここで飲んで食べてしまえば翠ヶ池への登りが地獄になるだろう。
そうでなくても既に足は重い。
えっ? いや、アワワさえ飲まなければ十二分な休憩となるのではないかと・・・。
下戸にはわからない事情ってのがあるのでしょうねえ。(^^ゞ
ここに他の登山者はいたのでしょうか? 3時に室堂を出れば闇下は避けられるだろう。
今日も山頂はパスだ。考えてみればワリ谷から登った3回とも山頂に立たなかったことになる。あと30分早けれ
ば気力を振り絞って御前峰へ向かっていたかもしれない。
ピークハントは山登りの中でもマストではないですね。
他に主目的があれば、ま、出来れば・・くらいで十分でしょう。
室堂は7月に来た時とは大違いで、前の広場も閑散としていた。宿泊客がパラパラと散見される程度だ。
この近辺の紅葉は完全に終わって初冬の様相を呈している。後は勝手知ったる平瀬道を下るだけだ。
いや、この時期の三時には普通の下山者はそこにはもういませんて・・。
ちょっとした岩場でやり過ごして下りかけたところでとんでも
ないコケ方をしてしまった。不用意に置いた足が滑って体が宙を舞い、横向きになってお尻から叩きつけられ
た。本日2回目の大転倒。以前なら考えられないようなコケ方である。打ったところは痛いが、幸い肉の多い場
所から着地してくれたので歩くのに支障はなさそうだ。朝の転倒といい、足や腕、頭を打たずに済んだのは幸
運というしかない。一瞬の気の緩みがどんな事故を引き起こすかわからないのだ。
そうなんですよね~。「以前なら考えられないようなコケ方」
私もシルバーウィークの北アで同じようなコトがありました。考えたくはないですが、やはり現実を直視せねばならないのでしょうね。
高度を落とした大倉山の付近の紅葉は今が盛りだった。大白水谷を挟んで見る東面台地も一面のタペスト
リー。紅葉のピークは標高2000mあたりまで下りてきたようだ。
去年と同じような時間になったが、1週間早い分暗くなるのは遅い。うす暗くなる前に大白川の登山口に到着。
白水湖ロッジの前では泊まり客が寛いでいた。こちらは白水の滝入口の駐車地まであとひと頑張り。
暮れなずむ車道を歩いて行くと、愛車の白い車体が薄闇に浮かび上がっていた。
赤と黄色と青、それぞれの色の共演ですね。
そこに見下す白水湖の湖面の色が加わわるとさらに派手さが増したりします。 陽の日中を目いっぱい使った白山、ご苦様でした。
紅葉時期のお花松原を、沢登りと平瀬道周回でヤルぞい!
なんて私も考えてたんですがまたもや直前で邪魔が入り、結局今年も実行出来ずで歯がゆい思いをしてました。
なので、山日和さんのレポを読むことが出来るのはチョッとした幸せを感じます。
高い山で紅葉の適期を当てるのは難しい。情報を見て次の休みに行っても手遅れになる場合がほとんどで
ある。白山のお花松原はその名の通り、夏はお花畑として有名なここは紅葉も素晴らしいようだ。
白山一の紅葉とも呼ばれているようですが、私も同じ意見ですね。
私も初めの頃は紅葉時期の当たりはずれは博打みたいなものだと思ってましたが、ここ何年かはネット情報で精度も高くなってきました。
で、今年は去年と同じ九月最終週がピークと判断しましたが、直前の大風が災いしてかピークは曖昧なものになったようです。
急斜面には滝があることが予想されるが、右俣と同じようなイメージならば大きなものはないだろう。水量も少
ない谷開けたなので、昨年同様登山靴で歩くことにした。
私はここ二.三年の無雪期は、ほとんどローカットシューズになって携行の負担も少なくなりましたので、沢靴と両方持つようにしてます。
昨年の右俣を見送って左俣に進む。右俣同様こちらも基本的にゴロ谷だが、見上げる先には赤茶けた岩の
要塞が谷を塞いでいるようで緊張が走った。その要塞のそばまで来てみると、谷の中は小滝ばかり、意外に
平凡で拍子抜けしてしまう。
よくあるパターンですね。え~、どうしようどうしよ~、なんて考えてて損した(?)・・・みたいな。
なかなかシビアな巻きとなった。体重を掛けられない草や灌木をまとめて根元から抑え込むようにしてジリジリ
と体を持ち上げる。一見楽そうに思えたフレーク状の岩場は外傾気味で気が抜けない。落ちるわけにはいか
ないので一歩一歩を慎重に進める。谷に戻るにはトラバースが嫌らしいので、頭上に見えていた岩峰の基部
まで上がって巻いて行く。やがて傾斜が緩んで草原の一角に出た。やれやれである。
緊張と慎重のひととき、手間暇を惜しまず丁寧な確実な一手一足をこなしていくしかないですね。
最後はヤブ漕ぎなしで中宮道に飛び出したが結構ヘロヘロになってしまい、暗澹たる気持ちになった。まだ
今日の行程の半分も来ていないのである。
しかしここからは普通の登山道だ。何と言っても足を交互に出していれば前に進むというのがここまでとの大
きな違い。精神的にはひと山越えた感がある。
つくづく登山道って有難いモノなんだな~って思える瞬間です。
天気は最高で、北アルプスは剱岳から槍・穂高、乗鞍まで全開の展望だ。御嶽は控え目に噴煙を上げてい
る。これから向かう白山本峰の御前峰と剣ヶ峰は絶望的に高い位置に見えた。
中宮道を登ってくると、北弥陀ヶ原を抜けての景色ですね。
ここから一回、もったいないことに急下降があるのを知ってると尚更そう感じるのでしょう。
お花松原手前のピークからは見事な風景が開けた。問題の紅葉はやはり先週が最高潮だったのだろうか。
それでも十分に美しいし、やや低い位置にある小白水谷対岸の東面台地の紅葉は今が盛りのようだった。
金沢の某お医者さんが27日に、その小白水谷からのお花松原をヤってましたが、前述の理由からかど~もすっきりとした紅葉では無い感じでした。
私も来年は、こっから行こうかどうか考えてたりします。
時間的にも場所的にも絶好のランチ場だが、ここで飲んで食べてしまえば翠ヶ池への登りが地獄になるだろう。
そうでなくても既に足は重い。
えっ? いや、アワワさえ飲まなければ十二分な休憩となるのではないかと・・・。
下戸にはわからない事情ってのがあるのでしょうねえ。(^^ゞ
ここに他の登山者はいたのでしょうか? 3時に室堂を出れば闇下は避けられるだろう。
今日も山頂はパスだ。考えてみればワリ谷から登った3回とも山頂に立たなかったことになる。あと30分早けれ
ば気力を振り絞って御前峰へ向かっていたかもしれない。
ピークハントは山登りの中でもマストではないですね。
他に主目的があれば、ま、出来れば・・くらいで十分でしょう。
室堂は7月に来た時とは大違いで、前の広場も閑散としていた。宿泊客がパラパラと散見される程度だ。
この近辺の紅葉は完全に終わって初冬の様相を呈している。後は勝手知ったる平瀬道を下るだけだ。
いや、この時期の三時には普通の下山者はそこにはもういませんて・・。
ちょっとした岩場でやり過ごして下りかけたところでとんでも
ないコケ方をしてしまった。不用意に置いた足が滑って体が宙を舞い、横向きになってお尻から叩きつけられ
た。本日2回目の大転倒。以前なら考えられないようなコケ方である。打ったところは痛いが、幸い肉の多い場
所から着地してくれたので歩くのに支障はなさそうだ。朝の転倒といい、足や腕、頭を打たずに済んだのは幸
運というしかない。一瞬の気の緩みがどんな事故を引き起こすかわからないのだ。
そうなんですよね~。「以前なら考えられないようなコケ方」
私もシルバーウィークの北アで同じようなコトがありました。考えたくはないですが、やはり現実を直視せねばならないのでしょうね。
高度を落とした大倉山の付近の紅葉は今が盛りだった。大白水谷を挟んで見る東面台地も一面のタペスト
リー。紅葉のピークは標高2000mあたりまで下りてきたようだ。
去年と同じような時間になったが、1週間早い分暗くなるのは遅い。うす暗くなる前に大白川の登山口に到着。
白水湖ロッジの前では泊まり客が寛いでいた。こちらは白水の滝入口の駐車地まであとひと頑張り。
暮れなずむ車道を歩いて行くと、愛車の白い車体が薄闇に浮かび上がっていた。
赤と黄色と青、それぞれの色の共演ですね。
そこに見下す白水湖の湖面の色が加わわるとさらに派手さが増したりします。 陽の日中を目いっぱい使った白山、ご苦様でした。
越前
Re: 【加賀白山】紅葉を求めて ワリ谷左俣からお花松原、平瀬道へ
山日和さん こんばんは
【山 域】加賀白山
最初から重箱の隅をつつくようですが、
飛騨側から登ってるのに、白山が「加賀」限定になってしまったのですか。
飛騨人も美濃人も越前人も、
「いくら殿さんが偉かったからと言って、白山は加賀だけのもんじゃねえぞ!」って言ってますよ。
高い山で紅葉の適期を当てるのは難しい。
情報を見て次の休みに行っても手遅れになる場合がほとんどである。
白山のお花松原はその名の通り、夏はお花畑として有名なここは紅葉も素晴らしいようだ。
お花畑も紅葉も見てみたいものです。
ワシみたいに、登るのがしんどいって言ってたら無理やねんけど。
去年も辿ったワリ谷なら周回コースが取れる。もちろん道はない。
去年は右俣で最後にヤブに捕まって苦労したが、今年は左俣を辿ってみよう。
ネット上にも記録はほとんどない。
さすが、ヤブコギの大先達が計画するコース。
しかし、「ネット上にも記録はほとんどない」ということは、記録が少しはあったってことですか。
水量も少ない谷開けたなので、昨年同様登山靴で歩くことにした。
しかし沢はやはり渓流シューズの方がいい。
渡渉はなんとか石飛びでこなせるものの、水に入れば何でもない場所も通過できず、
両岸の濃いヤブに潜ることになってしまう。
なかなかペースが上がらないと精神的にも消耗してしまうのだ。
一長一短、いろいろうまくいかない部分もあるようで。
昨年の右俣を見送って左俣に進む。
右俣同様こちらも基本的にゴロ谷だが、見上げる先には赤茶けた岩の要塞が谷を塞いでいるようで緊張が走った。
その要塞のそばまで来てみると、谷の中は小滝ばかり、意外に平凡で拍子抜けしてしまう。
キンチョーの秋です。
しかし岩は脆く、浮き石も多いので油断大敵である。
一度浮き石に乗って横転してしまったが、うまく着地したので事なきを得た。
飛形点は、あまりよくなかったようですね。
あそこまで登れば稜線直下の草原というところで、ハング気味の滝が行く手を阻んだ。
体重を掛けられない草や灌木をまとめて根元から抑え込むようにしてジリジリと体を持ち上げる。
一見楽そうに思えたフレーク状の岩場は外傾気味で気が抜けない。
落ちるわけにはいかないので一歩一歩を慎重に進める。
谷に戻るにはトラバースが嫌らしいので、頭上に見えていた岩峰の基部まで上がって巻いて行く。
やがて傾斜が緩んで草原の一角に出た。やれやれである。
読んでいてもやれやれですわ。
最後はヤブ漕ぎなしで中宮道に飛び出したが結構ヘロヘロになってしまい、暗澹たる気持ちになった。
まだ今日の行程の半分も来ていないのである。
しかしここからは普通の登山道だ。
何と言っても足を交互に出していれば前に進むというのがここまでとの大きな違い。
精神的にはひと山越えた感がある。
天気は最高で、北アルプスは剱岳から槍・穂高、乗鞍まで全開の展望だ。
御嶽は控え目に噴煙を上げている。
これから向かう白山本峰の御前峰と剣ヶ峰は絶望的に高い位置に見えた。
天気もいいし、あとは道を歩くだけですね。
って、簡単に言ったけど。
ワシ、自分やったら、なんでかしらんけど、
時間ばっかりかかって、なかなか前に進まないのよね。
お花松原手前のピークからは見事な風景が開けた。問題の紅葉はやはり先週が最高潮だったのだろうか。
それでも十分に美しいし、やや低い位置にある小白水谷対岸の東面台地の紅葉は今が盛りのようだった。
高い山の紅葉はあんまり見たことがないので、見てみたいですね。
今日も山頂はパスだ。考えてみればワリ谷から登った3回とも山頂に立たなかったことになる。
あと30分早ければ気力を振り絞って御前峰へ向かっていたかもしれない。
ここは、「山頂に用はない」って、バシッと言ってやってちょうだい。
室堂は7月に来た時とは大違いで、前の広場も閑散としていた。宿泊客がパラパラと散見される程度だ。
7月とおんなじ大賑わいだと、異変でしょ。
右側斜面が崩壊仕掛かった急な階段の地点では、地獄谷二俣あたりにベッタリと雪渓が残っているのが見える。
もうそろそろ初雪が降りようかというこの時期に消えずに残っているということは万年雪なのだろうか。
新雪でなければ、そういうことなんじゃないでしょうか。
不用意に置いた足が滑って体が宙を舞い、横向きになってお尻から叩きつけられた。
本日2回目の大転倒。以前なら考えられないようなコケ方である。
気持ちは昔とあまり変わらないから、自分じゃ歳をとったことが理解しにくいんだけど、
身体はいつまでも若いままじゃないからねー、気をつけないとね。
高度を落とした大倉山の付近の紅葉は今が盛りだった。
大白水谷を挟んで見る東面台地も一面のタペストリー。
紅葉のピークは標高2000mあたりまで下りてきたようだ。
下界はまだまだ暑いのに、紅葉はジワッと下りてきますね。
もうそろそろかなと思って登ったらもう終わってた、ということがよくあります。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
【山 域】加賀白山
最初から重箱の隅をつつくようですが、
飛騨側から登ってるのに、白山が「加賀」限定になってしまったのですか。
飛騨人も美濃人も越前人も、
「いくら殿さんが偉かったからと言って、白山は加賀だけのもんじゃねえぞ!」って言ってますよ。
高い山で紅葉の適期を当てるのは難しい。
情報を見て次の休みに行っても手遅れになる場合がほとんどである。
白山のお花松原はその名の通り、夏はお花畑として有名なここは紅葉も素晴らしいようだ。
お花畑も紅葉も見てみたいものです。
ワシみたいに、登るのがしんどいって言ってたら無理やねんけど。
去年も辿ったワリ谷なら周回コースが取れる。もちろん道はない。
去年は右俣で最後にヤブに捕まって苦労したが、今年は左俣を辿ってみよう。
ネット上にも記録はほとんどない。
さすが、ヤブコギの大先達が計画するコース。
しかし、「ネット上にも記録はほとんどない」ということは、記録が少しはあったってことですか。
水量も少ない谷開けたなので、昨年同様登山靴で歩くことにした。
しかし沢はやはり渓流シューズの方がいい。
渡渉はなんとか石飛びでこなせるものの、水に入れば何でもない場所も通過できず、
両岸の濃いヤブに潜ることになってしまう。
なかなかペースが上がらないと精神的にも消耗してしまうのだ。
一長一短、いろいろうまくいかない部分もあるようで。
昨年の右俣を見送って左俣に進む。
右俣同様こちらも基本的にゴロ谷だが、見上げる先には赤茶けた岩の要塞が谷を塞いでいるようで緊張が走った。
その要塞のそばまで来てみると、谷の中は小滝ばかり、意外に平凡で拍子抜けしてしまう。
キンチョーの秋です。
しかし岩は脆く、浮き石も多いので油断大敵である。
一度浮き石に乗って横転してしまったが、うまく着地したので事なきを得た。
飛形点は、あまりよくなかったようですね。
あそこまで登れば稜線直下の草原というところで、ハング気味の滝が行く手を阻んだ。
体重を掛けられない草や灌木をまとめて根元から抑え込むようにしてジリジリと体を持ち上げる。
一見楽そうに思えたフレーク状の岩場は外傾気味で気が抜けない。
落ちるわけにはいかないので一歩一歩を慎重に進める。
谷に戻るにはトラバースが嫌らしいので、頭上に見えていた岩峰の基部まで上がって巻いて行く。
やがて傾斜が緩んで草原の一角に出た。やれやれである。
読んでいてもやれやれですわ。
最後はヤブ漕ぎなしで中宮道に飛び出したが結構ヘロヘロになってしまい、暗澹たる気持ちになった。
まだ今日の行程の半分も来ていないのである。
しかしここからは普通の登山道だ。
何と言っても足を交互に出していれば前に進むというのがここまでとの大きな違い。
精神的にはひと山越えた感がある。
天気は最高で、北アルプスは剱岳から槍・穂高、乗鞍まで全開の展望だ。
御嶽は控え目に噴煙を上げている。
これから向かう白山本峰の御前峰と剣ヶ峰は絶望的に高い位置に見えた。
天気もいいし、あとは道を歩くだけですね。
って、簡単に言ったけど。
ワシ、自分やったら、なんでかしらんけど、
時間ばっかりかかって、なかなか前に進まないのよね。
お花松原手前のピークからは見事な風景が開けた。問題の紅葉はやはり先週が最高潮だったのだろうか。
それでも十分に美しいし、やや低い位置にある小白水谷対岸の東面台地の紅葉は今が盛りのようだった。
高い山の紅葉はあんまり見たことがないので、見てみたいですね。
今日も山頂はパスだ。考えてみればワリ谷から登った3回とも山頂に立たなかったことになる。
あと30分早ければ気力を振り絞って御前峰へ向かっていたかもしれない。
ここは、「山頂に用はない」って、バシッと言ってやってちょうだい。
室堂は7月に来た時とは大違いで、前の広場も閑散としていた。宿泊客がパラパラと散見される程度だ。
7月とおんなじ大賑わいだと、異変でしょ。
右側斜面が崩壊仕掛かった急な階段の地点では、地獄谷二俣あたりにベッタリと雪渓が残っているのが見える。
もうそろそろ初雪が降りようかというこの時期に消えずに残っているということは万年雪なのだろうか。
新雪でなければ、そういうことなんじゃないでしょうか。
不用意に置いた足が滑って体が宙を舞い、横向きになってお尻から叩きつけられた。
本日2回目の大転倒。以前なら考えられないようなコケ方である。
気持ちは昔とあまり変わらないから、自分じゃ歳をとったことが理解しにくいんだけど、
身体はいつまでも若いままじゃないからねー、気をつけないとね。
高度を落とした大倉山の付近の紅葉は今が盛りだった。
大白水谷を挟んで見る東面台地も一面のタペストリー。
紅葉のピークは標高2000mあたりまで下りてきたようだ。
下界はまだまだ暑いのに、紅葉はジワッと下りてきますね。
もうそろそろかなと思って登ったらもう終わってた、ということがよくあります。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【加賀白山】紅葉を求めて ワリ谷左俣からお花松原、平瀬道へ
山日和さん 今日は
高い山で紅葉の適期を当てるのは難しい。情報を見て次の休みに行っても手遅れになる場合がほとんどで
ある。白山のお花松原はその名の通り、夏はお花畑として有名なここは紅葉も素晴らしいようだ。
紅葉の時期はいつてませんが連れの人もそう言ってました
去年も辿ったワリ谷なら周回コースが取れる。もちろん道はない。去年は右俣で最後にヤブに捕まって苦労し
たが、今年は左俣を辿ってみよう。ネット上にも記録はほとんどない。5年前の残雪期に一度歩いているが、そ
の時はすべてが雪の下。源流部はやたら急斜面で、アイゼン・ピッケルをフルに使って這い上がった。その急
もう5年になりますか。
その頃は皆さん活発に雪山に行ってましたね
ワリ谷のいいところ(言い換えると沢登りとしては面白くないところ)は大きく開けて明るく、河原が続いていると
いうことだ。しばらく我慢すると河原を楽に歩けるようになった。
やっぱし残雪期の方いいですか、
ワリ谷水量すくないですね、 たんぽぽさんに案内してもらった時は
下流はかなりの水量でしたが
浮き石も多いので油断大敵である。一度浮き石に乗って横転して
しまったが、うまく着地したので事なきを得た。
直登できない滝は岩壁のトラバースで逃げるが、確実なホールドを探るのに神経を使う。
大事に至らなくて良かったですね、
私も林道で足を打撲しましたが
帰ってから青あざが出来 はれていて病院にいきましたが、
お花松原手前のピークからは見事な風景が開けた。問題の紅葉はやはり先週が最高潮だったのだろうか。
それでも十分に美しいし、やや低い位置にある小白水谷対岸の東面台地の紅葉は今が盛りのようだった。
お花松原へ下って行くと
お花松原は 花の時期 残雪期も素敵な所でしたが 紅葉もよさそうですね
お花松原からの急登は青息吐息。
山本太郎ばりの牛歩戦術でノロノロと歩く。
ここの急登は結構きついですよね
]途中から翠ヶ池へダイレクトに
トラバースして3年振りに池の畔に立った。剣ヶ峰を仰ぎ見るここは最高のランチ場だ。
水は少ないのかヒルバオ雪渓の方へ流れ出していない。
風がやや強く、あまり時間がないがランチタイムを楽しもう。3時に室堂を出れば闇下は避けられるだろう。
翠ヶ池のほとりでランチいいでよね
ないコケ方をしてしまった。不用意に置いた足が滑って体が宙を舞い、横向きになってお尻から叩きつけられ
た。本日2回目の大転倒。以前なら考えられないようなコケ方である。打ったところは痛いが、幸い肉の多い場
所から着地してくれたので歩くのに支障はなさそうだ。朝の転倒といい、足や腕、頭を打たずに済んだのは幸
運というしかない。一瞬の気の緩みがどんな事故を引き起こすかわからないのだ。
そうそうあの人見たいに山に行けなくなると大変ですよ
気を付けて下さいね
去年と同じような時間になったが、1週間早い分暗くなるのは遅い。うす暗くなる前に大白川の登山口に到着。
白水湖ロッジの前では泊まり客が寛いでいた。こちらは白水の滝入口の駐車地まであとひと頑張り。
暮れなずむ車道を歩いて行くと、愛車の白い車体が薄闇に浮かび上がっていた。
ワリ谷 思い出しながらのレスでした。
バーチャリ
高い山で紅葉の適期を当てるのは難しい。情報を見て次の休みに行っても手遅れになる場合がほとんどで
ある。白山のお花松原はその名の通り、夏はお花畑として有名なここは紅葉も素晴らしいようだ。
紅葉の時期はいつてませんが連れの人もそう言ってました
去年も辿ったワリ谷なら周回コースが取れる。もちろん道はない。去年は右俣で最後にヤブに捕まって苦労し
たが、今年は左俣を辿ってみよう。ネット上にも記録はほとんどない。5年前の残雪期に一度歩いているが、そ
の時はすべてが雪の下。源流部はやたら急斜面で、アイゼン・ピッケルをフルに使って這い上がった。その急
もう5年になりますか。
その頃は皆さん活発に雪山に行ってましたね
ワリ谷のいいところ(言い換えると沢登りとしては面白くないところ)は大きく開けて明るく、河原が続いていると
いうことだ。しばらく我慢すると河原を楽に歩けるようになった。
やっぱし残雪期の方いいですか、
ワリ谷水量すくないですね、 たんぽぽさんに案内してもらった時は
下流はかなりの水量でしたが
浮き石も多いので油断大敵である。一度浮き石に乗って横転して
しまったが、うまく着地したので事なきを得た。
直登できない滝は岩壁のトラバースで逃げるが、確実なホールドを探るのに神経を使う。
大事に至らなくて良かったですね、
私も林道で足を打撲しましたが
帰ってから青あざが出来 はれていて病院にいきましたが、
お花松原手前のピークからは見事な風景が開けた。問題の紅葉はやはり先週が最高潮だったのだろうか。
それでも十分に美しいし、やや低い位置にある小白水谷対岸の東面台地の紅葉は今が盛りのようだった。
お花松原へ下って行くと
お花松原は 花の時期 残雪期も素敵な所でしたが 紅葉もよさそうですね
お花松原からの急登は青息吐息。
山本太郎ばりの牛歩戦術でノロノロと歩く。
ここの急登は結構きついですよね
]途中から翠ヶ池へダイレクトに
トラバースして3年振りに池の畔に立った。剣ヶ峰を仰ぎ見るここは最高のランチ場だ。
水は少ないのかヒルバオ雪渓の方へ流れ出していない。
風がやや強く、あまり時間がないがランチタイムを楽しもう。3時に室堂を出れば闇下は避けられるだろう。
翠ヶ池のほとりでランチいいでよね
ないコケ方をしてしまった。不用意に置いた足が滑って体が宙を舞い、横向きになってお尻から叩きつけられ
た。本日2回目の大転倒。以前なら考えられないようなコケ方である。打ったところは痛いが、幸い肉の多い場
所から着地してくれたので歩くのに支障はなさそうだ。朝の転倒といい、足や腕、頭を打たずに済んだのは幸
運というしかない。一瞬の気の緩みがどんな事故を引き起こすかわからないのだ。
そうそうあの人見たいに山に行けなくなると大変ですよ
気を付けて下さいね
去年と同じような時間になったが、1週間早い分暗くなるのは遅い。うす暗くなる前に大白川の登山口に到着。
白水湖ロッジの前では泊まり客が寛いでいた。こちらは白水の滝入口の駐車地まであとひと頑張り。
暮れなずむ車道を歩いて行くと、愛車の白い車体が薄闇に浮かび上がっていた。
ワリ谷 思い出しながらのレスでした。
バーチャリ
Re: 【加賀白山】紅葉を求めて ワリ谷左俣からお花松原、平瀬道へ
越前さん、どうもです。
紅葉時期のお花松原を、沢登りと平瀬道周回でヤルぞい!
なんて私も考えてたんですがまたもや直前で邪魔が入り、結局今年も実行出来ずで歯がゆい思いをしてました。
こないだの越前さんのレスを見て「こりゃ行かんとあかん」と思いました。(^^ゞ
白山一の紅葉とも呼ばれているようですが、私も同じ意見ですね。
私も初めの頃は紅葉時期の当たりはずれは博打みたいなものだと思ってましたが、ここ何年かはネット情報で精度も高くなってきました。
で、今年は去年と同じ九月最終週がピークと判断しましたが、直前の大風が災いしてかピークは曖昧なものになったようです。
さるHPでは風でナナカマドやダケカンバの葉が吹き飛ばされたと書いてました。
私はここ二.三年の無雪期は、ほとんどローカットシューズになって携行の負担も少なくなりましたので、沢靴と両方持つようにしてます。
結果的に登山靴だけでも行けましたが、やはり沢靴で歩くべきでしたね。
よくあるパターンですね。え~、どうしようどうしよ~、なんて考えてて損した(?)・・・みたいな。
「中はどないなってるんやろ?」と楽しみでしたよ。
[attachment=3]DSCF4235_1_1.JPG[/attachment][attachment=2]DSCF4243_1_1.JPG[/attachment]
緊張と慎重のひととき、手間暇を惜しまず丁寧な確実な一手一足をこなしていくしかないですね。
イージーに体重を預けるのが一番危ないんで、とにかく一手一手確実に・・・です。
つくづく登山道って有難いモノなんだな~って思える瞬間です。
御意!!
中宮道を登ってくると、北弥陀ヶ原を抜けての景色ですね。
ここから一回、もったいないことに急下降があるのを知ってると尚更そう感じるのでしょう。
お花松原へ下ったらさらに絶望的になりました。
[attachment=1]DSCF4344_1.JPG[/attachment]
金沢の某お医者さんが27日に、その小白水谷からのお花松原をヤってましたが、前述の理由からかど~もすっきりとした紅葉では無い感じでした。
私も来年は、こっから行こうかどうか考えてたりします。
そのお医者さんは先日、満水の白水湖をへつってイチロザ谷から御前峰へ登ってましたね。ネジが外れてます。
えっ? いや、アワワさえ飲まなければ十二分な休憩となるのではないかと・・・。
下戸にはわからない事情ってのがあるのでしょうねえ。(^^ゞ
ここに他の登山者はいたのでしょうか?
そういうわけにはいかないんですよ~
途中でゴマ平泊まりらしき単独男性と、ほぼ空身でお花松原往復という感じの単独女性に会いました。
彼女はおそらく室堂泊まりなのでしょう。
ピークハントは山登りの中でもマストではないですね。
他に主目的があれば、ま、出来れば・・くらいで十分でしょう。
山頂に用は無い・・・ちょっと負け惜しみ入ってますが、まあ何度も登ってるんで特に心残りはありません。
[attachment=0]DSCF4370_1.JPG[/attachment]
いや、この時期の三時には普通の下山者はそこにはもういませんて・・。
あー、そうですね~。寒いから宿泊者もみんな小屋の中か。
そうなんですよね~。「以前なら考えられないようなコケ方」
私もシルバーウィークの北アで同じようなコトがありました。考えたくはないですが、やはり現実を直視せねばならないのでしょうね。
気付かないうちに少しずつ衰えが来てるのかもね。でも体力がヘロヘロで滑ったわけではないのでまだ救われます。
赤と黄色と青、それぞれの色の共演ですね。
そこに見下す白水湖の湖面の色が加わわるとさらに派手さが増したりします。
この下山時の風景は、遅い時間に下山するものだけの特権だと思います。
陽の日中を目いっぱい使った白山、ご苦様でした。
いやー、もっと足が速ければ目いっぱい使わなくて済むんだけどね~(^_^;)
山日和
紅葉時期のお花松原を、沢登りと平瀬道周回でヤルぞい!
なんて私も考えてたんですがまたもや直前で邪魔が入り、結局今年も実行出来ずで歯がゆい思いをしてました。
こないだの越前さんのレスを見て「こりゃ行かんとあかん」と思いました。(^^ゞ
白山一の紅葉とも呼ばれているようですが、私も同じ意見ですね。
私も初めの頃は紅葉時期の当たりはずれは博打みたいなものだと思ってましたが、ここ何年かはネット情報で精度も高くなってきました。
で、今年は去年と同じ九月最終週がピークと判断しましたが、直前の大風が災いしてかピークは曖昧なものになったようです。
さるHPでは風でナナカマドやダケカンバの葉が吹き飛ばされたと書いてました。
私はここ二.三年の無雪期は、ほとんどローカットシューズになって携行の負担も少なくなりましたので、沢靴と両方持つようにしてます。
結果的に登山靴だけでも行けましたが、やはり沢靴で歩くべきでしたね。
よくあるパターンですね。え~、どうしようどうしよ~、なんて考えてて損した(?)・・・みたいな。
「中はどないなってるんやろ?」と楽しみでしたよ。
[attachment=3]DSCF4235_1_1.JPG[/attachment][attachment=2]DSCF4243_1_1.JPG[/attachment]
緊張と慎重のひととき、手間暇を惜しまず丁寧な確実な一手一足をこなしていくしかないですね。
イージーに体重を預けるのが一番危ないんで、とにかく一手一手確実に・・・です。
つくづく登山道って有難いモノなんだな~って思える瞬間です。
御意!!
中宮道を登ってくると、北弥陀ヶ原を抜けての景色ですね。
ここから一回、もったいないことに急下降があるのを知ってると尚更そう感じるのでしょう。
お花松原へ下ったらさらに絶望的になりました。
[attachment=1]DSCF4344_1.JPG[/attachment]
金沢の某お医者さんが27日に、その小白水谷からのお花松原をヤってましたが、前述の理由からかど~もすっきりとした紅葉では無い感じでした。
私も来年は、こっから行こうかどうか考えてたりします。
そのお医者さんは先日、満水の白水湖をへつってイチロザ谷から御前峰へ登ってましたね。ネジが外れてます。
えっ? いや、アワワさえ飲まなければ十二分な休憩となるのではないかと・・・。
下戸にはわからない事情ってのがあるのでしょうねえ。(^^ゞ
ここに他の登山者はいたのでしょうか?
そういうわけにはいかないんですよ~
途中でゴマ平泊まりらしき単独男性と、ほぼ空身でお花松原往復という感じの単独女性に会いました。
彼女はおそらく室堂泊まりなのでしょう。
ピークハントは山登りの中でもマストではないですね。
他に主目的があれば、ま、出来れば・・くらいで十分でしょう。
山頂に用は無い・・・ちょっと負け惜しみ入ってますが、まあ何度も登ってるんで特に心残りはありません。
[attachment=0]DSCF4370_1.JPG[/attachment]
いや、この時期の三時には普通の下山者はそこにはもういませんて・・。
あー、そうですね~。寒いから宿泊者もみんな小屋の中か。
そうなんですよね~。「以前なら考えられないようなコケ方」
私もシルバーウィークの北アで同じようなコトがありました。考えたくはないですが、やはり現実を直視せねばならないのでしょうね。
気付かないうちに少しずつ衰えが来てるのかもね。でも体力がヘロヘロで滑ったわけではないのでまだ救われます。
赤と黄色と青、それぞれの色の共演ですね。
そこに見下す白水湖の湖面の色が加わわるとさらに派手さが増したりします。
この下山時の風景は、遅い時間に下山するものだけの特権だと思います。
陽の日中を目いっぱい使った白山、ご苦様でした。
いやー、もっと足が速ければ目いっぱい使わなくて済むんだけどね~(^_^;)
山日和
Re: 【加賀白山】紅葉を求めて ワリ谷左俣からお花松原、平瀬道へ
洞吹さん、どうもです。
最初から重箱の隅をつつくようですが、
飛騨側から登ってるのに、白山が「加賀」限定になってしまったのですか。
飛騨人も美濃人も越前人も、
「いくら殿さんが偉かったからと言って、白山は加賀だけのもんじゃねえぞ!」って言ってますよ。
来た来た
私もかなり悩んだんですよ。ほとんど石川県に入っていないのに。
いつもは福井県側から越美国境の山に登るのに「奥美濃」と言うなって言ってるのにね。(^_^;)
お花畑も紅葉も見てみたいものです。
ワシみたいに、登るのがしんどいって言ってたら無理やねんけど。
しんどい目をするだけの価値はありますよ。
さすが、ヤブコギの大先達が計画するコース。
しかし、「ネット上にも記録はほとんどない」ということは、記録が少しはあったってことですか。
1件だけありました。それも左俣は下降で詳細はナシ。2~3回懸垂したとありましたが、登りなら問題ないと踏みました。
[attachment=3]DSCF4238_1.JPG[/attachment]
一長一短、いろいろうまくいかない部分もあるようで。
これは一長一短と言うより、沢靴のメリットを生かすべきでした。
キンチョーの秋です。
私は女中のお菊さんの方がいいなあ。(意味不明)
>一度浮き石に乗って横転してしまったが、うまく着地したので事なきを得た。
飛形点は、あまりよくなかったようですね。
テレマーク姿勢を入れられませんでした。
読んでいてもやれやれですわ。
書いた方も疲れました。
天気もいいし、あとは道を歩くだけですね。
って、簡単に言ったけど。
ワシ、自分やったら、なんでかしらんけど、
時間ばっかりかかって、なかなか前に進まないのよね。
まあ、道なら足を動かしてればいつかは着くしね。朝の来ない夜はありません。
[attachment=2]DSCF4287_1.JPG[/attachment]
高い山の紅葉はあんまり見たことがないので、見てみたいですね。
低山の喬木系の紅葉とはひと味違いますよ。
[attachment=1]DSCF4335_1.JPG[/attachment]
ここは、「山頂に用はない」って、バシッと言ってやってちょうだい。
「山頂には用は無い!!・・・たぶん・・・」
>室堂は7月に来た時とは大違いで、前の広場も閑散としていた。宿泊客がパラパラと散見される程度だ。
7月とおんなじ大賑わいだと、異変でしょ。
そりゃそうですね。でも一昨年の10月半ばに行った時は結構賑わってました。まだ朝だったからか。
新雪でなければ、そういうことなんじゃないでしょうか。
そういうことですね。
[attachment=0]DSCF4408_1.JPG[/attachment]
気持ちは昔とあまり変わらないから、自分じゃ歳をとったことが理解しにくいんだけど、
身体はいつまでも若いままじゃないからねー、気をつけないとね。
疲れて足がもつれたとかじゃないんですけどね。注意力が散漫になってたのかも。
下界はまだまだ暑いのに、紅葉はジワッと下りてきますね。
もうそろそろかなと思って登ったらもう終わってた、ということがよくあります。
当てるためにも毎週登らないとね。(^^ゞ
山日和
最初から重箱の隅をつつくようですが、
飛騨側から登ってるのに、白山が「加賀」限定になってしまったのですか。
飛騨人も美濃人も越前人も、
「いくら殿さんが偉かったからと言って、白山は加賀だけのもんじゃねえぞ!」って言ってますよ。
来た来た
私もかなり悩んだんですよ。ほとんど石川県に入っていないのに。
いつもは福井県側から越美国境の山に登るのに「奥美濃」と言うなって言ってるのにね。(^_^;)
お花畑も紅葉も見てみたいものです。
ワシみたいに、登るのがしんどいって言ってたら無理やねんけど。
しんどい目をするだけの価値はありますよ。
さすが、ヤブコギの大先達が計画するコース。
しかし、「ネット上にも記録はほとんどない」ということは、記録が少しはあったってことですか。
1件だけありました。それも左俣は下降で詳細はナシ。2~3回懸垂したとありましたが、登りなら問題ないと踏みました。
[attachment=3]DSCF4238_1.JPG[/attachment]
一長一短、いろいろうまくいかない部分もあるようで。
これは一長一短と言うより、沢靴のメリットを生かすべきでした。
キンチョーの秋です。
私は女中のお菊さんの方がいいなあ。(意味不明)
>一度浮き石に乗って横転してしまったが、うまく着地したので事なきを得た。
飛形点は、あまりよくなかったようですね。
テレマーク姿勢を入れられませんでした。
読んでいてもやれやれですわ。
書いた方も疲れました。
天気もいいし、あとは道を歩くだけですね。
って、簡単に言ったけど。
ワシ、自分やったら、なんでかしらんけど、
時間ばっかりかかって、なかなか前に進まないのよね。
まあ、道なら足を動かしてればいつかは着くしね。朝の来ない夜はありません。
[attachment=2]DSCF4287_1.JPG[/attachment]
高い山の紅葉はあんまり見たことがないので、見てみたいですね。
低山の喬木系の紅葉とはひと味違いますよ。
[attachment=1]DSCF4335_1.JPG[/attachment]
ここは、「山頂に用はない」って、バシッと言ってやってちょうだい。
「山頂には用は無い!!・・・たぶん・・・」
>室堂は7月に来た時とは大違いで、前の広場も閑散としていた。宿泊客がパラパラと散見される程度だ。
7月とおんなじ大賑わいだと、異変でしょ。
そりゃそうですね。でも一昨年の10月半ばに行った時は結構賑わってました。まだ朝だったからか。
新雪でなければ、そういうことなんじゃないでしょうか。
そういうことですね。
[attachment=0]DSCF4408_1.JPG[/attachment]
気持ちは昔とあまり変わらないから、自分じゃ歳をとったことが理解しにくいんだけど、
身体はいつまでも若いままじゃないからねー、気をつけないとね。
疲れて足がもつれたとかじゃないんですけどね。注意力が散漫になってたのかも。
下界はまだまだ暑いのに、紅葉はジワッと下りてきますね。
もうそろそろかなと思って登ったらもう終わってた、ということがよくあります。
当てるためにも毎週登らないとね。(^^ゞ
山日和
Re: 【加賀白山】紅葉を求めて ワリ谷左俣からお花松原、平瀬道へ
バーチャリさん、どうもです。
紅葉の時期はいつてませんが連れの人もそう言ってました
越前さんのお墨付きです。
もう5年になりますか。
その頃は皆さん活発に雪山に行ってましたね
なんかみんな年を取ったみたいですねえ。その通りだけど。(^_^;)
やっぱし残雪期の方いいですか、
ワリ谷水量すくないですね、 たんぽぽさんに案内してもらった時は
下流はかなりの水量でしたが
違う良さがありますね。
今は雪に覆われる前の渇水期に入りつつあるところでしょう。
バーチャリさんが行った6月は雪融け水がゴーゴーだったんでは?
[attachment=2]DSCF4293_1.JPG[/attachment]
大事に至らなくて良かったですね、
私も林道で足を打撲しましたが
帰ってから青あざが出来 はれていて病院にいきましたが、
頑丈な体に産んでくれた母親に感謝です。
お花松原は 花の時期 残雪期も素敵な所でしたが 紅葉もよさそうですね
私は花の時期が課題です。
[attachment=1]DSCF4339_1.JPG[/attachment]
ここの急登は結構きついですよね
じっと我慢で歩けばそれほど長い登りじゃないんですが、なんせ足が上がらない・・・
翠ヶ池のほとりでランチいいでよね
ここは絶好のランチ場ですね。(^^♪
[attachment=0]パノラマ 2_1_1.JPG[/attachment]
そうそうあの人見たいに山に行けなくなると大変ですよ
気を付けて下さいね
パーティーとすれ違うのに待っていた直後でした。一瞬気を抜いてしまったのかなあ?
ワリ谷 思い出しながらのレスでした。
確かバーチャリさんの時もかなり遅い下山でしたね。
山日和
紅葉の時期はいつてませんが連れの人もそう言ってました
越前さんのお墨付きです。
もう5年になりますか。
その頃は皆さん活発に雪山に行ってましたね
なんかみんな年を取ったみたいですねえ。その通りだけど。(^_^;)
やっぱし残雪期の方いいですか、
ワリ谷水量すくないですね、 たんぽぽさんに案内してもらった時は
下流はかなりの水量でしたが
違う良さがありますね。
今は雪に覆われる前の渇水期に入りつつあるところでしょう。
バーチャリさんが行った6月は雪融け水がゴーゴーだったんでは?
[attachment=2]DSCF4293_1.JPG[/attachment]
大事に至らなくて良かったですね、
私も林道で足を打撲しましたが
帰ってから青あざが出来 はれていて病院にいきましたが、
頑丈な体に産んでくれた母親に感謝です。
お花松原は 花の時期 残雪期も素敵な所でしたが 紅葉もよさそうですね
私は花の時期が課題です。
[attachment=1]DSCF4339_1.JPG[/attachment]
ここの急登は結構きついですよね
じっと我慢で歩けばそれほど長い登りじゃないんですが、なんせ足が上がらない・・・
翠ヶ池のほとりでランチいいでよね
ここは絶好のランチ場ですね。(^^♪
[attachment=0]パノラマ 2_1_1.JPG[/attachment]
そうそうあの人見たいに山に行けなくなると大変ですよ
気を付けて下さいね
パーティーとすれ違うのに待っていた直後でした。一瞬気を抜いてしまったのかなあ?
ワリ谷 思い出しながらのレスでした。
確かバーチャリさんの時もかなり遅い下山でしたね。
山日和