【日 付】2015年9月12日(土)
【山 域】大峰山脈 国見岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】大川口6:16---6:34オソゴヤ谷出合6:50---8:20植林小屋---9:54尾根---10:56国見岳12:13---12:47七曜岳
---13:55行者還岳14:07---14:24行者還小屋---15:37国道吊橋---15:49大川口
奈良県天川村を流れる川迫川は神童子谷を源流として稲村ヶ岳から流下している。オソゴヤ谷はその支流
のひとつの小さな谷である。滝としては5mのものが最初に現われるだけで、後は2~3mの滝と呼ぶのも憚ら
れる小さなものがあるだけだ。まったくゴルジュが無いのも大峰の谷らしくない癒し系の谷と言える。
沢登りを楽しむというよりは、大峰奥駈道の国見岳へのバリエーションルートとして捉えればいいかもしれない。
[attachment=7]P9120021_1_1.JPG[/attachment]
大川口に車を止めて歩き出す。本流を左岸に渡って最初に出合うのがオソゴヤ谷だ。橋には釣り厳禁の看
板がある。この谷には希少種のイワナで天然記念物に指定されているキリクチが棲息しているのだろうか。
神童子谷へ下りて橋の下から入渓するが、朝早く西向きで日の差さない谷は寒く、水に入ろうという気が起
こらない。まずは腹ごしらえをしてからだ。
出合からすぐに現われる5m滝はフルシャワー覚悟なら登れるが、右からあっさり巻いてしまった。ひょっとした
ら本日の核心部は早くも終了かも。
この谷は両岸どちらかに段丘があり杣道が続いているので、その気になればほとんど足を濡らさず歩くことも
可能だろう。
左岸に大規模な山抜けが発生していた。50mぐらいの幅で、見上げても崩落の頂点は見えない。(後で七曜
岳の山頂から見ることができたが、恐ろしく規模のでかい山抜けだった。)
[attachment=6]P9120059_1.JPG[/attachment]
左岸の支流に3段20mはあると思われる滝が落ちている。これが本流にあれば見事なのだが。オソゴヤ谷の
本流はスケールは小さいながらも美しい流れが続く。
5mほどの滝の上に伐採された丸太が引っ掛かっている。と思って上がってみると、ドラム缶だった。この谷には
植林小屋があり、谷筋は自然林が残されているが両岸の尾根は植林が進んでいる。木材搬出に使ったであろ
うワイヤーが流れのあちこちに落ちていて美観を損ねているのが残念だ。
[attachment=5]P9120065_1.JPG[/attachment]
ボロボロの植林小屋を左に見ると早くも核心部は終了。小屋の周囲は一升瓶の破片や生活ゴミが散乱して
いる。北に向きを変えて、急傾斜のガレた谷を詰め上げると尾根に出たがどうも様子がおかしい。最後の最後
で予定より左に入ったようだ。70mほど余分に登ってしまったようで、予定の鞍部まで一旦下る。手前でシャク
ナゲの激ヤブが行く手を阻んだが、右斜面を探すと踏み跡があったので事なきを得た。
予定の鞍部は草原にブナの立ついいところだ。ここへ出たかった。
ここから奥駈道まで標高差は100m。尾根を塞ぐ岩壁基部を右に斜上、急登しばしで傾斜が緩む。
ヒザ下高のササの林床をかき分けて進むとロープが見えた。奥駈道から間違えてこちらへ入らないためのもの
だ。ここは国見岳の直下。登山道は山頂を通らずに巻いている。
[attachment=0]P9120124_1.JPG[/attachment]
分岐から山頂までは5分もかからない。1655mの国見岳の山頂は樹林に囲まれたまったく平凡な場所だ。20
年以上前に一度来ているはずだがまるで記憶がない。
あまりいい場所でもないが、この先の縦走路で日陰がないとマズいと思い、ここでランチタイムとする。
当初計画ではここから大普賢岳を往復するはずだったが、とてもそんな気力はなくなってしまった。
行者還方面から盛んにあまり上手いとは言えない法螺貝の音が聞こえてくる。行者が歩いているのだろう。
そう言えば大峰山寺はもうすぐ戸閉式。修験シーズンも間もなく終了だ。
食後のコーヒーで寛いでいると単独者が上がって来た。この近辺をよく歩いているようで、バリゴヤの話題等
で話が弾んだ。オソゴヤ谷も何度か歩いているらしい。水太谷から来た彼は大普賢方面へ去って行った。
[attachment=4]P9120147_1.JPG[/attachment]
国見岳から七曜岳への道は、尾根を絡んで斜面に付けられているところが多いので、稜線歩きという感覚は
ない。ハシゴや鎖場もあって変化に富んでいる。ほとんどが樹林帯の中で日蔭がないなんて心配は無用だった。
大普賢岳の四兄弟を眺める好展望の場所もあり、楽しい登山道である。途中、稚児泊という行場で行者が休ん
でいた。先ほどの法螺貝の主だろうか。
[attachment=3]P9120161_1.JPG[/attachment]
七曜岳1584mの山頂は狭く、先客2人で満員御礼状態だ。弥山や稲村ヶ岳方面の眺めが素晴らしく、大台ヶ
原の山並みもダイナミックだ。オソゴヤ谷の山抜けの様子もはっきりとわかった。
無双洞への分岐を見送る。前に来た時は大普賢岳から来てここを下る周回ルートだったので、ここから行者還
岳手前までは未踏のはずだ。はずだというのは、学生時代に行者還から行ける所までとこちらへ進んできたの
だが、どの辺でやめたのか覚えていないのだ。いずれにせよ無雪期に歩くのは初めて。新鮮な風景であること
は間違いない。
行者還岳への稜線はブナ林が素晴らしい。特に中間の1485mピークあたりはなかなかの雰囲気だ。ここまで
我慢すればもっと気持ち良くランチタイムを過ごせただろう。
しかし振り返ってみれば、ここまでほとんど日当たりのいい場所はなかった。日蔭のない心配をしていたのがバ
カみたいである。
行者還岳1546mの山頂も樹林の中だが、南の端へ踏み跡を辿ると岩壁上の展望台に出る。真下に小屋の屋
根が見え、足元はスッパリと切れ落ちている。正面には布引谷と聖宝谷の先に弥山の巨躯が貫録十分だ。
分岐まで戻って小屋への巻き道に入る。壊れかけのハシゴは健在(変な表現だが)で、水場も上からホースを引
いて十分な水を得ることができる。
[attachment=2]P9120210_1.JPG[/attachment]
行者還の小屋は10数年前に建て替えられたもので、非常に清潔に保たれている。一度泊まってみたいと思わ
せるいい小屋である。学生時代、厳冬期に老朽化した小屋の中でテントを張ってもまだ寒く、ほとんど眠れない
まま朝を迎えたことを思い出す。あの時はずいぶん時間の経つのが遅く感じたものだ。
小屋から2分ばかり歩くと天川辻。ここは東側の上北山村天ヶ瀬から西側の天川村川合へ越える峠だ。
ここから小坪谷へ向かって下るのだが、この道がなかなか良かった。美しい樹林の中に歩きやすい道が付けら
れている。歩きやすいと感じるかどうかは個人差があるが。
一度は歩いているはずの道だが、それは恐らく43年前の高校時代の春山合宿の時だ。その頃の方が道はしっ
かりしていたはずである。今はやや荒れた部分もあるものの、マーキングも多いので迷うことはない。
昔からある天理大ワンゲルの黄色い標識を見るとなぜか安心感を覚える。台高や大峰の縦走路であの標識を
見るたびに、「ああ、間違ってない。」と安堵したものだ。
[attachment=1]P9120239_1.JPG[/attachment]
小坪谷の美しい流れに出るとゴールは近い。吊橋を渡って国道(と言ってもほとんど林道のような道だ)を出発
地の大川口へ向かう。吊橋の付近で左から合流してきた布引谷に沿って国道を歩く。
川面を見ながら歩いていると気付くのは、前鬼川の10m滝の上のような広いナメが、どこまでも延々と続いてい
ることだ。この国道ができる前は素晴らしい渓谷美を誇っていたことだろう。
そんなことを考えながら歩けば、退屈なはずの舗装された国道歩きも楽しいものだった。
山日和
【大峰】オソゴヤ谷から国見岳・行者還岳へ
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Re: 【大峰】オソゴヤ谷から国見岳・行者還岳へ
山日和さん こんばんは
奈良県天川村を流れる川迫川は神童子谷を源流として稲村ヶ岳から流下している。
オソゴヤ谷はその支流のひとつの小さな谷である。滝としては5mのものが最初に現われるだけで、
後は2~3mの滝と呼ぶのも憚られる小さなものがあるだけだ。
まったくゴルジュが無いのも大峰の谷らしくない癒し系の谷と言える。
オソゴヤ谷というのは、そんな癒しの谷なんですか。
赤井谷の源流以外はどこも結構な谷ばかりと思ってました。
出合からすぐに現われる5m滝はフルシャワー覚悟なら登れるが、右からあっさり巻いてしまった。
ひょっとしたら本日の核心部は早くも終了かも。
この谷は両岸どちらかに段丘があり杣道が続いているので、
その気になればほとんど足を濡らさず歩くことも可能だろう。
ワシ向きな谷の気がしますけど。
それとも、山日和辞書変換に落とし穴があるのかな。
北に向きを変えて、急傾斜のガレた谷を詰め上げると尾根に出たがどうも様子がおかしい。
最後の最後で予定より左に入ったようだ。70mほど余分に登ってしまったようで、予定の鞍部まで一旦下る。
予定の鞍部は草原にブナの立ついいところだ。ここへ出たかった。
最後のツメ上がりはやっぱり急登ですか。
地形図を見ると、目的のコルはいい感じのところに思えますね。
ここから奥駈道まで標高差は100m。尾根を塞ぐ岩壁基部を右に斜上、急登しばしで傾斜が緩む。
地形図では、岩壁が連なって登路を阻んでいるように見えますが、岩壁の基部はうまく通れるのですか。
「大峰の嵓は、鈴鹿みたいなわけにいかない。」というのは、
山日和師匠に何度も叩き込まれましたからね。
ここは国見岳の直下。登山道は山頂を通らずに巻いている。
分岐から山頂までは5分もかからない。1655mの国見岳の山頂は樹林に囲まれたまったく平凡な場所だ。
20年以上前に一度来ているはずだがまるで記憶がない。
国見岳から七曜岳への道は、尾根を絡んで斜面に付けられているところが多いので、稜線歩きという感覚はない。
ハシゴや鎖場もあって変化に富んでいる。
ワシも、ちょうど20年前の秋に、和佐又から大普賢岳~国見~七曜~無双洞の周回をしているのですが、
大普賢岳から七曜岳の間が全然記憶に残ってないのです。
無双洞の洞穴に、ヘルメットとヘッドランプで這って入ったことはよく覚えてるんですが。
登山道は国見岳の山頂を巻いているのなら、ワシはそのとき山頂を通ってないのかな。
それとも、山頂へ折り返しピストン式の道があるんですかね。
七曜岳1584mの山頂は狭く、先客2人で満員御礼状態だ。無双洞への分岐を見送る。
前に来た時は大普賢岳から来てここを下る周回ルートだったので、ここから行者還岳手前までは未踏のはずだ。
ワシも、ここから行者還岳までは未踏になっています。
行者還岳への稜線はブナ林が素晴らしい。特に中間の1485mピークあたりはなかなかの雰囲気だ。
ここまで我慢すればもっと気持ち良くランチタイムを過ごせただろう。
このあたり、典型的な大峰らしい雰囲気なんでしょうね。
行者還岳1546mの山頂も樹林の中だが、南の端へ踏み跡を辿ると岩壁上の展望台に出る。
真下に小屋の屋根が見え、足元はスッパリと切れ落ちている。
行者還の小屋は10数年前に建て替えられたもので、非常に清潔に保たれている。
一度泊まってみたいと思わせるいい小屋である。
2004年1月に山日和さん、とっちゃんと3人で行者還岳に登ったときの小屋は、
新築して間もなかったんですね。
小屋から2分ばかり歩くと天川辻。
ここは東側の上北山村天ヶ瀬から西側の天川村川合へ越える峠だ。
ここから小坪谷へ向かって下るのだが、この道がなかなか良かった。
美しい樹林の中に歩きやすい道が付けられている。歩きやすいと感じるかどうかは個人差があるが。
前回は冬だから大川口へ直接つながる道の往復だったけど、
同じ天川辻から小坪谷に降りる道もあったんですね。
この道のほうがよさそうな感じ。
小坪谷の美しい流れに出るとゴールは近い。
川面を見ながら歩いていると気付くのは、
前鬼川の10m滝の上のような広いナメが、どこまでも延々と続いていることだ。
この国道ができる前は素晴らしい渓谷美を誇っていたことだろう。
お疲れさまでした。
道があるからこそ享受できるアプローチの利便があるし、一長一短というところですか。
ワシ、大峰山系は昔はちょくちょく行ってたのに最近全然登っていません。
記録を見ると、なんと、その2004年1月の行者還岳がラストでした。
レポを読んで、昔、そのあたりウロウロしてたときのことを、いろいろ思い出します。
天川辻と一ノ垰の間も未踏なので、歩きに行きたくなりました。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
奈良県天川村を流れる川迫川は神童子谷を源流として稲村ヶ岳から流下している。
オソゴヤ谷はその支流のひとつの小さな谷である。滝としては5mのものが最初に現われるだけで、
後は2~3mの滝と呼ぶのも憚られる小さなものがあるだけだ。
まったくゴルジュが無いのも大峰の谷らしくない癒し系の谷と言える。
オソゴヤ谷というのは、そんな癒しの谷なんですか。
赤井谷の源流以外はどこも結構な谷ばかりと思ってました。
出合からすぐに現われる5m滝はフルシャワー覚悟なら登れるが、右からあっさり巻いてしまった。
ひょっとしたら本日の核心部は早くも終了かも。
この谷は両岸どちらかに段丘があり杣道が続いているので、
その気になればほとんど足を濡らさず歩くことも可能だろう。
ワシ向きな谷の気がしますけど。
それとも、山日和辞書変換に落とし穴があるのかな。
北に向きを変えて、急傾斜のガレた谷を詰め上げると尾根に出たがどうも様子がおかしい。
最後の最後で予定より左に入ったようだ。70mほど余分に登ってしまったようで、予定の鞍部まで一旦下る。
予定の鞍部は草原にブナの立ついいところだ。ここへ出たかった。
最後のツメ上がりはやっぱり急登ですか。
地形図を見ると、目的のコルはいい感じのところに思えますね。
ここから奥駈道まで標高差は100m。尾根を塞ぐ岩壁基部を右に斜上、急登しばしで傾斜が緩む。
地形図では、岩壁が連なって登路を阻んでいるように見えますが、岩壁の基部はうまく通れるのですか。
「大峰の嵓は、鈴鹿みたいなわけにいかない。」というのは、
山日和師匠に何度も叩き込まれましたからね。
ここは国見岳の直下。登山道は山頂を通らずに巻いている。
分岐から山頂までは5分もかからない。1655mの国見岳の山頂は樹林に囲まれたまったく平凡な場所だ。
20年以上前に一度来ているはずだがまるで記憶がない。
国見岳から七曜岳への道は、尾根を絡んで斜面に付けられているところが多いので、稜線歩きという感覚はない。
ハシゴや鎖場もあって変化に富んでいる。
ワシも、ちょうど20年前の秋に、和佐又から大普賢岳~国見~七曜~無双洞の周回をしているのですが、
大普賢岳から七曜岳の間が全然記憶に残ってないのです。
無双洞の洞穴に、ヘルメットとヘッドランプで這って入ったことはよく覚えてるんですが。
登山道は国見岳の山頂を巻いているのなら、ワシはそのとき山頂を通ってないのかな。
それとも、山頂へ折り返しピストン式の道があるんですかね。
七曜岳1584mの山頂は狭く、先客2人で満員御礼状態だ。無双洞への分岐を見送る。
前に来た時は大普賢岳から来てここを下る周回ルートだったので、ここから行者還岳手前までは未踏のはずだ。
ワシも、ここから行者還岳までは未踏になっています。
行者還岳への稜線はブナ林が素晴らしい。特に中間の1485mピークあたりはなかなかの雰囲気だ。
ここまで我慢すればもっと気持ち良くランチタイムを過ごせただろう。
このあたり、典型的な大峰らしい雰囲気なんでしょうね。
行者還岳1546mの山頂も樹林の中だが、南の端へ踏み跡を辿ると岩壁上の展望台に出る。
真下に小屋の屋根が見え、足元はスッパリと切れ落ちている。
行者還の小屋は10数年前に建て替えられたもので、非常に清潔に保たれている。
一度泊まってみたいと思わせるいい小屋である。
2004年1月に山日和さん、とっちゃんと3人で行者還岳に登ったときの小屋は、
新築して間もなかったんですね。
小屋から2分ばかり歩くと天川辻。
ここは東側の上北山村天ヶ瀬から西側の天川村川合へ越える峠だ。
ここから小坪谷へ向かって下るのだが、この道がなかなか良かった。
美しい樹林の中に歩きやすい道が付けられている。歩きやすいと感じるかどうかは個人差があるが。
前回は冬だから大川口へ直接つながる道の往復だったけど、
同じ天川辻から小坪谷に降りる道もあったんですね。
この道のほうがよさそうな感じ。
小坪谷の美しい流れに出るとゴールは近い。
川面を見ながら歩いていると気付くのは、
前鬼川の10m滝の上のような広いナメが、どこまでも延々と続いていることだ。
この国道ができる前は素晴らしい渓谷美を誇っていたことだろう。
お疲れさまでした。
道があるからこそ享受できるアプローチの利便があるし、一長一短というところですか。
ワシ、大峰山系は昔はちょくちょく行ってたのに最近全然登っていません。
記録を見ると、なんと、その2004年1月の行者還岳がラストでした。
レポを読んで、昔、そのあたりウロウロしてたときのことを、いろいろ思い出します。
天川辻と一ノ垰の間も未踏なので、歩きに行きたくなりました。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【大峰】オソゴヤ谷から国見岳・行者還岳へ
洞吹さん、どうもです。
オソゴヤ谷というのは、そんな癒しの谷なんですか。
赤井谷の源流以外はどこも結構な谷ばかりと思ってました。
たまにはそんな谷もありますね。
[attachment=3]P9120073_1_1.JPG[/attachment]
ワシ向きな谷の気がしますけど。
それとも、山日和辞書変換に落とし穴があるのかな。
これはまったく変換不要。額面通り受け取ってもらって結構です。
最後のツメ上がりはやっぱり急登ですか。
地形図を見ると、目的のコルはいい感じのところに思えますね。
かなり急ですね。フラフラでした。当初予定のコルはとてもいいところです。
[attachment=2]P9120108_1.JPG[/attachment]
地形図では、岩壁が連なって登路を阻んでいるように見えますが、岩壁の基部はうまく通れるのですか。
「大峰の嵓は、鈴鹿みたいなわけにいかない。」というのは、
山日和師匠に何度も叩き込まれましたからね。
地形図では岩壁記号が尾根南側に続いていますが、実際は尾根芯の左半分が岩壁になっていました。(南側は見えなかっただけかもですが)
ここは右側の土の斜面を上がって行けます。踏み跡・けもの道もしっかりあります。かなり急ですが、10分ほどの辛抱ですね。
[attachment=0]P9120118_1.JPG[/attachment]
ワシも、ちょうど20年前の秋に、和佐又から大普賢岳~国見~七曜~無双洞の周回をしているのですが、
大普賢岳から七曜岳の間が全然記憶に残ってないのです。
無双洞の洞穴に、ヘルメットとヘッドランプで這って入ったことはよく覚えてるんですが。
登山道は国見岳の山頂を巻いているのなら、ワシはそのとき山頂を通ってないのかな。
それとも、山頂へ折り返しピストン式の道があるんですかね。
あの区間は人の記憶を消す装置があるんですかねえ。(^^ゞ
あの近辺は岩稜帯を歩いたような気がしてたんですが、実際はずっと樹林の中。
国見岳は山頂西側斜面に道がありますが、尾根上にも踏み跡が続いていました。
>七曜岳1584mの山頂は狭く、先客2人で満員御礼状態だ。無双洞への分岐を見送る。
前に来た時は大普賢岳から来てここを下る周回ルートだったので、ここから行者還岳手前までは未踏のはずだ。
ワシも、ここから行者還岳までは未踏になっています。
この区間を歩くルートというのは設定しにくいのではと思います。
一方通行の縦走か、水太谷から天川辻の周回か。この周回は普通は考えないでしょうねえ。
このあたり、典型的な大峰らしい雰囲気なんでしょうね。
そうですね。でもホントに典型的な大峰の雰囲気は針葉樹林だと思っています。
[attachment=1]P9120180_1.JPG[/attachment]
2004年1月に山日和さん、とっちゃんと3人で行者還岳に登ったときの小屋は、
新築して間もなかったんですね。
そうそう。真新しい小屋でお茶を点ててくれましたね~
前回は冬だから大川口へ直接つながる道の往復だったけど、
同じ天川辻から小坪谷に降りる道もあったんですね。
この道のほうがよさそうな感じ。
前回は関電の巡視路でしたが、送電線も鉄塔も撤去されたようです。
小坪谷への道の方が雰囲気はいいですね。
お疲れさまでした。
道があるからこそ享受できるアプローチの利便があるし、一長一短というところですか。
ワシ、大峰山系は昔はちょくちょく行ってたのに最近全然登っていません。
記録を見ると、なんと、その2004年1月の行者還岳がラストでした。
レポを読んで、昔、そのあたりウロウロしてたときのことを、いろいろ思い出します。
天川辻と一ノ垰の間も未踏なので、歩きに行きたくなりました。
なんせ近いです。家から100キロぐらいしかないしね。交通費も安上がり。
私も福井や岐阜の方ばかり目が向いていますが、やっぱり大峰はいいですね~(^^♪
山日和
オソゴヤ谷というのは、そんな癒しの谷なんですか。
赤井谷の源流以外はどこも結構な谷ばかりと思ってました。
たまにはそんな谷もありますね。
[attachment=3]P9120073_1_1.JPG[/attachment]
ワシ向きな谷の気がしますけど。
それとも、山日和辞書変換に落とし穴があるのかな。
これはまったく変換不要。額面通り受け取ってもらって結構です。
最後のツメ上がりはやっぱり急登ですか。
地形図を見ると、目的のコルはいい感じのところに思えますね。
かなり急ですね。フラフラでした。当初予定のコルはとてもいいところです。
[attachment=2]P9120108_1.JPG[/attachment]
地形図では、岩壁が連なって登路を阻んでいるように見えますが、岩壁の基部はうまく通れるのですか。
「大峰の嵓は、鈴鹿みたいなわけにいかない。」というのは、
山日和師匠に何度も叩き込まれましたからね。
地形図では岩壁記号が尾根南側に続いていますが、実際は尾根芯の左半分が岩壁になっていました。(南側は見えなかっただけかもですが)
ここは右側の土の斜面を上がって行けます。踏み跡・けもの道もしっかりあります。かなり急ですが、10分ほどの辛抱ですね。
[attachment=0]P9120118_1.JPG[/attachment]
ワシも、ちょうど20年前の秋に、和佐又から大普賢岳~国見~七曜~無双洞の周回をしているのですが、
大普賢岳から七曜岳の間が全然記憶に残ってないのです。
無双洞の洞穴に、ヘルメットとヘッドランプで這って入ったことはよく覚えてるんですが。
登山道は国見岳の山頂を巻いているのなら、ワシはそのとき山頂を通ってないのかな。
それとも、山頂へ折り返しピストン式の道があるんですかね。
あの区間は人の記憶を消す装置があるんですかねえ。(^^ゞ
あの近辺は岩稜帯を歩いたような気がしてたんですが、実際はずっと樹林の中。
国見岳は山頂西側斜面に道がありますが、尾根上にも踏み跡が続いていました。
>七曜岳1584mの山頂は狭く、先客2人で満員御礼状態だ。無双洞への分岐を見送る。
前に来た時は大普賢岳から来てここを下る周回ルートだったので、ここから行者還岳手前までは未踏のはずだ。
ワシも、ここから行者還岳までは未踏になっています。
この区間を歩くルートというのは設定しにくいのではと思います。
一方通行の縦走か、水太谷から天川辻の周回か。この周回は普通は考えないでしょうねえ。
このあたり、典型的な大峰らしい雰囲気なんでしょうね。
そうですね。でもホントに典型的な大峰の雰囲気は針葉樹林だと思っています。
[attachment=1]P9120180_1.JPG[/attachment]
2004年1月に山日和さん、とっちゃんと3人で行者還岳に登ったときの小屋は、
新築して間もなかったんですね。
そうそう。真新しい小屋でお茶を点ててくれましたね~
前回は冬だから大川口へ直接つながる道の往復だったけど、
同じ天川辻から小坪谷に降りる道もあったんですね。
この道のほうがよさそうな感じ。
前回は関電の巡視路でしたが、送電線も鉄塔も撤去されたようです。
小坪谷への道の方が雰囲気はいいですね。
お疲れさまでした。
道があるからこそ享受できるアプローチの利便があるし、一長一短というところですか。
ワシ、大峰山系は昔はちょくちょく行ってたのに最近全然登っていません。
記録を見ると、なんと、その2004年1月の行者還岳がラストでした。
レポを読んで、昔、そのあたりウロウロしてたときのことを、いろいろ思い出します。
天川辻と一ノ垰の間も未踏なので、歩きに行きたくなりました。
なんせ近いです。家から100キロぐらいしかないしね。交通費も安上がり。
私も福井や岐阜の方ばかり目が向いていますが、やっぱり大峰はいいですね~(^^♪
山日和
Re: 【大峰】オソゴヤ谷から国見岳・行者還岳へ
山日和さん、おはようございます。
何だかまた寂しい掲示板になっているような。
大峰山脈の報告も新しい掲示板になってからはあまり見かけないですし。
かくいう私も数えるほどしか行ったことはありませんけど。
今回の山日和さんのコースでは一部だけ判る程度ですので、まともなレスが出来なくてすいません。
2011年の8月13日に行者還の宿に泊まっています。
何をする為に行ったかというと、涼しいところで寝てみたかったんだと思います。
本来は奥駈けする人のための避難小屋でしょうから、間違った使い方だったかもしれません。
でも当日はお盆休みにもかかわらず、一人きりの寂しい夜を過ごしました。
翌年の7月8日に和佐又山ヒュッテから無双洞、七曜岳、国見岳、大普賢岳の周回をやっています。
未だ数年前のことですのに、既に遠い昔のような感じがして。
知っているメインルートだけでも素晴らしいことは判っているのに、最近の私には此処へ行くのも遠征だったりで。
またそんな気になる時が来ればいいのですが・・・
何だかまた寂しい掲示板になっているような。
大峰山脈の報告も新しい掲示板になってからはあまり見かけないですし。
かくいう私も数えるほどしか行ったことはありませんけど。
今回の山日和さんのコースでは一部だけ判る程度ですので、まともなレスが出来なくてすいません。
2011年の8月13日に行者還の宿に泊まっています。
何をする為に行ったかというと、涼しいところで寝てみたかったんだと思います。
本来は奥駈けする人のための避難小屋でしょうから、間違った使い方だったかもしれません。
でも当日はお盆休みにもかかわらず、一人きりの寂しい夜を過ごしました。
翌年の7月8日に和佐又山ヒュッテから無双洞、七曜岳、国見岳、大普賢岳の周回をやっています。
未だ数年前のことですのに、既に遠い昔のような感じがして。
知っているメインルートだけでも素晴らしいことは判っているのに、最近の私には此処へ行くのも遠征だったりで。
またそんな気になる時が来ればいいのですが・・・
落第忍者
Re: 【大峰】オソゴヤ谷から国見岳・行者還岳へ
落忍さん、どうもです。
何だかまた寂しい掲示板になっているような。
大峰山脈の報告も新しい掲示板になってからはあまり見かけないですし。
かくいう私も数えるほどしか行ったことはありませんけど。
今回の山日和さんのコースでは一部だけ判る程度ですので、まともなレスが出来なくてすいません。
次のオフ会でまたハッパかけないといけませんねえ。
ここの住人(三重県や岐阜・愛知の人)にとっては大峰は遠い山なんでしょうね。上野からだとそうでもないけど。
台高でもほとんどが三重県側からですしね。
私にとってはアプローチの短い便利な山です。
2011年の8月13日に行者還の宿に泊まっています。
何をする為に行ったかというと、涼しいところで寝てみたかったんだと思います。
本来は奥駈けする人のための避難小屋でしょうから、間違った使い方だったかもしれません。
でも当日はお盆休みにもかかわらず、一人きりの寂しい夜を過ごしました。
なるほど、確かに涼しかったでしょう。
あの小屋は登山者用だと思いますよ。まあ、そうでなくても泊ってはいけないとは書いてないんだから気にする必要はありません。
しかしホントに清潔な気持ちのいい小屋なんだけど、盆休みでも無人でしたか。
[attachment=0]P9120213_1.JPG[/attachment][attachment=1]P9120212_1.JPG[/attachment]
翌年の7月8日に和佐又山ヒュッテから無双洞、七曜岳、国見岳、大普賢岳の周回をやっています。
未だ数年前のことですのに、既に遠い昔のような感じがして。
知っているメインルートだけでも素晴らしいことは判っているのに、最近の私には此処へ行くのも遠征だったりで。
またそんな気になる時が来ればいいのですが・・・
そんなお爺さんみたいなこと言ってちゃダメですよ。
こういうレポをきっかけにまた出かけて下さいね。
山日和
何だかまた寂しい掲示板になっているような。
大峰山脈の報告も新しい掲示板になってからはあまり見かけないですし。
かくいう私も数えるほどしか行ったことはありませんけど。
今回の山日和さんのコースでは一部だけ判る程度ですので、まともなレスが出来なくてすいません。
次のオフ会でまたハッパかけないといけませんねえ。
ここの住人(三重県や岐阜・愛知の人)にとっては大峰は遠い山なんでしょうね。上野からだとそうでもないけど。
台高でもほとんどが三重県側からですしね。
私にとってはアプローチの短い便利な山です。
2011年の8月13日に行者還の宿に泊まっています。
何をする為に行ったかというと、涼しいところで寝てみたかったんだと思います。
本来は奥駈けする人のための避難小屋でしょうから、間違った使い方だったかもしれません。
でも当日はお盆休みにもかかわらず、一人きりの寂しい夜を過ごしました。
なるほど、確かに涼しかったでしょう。
あの小屋は登山者用だと思いますよ。まあ、そうでなくても泊ってはいけないとは書いてないんだから気にする必要はありません。
しかしホントに清潔な気持ちのいい小屋なんだけど、盆休みでも無人でしたか。
[attachment=0]P9120213_1.JPG[/attachment][attachment=1]P9120212_1.JPG[/attachment]
翌年の7月8日に和佐又山ヒュッテから無双洞、七曜岳、国見岳、大普賢岳の周回をやっています。
未だ数年前のことですのに、既に遠い昔のような感じがして。
知っているメインルートだけでも素晴らしいことは判っているのに、最近の私には此処へ行くのも遠征だったりで。
またそんな気になる時が来ればいいのですが・・・
そんなお爺さんみたいなこと言ってちゃダメですよ。
こういうレポをきっかけにまた出かけて下さいね。
山日和
Re: 【大峰】オソゴヤ谷から国見岳・行者還岳へ
山日和さん、おこんばんわ~(=^_^=)。
久しぶりの大峯訪問ですね、オフで発破かけられバラバラになると困るのでf(^^;)
奈良県天川村を流れる川迫川は神童子谷を源流として稲村ヶ岳から流下している。オソゴヤ谷はその支流
のひとつの小さな谷である。滝としては5mのものが最初に現われるだけで、後は2~3mの滝と呼ぶのも憚ら
れる小さなものがあるだけだ。まったくゴルジュが無いのも大峰の谷らしくない癒し系の谷と言える。
沢登りを楽しむというよりは、大峰奥駈道の国見岳へのバリエーションルートとして捉えればいいかもしれない。
沢歩きを楽しめそう谷ですね。4年前に水太谷~大普賢を時計回りしたけど無双洞から稜線までの雰囲気よかったです。
分岐から山頂までは5分もかからない。1655mの国見岳の山頂は樹林に囲まれたまったく平凡な場所だ。20
年以上前に一度来ているはずだがまるで記憶がない。
あまりいい場所でもないが、この先の縦走路で日陰がないとマズいと思い、ここでランチタイムとする。
当初計画ではここから大普賢岳を往復するはずだったが、とてもそんな気力はなくなってしまった。
行者還方面から盛んにあまり上手いとは言えない法螺貝の音が聞こえてくる。行者が歩いているのだろう。
そう言えば大峰山寺はもうすぐ戸閉式。修験シーズンも間もなく終了だ。
国見岳までの岩稜帯歩きは平凡な稜線歩きとは違ったのでこの付近の情景は記憶に残っています。
しかし、大普賢岳往復を予定してたなんてさすがです!。水太谷時計回りの時、行者還岳往復しましたが、今はそんな気力おまへんY(>_<、)Y
国見岳から七曜岳への道は、尾根を絡んで斜面に付けられているところが多いので、稜線歩きという感覚は
ない。ハシゴや鎖場もあって変化に富んでいる。ほとんどが樹林帯の中で日蔭がないなんて心配は無用だった。
大普賢岳の四兄弟を眺める好展望の場所もあり、楽しい登山道である。途中、稚児泊という行場で行者が休ん
でいた。先ほどの法螺貝の主だろうか。
稚児泊は大昔に小屋などあったのでしたっけ?ここだけやけに広い台地があるやん!なんて思いました。
法螺の主はやっぱ洞吹さん?
七曜岳1584mの山頂は狭く、先客2人で満員御礼状態だ。弥山や稲村ヶ岳方面の眺めが素晴らしく、大台ヶ
原の山並みもダイナミックだ。オソゴヤ谷の山抜けの様子もはっきりとわかった。
無双洞への分岐を見送る。前に来た時は大普賢岳から来てここを下る周回ルートだったので、ここから行者還
岳手前までは未踏のはずだ。はずだというのは、学生時代に行者還から行ける所までとこちらへ進んできたの
だが、どの辺でやめたのか覚えていないのだ。いずれにせよ無雪期に歩くのは初めて。新鮮な風景であること
は間違いない。
ここの山頂は薊岳に似ていますね。
ヤンキー行者還も歩く!ですね
行者還の小屋は10数年前に建て替えられたもので、非常に清潔に保たれている。一度泊まってみたいと思わ
せるいい小屋である。学生時代、厳冬期に老朽化した小屋の中でテントを張ってもまだ寒く、ほとんど眠れない
まま朝を迎えたことを思い出す。あの時はずいぶん時間の経つのが遅く感じたものだ。
昔からある天理大ワンゲルの黄色い標識を見るとなぜか安心感を覚える。台高や大峰の縦走路であの標識を
見るたびに、「ああ、間違ってない。」と安堵したものだ。
ここの小屋の中が散らかったり汚れたりしてるのを見た事がない、大峯の小屋はホント大事に使われ清掃されていますね。
天理大ワンゲルの黄色い標識も、当時でしたらかなり奥深い所を歩いていたのだと感心いたします。
小坪谷の美しい流れに出るとゴールは近い。吊橋を渡って国道(と言ってもほとんど林道のような道だ)を出発
地の大川口へ向かう。吊橋の付近で左から合流してきた布引谷に沿って国道を歩く。
川面を見ながら歩いていると気付くのは、前鬼川の10m滝の上のような広いナメが、どこまでも延々と続いてい
ることだ。この国道ができる前は素晴らしい渓谷美を誇っていたことだろう。
そんなことを考えながら歩けば、退屈なはずの舗装された国道歩きも楽しいものだった。
小坪谷に降りたった時、キラキラ光るブツがたくさんあった事と思います。ブームになったときドワーと人が押し寄せて斜面を
ほじくり返しまくったそうです。この山域はいろんなお宝が眠ってる~。
吊橋付近は国道、下流に行けばガードレールの支柱が車に擦られ川にせり出された酷道!天川から入るには
一般車両保険に加入したほうがいいでしょうf(^^;)。
又、お奈良にお越しやす~
久しぶりの大峯訪問ですね、オフで発破かけられバラバラになると困るのでf(^^;)
奈良県天川村を流れる川迫川は神童子谷を源流として稲村ヶ岳から流下している。オソゴヤ谷はその支流
のひとつの小さな谷である。滝としては5mのものが最初に現われるだけで、後は2~3mの滝と呼ぶのも憚ら
れる小さなものがあるだけだ。まったくゴルジュが無いのも大峰の谷らしくない癒し系の谷と言える。
沢登りを楽しむというよりは、大峰奥駈道の国見岳へのバリエーションルートとして捉えればいいかもしれない。
沢歩きを楽しめそう谷ですね。4年前に水太谷~大普賢を時計回りしたけど無双洞から稜線までの雰囲気よかったです。
分岐から山頂までは5分もかからない。1655mの国見岳の山頂は樹林に囲まれたまったく平凡な場所だ。20
年以上前に一度来ているはずだがまるで記憶がない。
あまりいい場所でもないが、この先の縦走路で日陰がないとマズいと思い、ここでランチタイムとする。
当初計画ではここから大普賢岳を往復するはずだったが、とてもそんな気力はなくなってしまった。
行者還方面から盛んにあまり上手いとは言えない法螺貝の音が聞こえてくる。行者が歩いているのだろう。
そう言えば大峰山寺はもうすぐ戸閉式。修験シーズンも間もなく終了だ。
国見岳までの岩稜帯歩きは平凡な稜線歩きとは違ったのでこの付近の情景は記憶に残っています。
しかし、大普賢岳往復を予定してたなんてさすがです!。水太谷時計回りの時、行者還岳往復しましたが、今はそんな気力おまへんY(>_<、)Y
国見岳から七曜岳への道は、尾根を絡んで斜面に付けられているところが多いので、稜線歩きという感覚は
ない。ハシゴや鎖場もあって変化に富んでいる。ほとんどが樹林帯の中で日蔭がないなんて心配は無用だった。
大普賢岳の四兄弟を眺める好展望の場所もあり、楽しい登山道である。途中、稚児泊という行場で行者が休ん
でいた。先ほどの法螺貝の主だろうか。
稚児泊は大昔に小屋などあったのでしたっけ?ここだけやけに広い台地があるやん!なんて思いました。
法螺の主はやっぱ洞吹さん?
七曜岳1584mの山頂は狭く、先客2人で満員御礼状態だ。弥山や稲村ヶ岳方面の眺めが素晴らしく、大台ヶ
原の山並みもダイナミックだ。オソゴヤ谷の山抜けの様子もはっきりとわかった。
無双洞への分岐を見送る。前に来た時は大普賢岳から来てここを下る周回ルートだったので、ここから行者還
岳手前までは未踏のはずだ。はずだというのは、学生時代に行者還から行ける所までとこちらへ進んできたの
だが、どの辺でやめたのか覚えていないのだ。いずれにせよ無雪期に歩くのは初めて。新鮮な風景であること
は間違いない。
ここの山頂は薊岳に似ていますね。
ヤンキー行者還も歩く!ですね
行者還の小屋は10数年前に建て替えられたもので、非常に清潔に保たれている。一度泊まってみたいと思わ
せるいい小屋である。学生時代、厳冬期に老朽化した小屋の中でテントを張ってもまだ寒く、ほとんど眠れない
まま朝を迎えたことを思い出す。あの時はずいぶん時間の経つのが遅く感じたものだ。
昔からある天理大ワンゲルの黄色い標識を見るとなぜか安心感を覚える。台高や大峰の縦走路であの標識を
見るたびに、「ああ、間違ってない。」と安堵したものだ。
ここの小屋の中が散らかったり汚れたりしてるのを見た事がない、大峯の小屋はホント大事に使われ清掃されていますね。
天理大ワンゲルの黄色い標識も、当時でしたらかなり奥深い所を歩いていたのだと感心いたします。
小坪谷の美しい流れに出るとゴールは近い。吊橋を渡って国道(と言ってもほとんど林道のような道だ)を出発
地の大川口へ向かう。吊橋の付近で左から合流してきた布引谷に沿って国道を歩く。
川面を見ながら歩いていると気付くのは、前鬼川の10m滝の上のような広いナメが、どこまでも延々と続いてい
ることだ。この国道ができる前は素晴らしい渓谷美を誇っていたことだろう。
そんなことを考えながら歩けば、退屈なはずの舗装された国道歩きも楽しいものだった。
小坪谷に降りたった時、キラキラ光るブツがたくさんあった事と思います。ブームになったときドワーと人が押し寄せて斜面を
ほじくり返しまくったそうです。この山域はいろんなお宝が眠ってる~。
吊橋付近は国道、下流に行けばガードレールの支柱が車に擦られ川にせり出された酷道!天川から入るには
一般車両保険に加入したほうがいいでしょうf(^^;)。
又、お奈良にお越しやす~
piccolo
Re: 【大峰】オソゴヤ谷から国見岳・行者還岳へ
piccoloさん、どうもです。
久しぶりの大峯訪問ですね、オフで発破かけられバラバラになると困るのでf(^^;)
早速反応して頂きありがとさんです。
沢歩きを楽しめそう谷ですね。4年前に水太谷~大普賢を時計回りしたけど無双洞から稜線までの雰囲気よかったです。
楽しむにはあまりに短いですが・・・2時間ほどで終わっちゃいます。
国見岳までの岩稜帯歩きは平凡な稜線歩きとは違ったのでこの付近の情景は記憶に残っています。
しかし、大普賢岳往復を予定してたなんてさすがです!。水太谷時計回りの時、行者還岳往復しましたが、今はそんな気力おまへんY(>_<、)Y
岩稜帯歩きってありました? 大普賢は見た目にも近かったので行ってもよかったんだけど、早くビールを飲みたくて 。
[attachment=2]P9120155_1.JPG[/attachment]
稚児泊は大昔に小屋などあったのでしたっけ?ここだけやけに広い台地があるやん!なんて思いました。
法螺の主はやっぱ洞吹さん?
小屋は無かったと思いますよ。洞吹さん、こんなとこまで来てホラ吹いてたのね。
ここの山頂は薊岳に似ていますね。
ヤンキー行者還も歩く!ですね
言われてみればそうですね。
しかし後段はどういう意味や!!
[attachment=1]P9120159_1_1.JPG[/attachment]
ここの小屋の中が散らかったり汚れたりしてるのを見た事がない、大峯の小屋はホント大事に使われ清掃されていますね。
天理大ワンゲルの黄色い標識も、当時でしたらかなり奥深い所を歩いていたのだと感心いたします。
南部の小屋は新宮の会が整備されてるそうですが、ここはどこが管理してるのかな?
小坪谷に降りたった時、キラキラ光るブツがたくさんあった事と思います。ブームになったときドワーと人が押し寄せて斜面を
ほじくり返しまくったそうです。この山域はいろんなお宝が眠ってる~。
ほおっ、それは気が付きませんでした。砂金でも出たんでしょうか?
[attachment=0]P9120244_1.JPG[/attachment]
吊橋付近は国道、下流に行けばガードレールの支柱が車に擦られ川にせり出された酷道!天川から入るには
一般車両保険に加入したほうがいいでしょうf(^^;)。
ギクッ。実は数年にすれ違いでバックした時、横をギーッとやってしまいました。(車両保険加入済^^;)
そのトラウマで夏の昼間にこの酷道を走るのは遠慮してたのでした。(^_^;)
山日和
久しぶりの大峯訪問ですね、オフで発破かけられバラバラになると困るのでf(^^;)
早速反応して頂きありがとさんです。
沢歩きを楽しめそう谷ですね。4年前に水太谷~大普賢を時計回りしたけど無双洞から稜線までの雰囲気よかったです。
楽しむにはあまりに短いですが・・・2時間ほどで終わっちゃいます。
国見岳までの岩稜帯歩きは平凡な稜線歩きとは違ったのでこの付近の情景は記憶に残っています。
しかし、大普賢岳往復を予定してたなんてさすがです!。水太谷時計回りの時、行者還岳往復しましたが、今はそんな気力おまへんY(>_<、)Y
岩稜帯歩きってありました? 大普賢は見た目にも近かったので行ってもよかったんだけど、早くビールを飲みたくて 。
[attachment=2]P9120155_1.JPG[/attachment]
稚児泊は大昔に小屋などあったのでしたっけ?ここだけやけに広い台地があるやん!なんて思いました。
法螺の主はやっぱ洞吹さん?
小屋は無かったと思いますよ。洞吹さん、こんなとこまで来てホラ吹いてたのね。
ここの山頂は薊岳に似ていますね。
ヤンキー行者還も歩く!ですね
言われてみればそうですね。
しかし後段はどういう意味や!!
[attachment=1]P9120159_1_1.JPG[/attachment]
ここの小屋の中が散らかったり汚れたりしてるのを見た事がない、大峯の小屋はホント大事に使われ清掃されていますね。
天理大ワンゲルの黄色い標識も、当時でしたらかなり奥深い所を歩いていたのだと感心いたします。
南部の小屋は新宮の会が整備されてるそうですが、ここはどこが管理してるのかな?
小坪谷に降りたった時、キラキラ光るブツがたくさんあった事と思います。ブームになったときドワーと人が押し寄せて斜面を
ほじくり返しまくったそうです。この山域はいろんなお宝が眠ってる~。
ほおっ、それは気が付きませんでした。砂金でも出たんでしょうか?
[attachment=0]P9120244_1.JPG[/attachment]
吊橋付近は国道、下流に行けばガードレールの支柱が車に擦られ川にせり出された酷道!天川から入るには
一般車両保険に加入したほうがいいでしょうf(^^;)。
ギクッ。実は数年にすれ違いでバックした時、横をギーッとやってしまいました。(車両保険加入済^^;)
そのトラウマで夏の昼間にこの酷道を走るのは遠慮してたのでした。(^_^;)
山日和