【鈴鹿】竜の尻尾もつかめずリベンジ失敗
Posted: 2015年6月12日(金) 22:04
【山域】鈴鹿/太尾
【日付】6月7日(日)
【同行】なし
なんの面白味もないレポ(しかも周回遅れ?)なんですが、生存証明代わりにアップしますね。オフ会での約束もありますから…(^_-)
天気予報がズレて、日曜日が好天になりそうだ。オフ会から1週間しかたっていないが、ハードな山でなければ大丈夫だろう。例の4Kのお一人から遠くの山のお誘いがあったが、自信がなくて返事もしないまま、土曜日の夜は更けていく。
翌朝、結局向かったのは、鈴鹿。石榑トンネルに続くR421から茨川林道へ。この林道、しょっちゅう崩れていて、いったいどこまで通れるか…。水たまりや落石、路肩崩壊の悪路を時速20㎞でゴロゴロと進む。昨年の工事中箇所は一応完了しているが、道路の一部が茶屋川の河原と同じ高さのところもあり、梅雨時の集中豪雨でもあれば、元の木阿弥になりそうだ。
それでも、廃村茨川までは車で入れる。行き止まりはもう広場とは言えず、駐車スペースもない。なんとかUターンして林道を戻る。
[attachment=4]P6070038.jpg[/attachment]
さて、どこから取り付くか…。そうそう、今日は太尾から竜ヶ岳へ登るのだ。何年か前のこの時期、焼野から入って白谷の鞍部まで歩いた。長池辺りのシロモジの新緑が忘れられない。そういえばテラさんに似た二人連れに出会って言葉を交わしたなあ…。
その時は白谷越の先の花崗岩のザレ場に恐れをなして、恥ずかしながら撤退したのだった。なので、今日はそのリベンジ。竜ヶ岳からは静ヶ岳まで足を延ばし、西尾根を下るという分不相応な周回プランである。
「捕らぬ狸の…」とはよく言ったものだ。当時より体力も気力も衰退減退してるのだから敗退は目に見えてるはずなのに…。
今回は少し入口を変えて、折戸トンネルの少し先(北)、橋の手前の広場から尾根に取り付く。ちょっと急な斜面だが、植林の中でヤブもなく登りやすい――はずなんだけど、調子が出ない。息が切れて力が出ない。休み休み、写真など撮りながらのブラブラ歩きしかできない。
なんとか太尾の主稜線に載ったのはもう10時過ぎ。取付きから1時間半もかかっている。こんな調子では周回は無理やろなア…。考えてみれば、方針があいまいなんだ。茨川までの林道チェックに往復1時間以上もかかっている。それも計算に入れるなら、自宅出発ももっと早くしないと計算が合わない。
しかし、ここからは平坦な尾根歩き。・730の「ラビットマーカー」を確認して先に進む。長池は相変わらずヌタ場状態だ。アセビをかいくぐりながら、・770標高点は広いコバ。目の前に竜ヶ岳西尾根の・962ピークがガスに見え隠れしている。
[attachment=2]P6070078.jpg[/attachment]
[attachment=3]P6070069.jpg[/attachment]
なんとかここまで来たけど、登りになると心臓バクバク、足が上がらない。白谷鞍部への下り道はアセビに隠れてちょっと分りにくい。左に寄り気味にルート確認だけしとこ。木の葉越しにザレ場が見える。あれを通過しても、そのあとの急登が待っている。頑張って登っても上はガスの中…。無理することはない。いいお天気の時に出直そう。
引き返して、・770「竜望台地」(勝手に命名)で一休み。食欲はないけど、そろそろお昼前だ。一口ミニパンを2個食べる。これでは足りんなあ…。保冷バッグからミニ冷麺を引っ張り出す。(これだけやで!)と言い聞かせるが、冷麺の下に金色の缶が現れる。ダメダメ…、と呟きながら、しかし手は缶を救出している!(@_@。
[attachment=1]P6070102.jpg[/attachment]
たっぷり1時間は休んでから下山。長池にはモリアオガエルのアワアワ卵が4つ5つ…。池の水はわずかだけど、そのうち梅雨の雨で潤うのだろう。
[attachment=0]P6070073.jpg[/attachment]
通って来たばかりのルートなのに、行きと帰りでは感じが違う。一人旅は気楽なもんだが、体調やらルート判断やらに気を使う。それでも無事に駐車地に13時半。
どうやら当分、体調を気にしながらのテスト山行が続きそうだ。
~biwaco
【日付】6月7日(日)
【同行】なし
なんの面白味もないレポ(しかも周回遅れ?)なんですが、生存証明代わりにアップしますね。オフ会での約束もありますから…(^_-)
天気予報がズレて、日曜日が好天になりそうだ。オフ会から1週間しかたっていないが、ハードな山でなければ大丈夫だろう。例の4Kのお一人から遠くの山のお誘いがあったが、自信がなくて返事もしないまま、土曜日の夜は更けていく。
翌朝、結局向かったのは、鈴鹿。石榑トンネルに続くR421から茨川林道へ。この林道、しょっちゅう崩れていて、いったいどこまで通れるか…。水たまりや落石、路肩崩壊の悪路を時速20㎞でゴロゴロと進む。昨年の工事中箇所は一応完了しているが、道路の一部が茶屋川の河原と同じ高さのところもあり、梅雨時の集中豪雨でもあれば、元の木阿弥になりそうだ。
それでも、廃村茨川までは車で入れる。行き止まりはもう広場とは言えず、駐車スペースもない。なんとかUターンして林道を戻る。
[attachment=4]P6070038.jpg[/attachment]
さて、どこから取り付くか…。そうそう、今日は太尾から竜ヶ岳へ登るのだ。何年か前のこの時期、焼野から入って白谷の鞍部まで歩いた。長池辺りのシロモジの新緑が忘れられない。そういえばテラさんに似た二人連れに出会って言葉を交わしたなあ…。
その時は白谷越の先の花崗岩のザレ場に恐れをなして、恥ずかしながら撤退したのだった。なので、今日はそのリベンジ。竜ヶ岳からは静ヶ岳まで足を延ばし、西尾根を下るという分不相応な周回プランである。
「捕らぬ狸の…」とはよく言ったものだ。当時より体力も気力も衰退減退してるのだから敗退は目に見えてるはずなのに…。
今回は少し入口を変えて、折戸トンネルの少し先(北)、橋の手前の広場から尾根に取り付く。ちょっと急な斜面だが、植林の中でヤブもなく登りやすい――はずなんだけど、調子が出ない。息が切れて力が出ない。休み休み、写真など撮りながらのブラブラ歩きしかできない。
なんとか太尾の主稜線に載ったのはもう10時過ぎ。取付きから1時間半もかかっている。こんな調子では周回は無理やろなア…。考えてみれば、方針があいまいなんだ。茨川までの林道チェックに往復1時間以上もかかっている。それも計算に入れるなら、自宅出発ももっと早くしないと計算が合わない。
しかし、ここからは平坦な尾根歩き。・730の「ラビットマーカー」を確認して先に進む。長池は相変わらずヌタ場状態だ。アセビをかいくぐりながら、・770標高点は広いコバ。目の前に竜ヶ岳西尾根の・962ピークがガスに見え隠れしている。
[attachment=2]P6070078.jpg[/attachment]
[attachment=3]P6070069.jpg[/attachment]
なんとかここまで来たけど、登りになると心臓バクバク、足が上がらない。白谷鞍部への下り道はアセビに隠れてちょっと分りにくい。左に寄り気味にルート確認だけしとこ。木の葉越しにザレ場が見える。あれを通過しても、そのあとの急登が待っている。頑張って登っても上はガスの中…。無理することはない。いいお天気の時に出直そう。
引き返して、・770「竜望台地」(勝手に命名)で一休み。食欲はないけど、そろそろお昼前だ。一口ミニパンを2個食べる。これでは足りんなあ…。保冷バッグからミニ冷麺を引っ張り出す。(これだけやで!)と言い聞かせるが、冷麺の下に金色の缶が現れる。ダメダメ…、と呟きながら、しかし手は缶を救出している!(@_@。
[attachment=1]P6070102.jpg[/attachment]
たっぷり1時間は休んでから下山。長池にはモリアオガエルのアワアワ卵が4つ5つ…。池の水はわずかだけど、そのうち梅雨の雨で潤うのだろう。
[attachment=0]P6070073.jpg[/attachment]
通って来たばかりのルートなのに、行きと帰りでは感じが違う。一人旅は気楽なもんだが、体調やらルート判断やらに気を使う。それでも無事に駐車地に13時半。
どうやら当分、体調を気にしながらのテスト山行が続きそうだ。
~biwaco