【中国】広戸仙

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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

【中国】広戸仙

投稿記事 by 柳川洞吹 »

【日 付】 2015/5/22(金)
【山域山名】 中国山地 広戸仙 1115m (岡山県津山市)
【地形図】(1/25000)楢、日本原
【メンバー】 単独
【天 候】 晴れ
【ルート】 声ヶ乢登山口7:00---第二展望所8:05/8:10---第三展望所9:00/9:05---広戸仙9:10/9:25
---第三展望所9:35/9:55---兜神社跡10:45/11:20---金山林道11:40---声ヶ乢登山口12:35

[attachment=4]s-R0021975.jpg[/attachment]
2週間前の山行の浅漬けレポです。
タイトルの山域名が「中国」で、山の名もやや大陸風だが、当然のことながらワシが中華人民共和国の山に行くわけがない。
日本の中国山地のことだ。
去年、「加茂歯科」の写真を撮った近くで見た山がすごくカッコよくて、登りたいなと思っていたので、行ってみた。
山の名は広戸仙(ひろどせん)。
岡山県津山市街の北東にある那岐山の西に連なる山で、別名を爪ヶ城と呼ばれている。
説明はこれくらいにして、さっさと登ろう。

声ヶ乢(こえがたわ)の登山口はガランとしていて、クルマは他に一台もなかった。
登山口には大きな案内板や登山マップの入った書類入れなどがあり、登山道もよく整備されている。
週末はきっと賑わうのだろうが、静かなのが平日登山のメリットだ。

[attachment=3]s-R0021990.jpg[/attachment]
ワシも登山マップを一枚もらって登り始めた。
しばらく階段道が続く。
段差が低く、段の奥行も道幅も広いのだが、やはり階段はみんな歩きにくいのか、横に道ができている。
第一展望所に着くと、眼下に津山盆地が広がった。
盆地と言ってもけっこう広い。
さらに15分で873m標高点の第二展望所に着いた。
東屋とベンチがあるので休憩。
けっこう暑い日になった。
大汗かきのワシにとっては、これからは辛い季節だ。

スポーツドリンクで喉を湿らせて出発する。
「木陰の道なのでまだ助かるなあ」などと思いながら歩いていると、
突然「ダッダッダッダッダッダッ、ダッダッダッダッダッダッ」と豪快な機銃音に見舞われた。
こりゃいかん、敵に見つかってしまった。
急いでそばの立木に身を隠す。
昔、八風射撃場の射撃音を聞きながら大谷の尾根を登ったものだが、あんなものとは赤ん坊とプロレスラーほど迫力に差がある。
そうだ、助けを呼ぼう。
「チェックメイトキングツー、チェックメイトキングツー、こちらホワイトロック、どうぞっ!」 
しかし、ここは圏外らしく糸電話が通じない。
「カービー、援護しろっ!」と叫んで次の立木に走る。
そのうちに「ドンッ!」「ドンッ!」と砲撃まで始まった。
腹にズシンと響く大迫力の音が山々にこだまする。
おお、すげえ。

そうなのだ。
この山の麓には陸上自衛隊の日本原演習場が広がっていて、
駐屯地には戦車中隊や地対空ミサイルを装備した高射特科隊などが配置されている。
機銃掃射と砲撃の音は、途切れながらもお昼近くまで続いた。
陸上自衛隊のみなさん、訓練ご苦労さま。

1050mの小ピーク先に「←岩場展望台」の標識があったので行ってみる。
細い道を進むとすぐ2畳敷くらいの岩のテラスがあって、その先は断崖絶壁になっていた。
いい眺めだ。

[attachment=2]s-R0022004.jpg[/attachment]
[attachment=1]s-R0022000.jpg[/attachment]
元の道に戻り、1075.5m三角点のある第三展望所に向かう。
ここには木製の展望デッキとベンチがあって、見晴らしは抜群だ。
行く手を望むと、すぐ先の広戸仙頂上の向こうには滝山・那岐山と連なる尾根が、
その後ろには遠く氷ノ山や後山・日名倉などの山々が、
そして眼下に広がる津山盆地の向こうには遥か四国山地の山影までが見える。
すばらしい眺めだ。

[attachment=0]s-R0021996.jpg[/attachment]
それからさらに5分で広戸仙の頂上に着いたが、
こちらは木立ちに囲まれて展望はわずかだったので、再び第三展望所に戻る。
ベンチに座り込んで機関銃と大砲の音を聞きながら、ゆっくりと大展望を堪能した。

まだ時間が早いので、昼メシはもうちょっとあとにしよう。
ここからは南の尾根を降りていく。
ここで今日はじめて登山者とすれ違った。
矢櫃城跡を通り777mの甲山を越えて、兜神社跡で昼食タイム。
道に座り込んでビールを飲む。
うまいっ。
明太子入りのコンビニおにぎりを食べながらふと地面を見ると、アリさんが何匹も動き回っている。
一匹のアリさんの進路にご飯粒を3粒落としてやった。
アリさんは降ってわいた食べ物を見つけて自分ひとりで運ぼうとしていたが、力不足なのか、うまく運べない。
ご飯粒を置いたまま少し戻ると、後続のアリさんに行きあった。
アリA「あっちにご飯粒があるねん。ちょっと運ぶの手伝うてんか。」
アリB「ほんまかいな。ええで。どこや。」
アリA「こっちや、こっちや。」
アリB「ほんまや、ぎょうさんあるやんか。手伝い、もっと呼んでこなあかんで。」
そうするうちにあっちからこっちから援助隊が現れて、みんなで力を合わせてご飯粒を運んでいきましたとさ。
アリさんってすごい。

てなことで食事を終えて出発。
傾斜の強い山腹にジグザグに付けられた道をしばらく下ると舗装林道に出た。
金山林道というらしい。
登山口の写真を撮っていると、さっきすれ違った人がもう降りてきて、
そばの広場に止めてあった軽トラに乗って帰って行った。
早っ。
こちらからのピストンコースのようだ。

林道を歩き出すと、うらめしいことに帰り方向がまさかの登り坂になっている。
尾根の鼻を回りこんでやっと下りに変わった道をポクポクと歩いていると、
うしろから青年がスタスタと追い越して行った。
早っ。
彼はワシと同じ声ヶ乢に戻る周回コースなのだろう。

声ヶ乢のすぐ下の空き地に車が2台止めてあるのを見ながら峠の広場に戻りつくと、
そこは車5台が並んで満車になっていた。
だから下にも止めてあったのか。
さっきの青年の車が出ていく。
登山道のほうから下って来る人の声がする。
意外や意外。
平日だというのに、ヒマな人はけっこういるもんだ。
帰りに道の駅で地場の野菜を買って帰ろう。

              アンパンマン洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0021996.jpg
日本原
日本原
滝山と那岐山
滝山と那岐山
s-R0021990.jpg
なんか カッコいい!! (西面からの広戸仙)
なんか カッコいい!! (西面からの広戸仙)
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by 落第忍者 »

洞吹さん、こんばんは。

岡山県津山市って伊賀からだと随分遠い印象があるのですが、洞吹さんところからですとそうでもないのでしょうか。
昨年に続いてということですから、気軽に出かけているような。

広戸仙に爪ヶ城、声ヶ乢と難解な漢字が続きますが、全てに何か意味があるのでしょうね。

本来は有り難い筈の階段道ですのに、大抵は横にしっかりした踏み跡が出来ています。
確かに歩き難いとは思いますが、大変な工事だったんだろうと考えて、可能な限り利用することにしています。
広い登山道では良く使う手ですけど、階段道でも小股でジグザグに歩くと楽なような気がしています。
私の後ろを歩く人は、右に行ったり左に行ったりで変な歩き方と思っていることでしょう。

自衛隊の演習場は山の近くにあるみたいで、歩いていて吃驚することもありますね。
雷が鳴り出したのかと間違えることもあって。
今日も国道を攻めるバイクの音が響いていましたが、静かな山で人工音は耳障りです。

歩かれた山のことは全然判りませんので、この辺で失礼します。
落第忍者
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

アンパンマン洞吹さん、こんばんは。
臨月に育ったお腹を見て「相当のストレスが溜まったのだろうな」
ヤブネット仲間では類を見ない特異なお腹でした。

説明はこれくらいにして、さっさと登ろう。

あれ?前置きがちょっと短くないですか? 調子が狂うなぁ~。

週末はきっと賑わうのだろうが、静かなのが平日登山のメリットだ。

グーも来年には平日登山! ルン!!
(なんとなく山の神から家事の連弾が雨あられの予感もしますが・・・)

けっこう暑い日になった。大汗かきのワシにとっては、これからは辛い季節だ。

お腹をへっこますためにサウナスーツを着て登りましょう。

突然「ダッダッダッダッダッダッ、ダッダッダッダッダッダッ」と豪快な機銃音
「チェックメイトキングツー、チェックメイトキングツー、こちらホワイトロック、どうぞっ!」


あれからQちゃん、音沙汰無しですね。

アリA「あっちにご飯粒があるねん。ちょっと運ぶの手伝うてんか。」
アリB「ほんまかいな。ええで。どこや。」
アリA「こっちや、こっちや。」
アリB「ほんまや、ぎょうさんあるやんか。手伝い、もっと呼んでこなあかんで。」


暇そうですねぇ~。リタイアしたら子供に戻れていいですね。

平日だというのに、ヒマな人はけっこういるもんだ。

ヒマな人ばっかりになって、年金制度はきっと破綻するね。


秋のオフ会、ドコまでお腹がへっこんでいるか楽しみです。



                 グー(伊勢山上住人)
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by 越前 »

洞吹さん今晩は。
山域では全く持って知識のないトコロですので中国大陸と同じでさっぱりわかりませんが、機銃掃射やアリさんのど~でもいいような話には大いに癒されました。ありがとうございます。
さて、すみません実はダニの話なんです。
例の・・・。

先週、越美の某所の山から帰ってきて風呂場で頭を洗っていると・・・なにか違和感が。
耳の後ろあたりの髪の毛の生え際あたりに、なにかが潜んでいる様子。
ピーンと来て、風呂から上がって嫁に見てもらうが、良くはわからないようでした。
まず間違いないとみて、翌日皮膚科へ行くとダニらしき頭部だけが食い込んでいるとのこと。
おそらくガリガリ頭を洗ってて・・・。
その部位は即日手術(五分)で取り去ってもらいました。

で、来週抜糸なのですが、あの記事を読んでなければそれで終わりでした。
保険屋に確認したらやはり『出る』らしいです。
これはもう一言洞吹さんにお礼を言わねばと・・・ホント有り難うございました~。
越前
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by 柳川洞吹 »

落第忍者さん こんばんは

  岡山県津山市って伊賀からだと随分遠い印象があるのですが、
  洞吹さんところからですとそうでもないのでしょうか。
  昨年に続いてということですから、気軽に出かけているような。


津山までは自宅から中国道で140km、ちんたら走っても2時間ほどですので、
芦谷山や庄部谷山に登るために名神・北陸で敦賀(160km)へ行くより近いんですよ。
でも、落忍さんところからだと中国道方面はけっこう時間がかかりますよね。

今回は短時間で登れる山だったので早朝発日帰りも充分可能なんですが、
実際は前日の朝から出発して備前、岡山、総社、高梁などの物見遊山や城跡探訪、
2日目は登山と温泉と林道走行、3日目は林道走行の続きと地場の野菜仕入れなどして、
たっぷり遊んで帰ってきました。

  広戸仙に爪ヶ城、声ヶ乢と難解な漢字が続きますが、
  全てに何か意味があるのでしょうね。


中国地方の山の名は「○○せん」、峠のことを「乢(たわ)」と呼ぶことが多いですね。
山名の「せん」は、有名な大山や氷ノ山のように「山」だったり、
この広戸仙のように「仙」だったりします。
東北地方に「○○森」が多いのと同じような、地域の文化なのでしょう。

ここの「爪ヶ城」には由来があって、
美作国、広戸氏の山城だった広戸仙の標高910m矢櫃城(跡)の最後の詰めの城郭があった場所というので詰ヶ城、
それが変化して爪ヶ城と表されるようになったそうです。

  確かに歩き難いとは思いますが、大変な工事だったんだろうと考えて、可能な限り利用することにしています。
  広い登山道では良く使う手ですけど、階段道でも小股でジグザグに歩くと楽なような気がしています。
  私の後ろを歩く人は、右に行ったり左に行ったりで変な歩き方と思っていることでしょう。


落忍さんは、階段道歩行にも独自のポリシーをお持ちのようですね。
ワシはどうしても楽な横の小道に入ってしまいます。
広戸仙の階段はよく整備されていたのでいいんですが、
山によっては階段面の土が流失してしまって、
土留め材だけが陸上競技のハードルみたいに残っているところがありますね。
 
  自衛隊の演習場は山の近くにあるみたいで、歩いていて吃驚することもありますね。
  今日も国道を攻めるバイクの音が響いていましたが、静かな山で人工音は耳障りです。


自衛隊の演習音も道路を走るバイクの音も、ないほうがいいけれど、
まあそれも、その場面のバックグラウンドミュージックと思えば、ワシ的には許容範囲かな。

よい山旅を!
                     洞吹(どうすい)
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by 柳川洞吹 »

グーさん こんばんは

  臨月に育ったお腹を見て「相当のストレスが溜まったのだろうな」
  ヤブネット仲間では類を見ない特異なお腹でした。


ストレス太りってあるの?
走るとお腹がブルンブルンと揺れるんですよ。
お恥ずかしい。
お茶を飲んで走ったら、「ぼっちゃん、ぼっちゃん、坊ちゃん」と呼ばれるもんだから、
「なんやねん、おっさん、おっさん、おっさん」と掛け声かけてスピードダウン。

  グーも来年には平日登山! ルン!!
  (なんとなく山の神から家事の連弾が雨あられの予感もしますが・・・)


あれっ? 今年の秋からじゃなくて来年なんですか?
天気にあわせて「晴耕雨読」ならぬ「晴登雨読」で人生を楽しめますよ。

  お腹をへっこますためにサウナスーツを着て登りましょう。

カレーを食べるだけで全身から玉の汗が噴き出すのに、
そんなことしたら10分ももたずに熱中症でダウンしてしまいます。
やーだヨ。

  暇そうですねぇ~。リタイアしたら子供に戻れていいですね。
  ヒマな人ばっかりになって、年金制度はきっと破綻するね。


こんなにのんびりした時間、すっごく楽しいよお~。
でも、老後の頼りの年金は、
馬の鼻の前にニンジンぶら下げて走らせるような制度変更ばかりだし、
どうなるんだろ。

  秋のオフ会、ドコまでお腹がへっこんでいるか楽しみです。

どこまでへっこめられるかなあ。
あっと言わせたいなあ。
テレビのCMで香取慎吾や赤井英和がやってるのはどうやろ。

よい山旅を!
                洞吹(どうすい)
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by 柳川洞吹 »

越前さん こんばんは

  さて、すみません実はダニの話なんです。
  例の・・・。


おっ!

  先週、越美の某所の山から帰ってきて風呂場で頭を洗っていると・・・なにか違和感が。

レポアップされていた、あの屏風山界隈ですね。
おっ、おっ!

  耳の後ろあたりの髪の毛の生え際あたりに、なにかが潜んでいる様子。

キターッ!

  ピーンと来て、風呂から上がって嫁に見てもらうが、良くはわからないようでした。
  まず間違いないとみて、翌日皮膚科へ行くとダニらしき頭部だけが食い込んでいるとのこと。
  おそらくガリガリ頭を洗ってて・・・。
  その部位は即日手術(五分)で取り去ってもらいました。


ワシ同様、手術になったわけですね。

  で、来週抜糸なのですが、あの記事を読んでなければそれで終わりでした。
  保険屋に確認したらやはり『出る』らしいです。
  これはもう一言洞吹さんにお礼を言わねばと・・・ホント有り難うございました~。


これはこれは越前屋どの、おぬしも儲かりましたか。
ムッフッフッフッフッフ。 :lol:
いやあ、どっちかっていうと変態レポでみんなドン引きかなと思っていたんですが、
あんな駄文でも、ひとさまのお役に立つことがあるんですねー。
嬉しいですよ。
わざわざご報告、ありがとうございました。

よい山旅を!
                 洞吹(どうすい)
たそがれ
記事: 64
登録日時: 2011年5月15日(日) 22:59

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by たそがれ »

やなわがさん、こんにちは。
復帰後も孕んだ太鼓から繰り出される爆音は絶好調ですね。
今回のレポをぼんやり見ていたら、雷が走りました。
海馬がどうしたこうしたとも、認知症気味でも過去は確かとか、少しだけ記憶の回路が繋がったかも。
ここの読者の皆さんも自分も、ほとんどの人の住む所からはうんと離れた山域の、無名の低山。
確か日本原と大げさな名前のついた荒野から仰ぎ見るあの山には広戸仙なんてすてきな名前があったんですか。
ワシ、五十年ぐらい前に、あの原野で▲テント張って一週間ぐらいすごしましたねん。
当時も自衛隊の演習地でしたが、某団体の世界○○○ボリーという催し物に貸し出されましてね。
わしの任務は、食料庫をつくる、ということで塹壕を掘り、そこから横穴を延ばしました。
それで任務は終了でしたが、その穴を掘るという行為が痛く気に入ってしまい、ずっとトンネルを掘ってました。
荒野で笹原だったから崩れることはなかったです。
大会終了後も掘った穴やトンネルはそのままにしておいたので、カービーやリトルジョンはそこで遊んでいたのではないかなあ。
そんなことしているから、軍曹にどなられたのかなあ。
悪いことしてしもうたなあ、と、今思い出して反省しております。
              スターリング リックジェイソンこと たそがれ でした。
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山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、横からゴメン。たそがれさん、こんばんは。

ワシ、五十年ぐらい前に、あの原野で▲テント張って一週間ぐらいすごしましたねん。
当時も自衛隊の演習地でしたが、某団体の世界○○○ボリーという催し物に貸し出されましてね。


あれっ、ひょっとしたら洞吹さんも行ってたんじゃないかなあ?
私も洞吹さんに影響されて、吹田15団オオカミ班の班長やってました。1級スカウトです。(えっへん)
ジャンボリー、ジャンボリジャンボリー、アハハハハハハハハ♪

                   山日和
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by 柳川洞吹 »

たそがれさん こんばんは

  今回のレポをぼんやり見ていたら、雷が走りました。
  ここの読者の皆さんも自分も、
  ほとんどの人の住む所からはうんと離れた山域の、無名の低山。
  確か日本原と大げさな名前のついた荒野から仰ぎ見るあの山には
  広戸仙なんてすてきな名前があったんですか。


「にほんばら」…… 雄大な響きのする、いい地名ですね。
実は、この日本原はワシにとってずっと特別な場所だったのです。

  ワシ、五十年ぐらい前に、あの原野で▲テント張って一週間ぐらいすごしましたねん。

ワシもですよ。

  当時も自衛隊の演習地でしたが、
  某団体の世界○○○ボリーという催し物に貸し出されましてね。


昭和41年8月、
ボーイスカウト日本連盟主催、第4回日本ジャンボリーですね。
ワシも「岡山県の日本原というところに行ってテント生活をした」ということだけを覚えていて、
それがいつだったのか全く忘れていました。
試しにGoogle検索してみたらYouTubeに日本ジャンボリーの記録映像があったので、
それを見ながら、しばし、思い出に浸ってしまいましたが。
もうすぐあれから半世紀になるんや。
今回の山行で49年ぶりに「日本原」を眺めたんですよ。

  わしの任務は、食料庫をつくる、ということで塹壕を掘り、
  そこから横穴を延ばしました。
  それで任務は終了でしたが、その穴を掘るという行為が痛く気に入ってしまい、
  ずっとトンネルを掘ってました。


たそがれさんがあの大会にどうかかわっておられたのかはわかりませんが、
たそがれさんも参加隊の隊員として、野営地に自分の隊の食糧保管庫を造っていた、
という解釈でいいのでしょうか。

 スターリング リックジェイソンこと たそがれ でした。

リックジェイソンは、スマートでクールなたそがれさんにふさわしいですね。
懐かしい思い出の時間をありがとうございました。ヘンリー少尉殿!

   どこでどう間違ったのかアンパンマンになってしまい、
        とうとうサンダース軍曹にはなれなかった洞吹(どうすい)
たそがれ
記事: 64
登録日時: 2011年5月15日(日) 22:59

Re: 【中国】広戸仙

投稿記事 by たそがれ »

やながわさん 山日和さん こんにちは
あれはほぼ半世紀前のことで、第4回大会やったんですね。
日本ジャンボリーに連れて行ってもらえる、というのはボーイでは憧れみたいなことでしたから。
ユツベもしっかりみてしまいました(映画館のニュースのような、記録映像のような、よく残っていたもんで)。
あそこに出てくるボーイたちのようにご両人も若かったんや。
参加者三万人の内の三人か。
隊としての交流とか、ファイアーストームみたいなのもかすかに覚えてますが。
中2のときで、班がどうやったとか、うーむ。
この大会に出られたことがその後の人生にどう影響したか・・・とか。
追憶のレポ、ありがとうさまです、いやさか いやさか。
  ヴィック モロウ様     たそがれ        
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