沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

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矢問
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登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
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沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by 矢問 »

沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

【行き先】  三重県松原市・蓮川/野江股谷
【期 日】  2011年6月4日(土) 
【メンバー】 いるか、りんご畑、とっちゃん、たろー、CUB、矢問
【コース】  江馬小屋登山口-イガミ滝-鶴小屋滝-10m滝-二俣Ca800m
       -左股-6m斜滝-奥の二俣Ca1010m・左股CS10m滝
       -ナンノ木平1180m-北尾根登山道-江馬小屋登山口

http://homepage1.nifty.com/komachans/yama4/noemata.html

「今年の沢始めに癒しの沢に行きましょう」といるかさんからお誘い。
「行く!」と即答。がっつり歩きの芦生の沢を一周するか簡単に楽しめる西谷にするか
との事だったが、たろ-さんの希望で台高の「野江股谷」になったとのこと。
結局、りんご畑さん、とっちゃん、たろーさん、CUB君が参加。CUB君とは初めて。
大阪、三重、愛知、滋賀、兵庫の5府県から女性2名、男性4名のメンバーになった。

「三級の沢中一泊の沢を日帰りで走り抜けて癒しになるの?」と思いきや「この人数で
ロープを出したりしてたら稜線は無理だ」と、りんご畑さん。「行けるところまでで戻ろう」
といるかさん。「去年も黒石谷がこんな感じの企画だったなぁ」と思い出す。

「朝6時にスメールに集合」とのことなので前夜に大宇陀道の駅まで行って仮眠。
たろーさん達は松坂回りで0時に近くまで行って仮眠していたらしい。
眠れなくて3時に大宇陀を出る。放射冷却もあり濃霧だ。鹿や猿が道に出てきて危ない。
午前4時にスメールに着き、弁当を食べて周囲を散歩。5時過ぎにりんご畑さんが到着。
5時半にたろー号に乗った3人が到着。気温は14度。肌寒い感じ。

とっちゃんが「アッセンダーの使い方がまだわからない。CUB君は持ってないし」と。
りんご畑さんが、とっちゃんのアッセンダーを見て丁寧な指導タイム。

6時前にいるかさんが到着。スメールから男性が出てきて「今日は車が多くなるので登山
ならゴルフ場の方に駐車して下さいね」と。車を移動して、矢問号とたろー号で林道へ。
しかし、後ろにいるはずのたろー号が消えて10分ほど捜索ロス。どこへ行ったのか・・。
林道入り口で「どうしよう。携帯も圏外・・・無線機つけてないだろうしなぁ・・・」
しばらく待つと、ダム湖のトイレにとっちゃんを連れて寄り道していたらしい。

江馬小屋谷と野江股谷の二股の林道終点で用意をしていると車が1台やってきた。
数名で和歌山から登山に来たという。ここが宮ノ谷の林道と間違えた様子。
「林道を1本間違えてるよ。もう一本、奥の林道」と地図を見せて説明。「助かりました」

ヒルよけにディートの虫除けスプレーを靴やスパッツやズボンに吹きかけておいた。
りんご畑さんも酢のスプレーをしっかりとかけておられた。

7:15
すぐ横の橋の手前から、たろーさんをトップに入渓。下山の帰路はこの橋に下りてくる。
水は澄んでおりとても綺麗だ。「ヒルが多い谷なので被害者がでるかもね」とりんごさん。
それぞれのルートで前進する。しばらくすると6mの滝。右をへつって直登できそうだが
「朝一番から濡れるのはいやだな~」というりんごさんと意見一致で巻いていく。

両方の岩壁が狭まり洞窟のような暗いゴルジュ。「この奥が不動滝。泳いで見に行く?
僕は右から巻いていくけど」と、りんごさん。
水深は深いし、まだ初っぱなから泳ぎたくない気温で、だ~れも「行く!」と言わない。

次のイガミ滝まで右岸壁の溝状部を登り、テラス状の所をトラバースしていく核心部だが、
「イガミ滝も巻くために恐怖の下りで結局ここへ戻ってくるなら僕はここで待とうかな」
と今年はまだ沢モードになっていないので言うと「戻らんでもエエ巻きルートがあるよ」
とりんごさん。それなら是非イガミ滝を拝みに行かないと!

りんごさんの支点の指示を受けて、たろーさんが9mm×30mロープを引いてトップで
ロープを張り、イガミ滝の手前右岸へ順番に行く。1人1人なので6人で時間がかかる。
ビレイをしているいるかさんの足をヒルが登っていく。「いや~!とってよ!」と叫ぶ。

8:15
巻き途中で右下に不動滝が見える。そしてイガミ滝が右手前方下に。
「イガミ滝の前までは簡単に下りられるよ」とりんごさんに言われ一緒に行く。
みんなも順次やってきた。「お~、こりゃエエ滝ですね~」写真タイム。
滝の左右の岩周囲をどう見ても登れそうにない岩空間の滝だ。

「右岸を少し戻って登るエエルートがあるから心配無用」とりんごさんの笑顔。
りんごさんが神様のように見えた。
 (古い沢登りの本にはこのルートは載っていないが、今月発売の吉岡章著「関西起点・
  沢登りルート100」や2011年版の「山と高原地図・大台ヶ原」の溯行図には、
  このりんご畑さんが登った巻きルートが点線で載っている。翌日購入済み )

ほんの少し戻って9mm×40mロープを引いてりんごさんが岩壁の凹部を登る。
笛の合図が来てロープの補充に9mm×30mロープをたろーさんが持って行く。
順次登り、ずっと下からの巻きルートにぶつかり、僕のいや~なトラバース開始。
滑りやすい斜面だが、まだ所々に木があるのでちょっとはマシか・・・。でも苦手だ。

右下のゴルジュが低く見えだしたところで、りんごさんが支点にする木を指さし、そこか
ら沢床へ5mほど懸垂下降する様子。シューッと先に下りていった。それにみんな続く。
下部の2mほどは空中懸垂だがしれている。いやらしいトラバース「その1」は無事終了。

ゴルジュはやや広くなり小滝がいくつもかかる。幅広三条の滝は右から巻き気味に登る。

10:25
鶴小屋滝。岩を綺麗に磨いたような造形美の滝。左岸から巻く。少し奥に行くとこれまた
ミニ鶴小屋滝のような滝。これも左岸を巻く。

幅広5mの滝。りんごさんが左水際の細かいホールドをシャワー気味で登っていく。
順番を待っていると時間がかかりそうなので、僕は右岸のガレを巻くことにした。
そこはなんとピンクリボンが付いている1m巾の登山道になっているではないか。

10:45
また狭いゴルジュになり上に橋が架かっている。先ほどの登山道の橋だ。
「この先はまた淵を浸かるので橋を渡って左岸から滝を巻く」とりんごさん。
残りの者は「行っちゃおうか」とたろーさんを先頭に淵に浸かってつぎの滝を直登する。
僕は背伸びすると腰あたりの深さ。女性陣は腰上あたりまでの深さの淵。「冷たい!」

左岸を巻いたりんごさんのルートの岩壁の方がいやらしそうで、僕たちの方が早かった。

ゴルジュの終わりかけ7mの滝は右岸を巻き、ゴルジュを抜けたら樋状6mの滝と続く。
その後にも多くの小滝を過ぎると綺麗な10mの滝。左岸を巻く。

12:55
またまたゴルジュ。最後は木の刺さる8m滝に阻まれ少し戻って右岸を大巻きする。
ズルズルの超いやらし~いトラバース「その2」。ルンゼにぶつかり右に下るまでが長い!
イガミ滝のトラバースよりこっちの方が距離が長いし、つかめるのは土の中から掘り出し
たわずかな細い木の根が数カ所。苦手な僕には足に力が入り緊張のピーク。
「あっ、アカショウビンが鳴いてる!」と、とっちゃん。
「僕は、苦手なトラバースでアカショウビンよりももっと大声で泣いてるで~」と僕。
「鳴かぬなら~、トラバースさせよう、やとうさん~」と、とっちゃんがいじめる。
「ギャハハハ~」と、いるか隊長が大笑いする。ホンマに・・・・・。

トラバースが終わり沢の水に浸かると緊張のあと冷えた太ももの筋肉が痛くなってきた
ので、攣り防止に芍薬甘草湯を飲んでおいた。

標高800m地点の二俣を左へ最後のゴルジュ。

13:40
6m斜滝は右から巻き、すぐに左に折れる滑り台のようなバンドの岩面を登るのだが、
りんご畑さんが念のためにロープをかけてくれ、みんな安全に登る。
続く多くの小滝は、直登や巻きが簡単なものが続く。

平凡なゴーロが続く。
「しんどいなぁ」といいつつも足取りはしっかりと速度が落ちないりんごさん。
「伏流で暑くなってきましたね」と僕。

14:45
標高1010m地点の「二俣」には見えにくい二俣。
左手に岩壁を伝うようなCS15mの滝。左に行きたいのだが右俣左壁を回り混むようにして
この10mの滝を巻き左俣に入る。「おおっ、癒しの空間!木の緑のシャワー!」
巻いた所で小休止。
時間が時間だ。このまま谷を詰めても小滝ばかりで見所もないし時間の短縮のために
このまま右岸の尾根伝いにナンノ木平にでようというりんごさんの意見にみんな同意。

15:15
ここで登山靴に履き替えて登り開始!
沢靴と違い、登山靴はグリップが効いて急な斜面も登りやすい。しかし息が切れる。

15:40
ナンノ木平。シンボルの大きなミズナラの木が迎えてくれた。小休止。
下山開始。しばらくは自然林の良い感じの尾根筋。植林帯に入るとジグザグの急降下開始。
熊の檻もあった。疲れた足には応える下り。登山道というものの腐りかけた丸木橋も2箇
所あり、木の根をつかんで下りるところもある。テープが所々あるがこの登山道を闇下な
んかしたら全くわからないだろう。いまは19時くらいまでは明るいので安心。
(ナンノ木平の登山ルートも、2011年版「山と高原地図・大台ヶ原」には載っているが、
 僕の持っている20年前の山と高原地図には全く載っていない。翌日購入済み)

「以前、2度ほど苦労させられたのでルートは大丈夫」とりんご畑さんの心強いお言葉。
展望の良い所(Ca650m)で小休止して、またどんどん下る。沢の音が聞こえてきた。

17:00
橋が見えた。
たき火跡のあるキャンプスペースのある江馬小屋の登山口で、橋を渡れば駐車地点だ。

着替えをしていると「うわっ、やられた」たろーさんの足から流血。ヒルに献血!
みんなでスメールに向かい汗を流すことにした。やっぱり溯行後の温泉は気持ちよい。

スメール(700円に値上がりしていた)で汗を流し、みんなとはここで解散。
帰路は仮眠することなくすっ飛ばして、家の近くで回転寿司を少し食べ21時過ぎに帰宅。

今年の初沢登りは「癒し」だけではなく「いやらしのトラバース」がある沢登りだった。
いるかさん、思いっきりトラバースでいじめてくれてありがとう!
りんご畑さん、頼れるルート取りをありがとうございました!
とっちゃん、果敢にシャワーをもろともせず登って行くパワーをありがとう!
たろーさん、ロープのボッカやトップをありがとう!
CUB君、明るい笑顔で元気に登る若さにありがとう!   

みなさん、またどこかの沢で!
=================================
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=================================
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by zipp »

 矢頭さん、こんばんは~。

【メンバー】 いるか、りんご畑、とっちゃん、たろー、CUB、矢問
 なんや、興味深いメンバーのパーティですね。手配使とっちゃんが暗躍!?

「今年の沢始めに癒しの沢に行きましょう」といるかさんからお誘い。
「行く!」と即答。がっつり歩きの芦生の沢を一周するか簡単に楽しめる西谷にするか
との事だったが、たろ-さんの希望で台高の「野江股谷」になったとのこと。

 あはは!どこが癒し渓やねん!水量多いし(^^;。

6時前にいるかさんが到着。スメールから男性が出てきて「今日は車が多くなるので登山
ならゴルフ場の方に駐車して下さいね」と。車を移動して、

 ふつう常識的には、スメールの人の言を待たずもそうだろうけど、先日誰かのブログに、スメール前でテント張ったとかあってびっくりですた(^^;。たぶんそんな輩がいるからなんだろうな。

しばらく待つと、ダム湖のトイレにとっちゃんを連れて寄り道していたらしい。
 なんか、もう一つ意味不明だけど、とっちゃんが先行者に無断で!トイレに行きたいと云ったのね。

江馬小屋谷と野江股谷の二股の林道終点で用意をしていると車が1台やってきた。
数名で和歌山から登山に来たという。ここが宮ノ谷の林道と間違えた様子。
「林道を1本間違えてるよ。もう一本、奥の林道」と地図を見せて説明。「助かりました」

 宮ノ谷と江馬小屋谷を間違える人、多いみたい。わたしの知人には、行合まで行って間違いに気づいた人もいる(^^;。

それぞれのルートで前進する。しばらくすると6mの滝。右をへつって直登できそうだが
「朝一番から濡れるのはいやだな~」というりんごさんと意見一致で巻いていく。

 たろーさんのブログで画像を拝見しました。
わたしはまだ野江俣には、不動滝手前のゴルジュの入り口までしか入ってないのだけど、6m滝と云うたろーさんの画像の記憶がないのだ。
記憶を辿ると、右から入る枝谷の手前に岩間滝の連瀑があったと。へぇ、あの滝がたろーさんの6m滝の画像かと納得した次第、水量多いね!

両方の岩壁が狭まり洞窟のような暗いゴルジュ。「この奥が不動滝。泳いで見に行く?
僕は右から巻いていくけど」と、りんごさん。

 おぉ、りんご節!…ならずともオイラも濡れるの嫌や(^^;。

「右岸を少し戻って登るエエルートがあるから心配無用」とりんごさんの笑顔。
りんごさんが神様のように見えた。
 (古い沢登りの本にはこのルートは載っていないが、今月発売の吉岡章著「関西起点・
  沢登りルート100」や2011年版の「山と高原地図・大台ヶ原」の溯行図には、
  このりんご畑さんが登った巻きルートが点線で載っている。翌日購入済み )

 ふむ、それなりに山高地図も改定してるんやね(^^;。

ほんの少し戻って9mm×40mロープを引いてりんごさんが岩壁の凹部を登る。
笛の合図が来てロープの補充に9mm×30mロープをたろーさんが持って行く。

 ん?けどこのルート、結構しんどそうなんね。記憶しとこう(^^)。

「この先はまた淵を浸かるので橋を渡って左岸から滝を巻く」とりんごさん。
残りの者は「行っちゃおうか」とたろーさんを先頭に淵に浸かってつぎの滝を直登する。
僕は背伸びすると腰あたりの深さ。女性陣は腰上あたりまでの深さの淵。「冷たい!」

 わたしなら、神様のりんごさんのあとを追うと思うけど…(^^;。

ズルズルの超いやらし~いトラバース「その2」。ルンゼにぶつかり右に下るまでが長い!
イガミ滝のトラバースよりこっちの方が距離が長いし、つかめるのは土の中から掘り出し
たわずかな細い木の根が数カ所。苦手な僕には足に力が入り緊張のピーク。

 ここもメモメモ!!

「あっ、アカショウビンが鳴いてる!」と、とっちゃん。
 アカショウビン!! 台高ではじめてアカショウビンの鳴き声を聞いたのは、ここ野江俣でした。
その後も聞いた覚えがないようなのでここだけかも。滝見尾根に登るバリルートの時です。
 矢頭さん、トラバース苦手なのね(^^;、これもメモだな(^^)。


時間が時間だ。このまま谷を詰めても小滝ばかりで見所もないし時間の短縮のために
このまま右岸の尾根伝いにナンノ木平にでようというりんごさんの意見にみんな同意。

 この水量なら、谷を詰めるのもよかったかも!?と思えるけど、時間ですよね。

着替えをしていると「うわっ、やられた」たろーさんの足から流血。ヒルに献血!
みんなでスメールに向かい汗を流すことにした。やっぱり溯行後の温泉は気持ちよい。

 ヒルへの献血は、たろーさんだけだったんだ。

 矢頭さんレポは、一般的な情報量も多いのでありがたいです。
   zipp
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by とっちゃん »

矢問さん、こんばんは~。
s-P6040372.jpg
沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平
【行き先】  三重県松原市・蓮川/野江股谷
【期 日】  2011年6月4日(土) 
【メンバー】 いるか、りんご畑、とっちゃん、たろー、CUB、矢問

ほんと思いがけず、楽しい仲間が集まったね~。

【コース】  江馬小屋登山口-イガミ滝-鶴小屋滝-10m滝-二俣Ca800m
       -左股-6m斜滝-奥の二俣Ca1010m・左股CS10m滝
       -ナンノ木平1180m-北尾根登山道-江馬小屋登山口

「今年の沢始めに癒しの沢に行きましょう」といるかさんからお誘い。
「行く!」と即答。がっつり歩きの芦生の沢を一周するか簡単に楽しめる西谷にするか
との事だったが、たろ-さんの希望で台高の「野江股谷」になったとのこと。

癒しの、感じいい沢登りを~やったから、あれこれ考えたけど、じゃ、ここにしよう~って妙案浮かばず。「野江股谷」に決定は、けっこうすんなり決まっちゃたね~。


結局、りんご畑さん、とっちゃん、たろーさん、CUB君が参加。CUB君とは初めて。
大阪、三重、愛知、滋賀、兵庫の5府県から女性2名、男性4名のメンバーになった。

近畿東海合同チームです。ところで、CUBって、何の略?

「三級の沢中一泊の沢を日帰りで走り抜けて癒しになるの?」と思いきや「この人数で
ロープを出したりしてたら稜線は無理だ」と、りんご畑さん。「行けるところまでで戻ろう」
といるかさん。「去年も黒石谷がこんな感じの企画だったなぁ」と思い出す。

何が癒しになるかは、人それぞれだったりしてね~。去年のトラウマががっちりと矢問さんを掴んじゃってる?

「朝6時にスメールに集合」とのことなので前夜に大宇陀道の駅まで行って仮眠。
たろーさん達は松坂回りで0時に近くまで行って仮眠していたらしい。
眠れなくて3時に大宇陀を出る。放射冷却もあり濃霧だ。鹿や猿が道に出てきて危ない。
午前4時にスメールに着き、弁当を食べて周囲を散歩。5時過ぎにりんご畑さんが到着。
5時半にたろー号に乗った3人が到着。気温は14度。肌寒い感じ。

矢問さんは何時に出たんだろう~。どこで、眠るんだろうと思っていたら、大宇陀道の駅やったんや~。しかし、そこを3時に出たら、睡眠時間がぶつ切りね。こちらは、10時に関に集合して、0時頃、スメールの近くの別の公園駐車場でテント2張で眠りましたよ。しかし、沢音がけっこうして、気になっちゃった。

とっちゃんが「アッセンダーの使い方がまだわからない。CUB君は持ってないし」と。
りんご畑さんが、とっちゃんのアッセンダーを見て丁寧な指導タイム。

トップロープの時も、アッセンダー使うことはなくて、このチャンスにしっかり教えてもらっちゃおうと。今回は、私のアッセンダーをCUB君に使ってもらいましたがね。

6時前にいるかさんが到着。スメールから男性が出てきて「今日は車が多くなるので登山
ならゴルフ場の方に駐車して下さいね」と。車を移動して、

やさしく教えてくださってよかったね。

矢問号とたろー号で林道へ。
しかし、後ろにいるはずのたろー号が消えて10分ほど捜索ロス。どこへ行ったのか・・。
林道入り口で「どうしよう。携帯も圏外・・・無線機つけてないだろうしなぁ・・・」

年かさの私がおりながら、不行き届きで、ご心配をおかけしましてしまいました。
まことに申し訳ありませんでした。


江馬小屋谷と野江股谷の二股の林道終点で用意をしていると車が1台やってきた。
数名で和歌山から登山に来たという。ここが宮ノ谷の林道と間違えた様子。
「林道を1本間違えてるよ。もう一本、奥の林道」と地図を見せて説明。「助かりました」

彼らも沢登りのような格好でしたね。どこの谷に入らはったんやろ?

ヒルよけにディートの虫除けスプレーを靴やスパッツやズボンに吹きかけておいた。
りんご畑さんも酢のスプレーをしっかりとかけておられた。

私は、何にもせんかったんやけど、塩もってこようかなと思ってたんやけど、りんごさんは≪酢≫を使ってはるの?酢っていうのは、初めて聞いたけど効果あるんやね~。メモしとこ。

7:15
すぐ横の橋の手前から、たろーさんをトップに入渓。下山の帰路はこの橋に下りてくる。
水は澄んでおりとても綺麗だ。「ヒルが多い谷なので被害者がでるかもね」とりんごさん。


そんなに多い谷とは知らず。知らぬが仏でおりました。

両方の岩壁が狭まり洞窟のような暗いゴルジュ。「この奥が不動滝。泳いで見に行く?
僕は右から巻いていくけど」と、りんごさん。
水深は深いし、まだ初っぱなから泳ぎたくない気温で、だ~れも「行く!」と言わない。

ここは、行く気にはならなんだね~。夏なら泳ぎが大好きなたろーさんがGO~ってとこやろけど。

次のイガミ滝まで右岸壁の溝状部を登り、テラス状の所をトラバースしていく核心部だが、
「イガミ滝も巻くために恐怖の下りで結局ここへ戻ってくるなら僕はここで待とうかな」
と今年はまだ沢モードになっていないので言うと「戻らんでもエエ巻きルートがあるよ」
とりんごさん。それなら是非イガミ滝を拝みに行かないと!

待っとこうな~んて話してたん?りんごさんが、いい案出してくれてよかったね!

りんごさんの支点の指示を受けて、たろーさんが9mm×30mロープを引いてトップで
ロープを張り、イガミ滝の手前右岸へ順番に行く。1人1人なので6人で時間がかかる。
ビレイをしているいるかさんの足をヒルが登っていく。「いや~!とってよ!」と叫ぶ。

やっぱりいたんだ~。ヒルちゃん。りんごさんの指示で、たろーちゃんしっかりトップ行ってくれましたね。

8:15
巻き途中で右下に不動滝が見える。そしてイガミ滝が右手前方下に。
「イガミ滝の前までは簡単に下りられるよ」とりんごさんに言われ一緒に行く。
みんなも順次やってきた。「お~、こりゃエエ滝ですね~」写真タイム。
滝の左右の岩周囲をどう見ても登れそうにない岩空間の滝だ。

大巻きしちゃわないで、ここまで来られてよかったわ~。記念の集合写真もバッチリ。矢問さんの三脚が活躍だったね。

「右岸を少し戻って登るエエルートがあるから心配無用」とりんごさんの笑顔。
りんごさんが神様のように見えた。
 (古い沢登りの本にはこのルートは載っていないが、今月発売の吉岡章著「関西起点・
  沢登りルート100」や2011年版の「山と高原地図・大台ヶ原」の溯行図には、
  このりんご畑さんが登った巻きルートが点線で載っている。翌日購入済み )

吉岡さんの本は、たろーさんがゲットしてコピーもってきてたけど、矢問さん、しっかり帰ってからも調べたんだ。

ほんの少し戻って9mm×40mロープを引いてりんごさんが岩壁の凹部を登る。
笛の合図が来てロープの補充に9mm×30mロープをたろーさんが持って行く。
順次登り、ずっと下からの巻きルートにぶつかり、僕のいや~なトラバース開始。
滑りやすい斜面だが、まだ所々に木があるのでちょっとはマシか・・・。でも苦手だ。

ロープが足りないよね~って言ってると、30mロープを二番手が持って行く指示が出たね~。色々、勉強になりますわ~。これ、癒しか?って?。

右下のゴルジュが低く見えだしたところで、りんごさんが支点にする木を指さし、そこか
ら沢床へ5mほど懸垂下降する様子。シューッと先に下りていった。それにみんな続く。
下部の2mほどは空中懸垂だがしれている。いやらしいトラバース「その1」は無事終了。

懸垂の距離は短かかったけど、ルートで1回くらいは、懸垂があるのって楽しいね。忘れやすい私には、メニューのおさらいできるのも嬉しいいわ~。

ゴルジュはやや広くなり小滝がいくつもかかる。幅広三条の滝は右から巻き気味に登る。
10:25
鶴小屋滝。岩を綺麗に磨いたような造形美の滝。左岸から巻く。少し奥に行くとこれまた
ミニ鶴小屋滝のような滝。これも左岸を巻く。

ここは、見てるだけ~って感じで、取り付くしまもなしね。

幅広5mの滝。りんごさんが左水際の細かいホールドをシャワー気味で登っていく。
順番を待っていると時間がかかりそうなので、僕は右岸のガレを巻くことにした。
そこはなんとピンクリボンが付いている1m巾の登山道になっているではないか。

あのね~。巻かずに登ろうよ~って声かけてたのに。

10:45
また狭いゴルジュになり上に橋が架かっている。先ほどの登山道の橋だ。
「この先はまた淵を浸かるので橋を渡って左岸から滝を巻く」とりんごさん。

しっかり、濡れない対策のりんごさんでしたね。

残りの者は「行っちゃおうか」とたろーさんを先頭に淵に浸かってつぎの滝を直登する。
僕は背伸びすると腰あたりの深さ。女性陣は腰上あたりまでの深さの淵。「冷たい!」

あのね~。背の高い人はいいね~。腰上ちゃうよ。胸までつかっちゃいました。さぶ~!

左岸を巻いたりんごさんのルートの岩壁の方がいやらしそうで、僕たちの方が早かった。

りんごさんは、どこでも登れる(下れる)実力者だから心配ないけどね。[/color

12:55
またまたゴルジュ。最後は木の刺さる8m滝に阻まれ少し戻って右岸を大巻きする。
ズルズルの超いやらし~いトラバース「その2」。ルンゼにぶつかり右に下るまでが長い!
イガミ滝のトラバースよりこっちの方が距離が長いし、つかめるのは土の中から掘り出し
たわずかな細い木の根が数カ所。苦手な僕には足に力が入り緊張のピーク。

矢問さんお望みの≪いやし≫の≪ら付き≫だったね~。


「あっ、アカショウビンが鳴いてる!」と、とっちゃん。
「僕は、苦手なトラバースでアカショウビンよりももっと大声で泣いてるで~」と僕。
「鳴かぬなら~、トラバースさせよう、やとうさん~」と、とっちゃんがいじめる。
「ギャハハハ~」と、いるか隊長が大笑いする。ホンマに・・・・・。

可愛い子には、旅をさせよじゃないけど、可愛がってるのが分からん? ネ! いるか隊長~。

トラバースが終わり沢の水に浸かると緊張のあと冷えた太ももの筋肉が痛くなってきた
ので、攣り防止に芍薬甘草湯を飲んでおいた。

いつのまに~。

13:40
6m斜滝は右から巻き、すぐに左に折れる滑り台のようなバンドの岩面を登るのだが、
りんご畑さんが念のためにロープをかけてくれ、みんな安全に登る。
続く多くの小滝は、直登や巻きが簡単なものが続く。

あれ?これどこだっけと、すでに記憶があやしい私。矢問さん、ものすごくよく覚えてるね~。ちょっと若い分違う?

平凡なゴーロが続く。
「しんどいなぁ」といいつつも足取りはしっかりと速度が落ちないりんごさん。
「伏流で暑くなってきましたね」と僕。

CUP君も、りんごさんのいつも同じ速度には関心しきりでした。

14:45
標高1010m地点の「二俣」には見えにくい二俣。
左手に岩壁を伝うようなCS15mの滝。左に行きたいのだが右俣左壁を回り混むようにして
この10mの滝を巻き左俣に入る。「おおっ、癒しの空間!木の緑のシャワー!」

ここ一見二又には見えんよね~。うっかりしてたら。
ウフフ(伊勢さんみたい)~。矢問さんの心の叫びね~。本物の癒しの谷が現われて~。



巻いた所で小休止。
時間が時間だ。このまま谷を詰めても小滝ばかりで見所もないし時間の短縮のために
このまま右岸の尾根伝いにナンノ木平にでようというりんごさんの意見にみんな同意。

時間さえあれば、やっぱり沢を詰めたい私でした。しかし、懸命な判断でしたね。

15:15
ここで登山靴に履き替えて登り開始!
沢靴と違い、登山靴はグリップが効いて急な斜面も登りやすい。しかし息が切れる。

しかし、ほんまに息がきれた~。のろのろ登りでした。

15:40
ナンノ木平。シンボルの大きなミズナラの木が迎えてくれた。小休止。
下山開始。しばらくは自然林の良い感じの尾根筋。

ここも癒しの空間よね~。

植林帯に入るとジグザグの急降下開始。
熊の檻もあった。疲れた足には応える下り。登山道というものの腐りかけた丸木橋も2箇
所あり、木の根をつかんで下りるところもある。テープが所々あるがこの登山道を闇下な
んかしたら全くわからないだろう。いまは19時くらいまでは明るいので安心。
(ナンノ木平の登山ルートも、2011年版「山と高原地図・大台ヶ原」には載っているが、
 僕の持っている20年前の山と高原地図には全く載っていない。翌日購入済み)

2011年版が出てるんや。矢問さんの情報通には、関心しきりの私~。

「以前、2度ほど苦労させられたのでルートは大丈夫」とりんご畑さんの心強いお言葉。
展望の良い所(Ca650m)で小休止して、またどんどん下る。沢の音が聞こえてきた。
17:00たき火跡のあるキャンプスペースのある江馬小屋の登山口で、橋を渡れば駐車地点だ。

下山ももうまじかで、下の方から沢音が聞こえると癒されるわ。無事下山に感謝~。

着替えをしていると「うわっ、やられた」たろーさんの足から流血。ヒルに献血!
みんなでスメールに向かい汗を流すことにした。やっぱり溯行後の温泉は気持ちよい。

この日の、被害者はたろーさんだけ?

今年の初沢登りは「癒し」だけではなく「いやらしのトラバース」がある沢登りだった。
いるかさん、思いっきりトラバースでいじめてくれてありがとう!
りんご畑さん、頼れるルート取りをありがとうございました!
とっちゃん、果敢にシャワーをもろともせず登って行くパワーをありがとう!
たろーさん、ロープのボッカやトップをありがとう!
CUB君、明るい笑顔で元気に登る若さにありがとう!
みなさん、またどこかの沢で!

 

ほんとに、メンバーそれぞれの個性がキラリの楽しい沢登りやったね~。
メンバーの皆さんに感謝の一日でした。また、ご一緒よろしくね。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆。
  
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Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by 矢問 »

zippさん、ご無沙汰していますm(..)m (^^) zippさんのお庭にお邪魔しました(^^)
まだこの掲示板の書き込みの方法になれずにいます(^^;)

【メンバー】 いるか、りんご畑、とっちゃん、たろー、CUB、矢問
 なんや、興味深いメンバーのパーティですね。手配使とっちゃんが暗躍!?

僕もいるかさんからのメールに突然たろーさんの名が出てきて「????」状態でした(^^;)
主催者のいるかさんもりんご畑さんもたろーさんを知らないはずなのに、と(^^;)
「あっ、きっと、とっちゃんからか~」と僕もピンときました。

 あはは!どこが癒し渓やねん!水量多いし(^^;。
やっぱりzippさんもそう思いますよね~(^^;) 「癒しが3級の沢かいな!」と思いましたよ(^^)
りんご畑さんからも朝会うなり「なんでこんなヒルだらけの沢を選んだんや?」といわれ(^^;)
「ぼ、ぼくはホントに癒しの簡単な沢はじめをしたかったんですが(^^;)」と。

ふつう常識的には、スメールの人の言を待たずもそうだろうけど、先日誰かのブログに、
スメール前でテント張ったとかあってびっくりですた(^^;。たぶんそんな輩がいるからなんだろうな。

あそこでテント張るなんてすごい根性!僕らももともとそこにデポしておくつもりもなく、いるかさんの指示で
待ち合わせしていただけなので。登山者のデポ地に使われているようですね。

なんか、もう一つ意味不明だけど、とっちゃんが先行者に無断で!トイレに行きたいと云ったのね。
最初ついてきていた車が消えてしまい、行くまでにダム湖の道を捜索なんて初めてでした(^^;)
みんなで行ったらしいですが、スタート時に「トイレ寄る?」と聞いたらだれも返事無しでしたのでスタート。
走行時にパッシングやクラクションもなかったので、ダム湖の最後の橋の手前で気づきました(^^;)。
ダム湖の南にも道があるし、脇道もあるし。探すも待つも難儀な判断でウロウロ。林道に入るのはやめて林道口で待ちましたが
これも不安でした。スメールは携帯圏内だけどダム湖の所は圏外で(^^;)圏内のところで待ち合わせしたのですが。

宮ノ谷と江馬小屋谷を間違える人、多いみたい。わたしの知人には、行合まで行って間違いに気づいた人もいる(^^;。
やはり初めての人は間違いやすいかもですね(^^)

記憶を辿ると、右から入る枝谷の手前に岩間滝の連瀑があったと。へぇ、あの滝がたろーさんの6m滝の画像かと納得した次第、水量多いね!
最初からこれをへつって直登か・・・と思いきや「朝から濡れるのいやや巻くで(^^)」と、りんごさんの言葉に「ラッキー!」と(^^)
暑がりの僕でもあの日はそんな気分になれない気温でした。先も長いのにね~。

両方の岩壁が狭まり洞窟のような暗いゴルジュ。「この奥が不動滝。泳いで見に行く?
僕は左から巻いていくけど」と、りんごさん。
 おぉ、りんご節!…ならずともオイラも濡れるの嫌や(^^;。

ここは正直迷いました(^^;) 泳いでいかないと正面で不動滝が見られないしなぁ・・・と。
でも深さを見て「やっぱりや~めた」と(^^;) たろーさんは行くかと思ったのですが(^^)

「右岸を少し戻って登るエエルートがあるから心配無用」とりんごさんの笑顔。
りんごさんが神様のように見えた。
 (古い沢登りの本にはこのルートは載っていないが、今月発売の吉岡章著「関西起点・
  沢登りルート100」や2011年版の「山と高原地図・大台ヶ原」の溯行図には、
  このりんご畑さんが登った巻きルートが点線で載っている。翌日購入済み )
 ふむ、それなりに山高地図も改定してるんやね(^^;。

「沢登りルート100」も「地図・大台ヶ原」も同じ吉岡章さんですしね(^^)
家にある山と高原地図の大半は20年以上前のモノで、「北摂」や「六甲」もそうとう変わっていたので
相棒に文句を言われ今年買い換えました(^^;) 道がどんどん出来ていたり崩れてなくなっていたり。

ほんの少し戻って9mm×40mロープを引いてりんごさんが岩壁の凹部を登る。
笛の合図が来てロープの補充に9mm×30mロープをたろーさんが持って行く。
 ん?けどこのルート、結構しんどそうなんね。記憶しとこう(^^)。

りんご畑さんの「愛・安全第一」のお心遣いです(^^) トラバースに比べれば持つ木もあるし
恐怖感はない登りです。そのあとの巻きはちょっと(^^;)

僕は背伸びすると腰あたりの深さ。女性陣は腰上あたりまでの深さの淵。「冷たい!」
 わたしなら、神様のりんごさんのあとを追うと思うけど…(^^;。

以前、りんご畑さんが溯行したときよりずっと浅くなっているようでした。
ここは浸かって直登のほうが断然楽で簡単すよ、zippさん(^^)

イガミ滝のトラバースよりこっちの方が距離が長いし、つかめるのは土の中から掘り出し
たわずかな細い木の根が数カ所。苦手な僕には足に力が入り緊張のピーク。
 ここもメモメモ!!

ほんまに「いらしの沢」ならぬ「いやらしのトラバース」でした(;_;)
体重と引力がとても仲良くなるのです(;_;)

「あっ、アカショウビンが鳴いてる!」と、とっちゃん。
 アカショウビン!! 台高ではじめてアカショウビンの鳴き声を聞いたのは、ここ野江俣でした。
その後も聞いた覚えがないようなのでここだけかも。滝見尾根に登るバリルートの時です。
 矢頭さん、トラバース苦手なのね(^^;、これもメモだな(^^)。

これからアカショウビンが鳴いてたら僕の泣きも思い出して下さい(^^;)
ずるずるのつかむところなしのトラバースがない沢がいいです~m(..)m(^^)。

このまま右岸の尾根伝いにナンノ木平にでようというりんごさんの意見にみんな同意。
 この水量なら、谷を詰めるのもよかったかも!?と思えるけど、時間ですよね。

たった30分でいけました(^^) 登っていくピーク手前も自然林でいい雰囲気のところですよ(^^)。
この登りでもりんご畑さんはトップでスタスタと(^^;)すごいパワーですぅ。

ヒルへの献血は、たろーさんだけだったんだ。
やっぱりヒルも、どう見てもたろーさんが「おいしそう」に見えたのでしょう(^_-)

矢頭さんレポは、一般的な情報量も多いのでありがたいです。 
ピシッとしたレポは沢山ある沢なので、仲間との愉快なチンタラレポが自分も思い出すときに楽しいので
邪魔な部分も多々あると思いますがご容赦下さいませm(..)m(^^)
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Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by 矢問 »

とっちゃん、こんにちは(^^)

【メンバー】 いるか、りんご畑、とっちゃん、たろー、CUB、矢問
ほんと思いがけず、楽しい仲間が集まったね~。

半数はとっちゃんが集めたのでしょ(^^) 知らぬ間に~(^^)

癒しの、感じいい沢登りを~やったから、あれこれ考えたけど、じゃ、ここにしよう~って妙案浮かばず。「野江股谷」に決定は、けっこうすんなり決まっちゃたね~。
全然すんなりとは思いませんが・・・(^^;) 当初の芦生と西谷とはレベルが大違いです。

近畿東海合同チームです。ところで、CUBって、何の略?
来るときも帰るときもずっとたろーさんの車でとっちゃんは一緒だったのに知らないの???
たろーさんにお聞き~(^^)

何が癒しになるかは、人それぞれだったりしてね~。去年のトラウマががっちりと矢問さんを掴んじゃってる?
やはり「沢はじめ」には選択しない沢レベルです。僕にとっては。

矢問さんは何時に出たんだろう~。どこで、眠るんだろうと思っていたら、大宇陀道の駅やったんや~。しかし、そこを3時に出たら、睡眠時間がぶつ切りね。
道の駅にパトカーがずっと回転灯つけて停車していたので落ち着かず・・・。
ダム湖事務所が待ち合わせ場所ならそこまで行こうかとおもったのですが、圏外だし、スメール前で寝るのはトイレ無いしと、道の駅に。

トップロープの時も、アッセンダー使うことはなくて、このチャンスにしっかり教えてもらっちゃおうと。今回は、私のアッセンダーをCUB君に使ってもらいましたがね。
現場であれこれ聞く姿勢から自分でどんどん試す姿勢をもちましょう。自分で試したモノを確認という感じじゃないと覚えないですよ。
また、ギヤはいろんな種類があるので「現場で教えて貰おう」と思っても「そのギヤしらんわ~」ということもありえます。
命に関わるギアは買うときにもショップで納得するまでしっかり教えて貰い、家でも試して。

やさしく教えてくださってよかったね。
もともとここには置くつもり無かったし、すんなり会話。

私がおりながら、不行き届きで、ご心配をおかけしましてしまいました。
まことに申し訳ありませんでした。

これからは遠慮無くクラクションを慣らす指示をして、がんがん鳴らして先行車を止めて下さい。
その車の中での「道は知ってるし」などの会話はわかりませんので。

彼らも沢登りのような格好でしたね。どこの谷に入らはったんやろ?
いえいえ、全くの登山スタイルでしたよ。宮の谷からのルートで登山と言ってました。

私は、何にもせんかったんやけど、塩もってこようかなと思ってたんやけど、りんごさんは≪酢≫を使ってはるの?酢っていうのは、初めて聞いたけど効果あるんやね~。メモしとこ。
酢は昔から使っている人も多々いますよ。僕はヒルよりブヨがいやですが(^^;)

そんなに多い谷とは知らず。知らぬが仏でおりました。
ゲッ、なにも知らずにきてたの??
亀さんの溯行図、樋上さんの溯行図、吉岡さんの溯行図と3枚ともホンマに違うので行き先が急遽
決まった金曜夜も予習に夜中1時半まで。4時半に起きて仕事なのに眠たかった~。
水量や崩れなどで溯行図を書く人の印象でずいぶん変わるけど、急に決まるとその比較での注意ポイント絞りも焦ります(^^;)

ここは、行く気にはならなんだね~。夏なら泳ぎが大好きなたろーさんがGO~ってとこやろけど。
たろーさんだけは「いく」というと思ったけど、初対面のいるかさんやりんごさんがいたので遠慮したのかな(^^)

待っとこうな~んて話してたん?りんごさんが、いい案出してくれてよかったね!
僕は金曜夜の予習で、そのつもりでした(^^;) 癒しの初沢で、ヒヤヒヤはいりませんので(^^)
当日も「ここまで恐怖の下りを戻るならここで待ってますので」、とりんごさんに言いましたよ(^^)
2人でもここは相当時間が掛かるのに、6人の往復となると最初でタイムオーバー。

りんごさんの指示で、たろーちゃんしっかりトップ行ってくれましたね。
たろーさん、しっかりしてましたね(^^)

大巻きしちゃわないで、ここまで来られてよかったわ~。記念の集合写真もバッチリ。矢問さんの三脚が活躍だったね。
イガミ滝の真ん前までは簡単に下れるとは驚きでした(^^) 
息子と1歳違いのCUB君がはしゃいでいましたね(^^)

吉岡さんの本は、たろーさんがゲットしてコピーもってきてたけど、矢問さん、しっかり帰ってからも調べたんだ。
僕も2種類持って行ってました。しかし3種とも微妙に違うので悩む点が多かった(^^)
溯行図の長さと地形図の距離はぜんぜん違うモノですが。

ロープが足りないよね~って言ってると、30mロープを二番手が持って行く指示が出たね~。色々、勉強になりますわ~。これ、癒しか?って?。
ここもりんごさんの「愛・安全第一」でしたね。上への登りはしっかり木があったのでロープなしでもいけたと思うけど、
初対面の人の力量がまだまだわからないときは、りんごさんの判断が事故を防いでくれます。ありがたいことです。
声がなかなか聞こえず、笛の合図や無線機の合図がいる部分です。

懸垂の距離は短かかったけど、ルートで1回くらいは、懸垂があるのって楽しいね。忘れやすい私には、メニューのおさらいできるのも嬉しいいわ~。
トラバースよりずっと好きだけど、懸垂での事故が最も多いことを忘れないようにしましょうね。

ミニ鶴小屋滝のような滝。これも左岸を巻く。
ここは、見てるだけ~って感じで、取り付くしまもなしね。

ウォータースライダーで楽しむ沢屋さんもいるような。

順番を待っていると時間がかかりそうなので、僕は右岸のガレを巻くことにした。
そこはなんとピンクリボンが付いている1m巾の登山道になっているではないか。

あのね~。巻かずに登ろうよ~って声かけてたのに。

6人もいると時間短縮をする人もいないと進みません(^^;) 
1人5分でも30分かかります。登りたいほど暑くなかったし。

また狭いゴルジュになり上に橋が架かっている。先ほどの登山道の橋だ。
「この先はまた淵を浸かるので橋を渡って左岸から滝を巻く」とりんごさん。

しっかり、濡れない対策のりんごさんでしたね。

りんごさんは楽しみ方がお上手です。岩間を行ったり登りにくそうなところをボルダー風に登ったり。
「こっちが楽なのかな?」と行くと、りんごさんレベルの岩壁(^^;) 
いるかさんも「りんごさんについていくと難しいところがあるのでよく見ないと」と言ってましたね(^^)

あのね~。背の高い人はいいね~。腰上ちゃうよ。胸までつかっちゃいました。さぶ~!
正味、ここくらいしか浸かりませんでしたね(^^;)

左岸を巻いたりんごさんのルートの岩壁の方がいやらしそうで、僕たちの方が早かった。

りんごさんは、どこでも登れる(下れる)実力者だから心配ないけどね。

いえいえ、岩登りを楽しんでおられたのです、きっと(^^)
翌日も岩登りに行かれたのですから!

矢問さんお望みの≪いやし≫の≪ら付き≫だったね~。
ほんとに「イヤラシのトラバース」でした。嫌いや~、ああいうトラバース(^^;)

可愛い子には、旅をさせよじゃないけど、可愛がってるのが分からん? ネ! いるか隊長~。
日頃のストレスをはらしてたやろ~!!

あれ?これどこだっけと、すでに記憶があやしい私。矢問さん、ものすごくよく覚えてるね~。ちょっと若い分違う?
時間短縮で僕はゴボウで登ったけど、とっちゃんたちはホールド探してゆっくり登ってたところ。ここでも時間が経過。
上で待ってるりんごさんも僕も、みんながなかなか上がってこないので寒くなってきたため少し歩き始めました。

CUP君も、りんごさんのいつも同じ速度には関心しきりでした。
ベテランさんのペース配分は勉強になります。りんごさんの歳になったとき、僕はこんなに歩けるかのかなぁと(^^;)
ムリムリ(^^;)

この10mの滝を巻き左俣に入る。「おおっ、癒しの空間!木の緑のシャワー!」

 ここ一見二又には見えんよね~。うっかりしてたら。

でしょ~。予習してないと直進してしまうよ。

ウフフ(伊勢さんみたい)~。矢問さんの心の叫びね~。本物の癒しの谷が現われて~。
僕もたろーさんも叫んでました(^^) いい緑でした!

時間さえあれば、やっぱり沢を詰めたい私でした。しかし、懸命な判断でしたね。
まあ、行けただろうけど、もう少し詰めたら結局左斜面を登っていくのだし。小滝はもう満腹。

沢靴と違い、登山靴はグリップが効いて急な斜面も登りやすい。しかし息が切れる。

しかし、ほんまに息がきれた~。のろのろ登りでした。

下山のために新調した靴が登りで使うとは(^^;)慣れてないので最初は痛かった(^^;)
りんごさん、ここでもペース衰えずでしたね。すごいわ~。

2011年版が出てるんや。矢問さんの情報通には、関心しきりの私~。
下山ルートもネットでは2ルートあるのでどちらをとるのかわからず。
でも飯高山の会のテープがあったので安心でした。

この日の、被害者はたろーさんだけ?
コワイ美女二人にはヒルも寄らない(^^;)
おいしそうなのもたろーさんだし(^_-)

メンバーの皆さんに感謝の一日でした。また、ご一緒よろしくね。
まだまだくれぐれも「癒しの沢」でお願いします(^^;)。
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とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by とっちゃん »

矢問さん、おはようさん。って、もう、こんにちはだよね~。

矢問さんは、今日も4時ごろ目が覚めていたの?

P6040433.JPG
ゲッ、なにも知らずにきてたの??
亀さんの溯行図、樋上さんの溯行図、吉岡さんの溯行図と3枚ともホンマに違うので行き先が急遽
決まった金曜夜も予習に夜中1時半まで。4時半に起きて仕事なのに眠たかった~。
水量や崩れなどで溯行図を書く人の印象でずいぶん変わるけど、急に決まるとその比較での注意ポイント絞りも焦ります(^^;)

知らなかったのは、ヒルがめちゃ多いっていうことですよ~。

樋上さんの本と、ネットでは予習してました。矢問さんほどは、超しっかりはできてなかったけれど。

で、このメンバーだからこそ、安全に楽しめる沢だと喜んでおりました。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆。
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by 山日和 »

矢問さん、こんばんは。
今回は突如腰痛に襲われて残念でした。
先週末も結局どこも行かずで、沢初めはお預けです。(^^ゞ

癒しの沢にしてはえらい選択ですね~
私も11年前に洞吹さんと行きましたが、手こずって時間掛った記憶があります。
あの時は時間切れで、二俣から中間尾根を江俣の頭へダイレクトに上がりました。
嫌らしいトラバースや奇妙な造形の滝も記憶にありますが、一番印象的だったのは
下山後に知ったシドニーオリンピックのマラソンでのQちゃんの優勝でした。(^^ゞ

余談ですが、私はいつもスメールのトイレで朝のお勤めを済ませています。
ウォシュレットで快適!!(*^^)v

                  山日和
たろー
記事: 51
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:55

Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by たろー »

矢問さん、こんばんは。
周回遅れのレスで申し訳ないです。

まず、この不思議なメンバー構成になった経緯を説明しますと、
私も沢メンバーを探してとっちゃんにメールをしていたのですが、他にメンバーが集まらなかったので、
そちらに混ぜてくださいとお願いしました。
ご一緒させていただいてありがとうございました。

「今年の沢始めに癒しの沢に行きましょう」といるかさんからお誘い。
「行く!」と即答。がっつり歩きの芦生の沢を一周するか簡単に楽しめる西谷にするか
との事だったが、たろ-さんの希望で台高の「野江股谷」になったとのこと。


私は野江股に行きたいなと思っていましたが、癒し渓だと聞いていたので、まさか採用されるとは
思っていなかったです。でも念願がかなってうれしかったです。 :D

「三級の沢中一泊の沢を日帰りで走り抜けて癒しになるの?」と思いきや「この人数で
ロープを出したりしてたら稜線は無理だ」と、りんご畑さん。「行けるところまでで戻ろう」
といるかさん。


確かに6人だと厳しいかなあ・・と内心思っていました。
でも「行きたい!」の気持ちが勝っちゃって。
何だか申し訳なかったです。

車を移動して、矢問号とたろー号で林道へ。
しかし、後ろにいるはずのたろー号が消えて10分ほど捜索ロス。どこへ行ったのか・・。
林道入り口で「どうしよう。携帯も圏外・・・無線機つけてないだろうしなぁ・・・」
しばらく待つと、ダム湖のトイレにとっちゃんを連れて寄り道していたらしい。


これは本当に申し訳なかったです。
泊地にトイレがなかったので途中で見つけた時、思わず寄ってしまいました。
きちんと事前に言っておくべきでしたね。おまけに道も間違って青田の方に進んで
しまいました。ゴメンナサイ。

両方の岩壁が狭まり洞窟のような暗いゴルジュ。「この奥が不動滝。泳いで見に行く?
僕は右から巻いていくけど」と、りんごさん。
水深は深いし、まだ初っぱなから泳ぎたくない気温で、だ~れも「行く!」と言わない。


さすがにここでは泳ぐ気にはなれなかったですね。
というより、このゴルジュの巻きをどうするのか、そちらの方に頭がいっていました。

りんごさんの支点の指示を受けて、たろーさんが9mm×30mロープを引いてトップで
ロープを張り、イガミ滝の手前右岸へ順番に行く。1人1人なので6人で時間がかかる。
ビレイをしているいるかさんの足をヒルが登っていく。「いや~!とってよ!」と叫ぶ。


ここはさすがに緊張しました。
私もズルズルが一番の苦手なので。
しかもみんなが来るのを待っている間、何回ヒルを撃退した事か・・
結局ここで献血してしまいましたが。

8:15
巻き途中で右下に不動滝が見える。そしてイガミ滝が右手前方下に。
「イガミ滝の前までは簡単に下りられるよ」とりんごさんに言われ一緒に行く。
みんなも順次やってきた。「お~、こりゃエエ滝ですね~」写真タイム。


矢問さんの三脚が大活躍でしたね。
あの集合写真、本当にいい写真でした(頂きました)。

ほんの少し戻って9mm×40mロープを引いてりんごさんが岩壁の凹部を登る。
笛の合図が来てロープの補充に9mm×30mロープをたろーさんが持って行く。
順次登り、ずっと下からの巻きルートにぶつかり、僕のいや~なトラバース開始。
滑りやすい斜面だが、まだ所々に木があるのでちょっとはマシか・・・。でも苦手だ。


このルート、レポートを読んだだけでは判らないですね。
バンドを少し戻るというのは記憶にあったんですが、まさかあんなルートがあるとは
しかも見た目より安定していて安心して登れました。いい勉強になりました。

幅広5mの滝。りんごさんが左水際の細かいホールドをシャワー気味で登っていく。
順番を待っていると時間がかかりそうなので、僕は右岸のガレを巻くことにした。
そこはなんとピンクリボンが付いている1m巾の登山道になっているではないか。


こんなところ登るの?って感じで見ていました。
りんご畑さんの安定した登りにはCUB君もびっくりしていましたよ。

また狭いゴルジュになり上に橋が架かっている。先ほどの登山道の橋だ。
「この先はまた淵を浸かるので橋を渡って左岸から滝を巻く」とりんごさん。
残りの者は「行っちゃおうか」とたろーさんを先頭に淵に浸かってつぎの滝を直登する。
僕は背伸びすると腰あたりの深さ。女性陣は腰上あたりまでの深さの淵。「冷たい!」


私の沢での唯一の武器は寒さに強い事。
お腹ぐらいまでの水没は今年すでに経験済です。でも冷たかった~!。

またまたゴルジュ。最後は木の刺さる8m滝に阻まれ少し戻って右岸を大巻きする。
ズルズルの超いやらし~いトラバース「その2」。ルンゼにぶつかり右に下るまでが長い!
イガミ滝のトラバースよりこっちの方が距離が長いし、つかめるのは土の中から掘り出し
たわずかな細い木の根が数カ所。苦手な僕には足に力が入り緊張のピーク。
「あっ、アカショウビンが鳴いてる!」と、とっちゃん。
「僕は、苦手なトラバースでアカショウビンよりももっと大声で泣いてるで~」と僕。
「鳴かぬなら~、トラバースさせよう、やとうさん~」と、とっちゃんがいじめる。
「ギャハハハ~」と、いるか隊長が大笑いする。ホンマに・・・・・。


この泥壁トラバースは嫌でした。
人より体重が重いので先行者は大丈夫でも私が足を乗せたら見事に崩れる・・
っていうのがよくあるパターンです。
矢問さんの気持ち、痛いほどよくわかります。

標高1010m地点の「二俣」には見えにくい二俣。
左手に岩壁を伝うようなCS15mの滝。左に行きたいのだが右俣左壁を回り混むようにして
この10mの滝を巻き左俣に入る。「おおっ、癒しの空間!木の緑のシャワー!」
巻いた所で小休止。

15:40
ナンノ木平。シンボルの大きなミズナラの木が迎えてくれた。小休止。


やっと癒しになりましたね。下山の何とか目処が立ってきてホッとしました。

着替えをしていると「うわっ、やられた」たろーさんの足から流血。ヒルに献血!

ヒルに備えてハイソックスを履いていたのですが、靴下の上から吸血されていました。
今日2回目の献血・・ちょっと大盤振る舞いしすぎました。

今年の初沢登りは「癒し」だけではなく「いやらしのトラバース」がある沢登りだった。
いるかさん、思いっきりトラバースでいじめてくれてありがとう!
りんご畑さん、頼れるルート取りをありがとうございました!
とっちゃん、果敢にシャワーをもろともせず登って行くパワーをありがとう!
たろーさん、ロープのボッカやトップをありがとう!
CUB君、明るい笑顔で元気に登る若さにありがとう!  
 

こちらこそ、押し掛けメンバーを混ぜてもらってありがとうございました。
色々とご迷惑をおかけしましたが、懲りずにまたよろしくお願いいたします。

たろー
添付ファイル
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記事: 290
登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
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Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by 矢問 »

山日和 さん、こんばんは(^^)
腰もなんとか治っているようでよかったです(^^)
沢初めはどこでしょうね~。綺麗で楽で適度なスリルのところにしましょうね~。

癒しの沢にしてはえらい選択ですね~
私も11年前に洞吹さんと行きましたが、手こずって時間掛った記憶があります。

僕にとっては「沢はじめ」には選択してはいけない部類の沢ですよね(^^;)
去年も今年も室内クライミングでちゃんとスラブの10aをリードでスルスル登れてからスタートしてませんから(^^;)

あの時は時間切れで、二俣から中間尾根を江俣の頭へダイレクトに上がりました。
山日和さんの「時間切れ」は真夜中下山のことかいな(^^;)

嫌らしいトラバースや奇妙な造形の滝も記憶にありますが、一番印象的だったのは
下山後に知ったシドニーオリンピックのマラソンでのQちゃんの優勝でした。(^^ゞ

こう言うのって印象に残りますよね。僕も残雪の多い年の槍ヶ岳のテント泊で夜震えながら応援したやわらちゃんが
勝ったのが忘れられません(^^)

余談ですが、私はいつもスメールのトイレで朝のお勤めを済ませています。
ウォシュレットで快適!!(*^^)v
  
ええっ、外から使えるトイレがあるの?? テニス場の横かと思ったけど無くて・・・。
スメールへ行ったのも何年ぶりか(^^;) 小山伏さんとは沢後によく行ったのですが(^^;)
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記事: 290
登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
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Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by 矢問 »

たろーさん、こんばんは(^^)。

周回遅れのレスで申し訳ないです。
全然かまいませんよ(^^)

私も沢メンバーを探してとっちゃんにメールをしていたのですが、他にメンバーが集まらなかったので、
そちらに混ぜてくださいとお願いしました。
ご一緒させていただいてありがとうございました。
いるかさんからのメールに突然たろーさんが出てきたので、「おやっ?いるかさん、たろーさんを知らないはず。・・」と
思いつつも「はは~ん、とっちゃん経由だな」と予測しました。主催者がOKしたのですから文句なしです(^^)
僕はたろーさんの元気さは良く知ってるし(^^)

私は野江股に行きたいなと思っていましたが、癒し渓だと聞いていたので、まさか採用されるとは
思っていなかったです。でも念願がかなってうれしかったです。

たろーさんの提案がなかったら、芦生を1周か西谷でした(^^) 
りんご畑さんも野江股なら参加と聞き、それなら安心と!

確かに6人だと厳しいかなあ・・と内心思っていました。
でも「行きたい!」の気持ちが勝っちゃって。
何だか申し訳なかったです。

申し訳ないなんて、決まったのなら、それで行くのがメンバー。
あとは協力と、時間短縮で全員が直登に時間さくのは無理と判断したら誰かが巻いたりすれば良いし(^^)

トイレに行くのは悪くないですよ。我慢する方が駄目です。
ただ、事前に言う、または言ってないならなんとかして知らせる、が原則ですね。
ダム湖の南や、脇道など複数ルートがあるので探しようがなかなかないしね。
待つのもどこが適当なのかと迷う。

さすがにここでは泳ぐ気にはなれなかったですね。
というより、このゴルジュの巻きをどうするのか、そちらの方に頭がいっていました。

ここだけは予想はずれでした。きっとたろーさんは「行って見ます」と言うと思い、僕も行って見たいけど
後々のこと考えると足が攣りやすくなるし・・・と葛藤する場面と思ってましたが、すんなり巻きでしたね(^^)

ここはさすがに緊張しました。
私もズルズルが一番の苦手なので。
しかもみんなが来るのを待っている間、何回ヒルを撃退した事か・・
結局ここで献血してしまいましたが。

流石に今年の初沢ではないだけに果敢にチャレンジでしたね。
でも、ちょっといやだなぁと思ったときはいやですと言ってくださいね。
手袋の中にもヒルがいてたのはここでしたっけ?

矢問さんの三脚が大活躍でしたね。
あの集合写真、本当にいい写真でした(頂きました)。

どんな山や沢に行くときも入っていますのでご安心を(^^)

このルート、レポートを読んだだけでは判らないですね。
バンドを少し戻るというのは記憶にあったんですが、まさかあんなルートがあるとは
しかも見た目より安定していて安心して登れました。いい勉強になりました。

ホントですね。吉岡氏の沢本や高原地図の溯行図を見ていたとしても、取り付きの壁のバンドに
気づきにくいし、その上に登っていけるというのは木の葉でみえないので行って見ないとわからない。
もし戻ることを考えると行きたくない取り付きですしね。
りんごさんの苦労して見つけたという記憶力のおかげです(^^)。

こんなところ登るの?って感じで見ていました。
りんご畑さんの安定した登りにはCUB君もびっくりしていましたよ。

たろーさんは初めてですものね(^^) 僕もりんご畑さんとは数回ご一緒させていただいてますが
流石にボルダーも年季が入っておられるのでグイッグイッと粘り強い登りを見させていただけます(^^)
「こんなん僕には無理や~」と言うところも簡単そうに登っていかれるので簡単と勘違いしてしまいそうになります(^^;)

私の沢での唯一の武器は寒さに強い事。
お腹ぐらいまでの水没は今年すでに経験済です。でも冷たかった~!。

数年前までの僕もソウでした(^^) たろーさんもいずれ冷やすと足が攣りやすくなってくるって(^_-)
山日和さんしかり、そして僕も(^^;)

この泥壁トラバースは嫌でした。
人より体重が重いので先行者は大丈夫でも私が足を乗せたら見事に崩れる・・
っていうのがよくあるパターンです。
矢問さんの気持ち、痛いほどよくわかります。

たろーさん、おおきに~(^^) ホンマに体重と引力がいやっちゅうほど仲良くしよるでしょ。
軽い人がいけたところでも滑るもんね~(;_;)

やっと癒しになりましたね。下山の何とか目処が立ってきてホッとしました。
CS15mを巻いたら別世界展開でしたね。尾根筋を登ってもそうでしたし、ナンノ木平周辺も。
こういう展開は嬉しいですよね(^^)

ヒルに備えてハイソックスを履いていたのですが、靴下の上から吸血されていました。
今日2回目の献血・・ちょっと大盤振る舞いしすぎました。

数グラムは軽くなった? (^^)

こちらこそ、押し掛けメンバーを混ぜてもらってありがとうございました。
色々とご迷惑をおかけしましたが、懲りずにまたよろしくお願いいたします。

とんでもない!久々にご一緒出来て良かったです。また最後までロープを持って貰ってごめんね。
下山時は持つって言ってたのに甘えてしまいました(^^;)
また、どこかの沢で!
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Re: 沢【台高】蓮川・野江股谷からナンノ木平

投稿記事 by 矢問 »

アレ~???
山日和さんやたろーさんにレス書いたのに消えてる(@_@);

なんでかよくわからん・・・・。(;_;)
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