【台高】シロヤシオの花は何処?奥ノ平峰。
Posted: 2015年5月27日(水) 21:57
5月2日、宮ノ谷滝見尾根の1000m附近。
既にシロヤシオの葉は展開しているものがあるが花はない。かろうじて僅かにツボミを付けている木を見た。
5月10日ワサビ谷の尾。まだ葉の展開しているものは少ないが、「鹿見平」の下部ではツボミを確認できるのではと思ったが、一切見受けられなかった。
ならば、奥ノ平峰北尾根はどうだろう?
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【 日 付 】2015年05月17日
【 山 域 】台高中部 奥ノ平谷周辺
【メンバー】びぃ zipp
【 天 候 】晴天
【 ルート 】≪千石林道駐車地~サスケ滝~奥ノ平(奥ノ平峰)~黒滝(金)谷左岸尾根~サスケ滝~駐車地≫
07:50 千石林道ゲート前駐車地--- 09:30~09:45 サスケ滝--- 11:00~14:05 奥ノ平(奥ノ平峰ピストン、昼食) --- 15:00~15:15 サスケ滝--- 16:45 駐車地
あっ!靴をわすれた!!
モトイっ!地下足袋を車に積み忘れた。
今はいているのは、一応初心者トレラン用とされているスニーカー。これで登るしかなさそうだ。
今日のルートは、トラバースのザレ地に照葉樹の降り積もった落ち葉など足を滑らす要素がいっぱい。滑らせば、そのまま・・・。その上前半部分はヒルもいる。
スパ長のびぃちゃんに先行してもらい、しっかり足場を作ってもらうことにして、ヒル対策にはズボン裾を靴下に入れた。つひでに予定してた周回ルートを縮小しよう(^^;。
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奥ノ平谷出合に降りると簡単に渡渉できた。すでに山は雪解け水も吐き出しちゃって渇水気味なのだろう。
山ノ神の二体の自然石地蔵で、例によって手を合わす。この涎掛け作者であるびぃちゃんは、久しぶりに出合った為か随分涎掛けの色が落ちてしまったことに驚いている。まぁ、風雨に晒されればこんなものだろう。
嵓を巻いて辿りついた小広場で一本入れる。
「ダニは先頭者、ヒルは後続者に取り付く」との格言通り(?)、しっかりヒルにわたしだけ取りつかれた。とはいっても一匹だけ、道に首をフラフラさせているのもいたが、まだまだヒル本番には時間があるようだ。
この靴、乾いた岩にはぴったりと喰いつき安心できるのだが、やはり枯葉やザレはズリズリと滑り不安いっぱいだ。それにびぃちゃんはすでに忘れたのか?足場も作ってくれないでスタスタ進んでいくし…、わたしは滑りやすいところは三点支持で慎重に進まざるを得ない。
それでもなんとか、サスケ滝まで無事来れた。水量の少ないサスケ滝を見て大休止だ。
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ここからはわたしが先行し、サスケ滝前に落ちる無名谷(ワサビ谷)右岸を登り、谷の二俣で水を汲み左岸に渡り、急登する。
この急登は辛い。足を運んでもズルズルと滑るので、いつもの労力より二割増しだ。ただ、展開したばかり木々の新緑の中をゼェゼェとは云え呼吸するのは気持ちが良い。
しんどいので、トラバースして摂津道奥ノ平右岸道に逃れた。が、後で考えれば目的地が奥ノ平及び奥ノ平峰ならば、直登する方が奥ノ平には近いし、通過する森のたたずまいもいいのであった。摂津道は、三ヶ所もルンゼで切れ落ちた道なのだから。
摂津道で回り込みその道と別れて、ワサビ(黒滝)谷右岸尾根を南に登って行く。太い緩やかな尾根だ。チラホラと特徴的な木肌のシロヤシオの葉を展開した木が現れ尾根を右に左に覗きにいくが、チラホラとも花はない。
奥ノ平1,220mのダイラ。太いブナが倒れながらも新葉を展開している。昨年樹下でヒルネしたシロヤシオにも花はない。
半日陰のところにランチ用の蚊帳を吊り、ザックをデポして、奥ノ平峰(1,350m)に向かう。
この奥ノ平峰北尾根はシロヤシオが多く、その為尾根を幼木がヤブとなって被っていたりもする。が、ほとんど花はない。あっても大きな木に数輪の花を咲かせているだけだ。
標高1,300m辺りになると、シロヤシオの葉はまだ展開していない状態となる。
一休さんの常宿である奥ノ平峰であるが、どうも最近訪れたような痕跡はなく、庫(?)に入ってるであろうアルも無い…少し期待していたのだけど。
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気持ちの良い空の下、新緑の山々の展望。その何処かに白い樹影があっても良さそうなものだが、一切見受けられない。これほどまでシロヤシオの花が咲かない年は過去あったろうか?
昨年、シロヤシオと同様アケボノツツジもシャクナゲもよく花を付けた。それでも今年のアケボノツツジはソコソコ花を付けていた。シャクナゲは表と裏年のギャップは激しいが、シロヤシオは裏年でもソコソコ見られる樹はあったものと記憶するのだが、ここまで花が咲かない年は珍しい。
蚊帳に入ってゆっくりランチを楽しみ、名残惜しくも奥ノ平をあとにする。
緩やかな谷地形を少し降り、右の尾根に登る。先に歩くのは、びぃちゃんだ。
わかりずらい尾根分岐を右に辿るのだが、ちょっとした岩場があるから少し回り込んで降りやすいところ選んで!と後ろから声をかけたのだが、その岩場がいっこうに現れない。不思議に思っていると、右手にここよりも高い尾根が現れた。
本来辿る予定だった黒滝谷(金谷)左岸尾根である。その間にある谷は、サスケ滝前に落ちる無名谷なのだった。
このままこの尾根を辿れば、嵓となって切れ落ちてしまってるはず。谷が緩やかになったのを見計らって谷に降り、登り返しのないシカ道を辿って本来歩くはずの尾根に案外楽に復帰することができた。それも黒滝谷(金谷)左岸尾根の岩場などをカットしてだ。
この奥ノ平へのルート、案外使えるかもしれない。瓢箪から駒である。
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あとはしばらく尾根を辿り、左の山腹が緩やかになったのを見計らって、滝音する方向へ向かえば、サスケ滝だ。
往路と同様サスケ滝前で大休止し、足を滑らせないよう慎重に歩いて千石谷出合。
谷水で顔を洗ってすっきりして、ひと登りで千石林道の駐車地へ。
【 山 域 】台高北部 桧塚周辺