【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

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とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by とっちゃん »

山日和さん、こんばんは~。

【日 付】2011年6月5日(日)
【山 域】湖北 安蔵山周辺
【天 候】晴れのち曇り
【コース】田戸6:47---7:45奥川並8:05---9:41谷山10:09---11:02ブナ森広場12:36---13:12安蔵山13:24
     ---14:31尾羽梨14:47---15:11鷲見---15:45田戸

なんとか、日曜日もお天気がよかったようで、天気予報の変化が嬉しかったよね~。ブナを求めて近江まで、ようお越しやす~。

 仕事中、突然腰の痛みに襲われた。先週の水曜のことだ。その日は歩くのもままならない状態だった。

仕事中だったの?普通に仕事してたのに、ギックリ来ちゃったんだ。??様子がよう分からんけど。かがんだ時にか、荷物持とうとした時かしらんけど。ギックリ腰ってことなんかな?

 そして土曜日。痛みはほとんど治まった。これなら軽いハイキングでリハビリできそうだ。もう一日休んで日
曜に出かけるとするか。

なんやかや言うて、山に行かんてなことは考えられんと思ってたわ~。

 リハビリハイクに向かったのは湖北の安蔵山。まだ歩いていない谷山938.7mと安蔵山を結ぶ尾根歩きが
目的だ。この尾根にはいいブナ林があるらしい。以前から気になっていたところである。

気になっているところは、あちこちあるけどってとこやね。

  奥川並の集落跡から谷山の南尾根に取り付いた。なぜか入口には標識がなく、少し上がった八幡神社跡に
登山口の標識が設置されていた。

標識をつけた人には、違和感ないんやろね。自分は知ってるし。

  傾斜が緩みかけると待望のブナ林の登場である。706m標高点の手前から美しいブナ林が続く。そこそこ太い
木もあって楽しいところだ。樹林が切れた右手の高みに見えるのは左千方のあたりか。

さっそくブナちゃんがお出迎えで、だんだんテンションが上がるね。

谷山手前の急斜面から再びブナ林となり、太いブナが次々に視界に入ってきて元気付けられる。
 谷山頂上は少々ヤブっぽく、積雪期のようなすっきりしたブナ林の佇まいは望めない。
三角点に腰を降ろして休む。ここにも新しい道標があり、「左千方」「安蔵山」にルートが拓かれたことを示してい
る。このマニアックな山域にルートを拓いている余呉トレイルクラブに敬意を表そう。

積雪の頃、あちこち行きたいけど林道がね。


 出だしは踏み跡もはっきりしない潅木のヤブだったが、100mほど進むと明瞭な道に変わった。尾根筋には境
界標識らしい番号入りの白杭が続いていて、かつては道があったことがわかる。
余呉トレイルクラブによってつい最近整備されたこのルートは、人によれば道とは言えない程度の切り開き方が
好ましい。これはこのグループの方針のようで、高島トレイルのように「遊歩道」にしてしまわないところがいい。
とは言うものの、この程度の開き方だと少し人が通らなければすぐに自然に還ってしまいそうだ。

自然の復活力通る人の数とどっちが勝るんだろね~。このルートは、これから。

 しばらく下って平坦な部分まで来ると、見事なブナ林が続いた。3mクラスの大木もあたり前のように点在する。
この先に余呉トレイルクラブが名付けた「ブナ森広場」というのがあるらしいから、そこまで進んでみよう。
しかしこの尾根のブナ林は見事なものだ。大黒山北東尾根、上谷山南西尾根、横山岳北尾根、下谷山周辺等
と並んで、湖北でも屈指の森に違いない。リハビリしに来た甲斐があったというものである。

よろしいなぁ~。ほめちぎりますね。

 林床にヤブのないところでシートを広げる。考えてみれば今年初めての雪のない山だ。これまた今年初めて保
冷対策をして持参したビールをあおる。汗だくでずぶ濡れになったシャツを着替えるとサッパリ。
食後は久しぶりに昼寝を楽しんだ。

こんな日は、のんびりがなにより。目が覚めたら、シカが覗き込んでませんでした?ちゃう、熊さんが。

 だがまだ時間も早い。ここは懸案だった尾羽梨への北西尾根を歩いてみるか。尾羽梨から田戸まで1時間ばか
りの車道歩きが難点だが、足を前に出していればいずれ着くだろう。
 何年か前に拓かれたこのルートもまたブナの尾根である。時折ミズナラの大木が現われるのがこの尾根の特
徴だ。

ついつい、欲がでますね~。今日は、何の日?と問い返さなかったの?

菅並のトンネル入口に、「路面崩壊のため尾羽梨方面通行止め」という表示があったので、車が通ることもなく静
かなものだろう。と思っていたら、針川の方から1台の車が走ってきた。
「私を田戸へ連れて行って~」と喉まで出かかったがやめた。普段歩くことのない高時川沿いの道を歩くのも悪く
ないだろう。車に乗っていては気付かない風景が見られるはずだ。負け惜しみではなく。

負け惜しみでなくって、念をおさなくても~。

しかし、田戸への道はやっぱり長かった。また腰痛がぶり返してしまったようだ。

ええ~。なんしにここに来たの?と自問自答?

欲はいましめましょう~。

まぁ、ブナに心は癒されたのだからある意味リハビリにはなったのかも~。

ところで、もう腰の痛みは飛んでいきました?

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆。




                       山日和
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、どうもです。ご無沙汰~。

【ルート】  田戸(7:13)~奥川並(8:26)~谷山(11:03)~安蔵山(13:36)~林道登山口(15:05)~田戸(15:35)

おおっ、似たようなコース歩いてたんですね。

もともと計画だけは壮大だった。その内容に関しては、とても恥ずかしくて書けない・・・残雪具合によってはビバークも鑑みて、準備に抜かりはなかった。必然的に荷物は、ずっしりヘビー級。

ひょっとして、谷山~左千方~神又峰~横山岳~北尾根なんて構想かな?それとも反対側へ三国~上谷~南西尾根~針川?
それにしてはスタートが遅いんでは?

上谷山で鳴った雷が、我が頭上に居を移して睥睨するかのように大きく一喝。亀のように首をすくめる私。が、次の瞬間には横山岳で轟音が鳴り響く。雷神様の神出鬼没とはこのことか。

雷の側撃を避け、カッパを着込んで身を潜めるが、どうにも県境稜線を狙う野心が砕け散った。この時点で私の脳裏にはあっさり『撤退』の二文字が浮かぶ。

私らが猿ヶ馬場で雷に襲われてた頃ですね。この日はあっちこっちで大変だったようです。

切り拓かれた感はあるものの、どうにもヤブっぽくて試される。鞍部を越えて登り返すが、このルートが素晴らしいのはブナの巨木が際だって多いことだろう。

その通り!!

どうにかジャストで階段を下りて下界に生還だ。重い荷物でへとへと歩きの林道。ああ、結局ザックの中のテン泊装備や無駄に詰め込まれた食糧群は「ザックの中の肥やし」であった。人生は重荷を・・・と言うが、山に来てまで地獄の責め苦はゴメンしたいぜ~。私は善人なのだ。

善人かどうかは別にして、お疲れさまでした。
しかし、なんかレポにコメントしてよぉ~(^_^;)

                             山日和

安蔵山北西尾根
安蔵山北西尾根
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by 山日和 »

とっちゃん、どうもです。

なんとか、日曜日もお天気がよかったようで、天気予報の変化が嬉しかったよね~。ブナを求めて近江まで、ようお越しやす~。

北か南か、予報をにらみながらの検討でした。

仕事中だったの?普通に仕事してたのに、ギックリ来ちゃったんだ。??様子がよう分からんけど。かがんだ時にか、荷物持とうとした時かしらんけど。ギックリ腰ってことなんかな?

人はそう言うね。別に何もしてないんやけど・・・

なんやかや言うて、山に行かんてなことは考えられんと思ってたわ~。

考えられるで。あんまり痛かったらやめてました。

気になっているところは、あちこちあるけどってとこやね。

まあね。

標識をつけた人には、違和感ないんやろね。自分は知ってるし。

安蔵山は階段の下にあったのに、なんでこっちは林道のキワにないのかと思いました。

さっそくブナちゃんがお出迎えで、だんだんテンションが上がるね。

2回目とは言え、登りと下りでは見える景色が違うね。

[attachment=1]RIMG0032_1.JPG[/attachment]
自然の復活力通る人の数とどっちが勝るんだろね~。このルートは、これから。

とにかく踏んでもらうためにもツアーを企画してるんだと思うけどね。しばらく通らなかったらすぐヤブに埋もれそう。

よろしいなぁ~。ほめちぎりますね。

専売特許ですわ。(^_^;)

こんな日は、のんびりがなにより。目が覚めたら、シカが覗き込んでませんでした?ちゃう、熊さんが。

鹿に馬乗りされたりして・・・(^^ゞ

ついつい、欲がでますね~。今日は、何の日?と問い返さなかったの?

6月5日はたしか・・・・違うって?

ええ~。なんしにここに来たの?と自問自答?

山に登りに来ただけですよ。(^^)

まぁ、ブナに心は癒されたのだからある意味リハビリにはなったのかも~。

ところで、もう腰の痛みは飛んでいきました?


やっと治った感じです~。(^^♪

                    山日和

[attachment=0]RIMG0118_1.JPG[/attachment]
添付ファイル
ヤマボウシも満開
ヤマボウシも満開
こんなブナもあります
こんなブナもあります
ふ~さん
記事: 525
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by ふ~さん »

どうもどうも。

山日和さんの推測した私の当初のコース取りにはドキリ。

なんか、私のこころを見透かされているようで恐い・・・(^_^;)

まぁ、しかし、1泊2日なら難はないでしょう。

さて、腰の方はいかがでやんすか。

お医者には通いましたか?あるいは接骨院さんとか?

第一類と呼ばれる湿布薬を試してみましたか。これは、ロキソニンと同様、最近になって市販が解禁されたものです。

薬効成分は、ジクロフェナクナトリウムで、薬剤師さんの説明を受けてから購入することになります。っていうか、私もぎっくり腰で七転八倒するカミさんのために購入しました。

ちなみに、うちはノバルティO・ファーマのボルタレンを選びました。

薬剤師さんに相談してみたのですが、第二類のフェルビナクとかインドメタシン配合のものより、消炎効果は高いそうです。

勿論、第三類と呼ばれるサリチル酸メチル系のサロンパOでは全く効き目はないと思います。

幸いにも、私は腰痛に悩むことはないですが、明日は我が身ですからね。

早く直るといいね~

いや、でも、腰痛抱えててた方が、あばれん棒の山日和さんが大人しくなっていいのかも(^o^)

 ふ~さん
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by biwaco »

山日和導師サマ、こんにちは~
安蔵山レポ、遅まきながら、拝読させて頂きました。

実は今週、フクシマへ行っていたので昨夜帰宅するまでヤブ板は覗けず仕舞いでした。
国道6号は南相馬の20キロラインゲートまでしか入れませんが、一帯はいまだに瓦礫平原です。津波で押し寄せられたゴミの片付けや被災者の話を聞くくらいなもんですが、被災地と繋がってるよ!ってことが少しでも伝わればいいかな、と思っています。
【山 域】湖北 安蔵山周辺
コース】田戸6:47---7:45奥川並8:05---9:41谷山10:09---11:02ブナ森広場12:36---13:12安蔵山13:24
     ---14:31尾羽梨14:47---15:11鷲見---15:45田戸
GW前の下見歩き、思い出しました。小雨の一人歩きは寂しくて…(;一_一)
 リハビリハイクに向かったのは湖北の安蔵山。まだ歩いていない谷山938.7mと安蔵山を結ぶ尾根歩きが
目的だ。この尾根にはいいブナ林があるらしい。以前から気になっていたところである。
 菅並から県道を田戸まで進む。奥川並への林道に掛かる橋はワイヤーゲートで施錠され、車で入ることはで
きない。ここから奥川並まで1時間ほどの林道歩き。ちょうどいいウォーミングアップだろう。
リハビリに選ぶルートですか、これ? 余呉TCのみなさんが一応踏み跡を付けてくれてるとはいえ、ヤブ山のヤブ道。ヤブれかぶれでないと進めないでしょう? 腰痛でなくても腰が引けます。
 安蔵山の登山口には新しい余呉トレイルクラブの標識があってわかりやすい。安蔵山の南尾根末端には3つ
の階段(はしご?)があるのだが、一番奥の階段が最も整備されたルートだ。
下山して来る予定の階段を見送って奥川並へ向かう。
ハシゴは崩壊気味のを含めて4基ありました。お勧めは一番奥のハシゴには変わりなしですが。
 奥川並の集落跡から谷山の南尾根に取り付いた。なぜか入口には標識がなく、少し上がった八幡神社跡に
登山口の標識が設置されていた。
八幡神社は林道からは見えないので分かりにくいですね。左の村跡への道を入り小さな流れを渡るか、林道を少し進んだところの杉林から入りこむか、でしょう。
昭和15年と記された八幡神社の石碑の裏面には、日支事変にこの集落から出征した記念に建てられたことを
示す記述があった。冬は雪に閉ざされて外界と隔絶されてしまうこの集落にも赤紙は届けられたのだ。
かつては冬に病人が出ても町へ運ぶ手段も無く、戸板に乗せて雪道を人力で運ぶ途中で息を引き取ると、雪
融けまでその場に安置するしかなかったという。旧余呉町の集落の中で最も早く廃村になったのが奥川並な
のだ。
村跡の少し手前に離村の記念碑がありました。
 尾根の末端から急登が始まる。元々杣道があるので踏み跡はしっかりしているが、さすがにリハビリにはき
つい。とにかくゆっくり登ることだけを考えて一歩ずつ足を出した。
よく手入れされた現役の植林はすぐに終わり、いい感じの二次林に変わった。若狭や湖北でよく見られる掘り
込まれた道型が現われる。こういう道型は楽なように蛇行して付けられているのが常だが、ここの道はまっすぐ
登っているのでしんどいのだ。
biwa爺は谷山は諦めて林道を口ノ又終点まで詰めたので、谷山への杣道の様子は参考になります。
 傾斜が緩みかけると待望のブナ林の登場である。706m標高点の手前から美しいブナ林が続く。そこそこ太い
木もあって楽しいところだ。樹林が切れた右手の高みに見えるのは左千方のあたりか。
左千方は遠くにありて拝むもの? いつ行けるかなあ…。
足ノ又林道終点から右の枝尾根回りで県境稜線へ出るのも有りか?とも。(@_@;)
地形図上の平坦部の後半は、地形図とはイメージの違うやせた尾根になっている。こういうところは例外なく日
当たりが良くヤブが顔を出している。
谷山手前の急斜面から再びブナ林となり、太いブナが次々に視界に入ってきて元気付けられる。
 谷山頂上は少々ヤブっぽく、積雪期のようなすっきりしたブナ林の佇まいは望めない。
やっぱり、残雪期でしょうね、ベストシーズンは。
余呉トレイルクラブによってつい最近整備されたこのルートは、人によれば道とは言えない程度の切り開き方が
好ましい。これはこのグループの方針のようで、高島トレイルのように「遊歩道」にしてしまわないところがいい。
とは言うものの、この程度の開き方だと少し人が通らなければすぐに自然に還ってしまいそうだ。
帰りにウッディパル余呉でトレイルマップを入手しましたが、谷山~安蔵山~尾羽梨の尾根は未整備ルート(点線)になっていますね。
しかしこの尾根のブナ林は見事なものだ。大黒山北東尾根、上谷山南西尾根、横山岳北尾根、下谷山周辺等
と並んで、湖北でも屈指の森に違いない。リハビリしに来た甲斐があったというものである。
ブナの放射線が腰痛には良く効くそうで~♪
 林床にヤブのないところでシートを広げる。考えてみれば今年初めての雪のない山だ。これまた今年初めて保
冷対策をして持参したビールをあおる。汗だくでずぶ濡れになったシャツを着替えるとサッパリ。
食後は久しぶりに昼寝を楽しんだ。
山食、山飲の衣替えです。日帰り山行にはガスや防寒着の替わりに保冷ボックスや着替え下着をご用意くださいマセ。
予定ではここから南へ伸びる尾根を辿って、冒頭の階段に下り立つつもりだった。
だがまだ時間も早い。ここは懸案だった尾羽梨への北西尾根を歩いてみるか。尾羽梨から田戸まで1時間ばか
りの車道歩きが難点だが、足を前に出していればいずれ着くだろう。
まあ、尾羽梨からは車道といっても地道林道でしたね、確か。4月末には田戸から先は残雪と崩壊で進めなかったです。
自転車をデポしておけばよかったなあ。でも腰に悪いか。いや、どうせ腰に良くなさそうなことをやってるんだから
五十歩百歩かもしれない。
DOCが100歩で自力が50歩? だけど、そんなんで田戸まではたどり着かんでしょう?(^_-)
菅並のトンネル入口に、「路面崩壊のため尾羽梨方面通行止め」という表示があったので、車が通ることもなく静
かなものだろう。と思っていたら、針川の方から1台の車が走ってきた。
「私を田戸へ連れて行って~」と喉まで出かかったがやめた。普段歩くことのない高時川沿いの道を歩くのも悪く
ないだろう。車に乗っていては気付かない風景が見られるはずだ。負け惜しみではなく。
しかし、田戸への道はやっぱり長かった。また腰痛がぶり返してしまったようだ。
またまた、やせ我慢して…。乗せてもらったら楽ちんだったのにね。まあ、それが導師の矜持ってもんでしょうか? 
すぐ楽な道へ身を寄せるbiwa爺は、なかなか導師の元へ近づけませ~ん(@_@;)

ぶり返し腰痛、お大事に~(-。-)y-゜゜゜

                     ~biwaco
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by biwaco »

リハビリ第四弾ということで、またまた乱入お許しあれ。
山日和さん、乱入レスへの横レス乱入、重ねてお赦し下され~m(__)m
ふ~さん、導師レスは鉄棒やないのだからぶら下がりばかりしてないでマイレポ上げなさいね!(^_-)
こんな重いのにぶら下がられたら腰痛がいっそう悪化するってもんですがな。
昨日仕入れたBiwa爺からの情報は貴重きわまりなかった。前日、爺は左千方を狙って田戸から奥川並の廃村を目指した。だが、ぽそぽそ降る雨にモチは上がらず、結局足ノ又の林道詰めツアーに終始。爺の無念ぶりは察するに余りある。
デブリ残雪と崩壊地をトラバしながら左の尾根を無念の思いで眺めておりました。
谷の正面に見え隠れする左千方は、そう簡単には来サセンぞ!と立ちはだかってました。
アオバトの不思議鳴きを伴奏に、せわしないヒガラの声援を受ける。ブナの尾根を行けばアカゲラが不審者の侵入に備えてキョッキョッと見張り番。
雪田をつなごうとするも春色いと濃し。イワウチワだって開花している。眼下に足ノ又林道。仰ぐと、目指す左千方から南進する県境稜線を辿れば横山岳の勇姿。急登を越えて谷山の山頂へと飛び出した。
青ハト、赤ゲラ、春色、ピンクのイワウチワ…いやに色っぽいですねえ?(^_-)
ウキウキ、ソワソワ気分で谷山到着~♪
上谷山で鳴った雷が、我が頭上に居を移して睥睨するかのように大きく一喝。亀のように首をすくめる私。が、次の瞬間には横山岳で轟音が鳴り響く。雷神様の神出鬼没とはこのことか。
雷の側撃を避け、カッパを着込んで身を潜めるが、どうにも県境稜線を狙う野心が砕け散った。この時点で私の脳裏にはあっさり『撤退』の二文字が浮かぶ。
奥川並の守護神の怒りにふれたんです。きっと。無断侵入者は許さん~!
やがて、雷神様の怒りが収まる気配に安堵する。どうせなら・・・と安蔵山への稜線に向かって歩き始める懲りない私。
なんや、ホンマに懲りない人ですねえ(@_@;)
安蔵山の山頂でひと息つく。ここはまだまだ冬色に沈んでいる。ブナ林に包まれてお母ちゃんに抱かれる気分。意外に俺ってマザコンだったのか。ザックの上にちょこんと腰を下ろして休憩。
ぜんぜん意外じゃありません。ママにもババにも頭が上がらないシャイなふ~さん。安蔵山を尻に敷いて心安らぎましたか?
どうにかジャストで階段を下りて下界に生還だ。重い荷物でへとへと歩きの林道。ああ、結局ザックの中のテン泊装備や無駄に詰め込まれた食糧群は「ザックの中の肥やし」であった。人生は重荷を・・・と言うが、山に来てまで地獄の責め苦はゴメンしたいぜ~。私は善人なのだ。
ボッカ訓練と思って下さい。次にbiwa爺と行く山では、「肥やし」預けるから、訓練の成果を発揮してね~
いや、ひょっとして私、実は谷山で雷に撃たれ、冥界で生前の悪行の罰として苦役に当たっているのか。不安になって、こっそりヘソを見てみるが、雷様に取られた形跡はない。
見るだけでなく齧ってみたら? 臍(ホゾ)を噛む思いってどんなんか実感できるかも。へ~そお!(@_@;)
朝も帰りも釣り師に話しかけられる。「釣りですか」「いや、歩きなんです」「山菜ですか」「いえ、純粋な歩きなんです」う~む。自分で言いながらも「純粋な歩き」とは一体なんなのだ。
「純粋な歩き」ねえ、永遠のテーマかも。見返りや獲物を求めない、ただただ体力の消耗を喜びとする…。
考えてみれば、ふ~さんのヘ☓タ☓ワールドこそ「純粋な歩き」やないかな?(^_-)

今度は自分のトピでね。つうさんに叱られないうちに。(^o^)

                 ~biwaco
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、再びどうもです。

山日和さんの推測した私の当初のコース取りにはドキリ。

なんか、私のこころを見透かされているようで恐い・・・(^_^;)


○○タイのこころはよく理解できないですが、ここから入山して壮大な計画と言えばそんなもんでしょう。

さて、腰の方はいかがでやんすか。

お医者には通いましたか?あるいは接骨院さんとか?

第一類と呼ばれる湿布薬を試してみましたか。これは、ロキソニンと同様、最近になって市販が解禁されたものです。


ほぼOKです。普段より長引きましたが。
整形外科で処方箋出してもらい、モーラステープってのをもらいました。

いや、でも、腰痛抱えててた方が、あばれん棒の山日和さんが大人しくなっていいのかも(^o^)

「棒」って、字が違うような気が・・・ 「暴れん棒将軍」はふ~さんでしょ。(^^ゞ

                       山日和
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】リハビリのブナ回廊 谷山から安蔵山

投稿記事 by 山日和 »

biwacoさん、どうもです。

実は今週、フクシマへ行っていたので昨夜帰宅するまでヤブ板は覗けず仕舞いでした。
国道6号は南相馬の20キロラインゲートまでしか入れませんが、一帯はいまだに瓦礫平原です。津波で押し寄せられたゴミの片付けや被災者の話を聞くくらいなもんですが、被災地と繋がってるよ!ってことが少しでも伝わればいいかな、と思っています。


そうだったんですか。お疲れさまでした。ボランティアレポ上げて下さいね~。

GW前の下見歩き、思い出しました。小雨の一人歩きは寂しくて…(;一_一)

こみ上げる涙をこらえながら歩いてましたか?

リハビリに選ぶルートですか、これ? 余呉TCのみなさんが一応踏み跡を付けてくれてるとはいえ、ヤブ山のヤブ道。ヤブれかぶれでないと進めないでしょう? 腰痛でなくても腰が引けます。

大したヤブではないのはわかってましたからね。ヤブにらみで歩いてました。

ハシゴは崩壊気味のを含めて4基ありました。お勧めは一番奥のハシゴには変わりなしですが。

その壊れたヤツは私が初めて行った時のかな?一番手前から上がるとなかなか楽しめます。(^_^;)

[attachment=1]P3290013_1.JPG[/attachment]
八幡神社は林道からは見えないので分かりにくいですね。左の村跡への道を入り小さな流れを渡るか、林道を少し進んだところの杉林から入りこむか、でしょう。

わざわざ沢を渡らずとも、左岸から取り付けばいいでしょう。

村跡の少し手前に離村の記念碑がありました。

共同の墓碑じゃなかったですか?

左千方は遠くにありて拝むもの? いつ行けるかなあ…。
足ノ又林道終点から右の枝尾根回りで県境稜線へ出るのも有りか?とも。(@_@;)


無雪期なら厳しそうですね。残雪期に谷山からか、わりばしさんへのレスに貼ったレポのルートがいいでしょう。

やっぱり、残雪期でしょうね、ベストシーズンは。

なんと言っても歩くのが楽しいですね。景色も素晴らしいし。
ほぼ無雪期の県境稜線へのレポ。
http://www.ejanaika.com/forum/13381.html#13381

帰りにウッディパル余呉でトレイルマップを入手しましたが、谷山~安蔵山~尾羽梨の尾根は未整備ルート(点線)になっていますね。

まだ更新が追い付いてないのでしょう。

ブナの放射線が腰痛には良く効くそうで~♪

なるほど。じっくり歩けば効きそう。

[attachment=0]RIMG0051_1.JPG[/attachment]
山食、山飲の衣替えです。日帰り山行にはガスや防寒着の替わりに保冷ボックスや着替え下着をご用意くださいマセ。

この前の山行まで着替えの必要を全然感じなかったので、今年は体質が変わったのかと思ったら勘違いでした。

まあ、尾羽梨からは車道といっても地道林道でしたね、確か。4月末には田戸から先は残雪と崩壊で進めなかったです。

ここはれっきとした県道ですよ。舗装はされてと思いますけど。地道に見えたのは路面が荒れてるとこでしょう。

DOCが100歩で自力が50歩? だけど、そんなんで田戸まではたどり着かんでしょう?(^_-)

たどたどしい足取りでも田戸まで行けるでしょ。(^^ゞ


またまた、やせ我慢して…。乗せてもらったら楽ちんだったのにね。まあ、それが導師の矜持ってもんでしょうか? 
すぐ楽な道へ身を寄せるbiwa爺は、なかなか導師の元へ近づけませ~ん(@_@;)


ホントは声を掛けようと思う間もなく通り過ぎたのでした。(^_^;)

       山日和
添付ファイル
谷山頂上のブナ
谷山頂上のブナ
安蔵山第1登山口(悪路です)
安蔵山第1登山口(悪路です)
閉鎖