【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2015年5月10日(日)
【山 域】鈴鹿 御在所岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】朝明7:10---8:00ブナ清水入口---9:30県境稜線---10:20地獄谷出合11:30---12:15御在所岳---
      13:45神崎川本流---14:15鈴鹿の上高地---14:40根ノ平峠---15:20朝明

 初めてブナ清水を訪れたのは10数年前。その当時はまだ知る人ぞ知る存在で、ガイドブックにも載り道標も建てられ
た今とは大違い。根ノ平峠下の分岐はササヤブのバリアで覆われ、普通はその向こう側へ行こうなどとは思わなかっ
た。最初に目指した時には場所がわからず、青岳から伊勢谷右俣の源頭を下降して左俣に入った。しばらく登った次の
二俣であきらめて、千種街道へ戻ってしまったのだ。その時の到達点である二俣の左谷の奥にブナ清水があるのだが、
小滝の落ちる右谷のことがずっと気に掛かっていた。谷の曲がり具合や等高線の間隔、ブナ清水との距離等を鑑みれ
ば、こちらにもブナ清水のような桃源郷があるのではないか。それを確かめたくて伊勢谷へと向かった。

[attachment=7]DSCF3224_1.JPG[/attachment]
 朝明の駐車場では予定のルートを根掘り葉掘り聞かれた。昨今の遭難の多さ、とりわけ予定コース不明による行方
不明遭難の多さを思えば仕方のないことなのだろう。
 伊勢谷の道はイワカガミが真っ盛りだ。すっかり見通しの良くなったブナ清水への分岐を左折。伊勢谷の大滝もよく見
えるようになった。
 件の二俣に到着。本家ブナ清水もしばらく行ってないので後ろ髪引かれるものがあるが、二俣を右に進む。
どうってこともない谷歩きで、林相が特別いいわけでもない。むしろ左右の尾根の方がいい雰囲気で惹かれるものがあ
る。谷の真ん中に大岩がゴロゴロしているのが珍しいぐらいか。沢床は花崗岩の岩盤が主体なのでまだ救われる。

[attachment=6]DSCF3233_1.JPG[/attachment][attachment=0]DSCF3253_1.JPG[/attachment]
2,3の小滝を越えて、本命と目されるところまで来たが、何も変化はなく、雑木と杉のミックス林で期待は完全に裏切ら
れた。左手すぐの尾根がずいぶん魅力的に見えたので、谷を最後まで詰めるのをやめて尾根に向かう。尾根に乗ると
立派な道があってびっくりしたが、よく考えてみればこれはブナ清水からヤシオ尾根への登山道である。ちょっとガックリ
来てヤシオ尾根を県境稜線へと向かった。寄り道したキノコ岩は強風で、油断すれば体が持って行かれそうだ。
 早々に辞して、稜線から上水晶谷左俣の源頭へ下る。ヤシオ池もただのヌタ場のようだ。このルートはヤシオ尾根か
ら神崎川へ下る時の定番ルートとなっている。こちらもどうってことのない谷だが、両岸いずれかが台地となって歩きや
すく、かつ人に会う心配のないルートである。二俣からは右俣(通常上水晶谷と呼ばれている)を登り、地獄谷から御在
所岳を目指す。別に御在所の山頂を目指したわけではないが、地獄谷が未踏なので一度は踏んでおこうというだけの
話だ。

[attachment=5]DSCF3288_1.JPG[/attachment]
 地獄谷の出合で早めのランチとした。沢の水は冷たく、ビールを流れに浸してクルクル回せばすぐに飲み頃の冷たさ
となる。好天の一般道上とあって、数人の登山者が行き交っていた。
 地獄谷はちょっとした滝があるものの、総体的にガラガラの沢でなんということもない。(今日はこればっかりだ)
最後は谷を離れて左の小尾根に取り付くと、どんどん空が近付いて頭上に大きな岩が被さるように見えた。岩を回り込
むと急に人臭さがぷんぷんとし出す。飛び出したところは望湖台。御在所山頂の一角である。
三角点へ行くといるわいるわ、うじゃうじゃと湧いて来る人の波。登山者らしい格好の人がいれば、ワンピースにパンプ
スの女性もおり、ここは一体どういう場所なのかと頭がクラクラしてしまう。突然仕事の電話が入って頭は余計にクラクラ
である。とにかく早く脱出しないと頭がおかしくなりそうだ。地獄谷左岸尾根である北西尾根へ向かう。
鈴鹿国定公園記念碑の奥へ入ると別世界。まったく人の気配はなくなり、喧騒の山上から静寂のバリハイルートへ舞台
は急転した。
 
[attachment=4]DSCF3327_1.JPG[/attachment]
 この尾根上の1155mピークは3年前の春のやぶオフの開催地だ。鈴鹿らしい二次林の続く尾根は、好展望の1155m
を過ぎると最高潮となる。ここから1065mピークあたりまでの、特に右側斜面が素晴らしい。太い木はないものの、まと
まったブナ林があり、下生えのないスッキリとした林床はなかなか見応えがある。3年前のやぶオフの時はこの斜面に
惹かれて地獄谷出合付近まで駈け下りたものだ。
 今日は尾根を直進。末端まで行かず、左に分岐する未踏の尾根を下る。少しでも未踏の場所を歩きたいというのは貧
乏性の為せる業だろう。

[attachment=3]DSCF3366_1.JPG[/attachment][attachment=2]DSCF3402_1.JPG[/attachment]
 下り立ったコクイ谷出合からの道はまるで高速道路。広く、しっかり踏まれた道は深い樹林の中を行く。上水晶谷出合
付近は緩やかな起伏の台地が大きく広がり、底抜けに明るい疎林に包まれたなんとも心落ち着く場所である。
 ここから神崎川本流へ出て飛び石で渡る。しばらく雨が降っていないせいで水量は少なく、靴を濡らすこともなかった。
本流左岸の道も久し振りだ。ここの左側山裾には白玉がぽつぽつと咲いていた。これが本日の目的のひとつ。もうひと
つは空振りに終わったが、これで目的は達成したと言えるだろう。

[attachment=1]DSCF3408_1.JPG[/attachment]
 鈴鹿の上高地のあたりで再び渡渉。ここも3度オフ会の舞台となった場所である。
夢の跡を振り返りながら大カツラに挨拶。後はタケ谷から淡々と千種街道を戻るだけだ。

                             山日和
添付ファイル
DSCF3253_1.JPG
DSCF3408_1.JPG
DSCF3402_1.JPG
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落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、おはようございます。

最初にコース順だけを見て、?状態だったのですが、初見の地獄谷を登る目的があったのですね。
御在所山北西尾根は季節を替えて何回か歩きましたが、本当に素晴らしいところです。
私は御在所山の喧騒を避けるために、ロープウエイが営業を開始する前に通過することにしています。
それでもそれなりの登山者に遭遇するのは避けられませんけど。
早朝から中登山道の駐車場はいっぱいになるみたいですから。

私がブナ清水を初めて訪れた時には、もうすっかり道が出来上がっていました。
これまでに2回降りで、登りで1回歩いたような。
まあその程度の経験ですからルートを外れたこともありません。
何か隠れてそうな雰囲気のあるところですが、そうは問屋が卸してはくれませんでしたか。
緑水さんが名付け親だと聞いていますが、最初に見付けた人は興奮したことでしょうね。

10日は藤原岳でしたが、少し風が強い程度だったと思います。
花の写真を撮るのに、花が揺れて厄介でしたね。
キノコ岩で身体が持っていかれそうだったのは地形的なこともあるのでしょうか。

北西尾根は直進して末端まで行くと急斜面ですが、最後で左に振ると千種街道に軟着陸できますね。
初めて歩いた時にその急斜面の方を登りましたけど、やぶこぎネットの人ってこんなところを歩くんだと思ったものです。
コクイ谷出合から上水晶谷出合までの高速道路沿いの白玉は確認出来ませんでしたか?
山側にも谷側にも少し離れたところにそれなりの群生があったのですが。
まあ左岸の方がずっと数は多いのですけどね。
今年の鈴鹿は雪が多かった割りに、その後の暖かさで花は少し早いのかもしれません。
落第忍者
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんばんは

  初めてブナ清水を訪れたのは10数年前。
 その当時はまだ知る人ぞ知る存在で、ガイドブックにも載り道標も建てられた今とは大違い。
 根ノ平峠下の分岐はササヤブのバリアで覆われ、普通はその向こう側へ行こうなどとは思わなかった。


当時は「ブナ清水」というのがあるらしいと、
断片的な情報をつなぎ合わせて場所を探して歩き、謎解き探検をする感がありました。

 小滝の落ちる右谷のことがずっと気に掛かっていた。
 谷の曲がり具合や等高線の間隔、ブナ清水との距離等を鑑みれば、こちらにもブナ清水のような桃源郷があるのではないか。
 それを確かめたくて伊勢谷へと向かった。


「ブナ清水はどこだ?」で頭がいっぱいになりながら、この右谷の流れを渡ったことはよく覚えています。

 朝明の駐車場では予定のルートを根掘り葉掘り聞かれた。
 昨今の遭難の多さ、とりわけ予定コース不明による行方不明遭難の多さを思えば仕方のないことなのだろう。


そんなに根掘り葉掘り聞かれるんですか。
説明してもわかってくれるんかな。

 伊勢谷の道はイワカガミが真っ盛りだ。
 すっかり見通しの良くなったブナ清水への分岐を左折。
 伊勢谷の大滝もよく見えるようになった。


あの笹の海だったのがウソみたいですね。

 件の二俣に到着。
 本家ブナ清水もしばらく行ってないので後ろ髪引かれるものがあるが、二俣を右に進む。
 どうってこともない谷歩きで、林相が特別いいわけでもない。
 2,3の小滝を越えて、本命と目されるところまで来たが、何も変化はなく、雑木と杉のミックス林で期待は完全に裏切られた。


思い入れが強かったせいか、たいしたことがなかったようで残念でした。

 こちらもどうってことのない谷だが、両岸いずれかが台地となって歩きやすく、
 かつ人に会う心配のないルートである。


「人に会う心配のない」ルートってドロボウさん向きのルートですか。
 
  二俣からは右俣(通常上水晶谷と呼ばれている)を登り、地獄谷から御在所岳を目指す。
 別に御在所の山頂を目指したわけではないが、地獄谷が未踏なので一度は踏んでおこうというだけの話だ。


地獄谷はワシもまだ歩いたことがないな。

  岩を回り込むと急に人臭さがぷんぷんとし出す。
 飛び出したところは望湖台。御在所山頂の一角である。
 三角点へ行くといるわいるわ、うじゃうじゃと湧いて来る人の波。
 登山者らしい格好の人がいれば、ワンピースにパンプスの女性もおり、ここは一体どういう場所なのかと頭がクラクラしてしまう。
 とにかく早く脱出しないと頭がおかしくなりそうだ。


うわーっ、早く通り抜けてちょうだいっ。

  突然仕事の電話が入って頭は余計にクラクラである。

奥越の雪山でも、いつも電話が入ってましたものね。
docomoは繋がりすぎていかん。

  この尾根上の1155mピークは3年前の春のやぶオフの開催地だ。
 鈴鹿らしい二次林の続く尾根は、好展望の1155mを過ぎると最高潮となる。
 ここから1065mピークあたりまでの、特に右側斜面が素晴らしい。


あのオフ会からもう3年も経つんですか。
早っ。

  本流左岸の道も久し振りだ。ここの左側山裾には白玉がぽつぽつと咲いていた。
 これが本日の目的のひとつ。
 もうひとつは空振りに終わったが、これで目的は達成したと言えるだろう。


あれ、山日和さんにそんな趣味があったんですね。
そういえば、最近、花の写真をよくアップしてますものね。

  鈴鹿の上高地のあたりで再び渡渉。ここも3度オフ会の舞台となった場所である。
 夢の跡を振り返りながら大カツラに挨拶。後はタケ谷から淡々と千種街道を戻るだけだ。


川のほとりで何度か泊まりました。懐かしいな。
お疲れさまでした。

よい山旅を!
                     洞吹(どうすい)
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by 山日和 »

落忍さん、どうもです。

最初にコース順だけを見て、?状態だったのですが、初見の地獄谷を登る目的があったのですね。

そうなんですよ。(^^♪

御在所山北西尾根は季節を替えて何回か歩きましたが、本当に素晴らしいところです。
私は御在所山の喧騒を避けるために、ロープウエイが営業を開始する前に通過することにしています。


この尾根はホントにいいですよね。
御在所は端をかすめて通り過ぎるように心がけています。 :mrgreen:

[attachment=2]DSCF3338_1.JPG[/attachment][attachment=1]DSCF3343_1.JPG[/attachment]
私がブナ清水を初めて訪れた時には、もうすっかり道が出来上がっていました。

昔は「ブナ清水とはどこだ?」状態でみんな探してました。面白い時期でしたよ。

何か隠れてそうな雰囲気のあるところですが、そうは問屋が卸してはくれませんでしたか。
緑水さんが名付け親だと聞いていますが、最初に見付けた人は興奮したことでしょうね。


それほど期待してたわけではないので、ああやっぱりという感じでした。想像して実行することに意味があるんです。 :lol:
緑水さんもあっちこっち名前を付けていますけど、ブナ清水はニフティ時代に山葵庵さんという人が命名したと思います。

[attachment=0]P4250003_1.JPG[/attachment]
10日は藤原岳でしたが、少し風が強い程度だったと思います。
花の写真を撮るのに、花が揺れて厄介でしたね。
キノコ岩で身体が持っていかれそうだったのは地形的なこともあるのでしょうか。


そうでしたか。キノコ岩ではまともに立ってられないほどの強風でしたよ。

北西尾根は直進して末端まで行くと急斜面ですが、最後で左に振ると千種街道に軟着陸できますね。
初めて歩いた時にその急斜面の方を登りましたけど、やぶこぎネットの人ってこんなところを歩くんだと思ったものです。


そんな急だったかな?初めて歩いた時はここを登りましたが、あまり感じませんでした。 :D

コクイ谷出合から上水晶谷出合までの高速道路沿いの白玉は確認出来ませんでしたか?
山側にも谷側にも少し離れたところにそれなりの群生があったのですが。
まあ左岸の方がずっと数は多いのですけどね。


それは気付きませんでした。
上水晶分岐で会った登山者が「あったー」と叫んでいるのを後で聞きました。伊勢谷の下りで再会したので聞いてみると
やっぱり白玉を見つけて叫んだということでしたが、1株しか見つからなかったようです。
そのパーティーは白玉目当てで来たようでした。神崎川左岸にいっぱいあったと教えてあげたらびっくりしてました。(^^ゞ

                           山日和
添付ファイル
昔のブナ清水への道
昔のブナ清水への道
DSCF3343_1.JPG
DSCF3338_1.JPG
アバター
山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。

当時は「ブナ清水」というのがあるらしいと、
断片的な情報をつなぎ合わせて場所を探して歩き、謎解き探検をする感がありました。


ニフティのバリ西時代が懐かしいですねえ。一体どこにあるんだろうと思ってましたね。

「ブナ清水はどこだ?」で頭がいっぱいになりながら、この右谷の流れを渡ったことはよく覚えています。

初めての時はここで力尽きて(オーバーな^^;)Uターン。2回目に左谷を根気良く詰めて発見しました。

[attachment=3]DSCF3228_1.JPG[/attachment]
そんなに根掘り葉掘り聞かれるんですか。
説明してもわかってくれるんかな。


係員も2人態勢で、ひとりは山をよく知ってそうな若めの人でした。最初は「ブナ清水から神崎川へ適当に」と言ったんだけど
許してくれず、「伊勢谷からブナ清水(これはウソ)経由で青岳。上水晶谷から地獄谷で御在所へ上がって地獄谷左岸尾根を
神崎川へ。そこからタケ谷を経て根ノ平峠へ」と詳しく説明しました。

あの笹の海だったのがウソみたいですね。

まったく。 :D

思い入れが強かったせいか、たいしたことがなかったようで残念でした。

まあ、さほど期待はしてなかったんですけどね。 :mrgreen:

[attachment=2]DSCF3236_1.JPG[/attachment]
「人に会う心配のない」ルートってドロボウさん向きのルートですか。

朝明でウソをついたのがドロボウの始まりでした。(^_^;)
 
地獄谷はワシもまだ歩いたことがないな。

ほう、そうでしたか。ぜひどうぞ・・・とおススメするような谷でもありませんが。

[attachment=1]DSCF3295_1.JPG[/attachment]
>三角点へ行くといるわいるわ、うじゃうじゃと湧いて来る人の波。
 登山者らしい格好の人がいれば、ワンピースにパンプスの女性もおり、ここは一体どういう場所なのかと頭がクラクラしてしまう。
 とにかく早く脱出しないと頭がおかしくなりそうだ。

うわーっ、早く通り抜けてちょうだいっ。


ワンピースにパンプスを眺めてたりして・・・ :lol:

奥越の雪山でも、いつも電話が入ってましたものね。
docomoは繋がりすぎていかん。


痛し痒しですわ。急ぎでなければかかってきませんからねえ。

あのオフ会からもう3年も経つんですか。
早っ。


あの時は御嶽大権現の前でバッタリでしたね。

[attachment=0]DSCF3349_1.JPG[/attachment]
あれ、山日和さんにそんな趣味があったんですね。
そういえば、最近、花の写真をよくアップしてますものね。


最近って、もうだいぶ経ってますけど。洞吹さんの中では時間が止まってるようですねえ。

川のほとりで何度か泊まりました。懐かしいな。
お疲れさまでした。


年末の「川のほとりで」シリーズはバリ西の風物詩でしたね。(^^ゞ

                  山日和
添付ファイル
3年前のオフ会場
3年前のオフ会場
地獄谷の数少ない滝
地獄谷の数少ない滝
いい感じの場所もあります
いい感じの場所もあります
右谷出合
右谷出合
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by ハリマオ »

やまさん、お久
何かどなたともお久になっておりますが、かろうじて年に10回ペースで登っています。
皆さんの記憶から消えない程度の間隔でレポやレスを心がけております。
初めてブナ清水を訪れたのは10数年前。その当時はまだ知る人ぞ知る存在で、ガイドブックにも載り道標も建てられた今とは大違い。
当時はまだはっきりと場所は公開されていませんでしたね。
私もしかとは知りませんでしたが、なんのことはない結局そこは既知の場所でした。
というのも伊勢谷は昔よく釣りに入っていたからです。
小滝の落ちる右谷のことがずっと気に掛かっていた。
右谷というか、これが本流ですからね。釣りではこちらによく入っていました。
谷の曲がり具合や等高線の間隔、ブナ清水との距離等を鑑みれ
ば、こちらにもブナ清水のような桃源郷があるのではないか。それを確かめたくて伊勢谷へと向かった。
好奇心旺盛ですね。でもこのあたりは稜線の登山者の声が聞こえるような狭い範囲なので
トーゲンキョーは無理かと。
 朝明の駐車場では予定のルートを根掘り葉掘り聞かれた。
ほう。職務熱心ですね。500円分の仕事して感心じゃわい。
私は引退後のバイトに朝明徴収人の座を狙っておりますので、非常に参考になります。
怪しいルート申告者は絶対通さんよ。でも私も鬼じゃないから袖の下次第では・・・
ヤブこぎメンバーはお安くしときますよ(^◇^)
昨今の遭難の多さ、とりわけ予定コース不明による行方
不明遭難の多さを思えば仕方のないことなのだろう。
そうなん? いっそのこと駐車料金払った人に特典でGPS貸し出せばいいのに。
 伊勢谷の道はイワカガミが真っ盛りだ。すっかり見通しの良くなったブナ清水への分岐を左折。伊勢谷の大滝もよく見
えるようになった。
釣りながらあの大滝を登る時もありました。
巻き道はけっこうな笹ヤブでしたね。

 
件の二俣に到着。本家ブナ清水もしばらく行ってないので後ろ髪引かれるものがあるが、二俣を右に進む。
引かれる後ろ髪があるうちが華ですね。
でも前髪が危ない人も、後ろ髪は最後まで残るのは何故だろう。やはり人間は一生後悔するようにできているのだろうか。
どうってこともない谷歩きで、林相が特別いいわけでもない。むしろ左右の尾根の方がいい雰囲気で惹かれるものがある。谷の真ん中に大岩がゴロゴロしているのが珍しいぐらいか。
沢床は花崗岩の岩盤が主体なのでまだ救われる。
所々沢床がえぐれて淵状になったところが幾つかあったでしょ。
そこらでアマゴが良く釣れたんです。久しく釣ってないから最近は分らんですが。
別に御在所の山頂を目指したわけではないが、地獄谷が未踏なので一度は踏んでおこうというだけの話だ。
そうそう、歩き残しのルートってあちこちの短い区間で私もあります。
潰しに行っても、べつにどうという感慨も湧きませんが、気にはなりますね。
 岩を回り込むと急に人臭さがぷんぷんとし出す。
それ、動物からの視点(嗅点?)ですがな
少しでも未踏の場所を歩きたいというのは貧乏性の為せる業だろう。
自覚はあるようですね。かなりの貧乏性です。
私は最近御大尽になって、何度も通った登山道ばかり歩きます。
ではまた。

                          ハリマオ


 
アバター
山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by 山日和 »

ハリさん、どうもレス。

皆さんの記憶から消えない程度の間隔でレポやレスを心がけております。

少しはそういう気持ちがあったんですねえ。安心しました。

当時はまだはっきりと場所は公開されていませんでしたね。
私もしかとは知りませんでしたが、なんのことはない結局そこは既知の場所でした。
というのも伊勢谷は昔よく釣りに入っていたからです。


なるほど。最近では鈴鹿で釣り師の姿を見ることもなくなりましたね。

右谷というか、これが本流ですからね。釣りではこちらによく入っていました。

そう言やそうですね。(^^ゞ

好奇心旺盛ですね。でもこのあたりは稜線の登山者の声が聞こえるような狭い範囲なので
トーゲンキョーは無理かと。


まあ、プチ桃源郷もどきぐらいは見つかるかもと・・・・

[attachment=0]DSCF3250_1.JPG[/attachment]
ほう。職務熱心ですね。500円分の仕事して感心じゃわい。
私は引退後のバイトに朝明徴収人の座を狙っておりますので、非常に参考になります。
怪しいルート申告者は絶対通さんよ。でも私も鬼じゃないから袖の下次第では・・・
ヤブこぎメンバーはお安くしときますよ(^◇^)


ハリさん相手なら中尾根から釈迦ヶ岳~松尾尾根とかマジメなコース申告して駐車料金だけで済まします。
ウソがすぐばれる?

[attachment=2]DSCF3207_1_1.JPG[/attachment]
そうなん? いっそのこと駐車料金払った人に特典でGPS貸し出せばいいのに。

GPS持ち逃げで荒稼ぎするヤツが出てきそうです。

釣りながらあの大滝を登る時もありました。
巻き道はけっこうな笹ヤブでしたね。


あの滝は魚留めじゃなかったのね。上流は誰かが放流したんでしょうか?

[attachment=1]DSCF3226_1.JPG[/attachment]
引かれる後ろ髪があるうちが華ですね。
でも前髪が危ない人も、後ろ髪は最後まで残るのは何故だろう。やはり人間は一生後悔するようにできているのだろうか。


やぶこぎにもグサッと来る人がちらほら・・・

所々沢床がえぐれて淵状になったところが幾つかあったでしょ。
そこらでアマゴが良く釣れたんです。久しく釣ってないから最近は分らんですが。


淵状と言っても、くるぶしぐらいの深さしかなかったですが。

そうそう、歩き残しのルートってあちこちの短い区間で私もあります。
潰しに行っても、べつにどうという感慨も湧きませんが、気にはなりますね。


残りが少ないとよけい気になりますね。

>岩を回り込むと急に人臭さがぷんぷんとし出す。

それ、動物からの視点(嗅点?)ですがな


別にプーンと臭ったわけでもないんだけどね。ホントに臭かったら恐い。 :mrgreen:

                山日和   
添付ファイル
DSCF3250_1.JPG
DSCF3226_1.JPG
7時過ぎでこの状態
7時過ぎでこの状態
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by ハリマオ »

>淵状と言っても、くるぶしぐらいの深さしかなかったですが。

さすがにわしでも、そんなものを淵と言いくるめる度胸はありません(^◇^)
2008年菰野町豪雨で埋まったみたいですね。残念。
直後の伊勢谷下部は大惨事だったから、さもありなん。
小滝の上は狭いけど深さ70cm長さ5mくらいの淵が数個連続していたのです。
南無阿弥陀仏 アーメン✚
 
  ハリマオ
アバター
山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】第二のブナ清水を探して

投稿記事 by 山日和 »

ハリさん、再びどうもです。

さすがにわしでも、そんなものを淵と言いくるめる度胸はありません(^◇^)
2008年菰野町豪雨で埋まったみたいですね。残念。
直後の伊勢谷下部は大惨事だったから、さもありなん。
小滝の上は狭いけど深さ70cm長さ5mくらいの淵が数個連続していたのです。


この画像が一番深いところだったと思います。 :oops:

                  山日和

DSCF3238_1_1.JPG
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