白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
【日程】2015.5.2~3
【山域】白山/百四丈の滝
【天候】ずっと快晴
【同行】kitayama-walk、クロオ、biwa爺
【ルート】一里野スキー場ー山頂駅ーシカリ場分岐ー口長倉ー奥長倉山避難小屋(泊)-美女坂ー百四丈の滝(ピストン)
百四丈の滝――稜線から、いつか残雪期に滝壺まで降りてみられる日があるのかなあ…と見下ろしていたのはいつだったか。記録を見たら3年前の夏、加賀禅定道と楽々新道を周回した時のことだ。
2年前には「ふ~たんコンビ」に先を越され、ハンカチならぬ汚れ手拭いの端を噛んで悔しさを凌いだのだが、それがモチベーションを高める材料にもなったのかもしれない。
その「いつの日か」がやってきた。春先から続いた雨模様も4月後半からは晴れ続き。GW前半まで晴れマークが並ぶ。ヤマレコにも滝見山行の投稿が上がり始め、この調子ならGWは奥長倉の小屋は満員かも?と不安になる。
で、単独で4/29日か30日出発で検討していたら、kitayama-walkさんから「そんな平日には行けません。5/2~3日でいかが?」とメール。正直なところ、不整脈が気になりだして以来、力強い相方の存在は嬉しい。ってことで、予定日を合わせ、同行をお願いすることになった。その後、メンバーはクロオさんを加え3人となる。
集合予定は一里野スキー場に6時。そのため、いつもの名神の待ち合い場所には午前2時! えー!これではいつ寝るんや(@_@;)
2日(土)
目的地には5時前に到着。6時前にはクロオさんとも合流し、野平林道を少し登った林道分岐の車止めゲートの前に駐車。
6:25 雪は路肩に残る程度で、吹き溜まりの雪が融ければ左の林道はもっと進めそうだ。
蛇行する林道から外れゲレンデの雪面に出てみる。ショートカットはできそうだが、傾斜がきつい。残雪の端っこの草地を登る。1時間足らずでゴンドラ「Rino」山頂駅。ゴンドラが動いておれば7分で済んだのに。すでにスキー場は閉鎖されているから売店どころか自動販売機もトイレも閉鎖中。GWくらい営業してほしいなあ。 市販図に標高点・1045の標示がある山頂の展望櫓は、なぜか敷き板も階段も外されている。閉鎖中の事故防止のためかもしれないが、そこまで…という気もする。
7:40 右手に加賀禅定道の入り口。歩きやすい縦走路が延びる。タムシバの白い花が青空に映える。足元には雪はなく、ショウジョウバカマ、トクワカソウ、カタクリなどおなじみの初夏の花々。林道を横切り、ひと登りで「檜倉」の標柱。その名の通り数本の桧の老木が健在だ。地図上の檜倉△1213.9はもう少し先だ。体調は万全。ときには先頭も切ってブナの森を進む。
と、それがいけなかった。檜倉から一旦下り、登り返してシカリ場分岐へ向かうのだが、さほど急斜面でもないのに足が上がらない。いつもの「発作」(不整脈)だ。調子に乗るといけない。ついついハイペースになり、気がついたときは心臓が踊っている。
kitayamaさんは目の前の山稜を越えかけている。クロオさんは斜面の途中で待っていてくれる。なんとも心苦しい限りなんだが、体が動かない。一休みし、行動食と水でエネルギー補給。ゆっくりゆっくり一歩一歩の足運びで二人を追う。
11時、シカリ場分岐で二人と合流。スキー場山頂から3時間半もかかっている。地図上では奥長倉小屋まであと1時間40分。当初の目当て12時にはとても間に合わないが、普通に歩けば13時には着くだろう。 実は予定通りに歩けたら、今日中に滝見を済ませ、翌日は七倉山までピストンしよう―などと話していたのだ。捕らぬ狸のなんとやら…である。それでもクロオさんは「14時までに付けば滝見は可能」という。いずれにしても小屋に着いてから考えるとしましょう。
二人には先行してもらい、一休みしてから出発。もう雪が続くだろうとアイゼンを履いたが、夏道と残雪との斑模様。長倉山は遠い。小休止の連続。少しでも荷を軽くしようと、リンゴとキュウリを齧る。水分が喉に嬉しい。この分軽くなると思うと、二重に嬉しい。
長倉山に13時30分。普通歩行のタイムはとっくにオーバーしている。マラソンなら時間制限に引っ掛かってリタイアなんだろうが、ここでリタイアしたら人生リタイアになってしまう。
リターンできる体力が残っているうちに…と、引き返す決断を二人に伝えようとケータイを覗くが、やはりここは圏外なのだ。花のGWなのに後ろからやってくる登山者もいない。もう二人に伝える手段はないのだ。
なにを弱気なことを…! 退路を断たれると肝が据わる。目標を後方修正。日没までの時間はたっぷりある。慌てることはない。さらに荷重軽減のため嗜好飲料を犠牲にする涙ながらの決断。「帰りに必ず回収してあげるからね」とポリ袋に入れて木の枝に吊るしておく。 ピークを越えると奥長倉山の手前に小屋が顔を出している。雪面に2人の姿も確認できる。あそこまで行けばいいのだ。目標が視認できると力も湧いてくる。
奥長倉山の背中越しに美女坂の白い美脚がスラリ。その背景に四塚山がどっしり構える。後ろからは大笠~笈にずっとこの醜態を見つめられている。恐れるものも、恥ずかしがることも、なにもないんだ! 開き直って雄大気宇な眺望を楽しみながら足を運ぶだけなんだ。
やがて、手を振る2人の表情まで確認できるようになり、最後の登りをクリアすると、この日のゴールに到着。なんと16時を回っている。6時半スタートなので10時間近いロングランとなってしまった。無雪期とはいえ3年前には5時間で着いているので、いくらなんでも2倍はかかりすぎだ。それだけ進んだ体力の減衰を自覚すべきなんだろう。
とにかく3人そろったところで宴会タイム。小屋の二階を占領し、まずはアワワで乾杯だ。…が、kitayamaさんは、待ちくたびれて昼寝の前にロング缶を空けてしまい、ウイスキーで代用。クロオさんは4本も担ぎあげたせいで、ストックに余裕があるようだ。
「今日は貸し切りだな」と思っていたら、下から声がする。入ってきた男性は「あと二人来るので…」。しばらくして、窓からのぞいていたkitayamaさんが、嬉しそうに「来たよ!山ガだよ~」。おお、それはご挨拶せな♪
O労山の「マドンナ」と呼ばれる(一部だけかも?)彼女は、なかなかノリのいい女性で、こちらの軽口にも適当に合わせてくれる。さすが、「マドンナ」である。
結局われわれ含め、泊り客はこの日は6人だけ。ちなみに、前日は2パーティー、7人。GWというので混雑を覚悟してきたのだが、ポピュラー化したとはいえ、この界隈はまだマイナー山域なんだろう。
前夜の宿泊者のうちの5人は、SハイCのTさん率いる若者グループで、長倉山への雪原ですれ違った。Sハイもすっかりメンバーが新しくなり、Tさん以外は面識のない方ばかり。同じ顔触れで年々高齢化するヤブコギとは大違いである。
3日(日)
5:40 暖かい夜が明け、今日も快晴!朝ご飯を済ませてお目当ての百四丈の滝へ向かう。同宿の3人も同行。荷物は水だけ。さすが荷が軽いと足も軽い。残雪と夏道が交互に現れる。ヤブっぽい稜線や難関の美女坂もクリアし美女坂の頭まで来ると、あとは広大な雪原を滝の降り口を探しながら進むだけだ。正面にどっしりと構えるのは四塚山。3年前の山行を思い出す。
さあ、どこから下りましょう? 昨日のトレースは日中の日差しでほとんど消えてしまっている。2138pの手前から急斜面を下降。朝でも雪が緩んでいるので危険は感じない。はじめは後ろ向きで、少し傾斜が緩んでからはキックステップを聞かせながら降りていく。長い長い下り。標高差で300mもある。登り返しに1時間はかかる…というが、biwa爺には1時間半は絶対必要だろう。
すっかり有名になった氷の滝壺ドームは、土埃で薄汚れ、ヒビ割れが進み、崩壊の日も近い姿を曝している。思わず立ち止まって我が身に重ねてしまう。もう少し早く来れば、白く輝く全盛期のお姿を拝ませてもらえたのだろうが、同じ境遇の者同士の対面のほうがお似合いだろう。 9:45 いろんな角度からカメラに収め、もう二度と来ることはないだろう滝壺をあとにする。覚悟していたとはいえ、この登りは半端じゃない。ちょっとでも傾斜が緩いコース取りをと左寄りに進む。これが結果的に災いし、一番長いコースを登ることになってしまった。
11:40 小屋に帰って昼食。「12時半出発やで~!」との二人の催促(脅迫?)を無視して、まったりランチ後は、帰路用のパッキングに手間どる。
それでも何とか15分オーバーで出発。デポした飲料はどこだったかなあ…。見つからないまま長倉山通過。どうやら、残雪を下ったため登りの夏道をスルーしてしまったみたいだ。さすがのクマさんもアワワや焼酎は飲まないだろうから、もし見つけた方があればご賞味ください。
O労山の3人に追いつき、抜いたり抜かれたり。ゴンドラ山頂駅からの林道沿いでフキノトウをお土産に。あまり道草してると先に下ったお二人を待たせてしまう。
駐車地に16時半。温泉センター「天領」で汗を流し、帰路へ。
≪余禄≫
「どっかでメシにしようね」とお店を探しながらの帰路。勝山市内で見つけたラーメン店は順番待ちのお客さんがズラリ!こりゃダメだ…。他を探そう。
もうすぐ町はずれというあたりでそれらしい明かりを発見。見ればアジアン料理のお店が3軒ほど並んでる。右はインド、ネパール料理。真ん中が台湾料理店(四季紅)。右端は喫茶風の店なので、台湾料理店にする。
台湾料理ってどんなんやろ? わかってないのに入るなよ…と言われそうだが、ここを逃せば当分メシにありつけなさそうなので背に腹はかえられぬってところ。
メニューの写真判定で叉焼麺セット(チャーシュー麺てこんな字を書くのか…)。ドライバーkitayamaさんのお許しを得て生ビール(大!)を注文。ノンアルでガマンのkitaさん、ごめん。
カタコト日本語のカワイイ女店員が「どうぞ」と運んできてくれた料理を見てオドロキだ。麺の上に厚さ1cm近くありそうな叉焼が5,6枚。別の皿には、はみだしそうな特大唐揚げが3個。もちろんご飯つきで750円。思わずつぶやく。「これ、食べきれんわ…(@_@。」
kitaさん注文した酢豚の山盛り大皿に苦闘気味で、あわせて注文した叉焼メンは半分も減っていない。
台湾の人はこれが普通なんやろか? 可愛すぎる女店員さんに聞こうと思ったら、「ニホンゴ、ワカリマセン」。
しかたなく、「食べきれないから、持ち帰りできますか?」と聞くと、心得た!と言わんばかりにパックと輪ゴムまで付けてポリ袋を出してくれる。そうかそうか、食べきれんのはbiwa爺だけやないんや。
パック詰めして持ち帰った唐揚げ、叉焼は、めでたく我が家の翌日のお昼ご飯になった。食べ物は大切に。国際交流も大切に~(^O^)/
【山域】白山/百四丈の滝
【天候】ずっと快晴
【同行】kitayama-walk、クロオ、biwa爺
【ルート】一里野スキー場ー山頂駅ーシカリ場分岐ー口長倉ー奥長倉山避難小屋(泊)-美女坂ー百四丈の滝(ピストン)
百四丈の滝――稜線から、いつか残雪期に滝壺まで降りてみられる日があるのかなあ…と見下ろしていたのはいつだったか。記録を見たら3年前の夏、加賀禅定道と楽々新道を周回した時のことだ。
2年前には「ふ~たんコンビ」に先を越され、ハンカチならぬ汚れ手拭いの端を噛んで悔しさを凌いだのだが、それがモチベーションを高める材料にもなったのかもしれない。
その「いつの日か」がやってきた。春先から続いた雨模様も4月後半からは晴れ続き。GW前半まで晴れマークが並ぶ。ヤマレコにも滝見山行の投稿が上がり始め、この調子ならGWは奥長倉の小屋は満員かも?と不安になる。
で、単独で4/29日か30日出発で検討していたら、kitayama-walkさんから「そんな平日には行けません。5/2~3日でいかが?」とメール。正直なところ、不整脈が気になりだして以来、力強い相方の存在は嬉しい。ってことで、予定日を合わせ、同行をお願いすることになった。その後、メンバーはクロオさんを加え3人となる。
集合予定は一里野スキー場に6時。そのため、いつもの名神の待ち合い場所には午前2時! えー!これではいつ寝るんや(@_@;)
2日(土)
目的地には5時前に到着。6時前にはクロオさんとも合流し、野平林道を少し登った林道分岐の車止めゲートの前に駐車。
6:25 雪は路肩に残る程度で、吹き溜まりの雪が融ければ左の林道はもっと進めそうだ。
蛇行する林道から外れゲレンデの雪面に出てみる。ショートカットはできそうだが、傾斜がきつい。残雪の端っこの草地を登る。1時間足らずでゴンドラ「Rino」山頂駅。ゴンドラが動いておれば7分で済んだのに。すでにスキー場は閉鎖されているから売店どころか自動販売機もトイレも閉鎖中。GWくらい営業してほしいなあ。 市販図に標高点・1045の標示がある山頂の展望櫓は、なぜか敷き板も階段も外されている。閉鎖中の事故防止のためかもしれないが、そこまで…という気もする。
7:40 右手に加賀禅定道の入り口。歩きやすい縦走路が延びる。タムシバの白い花が青空に映える。足元には雪はなく、ショウジョウバカマ、トクワカソウ、カタクリなどおなじみの初夏の花々。林道を横切り、ひと登りで「檜倉」の標柱。その名の通り数本の桧の老木が健在だ。地図上の檜倉△1213.9はもう少し先だ。体調は万全。ときには先頭も切ってブナの森を進む。
と、それがいけなかった。檜倉から一旦下り、登り返してシカリ場分岐へ向かうのだが、さほど急斜面でもないのに足が上がらない。いつもの「発作」(不整脈)だ。調子に乗るといけない。ついついハイペースになり、気がついたときは心臓が踊っている。
kitayamaさんは目の前の山稜を越えかけている。クロオさんは斜面の途中で待っていてくれる。なんとも心苦しい限りなんだが、体が動かない。一休みし、行動食と水でエネルギー補給。ゆっくりゆっくり一歩一歩の足運びで二人を追う。
11時、シカリ場分岐で二人と合流。スキー場山頂から3時間半もかかっている。地図上では奥長倉小屋まであと1時間40分。当初の目当て12時にはとても間に合わないが、普通に歩けば13時には着くだろう。 実は予定通りに歩けたら、今日中に滝見を済ませ、翌日は七倉山までピストンしよう―などと話していたのだ。捕らぬ狸のなんとやら…である。それでもクロオさんは「14時までに付けば滝見は可能」という。いずれにしても小屋に着いてから考えるとしましょう。
二人には先行してもらい、一休みしてから出発。もう雪が続くだろうとアイゼンを履いたが、夏道と残雪との斑模様。長倉山は遠い。小休止の連続。少しでも荷を軽くしようと、リンゴとキュウリを齧る。水分が喉に嬉しい。この分軽くなると思うと、二重に嬉しい。
長倉山に13時30分。普通歩行のタイムはとっくにオーバーしている。マラソンなら時間制限に引っ掛かってリタイアなんだろうが、ここでリタイアしたら人生リタイアになってしまう。
リターンできる体力が残っているうちに…と、引き返す決断を二人に伝えようとケータイを覗くが、やはりここは圏外なのだ。花のGWなのに後ろからやってくる登山者もいない。もう二人に伝える手段はないのだ。
なにを弱気なことを…! 退路を断たれると肝が据わる。目標を後方修正。日没までの時間はたっぷりある。慌てることはない。さらに荷重軽減のため嗜好飲料を犠牲にする涙ながらの決断。「帰りに必ず回収してあげるからね」とポリ袋に入れて木の枝に吊るしておく。 ピークを越えると奥長倉山の手前に小屋が顔を出している。雪面に2人の姿も確認できる。あそこまで行けばいいのだ。目標が視認できると力も湧いてくる。
奥長倉山の背中越しに美女坂の白い美脚がスラリ。その背景に四塚山がどっしり構える。後ろからは大笠~笈にずっとこの醜態を見つめられている。恐れるものも、恥ずかしがることも、なにもないんだ! 開き直って雄大気宇な眺望を楽しみながら足を運ぶだけなんだ。
やがて、手を振る2人の表情まで確認できるようになり、最後の登りをクリアすると、この日のゴールに到着。なんと16時を回っている。6時半スタートなので10時間近いロングランとなってしまった。無雪期とはいえ3年前には5時間で着いているので、いくらなんでも2倍はかかりすぎだ。それだけ進んだ体力の減衰を自覚すべきなんだろう。
とにかく3人そろったところで宴会タイム。小屋の二階を占領し、まずはアワワで乾杯だ。…が、kitayamaさんは、待ちくたびれて昼寝の前にロング缶を空けてしまい、ウイスキーで代用。クロオさんは4本も担ぎあげたせいで、ストックに余裕があるようだ。
「今日は貸し切りだな」と思っていたら、下から声がする。入ってきた男性は「あと二人来るので…」。しばらくして、窓からのぞいていたkitayamaさんが、嬉しそうに「来たよ!山ガだよ~」。おお、それはご挨拶せな♪
O労山の「マドンナ」と呼ばれる(一部だけかも?)彼女は、なかなかノリのいい女性で、こちらの軽口にも適当に合わせてくれる。さすが、「マドンナ」である。
結局われわれ含め、泊り客はこの日は6人だけ。ちなみに、前日は2パーティー、7人。GWというので混雑を覚悟してきたのだが、ポピュラー化したとはいえ、この界隈はまだマイナー山域なんだろう。
前夜の宿泊者のうちの5人は、SハイCのTさん率いる若者グループで、長倉山への雪原ですれ違った。Sハイもすっかりメンバーが新しくなり、Tさん以外は面識のない方ばかり。同じ顔触れで年々高齢化するヤブコギとは大違いである。
3日(日)
5:40 暖かい夜が明け、今日も快晴!朝ご飯を済ませてお目当ての百四丈の滝へ向かう。同宿の3人も同行。荷物は水だけ。さすが荷が軽いと足も軽い。残雪と夏道が交互に現れる。ヤブっぽい稜線や難関の美女坂もクリアし美女坂の頭まで来ると、あとは広大な雪原を滝の降り口を探しながら進むだけだ。正面にどっしりと構えるのは四塚山。3年前の山行を思い出す。
さあ、どこから下りましょう? 昨日のトレースは日中の日差しでほとんど消えてしまっている。2138pの手前から急斜面を下降。朝でも雪が緩んでいるので危険は感じない。はじめは後ろ向きで、少し傾斜が緩んでからはキックステップを聞かせながら降りていく。長い長い下り。標高差で300mもある。登り返しに1時間はかかる…というが、biwa爺には1時間半は絶対必要だろう。
すっかり有名になった氷の滝壺ドームは、土埃で薄汚れ、ヒビ割れが進み、崩壊の日も近い姿を曝している。思わず立ち止まって我が身に重ねてしまう。もう少し早く来れば、白く輝く全盛期のお姿を拝ませてもらえたのだろうが、同じ境遇の者同士の対面のほうがお似合いだろう。 9:45 いろんな角度からカメラに収め、もう二度と来ることはないだろう滝壺をあとにする。覚悟していたとはいえ、この登りは半端じゃない。ちょっとでも傾斜が緩いコース取りをと左寄りに進む。これが結果的に災いし、一番長いコースを登ることになってしまった。
11:40 小屋に帰って昼食。「12時半出発やで~!」との二人の催促(脅迫?)を無視して、まったりランチ後は、帰路用のパッキングに手間どる。
それでも何とか15分オーバーで出発。デポした飲料はどこだったかなあ…。見つからないまま長倉山通過。どうやら、残雪を下ったため登りの夏道をスルーしてしまったみたいだ。さすがのクマさんもアワワや焼酎は飲まないだろうから、もし見つけた方があればご賞味ください。
O労山の3人に追いつき、抜いたり抜かれたり。ゴンドラ山頂駅からの林道沿いでフキノトウをお土産に。あまり道草してると先に下ったお二人を待たせてしまう。
駐車地に16時半。温泉センター「天領」で汗を流し、帰路へ。
≪余禄≫
「どっかでメシにしようね」とお店を探しながらの帰路。勝山市内で見つけたラーメン店は順番待ちのお客さんがズラリ!こりゃダメだ…。他を探そう。
もうすぐ町はずれというあたりでそれらしい明かりを発見。見ればアジアン料理のお店が3軒ほど並んでる。右はインド、ネパール料理。真ん中が台湾料理店(四季紅)。右端は喫茶風の店なので、台湾料理店にする。
台湾料理ってどんなんやろ? わかってないのに入るなよ…と言われそうだが、ここを逃せば当分メシにありつけなさそうなので背に腹はかえられぬってところ。
メニューの写真判定で叉焼麺セット(チャーシュー麺てこんな字を書くのか…)。ドライバーkitayamaさんのお許しを得て生ビール(大!)を注文。ノンアルでガマンのkitaさん、ごめん。
カタコト日本語のカワイイ女店員が「どうぞ」と運んできてくれた料理を見てオドロキだ。麺の上に厚さ1cm近くありそうな叉焼が5,6枚。別の皿には、はみだしそうな特大唐揚げが3個。もちろんご飯つきで750円。思わずつぶやく。「これ、食べきれんわ…(@_@。」
kitaさん注文した酢豚の山盛り大皿に苦闘気味で、あわせて注文した叉焼メンは半分も減っていない。
台湾の人はこれが普通なんやろか? 可愛すぎる女店員さんに聞こうと思ったら、「ニホンゴ、ワカリマセン」。
しかたなく、「食べきれないから、持ち帰りできますか?」と聞くと、心得た!と言わんばかりにパックと輪ゴムまで付けてポリ袋を出してくれる。そうかそうか、食べきれんのはbiwa爺だけやないんや。
パック詰めして持ち帰った唐揚げ、叉焼は、めでたく我が家の翌日のお昼ご飯になった。食べ物は大切に。国際交流も大切に~(^O^)/
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
biwacoさん、おはようございます。
超近場でお茶を濁している私とは気力が違いますね。
最初は単独で計画されていたのですから尚更です。
登頂を果たせなかった笈ヶ岳が頭の片隅にありましたけど、今年も行かずじまいでした。
白山北面も一度も歩いていませんし、百四丈の滝は憧れのまま終わるのかもしれません。
スーパー林道は2日連続で歩いたこともあるんですけどね。
強いお二方と一緒ですから、最低限の荷物にして後は頼ってしまってもいいのかも?
泊まりだとビールは欠かせないかもしれませんが、やっぱり重いですよね。
未だ話す相手がいるだけ時間を持て余すこともないでしょうけど、単独時の夜って本当に長いですから。
それにしてもずっと快晴とは羨ましい限りです。
午前2時の待ち合わせなら夕方から寝ておかないといけませんね。
小さな避難小屋でも超満員の営業小屋よりいいのかも。
嬉しい出会いもあって良かったですね。
自分のペースで歩くには単独が一番ですけど、リスクもありますから。
パーティの場合は、独りで歩いている時とは違う見えない力を貰えるような気がします。
その分、ハイペースになってしまうのかもしれませんが。
豪雪地帯の花は雪が消えると一斉に咲き始めて豪華ですね。
ぽつんぽつんとある花を探すのとは大違いです。
GWだけでも営業して欲しいと誰しも考えるのでしょうけど、採算的には無理がありそうです。
何があっても一切関知しないという姿勢の現われでしょうか。
大きい山って近くのように見えても意外と遠いですよね。
歩いても歩いても近づかないという経験があります。
10時間も太陽に照らされていると疲れもピークでしょう。
雪の上に居ても暑いものは暑いですから。
デポしたビール以外にも持ってたのですか?
乾いた身体に吸い込まれたことでしょう。
2日目も長時間の行動ですね。
荷が軽いとはいえ、滝壺までの300メートルの降りと登り返しは辛そう。
でも下まで降りないと裏見の滝は拝めませんしね。
私なら上から見て満足してしまいそうです。
デポしたビールは誰かが見付けて飲んでくれたでしょうかね。
いつまでも残ってそうな気もしますが。
次の機会には一本減らして行って回収するとか?
回収できていれば下山後すぐに飲めたのにね。
高くても少ない料理はがっかりですが、安いのにたっぷりだと逆に採算が取れているのか心配になったり。
お店の人も心得たものですね。
もともとお持ち帰りメニューもあるのかもしれませんけど。
内容の濃い楽しいレポに、しょぼいレスですいません。
超近場でお茶を濁している私とは気力が違いますね。
最初は単独で計画されていたのですから尚更です。
登頂を果たせなかった笈ヶ岳が頭の片隅にありましたけど、今年も行かずじまいでした。
白山北面も一度も歩いていませんし、百四丈の滝は憧れのまま終わるのかもしれません。
スーパー林道は2日連続で歩いたこともあるんですけどね。
強いお二方と一緒ですから、最低限の荷物にして後は頼ってしまってもいいのかも?
泊まりだとビールは欠かせないかもしれませんが、やっぱり重いですよね。
未だ話す相手がいるだけ時間を持て余すこともないでしょうけど、単独時の夜って本当に長いですから。
それにしてもずっと快晴とは羨ましい限りです。
午前2時の待ち合わせなら夕方から寝ておかないといけませんね。
小さな避難小屋でも超満員の営業小屋よりいいのかも。
嬉しい出会いもあって良かったですね。
自分のペースで歩くには単独が一番ですけど、リスクもありますから。
パーティの場合は、独りで歩いている時とは違う見えない力を貰えるような気がします。
その分、ハイペースになってしまうのかもしれませんが。
豪雪地帯の花は雪が消えると一斉に咲き始めて豪華ですね。
ぽつんぽつんとある花を探すのとは大違いです。
GWだけでも営業して欲しいと誰しも考えるのでしょうけど、採算的には無理がありそうです。
何があっても一切関知しないという姿勢の現われでしょうか。
大きい山って近くのように見えても意外と遠いですよね。
歩いても歩いても近づかないという経験があります。
10時間も太陽に照らされていると疲れもピークでしょう。
雪の上に居ても暑いものは暑いですから。
デポしたビール以外にも持ってたのですか?
乾いた身体に吸い込まれたことでしょう。
2日目も長時間の行動ですね。
荷が軽いとはいえ、滝壺までの300メートルの降りと登り返しは辛そう。
でも下まで降りないと裏見の滝は拝めませんしね。
私なら上から見て満足してしまいそうです。
デポしたビールは誰かが見付けて飲んでくれたでしょうかね。
いつまでも残ってそうな気もしますが。
次の機会には一本減らして行って回収するとか?
回収できていれば下山後すぐに飲めたのにね。
高くても少ない料理はがっかりですが、安いのにたっぷりだと逆に採算が取れているのか心配になったり。
お店の人も心得たものですね。
もともとお持ち帰りメニューもあるのかもしれませんけど。
内容の濃い楽しいレポに、しょぼいレスですいません。
落第忍者
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
biwacoさんこんばんわ~
【
凄いね、biwacoさん。ふーたんコンビに刺激されるとは若い、若い。
若い2人を道連れにいったんやね~
次は営業中を狙ってね。
気持ちわかります。
でも病気もちなんだから、マイペース、biwaペースであるいてね~♪
今度はコシアブラを採りにいこうよ~♪ pana
【
ルート】一里野スキー場ー山頂駅ーシカリ場分岐ー口長倉ー奥長倉山避難小屋(泊)-美女坂ー百四丈の滝(ピストン)
百四丈の滝――稜線から、いつか残雪期に滝壺まで降りてみられる日があるのかなあ…と見下ろしていたのはいつだったか。記録を見たら3年前の夏、加賀禅定道と楽々新道を周回した時のことだ。
2年前には「ふ~たんコンビ」に先を越され、ハンカチならぬ汚れ手拭いの端を噛んで悔しさを凌いだのだが、それがモチベーションを高める材料にもなったのかもしれない。
凄いね、biwacoさん。ふーたんコンビに刺激されるとは若い、若い。
若い2人を道連れにいったんやね~
ここって〇賀ですか~いつもの名神の待ち合い場所には午前2時! えー!これではいつ寝るんや(@_@;)
ほんま残念やね~ショートカットはできそうだが、傾斜がきつい。残雪の端っこの草地を登る。1時間足らずでゴンドラ「Rino」山頂駅。ゴンドラが動いておれば7分で済んだのに。すでにスキー場は閉鎖されているから売店どころか自動販売機もトイレも閉鎖中。GWくらい営業してほしいなあ。
次は営業中を狙ってね。
地図上の檜倉△1213.9はもう少し先だ。体調は万全。ときには先頭も切ってブナの森を進む。
と、それがいけなかった。檜倉から一旦下り、登り返してシカリ場分岐へ向かうのだが、さほど急斜面でもないのに足が上がらない。いつもの「発作」(不整脈)だ。調子に乗るといけない。ついついハイペースになり、気がついたときは心臓が踊っている。
気持ちわかります。
でも病気もちなんだから、マイペース、biwaペースであるいてね~♪
ご苦労様でした。フキノトウは天ぷらですか~目標を後方修正。日没までの時間はたっぷりある。慌てることはない。さらに荷重軽減のため嗜好飲料を犠牲にする涙ながらの決断。「帰りに必ず回収してあげるからね」とポリ袋に入れて木の枝に吊るしておく。
[/quote
心が痛んだでしょうね。
。
凄いですね。まだまだ健在です。やがて、手を振る2人の表情まで確認できるようになり、最後の登りをクリアすると、この日のゴールに到着。なんと16時を回っている。6時半スタートなので10時間近いロングランとなってしまった。無雪期とはいえ3年前には5時間で着いているので、いくらなんでも2倍はかかりすぎだ。それだけ進んだ体力の減衰を自覚すべきなんだろう。
いつの時代もマドンナがいるといいね。疲れがとれたでしょう~O労山の「マドンナ」と呼ばれる(一部だけかも?)彼女は、なかなかノリのいい女性で、こちらの軽口にも適当に合わせてくれる。さすが、「マドンナ」である。
結局われわれ含め、泊り客はこの日は6人だけ。ちなみに、前日は2パーティー、7人。GWというので混雑を覚悟してきたのだが、ポピュラー化したとはいえ、この界隈はまだマイナー山域なんだろう。
最近巷の噂ではTさんの鼻の下が伸びきっているとか・・・前夜の宿泊者のうちの5人は、SハイCのTさん率いる若者グループで、長倉山への雪原ですれ違った。Sハイもすっかりメンバーが新しくなり、Tさん以外は面識のない方ばかり。同じ顔触れで年々高齢化するヤブコギとは大違いである。
最初に3人で出会った霊仙が懐かしいね。もう10年以上も前のbiwaちゃんが青年だったころが・・・
5:40 暖かい夜が明け、今日も快晴!朝ご飯を済ませてお目当ての百四丈の滝へ向かう。同宿の3人も同行。荷物は水だけ。さすが荷が軽いと足も軽い。残雪と夏道が交互に現れる。ヤブっぽい稜線や難関の美女坂もクリアし美女坂の頭まで来ると、あとは広大な雪原を滝の降り口を探しながら進むだけだ。正面にどっしりと構えるのは四塚山。3年前の山行を思い出す。
よかったですね。
9:45 いろんな角度からカメラに収め、もう二度と来ることはないだろう滝壺をあとにする。覚悟していたとはいえ、この登りは半端じゃない。ちょっとでも傾斜が緩いコース取りをと左寄りに進む。これが結果的に災いし、一番長いコースを登ることになってしまった。
来年連れて行ってよ~♪
よぼよぼコンビを。
足手まといにならないようにしてね。もう連れて行ってくれないよ~11:40 小屋に帰って昼食。「12時半出発やで~!」との二人の催促(脅迫?)を無視して、まったりランチ後は、帰路用のパッキングに手間どる。
それでも何とか15分オーバーで出発。デポした飲料はどこだったかなあ…。見つからないまま長倉山通過。ゴンドラ山頂駅からの林道沿いでフキノトウをお土産に。あまり道草してると先に下ったお二人を待たせてしまう。
駐車地に16時半。温泉センター「天領」で汗を流し、帰路へ。
今度はコシアブラを採りにいこうよ~♪ pana
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
biwacoさん こんばんは
百四丈の滝――稜線から、いつか残雪期に滝壺まで降りてみられる日があるのかなあ…と見下ろしていたのはいつだったか。
その「いつの日か」がやってきた。
いいとこへ行ってきましたね。
正直なところ、不整脈が気になりだして以来、力強い相方の存在は嬉しい。
ワシの去年のスノー衆リタイアも不整脈。
お互いに気をつけないとねー。
集合予定は一里野スキー場に6時。そのため、いつもの名神の待ち合い場所には午前2時!
えー!これではいつ寝るんや(@_@;)
ほんで、寝てないんでっか?
と、それがいけなかった。檜倉から一旦下り、登り返してシカリ場分岐へ向かうのだが、さほど急斜面でもないのに足が上がらない。
いつもの「発作」(不整脈)だ。調子に乗るといけない。
ついついハイペースになり、気がついたときは心臓が踊っている。
こりゃいけません。
睡眠不足も大敵ですよ。
kitayamaさんは目の前の山稜を越えかけている。クロオさんは斜面の途中で待っていてくれる。
なんとも心苦しい限りなんだが、体が動かない。一休みし、行動食と水でエネルギー補給。
ゆっくりゆっくり一歩一歩の足運びで二人を追う。
しかたないけど「忍」の一字ですね。
長倉山に13時30分。普通歩行のタイムはとっくにオーバーしている。
マラソンなら時間制限に引っ掛かってリタイアなんだろうが、ここでリタイアしたら人生リタイアになってしまう。
ちょっ、ちよっとそこまで思いつめんでも。
リターンできる体力が残っているうちに…と、引き返す決断を二人に伝えようとケータイを覗くが、やはりここは圏外なのだ。
花のGWなのに後ろからやってくる登山者もいない。もう二人に伝える手段はないのだ。
やっぱり限界を感じたのですか。
なにを弱気なことを…! 退路を断たれると肝が据わる。目標を後方修正。
日没までの時間はたっぷりある。慌てることはない。
おお、急に前向きに……
さらに荷重軽減のため嗜好飲料を犠牲にする涙ながらの決断。
「帰りに必ず回収してあげるからね」とポリ袋に入れて木の枝に吊るしておく。
biwacoさんが、まさかのこの品を放棄するとは、よっぽどだったんですね。
やがて、手を振る2人の表情まで確認できるようになり、最後の登りをクリアすると、この日のゴールに到着。
なんと16時を回っている。6時半スタートなので10時間近いロングランとなってしまった。
無雪期とはいえ3年前には5時間で着いているので、いくらなんでも2倍はかかりすぎだ。
それだけ進んだ体力の減衰を自覚すべきなんだろう。
ワシも一度、無雪期に奥長倉の小屋に泊まりましたけど、長かったです。
さあ、どこから下りましょう?
長い長い下り。標高差で300mもある。登り返しに1時間はかかる…というが、biwa爺には1時間半は絶対必要だろう。
すっかり有名になった氷の滝壺ドームは、土埃で薄汚れ、ヒビ割れが進み、崩壊の日も近い姿を曝している。
思わず立ち止まって我が身に重ねてしまう。
もう少し早く来れば、白く輝く全盛期のお姿を拝ませてもらえたのだろうが、同じ境遇の者同士の対面のほうがお似合いだろう。
いろんな角度からカメラに収め、もう二度と来ることはないだろう滝壺をあとにする。
ドームはちょっと汚れた感じですが、それでもここまで来られた喜びはひとしおでしょう。
デポした飲料はどこだったかなあ…。見つからないまま長倉山通過。
どうやら、残雪を下ったため登りの夏道をスルーしてしまったみたいだ。
さすがのクマさんもアワワや焼酎は飲まないだろうから、もし見つけた方があればご賞味ください。
この記事を読んでない人は、「なんでこんなとこにアワワが?」と警戒するかもしれませんよ。
「どっかでメシにしようね」とお店を探しながらの帰路。 もうすぐ町はずれというあたりでそれらしい明かりを発見。
見ればアジアン料理のお店が3軒ほど並んでる。右はインド、ネパール料理。真ん中が台湾料理店(四季紅)
カタコト日本語のカワイイ女店員が「どうぞ」と運んできてくれた料理を見てオドロキだ。
麺の上に厚さ1cm近くありそうな叉焼が5,6枚。別の皿には、はみだしそうな特大唐揚げが3個。
もちろんご飯つきで750円。
可愛すぎる女店員さんに聞こうと思ったら、「ニホンゴ、ワカリマセン」。
なななんと、勝山のどこにそんなとこあるんですか?
えらい国際的なところでんがな。
ワシにはちょっとカロリーオーバーだけどね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
百四丈の滝――稜線から、いつか残雪期に滝壺まで降りてみられる日があるのかなあ…と見下ろしていたのはいつだったか。
その「いつの日か」がやってきた。
いいとこへ行ってきましたね。
正直なところ、不整脈が気になりだして以来、力強い相方の存在は嬉しい。
ワシの去年のスノー衆リタイアも不整脈。
お互いに気をつけないとねー。
集合予定は一里野スキー場に6時。そのため、いつもの名神の待ち合い場所には午前2時!
えー!これではいつ寝るんや(@_@;)
ほんで、寝てないんでっか?
と、それがいけなかった。檜倉から一旦下り、登り返してシカリ場分岐へ向かうのだが、さほど急斜面でもないのに足が上がらない。
いつもの「発作」(不整脈)だ。調子に乗るといけない。
ついついハイペースになり、気がついたときは心臓が踊っている。
こりゃいけません。
睡眠不足も大敵ですよ。
kitayamaさんは目の前の山稜を越えかけている。クロオさんは斜面の途中で待っていてくれる。
なんとも心苦しい限りなんだが、体が動かない。一休みし、行動食と水でエネルギー補給。
ゆっくりゆっくり一歩一歩の足運びで二人を追う。
しかたないけど「忍」の一字ですね。
長倉山に13時30分。普通歩行のタイムはとっくにオーバーしている。
マラソンなら時間制限に引っ掛かってリタイアなんだろうが、ここでリタイアしたら人生リタイアになってしまう。
ちょっ、ちよっとそこまで思いつめんでも。
リターンできる体力が残っているうちに…と、引き返す決断を二人に伝えようとケータイを覗くが、やはりここは圏外なのだ。
花のGWなのに後ろからやってくる登山者もいない。もう二人に伝える手段はないのだ。
やっぱり限界を感じたのですか。
なにを弱気なことを…! 退路を断たれると肝が据わる。目標を後方修正。
日没までの時間はたっぷりある。慌てることはない。
おお、急に前向きに……
さらに荷重軽減のため嗜好飲料を犠牲にする涙ながらの決断。
「帰りに必ず回収してあげるからね」とポリ袋に入れて木の枝に吊るしておく。
biwacoさんが、まさかのこの品を放棄するとは、よっぽどだったんですね。
やがて、手を振る2人の表情まで確認できるようになり、最後の登りをクリアすると、この日のゴールに到着。
なんと16時を回っている。6時半スタートなので10時間近いロングランとなってしまった。
無雪期とはいえ3年前には5時間で着いているので、いくらなんでも2倍はかかりすぎだ。
それだけ進んだ体力の減衰を自覚すべきなんだろう。
ワシも一度、無雪期に奥長倉の小屋に泊まりましたけど、長かったです。
さあ、どこから下りましょう?
長い長い下り。標高差で300mもある。登り返しに1時間はかかる…というが、biwa爺には1時間半は絶対必要だろう。
すっかり有名になった氷の滝壺ドームは、土埃で薄汚れ、ヒビ割れが進み、崩壊の日も近い姿を曝している。
思わず立ち止まって我が身に重ねてしまう。
もう少し早く来れば、白く輝く全盛期のお姿を拝ませてもらえたのだろうが、同じ境遇の者同士の対面のほうがお似合いだろう。
いろんな角度からカメラに収め、もう二度と来ることはないだろう滝壺をあとにする。
ドームはちょっと汚れた感じですが、それでもここまで来られた喜びはひとしおでしょう。
デポした飲料はどこだったかなあ…。見つからないまま長倉山通過。
どうやら、残雪を下ったため登りの夏道をスルーしてしまったみたいだ。
さすがのクマさんもアワワや焼酎は飲まないだろうから、もし見つけた方があればご賞味ください。
この記事を読んでない人は、「なんでこんなとこにアワワが?」と警戒するかもしれませんよ。
「どっかでメシにしようね」とお店を探しながらの帰路。 もうすぐ町はずれというあたりでそれらしい明かりを発見。
見ればアジアン料理のお店が3軒ほど並んでる。右はインド、ネパール料理。真ん中が台湾料理店(四季紅)
カタコト日本語のカワイイ女店員が「どうぞ」と運んできてくれた料理を見てオドロキだ。
麺の上に厚さ1cm近くありそうな叉焼が5,6枚。別の皿には、はみだしそうな特大唐揚げが3個。
もちろんご飯つきで750円。
可愛すぎる女店員さんに聞こうと思ったら、「ニホンゴ、ワカリマセン」。
なななんと、勝山のどこにそんなとこあるんですか?
えらい国際的なところでんがな。
ワシにはちょっとカロリーオーバーだけどね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
落忍さん、さっそくのトップレス、ありがとうございます。
久々の投稿で、操作も怪しくなっておりましたが、なんとか途中挫折、撤退せずに、「送信」ポチを押すことができました。
それでも一緒に行ってやろうという方がおられるのは嬉しいことです。(^_-)
白山北面、いいところですよ。是非歩いてみてくださいマセ~。
スーパー林道って、歩く道じゃないんですけど…(^_-)
避難小屋は寝返りでも、逆立ちでも、何でもできます。小屋の2階を占拠してました。
タムシバ、ムシカリ、ガマズミなどの樹花も満開です。
乾杯用のアワワ1本だけは肌身離さず?死守しました。
~biwaco
久々の投稿で、操作も怪しくなっておりましたが、なんとか途中挫折、撤退せずに、「送信」ポチを押すことができました。
biwa爺のペースに巻き込むのは忍びないと、遠慮しての単独プランでした。超近場でお茶を濁している私とは気力が違いますね。
最初は単独で計画されていたのですから尚更です。
登頂を果たせなかった笈ヶ岳が頭の片隅にありましたけど、今年も行かずじまいでした。
白山北面も一度も歩いていませんし、百四丈の滝は憧れのまま終わるのかもしれません。
スーパー林道は2日連続で歩いたこともあるんですけどね。
それでも一緒に行ってやろうという方がおられるのは嬉しいことです。(^_-)
白山北面、いいところですよ。是非歩いてみてくださいマセ~。
スーパー林道って、歩く道じゃないんですけど…(^_-)
21時から1時まで4時間は寝ました。それにしてもずっと快晴とは羨ましい限りです。
午前2時の待ち合わせなら夕方から寝ておかないといけませんね。
小さな避難小屋でも超満員の営業小屋よりいいのかも。
嬉しい出会いもあって良かったですね。
避難小屋は寝返りでも、逆立ちでも、何でもできます。小屋の2階を占拠してました。
つい、自分を見失うと、えらい目に合います。自立と自制ですね、大切なのは…。(@_@。自分のペースで歩くには単独が一番ですけど、リスクもありますから。
パーティの場合は、独りで歩いている時とは違う見えない力を貰えるような気がします。
その分、ハイペースになってしまうのかもしれませんが。
足元にはトクワカソウ(イワウチワ?)、ショウジョウバカマ、カタクリ、スミレが競演。豪雪地帯の花は雪が消えると一斉に咲き始めて豪華ですね。
ぽつんぽつんとある花を探すのとは大違いです。
タムシバ、ムシカリ、ガマズミなどの樹花も満開です。
下山後のお風呂で腕の日焼けを見てビックリでした。半袖なのに横着して日焼け止めを塗ってなかったんです。大きい山って近くのように見えても意外と遠いですよね。
歩いても歩いても近づかないという経験があります。
10時間も太陽に照らされていると疲れもピークでしょう。
雪の上に居ても暑いものは暑いですから。
デポしたビール以外にも持ってたのですか?
乾いた身体に吸い込まれたことでしょう。
乾杯用のアワワ1本だけは肌身離さず?死守しました。
いえいえ、あそこまで行ったら、ゼッタイ降りたくなりますから~(^_-)2日目も長時間の行動ですね。
荷が軽いとはいえ、滝壺までの300メートルの降りと登り返しは辛そう。
でも下まで降りないと裏見の滝は拝めませんしね。
私なら上から見て満足してしまいそうです。
回収ツアー、企画して下さい。ヽ(^o^)丿デポしたビールは誰かが見付けて飲んでくれたでしょうかね。
いつまでも残ってそうな気もしますが。
次の機会には一本減らして行って回収するとか?
回収できていれば下山後すぐに飲めたのにね。
とんでもない。しんどいレポにお付き合い、ありがとうさんです。<m(__)m>内容の濃い楽しいレポに、しょぼいレスですいません。
~biwaco
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
panaちゃん、お久しぶり~
って、明後日会うのにね(^_-)
GWでなくてお盆ってのが、なんとも田舎らしい。(^v^)
今回のTさん、若者を引き連れてカッコよかったよ(^_-) 鼻の下まではよう見えんかったけど…。
~biwaco
って、明後日会うのにね(^_-)
違いますがな~、お二人に引きずられて行ったんやがな(@_@。凄いね、biwacoさん。ふーたんコンビに刺激されるとは若い、若い。
若い2人を道連れにいったんやね~
いいえ、もっとうちの近くのPAだよ。外来駐車場まであるから便利~(^_-)ここって〇賀ですか~
稼働してるのはスキーシーズンとお盆休みだけだって。ほんま残念やね~
次は営業中を狙ってね。
GWでなくてお盆ってのが、なんとも田舎らしい。(^v^)
そう、おのれを見失うことなかれ~(^.^)/~~~
気持ちわかります。
でも病気もちなんだから、マイペース、biwaペースであるいてね~♪
10年前にも「マドンナ」が大活躍でしたね(^_-) ん?だれのことだっけ???いつの時代もマドンナがいるといいね。疲れがとれたでしょう~
霊仙…ホンマなつかしい、新鮮な出会いでした。最近巷の噂ではTさんの鼻の下が伸びきっているとか・・・
最初に3人で出会った霊仙が懐かしいね。もう10年以上も前のbiwaちゃんが青年だったころが・・・
今回のTさん、若者を引き連れてカッコよかったよ(^_-) 鼻の下まではよう見えんかったけど…。
あてにせんと待ってて下さい。来年連れて行ってよ~♪
よぼよぼコンビを。
日曜日、採れるかな?ご苦労様でした。フキノトウは天ぷらですか~
今度はコシアブラを採りにいこうよ~♪
~biwaco
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
洞吹禅師、ヤブ復帰?おめでとうさんです。ヽ(^o^)丿
さっそく、ワタクシめの駄文投稿にお返事いただき、恐縮の限りであります。
まずはおのれを知ることが一番。マイペースでそろりそろりと参りましょう。(^_-)
①睡眠不足
②シャリバテ
③荷重オーバー
これが3大原因と思ってます。
最後に開き直れるかどうかが生死を決める。(なんて、大げさなこと!)
「どっかでメシにしようね」とお店を探しながらの帰路。 もうすぐ町はずれというあたりでそれらしい明かりを発見。
見ればアジアン料理のお店が3軒ほど並んでる。右はインド、ネパール料理。真ん中が台湾料理店(四季紅)
カタコト日本語のカワイイ女店員が「どうぞ」と運んできてくれた料理を見てオドロキだ。
麺の上に厚さ1cm近くありそうな叉焼が5,6枚。別の皿には、はみだしそうな特大唐揚げが3個。
もちろんご飯つきで750円。
可愛すぎる女店員さんに聞こうと思ったら、「ニホンゴ、ワカリマセン」。
かわいいタイペイギャルにも再会したいし~(^.^)/~~~
~biwaco
さっそく、ワタクシめの駄文投稿にお返事いただき、恐縮の限りであります。
同病相哀れむ…。この歳になると、思いがけない体調不良、アクシデントに見舞われます。いいとこへ行ってきましたね。
ワシの去年のスノー衆リタイアも不整脈。お互いに気をつけないとねー。
まずはおのれを知ることが一番。マイペースでそろりそろりと参りましょう。(^_-)
4時間は寝てるんですけど、熟睡とはいえんかな…。ほんで、寝てないんでっか?
こりゃいけません。
睡眠不足も大敵ですよ。
①睡眠不足
②シャリバテ
③荷重オーバー
これが3大原因と思ってます。
相矛盾する心境の変化…。人間孤立すると心が折れそうになりまする。(@_@。ちょっ、ちよっとそこまで思いつめんでも。
やっぱり限界を感じたのですか。
おお、急に前向きに……
最後に開き直れるかどうかが生死を決める。(なんて、大げさなこと!)
以前、ザックごとほおり出して、ゴマ平小屋へ駆け込んだこともありましたから…。biwacoさんが、まさかのこの品を放棄するとは、よっぽどだったんですね。
行くたびに小屋までの距離が延びてる感じです。(>_<)ワシも一度、無雪期に奥長倉の小屋に泊まりましたけど、長かったです。
汚れやひび割れはお互い様で、親近感がわきました。会えてよかった~♪と壺をナデナデヽ(^o^)丿ドームはちょっと汚れた感じですが、それでもここまで来られた喜びはひとしおでしょう。
「どっかでメシにしようね」とお店を探しながらの帰路。 もうすぐ町はずれというあたりでそれらしい明かりを発見。
見ればアジアン料理のお店が3軒ほど並んでる。右はインド、ネパール料理。真ん中が台湾料理店(四季紅)
カタコト日本語のカワイイ女店員が「どうぞ」と運んできてくれた料理を見てオドロキだ。
麺の上に厚さ1cm近くありそうな叉焼が5,6枚。別の皿には、はみだしそうな特大唐揚げが3個。
もちろんご飯つきで750円。
可愛すぎる女店員さんに聞こうと思ったら、「ニホンゴ、ワカリマセン」。
今度、ご案内いたします。なななんと、勝山のどこにそんなとこあるんですか?
えらい国際的なところでんがな。
ワシにはちょっとカロリーオーバーだけどね。
かわいいタイペイギャルにも再会したいし~(^.^)/~~~
~biwaco
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
biwacoさん、おはようございます。
旧白山スーパー林道では開通前にウォーキングイベントがあったのです。
石川県側からと岐阜県側から一日違いでの開催でしたから、ぐるっと回って2日連続で歩けたのでした。
白山白川郷ホワイトロードと名前の替わった今でもあるのかな?と調べてみたら、岐阜県側はGW期間中にあったようです。
http://www.gifu-shinrin.or.jp/rindo/event/1003214.html
石川県側は6月13日みたいですね。
http://8936.org/event/spring.html
旧白山スーパー林道では開通前にウォーキングイベントがあったのです。
石川県側からと岐阜県側から一日違いでの開催でしたから、ぐるっと回って2日連続で歩けたのでした。
白山白川郷ホワイトロードと名前の替わった今でもあるのかな?と調べてみたら、岐阜県側はGW期間中にあったようです。
http://www.gifu-shinrin.or.jp/rindo/event/1003214.html
石川県側は6月13日みたいですね。
http://8936.org/event/spring.html
落第忍者
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
biwacoさん、こんにちは
老体に鞭打って思い切って行きましたね。
健脚のお二人に追いつけないのは致し方ありませんね~。
私とならきっと追い抜くことはあっても置いて行かれることはありませんよ
実は私もこの怪我がなければ百四丈の滝は絶対に行きたい場所でした。
その為に冬山訓練もする予定でしたが、私の目論見は一瞬のアクシデントで泡と消えました。
最近はハイキング程度の山でチョロチョロしていますが、来年は何とか百四丈の滝に行きたいと思っています。
宮指路
老体に鞭打って思い切って行きましたね。
健脚のお二人に追いつけないのは致し方ありませんね~。
私とならきっと追い抜くことはあっても置いて行かれることはありませんよ
実は私もこの怪我がなければ百四丈の滝は絶対に行きたい場所でした。
その為に冬山訓練もする予定でしたが、私の目論見は一瞬のアクシデントで泡と消えました。
最近はハイキング程度の山でチョロチョロしていますが、来年は何とか百四丈の滝に行きたいと思っています。
宮指路
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
宮指路さん、お久です。(^_-)
いまや追い抜けるのはカメさんかウシさんくらいなもんです。
ついでに、回収忘れのアワワも持ち帰って下さいマセ~<m(__)m>
~biwa爺
「身の程知らず」ってやつですよ。(@_@。biwacoさん、こんにちは
老体に鞭打って思い切って行きましたね。
健脚のお二人に追いつけないのは致し方ありませんね~。
私とならきっと追い抜くことはあっても置いて行かれることはありませんよ
いまや追い抜けるのはカメさんかウシさんくらいなもんです。
稜線から転げ落ちたと思って、リハビリに努めて下さい。実は私もこの怪我がなければ百四丈の滝は絶対に行きたい場所でした。
その為に冬山訓練もする予定でしたが、私の目論見は一瞬のアクシデントで泡と消えました。
白いお肌を磨いて待っててくれるでしょうね、きっと(^_-)最近はハイキング程度の山でチョロチョロしていますが、来年は何とか百四丈の滝に行きたいと思っています。
ついでに、回収忘れのアワワも持ち帰って下さいマセ~<m(__)m>
~biwa爺
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
そう言われてみれば、落忍さんのレポを読んだ気がします。旧白山スーパー林道では開通前にウォーキングイベントがあったのです。
石川県側からと岐阜県側から一日違いでの開催でしたから、ぐるっと回って2日連続で歩けたのでした。
開催中だったんですネ(@_@。白山白川郷ホワイトロードと名前の替わった今でもあるのかな?と調べてみたら、岐阜県側はGW期間中にあったようです。
でも反対側だから参加者の車も少なかったんでしょう。
中宮温泉からは来月ですね。すごい人気みたい。!(^^)!
~biwa爺
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
Bowacoさん、おはようございます。涙ながらの百四丈滝山行、読ませてもらいましたよ。久しぶりの渾身レポですね。私も2年前の6月にこのコースを歩き、四塚山までピストンしましたが、いい尾根コースでした。白山北部ルート、故郷の山だけにもっと歩いてみたいなあ。
私は檜新参宮道から入りましたが、スキー場から入る方がメジャーなんだろうか。山頂駅まで1時間もかかるんだと、どっちも同じ程度でしょうか。
私が奥長倉小屋に泊まった時は誰もいなくて、一人でのんびりでしたが、この時期は結構人が多いんですね。と言っても6人くらいだと寂しくなくてちょうどいいくらいですね。
先日は台高に出没されたとか。桧塚奥峰に2時ころまでいらっしゃったようですが、私たちがヒキウス平に上がった時はもう3時半になっていました。奥峰までは行かなかったし、ニアミスとまでも行かなかったですね。
それにしても不整脈を抱えながらの山歩き、biwacoさんの気力ですねえ。お元気で山歩きを続けてください。
今度の鈴鹿オフ会で…
私は檜新参宮道から入りましたが、スキー場から入る方がメジャーなんだろうか。山頂駅まで1時間もかかるんだと、どっちも同じ程度でしょうか。
私が奥長倉小屋に泊まった時は誰もいなくて、一人でのんびりでしたが、この時期は結構人が多いんですね。と言っても6人くらいだと寂しくなくてちょうどいいくらいですね。
先日は台高に出没されたとか。桧塚奥峰に2時ころまでいらっしゃったようですが、私たちがヒキウス平に上がった時はもう3時半になっていました。奥峰までは行かなかったし、ニアミスとまでも行かなかったですね。
それにしても不整脈を抱えながらの山歩き、biwacoさんの気力ですねえ。お元気で山歩きを続けてください。
今度の鈴鹿オフ会で…
@シュークリーム@
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
シュークリさん、こんにちは~
早いもんで、もうスノーシューの季節は終わり、すっかり夏山シーズンです。
3年前には七倉辻まで行って、小桜平小屋泊まりで楽々新道を下りました。
この歳になると、早足はムリなんで、体と相談しながら避難小屋を繫いでのんびり歩きです。
スーパー林道分岐のところから山頂駅に登る巡視路もあります。
オフ会には、杖ついて「としよりのコバ」へまいります。(^_-)
~biwa爺
早いもんで、もうスノーシューの季節は終わり、すっかり夏山シーズンです。
長~い長~いルートですが、歩きがいありますね。Bowacoさん、おはようございます。涙ながらの百四丈滝山行、読ませてもらいましたよ。久しぶりの渾身レポですね。私も2年前の6月にこのコースを歩き、四塚山までピストンしましたが、いい尾根コースでした。白山北部ルート、故郷の山だけにもっと歩いてみたいなあ。
3年前には七倉辻まで行って、小桜平小屋泊まりで楽々新道を下りました。
この歳になると、早足はムリなんで、体と相談しながら避難小屋を繫いでのんびり歩きです。
スタート地点の標高差は100m以上ありますが、時間的には同じくらいでしょうね。私は檜新参宮道から入りましたが、スキー場から入る方がメジャーなんだろうか。山頂駅まで1時間もかかるんだと、どっちも同じ程度でしょうか。
スーパー林道分岐のところから山頂駅に登る巡視路もあります。
GWということで覚悟していたのですが、われわれ3人と、大垣労山の3人だけでした。それぞれ2階と1階を平和的に分割統治しました。(^_-)私が奥長倉小屋に泊まった時は誰もいなくて、一人でのんびりでしたが、この時期は結構人が多いんですね。と言っても6人くらいだと寂しくなくてちょうどいいくらいですね。
沢の季節ですね~(^^♪ Sハイのたろーさんたち御一行には白山でも出会いました。先日は台高に出没されたとか。桧塚奥峰に2時ころまでいらっしゃったようですが、私たちがヒキウス平に上がった時はもう3時半になっていました。奥峰までは行かなかったし、ニアミスとまでも行かなかったですね。
「不生脈」にならないよう、マイペースに努めます。それにしても不整脈を抱えながらの山歩き、biwacoさんの気力ですねえ。お元気で山歩きを続けてください。
今度の鈴鹿オフ会で…
オフ会には、杖ついて「としよりのコバ」へまいります。(^_-)
~biwa爺
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
biwacoさん、こんばんは。
右手に加賀禅定道の入り口。歩きやすい縦走路が延びる。タムシバの白い花が青空に映える。足元には雪はなく、ショウジョウバカマ、トクワカソウ、カタクリなどおなじみの初夏の花々。林道を横切り、ひと登りで「檜倉」の標柱。その名の通り数本の桧の老木が健在だ。地図上の檜倉△1213.9はもう少し先だ。体調は万全。ときには先頭も切ってブナの森を進む。
今日のbiwacoさんはどうしちゃったんだろう、と思っていました。若者のようにどんどん歩いて行かれる。背筋を伸ばし、ルンルン気分の様子。私はbiwacoさんとゆっくり歩こうと思っていたら、いきなり付いて行けない。ゴンドラ山頂駅付近では50mくらい離されていました。その先の展望台で休憩だったので、やっとのこと追いつきました。
と、それがいけなかった。檜倉から一旦下り、登り返してシカリ場分岐へ向かうのだが、さほど急斜面でもないのに足が上がらない。いつもの「発作」(不整脈)だ。調子に乗るといけない。ついついハイペースになり、気がついたときは心臓が踊っている。
kitayamaさんは目の前の山稜を越えかけている。クロオさんは斜面の途中で待っていてくれる。なんとも心苦しい限りなんだが、体が動かない。一休みし、行動食と水でエネルギー補給。ゆっくりゆっくり一歩一歩の足運びで二人を追う。
2回目の休憩を取り終え、スタートしてしばらくして振り返るとbiwacoさんの姿が見あたらない。そのうち登ってくるのだろうとゆっくり進みながら(ゆっくりとしか歩けない)2度、3度、後ろを確認したら斜面に座り込んでいるbiwacoさんを見つけました。休憩したばかりなのに何されてるのだろうと見ていました。追いつかれるまで、待っていました。私にも丁度いい休憩でした。
さらに荷重軽減のため嗜好飲料を犠牲にする涙ながらの決断。「帰りに必ず回収してあげるからね」とポリ袋に入れて木の枝に吊るしておく。
言ってくだされば私が運んだのに。言えばよかったですね。気が付かなくてすみません。
ピークを越えると奥長倉山の手前に小屋が顔を出している。雪面に2人の姿も確認できる。あそこまで行けばいいのだ。目標が視認できると力も湧いてくる。
奥長倉山の背中越しに美女坂の白い美脚がスラリ。その背景に四塚山がどっしり構える。後ろからは大笠~笈にずっとこの醜態を見つめられている。恐れるものも、恥ずかしがることも、なにもないんだ! 開き直って雄大気宇な眺望を楽しみながら足を運ぶだけなんだ。
やがて、手を振る2人の表情まで確認できるようになり、最後の登りをクリアすると、この日のゴールに到着。
ずいぶん遠くから熊よけの音が聞こえていました。我々も、慌てて行くより、明日3人で行くことにして、まったりすることにしていました。
とにかく3人そろったところで宴会タイム。小屋の二階を占領し、まずはアワワで乾杯だ。…が、kitayamaさんは、待ちくたびれて昼寝の前にロング缶を空けてしまい、ウイスキーで代用。クロオさんは4本も担ぎあげたせいで、ストックに余裕があるようだ。
1日目のお昼に1本、夜に2本、2日目のお昼に1本、合計4本。計算通り。すべて350ml。ちなみに、最後の1本は、ノンアルコール。
暖かい夜が明け、今日も快晴!朝ご飯を済ませてお目当ての百四丈の滝へ向かう。同宿の3人も同行。荷物は水だけ。さすが荷が軽いと足も軽い。
夜は板の間が痛くて何回か目を覚ましましたが、それでも比較的ぐっすり寝られました。
荷物が軽いのが嬉しい。この日もいい天気でした。展望を見ながら気持ちのいい尾根歩きでした。
さあ、どこから下りましょう? 昨日のトレースは日中の日差しでほとんど消えてしまっている。2138pの手前から急斜面を下降。朝でも雪が緩んでいるので危険は感じない。はじめは後ろ向きで、少し傾斜が緩んでからはキックステップを聞かせながら降りていく。長い長い下り。標高差で300mもある。登り返しに1時間はかかる…というが、biwa爺には1時間半は絶対必要だろう。
私は臆病なので、ずいぶん長い距離、後ろ向きで下降しました。降りても降りても滝にはなかなか近づかない長い斜面でした。
すっかり有名になった氷の滝壺ドームは、土埃で薄汚れ、ヒビ割れが進み、崩壊の日も近い姿を曝している。思わず立ち止まって我が身に重ねてしまう。もう少し早く来れば、白く輝く全盛期のお姿を拝ませてもらえたのだろうが、同じ境遇の者同士の対面のほうがお似合いだろう。
真っ白ではなかったのは少し残念でした。迫力はあり、近くまで来たという感動はありました。私はほとんど正面から眺めていただけでしたが、biwacoさんは、あちらこちら見てまわられていましたね。
いろんな角度からカメラに収め、もう二度と来ることはないだろう滝壺をあとにする。覚悟していたとはいえ、この登りは半端じゃない。ちょっとでも傾斜が緩いコース取りをと左寄りに進む。これが結果的に災いし、一番長いコースを登ることになってしまった。
写真を撮られていたのですね。
登りも長かったです。でも、天気もよく、展望もよく、足場も悪くなく、気持ちのいい登りでした。気が付いたら、biwacoさん、随分南の方まで登って行かれました。
機会があったら、今度は真っ白な壺を見に行きましょう。
小屋に帰って昼食。「12時半出発やで~!」との二人の催促(脅迫?)を無視して、まったりランチ後は、帰路用のパッキングに手間どる。
それでも何とか15分オーバーで出発。デポした飲料はどこだったかなあ…。見つからないまま長倉山通過。どうやら、残雪を下ったため登りの夏道をスルーしてしまったみたいだ。
GPSにマーキングして置けばよかったですね。尾根筋を歩いているつもりでも、何ヶ所か、夏道と雪道とに分かれていました。
駐車地に16時半。温泉センター「天領」で汗を流し、帰路へ。
2日分の汗を流して、気持ちのいい温泉でした。
白山は大きな山、とくに北面は、長い長い尾根ということを感じました。岩間道しか歩き通したことがないので、加賀禅定道、歩き通してみたいと思います。
クロオ
右手に加賀禅定道の入り口。歩きやすい縦走路が延びる。タムシバの白い花が青空に映える。足元には雪はなく、ショウジョウバカマ、トクワカソウ、カタクリなどおなじみの初夏の花々。林道を横切り、ひと登りで「檜倉」の標柱。その名の通り数本の桧の老木が健在だ。地図上の檜倉△1213.9はもう少し先だ。体調は万全。ときには先頭も切ってブナの森を進む。
今日のbiwacoさんはどうしちゃったんだろう、と思っていました。若者のようにどんどん歩いて行かれる。背筋を伸ばし、ルンルン気分の様子。私はbiwacoさんとゆっくり歩こうと思っていたら、いきなり付いて行けない。ゴンドラ山頂駅付近では50mくらい離されていました。その先の展望台で休憩だったので、やっとのこと追いつきました。
と、それがいけなかった。檜倉から一旦下り、登り返してシカリ場分岐へ向かうのだが、さほど急斜面でもないのに足が上がらない。いつもの「発作」(不整脈)だ。調子に乗るといけない。ついついハイペースになり、気がついたときは心臓が踊っている。
kitayamaさんは目の前の山稜を越えかけている。クロオさんは斜面の途中で待っていてくれる。なんとも心苦しい限りなんだが、体が動かない。一休みし、行動食と水でエネルギー補給。ゆっくりゆっくり一歩一歩の足運びで二人を追う。
2回目の休憩を取り終え、スタートしてしばらくして振り返るとbiwacoさんの姿が見あたらない。そのうち登ってくるのだろうとゆっくり進みながら(ゆっくりとしか歩けない)2度、3度、後ろを確認したら斜面に座り込んでいるbiwacoさんを見つけました。休憩したばかりなのに何されてるのだろうと見ていました。追いつかれるまで、待っていました。私にも丁度いい休憩でした。
さらに荷重軽減のため嗜好飲料を犠牲にする涙ながらの決断。「帰りに必ず回収してあげるからね」とポリ袋に入れて木の枝に吊るしておく。
言ってくだされば私が運んだのに。言えばよかったですね。気が付かなくてすみません。
ピークを越えると奥長倉山の手前に小屋が顔を出している。雪面に2人の姿も確認できる。あそこまで行けばいいのだ。目標が視認できると力も湧いてくる。
奥長倉山の背中越しに美女坂の白い美脚がスラリ。その背景に四塚山がどっしり構える。後ろからは大笠~笈にずっとこの醜態を見つめられている。恐れるものも、恥ずかしがることも、なにもないんだ! 開き直って雄大気宇な眺望を楽しみながら足を運ぶだけなんだ。
やがて、手を振る2人の表情まで確認できるようになり、最後の登りをクリアすると、この日のゴールに到着。
ずいぶん遠くから熊よけの音が聞こえていました。我々も、慌てて行くより、明日3人で行くことにして、まったりすることにしていました。
とにかく3人そろったところで宴会タイム。小屋の二階を占領し、まずはアワワで乾杯だ。…が、kitayamaさんは、待ちくたびれて昼寝の前にロング缶を空けてしまい、ウイスキーで代用。クロオさんは4本も担ぎあげたせいで、ストックに余裕があるようだ。
1日目のお昼に1本、夜に2本、2日目のお昼に1本、合計4本。計算通り。すべて350ml。ちなみに、最後の1本は、ノンアルコール。
暖かい夜が明け、今日も快晴!朝ご飯を済ませてお目当ての百四丈の滝へ向かう。同宿の3人も同行。荷物は水だけ。さすが荷が軽いと足も軽い。
夜は板の間が痛くて何回か目を覚ましましたが、それでも比較的ぐっすり寝られました。
荷物が軽いのが嬉しい。この日もいい天気でした。展望を見ながら気持ちのいい尾根歩きでした。
さあ、どこから下りましょう? 昨日のトレースは日中の日差しでほとんど消えてしまっている。2138pの手前から急斜面を下降。朝でも雪が緩んでいるので危険は感じない。はじめは後ろ向きで、少し傾斜が緩んでからはキックステップを聞かせながら降りていく。長い長い下り。標高差で300mもある。登り返しに1時間はかかる…というが、biwa爺には1時間半は絶対必要だろう。
私は臆病なので、ずいぶん長い距離、後ろ向きで下降しました。降りても降りても滝にはなかなか近づかない長い斜面でした。
すっかり有名になった氷の滝壺ドームは、土埃で薄汚れ、ヒビ割れが進み、崩壊の日も近い姿を曝している。思わず立ち止まって我が身に重ねてしまう。もう少し早く来れば、白く輝く全盛期のお姿を拝ませてもらえたのだろうが、同じ境遇の者同士の対面のほうがお似合いだろう。
真っ白ではなかったのは少し残念でした。迫力はあり、近くまで来たという感動はありました。私はほとんど正面から眺めていただけでしたが、biwacoさんは、あちらこちら見てまわられていましたね。
いろんな角度からカメラに収め、もう二度と来ることはないだろう滝壺をあとにする。覚悟していたとはいえ、この登りは半端じゃない。ちょっとでも傾斜が緩いコース取りをと左寄りに進む。これが結果的に災いし、一番長いコースを登ることになってしまった。
写真を撮られていたのですね。
登りも長かったです。でも、天気もよく、展望もよく、足場も悪くなく、気持ちのいい登りでした。気が付いたら、biwacoさん、随分南の方まで登って行かれました。
機会があったら、今度は真っ白な壺を見に行きましょう。
小屋に帰って昼食。「12時半出発やで~!」との二人の催促(脅迫?)を無視して、まったりランチ後は、帰路用のパッキングに手間どる。
それでも何とか15分オーバーで出発。デポした飲料はどこだったかなあ…。見つからないまま長倉山通過。どうやら、残雪を下ったため登りの夏道をスルーしてしまったみたいだ。
GPSにマーキングして置けばよかったですね。尾根筋を歩いているつもりでも、何ヶ所か、夏道と雪道とに分かれていました。
駐車地に16時半。温泉センター「天領」で汗を流し、帰路へ。
2日分の汗を流して、気持ちのいい温泉でした。
白山は大きな山、とくに北面は、長い長い尾根ということを感じました。岩間道しか歩き通したことがないので、加賀禅定道、歩き通してみたいと思います。
クロオ
Re: 白山/百四丈の滝~汚れ、ひび割れた肌に哀惜の思いを重ねて
クロオさん、お世話になりました。
いやに体調が良くて、ついつい調子に乗ってしまいました。(@_@;)
檜倉のピークで休憩したばかりなのに、体に力が入らず、登り斜面の前で座り込んでしまいました。
クロオさんが待っててくれたので、一休みしてから一歩ずつ足を運びました。
とんでもない! 子どもも年よりも甘やかしてはいけません。(^_-)
お二人に心配掛けてるやろなあ…と思いながら、半分開き直って歩いてました。
一人になって心細くなったのでクマ鈴を付けたのですが、あれだけ離れてても聞こえるんですネ。(@_@;)
落ち口のラインから、さらに急斜面になって、緊張しました。
せっかくなので、右から裏側を覗いてみました。
水を求めて岩壁側にも行ってみたのですが、汲めそうなところはありませんでした。
あの時戴いたお茶はアワワよりうまかった~(^^♪
傾斜の緩そうなところを選んだつもりだったんですが、結果的にシンドイ選択になりました。(>_<)
~biwa爺
今日のbiwacoさんはどうしちゃったんだろう、と思っていました。若者のようにどんどん歩いて行かれる。背筋を伸ばし、ルンルン気分の様子。私はbiwacoさんとゆっくり歩こうと思っていたら、いきなり付いて行けない。ゴンドラ山頂駅付近では50mくらい離されていました。その先の展望台で休憩だったので、やっとのこと追いつきました。
いやに体調が良くて、ついつい調子に乗ってしまいました。(@_@;)
2回目の休憩を取り終え、スタートしてしばらくして振り返るとbiwacoさんの姿が見あたらない。そのうち登ってくるのだろうとゆっくり進みながら(ゆっくりとしか歩けない)2度、3度、後ろを確認したら斜面に座り込んでいるbiwacoさんを見つけました。休憩したばかりなのに何されてるのだろうと見ていました。追いつかれるまで、待っていました。私にも丁度いい休憩でした。
檜倉のピークで休憩したばかりなのに、体に力が入らず、登り斜面の前で座り込んでしまいました。
クロオさんが待っててくれたので、一休みしてから一歩ずつ足を運びました。
言ってくだされば私が運んだのに。言えばよかったですね。気が付かなくてすみません。
とんでもない! 子どもも年よりも甘やかしてはいけません。(^_-)
ずいぶん遠くから熊よけの音が聞こえていました。我々も、慌てて行くより、明日3人で行くことにして、まったりすることにしていました。
お二人に心配掛けてるやろなあ…と思いながら、半分開き直って歩いてました。
一人になって心細くなったのでクマ鈴を付けたのですが、あれだけ離れてても聞こえるんですネ。(@_@;)
いったいザックは何kgだったんですか?1日目のお昼に1本、夜に2本、2日目のお昼に1本、合計4本。計算通り。すべて350ml。ちなみに、最後の1本は、ノンアルコール。
一晩休んで、しかも軽荷とあって、二日目は快調でした。夜は板の間が痛くて何回か目を覚ましましたが、それでも比較的ぐっすり寝られました。
荷物が軽いのが嬉しい。この日もいい天気でした。展望を見ながら気持ちのいい尾根歩きでした。
雪面が緩んでいたので恐怖感はなかったですね。それにしても見た目より長い!私は臆病なので、ずいぶん長い距離、後ろ向きで下降しました。降りても降りても滝にはなかなか近づかない長い斜面でした。
落ち口のラインから、さらに急斜面になって、緊張しました。
真っ白ではなかったのは少し残念でした。迫力はあり、近くまで来たという感動はありました。私はほとんど正面から眺めていただけでしたが、biwacoさんは、あちらこちら見てまわられていましたね。
せっかくなので、右から裏側を覗いてみました。
水を求めて岩壁側にも行ってみたのですが、汲めそうなところはありませんでした。
あの時戴いたお茶はアワワよりうまかった~(^^♪
写真を撮られていたのですね。
登りも長かったです。でも、天気もよく、展望もよく、足場も悪くなく、気持ちのいい登りでした。気が付いたら、biwacoさん、随分南の方まで登って行かれました。
機会があったら、今度は真っ白な壺を見に行きましょう。
傾斜の緩そうなところを選んだつもりだったんですが、結果的にシンドイ選択になりました。(>_<)
奥長倉と小桜平の避難小屋を使えば、周回可能です。ぜひ、同行させて下さい。2日分の汗を流して、気持ちのいい温泉でした。
白山は大きな山、とくに北面は、長い長い尾根ということを感じました。岩間道しか歩き通したことがないので、加賀禅定道、歩き通してみたいと思います。
~biwa爺