【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

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シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

左門岳を望む
左門岳を望む
2月28日にハンガリーから半年ぶりに帰国した.最初のうちは文化の違いに多少戸惑うかと思いきや,中部空港に着いた途端何の違和感もなく日本に同化してしまった.ブダペストで半年間暮らしたことが夢の様で,別の自分がいまだにブダペストの町を歩いているような気がしている.村上春樹の世界ってホントだったんだねえ.

しばらくして山日和さんからスノー衆パート4の通達が.これって山日和さんのやさしさだよねえ.これは参加しないわけにはいかないだろう.幸い21,22日ともまだ予定が入っていなかったので,早速参加の意思表明をする.奥美濃の山は私にとっては遠い印象がある.左門岳は私が行ったことがある数少ない奥美濃の山の一つで,1年半前にたろーさんと一緒に沢ノ又から大平へ周回したことがある.その時は,山の頂上近くにあるにもかかわらず,ほとんど高低差のない開けた場所を蛇行しながら水が流れていたり,沢のすぐ目の前に稜線がある不思議な光景が印象的だった.冬はどんなふうになるんだろうか.

【 日 付 】2015年3月21日(土)
【 山 域 】奥美濃・左門岳
【メンバー】山日和・クロオ・落第忍者・Kasaya・kitayama-walk・biwaco・バーチャリ・おど・シュークリーム(順不同)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】道の駅 6:30 --- 上大須ダム奥 7:35 --- 9:30 P973稜線 --- 11:40 左門岳(昼食)13:00 --- 大平散策 13:45 --- 16:00 上大須ダム

集合地点の道の駅まで3時間とみて朝3時に家を出る.途中吉野家で朝食を食べたにもかかわらず5時半に道の駅に着いてしまった.ふ~ん,奥美濃って意外に近いんだ.これなら十分日帰り圏内だ.集合時刻10分前の6時20分には全員がそろったので,車に分乗して登山口の上大須ダムに向かう.上を見ると快晴の空.気温も上がりそうだし,絶好の春山日和になりそうだ.

幸い除雪してあって,ダム奥の橋のところまで車で行くことができた.ここは標高約500m.左門岳まで標高差700mで,グーさんでも十分標的圏内だ.出発前に落第忍者さんの新しいアイテム,濡れても大丈夫なコピー用紙が披露される.これなら沢でもそのまま持って行けて便利そうだ.
出発
出発
落第忍者さんといえば,道の駅で「某勤労者山岳会」の名前入りのテントで泊まっていた人に行先を聞こうとあいさつしたが無視されたという.落第忍者さんが緻密な頭脳と人一倍やさしい心を持った人であることは,やぶメンであればだれでも知っている.しかし,実践的経験に裏打ちされた土木作業員風ファッションとその上に乗っかっているいかつい顔を見て,その外見のみからあいさつを無視するという選択をした「某勤労者山岳会」の人にも多少の同情を感じなくはない.

除雪終了地点で山日和さんからスノーシュー着用の指令が下る.このあとは植林の尾根を,いつものように稜線に出るまでひたすら激登りだ.おどさんが切り込み隊長だ.おどさんとは初対面だが,私よりちょうど一回り若い.もう少し年配の方かと想像していたのだが.これくらいの年だとあれだけの長距離山行をこなす体力は十分あるのだろう.
最初は植林の急登
最初は植林の急登
クロオさんがしんがりをやってくれている.写真が趣味のようなので,最後尾で山の写真を撮りがてらフォローもできるということで,最適な配置かもしれない.落第忍者さんはbiwacoさんのフォローに回っている.指示しなくても,めいめいが最適な位置と役割をとれるところがスノー衆メンバーのいいところかもしれない.

結局,登り始めから約500m登ってようやくP973の稜線に出る.目の前,すぐ近くに屏風山の素晴らしい眺めが展開する.その左には姥ヶ岳と能郷白山の白い峰が広がる.私が名前を知る山はそれくらいだが,山日和さんにはほとんどすべてのピークの名前が浮かんでいることだろう.ここでクロオさんからデコポンの差し入れがある.ごちそうさまでした.
P973から望む屏風山
P973から望む屏風山
これからはお楽しみ,素晴らしい光景を楽しみながらのルンルン尾根歩きだ.Kasayaさんはスノーシューが壊れたとかでワカンを履いている.この時期ならスノーシューよりもワカンのほうが歩きやすいだろう.バーチャリさんは元気に先頭グループを歩いている.メンバー最年長のはずだが,まだまだいけそうだ.この人を見ていると女性のほうが長生きするということが素直に納得できる.
能郷白山
能郷白山
ふと後ろを見るとkitayama-walkさんが苦しそうな顔で歩いている.ノロウイルスによる食中毒で,二日間何も食べていないという.この人が他人のつけたトレースをそのままたどるのを見るのは初めてのことだ.体調の悪さを心配すると同時に,こんな体調でもスノー衆に参加する精神力の強さに驚嘆する.私だったら迷うことなくキャンセルしているところだろう.頂上への最終鞍部のところで,皆でkitayama-walkさんの荷物を分担して持つことにする.私はビールを持たせてもらう.
kitaさん,おいて行かれる
kitaさん,おいて行かれる
12時前に頂上着.無雪期は木々にさえぎられて全く展望のない頂上なのだが,木が雪の下になっているのでよい展望の山に変わっている.頂上で昼食にする.風が全くなく,ぽかぽかしていい気持ちだ.食事前に私の出所祝いの乾杯.ありがとうございました.私は持ち上げたkitayama-walkさんのビールをいただく.日頃,山ではあまりビールを飲まないのだが,このビールは美味しかった.癖になるかもしれない.
頂上でランチ
頂上でランチ
昼食後,ルートを多少変更して大平に直接降りる.年を忘れてシリセードだ.大平は鞍部になっているのでまだ2mほども積雪がある.蛇行する水の流れと,美しいブナ林を眺めながら山日和さんの言う「桃源郷」を実感する.稜線が最も近くまで迫ったところで記念写真を撮り,下山路につく.
大平散策
大平散策
スノー衆では毎回山日和さんのアトラクションがもれなくついて来る.根尾東谷と東河内谷の出会いに降りる最後の急斜面と川の渡渉が今回の最大のアトラクションだった.メンバーそれぞれがアトラクションを十分に堪能して,駐車地にたどりつく.最後にバーチャリさんから心づくしのイチゴが配られる.ありがとうございましたm(__)mおいしゅうございました.

いつものように温泉に入った後,夕食を食べる.私はこのまま車中泊なので,生ビールをいただいた.生ビールが胃袋に収まる前に吸収されてなくなってしまう感じ.こんなにおいしいビールがあるなんて.皆を送り出した後,温泉に入りなおし,そのあと車に戻ってバタンキュウで寝てしまった.やっぱ日本の山はええなあ :D
                         @シュークリーム@
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

シュークリームさん、出所お祝い申し上げます。
レポート書きはお手の物でしょうが、横文字でなくグーでも読める文字で助かります。

文化の違いに多少戸惑うかと思いきや,中部空港に着いた途端何の違和感もなく日本に同化してしまった.

集合写真で見る顔は、以前の野暮ったい顔から脱皮して「洋行帰り」のオーラが漂っています。

左門岳は沢ノ又から大平へ周回したことがある.

兔夢さんのレポを読んだ時から、グーもいつかは左門岳と思っているのです。

【 天 候 】晴れ

今冬の過去3回のスノー衆が好天気だったので、今回曇天・展望無しだったら・・・・
シュークリームさんも晴れ男だったのですね。よかった よかった。

ふ~ん,奥美濃って意外に近いんだ.これなら十分日帰り圏内だ.

それなのに

私はこのまま車中泊なので,生ビールをいただいた.

いつもの遠出の山旅パターンですね。
グーなんて21日は墓掃除出合と別荘の草引き、22日は自宅の草引きと山の神のアッシー君。
シュークリームさん、家事をしていますか?

ここは標高約500m.左門岳まで標高差700mで,グーさんでも十分標的圏内だ.

いつかは行くぞ! 左門岳!

実践的経験に裏打ちされた土木作業員風ファッションとその上に乗っかっているいかつい顔を見て,
その外見のみからあいさつを無視するという選択をした「某勤労者山岳会」の人にも多少の同情を感じなくはない.


・・・・・・・・

植林の尾根を,いつものように稜線に出るまでひたすら激登りだ.おどさんが切り込み隊長だ.

おどさんは先頭を歩く力量と心配りを持った惚れ惚れする足を持っています。
太陽に弱いとは、矢問さん以上のナメクジ?

おっと! 時間が迫ってきた。後半はまた。


                       グー(伊勢山上住人)
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
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Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by 落第忍者 »

シュークリームさん、おはようございます。

長らくの海外出張、お疲れ様でした。
その間に山積した問題を片付けなければなりませんのに、翌日も山だったのでしょうか?
車中でも即座に熟睡できるシュークリームさんが羨ましいです。
それでいて速攻のレポアップですから、かなり睡眠時間を削られたのでは?

無雪期の表情を知っているシュークリームさんですから、他のメンバーより沢山楽しめたかもしれませんね。
初めての私でも十分すぎるほどに楽しめましたので。
山日和さんのスノー衆は本当に素晴らしいです。

私は零時半頃に自宅を出て、途中でトイレ休憩やコンビニで朝食を買っても3時頃には到着しましたので、そんなに遠くない印象を持ちました。
シュークリームさんと同じで長良川右岸道路を走りましたが、幹線道路の横断が立体交差で信号も少なくて、距離がある割にはスムーズでした。

耐水紙は以前から使っていて、やぶオフで紹介したような気がしますが、一部の人だけだったのかもしれません。
A3カラーレーザープリンターも安い物なら個人でも手が届く価格になっています。
でも、職場にあるなら利用しない手はないでしょう。

http://soho.jcom.to/%E3%83%AC%E3%83%BC% ... 700SP100A/

私は上記URLのレーザープリンター用 耐水PET SP 100μを使っていますが、この会社で扱っている耐水紙は多岐に亘り、インクジェット用の物もあるようです。
少し高いかもしれませんが鉛筆やボールペンでの書き込みも可能ですし、繰り返し使えますから何度も行く山なら便利かもしれません。

あの道の駅でテント前泊ですから能郷白山辺りを狙われていたのでしょうか。
寝起きでスッキリされていなかったのかもしれませんね。
あの時はヘルメットを被っていなかったですが、あのワークマン仕様の作業ズボンだとそんな風に見えたのかも?
山のズボンは高くて買えないだけなんですけど・・・

疲れているであろう後半でも時々出る、おどさんのスタスタ歩きにはビックリさせられます。
biwacoさんの後ろを歩かせて貰うと、一歩ずつ確実に進まれる姿に感動すらおぼえますよ。
クロオさんのデコポンは急登で大汗をかいた直後で嬉しいこと。
いつも重い荷物と、写真・動画撮影をありがとうございます。
ザラメ雪の下には硬い層があって、Kasayaさんのアイゼン+ワカンでの歩きも快調でしたね。
スノー衆なのでスノーシューだったと、おどさんの一言、残雪期にはワカンを多用されるとか。
今シーズンも皆勤だったバーチャリさん、花を楽しめる季節ですが未だ暫らくは雪歩きでしょうか。
私も初めて見たkitayama-walkさんの苦しそうな歩き、思わず山日和さんに大丈夫でしょうか?と尋ねたほどでした。
山日和さんからは、本人は行くと言うでしょうけど一度聞いてみるとの返答でした。
私のザックには余裕が無くて分担できませんでしたけど、パーティの良さを実感させて貰いました。
私も山では飲まないのですが、こちらで少しだけ御相伴に預かりました。

シリセードはどうも苦手でして、今回はずっと歩いて降りましたが、余分な労力がいるので滑ることにも慣れないといけませんね。
積雪時の谷には入る機会がありませんので、なかなか不思議な光景が広がっていました。
山日和さんが仰る桃源郷という表現がピッタリの素敵な源頭部でした。
いつもながら最後の急斜面では降りなのにたっぷりの汗をかくことになりました。
直前でおどさんがチェーンスパイクを装着された時に、真似をして履けば良かったのかもしれません。
持っていたのに横着をして苦労倍増では勿体無いですから。
少し深い数回の渡渉、補修テープ張りまくりのスパッツでも浸水することなく無事に渡り終えられてホッとしました。

からからになった喉にバーチャリさんからのイチゴが染み渡りました。
いつも果物をありがとうございます。

リーダーの山日和さんとガッチリ握手を交わして締め括りです。
今シーズンも4回もお世話になりありがとうございました。

次は10周年のオフ会を楽しみに待ちたいと思います。
落第忍者
アバター
クロオ
記事: 469
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
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Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by クロオ »

シュークリームさん、こんばんは
 21日は、お久しぶりでした。


 2月28日にハンガリーから半年ぶりに帰国した.


 2月28日はちょうどスノー衆パート3の開催日で、ブナと霧氷と展望が素晴らしかった木無山に登っていました。


 しばらくして山日和さんからスノー衆パート4の通達が.これって山日和さんのやさしさだよねえ.これは参加しないわけにはいかないだろう.幸い21,22日ともまだ予定が入っていなかったので,早速参加の意思表明をする.


 今年も、パート4まで企画してくださり感謝です。特に今年は、4回ともいい天気で、4回ともそれぞれいい思い出のスノー衆になりました。


 クロオさんがしんがりをやってくれている.写真が趣味のようなので,最後尾で山の写真を撮りがてらフォローもできるということで,最適な配置かもしれない.


 余裕があるわけでもないのに、余計なことばかりやっているので最後尾になってしまいます。フォローなんてとんでもなくて必死に遅れないように付いてるのが本音です。


 登り始めから約500m登ってようやくP973の稜線に出る.目の前,すぐ近くに屏風山の素晴らしい眺めが展開する.その左には姥ヶ岳と能郷白山の白い峰が広がる.これからはお楽しみ,素晴らしい光景を楽しみながらのルンルン尾根歩きだ.


 これがあるからスノー衆はやめられません。






 バーチャリさんは元気に先頭グループを歩いている.メンバー最年長のはずだが,まだまだいけそうだ.この人を見ていると女性のほうが長生きするということが素直に納得できる.


 いつもお元気です。特に今回は常に先頭を歩かれていました。


 ふと後ろを見るとkitayama-walkさんが苦しそうな顔で歩いている.ノロウイルスによる食中毒で,二日間何も食べていないという.この人が他人のつけたトレースをそのままたどるのを見るのは初めてのことだ.体調の悪さを心配すると同時に,こんな体調でもスノー衆に参加する精神力の強さに驚嘆する.私だったら迷うことなくキャンセルしているところだろう.頂上への最終鞍部のところで,皆でkitayama-walkさんの荷物を分担して持つことにする.私はビールを持たせてもらう.


 こんなkitayamさんを見たのは初めてです。






 昼食後,ルートを多少変更して大平に直接降りる.年を忘れてシリセードだ.大平は鞍部になっているのでまだ2mほども積雪がある.蛇行する水の流れと,美しいブナ林を眺めながら山日和さんの言う「桃源郷」を実感する.稜線が最も近くまで迫ったところで記念写真を撮り,下山路につく.


 蛇行する積雪のかたちが面白い場所でした。






 スノー衆では毎回山日和さんのアトラクションがもれなくついて来る.根尾東谷と東河内谷の出会いに降りる最後の急斜面と川の渡渉が今回の最大のアトラクションだった.メンバーそれぞれがアトラクションを十分に堪能して,駐車地にたどりつく.


 急斜面は転げ落ちるように下りました。
 川の渡渉はなんとか水没せずに渡れました。





 またひとつ奥美濃の山に登ることができました。

                                         クロオ
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by kitayama-walk »

 シュークリームさん お帰りなさい!でした。

 > 2月28日にハンガリーから半年ぶりに帰国。空港に着いた途端何の違和感もなく日本に同化。ブダペストで半年
> 間暮らしたことが夢の様。別の自分がいまだにブダペストの町を歩いているような気がしている.村上春樹の世
> 界ってホントだったんだねえ。


 今回のスノー衆Part4は、シュークリさんの無事帰国生還お祝いのために、山日和さんは特別に企画したものでござ
います。なんちゃってね。まあ、でも半分は当たっていると思いますよ。

 そうそう、京都の私の家から鴨川は近く、早朝に鴨川沿いをジョギングすることができます(最近はできていないけれ
ど)。知人が最近もよく走っているのですが、この鴨川沿いで村上春樹に会ったそうです。へー、本当なんですかね。

> 奥美濃って意外に近いんだ。これなら十分日帰り圏内。集合時刻10分前の6時20分には全員がそろったので車に分
> 乗して登山口の上大須ダムに向かう。上を見ると快晴の空。気温も上がりそうだし絶好の春山日和になりそうだ。


 そうなんですねぇ。私も、京都を2:30に出発し、3:00菩提寺PAでbiwacoをピックアップし、5:00道の駅「うすずみ桜の
里」に到着しました。集合時間までまだ1時間半もあるので、バーチャリさんの車の隣に車を停めて仮眠。biwacoさんは
イビキをかいて寝てはりましたが、私はほとんど眠れず。すでに太陽が眩しい。

 道の駅の正面には、テントが2張りあった。6時にはテントを撤収し始めたので、どこの山に登るのか尋ねたところ、能
郷白山との答えが返ってきた。奈良労山のメンバーのようだが、山スキーでもなさそうだったので、聞くと山中でもう1泊
する予定だとか。無雪期の10月能郷谷から一般登山道をピストンしたことがあるが、積雪期にはどのようなルートを登
るのか興味が湧いた。

> 幸い除雪してあってダム奥の橋のところまで車で行くことができた。出発地標高約500m、左門岳まで標高差700m。
> グーさんでも十分標的圏内だ。


 上大須ダムのどちら側の道を行くのかと思ったが、結局は右岸ルートは除雪していなかったので、左岸沿いに進み、
二又谷橋を渡ったところ駐車することになった。ここの標高は530mだから左門岳まで約700mの登りである。大したこ
とはない!と、このときはそう思っていたのです。

> 除雪終了地点で山日和さんからスノーシュー着用の指令が下る。このあとは植林の尾根をいつものように稜線に出
> るまでひたすら激登りだ。おどさんが切り込み隊長だ。


 ものの3分ほど雪のない舗装道路を歩いたが、いきなり「クマ出没!入山注意」の看板があった。ここでスノーシュー
に履き替えて、さらに進むとモノレールの取り付きのところから植林帯の急登に突入しました。雪もそこそこあったので
スノーシューを履いて正解。前回の木無山のときに参加したおどさんの歩きっぷりは知っているので、今回も先頭に立
って足場を作ってくれる。後続者は助かる。
クマ出没!注意の看板のところでスノーシューに履き替え
クマ出没!注意の看板のところでスノーシューに履き替え
> クロオさんが写真を撮りがてら殿を務め、落第忍者さんはbiwacoさんのフォローに回っている。めいめいが最適な位
> 置と役割をとれるところがスノー衆メンバーのいいところかもしれない。


 スノー衆も回を重ねると、お互いにメンバーの特徴や気心が知れてくるので、自ずと持ち場や役割がわかってくると
いうことですね。

> 登り始めから約500m登ってP973の稜線に出ると、目の前すぐ近くに屏風山の素晴らしい眺め。その左には姥ヶ岳と
> 能郷白山の白い峰が広がる。


 P973にはブナが2本立っていましたね。その樹間から能郷白山と屏風山。能郷白山は真っ白だったけれど、屏風山は
ちょっとくろ黒かった。急峻なので雪が十分つかないのでしょうね。
P973のブナ
P973のブナ
威風堂々の屏風山
威風堂々の屏風山
> これからはお楽しみの稜線歩きだ。Kasayaさんはスノーシューが壊れたとかでワカンを履いている。バーチャリさんは
> 元気に先頭グループを歩いている。メンバー最年長だが、まだまだいけそうだ。


 まさに稜線漫歩の尾根歩きの始まりでしたね。実は、このとき、私はすでに体が重くなってきていました。ここまでは、
おどさん、山日和さんに続いて登ってきていましたが、稜線直下の最後のあたりはかなりしんどくなっていました。
 Kasayaさんは、昔学生時代に履いていたという、籐で作った年代もののワカンを履いていましたね。実に物持ちがい
いですね。スノーシューは経年劣化のため、もう買い換えです。今月初めに小津権現山に登ったときに出会ったパー
ティーのひとりがスノーシューが崩壊していて苦労していたことを思い出したとか。バーチャリさんは本当にお元気とい
うか、体力があると思います。やぶこぎの女性メンバーでは、キャシーさんと一二を争う健脚ですね。

> ふと後ろを見るとkitayama-walkさんが苦しそうな顔で歩いている。ノロウイルスによる食中毒で二日間何も食べて
> いないという。この人が他人のつけたトレースをそのまま辿るのを見るのは初めてのことだ。体調の悪さを心配する
> と同時にこんな体調でもスノー衆に参加する精神力の強さに驚嘆する。頂上への最終鞍部のところで皆で荷物を分
> 担して持つことにする。私はビールを持たせてもらう。


 まずは皆さんにご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
 稜線に出てから左門岳山頂に至るまでが苦しかった。途中で荷物を分担して持ってもらうまでが本当にしんどかった
です。実を言うと、月曜日の夜に懇親会があり、海鮮鍋でした。その中に牡蠣がありました。私は牡蠣が好物でよく食べ
ています。水曜の夜から体調がおかしくなりました。吐き気、嘔吐、下痢の症状。嘔吐と下痢は大したことはなかったの
ですが、吐き気、むかつき感が激しく、夜はほとんど眠れない状態でした。翌木曜は仕事ができず、一日休み。病院に
行くと、1、2日前に何か海産物を食べていませんかと聞かれた。ははぁ、牡蠣に当たったんだと思いました。後日わか
ったことですが、私の隣の席の人も当たったそうです。結局、木・金曜と2日間の仕事の予定を全部キャンセルして休養
することにしました。木曜は何も食べられず、ポカリスエットで水分補給のみ。金曜はおかゆさんだけ。おかげで金曜の
午後からは回復してきました。土曜のスノー衆をどうしようかと悩みましたが、左門岳のような深い山に登る機会はそう
ないだろうし、スノー衆楽しいからという思いが打ち勝ってしまいました。それにかなり楽になったこともあって、体力に
過信していました。

 皆さんからは、私の顔色はどんなふうに見えたのでしょうかね。まあよくないことは当然でしょう。休憩時に山日和さん
から荷物を分担した持つと言われ、素直にお願いすることにしました。私のザックは結構重く、余計なものまで入ってい
ますもんで。その最たるものは2㎏ある一眼レフカメラでした。外にもランチ食材(カレーうどん鍋)、山専ボトル、ビール
など持っていただきました。おかげさまで身軽になり、助かりました。それに、おどさんからウィダーゼリー、バーチャリ
さんからフルーツゼリーをいただきました。それから山頂までの登りもペースを落としてもらいました。山仲間のみんな
の親切さに感謝しています。ありがとうございました。

 そうそう、biwacoさんにも感謝しないといけません。荷物分担後は、biwacoさんのラスカル尻尾を追うように登りまし
た。これはペースメーカーの役割をしてもらい、楽になりました。いつもの、biwa-kitaコンビが入れ替わりました。
苦しいときにはbiwacoさんの後につけて
苦しいときにはbiwacoさんの後につけて
> 12時前に頂上着。無雪期は木々にさえぎられて全く展望のない頂上なのだが、木が雪の下になっているのでよい展
> 望の山に変わっている。頂上で昼食タイム。風が全くなくぽかぽかしていい気持ちだ。私の出所祝いの乾杯。私は持
> ち上げたkitayama-walkさんのビールをいただく。このビールは美味しかった。癖になるかもしれない。


 天気は、春霞(黄砂・PM2.5)のため快晴とまではいかないまでも、晴れていて気持ちがよかった。
 木無山のようなカチンカチンではなく、緩んだ雪のためスノーテーブルもあっという間に完成しましたね。
 まずは、シュークリさんの無事帰国生還お祝いでしたね。分担してもっていただたビールは、レギュラー缶1本でした。
普段なら2本なのに。やはり、どこかで自粛していたのでしょうね。シュークリさん、癖になりますよ。ねぇ、山日和さん。
左門岳山頂に新プレート
左門岳山頂に新プレート
> 昼食後ルートを多少変更して大平に直接降りる。年を忘れてシリセードだ。大平は鞍部になっているのでまだ2mほど
> も積雪がある。蛇行する水の流れと美しいブナ林を眺めながら山日和さんの言う「桃源郷」を実感する。稜線が最も
> 近くまで迫ったところで記念写真を撮り下山路につく。


 予定では、少し先にある県境稜線のCa1290までピストンするところ、これをカット。さらに太平に直接下った。もちろん
これは私のせいである。申し訳ないと思いながらも、ちゃんと遅れないようについていくしかない。たしかに、太平の源
頭部は不思議な地形のところだった。こんな機会でもなければ味わえないだろうと、山日和さんに感謝です。
太平源頭部を行くやぶこぎ隊
太平源頭部を行くやぶこぎ隊
尾根まで5mの不思議なところ
尾根まで5mの不思議なところ
> スノー衆では毎回山日和さんのアトラクションがもれなくついて来る。根尾東谷と東河内谷の出会いに降りる最後の
> 急斜面と川の渡渉が今回の最大のアトラクションだった。メンバーそれぞれがアトラクションを十分に堪能して駐車地
> に辿り。最後にバーチャリさんから心づくしのイチゴが配られた。


 山日和さんプロジュースのアトラクションといえば、今回も尻セードできる急斜面の降下でしたね。ひとつは、左門岳
から太平源頭部に下るところ。もうひとつは、下山尾根の途中で尾根をちょっとだけ外して左の谷に下ったことだ。
 800mあたりでスノーシューを脱いで、やぶこぎをしながら急降下でしたね。シュークリさんは結構転んでいましたね。
私は何とラッキーなことに一度も転倒しませんでした。
 着地点は、駐車地の二又谷大橋の直下でした。最後の渡渉は知れたもの。もう足が濡れても車に戻るだけなので
平気でしたね。
最後のやぶこぎ急降下
最後のやぶこぎ急降下
> いつものように温泉に入った後、夕食を食べる。私はこのまま車中泊なので生ビールをいただいた。こんなにおい
> しいビールがあるなんて。皆を送り出した後、温泉に入り直し、そのあと車に戻ってバタンキュウで寝てしまった。
> やっぱ日本の山はええなあ!


 疲れを癒す意味でも、温泉に1時間あまりゆっくりつかろうと思いました。サウナもあったので2セット入りました。しか
し、温泉の食堂のラストオーダーが5:30と分かり、急遽忙しいことに。でも、何とか食事もすることができました。生中
飲む人約2名。飲みたかったけれど、車の運転があるので、ノンアルでぐっと我慢!(ここのざる蕎麦はパサついてう
まくなかったね)。http://www.usuzumi.or.jp/contents/facilities/day.html
written by kitayama-walk
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

グーさん,おはようございます.
スノー衆パート4は参加できなくて残念でしたね.グーさんがいないと静かだと言って,皆さん寂しがっていましたよ.


集合写真で見る顔は、以前の野暮ったい顔から脱皮して「洋行帰り」のオーラが漂っています。

半年で3キロほどやせました.体が軽くなった感じで山歩きが楽になりました.

兔夢さんのレポを読んだ時から、グーもいつかは左門岳と思っているのです。

左門岳自体は何の変哲もない山ですので,もしいかれるのでしたら沢ノ又~大平周回をされるのがいいと思います.その場合はテント泊になりますけどね

今冬の過去3回のスノー衆が好天気だったので、今回曇天・展望無しだったら・・・・
シュークリームさんも晴れ男だったのですね。よかった よかった。


私昔から強烈な晴れ男なんですよ.私が参加したスノー衆はこれまですべて好天でした.ハンガリーの今年の冬は例年になく晴天の日が多かったそうですが,私がいたせいなんですねえ ;)

いつもの遠出の山旅パターンですね。
グーなんて21日は墓掃除出合と別荘の草引き、22日は自宅の草引きと山の神のアッシー君。
シュークリームさん、家事をしていますか?


ガソリンと高速道路代が勿体ないのでねえ.ただし今回は山ではなくてほかの用事があって残留しました

おどさんは先頭を歩く力量と心配りを持った惚れ惚れする足を持っています。
太陽に弱いとは、矢問さん以上のナメクジ?


そうなんですか.そういえば昔太陽に当たると蕁麻疹が出るという人がいたなあ.
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

忍者さん、おはようございます。

長らくの海外出張、お疲れ様でした。
その間に山積した問題を片付けなければなりませんのに、翌日も山だったのでしょうか?


山に登りたかったんですがねえ.残念ながら山ではなくて仕事がらみの用事があって,あのあと二日間周辺をうろついていました.まあ,仕事も大好きなので,楽しんでますけど.

車中でも即座に熟睡できるシュークリームさんが羨ましいです。
それでいて速攻のレポアップですから、かなり睡眠時間を削られたのでは?


このレポは福井県大野市の「あっ宝ンド」のレストランで書きました.ここは夜11時まで開いているし,レストランも10時半までやっています.休憩室でのんびりして,眠くなったら車に戻って寝るだけという,車中泊には最適なところです.今回は二日間連続の車中泊でした.外に出ているときは夜は時間があるので,レポ書きにはちょうどよかったです.
テントや車の中で眠れないというのはつらいですねえ.私はどこでも熟睡できるので,テント泊や車中泊は全然苦になりません.


無雪期の表情を知っているシュークリームさんですから、他のメンバーより沢山楽しめたかもしれませんね。
初めての私でも十分すぎるほどに楽しめましたので。
山日和さんのスノー衆は本当に素晴らしいです。


無雪期と積雪期との違いを見ることができてよかったです.

は上記URLのレーザープリンター用 耐水PET SP 100μを使っていますが、この会社で扱っている耐水紙は多岐に亘り、インクジェット用の物もあるようです。
少し高いかもしれませんが鉛筆やボールペンでの書き込みも可能ですし、繰り返し使えますから何度も行く山なら便利かもしれません。


沢登りに使えそうだなと思っています.職場のレーザープリンターを使って何とかできそうですね.

あの道の駅でテント前泊ですから能郷白山辺りを狙われていたのでしょうか。
寝起きでスッキリされていなかったのかもしれませんね。
あの時はヘルメットを被っていなかったですが、あのワークマン仕様の作業ズボンだとそんな風に見えたのかも?
山のズボンは高くて買えないだけなんですけど・・・


あれはシュー文学の部分ですので,冗談です.忍者さんを肴に使ってしまいました.
シリセードはどうも苦手でして、今回はずっと歩いて降りましたが、余分な労力がいるので滑ることにも慣れないといけませんね。
積雪時の谷には入る機会がありませんので、なかなか不思議な光景が広がっていました。
山日和さんが仰る桃源郷という表現がピッタリの素敵な源頭部でした。


シリセードは楽しいですよ.でも,高価な冬のズボンに傷がついてしまうので,ためらってしまいますけど.今回のシリセードで大分傷が増えてしまいました.
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

クロオさん,スノー衆ではお世話になりました.

 2月28日はちょうどスノー衆パート3の開催日で、ブナと霧氷と展望が素晴らしかった木無山に登っていました。

そうですねえ.私も行きたかったんですが,なにせ物理的に無理ですもんねえ.でも,山日和さんのおかげで今シーズン初で最後のスノーシューが楽しめてよかったです.

今年も、パート4まで企画してくださり感謝です。特に今年は、4回ともいい天気で、4回ともそれぞれいい思い出のスノー衆になりました。

今年は雪も十分にあっていいシーズンだったみたいですねえ.ハンガリーは逆に暖冬で,おかげで夏の靴で山歩きができたんで良かったです.

 余裕があるわけでもないのに、余計なことばかりやっているので最後尾になってしまいます。フォローなんてとんでもなくて必死に遅れないように付いてるのが本音です。

クロオさんのようなベテランが最後尾でフォローしてくれると安心です.本来はリーダーの位置ですもんねえ.
もっとも,スノー衆のメンバーはベテランぞろいなんで,誰が最後尾でも勤まりそうですけどね
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

Kitaさん,おはようございます.

 今回のスノー衆Part4は、シュークリさんの無事帰国生還お祝いのために、山日和さんは特別に企画したものでござ
います。なんちゃってね。まあ、でも半分は当たっていると思いますよ。


たしか,去年山日和さんがパート4まであるかもよとどこかで言ったか書いていたかしていたのを覚えていたので,内心ちょっと期待していたんですが,ちゃんと実行してくれました.ありがたいことです.おかげさまで今年も雪山に行けました.

 そうそう、京都の私の家から鴨川は近く、早朝に鴨川沿いをジョギングすることができます(最近はできていないけれ
ど)。知人が最近もよく走っているのですが、この鴨川沿いで村上春樹に会ったそうです。へー、本当なんですかね。


村上春樹の小説の翻訳本は海外の本屋でも見かけることがあります.確かに,外国人が読んでも面白いストーリですね.

 そうなんですねぇ。私も、京都を2:30に出発し、3:00菩提寺PAでbiwacoをピックアップし、5:00道の駅「うすずみ桜の
里」に到着しました。集合時間までまだ1時間半もあるので、バーチャリさんの車の隣に車を停めて仮眠。biwacoさんは
イビキをかいて寝てはりましたが、私はほとんど眠れず。すでに太陽が眩しい


睡眠不足だとつらいですねえ.それに食中毒がプラスではねえ.

木曜は何も食べられず、ポカリスエットで水分補給のみ。金曜はおかゆさんだけ。おかげで金曜の
午後からは回復してきました。土曜のスノー衆をどうしようかと悩みましたが、左門岳のような深い山に登る機会はそう
ないだろうし、スノー衆楽しいからという思いが打ち勝ってしまいました。それにかなり楽になったこともあって、体力に
過信していました。


Kitaさんのああいう姿はそうめったに見られないですからね.Kitaさんも人間だったんだという声が上がっていましたね.
                         @シュークリーム@
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by バーチャリ »

シュークリームさん 今晩は

レポ有難うございます。

2月28日にハンガリーから半年ぶりに帰国した.最初のうちは文化の違いに多少戸惑うかと思いきや,中部空港に着いた途端何の違和感もなく日本に同化してしまった.ブダペストで半年間暮らしたことが夢の様で,別の自分がいまだにブダペストの町を歩いているような気がしている.村上春樹の世界ってホントだったんだねえ.

お帰りなさい  


しばらくして山日和さんからスノー衆パート4の通達が.これって山日和さんのやさしさだよねえ.                   

ほんと山日和さん優しい方ですね、自分の行きたい山を犠牲にしてスノー衆を企画してくださってるでしょうね。
ほんと感謝です。


集合地点の道の駅まで3時間とみて朝3時に家を出る.途中吉野家で朝食を食べたにもかかわらず5時半に道の駅に着いてしまった.ふ~ん,奥美濃って意外に近いんだ.これなら十分日帰り圏内だ.集合時刻10分前の6時20分には全員がそろったので,車に分乗して登山口の上大須ダムに向かう.上を見ると快晴の空.気温も上がりそうだし,絶好の春山日和になりそうだ.

今年のスノー衆 すべて天気に恵まれました。

幸い除雪してあって,ダム奥の橋のところまで車で行くことができた.ここは標高約500m.左門岳まで標高差700mで,グーさんでも十分標的圏内だ.出発前に落第忍者さんの新しいアイテム,濡れても大丈夫なコピー用紙が披露される.これなら沢でもそのまま持って行けて便利そうだ.

標高差700mが少なくて楽チンでした。


除雪終了地点で山日和さんからスノーシュー着用の指令が下る.このあとは植林の尾根を,いつものように稜線に出るまでひたすら激登りだ.おどさんが切り込み隊長だ.おどさんとは初対面だが,私よりちょうど一回り若い.もう少し年配の方かと想像していたのだが.これくらいの年だとあれだけの長距離山行をこなす体力は十分あるのだろう.

おどさんの体力羨ましい限りです。

クロオさんがしんがりをやってくれている.写真が趣味のようなので,最後尾で山の写真を撮りがてらフォローもできるということで,最適な配置かもしれない.落第忍者さんはbiwacoさんのフォローに回っている.指示しなくても,めいめいが最適な位置と役割をとれるところがスノー衆メンバーのいいところかもしれない.

自然と役割分担が出来ているようなきがしますね。

結局,登り始めから約500m登ってようやくP973の稜線に出る.目の前,すぐ近くに屏風山の素晴らしい眺めが展開する.その左には姥ヶ岳と能郷白山の白い峰が広がる.私が名前を知る山はそれくらいだが,山日和さんにはほとんどすべてのピークの名前が浮かんでいることだろう.ここでクロオさんからデコポンの差し入れがある.ごちそうさまでした.

クロオさんデコポンジュウシー でとてもおしいかったですよ  又よろしくね

バーチャリさんは元気に先頭グループを歩いている.メンバー最年長のはずだが,まだまだいけそうだ.この人を見ていると女性のほうが長生きするということが素直に納得できる.


シー 

ふと後ろを見るとkitayama-walkさんが苦しそうな顔で歩いている.ノロウイルスによる食中毒で,二日間何も食べていないという.この人が他人のつけたトレースをそのままたどるのを見るのは初めてのことだ.体調の悪さを心配すると同時に,こんな体調でもスノー衆に参加する精神力の強さに驚嘆する.私だったら迷うことなくキャンセルしているところだろう.頂上への最終鞍部のところで,皆でkitayama-walkさんの荷物を分担して持つことにする.私はビールを持たせてもらう.

kitayamaさんのつらそう姿初めて見ました。
実は私も風邪で家を出るまで参加するか迷っていましたが
山で汗をかき風邪は治ったみたいです。

12時前に頂上着.無雪期は木々にさえぎられて全く展望のない頂上なのだが,木が雪の下になっているのでよい展望の山に変わっている.頂上で昼食にする.風が全くなく,ぽかぽかしていい気持ちだ.食事前に私の出所祝いの乾杯.ありがとうございました.私は持ち上げたkitayama-walkさんのビールをいただく.日頃,山ではあまりビールを飲まないのだが,このビールは美味しかった.癖になるかもしれない.

お日様が出てポカポカ陽気で出所祝をかね乾杯でしたね。
昼食後,ルートを多少変更して大平に直接降りる.年を忘れてシリセードだ.大平は鞍部になっているのでまだ2mほども積雪がある.蛇行する水の流れと,美しいブナ林を眺めながら山日和さんの言う「桃源郷」を実感する.稜線が最も近くまで迫ったところで記念写真を撮り,下山路につく.


蛇行する水の流にブナ林の美しい森 
神々しい感じがしました。
毎年でも訪れたい左門です。

まさに日本の山はええなあですね

駐車地にたどりつく.いつものように温泉に入った後,夕食を食べる.私はこのまま車中泊なので,生ビールをいただいた.生ビールが胃袋に収まる前に吸収されてな
くなってしまう感じ.こんなにおいしいビールがあるなんて.皆を送り出した後,温泉に入りなおし,そのあと車に戻ってバタンキュウで寝てしまった.やっぱ日本の山はええなあ :


翌日仕事出来ました?

企画して頂いた山日和さん有難うございました感謝感謝です。
又参加された皆さんお疲れ様でした。 


   バーチャリ
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by Kasaya »

シュークリームさん こんばんは
レポご苦労様です。

2月28日にハンガリーから半年ぶりに帰国した.最初のうちは文化の違いに多少戸惑うかと思いきや,中部空港に着いた途端何の違和感もなく日本に同化してしまった.
慣れ親しんだ場所にもどるのはあっという間ですね。あまり関係ないかもしれませんが、TVでNHKは関東では1チャンネル、東海地区では3チャンネル。
私は大人になるまで名古屋にいたのでNHKは3チャンネルというのが染み付いていて、20年ぐらい関東にいたにもかかわらずNHKの3チャンネルにすぐ
なじんでしまいました。やっぱ関係ないか!

その時は,山の頂上近くにあるにもかかわらず,ほとんど高低差のない開けた場所を蛇行しながら水が流れていたり,沢のすぐ目の前に稜線がある不思議な光景が印象的だった.冬はどんなふうになるんだろうか.
ここの無雪期は見てみたいところです。

朝3時に家を出る.途中吉野家で朝食を食べたにもかかわらず5時半に道の駅に着いてしまった.ふ~ん,奥美濃って意外に近いんだ.
この冬は奥美濃に何回も通いましたが堤防沿いの道がものすごく便利なことがよく分かりました。近いです。
もう少し年配の方かと想像していたのだが.これくらいの年だとあれだけの長距離山行をこなす体力は十分あるのだろう.
いやいや普通は無理と思います。今回おどさんは病み上がりならぬ病み中と言ってましたが、微塵もそんな感じは無かったです。

ふと後ろを見るとkitayama-walkさんが苦しそうな顔で歩いている.頂上への最終鞍部のところで,皆でkitayama-walkさんの荷物を分担して持つことにする.私はビールを持たせてもらう.
今回一番のサプライズでした。でも皆で助けるパーティ登山の良さが出ましたね。

大平は鞍部になっているのでまだ2mほども積雪がある.蛇行する水の流れと,美しいブナ林を眺めながら山日和さんの言う「桃源郷」を実感する.稜線が最も近くまで迫ったところで記念写真を撮り,下山路につく.
雪山で谷を下ることはあまり無いので珍しい風景でした。無雪期もよさげなところです。
やっぱ日本の山はええなあ
特にスノー衆のような山行では尚更でしょう。
また日本の山を目一杯楽しんでください。
Kasaya
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、どうもです。帰国一発目のレポ、お疲れさんでした。 :D

しばらくして山日和さんからスノー衆パート4の通達が.これって山日和さんのやさしさだよねえ.これは参加しないわけにはいかないだろう.

そうですよ。今回はシュークリさんのために開催しました・・・ということにしておこう。 :mrgreen:

集合地点の道の駅まで3時間とみて朝3時に家を出る.途中吉野家で朝食を食べたにもかかわらず5時半に道の駅に着いてしまった.

聞いてみればみんな意外に近いんですねえ。私は夜中に飛ばして休憩込みの3時間かかりました。

結局,登り始めから約500m登ってようやくP973の稜線に出る.目の前,すぐ近くに屏風山の素晴らしい眺めが展開する.その左には姥ヶ岳と能郷白山の白い峰が広がる.私が名前を知る山はそれくらいだが,山日和さんにはほとんどすべてのピークの名前が浮かんでいることだろう.ここでクロオさんからデコポンの差し入れがある.ごちそうさまでした.

この登りは暑くてたまりませんでした。日陰が恋しくて、ずっと杉林でもいいと思いましたよ。(^^ゞ
ここは10年振りだったので、ちょっと新鮮な角度の眺めでした。

[attachment=2]パノラマ 1_1_1.JPG[/attachment]
バーチャリさんは元気に先頭グループを歩いている.メンバー最年長のはずだが,まだまだいけそうだ.この人を見ていると女性のほうが長生きするということが素直に納得できる.

いやー、ホントですねえ。 :lol:

ふと後ろを見るとkitayama-walkさんが苦しそうな顔で歩いている.ノロウイルスによる食中毒で,二日間何も食べていないという.この人が他人のつけたトレースをそのままたどるのを見るのは初めてのことだ.

kitayama-walkには悪いけど、貴重な見ものを見られてよかったです。(^_-)
もう二度とお目にかかることはないでしょうねえ。biwacoさんがずいぶんうれしそうに見えたのは気のせい?

12時前に頂上着.無雪期は木々にさえぎられて全く展望のない頂上なのだが,木が雪の下になっているのでよい展望の山に変わっている.頂上で昼食にする.風が全くなく,ぽかぽかしていい気持ちだ.食事前に私の出所祝いの乾杯.ありがとうございました.私は持ち上げたkitayama-walkさんのビールをいただく.日頃,山ではあまりビールを飲まないのだが,このビールは美味しかった.癖になるかもしれない.

日陰が恋しいかと思いましたが、ちょうど良かったですね。山頂でのビールは必携装備ですよ。 :mrgreen:

[attachment=1]P1210242_1_1.JPG[/attachment]
昼食後,ルートを多少変更して大平に直接降りる.年を忘れてシリセードだ.大平は鞍部になっているのでまだ2mほども積雪がある.蛇行する水の流れと,美しいブナ林を眺めながら山日和さんの言う「桃源郷」を実感する.稜線が最も近くまで迫ったところで記念写真を撮り,下山路につく.

この大平源頭部は素晴らしいですね。無雪期もそこそこいいんだけど、雪が詰まった谷の美しさはまた格別です。

スノー衆では毎回山日和さんのアトラクションがもれなくついて来る.根尾東谷と東河内谷の出会いに降りる最後の急斜面と川の渡渉が今回の最大のアトラクションだった.メンバーそれぞれがアトラクションを十分に堪能して,駐車地にたどりつく.

余興は楽しんでいただけたでしょうか? 渡渉がちょっと楽過ぎましたかね。(^^ゞ

[attachment=0]P1210289_1.JPG[/attachment]
いつものように温泉に入った後,夕食を食べる.私はこのまま車中泊なので,生ビールをいただいた.生ビールが胃袋に収まる前に吸収されてなくなってしまう感じ.こんなにおいしいビールがあるなんて.皆を送り出した後,温泉に入りなおし,そのあと車に戻ってバタンキュウで寝てしまった.やっぱ日本の山はええなあ :D

シュークリさんとbiwacoさんの生ビールを横目で見ながらよだれを垂らしてましたよ。
シュークリさんの人間観察レポ、素晴らしいです。 :D

                              山日和
添付ファイル
P1210289_1.JPG
P1210242_1_1.JPG
パノラマ 1_1_1.JPG
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

バーチャリさん、おはようございます。スノー衆ではお世話になりました。

kitayamaさんのつらそう姿初めて見ました。
実は私も風邪で家を出るまで参加するか迷っていましたが
山で汗をかき風邪は治ったみたいです。


よかったですね。山の清浄な空気を吸って、風邪もどこかへ行ってしまったでしょう。
バーチャリさんの年を感じさせない歩き、すごいです。


蛇行する水の流にブナ林の美しい森 
神々しい感じがしました。
毎年でも訪れたい左門です。


できればテントを張ってのんびりしたいですね。まさに桃源郷ですよ。

翌日仕事出来ました?

翌日は道の駅から出発して福井県の大野市で時間切れでまた車中泊でした。荒島岳や経ヶ岳などがきれいに見えていて、登りたかったですね。宝慶寺で住職さんと話したり、平泉寺で平泉さん(おそらく平泉寺の住職さん)と話したりして、懐かしい福井をふらふらしてました。仕事はいまいちだったですけど、楽しかったです。月曜日は朝から雨だったので、その日のうちに自宅に戻りました。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

kasayaさん、おはようございます。

ここの無雪期は見てみたいところです。

無雪期もいいですね。のんびりテント泊がいいです。

この冬は奥美濃に何回も通いましたが堤防沿いの道がものすごく便利なことがよく分かりました。近いです。

私も岐阜方面に行く時はいつも長良川の堤防道路を使いますが、信号がなくて早いですね。

いやいや普通は無理と思います。今回おどさんは病み上がりならぬ病み中と言ってましたが、微塵もそんな感じは無かったです。

確かにねえ。素晴らしい足ですねえ。

今回一番のサプライズでした。でも皆で助けるパーティ登山の良さが出ましたね。

こういうときに素早く適切な対応ができるところがやぶメンのベテランらしさですね。勉強になりました。

雪山で谷を下ることはあまり無いので珍しい風景でした。無雪期もよさげなところです。

確かに冬山ではあまり谷は歩きませんものね。
                         @シュークリーム@
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
連絡する:

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by おど+ »

シュークリームさん、こん**は。

ブダペストからの記事や山行を読まさせて頂き、どのような方かと思っていましたが、思った通りの渋いお方でした。 :)

>左門岳は私が行ったことがある数少ない奥美濃の山の一つで,1年半前にたろーさんと一緒に沢ノ又から大平へ周回したことがある.その時は,山の頂上近くにあるにもかかわらず,ほとんど高低差のない開けた場所を蛇行しながら水が流れていたり,沢のすぐ目の前に稜線がある不思議な光景が印象的だった.冬はどんなふうになるんだろうか.

いや「大平」は素敵なところでしたね。 雪解け直後の春に訪れるのも面白そうです。

>除雪終了地点で山日和さんからスノーシュー着用の指令が下る.このあとは植林の尾根を,いつものように稜線に出るまでひたすら激登りだ.おどさんが切り込み隊長だ.おどさんとは初対面だが,私よりちょうど一回り若い.もう少し年配の方かと想像していたのだが.これくらいの年だとあれだけの長距離山行をこなす体力は十分あるのだろう.

今回は最年少での参加でしたので、今回も先頭を任させて貰い頑張りました。 :D  

>結局,登り始めから約500m登ってようやくP973の稜線に出る.目の前,すぐ近くに屏風山の素晴らしい眺めが展開する.その左には姥ヶ岳と能郷白山の白い峰が広がる.私が名前を知る山はそれくらいだが,山日和さんにはほとんどすべてのピークの名前が浮かんでいることだろう.ここでクロオさんからデコポンの差し入れがある.ごちそうさまでした.

秋に登ったことしか無かったので、屏風山の近さには驚きました。 今度はこの辺りを一周したいですねぇ。 クロオさんのデコポン、結局残ったのを一気に平らげました。 疲れた体に染み渡り、美味しかったですね。

>ふと後ろを見るとkitayama-walkさんが苦しそうな顔で歩いている.ノロウイルスによる食中毒で,二日間何も食べていないという.この人が他人のつけたトレースをそのままたどるのを見るのは初めてのことだ.体調の悪さを心配すると同時に,こんな体調でもスノー衆に参加する精神力の強さに驚嘆する.私だったら迷うことなくキャンセルしているところだろう.頂上への最終鞍部のところで,皆でkitayama-walkさんの荷物を分担して持つことにする.私はビールを持たせてもらう.

kitayama-walkさん、本当に辛そうにしてましたね・・・。 ザックの中身を移すより、自分のと交換したほうが早かったかも知れません。 :lol:

>昼食後,ルートを多少変更して大平に直接降りる.年を忘れてシリセードだ.大平は鞍部になっているのでまだ2mほども積雪がある.蛇行する水の流れと,美しいブナ林を眺めながら山日和さんの言う「桃源郷」を実感する.稜線が最も近くまで迫ったところで記念写真を撮り,下山路につく.

シリセード、楽しかったですね。 下山途中のは、左が気持ちよさそうな平になっていたので、山日和さんに降りませんかとお願いしました。 :D

>スノー衆では毎回山日和さんのアトラクションがもれなくついて来る.根尾東谷と東河内谷の出会いに降りる最後の急斜面と川の渡渉が今回の最大のアトラクションだった.

最後の渡渉に失敗しました・・・。 結局、左足を濡らしましたが、すぐに車だったので、はじめからバシャバシャとやれば良かったのですかね。 :lol:

また、機会がれば皆さんとご一緒したいと思っております。

風邪がなかなか治らない、おど+
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん、おはようございます。
スノー衆ではお世話になりました。


そうですよ。今回はシュークリさんのために開催しました・・・ということにしておこう。

今年は遅くまで雪が残っていてラッキーだったですね。おかげでスノー衆に行けました。翌日、大野の宝慶寺の住職さんとお話ししましたが、福井でも近年にない大雪だったみたいですね。

この登りは暑くてたまりませんでした。日陰が恋しくて、ずっと杉林でもいいと思いましたよ。(^^ゞ

そうですか、私は最初から薄着だったので、そんなに暑いとは思っていませんでした。

kitayama-walkには悪いけど、貴重な見ものを見られてよかったです。(^_-)
もう二度とお目にかかることはないでしょうねえ。biwacoさんがずいぶんうれしそうに見えたのは気のせい?


Biwacoさんはいつもkitaさんの後姿ばかり見て歩いているんだろうからなおさら新鮮だったでしょう。

日陰が恋しいかと思いましたが、ちょうど良かったですね。山頂でのビールは必携装備ですよ。

あのビールはおいしかったですね。私も時々はビールを持って上がる事もあるんですけどね。また今度、焼肉とビールで昼寝して帰ろうかな。

この大平源頭部は素晴らしいですね。無雪期もそこそこいいんだけど、雪が詰まった谷の美しさはまた格別です。

通常は雪山では谷は歩きませんものね。あそこなら雪崩も起きないだろうし。

余興は楽しんでいただけたでしょうか? 渡渉がちょっと楽過ぎましたかね。(^^ゞ

目の前でおどさんが木から滑って流れに落ちそうになったのが一つの見どころでした。慎重居士の落第忍者さんがそれを見てあわてて渡渉箇所を変えたのも面白かった。

シュークリさんとbiwacoさんの生ビールを横目で見ながらよだれを垂らしてましたよ。

私らだけ生ビールというのも申し訳なかったんですけど、あのビールはほんとおいしかったですねえ。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】2015スノー衆パート4 左門岳~大平:やっぱ日本の山はええなあ

投稿記事 by シュークリーム »

おどさん、おはようございます。

ブダペストからの記事や山行を読まさせて頂き、どのような方かと思っていましたが、思った通りの渋いお方でした。

ネットコミュニティーとはいえ顔を合わせるというのは大事ですよね。私もおどさんと初めて会って、歩き方を見て、いつもどんなふうに山を歩いているのかが納得できました。これからはおどさんのブログを見てもどんな表情で歩いているのかが想像できて楽しく読めそうです。

いや「大平」は素敵なところでしたね。 雪解け直後の春に訪れるのも面白そうです。

私だったらやっぱりテント泊でまったりしたいところですね。

秋に登ったことしか無かったので、屏風山の近さには驚きました。 今度はこの辺りを一周したいですねぇ。 クロオさんのデコポン、結局残ったのを一気に平らげました。 疲れた体に染み渡り、美味しかったですね。

おどさんだったら日帰りで屏風山に行けるかな。私だったら大平にテントを張って1泊2日の行程ですね。

シリセード、楽しかったですね。 下山途中のは、左が気持ちよさそうな平になっていたので、山日和さんに降りませんかとお願いしました。

尾根があそこまで降りてきていたのでちょうどいいアトラクションだったですね。

最後の渡渉に失敗しました・・・。 結局、左足を濡らしましたが、すぐに車だったので、はじめからバシャバシャとやれば良かったのですかね。

おども木から落ちるというやつですね。
                         @シュークリーム@
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