【奥美濃】晴天、大展望の土蔵岳を歩く
Posted: 2015年2月23日(月) 21:05
【日 付 】15年2月21日(土)
【 山 域 】奥美濃
【メンバー】Kさん、クロオ、キャッシー、kasaya、
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】八草トンネル出口8:08---8:13取り付き---9:43P885---10:56土蔵岳---12:09猫ヶ洞北東ピーク13:34---
14:04土蔵岳---15:01P885---16:09駐車地
先週は無情の雨で3時間余も車の中で待機した道の駅ふじはしに7時30分に着いたらもうみんな揃っている。Kさん
キャッシーさんが遅くなるかもと心配していた自分が結局一番遅かった。でも時間通りだ。ここでコースの再確認。
クロオさんは、猫ヶ洞の北東ピークが今日のお目当てで自分もそのつもり。以前スノー衆で行ったコースを周回しようと
いう大体の計画を確認して出発。
自分の車に3人を乗せて進むが、坂内辺りまで来ると結構雪が深い。国道は除雪されているものの、歩道は雪で埋
まっている。うまく駐車できるかな。八草トンネル前のところに車3,4台程度駐車できるスペースが除雪されていて
そこに駐車。昨年金糞に登りに来たときに駐車したところだ。雪はその時より多い。出発準備をしていると一台の車が
入ってきた。山スキーの人らしい。自分の車をみて宇都宮から来たんか?と聞かれる。そんな馬鹿なと答えるが
この人達はこの周囲もだいぶ登ったので時々関東にも遠征するそうだ。だからその逆があってもおかしくないと思った
そうである。山スキーの好きなKさんがコースのことなどを色々尋ねているが同じく土蔵岳に登るようである。
まず国道を取り付き予定の場所までもどるが、見ればすでにワカンの跡がついている。今日のものではないが比較的
新しい。結構潜っており大変そう。せっかくなのでそのトレースを使わせていただく。それにしても取り付きは
急である。尾根に乗るまでは仕方がないとはいえ結構堪える。衣服を着込んでいたキャッシーは既に汗だくである。
必死に登っているとクロオさんが下から蕎麦粒が見えるという。その指す方向を見るとオッー!急峻な山が目に入る。
なだらかな山容の多い奥美濃では一際目立つ山だ。そのほか小蕎麦粒、五蛇池、美濃俣などをクロオさんが説明して
くれるが、どうも特徴が少なくなかなか覚えられない。 885Pで一休み。もう半分は来たなあとクロオさん。でも距離を見るとまだ長そう。確かに標高ではかなり上がった。
ということはこれからなだらかな尾根歩きが待っているということかと少しウキウキ。その後も先頭を行くが確かに道は
緩やかになってきてまた回りの山並みも一段とはっきり見えるようになってくると、ガシガシ登るのが勿体無くなって
きた。歩調を緩めゆっくりペースにする。そんな感じにさせる尾根なのである。
振り返ると金糞の北尾根が延々と続いているのが見える。昨年は途中敗退したあの尾根はやはり登頂意欲を掻き立てる。
今年は何とか登りたいと周りの人にも話す。誰かはきっと賛同してくれるだろう。 県境稜線に合流する辺りまで来ると大きな雪庇がみえる。やっぱり風が強いのだろう。しかし俄然緩やかになった尾根を
いくとついに土蔵岳である。標識はないが赤テープがありGPSで確認しその場所と断定する。やりました。今日は先客で
スキーの人もいたらしいが既に下っていたようで誰もいない。とりあえず記念写真を撮る。そしてまた周りの山を眺める。
雲はほとんどなく快晴といっていい日。暖かくてもう春の山だ。スノー衆以外ではなかなかここまで来られないが今日は
こうして自分達だけで来られたことがうれしい。
ここまででも十分だが今日は猫ヶ洞も視野に入れている。進むべき方向を地図とGPSで確認し北北西に向かう。一旦
鞍部まで下り130mほどの登り返しであるが皆健脚でどんどん進む。登り返しになってからはKさんがワカンでぐんぐん
引っ張ってくれる。そしてもう少しで猫ヶ洞というところで目の前に大きな雪庇が立ちはだかった。かなりの高さで弱点は
左手の窪んだところか。自分が行ってみようと近づくが、胸近くまであって容易に乗り越すことができない。ストックで
雪面は削り、叩き落しスノーシューを蹴り込んだり膝で雪面を押し込んだりしてようやく這い上がる。そのあとKさんが
続くが、背の低いキャッシーが苦労していたのでお助け紐でKさんが引っ張りあげる。ただタイミングが悪かったのか
上に出たのはいいが勢いあまって雪面に突っ伏す形になる。「いきなり引っ張るんだもん!」と文句タラタラで皆大笑い。 クロオさんもニヤニヤしながら上がってきて無事登頂。ただ情報ではここから北に行ったところが大展望が待っているとの
ことで更に歩を進める。そして木立の消えたところからは、その情報どおり一面の大絶景が待っていた。自分の乏しい知識
では山々の名をあげることはできないが、遠くの白山をはじめ土蔵からは見えなかった北部の山並みもすぐ目の前である。
すばらしい。先週雨で登れなかった悔しさを補って余りある。今日登れてほんとに良かった。
そしてその展望を十分堪能したあとは風の来ない場所を探してランチである。どのくらい休む?とクロオさんが聞くので
40分ぐらいかなといったらエッ!短いとのこと。あくまでも目安です。各々がランチの準備をするが、あったかいねえというと
皆同意。風は南から吹いているのである。手袋をしていなくてもぜんぜん冷たくない。全く春山だ。 一通り食事を終えたら、期待されていたようで自分が小豆缶を開けてぜんざいを振舞う。いつもながら美味。そして食べ
終わったらクロオさんから大きなみかんが差し入れされる。二人でひとつを分けるので結構な分量だ。そんなことをしていたら、
結局ゆうに1時間を超える休憩となった。ランチの最中に今日のコースは来た道を戻ることに決めたのでその安心感もあったのだ。
そして出発前にまた先ほどの大展望地に引返し皆で記念撮影。空はまだ雲が少ない上々の天気だ。そして引き返すが先ほど
苦労した雪庇はお尻から滑って苦も無く通過。土蔵への登り返しは先ほどより少ないので気分的に楽。そして再度土蔵岳に
もどると、新しいスキーの跡があった。Kさんが今朝会った人たちのものだという。なるほど我々と同じコースを登って来たようだ。
そして眼下の谷を降りたのだろう。
展望の良かった頂上をいよいよ辞すことになった。今日の見納めか。ちょっぴり名残惜しいが下りましょ。しばらく行くと
左手にすばらしい雪の斜面が見えてきた。登りでは気づかなかったがいかにもスキーで滑り降りたくなりそうな地形である。
当初山スキーで来ようかなと思っていたが私達に合わせててワカンで来たKさんはその地形をじっと見やっている。さぞや
滑りたかったのだろう。 更に行けばP885まできたところで、コーヒータイムをとる。実際コーヒは沸かさなかったがしばし談笑。お互いの仕事の話
などが話題となる。専門用語が飛び出すとまるで聞き取れないが普段の付き合いでは聞かれない色々な話も聞けて、なんだか
とっても勉強になった。
サアここからは40分もあれば下れるかなあとの思いだったが、最後にアトラクションが待っていた。登ってくるときは
そうでもなかったが午後になって腐ってきた雪の急斜面は滑る滑る。別段危なくは無いがスノーシューは柔らかな雪に乗って
ズリズリと落ちていく。先頭をいくKさんだけはワカンのためほとんど滑らずスイスイ行ってしまう。一度自分は木の脇の
穴に嵌ってしまい出られなくなった。スノーシューが引っかかって足が抜けない。手でスノーシュを引っ張たり前後にバタバタ
しながら散々苦労のうえやっとこさ脱出。あまりに時間がかかるのでキャッシーがマジで心配そうにしていた。そのキャッシも
何歩か歩くたびに滑ってしまいキャーキャー言い、ほとんどシリセード状態で降りてくる。そしてクロオさんは一歩一歩
ゆっくりと慎重に滑ることなく降りてくる。ひとそれぞれだ。
そして傾斜がゆるくなったと思ったらもう国道が見えていた。朝取り付いた場所に着地してスノーシューを外す。キャッシー
クロオさんも続いて降りてくる。空はようやく薄雲が出てきたが、まだまだいい天気。最後は雪にまみれたが、約8時間の
充実の山歩き。奥美濃の山々。ホント癖になりそう。
Kasaya
【 山 域 】奥美濃
【メンバー】Kさん、クロオ、キャッシー、kasaya、
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】八草トンネル出口8:08---8:13取り付き---9:43P885---10:56土蔵岳---12:09猫ヶ洞北東ピーク13:34---
14:04土蔵岳---15:01P885---16:09駐車地
先週は無情の雨で3時間余も車の中で待機した道の駅ふじはしに7時30分に着いたらもうみんな揃っている。Kさん
キャッシーさんが遅くなるかもと心配していた自分が結局一番遅かった。でも時間通りだ。ここでコースの再確認。
クロオさんは、猫ヶ洞の北東ピークが今日のお目当てで自分もそのつもり。以前スノー衆で行ったコースを周回しようと
いう大体の計画を確認して出発。
自分の車に3人を乗せて進むが、坂内辺りまで来ると結構雪が深い。国道は除雪されているものの、歩道は雪で埋
まっている。うまく駐車できるかな。八草トンネル前のところに車3,4台程度駐車できるスペースが除雪されていて
そこに駐車。昨年金糞に登りに来たときに駐車したところだ。雪はその時より多い。出発準備をしていると一台の車が
入ってきた。山スキーの人らしい。自分の車をみて宇都宮から来たんか?と聞かれる。そんな馬鹿なと答えるが
この人達はこの周囲もだいぶ登ったので時々関東にも遠征するそうだ。だからその逆があってもおかしくないと思った
そうである。山スキーの好きなKさんがコースのことなどを色々尋ねているが同じく土蔵岳に登るようである。
まず国道を取り付き予定の場所までもどるが、見ればすでにワカンの跡がついている。今日のものではないが比較的
新しい。結構潜っており大変そう。せっかくなのでそのトレースを使わせていただく。それにしても取り付きは
急である。尾根に乗るまでは仕方がないとはいえ結構堪える。衣服を着込んでいたキャッシーは既に汗だくである。
必死に登っているとクロオさんが下から蕎麦粒が見えるという。その指す方向を見るとオッー!急峻な山が目に入る。
なだらかな山容の多い奥美濃では一際目立つ山だ。そのほか小蕎麦粒、五蛇池、美濃俣などをクロオさんが説明して
くれるが、どうも特徴が少なくなかなか覚えられない。 885Pで一休み。もう半分は来たなあとクロオさん。でも距離を見るとまだ長そう。確かに標高ではかなり上がった。
ということはこれからなだらかな尾根歩きが待っているということかと少しウキウキ。その後も先頭を行くが確かに道は
緩やかになってきてまた回りの山並みも一段とはっきり見えるようになってくると、ガシガシ登るのが勿体無くなって
きた。歩調を緩めゆっくりペースにする。そんな感じにさせる尾根なのである。
振り返ると金糞の北尾根が延々と続いているのが見える。昨年は途中敗退したあの尾根はやはり登頂意欲を掻き立てる。
今年は何とか登りたいと周りの人にも話す。誰かはきっと賛同してくれるだろう。 県境稜線に合流する辺りまで来ると大きな雪庇がみえる。やっぱり風が強いのだろう。しかし俄然緩やかになった尾根を
いくとついに土蔵岳である。標識はないが赤テープがありGPSで確認しその場所と断定する。やりました。今日は先客で
スキーの人もいたらしいが既に下っていたようで誰もいない。とりあえず記念写真を撮る。そしてまた周りの山を眺める。
雲はほとんどなく快晴といっていい日。暖かくてもう春の山だ。スノー衆以外ではなかなかここまで来られないが今日は
こうして自分達だけで来られたことがうれしい。
ここまででも十分だが今日は猫ヶ洞も視野に入れている。進むべき方向を地図とGPSで確認し北北西に向かう。一旦
鞍部まで下り130mほどの登り返しであるが皆健脚でどんどん進む。登り返しになってからはKさんがワカンでぐんぐん
引っ張ってくれる。そしてもう少しで猫ヶ洞というところで目の前に大きな雪庇が立ちはだかった。かなりの高さで弱点は
左手の窪んだところか。自分が行ってみようと近づくが、胸近くまであって容易に乗り越すことができない。ストックで
雪面は削り、叩き落しスノーシューを蹴り込んだり膝で雪面を押し込んだりしてようやく這い上がる。そのあとKさんが
続くが、背の低いキャッシーが苦労していたのでお助け紐でKさんが引っ張りあげる。ただタイミングが悪かったのか
上に出たのはいいが勢いあまって雪面に突っ伏す形になる。「いきなり引っ張るんだもん!」と文句タラタラで皆大笑い。 クロオさんもニヤニヤしながら上がってきて無事登頂。ただ情報ではここから北に行ったところが大展望が待っているとの
ことで更に歩を進める。そして木立の消えたところからは、その情報どおり一面の大絶景が待っていた。自分の乏しい知識
では山々の名をあげることはできないが、遠くの白山をはじめ土蔵からは見えなかった北部の山並みもすぐ目の前である。
すばらしい。先週雨で登れなかった悔しさを補って余りある。今日登れてほんとに良かった。
そしてその展望を十分堪能したあとは風の来ない場所を探してランチである。どのくらい休む?とクロオさんが聞くので
40分ぐらいかなといったらエッ!短いとのこと。あくまでも目安です。各々がランチの準備をするが、あったかいねえというと
皆同意。風は南から吹いているのである。手袋をしていなくてもぜんぜん冷たくない。全く春山だ。 一通り食事を終えたら、期待されていたようで自分が小豆缶を開けてぜんざいを振舞う。いつもながら美味。そして食べ
終わったらクロオさんから大きなみかんが差し入れされる。二人でひとつを分けるので結構な分量だ。そんなことをしていたら、
結局ゆうに1時間を超える休憩となった。ランチの最中に今日のコースは来た道を戻ることに決めたのでその安心感もあったのだ。
そして出発前にまた先ほどの大展望地に引返し皆で記念撮影。空はまだ雲が少ない上々の天気だ。そして引き返すが先ほど
苦労した雪庇はお尻から滑って苦も無く通過。土蔵への登り返しは先ほどより少ないので気分的に楽。そして再度土蔵岳に
もどると、新しいスキーの跡があった。Kさんが今朝会った人たちのものだという。なるほど我々と同じコースを登って来たようだ。
そして眼下の谷を降りたのだろう。
展望の良かった頂上をいよいよ辞すことになった。今日の見納めか。ちょっぴり名残惜しいが下りましょ。しばらく行くと
左手にすばらしい雪の斜面が見えてきた。登りでは気づかなかったがいかにもスキーで滑り降りたくなりそうな地形である。
当初山スキーで来ようかなと思っていたが私達に合わせててワカンで来たKさんはその地形をじっと見やっている。さぞや
滑りたかったのだろう。 更に行けばP885まできたところで、コーヒータイムをとる。実際コーヒは沸かさなかったがしばし談笑。お互いの仕事の話
などが話題となる。専門用語が飛び出すとまるで聞き取れないが普段の付き合いでは聞かれない色々な話も聞けて、なんだか
とっても勉強になった。
サアここからは40分もあれば下れるかなあとの思いだったが、最後にアトラクションが待っていた。登ってくるときは
そうでもなかったが午後になって腐ってきた雪の急斜面は滑る滑る。別段危なくは無いがスノーシューは柔らかな雪に乗って
ズリズリと落ちていく。先頭をいくKさんだけはワカンのためほとんど滑らずスイスイ行ってしまう。一度自分は木の脇の
穴に嵌ってしまい出られなくなった。スノーシューが引っかかって足が抜けない。手でスノーシュを引っ張たり前後にバタバタ
しながら散々苦労のうえやっとこさ脱出。あまりに時間がかかるのでキャッシーがマジで心配そうにしていた。そのキャッシも
何歩か歩くたびに滑ってしまいキャーキャー言い、ほとんどシリセード状態で降りてくる。そしてクロオさんは一歩一歩
ゆっくりと慎重に滑ることなく降りてくる。ひとそれぞれだ。
そして傾斜がゆるくなったと思ったらもう国道が見えていた。朝取り付いた場所に着地してスノーシューを外す。キャッシー
クロオさんも続いて降りてくる。空はようやく薄雲が出てきたが、まだまだいい天気。最後は雪にまみれたが、約8時間の
充実の山歩き。奥美濃の山々。ホント癖になりそう。
Kasaya
先週は無情の雨で3時間余も車の中で待機した道の駅ふじはしに7時30分に着いたらもうみんな揃っている。