【伊吹】年内滑降は天候に恵まれてホクホク!

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兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

【伊吹】年内滑降は天候に恵まれてホクホク!

投稿記事 by 兔夢 »

2014年12月27日(土) 晴れ 伊吹山 単独
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8:20 三ノ宮神社 → 8:45 一合目 → 9:35 三合目 → 11:15 伊吹山三角点 → 11:20~12:00 覚明堂 → 12:303合目 → 13:20 三ノ宮神社

 大垣から見える伊吹山が白い。先週、先々週の大雪で結構な積雪があるようだ。これは見過ごせない。正月休暇の初日は伊吹に決めた。
 予報に反して朝から青空が広がる。もっと早く出発すべきだったかと少し後悔しながら上野の登山口に向かう。
 何時もの民間駐車場に車を停めて準備。ここのおばちゃんが気のいい方でいろいろ情報を教えてくれる。それによれば24日は3合目まで滑れたという事だ。今日はそれに加えて昨日の雪がある。楽しみだ。出発間際にみかんをくれた。
 雪のない登山道を足下に気をつけながら登っていく。意外とぬかるんでない。
 一合目はいくらか積雪があるもののシール歩行するにはやや足りない。少し登ってからシール歩行に切り替えた。
 二合目の急斜面はまだ草薮が覆っている。そこを無理矢理登っていったが素直に登山道を登った方が早かったようだ。
 三合目付近では雪が十分積もっている。眼前にはすばらしい天候のもと白く輝く伊吹山。その斜面にはありの行列のように登山者が続く。
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 五合目リフト跡の脇を通って直接9合目ルンゼを目指す。こちらのルートにはトレースが少ない。
 わずかにブッシュの出る斜面を登りきると広々とした大斜面に出る。余分なものはほぼ雪の下に隠されて滑らかな雪面が広がる。
 ルンゼを目指して直登。が上部に行けば当然斜度はきつくなりルンゼ手前で斜登高に切り替え。更に上部では昨日積もった雪がズルようになりクトーを装着した。
 8合目あたりはルンゼ巾が狭く、またブッシュも出ていてその上斜度もきつい。何時も難儀するところだが今日は新雪のせいか比較的容易に抜ける事ができた。キックターンに苦労する9合目下も楽に通り抜け山頂台地に辿り着く。
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 晴天下の山頂台地は青と白の世界が広がりすばらしい。振り返れば琵琶湖がのぞめ、南を見れば伊勢湾が輝く。
 三角点によってから覚明堂で休憩。風を避ければ外でも休憩できそうだったがなんとなく何時ものように覚明堂に入った。
 休憩を終えて外に出ると奥美濃方面が晴れて愛すべき峰々姿を現した。そこらへんにいる登山者をつかまえて奥美濃の話をしたい衝動にかられるがじっと我慢して一人景色を楽しんだ。
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 さてそれでは下山しようとしていると駐車場で言葉を交わした若い女の子とエスコート役の男の子が登ってきた。女の子は雪山は初めてと言う事だったが頑張ったみたいだ。服装が心配だと言っていたので見ればウィンドブレーカー。それではちょっと寒い。
 水を忘れたらしくお湯が沸かせないらしいのでテルモスに残ったお湯を分けてあげた。とても嬉しそうに微笑んでくれた。それだけの事だが気持ちが華やいで気持ちよく下山を開始できた。
 9合目ルンゼから下を覗くと途絶えない登山者の列。なるべく干渉しないように右手側の斜面を滑降。重雪で滑りにくいのではないかと思っていたのだが思いの外いい感じの雪質になっていて思うようにターンが決まる。スキーがうまくなったのではないかと勘違いしてしまいそうだ。
 8合目あたりになるとどうしても登山者と干渉してしまい思うように滑れない。で様子を見ながら右手側へトラバースしていき隣の斜面に移った。こちらには登山者はいない。ただ広々とした斜面が広がるのみ。そこにシュプールが二つあったがまだまだ無垢のまま残された部分が多い。そこに向かって滑り降りていく。ここも思うようにターンが決まり一気に滑り降りていった。
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 6合目小屋を過ぎたあたりからは雪が薄くなりブッシュも出てきてやや楽しさにかけるようになった。さらに3合目を過ぎて2合目あたりに出るとブッシュでスキーができる状態ではなくなった。いい加減なところでスキーを背負う。それでも広大な斜面で気持ちのいいスキーができた事で下る足取りは軽かった。
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グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【伊吹】年内滑降は天候に恵まれてホクホク!

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

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兔夢さん、あけおめ。
松阪でも2時間ほど前から雪が降ってきました。
土手の草は真っ白になっていますが道路にはまだ積もっていません。
鈴鹿・台高の山にはたっぷりと降り積もっていることでしょう。

兔夢さんのレポにはグーがコメするトコが無いのですが、
今回もチョコットだけチョッカイです。

奥美濃方面が晴れて愛すべき峰々姿を現した。そこらへんにいる登山者をつかまえて奥美濃の話をしたい衝動にかられるがじっと我慢して一人景色を楽しんだ。

グーならダレカレかまわず話しかけるトコですが、兔夢さんには一人で寡黙に微笑んでいる姿が似合っています。

とても嬉しそうに微笑んでくれた。それだけの事だが気持ちが華やいで気持ちよく下山を開始できた。

それだけの事が大事なんです。相手も微笑み、自分の心も気持ちいい。
世界中の人々の心に今年こそ兔夢さんの心が伝わっていくといいのですが。
(人類は進化したのかもしれないが、よっぽど進歩しない生き物なのだと思う)

例によって、本題にはまったくレスのできないグーでした。
今年もヨロシクです~。


                       グー(伊勢山上住人)
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【伊吹】年内滑降は天候に恵まれてホクホク!

投稿記事 by 兔夢 »

グー(伊勢山上住人)さん、こんばんは。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

兔夢さんのレポにはグーがコメするトコが無いのですが、
今回もチョコットだけチョッカイです。


グーさんだけでなくみなさん僕のレポにはなかなかコメントするところがないでしょうね。

グーならダレカレかまわず話しかけるトコですが、兔夢さんには一人で寡黙に微笑んでいる姿が似合っています。

こう見えて意外と人に話しかけたりする方なんですよ。アルコールが入ると特にね。

それだけの事が大事なんです。相手も微笑み、自分の心も気持ちいい。
世界中の人々の心に今年こそ兔夢さんの心が伝わっていくといいのですが。
(人類は進化したのかもしれないが、よっぽど進歩しない生き物なのだと思う)


気持が柔らかい時にはこういうことがとても愛おしくて大切にしたいと思うのです。
でも人間が小さくて長続きしないのが本当のところですね。悲しい話ですが。

        兔夢

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