2014年10月18日(土) 晴れ 奥美濃 石徹白・母御石谷遡行
がおろさん、ゴザエモンさん、とっちゃん、兔夢
7:10 石徹白大杉登山口 → 7:40~8:00 母御石谷出合 → 9:30 ゴルジュ → 10:40 最終4m滝 → 12:00 登山道 → 12:15~13:05 母御石 →13:25 神鳩避難小屋 → 14:45 登山口
以前から僕の拙いブログを訪れていただいていたがおろさんから「沢へ行きませんか?」というお誘いを受けた。正直言って舞い上がってしまいました。僕なんかでいいの?
この話をとっちゃんに伝えたところ「同行したい」旨の返事が返ってきた。最近、がおろさんの山行記録によく目を通しているらしい。がおろさんに可否を問い合わせたところ、快く了解していただいた。
待ち合わせ場所の石徹白大杉登山口には随分早く到着した。沢登りの準備をしていると隣に停まった車から降りてきたがおろさん。挨拶を交わすとすかさずとっちゃんが「イメージと違いますね」と投げかける。「よく言われます」とがおろさん。ブログから受けるマッチョな感じはあまりない。
和やかな雰囲気になったところで出発。はじめから沢装束の僕らと違いお二人は身軽なスタイル。入渓直前に準備するようだ。
母御石谷までの林道は様々な話で盛り上がった。お二人は気さくで楽しく道中も退屈しない。
途中にある大滝は雪のある頃よりも優しく見えた。この春通った時は恐ろしげに見えたものだが。
出合の橋の上でお二人が沢支度。こちらがハーネスをつけていたのでお二人も装着。ゴザエモンさんがハーネスを上手く履けずにいるととっちゃんがお姉さんのようにフォロー。微笑ましい場面だった。
準備が整ったところでがおろさんを先頭に入渓。すぐに堰堤が立ちはだかり左岸から巻く。その途中で3m程の高さのところを倒木をつたって越えるところがあり冷や冷やした。
沢はのっけから優しい雰囲気満載だ。穏やかで明るく「険谷」という言葉の対岸にあるかのような沢だ。
沢を取り囲む樹林も優しい。「人の手が入ってない」よさがある。植林は皆無。ただ途中、古いワイヤーが残されていたところを見るとかつては伐採が行われていたのだろう。途中、桂の大きな株が水辺に残っており目を引いた。
とっちゃんにとっては少し早めのペースかなあと思っていたがなかなか頑張って歩いてる。お初の顔合わせだけに何時ものように「休みたい」とかいう言葉は聞かれない。適度に休みをとっていただいてその必要もなかったのかもしれないが。
行程の中程、地形図で沢が細くなっている地点で唯一のゴルジュが現われた。色付いた木々と岩肌のコントラストが美しく撮影会となった。
ゴルジュの中には2、3の滝があった。その中で4m末広がりの滝は深い淵もありもっとも滝らしい。左岸から簡単に巻くことが可能だががおろさんに全くその気はなく右手から取付きハイテンションで登ってしまった。続いてゴザエモンさん。郷に入っては郷に従え、って訳ではないだろうがとっちゃんも後に続くべく淵に入った。しかし取付き前の出っ張った岩が上手く越えられず四苦八苦。「巻いたら」という提案も「がおろさん達が登ったんだから登りたい」と拒否。最後はロープを出してもらって登りきった。この時のがおろさんのロープさばきの早さが印象に残った。
ゴルジュが終わると再び穏やかな表情を取り戻す。頭上が広く青空をバックに左右の稜線を彩る樹林が美しい。
この沢の一番の特徴は水流の美しさ。澱みといったものがなくとにかく水が清い。見とれてしまう程だ。しかし身を浸していると切れる程の冷たさ。
穏やかな沢は上部に移るとやや樹林が覆い被さるようになってくる。流れも細くなってきて源流が近いようだ。
と、滝が現われた。4m。豪快さはなく左側を簡単に越せていける。が、シャワーでも登れそうだ。きっと行くだろうなあ、と思っていると案の定、とっちゃんは水芯から登り始めた。流石、もと突貫娘!(今も?)
とっちゃんにつられて僕もシャワークライミング。夏のさわやかさはないけど楽しさは捨てがたい。
左右の紅葉を楽しみながら進んで行く。地形図上の崩壊地を過ぎた辺りからは笹が目立ち始めた。沢筋にも覆い被さるようになり薮漕ぎの体になってきた。がそれほどの歩きにくさはない。密生しているものの一本一本は細い笹でかき分けやすい。
母御石への直登を目指していたがどうやら沢筋をはずしてしまったようだ。岳神庭やブナの樹林を見ながら笹をかき分け進んで最後は笹原の急登。水流がなくなると急に元気をなくすとっちゃんは「よいしょ、よいしょ」とかけ声をかけながら一歩一歩登っていく。そして母御石の東側尾根筋の登山道に出た。
母御石まで登って休憩。晴れ渡った空のもとに広がる山々を眺めながらの歓談が楽しい。沢道具を広げてくつろいでいる我々の姿は通り過ぎていった多くの一般登山者にはどううつっただろうか。
下山は登山道。途中のブナの樹林が印象的だ。また樹間から垣間みる石徹白の峰々、特に願教寺山は緑に覆われて積雪期の印象とは随分違っていた。
がおろさん、ゴザエモンさんとの初めての山行はお二人の人柄もあって楽しいものとなった。冬になればスキーで活躍のお二人。とっちゃんともどもこれからもよろしくお願いします。
【奥美濃】石徹白、母御石谷遡行…まさかのあの方と!
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Re: 【奥美濃】石徹白、母御石谷遡行…まさかのあの方と!
[attachment=0]P1120714.jpg[/attachment]
Tutomuさん
こんばんは~。
石徹白・母御石谷っていったいどんな沢?。行って見てのお楽しみで出かけたけど、優しい癒しの沢だったね。
今年は、遠出ができてなくて、紅葉も見ないままあったので、今回は綺麗な紅葉が見られて嬉しかったなぁ。
HPは参考にさせてもらってはいたものの初対面のがおろさん・ゴザエモンさんだったけど、優しい方々だったので、すぐ馴染んじゃいました。
行くまでは緊張してたんだけどね。
しかし、下界の道は気温6度だったけど、がおろさんが石徹白は気温0度だと言っていたけど、ほんとこんな気温で沢?っと、出発前はテンションが下がっていたけど、沢に入るとそんなことも忘れてた。
[attachment=3]P1120680.jpg[/attachment]
ゴルジュの中、4m末広がりの滝は、左側の岩に足をかけるには足の長さ足らずで、右側のみで抜けるには、どてもバランスが微妙、淵に落ちたら泳ぐには寒いので、思いっきりが悪くなっちゃて。
もたもたしてたら迷惑になるし困ったなぁ、でも登りたいっていう気持ちが通じたか、がおろさんからロープが、スルスルっと、ほんと手際よく出してくださって、よかった。
[attachment=1]P1120624.jpg[/attachment]
水の美しさ、紅葉と青空のコントラストは綺麗でした。
シャワークライミングは、やっぱりやっちゃった。朝の寒さも忘れて。
下山の紅葉は綺麗で、石徹白の山並みを見ながら、あっというまの下山でした。
[attachment=2]P1120722.jpg[/attachment]
ご一緒ありがとうございました。
今年からTutomuさんはテレマークで、がおろさんもゴザエモンさんもテレマーク、私だけ山スキーだけど、また、スキーもよろしくね。
☆とっちゃん~☆
Re: 【奥美濃】石徹白、母御石谷遡行…まさかのあの方と!
とっちゃん、こんばんは。
石徹白・母御石谷っていったいどんな沢?。行って見てのお楽しみで出かけたけど、優しい癒しの沢だったね。
僕がやる沢は何時でもそうだけど地形図見ただけではなかなかわからないね。
がおろさんもそんな風な感じだったね。沢は行ってみてのお楽しみってのがいいね。
今年は、遠出ができてなくて、紅葉も見ないままあったので、今回は綺麗な紅葉が見られて嬉しかったなぁ。
思いの外色付いてたね。とっちゃんにすればもう少し「紅」が欲しかったんじゃない?
初対面のがおろさん・ゴザエモンさんだったけど、優しい方々だったので、すぐ馴染んじゃいました。
やってることがすごい二人なのにこちらに合わせてくれるような優しさがあったね。二人との会話が弾んでとっちゃんもテンションが高くて良かったです。とっちゃんワールドに二人を巻き込んでいたような…
ほんとこんな気温で沢?っと、出発前はテンションが下がっていたけど、沢に入るとそんなことも忘れてた。
実際寒かったし、とっちゃんは登った後のことまで心配してたね。でも水流を見ると元気が出るのは何時ものことやね。
4m末広がりの滝は、左側の岩に足をかけるには足の長さ足らずで、右側のみで抜けるには、どてもバランスが微妙、淵に落ちたら泳ぐには寒いので、思いっきりが悪くなっちゃて。がおろさんからロープが、スルスルっと、ほんと手際よく出してくださって、よかった。
ロープを出す前にスリングも出してくれてたけどとっちゃん、気付かなかったね。上から巻いてもいいよって合図もあってそれを伝えても頑張った。その頑張りに応えてロープ出してくれたんだろうね。とっちゃんに根性があるのは十分二人に伝わったと思うよ。
水の美しさ、紅葉と青空のコントラストは綺麗でした。
水の美しさは特筆ものだったね。空気が澄んでいて青空が濃く紅葉も映えたね。
シャワークライミングは、やっぱりやっちゃった。朝の寒さも忘れて。
あの滝を見た時から、やるな〜、って思ってました。ゴザエモンさんにも「きっと行きますよ」って話してました。
下山の紅葉は綺麗で、石徹白の山並みを見ながら、あっというまの下山でした。
下山は予想以上に順調だったね。膝をかばっていたようだけど大丈夫?
今年からTutomuさんはテレマークで、がおろさんもゴザエモンさんもテレマーク、私だけ山スキーだけど、また、スキーもよろしくね。
一応、テレマークの道具はそろえたけどどこまでできるかなあ。よちよち歩きのテレマークでとっちゃんに迷惑をかけるかもね。
兔夢
石徹白・母御石谷っていったいどんな沢?。行って見てのお楽しみで出かけたけど、優しい癒しの沢だったね。
僕がやる沢は何時でもそうだけど地形図見ただけではなかなかわからないね。
がおろさんもそんな風な感じだったね。沢は行ってみてのお楽しみってのがいいね。
今年は、遠出ができてなくて、紅葉も見ないままあったので、今回は綺麗な紅葉が見られて嬉しかったなぁ。
思いの外色付いてたね。とっちゃんにすればもう少し「紅」が欲しかったんじゃない?
初対面のがおろさん・ゴザエモンさんだったけど、優しい方々だったので、すぐ馴染んじゃいました。
やってることがすごい二人なのにこちらに合わせてくれるような優しさがあったね。二人との会話が弾んでとっちゃんもテンションが高くて良かったです。とっちゃんワールドに二人を巻き込んでいたような…
ほんとこんな気温で沢?っと、出発前はテンションが下がっていたけど、沢に入るとそんなことも忘れてた。
実際寒かったし、とっちゃんは登った後のことまで心配してたね。でも水流を見ると元気が出るのは何時ものことやね。
4m末広がりの滝は、左側の岩に足をかけるには足の長さ足らずで、右側のみで抜けるには、どてもバランスが微妙、淵に落ちたら泳ぐには寒いので、思いっきりが悪くなっちゃて。がおろさんからロープが、スルスルっと、ほんと手際よく出してくださって、よかった。
ロープを出す前にスリングも出してくれてたけどとっちゃん、気付かなかったね。上から巻いてもいいよって合図もあってそれを伝えても頑張った。その頑張りに応えてロープ出してくれたんだろうね。とっちゃんに根性があるのは十分二人に伝わったと思うよ。
水の美しさ、紅葉と青空のコントラストは綺麗でした。
水の美しさは特筆ものだったね。空気が澄んでいて青空が濃く紅葉も映えたね。
シャワークライミングは、やっぱりやっちゃった。朝の寒さも忘れて。
あの滝を見た時から、やるな〜、って思ってました。ゴザエモンさんにも「きっと行きますよ」って話してました。
下山の紅葉は綺麗で、石徹白の山並みを見ながら、あっというまの下山でした。
下山は予想以上に順調だったね。膝をかばっていたようだけど大丈夫?
今年からTutomuさんはテレマークで、がおろさんもゴザエモンさんもテレマーク、私だけ山スキーだけど、また、スキーもよろしくね。
一応、テレマークの道具はそろえたけどどこまでできるかなあ。よちよち歩きのテレマークでとっちゃんに迷惑をかけるかもね。
兔夢