【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
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【 ルート 】
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【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
【日 付】2014年10月11日(土)
【山 域】白山
【天 候】晴れ
【コース】大白川キャンプ場入口6:14---7:07最終堰堤---8:17二俣---9:25大滝下9:40---11:08稜線登山道
---12:27お花松原12:45---13:53翠ヶ池---14:28室堂14:50---15:42大倉山---17:24大白川登山口
今年の白山は紅葉が早いらしい。稜線上は終わってしまったようだが、中腹部の紅葉を楽しみたい。さりとて人が
多いのもかなわない。白山を目指すほとんどの登山者は石川県の白峰から登る。比較的静かな岐阜県側だが、この
日選んだのはワリ谷という、まず人に会う心配のないルートだ。沢登りの対象にもならない(つまり滝がほとんどない)
ガレ主体の谷である。残雪期にはびっしりと谷を埋める雪渓のおかげで主稜線へのハイウェイとなるが、無雪期に遡
行したという記録はどこにもなかった。
大白川キャンプ場の入口に車を止めた。ここから歩き出す登山者はまずいない。
営業終了して人っ子一人いない静かなキャンプ場を抜けてワリ谷へ向かう。このあたりは巨樹が多く、キャンプ場のシ
チュエーションとしては素晴らしいものがある。
[attachment=7]DSCF0662_1.JPG[/attachment]
水路のコンクリート蓋の上を歩いて最終堰堤に到着。ここでやっとワリ谷本流と顔を合わせるのだ。道はここまで。
ここからはワリ谷遡行となるが、谷のスケールの割に水流の幅は小さく、登山靴でも十分に歩くことができる。
それでもさすがに水流沿いにとは行かないところもあり、ヤブに突っ込んで巻いたり幾度となく渡渉を強いられる。
水量が少ないので渡渉も飛び石でこなすことができた。
天気は最高。見はるかす上流方面は山腹を見事な黄紅葉が彩り、その上には雲ひとつない青空が広がっている。
4年前の残雪期に訪れた時は堰堤の先から完全に雪が繋がっていた。その時とはまったく違う風景の谷を歩くのもま
た新鮮だ。前回は二俣を左に取ったのだが、今日は右俣を行く。あの時は雪の下でわからなかったのだが、実際に
水流が分かれる二俣はだいぶ下の方にあり、しばらく両俣が並行して流れていた。
[attachment=6]DSCF0668_1.JPG[/attachment]
手前から眺めていると、両俣ともゴルジュっぽく見えていて一抹の不安があった。しかし実際歩いてみると、両岸が
迫った中にも滝らしい滝はほとんどなく、簡単に通過できる。
さすがに1700mを超えて等高線が詰まって来ると傾斜が強まるが、水流は途絶えてしまう。
滝と言うより大岩累々といった感じのガラ谷である。沢登りの対象としてはまったく食指の動かない谷だが、白山への
バリエーションとして捉えれば、これはこれで面白い。
[attachment=5]DSCF0703_1.JPG[/attachment]
1967m標高点下の大滝(と言っても水はチョロチョロだ)の下まで約3時間と順調に進んで、これは予定通り4時間で
稜線に立てるとほくそ笑んでいた。
いつの間にか水流が復活していたとは言うものの、ほとんど水のない滝を2級程度の登攀で越えると、景色は一変し
てほぼ平坦なカール状地形を穏やかに流れる小川が続いて心が和む。潅木が流れに被っているのがやや鬱陶しい
が、これがなければ楽園だろう。稜線までの標高差は150mばかり。もう手の届きそうなところに見えている。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイ
ウェイに見えた。
[attachment=4]DSCF0732_1.JPG[/attachment][attachment=0]パノラマ 1_1_1.JPG[/attachment]
登山道の真ん中に座りこんでひと息付いたが、ここから山頂まで2時間半以上、下山には更に2時間半は要すること
を思えばのんびりしてはいられない。
多少しんどくても2本の足を交互に出せば前に進む登山道は実にありがたい。展望を楽しみながら縦走路を行く。
前方に見える御前峰と剣ヶ峰はとんでもなく遠く高く見える。右手には火の御子峰の荒涼とした尾根が尾を引く。
最近読んだネットの記録では、DJF氏が100mものロープを担いで挑んだものの、それでもロープが足りずに敗退した
という厳しい尾根である。
夏なら百花繚乱のお花畑が続く稜線も、紅葉の盛りを過ぎた今は楽しみが少ない。それでもこれだけの展望と青空
に恵まれれば十分と言うべきだろう。
[attachment=3]DSCF0802_1.JPG[/attachment]
花の無いお花松原を過ぎて雪の無いヒルバオ雪渓の急登に喘ぐ。壁のようにそそり立つ急傾斜の果てが翠ヶ池だ。
あそこから雪渓に飛び込んで尻セードした時は実に爽快だった。
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビー
ルを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
結局ビールもラーメンも抜きで、何度も立っている山頂もパスして先を急いだ。
明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
今シーズン最後の営業で賑わう室堂で、乏しくなった水を補給して下山にかかる。歩き慣れた道だがダメージの蓄
積が大きく捗らない。左ヒザも痛み出してきた。
眼下に見える大倉山あたりのダケカンバ林が傾いてきた西日に照らされて美しい。影になった部分との明暗のコン
トラストが美しさを引き立てている。この構図はこの時間の東側斜面ならではだ。白峰側の登山道では終始西日に照
らされ続けるので平凡な絵になってしまう。この時間に下山する者にだけ味わえるプレゼントである。
[attachment=2]DSCF0859_1.JPG[/attachment][attachment=1]DSCF0851_1.JPG[/attachment]
大白水谷の向こうに広がる東面台地は赤・黄・緑のタペストリーだ。何枚も写真を撮るが、後で見たらガッカリするの
は目に見ている。しっかり目に焼き付けておこう。
ゾロ谷側に伸びるダケカンバの林も影の中から浮き上がるように行列を作っている。白い木肌が残照を浴びて黄金
色に光っていた。
大倉山までのダケカンバ帯ではその美しさを満喫できたが、その代わり下部のブナ林に入ると太陽は完全に山の陰
になってしまい、今が盛りのブナの黄葉が生気の無いものに見えてしまったのは残念だ。
大白川の登山口に着いたのは夕闇迫る5時半だった。途中大倉山より上部で追い抜いた2パーティーはペースから
考えて闇下必至。無事下山できたのだろうか。
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
山日和
【山 域】白山
【天 候】晴れ
【コース】大白川キャンプ場入口6:14---7:07最終堰堤---8:17二俣---9:25大滝下9:40---11:08稜線登山道
---12:27お花松原12:45---13:53翠ヶ池---14:28室堂14:50---15:42大倉山---17:24大白川登山口
今年の白山は紅葉が早いらしい。稜線上は終わってしまったようだが、中腹部の紅葉を楽しみたい。さりとて人が
多いのもかなわない。白山を目指すほとんどの登山者は石川県の白峰から登る。比較的静かな岐阜県側だが、この
日選んだのはワリ谷という、まず人に会う心配のないルートだ。沢登りの対象にもならない(つまり滝がほとんどない)
ガレ主体の谷である。残雪期にはびっしりと谷を埋める雪渓のおかげで主稜線へのハイウェイとなるが、無雪期に遡
行したという記録はどこにもなかった。
大白川キャンプ場の入口に車を止めた。ここから歩き出す登山者はまずいない。
営業終了して人っ子一人いない静かなキャンプ場を抜けてワリ谷へ向かう。このあたりは巨樹が多く、キャンプ場のシ
チュエーションとしては素晴らしいものがある。
[attachment=7]DSCF0662_1.JPG[/attachment]
水路のコンクリート蓋の上を歩いて最終堰堤に到着。ここでやっとワリ谷本流と顔を合わせるのだ。道はここまで。
ここからはワリ谷遡行となるが、谷のスケールの割に水流の幅は小さく、登山靴でも十分に歩くことができる。
それでもさすがに水流沿いにとは行かないところもあり、ヤブに突っ込んで巻いたり幾度となく渡渉を強いられる。
水量が少ないので渡渉も飛び石でこなすことができた。
天気は最高。見はるかす上流方面は山腹を見事な黄紅葉が彩り、その上には雲ひとつない青空が広がっている。
4年前の残雪期に訪れた時は堰堤の先から完全に雪が繋がっていた。その時とはまったく違う風景の谷を歩くのもま
た新鮮だ。前回は二俣を左に取ったのだが、今日は右俣を行く。あの時は雪の下でわからなかったのだが、実際に
水流が分かれる二俣はだいぶ下の方にあり、しばらく両俣が並行して流れていた。
[attachment=6]DSCF0668_1.JPG[/attachment]
手前から眺めていると、両俣ともゴルジュっぽく見えていて一抹の不安があった。しかし実際歩いてみると、両岸が
迫った中にも滝らしい滝はほとんどなく、簡単に通過できる。
さすがに1700mを超えて等高線が詰まって来ると傾斜が強まるが、水流は途絶えてしまう。
滝と言うより大岩累々といった感じのガラ谷である。沢登りの対象としてはまったく食指の動かない谷だが、白山への
バリエーションとして捉えれば、これはこれで面白い。
[attachment=5]DSCF0703_1.JPG[/attachment]
1967m標高点下の大滝(と言っても水はチョロチョロだ)の下まで約3時間と順調に進んで、これは予定通り4時間で
稜線に立てるとほくそ笑んでいた。
いつの間にか水流が復活していたとは言うものの、ほとんど水のない滝を2級程度の登攀で越えると、景色は一変し
てほぼ平坦なカール状地形を穏やかに流れる小川が続いて心が和む。潅木が流れに被っているのがやや鬱陶しい
が、これがなければ楽園だろう。稜線までの標高差は150mばかり。もう手の届きそうなところに見えている。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイ
ウェイに見えた。
[attachment=4]DSCF0732_1.JPG[/attachment][attachment=0]パノラマ 1_1_1.JPG[/attachment]
登山道の真ん中に座りこんでひと息付いたが、ここから山頂まで2時間半以上、下山には更に2時間半は要すること
を思えばのんびりしてはいられない。
多少しんどくても2本の足を交互に出せば前に進む登山道は実にありがたい。展望を楽しみながら縦走路を行く。
前方に見える御前峰と剣ヶ峰はとんでもなく遠く高く見える。右手には火の御子峰の荒涼とした尾根が尾を引く。
最近読んだネットの記録では、DJF氏が100mものロープを担いで挑んだものの、それでもロープが足りずに敗退した
という厳しい尾根である。
夏なら百花繚乱のお花畑が続く稜線も、紅葉の盛りを過ぎた今は楽しみが少ない。それでもこれだけの展望と青空
に恵まれれば十分と言うべきだろう。
[attachment=3]DSCF0802_1.JPG[/attachment]
花の無いお花松原を過ぎて雪の無いヒルバオ雪渓の急登に喘ぐ。壁のようにそそり立つ急傾斜の果てが翠ヶ池だ。
あそこから雪渓に飛び込んで尻セードした時は実に爽快だった。
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビー
ルを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
結局ビールもラーメンも抜きで、何度も立っている山頂もパスして先を急いだ。
明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
今シーズン最後の営業で賑わう室堂で、乏しくなった水を補給して下山にかかる。歩き慣れた道だがダメージの蓄
積が大きく捗らない。左ヒザも痛み出してきた。
眼下に見える大倉山あたりのダケカンバ林が傾いてきた西日に照らされて美しい。影になった部分との明暗のコン
トラストが美しさを引き立てている。この構図はこの時間の東側斜面ならではだ。白峰側の登山道では終始西日に照
らされ続けるので平凡な絵になってしまう。この時間に下山する者にだけ味わえるプレゼントである。
[attachment=2]DSCF0859_1.JPG[/attachment][attachment=1]DSCF0851_1.JPG[/attachment]
大白水谷の向こうに広がる東面台地は赤・黄・緑のタペストリーだ。何枚も写真を撮るが、後で見たらガッカリするの
は目に見ている。しっかり目に焼き付けておこう。
ゾロ谷側に伸びるダケカンバの林も影の中から浮き上がるように行列を作っている。白い木肌が残照を浴びて黄金
色に光っていた。
大倉山までのダケカンバ帯ではその美しさを満喫できたが、その代わり下部のブナ林に入ると太陽は完全に山の陰
になってしまい、今が盛りのブナの黄葉が生気の無いものに見えてしまったのは残念だ。
大白川の登山口に着いたのは夕闇迫る5時半だった。途中大倉山より上部で追い抜いた2パーティーはペースから
考えて闇下必至。無事下山できたのだろうか。
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
山日和
-
- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
山日和さん、こんにちは。
残雪期でもないのに、白山東面台地に登り、山頂をめざしたの?と思い、地図を広げてみました。
ワリ谷というのがどこにあるのか確認したら、東面台地から派生する大白水谷、転法輪谷、小白水谷よりも、さらに
遠い位置にありました。このワリ谷を詰めて、中宮道の北弥陀ヶ原辺りに出て、お花松原を経由して、山頂に到達し、
平瀬道を下るというコース設定は、山日和さんならではのものですね。
ワリ谷詰めも、P1967まで来れば、傾斜が緩くなって、稜線までは楽勝と読んでいたのですね。ところが、ここに落と
し穴が待ち受けていた。檄ヤブこぎの地獄ですか。ササと灌木ならば、シャクナゲ地獄よりはましじゃないですか。
疲労困憊して辿り着いた主稜線から眺めたのは、火の御子峰に続く荒涼とした尾根ですか。まさに地獄尾根です
ね。中宮道には地獄覗という場所もありますね。凄絶なやぶこぎ地獄を見るのとどっちがいいかな?
それでも主稜線に到達したのが11時過ぎならば、コースタイムで歩いたならば闇下寸前ですね。
北弥陀ヶ原-1:30-お花松原-1:40-千蛇ヶ池-0:30-室堂-1:10-大倉山避難小屋-1:40-大白川登山口
ですから6:10かかります。休憩なしで歩いても17:20下山となり、闇下寸前です。まあ、山日和さんの脚ならばコース
タイムよりは早く歩けるので、室堂で20分の休憩を取ることができたのでしょうね。
もっとも、翠ヶ池の畔で1時間ものランチタイムは無理でしょうけれど。こんなに晴天に恵まれたのに、ビールもラー
メンも抜きで、山頂もパスしたとは、さぞかし残念だったことでしょう。
私は今週末10/18白山に登る予定です。一般登山者らしく、石川県側の別当出合からです。もう交通規制もなくな
っているので、別当出合までマイカーで入れますね。闇下にならないように歩いてきます。
残雪期でもないのに、白山東面台地に登り、山頂をめざしたの?と思い、地図を広げてみました。
ワリ谷というのがどこにあるのか確認したら、東面台地から派生する大白水谷、転法輪谷、小白水谷よりも、さらに
遠い位置にありました。このワリ谷を詰めて、中宮道の北弥陀ヶ原辺りに出て、お花松原を経由して、山頂に到達し、
平瀬道を下るというコース設定は、山日和さんならではのものですね。
ワリ谷詰めも、P1967まで来れば、傾斜が緩くなって、稜線までは楽勝と読んでいたのですね。ところが、ここに落と
し穴が待ち受けていた。檄ヤブこぎの地獄ですか。ササと灌木ならば、シャクナゲ地獄よりはましじゃないですか。
疲労困憊して辿り着いた主稜線から眺めたのは、火の御子峰に続く荒涼とした尾根ですか。まさに地獄尾根です
ね。中宮道には地獄覗という場所もありますね。凄絶なやぶこぎ地獄を見るのとどっちがいいかな?
それでも主稜線に到達したのが11時過ぎならば、コースタイムで歩いたならば闇下寸前ですね。
北弥陀ヶ原-1:30-お花松原-1:40-千蛇ヶ池-0:30-室堂-1:10-大倉山避難小屋-1:40-大白川登山口
ですから6:10かかります。休憩なしで歩いても17:20下山となり、闇下寸前です。まあ、山日和さんの脚ならばコース
タイムよりは早く歩けるので、室堂で20分の休憩を取ることができたのでしょうね。
もっとも、翠ヶ池の畔で1時間ものランチタイムは無理でしょうけれど。こんなに晴天に恵まれたのに、ビールもラー
メンも抜きで、山頂もパスしたとは、さぞかし残念だったことでしょう。
私は今週末10/18白山に登る予定です。一般登山者らしく、石川県側の別当出合からです。もう交通規制もなくな
っているので、別当出合までマイカーで入れますね。闇下にならないように歩いてきます。
written by kitayama-walk
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
こんばんは~
なかなかupがないんでお蔵入りと思ってましたよ。
稜線までの標高差は150mばかり。もう手の届きそうなところに見えている。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。
このやさしそうに見えるカールはクセものざんす。
積雪期もナメてかかったらきつかった想い出があります。
それ以来、ワリ谷コースは時計回りと決めてます。
多少しんどくても2本の足を交互に出せば前に進む登山道は実にありがたい。
伝家の宝刀、3本目は?
最近読んだネットの記録では、DJF氏が100mものロープを担いで挑んだものの、それでもロープが足りずに敗退した
という厳しい尾根である。
何月のアタックでしょうか。
雪稜豊富な絶妙のタイミングを狙わないと厳しいところでしょう。
厳冬期しか無理かもね。
今シーズン最後の営業で賑わう室堂で、乏しくなった水を補給して下山にかかる。歩き慣れた道だがダメージの蓄
積が大きく捗らない。左ヒザも痛み出してきた。
おおっ、もうすぐヒザ友ですね。
ところで、S.Drが紹介した直後なので誰かにバッタリなんて思いませんでした?
こんなとこヘンタイしか来ないし、たんぽぽは眠ってるから安心ってワケやね。
なかなかupがないんでお蔵入りと思ってましたよ。
稜線までの標高差は150mばかり。もう手の届きそうなところに見えている。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。
このやさしそうに見えるカールはクセものざんす。
積雪期もナメてかかったらきつかった想い出があります。
それ以来、ワリ谷コースは時計回りと決めてます。
多少しんどくても2本の足を交互に出せば前に進む登山道は実にありがたい。
伝家の宝刀、3本目は?
最近読んだネットの記録では、DJF氏が100mものロープを担いで挑んだものの、それでもロープが足りずに敗退した
という厳しい尾根である。
何月のアタックでしょうか。
雪稜豊富な絶妙のタイミングを狙わないと厳しいところでしょう。
厳冬期しか無理かもね。
今シーズン最後の営業で賑わう室堂で、乏しくなった水を補給して下山にかかる。歩き慣れた道だがダメージの蓄
積が大きく捗らない。左ヒザも痛み出してきた。
おおっ、もうすぐヒザ友ですね。
ところで、S.Drが紹介した直後なので誰かにバッタリなんて思いませんでした?
こんなとこヘンタイしか来ないし、たんぽぽは眠ってるから安心ってワケやね。
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
kitayama-walkさん、どうもです。
ワリ谷というのがどこにあるのか確認したら、東面台地から派生する大白水谷、転法輪谷、小白水谷よりも、さらに
遠い位置にありました。このワリ谷を詰めて、中宮道の北弥陀ヶ原辺りに出て、お花松原を経由して、山頂に到達し、
平瀬道を下るというコース設定は、山日和さんならではのものですね。
残雪期の記録です。
http://old.yabukogi.net/patio/read.cgi? ... ast&no=131
元々は私ならではなく、たんぽぽさんの影響大ですね。
記録は左俣ですが、堰堤から2時間半ほどで抜けているのでやっぱり雪の上は速いです。
[attachment=3]RIMG0055_1_1.JPG[/attachment]
ワリ谷詰めも、P1967まで来れば、傾斜が緩くなって、稜線までは楽勝と読んでいたのですね。ところが、ここに落と
し穴が待ち受けていた。檄ヤブこぎの地獄ですか。ササと灌木ならば、シャクナゲ地獄よりはましじゃないですか。
傾斜が緩い=楽勝とは考えてませんよ。水流が最後まで稜線に食い込んでれば弱点はあると見てました。
ササも鈴鹿みたいに細いヤツなら何ともないですが。
[attachment=2]DSCF0724_1_1.JPG[/attachment]
疲労困憊して辿り着いた主稜線から眺めたのは、火の御子峰に続く荒涼とした尾根ですか。まさに地獄尾根です
ね。中宮道には地獄覗という場所もありますね。凄絶なやぶこぎ地獄を見るのとどっちがいいかな?
地獄尾根は眺めるだけだから楽なもんです。
それでも主稜線に到達したのが11時過ぎならば、コースタイムで歩いたならば闇下寸前ですね。
コースタイム通りとは思ってませんが、稜線の寸前でヘロヘロになってましたからちょっと心配はありました。
予定では遅くとも10時半に稜線着だったんで、30~40分遅かっただけなんですけどね。
最終的には3時に室堂を出ればまあまあかなと思ってました。
[attachment=1]DSCF0808_1.JPG[/attachment]
もっとも、翠ヶ池の畔で1時間ものランチタイムは無理でしょうけれど。こんなに晴天に恵まれたのに、ビールもラー
メンも抜きで、山頂もパスしたとは、さぞかし残念だったことでしょう。
山頂をパスするのはさして残念でもないですが、ビールを我慢したのはねえ
私は今週末10/18白山に登る予定です。一般登山者らしく、石川県側の別当出合からです。もう交通規制もなくな
っているので、別当出合までマイカーで入れますね。闇下にならないように歩いてきます。
去年の同じ週に私も登っています。別当出合から御前峰~池めぐり~南竜~別当出合でした。寒かった~(^^ゞ
山日和
ワリ谷というのがどこにあるのか確認したら、東面台地から派生する大白水谷、転法輪谷、小白水谷よりも、さらに
遠い位置にありました。このワリ谷を詰めて、中宮道の北弥陀ヶ原辺りに出て、お花松原を経由して、山頂に到達し、
平瀬道を下るというコース設定は、山日和さんならではのものですね。
残雪期の記録です。
http://old.yabukogi.net/patio/read.cgi? ... ast&no=131
元々は私ならではなく、たんぽぽさんの影響大ですね。
記録は左俣ですが、堰堤から2時間半ほどで抜けているのでやっぱり雪の上は速いです。
[attachment=3]RIMG0055_1_1.JPG[/attachment]
ワリ谷詰めも、P1967まで来れば、傾斜が緩くなって、稜線までは楽勝と読んでいたのですね。ところが、ここに落と
し穴が待ち受けていた。檄ヤブこぎの地獄ですか。ササと灌木ならば、シャクナゲ地獄よりはましじゃないですか。
傾斜が緩い=楽勝とは考えてませんよ。水流が最後まで稜線に食い込んでれば弱点はあると見てました。
ササも鈴鹿みたいに細いヤツなら何ともないですが。
[attachment=2]DSCF0724_1_1.JPG[/attachment]
疲労困憊して辿り着いた主稜線から眺めたのは、火の御子峰に続く荒涼とした尾根ですか。まさに地獄尾根です
ね。中宮道には地獄覗という場所もありますね。凄絶なやぶこぎ地獄を見るのとどっちがいいかな?
地獄尾根は眺めるだけだから楽なもんです。
それでも主稜線に到達したのが11時過ぎならば、コースタイムで歩いたならば闇下寸前ですね。
コースタイム通りとは思ってませんが、稜線の寸前でヘロヘロになってましたからちょっと心配はありました。
予定では遅くとも10時半に稜線着だったんで、30~40分遅かっただけなんですけどね。
最終的には3時に室堂を出ればまあまあかなと思ってました。
[attachment=1]DSCF0808_1.JPG[/attachment]
もっとも、翠ヶ池の畔で1時間ものランチタイムは無理でしょうけれど。こんなに晴天に恵まれたのに、ビールもラー
メンも抜きで、山頂もパスしたとは、さぞかし残念だったことでしょう。
山頂をパスするのはさして残念でもないですが、ビールを我慢したのはねえ
私は今週末10/18白山に登る予定です。一般登山者らしく、石川県側の別当出合からです。もう交通規制もなくな
っているので、別当出合までマイカーで入れますね。闇下にならないように歩いてきます。
去年の同じ週に私も登っています。別当出合から御前峰~池めぐり~南竜~別当出合でした。寒かった~(^^ゞ
山日和
-
- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
山日和さん、おはようございます。
> 去年の同じ週に私も登っています。別当出合から御前峰~池めぐり~南竜~別当出合でした。寒かった~(^^ゞ
添付してあった昨年10/19の写真を見たら、千蛇ヶ池に氷が張って雪が積もっているじゃあ、ありませんか。
まあ、この時期は、天気にもよりますが、2500mを超える山は冬山同然ですから、防寒対策は万全を期しておかないと
いけませんね。
今度の10/18には、もう交通規制が終わっている。ということはシャトルバスも運行していないということなので、別当出
合までマイカーで入れますが、釈迦新道を下ると市ノ瀬から別当出合まで車を回収しに行くのが大変です。別当出合に
自転車をデポして釈迦新道を登るという手もありますが、釈迦新道を登るのはチブリ尾根を登るようにしんどいかなとあ
まりその気になりません。そこで、歩こうと思っているコースは、山日和さんが昨年歩いたコースがいいんじゃないかなと
思っています。室堂から南竜へは、トンビ岩コースは歩いたことがありますが、アルプス展望歩道は未踏なので、これで
下ろうかと思っています。今のところ、天気予報はよさそうなので、晴天の下の紅葉登山(もう終わりでしょうが)を期待し
ています。
> 去年の同じ週に私も登っています。別当出合から御前峰~池めぐり~南竜~別当出合でした。寒かった~(^^ゞ
添付してあった昨年10/19の写真を見たら、千蛇ヶ池に氷が張って雪が積もっているじゃあ、ありませんか。
まあ、この時期は、天気にもよりますが、2500mを超える山は冬山同然ですから、防寒対策は万全を期しておかないと
いけませんね。
今度の10/18には、もう交通規制が終わっている。ということはシャトルバスも運行していないということなので、別当出
合までマイカーで入れますが、釈迦新道を下ると市ノ瀬から別当出合まで車を回収しに行くのが大変です。別当出合に
自転車をデポして釈迦新道を登るという手もありますが、釈迦新道を登るのはチブリ尾根を登るようにしんどいかなとあ
まりその気になりません。そこで、歩こうと思っているコースは、山日和さんが昨年歩いたコースがいいんじゃないかなと
思っています。室堂から南竜へは、トンビ岩コースは歩いたことがありますが、アルプス展望歩道は未踏なので、これで
下ろうかと思っています。今のところ、天気予報はよさそうなので、晴天の下の紅葉登山(もう終わりでしょうが)を期待し
ています。
written by kitayama-walk
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
たんぽぽさん、どうもです。
なかなかupがないんでお蔵入りと思ってましたよ。
日月と息子のクルマ選びや打ちっぱなしの付き合いでバタバタとしておりました。
このやさしそうに見えるカールはクセものざんす。
積雪期もナメてかかったらきつかった想い出があります。
それ以来、ワリ谷コースは時計回りと決めてます。
平瀬道をサクッと上がって、後は下り一方ってのが楽でしょうね~。
でも私は反時計回りにこだわりたかったんですよ。
[attachment=0]DSCF0713_1_1.JPG[/attachment]
>多少しんどくても2本の足を交互に出せば前に進む登山道は実にありがたい。
伝家の宝刀、3本目は?
それを使うとだるくなります。
何月のアタックでしょうか。
雪稜豊富な絶妙のタイミングを狙わないと厳しいところでしょう。
厳冬期しか無理かもね。
ついひと月前の話です。雪が着いたら超ナイフリッジになって通行不能なのでは?
厳冬期は尾根の取り付きまで到達することすら叶わないでしょう。
[attachment=1]DSCF0759_1.JPG[/attachment]
おおっ、もうすぐヒザ友ですね。
いやいや、仲間にしないでください。もう治りました。
ところで、S.Drが紹介した直後なので誰かにバッタリなんて思いませんでした?
こんなとこヘンタイしか来ないし、たんぽぽは眠ってるから安心ってワケやね。
そりゃあり得んでしょ。(^^ゞ
山日和
なかなかupがないんでお蔵入りと思ってましたよ。
日月と息子のクルマ選びや打ちっぱなしの付き合いでバタバタとしておりました。
このやさしそうに見えるカールはクセものざんす。
積雪期もナメてかかったらきつかった想い出があります。
それ以来、ワリ谷コースは時計回りと決めてます。
平瀬道をサクッと上がって、後は下り一方ってのが楽でしょうね~。
でも私は反時計回りにこだわりたかったんですよ。
[attachment=0]DSCF0713_1_1.JPG[/attachment]
>多少しんどくても2本の足を交互に出せば前に進む登山道は実にありがたい。
伝家の宝刀、3本目は?
それを使うとだるくなります。
何月のアタックでしょうか。
雪稜豊富な絶妙のタイミングを狙わないと厳しいところでしょう。
厳冬期しか無理かもね。
ついひと月前の話です。雪が着いたら超ナイフリッジになって通行不能なのでは?
厳冬期は尾根の取り付きまで到達することすら叶わないでしょう。
[attachment=1]DSCF0759_1.JPG[/attachment]
おおっ、もうすぐヒザ友ですね。
いやいや、仲間にしないでください。もう治りました。
ところで、S.Drが紹介した直後なので誰かにバッタリなんて思いませんでした?
こんなとこヘンタイしか来ないし、たんぽぽは眠ってるから安心ってワケやね。
そりゃあり得んでしょ。(^^ゞ
山日和
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
kitayama-walkさん、再びどうもです。
添付してあった昨年10/19の写真を見たら、千蛇ヶ池に氷が張って雪が積もっているじゃあ、ありませんか。
まあ、この時期は、天気にもよりますが、2500mを超える山は冬山同然ですから、防寒対策は万全を期しておかないと
いけませんね。
そう、天気のせいもあって強烈に寒かったです。ところが南竜に着く頃から日差しが出始めて、下りでは半袖1枚でも暑いくらい
でした。山の天気は難しいです。
別当出合に自転車をデポして釈迦新道を登るという手もありますが、釈迦新道を登るのはチブリ尾根を登るようにしんどいかなとあ
まりその気になりません。
逆回りは以前やってます。まだバスが走っている時期でしたが。私の場合、長い登りの果てに白山に立ちたいという思いがあったので
別当出合発は考えませんでした。
http://old.yabukogi.net/forum/9318.html
山日和
添付してあった昨年10/19の写真を見たら、千蛇ヶ池に氷が張って雪が積もっているじゃあ、ありませんか。
まあ、この時期は、天気にもよりますが、2500mを超える山は冬山同然ですから、防寒対策は万全を期しておかないと
いけませんね。
そう、天気のせいもあって強烈に寒かったです。ところが南竜に着く頃から日差しが出始めて、下りでは半袖1枚でも暑いくらい
でした。山の天気は難しいです。
別当出合に自転車をデポして釈迦新道を登るという手もありますが、釈迦新道を登るのはチブリ尾根を登るようにしんどいかなとあ
まりその気になりません。
逆回りは以前やってます。まだバスが走っている時期でしたが。私の場合、長い登りの果てに白山に立ちたいという思いがあったので
別当出合発は考えませんでした。
http://old.yabukogi.net/forum/9318.html
山日和
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
山日和さん 今晩は
【コース】大白川キャンプ場入口6:14---7:07最終堰堤---8:17二俣---9:25大滝下9:40---11:08稜線登山道
---12:27お花松原12:45---13:53翠ヶ池---14:28室堂14:50---15:42大倉山---17:24大白川登山口
残雪期にたんぽぽさんが熟女3人反対まわりで案内して頂きましたが
素晴らしいかったですね。
水路のコンクリート蓋の上を歩いて最終堰堤に到着。ここでやっとワリ谷本流と顔を合わせるのだ。道はここまで。
ここからはワリ谷遡行となるが、谷のスケールの割に水流の幅は小さく、登山靴でも十分に歩くことができる。
そうですか
結構水量が多かったような気がしましたが
た新鮮だ。前回は二俣を左に取ったのだが、今日は右俣を行く。あの時は雪の下でわからなかったのだが、実際に
水流が分かれる二俣はだいぶ下の方にあり、しばらく両俣が並行して流れていた。
たんぽぽさんにあそこを登られたと教えてもらいましたよ
急な斜面ですよね
1967m標高点下の大滝(と言っても水はチョロチョロだ)の下まで約3時間と順調に進んで、これは予定通り4時間で
稜線に立てるとほくそ笑んでいた。
結構流れていましたが
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイ
ウェイに見えた。
大変そう
夏なら百花繚乱のお花畑が続く稜線も、紅葉の盛りを過ぎた今は楽しみが少ない。それでもこれだけの展望と青空
に恵まれれば十分と言うべきだろう。
ここのクロユリの群落は見事ですけど香と言ったらいいのか匂いと言ったらいいのか
花の無いお花松原を過ぎて雪の無いヒルバオ雪渓の急登に喘ぐ。壁のようにそそり立つ急傾斜の果てが翠ヶ池だ。
あそこから雪渓に飛び込んで尻セードした時は実に爽快だった。
ここの雪渓に 素晴らしい景色に感動しましたが
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビー
ルを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
ここでランチタイムでしたが
今の時期はつるべ落としで日が暮れるのが早いですね
大白水谷の向こうに広がる東面台地は赤・黄・緑のタペストリーだ。何枚も写真を撮るが、後で見たらガッカリするの
は目に見ている。しっかり目に焼き付けておこう。
東面台地は憧れで終わりそう
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
お疲れ様でした。
バーチャリ
【コース】大白川キャンプ場入口6:14---7:07最終堰堤---8:17二俣---9:25大滝下9:40---11:08稜線登山道
---12:27お花松原12:45---13:53翠ヶ池---14:28室堂14:50---15:42大倉山---17:24大白川登山口
残雪期にたんぽぽさんが熟女3人反対まわりで案内して頂きましたが
素晴らしいかったですね。
水路のコンクリート蓋の上を歩いて最終堰堤に到着。ここでやっとワリ谷本流と顔を合わせるのだ。道はここまで。
ここからはワリ谷遡行となるが、谷のスケールの割に水流の幅は小さく、登山靴でも十分に歩くことができる。
そうですか
結構水量が多かったような気がしましたが
た新鮮だ。前回は二俣を左に取ったのだが、今日は右俣を行く。あの時は雪の下でわからなかったのだが、実際に
水流が分かれる二俣はだいぶ下の方にあり、しばらく両俣が並行して流れていた。
たんぽぽさんにあそこを登られたと教えてもらいましたよ
急な斜面ですよね
1967m標高点下の大滝(と言っても水はチョロチョロだ)の下まで約3時間と順調に進んで、これは予定通り4時間で
稜線に立てるとほくそ笑んでいた。
結構流れていましたが
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイ
ウェイに見えた。
大変そう
夏なら百花繚乱のお花畑が続く稜線も、紅葉の盛りを過ぎた今は楽しみが少ない。それでもこれだけの展望と青空
に恵まれれば十分と言うべきだろう。
ここのクロユリの群落は見事ですけど香と言ったらいいのか匂いと言ったらいいのか
花の無いお花松原を過ぎて雪の無いヒルバオ雪渓の急登に喘ぐ。壁のようにそそり立つ急傾斜の果てが翠ヶ池だ。
あそこから雪渓に飛び込んで尻セードした時は実に爽快だった。
ここの雪渓に 素晴らしい景色に感動しましたが
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビー
ルを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
ここでランチタイムでしたが
今の時期はつるべ落としで日が暮れるのが早いですね
大白水谷の向こうに広がる東面台地は赤・黄・緑のタペストリーだ。何枚も写真を撮るが、後で見たらガッカリするの
は目に見ている。しっかり目に焼き付けておこう。
東面台地は憧れで終わりそう
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
お疲れ様でした。
バーチャリ
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
山日和さん、こんばんは
今年の白山は紅葉が早いらしい。稜線上は終わってしまったようだが、中腹部の紅葉を楽しみたい。さりとて人が
多いのもかなわない。白山を目指すほとんどの登山者は石川県の白峰から登る。比較的静かな岐阜県側だが、この日選んだのはワリ谷という、まず人に会う心配のないルートだ。
Kasayaさんもこの日、白山に登っていますがこのコースでは会うこともないですね
天気は最高。見はるかす上流方面は山腹を見事な黄紅葉が彩り、その上には雲ひとつない青空が広がっている。
来た甲斐がありましたね
手前から眺めていると、両俣ともゴルジュっぽく見えていて一抹の不安があった。しかし実際歩いてみると、両岸が迫った中にも滝らしい滝はほとんどなく、簡単に通過できる。
どこかで滝にぶち当たらなかったのはラッキーでしたね。ぶち当たる確率の方が高いと思うけど
稜線までの標高差は150mばかり。もう手の届きそうなところに見えている。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしまった。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイウェイに見えた。
未知のルートはこういうことがあるのは怖いですね。でも覚悟の上か
花の無いお花松原を過ぎて雪の無いヒルバオ雪渓の急登に喘ぐ。壁のようにそそり立つ急傾斜の果てが翠ヶ池だ。
あそこから雪渓に飛び込んで尻セードした時は実に爽快だった。
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビールを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
結局ビールもラーメンも抜きで、何度も立っている山頂もパスして先を急いだ。
明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
いや~。これは辛い選択でしたね。
いつもなら闇下よりビールを選ぶんじゃないですか?
大白水谷の向こうに広がる東面台地は赤・黄・緑のタペストリーだ。何枚も写真を撮るが、後で見たらガッカリするのは目に見ている。しっかり目に焼き付けておこう。
ゾロ谷側に伸びるダケカンバの林も影の中から浮き上がるように行列を作っている。白い木肌が残照を浴びて黄金色に光っていた。
大倉山までのダケカンバ帯ではその美しさを満喫できたが、その代わり下部のブナ林に入ると太陽は完全に山の陰
になってしまい、今が盛りのブナの黄葉が生気の無いものに見えてしまったのは残念だ。
紅葉は光の角度と加減によって見え方がずいぶん違ってきますね
大白川の登山口に着いたのは夕闇迫る5時半だった。途中大倉山より上部で追い抜いた2パーティーはペースから考えて闇下必至。無事下山できたのだろうか。
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
お疲れ様でした。
この連休は尾瀬近辺に遠征していました。 宮指路
今年の白山は紅葉が早いらしい。稜線上は終わってしまったようだが、中腹部の紅葉を楽しみたい。さりとて人が
多いのもかなわない。白山を目指すほとんどの登山者は石川県の白峰から登る。比較的静かな岐阜県側だが、この日選んだのはワリ谷という、まず人に会う心配のないルートだ。
Kasayaさんもこの日、白山に登っていますがこのコースでは会うこともないですね
天気は最高。見はるかす上流方面は山腹を見事な黄紅葉が彩り、その上には雲ひとつない青空が広がっている。
来た甲斐がありましたね
手前から眺めていると、両俣ともゴルジュっぽく見えていて一抹の不安があった。しかし実際歩いてみると、両岸が迫った中にも滝らしい滝はほとんどなく、簡単に通過できる。
どこかで滝にぶち当たらなかったのはラッキーでしたね。ぶち当たる確率の方が高いと思うけど
稜線までの標高差は150mばかり。もう手の届きそうなところに見えている。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしまった。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイウェイに見えた。
未知のルートはこういうことがあるのは怖いですね。でも覚悟の上か
花の無いお花松原を過ぎて雪の無いヒルバオ雪渓の急登に喘ぐ。壁のようにそそり立つ急傾斜の果てが翠ヶ池だ。
あそこから雪渓に飛び込んで尻セードした時は実に爽快だった。
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビールを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
結局ビールもラーメンも抜きで、何度も立っている山頂もパスして先を急いだ。
明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
いや~。これは辛い選択でしたね。
いつもなら闇下よりビールを選ぶんじゃないですか?
大白水谷の向こうに広がる東面台地は赤・黄・緑のタペストリーだ。何枚も写真を撮るが、後で見たらガッカリするのは目に見ている。しっかり目に焼き付けておこう。
ゾロ谷側に伸びるダケカンバの林も影の中から浮き上がるように行列を作っている。白い木肌が残照を浴びて黄金色に光っていた。
大倉山までのダケカンバ帯ではその美しさを満喫できたが、その代わり下部のブナ林に入ると太陽は完全に山の陰
になってしまい、今が盛りのブナの黄葉が生気の無いものに見えてしまったのは残念だ。
紅葉は光の角度と加減によって見え方がずいぶん違ってきますね
大白川の登山口に着いたのは夕闇迫る5時半だった。途中大倉山より上部で追い抜いた2パーティーはペースから考えて闇下必至。無事下山できたのだろうか。
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
お疲れ様でした。
この連休は尾瀬近辺に遠征していました。 宮指路
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
山日和さん こんばんは
【日 付】2014年10月11日(土)
【山 域】白山
【天 候】晴れ
【コース】大白川キャンプ場入口6:14---7:07最終堰堤---8:17二俣---9:25大滝下9:40---11:08稜線登山道
---12:27お花松原12:45---13:53翠ヶ池---14:28室堂14:50---15:42大倉山---17:24大白川登山口
私へのレスでも書きましたが、山域と時間コースを見て色々びっくりでした。
日選んだのはワリ谷という、まず人に会う心配のないルートだ。沢登りの対象にもならない(つまり滝がほとんどない)
ガレ主体の谷である。残雪期にはびっしりと谷を埋める雪渓のおかげで主稜線へのハイウェイとなるが、無雪期に遡
行したという記録はどこにもなかった。
ワリ谷と聞いてすぐ分かる人は少ないでしょうね。地図を見て納得です。残雪期ならいい周回ルートですね。
無雪期の記録がないのは藪だらけだからでしょうか。
私も会津の駒ケ岳の隣にある大戸沢岳を無雪期にいけないものかとぐぐってもほとんど見当たりません。
1967m標高点下の大滝(と言っても水はチョロチョロだ)の下まで約3時間と順調に進んで、これは予定通り4時間で
稜線に立てるとほくそ笑んでいた。
いつの間にか水流が復活していたとは言うものの、ほとんど水のない滝を2級程度の登攀で越えると、景色は一変し
てほぼ平坦なカール状地形を穏やかに流れる小川が続いて心が和む。
よさげな景色ですね。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイ
ウェイに見えた。
藪の位置が正確に把握できればと思います。航空写真を使ったらうまいコース取りはできそうですが、そんな精度の高い写真の
入手はまだ無理かな
登山道の真ん中に座りこんでひと息付いたが、ここから山頂まで2時間半以上、下山には更に2時間半は要すること
を思えばのんびりしてはいられない。
時間を考えると結構大変ですねえ
夏なら百花繚乱のお花畑が続く稜線も、紅葉の盛りを過ぎた今は楽しみが少ない。それでもこれだけの展望と青空
に恵まれれば十分と言うべきだろう。
お花松原の尾根が未踏です。来年は行ってみたいなあ
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビー
ルを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
結局ビールもラーメンも抜きで、何度も立っている山頂もパスして先を急いだ。
明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
秋の日はつるべ落とし。焦りますねえ
この構図はこの時間の東側斜面ならではだ。白峰側の登山道では終始西日に照
らされ続けるので平凡な絵になってしまう。この時間に下山する者にだけ味わえるプレゼントである。
とおもったら結構景色を楽しんでいますねえ。余裕だなあ
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
ここに4回も行っている人も珍しい。お疲れ様でした。
kasaya
【日 付】2014年10月11日(土)
【山 域】白山
【天 候】晴れ
【コース】大白川キャンプ場入口6:14---7:07最終堰堤---8:17二俣---9:25大滝下9:40---11:08稜線登山道
---12:27お花松原12:45---13:53翠ヶ池---14:28室堂14:50---15:42大倉山---17:24大白川登山口
私へのレスでも書きましたが、山域と時間コースを見て色々びっくりでした。
日選んだのはワリ谷という、まず人に会う心配のないルートだ。沢登りの対象にもならない(つまり滝がほとんどない)
ガレ主体の谷である。残雪期にはびっしりと谷を埋める雪渓のおかげで主稜線へのハイウェイとなるが、無雪期に遡
行したという記録はどこにもなかった。
ワリ谷と聞いてすぐ分かる人は少ないでしょうね。地図を見て納得です。残雪期ならいい周回ルートですね。
無雪期の記録がないのは藪だらけだからでしょうか。
私も会津の駒ケ岳の隣にある大戸沢岳を無雪期にいけないものかとぐぐってもほとんど見当たりません。
1967m標高点下の大滝(と言っても水はチョロチョロだ)の下まで約3時間と順調に進んで、これは予定通り4時間で
稜線に立てるとほくそ笑んでいた。
いつの間にか水流が復活していたとは言うものの、ほとんど水のない滝を2級程度の登攀で越えると、景色は一変し
てほぼ平坦なカール状地形を穏やかに流れる小川が続いて心が和む。
よさげな景色ですね。
しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしま
った。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイ
ウェイに見えた。
藪の位置が正確に把握できればと思います。航空写真を使ったらうまいコース取りはできそうですが、そんな精度の高い写真の
入手はまだ無理かな
登山道の真ん中に座りこんでひと息付いたが、ここから山頂まで2時間半以上、下山には更に2時間半は要すること
を思えばのんびりしてはいられない。
時間を考えると結構大変ですねえ
夏なら百花繚乱のお花畑が続く稜線も、紅葉の盛りを過ぎた今は楽しみが少ない。それでもこれだけの展望と青空
に恵まれれば十分と言うべきだろう。
お花松原の尾根が未踏です。来年は行ってみたいなあ
トラバースして翠ヶ池を見下ろす登山道に出た。雪の無い翠ヶ池を見るのはいつ以来だろう。本当なら池の畔でビー
ルを飲みながらゆっくりランチを楽しむつもりだった。しかし逆算すると闇下を避けるためにはもう時間がない。
結局ビールもラーメンも抜きで、何度も立っている山頂もパスして先を急いだ。
明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
秋の日はつるべ落とし。焦りますねえ
この構図はこの時間の東側斜面ならではだ。白峰側の登山道では終始西日に照
らされ続けるので平凡な絵になってしまう。この時間に下山する者にだけ味わえるプレゼントである。
とおもったら結構景色を楽しんでいますねえ。余裕だなあ
もう今年4回目となったしらみずの湯に身を沈めると、心地良い疲労感がじわーっと全身を包んだ。もしかしたらこの
瞬間のために汗だらけになって山に登っているのかもしれない。
ここに4回も行っている人も珍しい。お疲れ様でした。
kasaya
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
バーチャリさん、どうもです。
残雪期にたんぽぽさんが熟女3人反対まわりで案内して頂きましたが
素晴らしいかったですね。
あの時はずいぶんゆっくりランチしてましたね~(@_@)
下山もなかなかの時間でしたが。
そうですか
結構水量が多かったような気がしましたが
雪解けの時期だったからそうでしょうね。これから渇水期です。
[attachment=1]DSCF0683_1.JPG[/attachment]
急な斜面ですよね
おそらく連瀑帯になっているのかかなりの傾斜ですね。ヘロヘロでした。
>しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしまった。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイウェイに見えた。
大変そう
ここまで来たら楽勝と思っていただけに疲労感が倍増でした。
ここのクロユリの群落は見事ですけど香と言ったらいいのか匂いと言ったらいいのか
かなり臭いらしいですね。(^^ゞ
ここの雪渓に 素晴らしい景色に感動しましたが
いい雪渓ですね。この日はカケラもありませんでしたが。(^^ゞ
[attachment=0]DSCF0786_1.JPG[/attachment]
ここでランチタイムでしたが
今の時期はつるべ落としで日が暮れるのが早いですね
7時まで明るければ山頂も寄り道したんですけどね。
東面台地は憧れで終わりそう
林道開通してからの大倉山経由なら行けるでしょう。たんぽぽツアーを組んでもらえば。(^^)
山日和
残雪期にたんぽぽさんが熟女3人反対まわりで案内して頂きましたが
素晴らしいかったですね。
あの時はずいぶんゆっくりランチしてましたね~(@_@)
下山もなかなかの時間でしたが。
そうですか
結構水量が多かったような気がしましたが
雪解けの時期だったからそうでしょうね。これから渇水期です。
[attachment=1]DSCF0683_1.JPG[/attachment]
急な斜面ですよね
おそらく連瀑帯になっているのかかなりの傾斜ですね。ヘロヘロでした。
>しかしここが地獄の入口だった。詰めをやや誤ったせいもあるのか、背丈を超すササと潅木の激ヤブに捕まってしまった。結局1時間以上の激ヤブ漕ぎで疲労困憊、出発から5時間以上かかって飛び出した稜線の登山道は正にハイウェイに見えた。
大変そう
ここまで来たら楽勝と思っていただけに疲労感が倍増でした。
ここのクロユリの群落は見事ですけど香と言ったらいいのか匂いと言ったらいいのか
かなり臭いらしいですね。(^^ゞ
ここの雪渓に 素晴らしい景色に感動しましたが
いい雪渓ですね。この日はカケラもありませんでしたが。(^^ゞ
[attachment=0]DSCF0786_1.JPG[/attachment]
ここでランチタイムでしたが
今の時期はつるべ落としで日が暮れるのが早いですね
7時まで明るければ山頂も寄り道したんですけどね。
東面台地は憧れで終わりそう
林道開通してからの大倉山経由なら行けるでしょう。たんぽぽツアーを組んでもらえば。(^^)
山日和
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
宮指路さん、どうもです。
Kasayaさんもこの日、白山に登っていますがこのコースでは会うこともないですね
翠ヶ池まではそうですね。花の時期ならお花松原あたりで会うでしょうけどね。
[attachment=2]DSCF0778_1.JPG[/attachment]
>天気は最高。見はるかす上流方面は山腹を見事な黄紅葉が彩り、その上には雲ひとつない青空が広がっている。
来た甲斐がありましたね
そうなんですけど、この時点では普通の登山道にしときゃよかったかなあとも・・・
どこかで滝にぶち当たらなかったのはラッキーでしたね。ぶち当たる確率の方が高いと思うけど
滝らしい滝がないのはわかってましたからね。一応下調べはしてます。
[attachment=1]DSCF0714_1.JPG[/attachment]
未知のルートはこういうことがあるのは怖いですね。でも覚悟の上か
ある程度のヤブは想定内ですが、ここは楽に行けるという情報もあったもんで・・・(^_^;)
いや~。これは辛い選択でしたね。
いつもなら闇下よりビールを選ぶんじゃないですか?
ビールを選んだら必然的に闇下ですよ。
ちょっとお疲れモードに入ってたので自重しました。
紅葉は光の角度と加減によって見え方がずいぶん違ってきますね
そうですね。紅葉に限らず斜光線に照らされる景色が一番キレイです。
[attachment=0]DSCF0852_1.JPG[/attachment]
お疲れ様でした。
この連休は尾瀬近辺に遠征していました。
あの紅葉は尾瀬だったんですか。何やら意味深なコメントでしたが・・・
山日和
Kasayaさんもこの日、白山に登っていますがこのコースでは会うこともないですね
翠ヶ池まではそうですね。花の時期ならお花松原あたりで会うでしょうけどね。
[attachment=2]DSCF0778_1.JPG[/attachment]
>天気は最高。見はるかす上流方面は山腹を見事な黄紅葉が彩り、その上には雲ひとつない青空が広がっている。
来た甲斐がありましたね
そうなんですけど、この時点では普通の登山道にしときゃよかったかなあとも・・・
どこかで滝にぶち当たらなかったのはラッキーでしたね。ぶち当たる確率の方が高いと思うけど
滝らしい滝がないのはわかってましたからね。一応下調べはしてます。
[attachment=1]DSCF0714_1.JPG[/attachment]
未知のルートはこういうことがあるのは怖いですね。でも覚悟の上か
ある程度のヤブは想定内ですが、ここは楽に行けるという情報もあったもんで・・・(^_^;)
いや~。これは辛い選択でしたね。
いつもなら闇下よりビールを選ぶんじゃないですか?
ビールを選んだら必然的に闇下ですよ。
ちょっとお疲れモードに入ってたので自重しました。
紅葉は光の角度と加減によって見え方がずいぶん違ってきますね
そうですね。紅葉に限らず斜光線に照らされる景色が一番キレイです。
[attachment=0]DSCF0852_1.JPG[/attachment]
お疲れ様でした。
この連休は尾瀬近辺に遠征していました。
あの紅葉は尾瀬だったんですか。何やら意味深なコメントでしたが・・・
山日和
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
kasayaさん、どうもです。
私へのレスでも書きましたが、山域と時間コースを見て色々びっくりでした。
私もアップしたとたんに【白山】の文字が飛び込んできてびっくりしましたよ。
ワリ谷と聞いてすぐ分かる人は少ないでしょうね。地図を見て納得です。残雪期ならいい周回ルートですね。
無雪期の記録がないのは藪だらけだからでしょうか。
ヘンタイのたんぽぽさんぐらいでしょうねえ。
無雪期に記録が無いのは「面白くない」からだと思います。
>景色は一変してほぼ平坦なカール状地形を穏やかに流れる小川が続いて心が和む。
よさげな景色ですね。
一見ね。
[attachment=2]DSCF0726_1.JPG[/attachment]
藪の位置が正確に把握できればと思います。航空写真を使ったらうまいコース取りはできそうですが、そんな精度の高い写真の入手はまだ無理かな
航空写真でヤブの高さや密度までわからんでしょう。まったくヤブ無しのルートがあれば別ですが。
>登山道の真ん中に座りこんでひと息付いたが、ここから山頂まで2時間半以上、下山には更に2時間半は要することを思えばのんびりしてはいられない。
時間を考えると結構大変ですねえ
そうなんです。時間的にはここでまだ半分ぐらいですからね。でも後は普通の道だから気分的には楽でした。
お花松原の尾根が未踏です。来年は行ってみたいなあ
私も花のある時は知りません。
[attachment=1]DSCF0743_1.JPG[/attachment]
>明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
秋の日はつるべ落とし。焦りますねえ
まだ焦る時間にはなってなかったですね。
とおもったら結構景色を楽しんでいますねえ。余裕だなあ
読み通りの時間でしたし、せっかくの美しい景色だから素通りしてはもったいない。
[attachment=0]DSCF0868_1.JPG[/attachment]
ここに4回も行っている人も珍しい。お疲れ様でした。
しらみずの湯の露天風呂は大好きです。湯船から一日を振り返りながら対岸の山を眺めているとゆったりした気分になりますね。
山日和
私へのレスでも書きましたが、山域と時間コースを見て色々びっくりでした。
私もアップしたとたんに【白山】の文字が飛び込んできてびっくりしましたよ。
ワリ谷と聞いてすぐ分かる人は少ないでしょうね。地図を見て納得です。残雪期ならいい周回ルートですね。
無雪期の記録がないのは藪だらけだからでしょうか。
ヘンタイのたんぽぽさんぐらいでしょうねえ。
無雪期に記録が無いのは「面白くない」からだと思います。
>景色は一変してほぼ平坦なカール状地形を穏やかに流れる小川が続いて心が和む。
よさげな景色ですね。
一見ね。
[attachment=2]DSCF0726_1.JPG[/attachment]
藪の位置が正確に把握できればと思います。航空写真を使ったらうまいコース取りはできそうですが、そんな精度の高い写真の入手はまだ無理かな
航空写真でヤブの高さや密度までわからんでしょう。まったくヤブ無しのルートがあれば別ですが。
>登山道の真ん中に座りこんでひと息付いたが、ここから山頂まで2時間半以上、下山には更に2時間半は要することを思えばのんびりしてはいられない。
時間を考えると結構大変ですねえ
そうなんです。時間的にはここでまだ半分ぐらいですからね。でも後は普通の道だから気分的には楽でした。
お花松原の尾根が未踏です。来年は行ってみたいなあ
私も花のある時は知りません。
[attachment=1]DSCF0743_1.JPG[/attachment]
>明るいうちに下山するタイムリミットは室堂発3時までだろう。
秋の日はつるべ落とし。焦りますねえ
まだ焦る時間にはなってなかったですね。
とおもったら結構景色を楽しんでいますねえ。余裕だなあ
読み通りの時間でしたし、せっかくの美しい景色だから素通りしてはもったいない。
[attachment=0]DSCF0868_1.JPG[/attachment]
ここに4回も行っている人も珍しい。お疲れ様でした。
しらみずの湯の露天風呂は大好きです。湯船から一日を振り返りながら対岸の山を眺めているとゆったりした気分になりますね。
山日和
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
山日和さん、今晩は。
ヒトを避けるためにとは言え、またこんな〇態的なやぶこぎルートを・・・・。
こないだ、某金沢のお医者さんもココを下降してたみたいですが、常人にはとても真似のできない超〇態的とも映るあの方のルートを参考にしようとは絶対思いませんが、山日和さんが歩いたのならばちょっと覗いてみてもいいかな・・・なんて・・・。
常々私は山日和さんの歩き方をお手本としたいと考えていましたが、同時に〇態の影響を受けているのかもしれません。
以前のワタシにはまず発想すらできなかった百四丈滝なんてのは、間違いなく影響を受けていますよね~。
ありがとうございます。と、やはりお礼を言うべきなのでしょうね?
しかしワリ谷を無雪期のバリエーションルートとして捉える・・・ですか、どっからそんな発想が出てくるのか不思議デス。
これからもいろんな可能性を山日和さんから教わりたいと思います。
ヒトを避けるためにとは言え、またこんな〇態的なやぶこぎルートを・・・・。
こないだ、某金沢のお医者さんもココを下降してたみたいですが、常人にはとても真似のできない超〇態的とも映るあの方のルートを参考にしようとは絶対思いませんが、山日和さんが歩いたのならばちょっと覗いてみてもいいかな・・・なんて・・・。
常々私は山日和さんの歩き方をお手本としたいと考えていましたが、同時に〇態の影響を受けているのかもしれません。
以前のワタシにはまず発想すらできなかった百四丈滝なんてのは、間違いなく影響を受けていますよね~。
ありがとうございます。と、やはりお礼を言うべきなのでしょうね?
しかしワリ谷を無雪期のバリエーションルートとして捉える・・・ですか、どっからそんな発想が出てくるのか不思議デス。
これからもいろんな可能性を山日和さんから教わりたいと思います。
越前
Re: 【白山】静寂のワリ谷から翠ヶ池・平瀬道へ
越前さん、どうもです。
ヒトを避けるためにとは言え、またこんな〇態的なやぶこぎルートを・・・・。
ヤブ漕ぎするつもりはなかったんですが・・・ (^_^;)
面白いか面白くないかは人によって評価が分かれるところでしょう。
[attachment=1]DSCF0698_1_1.JPG[/attachment]
こないだ、某金沢のお医者さんもココを下降してたみたいですが、常人にはとても真似のできない超〇態的とも映るあの方のルートを参考にしようとは絶対思いませんが、山日和さんが歩いたのならばちょっと覗いてみてもいいかな・・・なんて・・・。
あの人のマネはしたくてもできませんが、命がいくつあっても足りないような・・・
常々私は山日和さんの歩き方をお手本としたいと考えていましたが、同時に〇態の影響を受けているのかもしれません。
お尻がムズムズしますね~。
以前のワタシにはまず発想すらできなかった百四丈滝なんてのは、間違いなく影響を受けていますよね~。
ありがとうございます。と、やはりお礼を言うべきなのでしょうね?
お礼はいいからなんかチョーダイ
[attachment=0]DSCF0720_1.JPG[/attachment]
しかしワリ谷を無雪期のバリエーションルートとして捉える・・・ですか、どっからそんな発想が出てくるのか不思議デス。
これからもいろんな可能性を山日和さんから教わりたいと思います。
厳しい沢だと単独では難しいので、尾根のヤブを避けようと思えば必然的に易しい沢がルートとして浮かび上がるだけの話ですね。
易しいかどうかは人様の情報が頼みですが、情報の無い方が不安と同じぐらいの楽しみがあるとも言えます。
山日和
ヒトを避けるためにとは言え、またこんな〇態的なやぶこぎルートを・・・・。
ヤブ漕ぎするつもりはなかったんですが・・・ (^_^;)
面白いか面白くないかは人によって評価が分かれるところでしょう。
[attachment=1]DSCF0698_1_1.JPG[/attachment]
こないだ、某金沢のお医者さんもココを下降してたみたいですが、常人にはとても真似のできない超〇態的とも映るあの方のルートを参考にしようとは絶対思いませんが、山日和さんが歩いたのならばちょっと覗いてみてもいいかな・・・なんて・・・。
あの人のマネはしたくてもできませんが、命がいくつあっても足りないような・・・
常々私は山日和さんの歩き方をお手本としたいと考えていましたが、同時に〇態の影響を受けているのかもしれません。
お尻がムズムズしますね~。
以前のワタシにはまず発想すらできなかった百四丈滝なんてのは、間違いなく影響を受けていますよね~。
ありがとうございます。と、やはりお礼を言うべきなのでしょうね?
お礼はいいからなんかチョーダイ
[attachment=0]DSCF0720_1.JPG[/attachment]
しかしワリ谷を無雪期のバリエーションルートとして捉える・・・ですか、どっからそんな発想が出てくるのか不思議デス。
これからもいろんな可能性を山日和さんから教わりたいと思います。
厳しい沢だと単独では難しいので、尾根のヤブを避けようと思えば必然的に易しい沢がルートとして浮かび上がるだけの話ですね。
易しいかどうかは人様の情報が頼みですが、情報の無い方が不安と同じぐらいの楽しみがあるとも言えます。
山日和