聖宝寺道の現状と極彩色の虫
Posted: 2014年9月23日(火) 10:55
2014年9月21日 (SUN) 晴れ
鈴鹿:藤原岳
コース:JA駐車場=聖宝寺=長命水=6合広場=避難小屋=天狗岩=頭陀ガ平=白船峠=木和田尾=配水場=JA駐車場
2015三重県の山の締切が近づき、尻に火が付いてきた。藤原のような標高差の大きい山には行きたくないが仕方ない。聖宝寺道の現状と木和田尾の荒れた場所はどうしても見ておかなければならない。自宅は豪雨被害になったことはないが、山が荒れると私に被害が及ぶのである。
しばらく通行止めになっていた聖宝寺道は久しぶりである。日曜で無人のJAに車を置かせてもらう。もうお寺の階段から青息吐息である。養鱒プールに朝からたくさん人がいてハテなと思う。みんな釣竿を持っている。管理釣り場に変身したようだ。ルアー限定のようだが、餌なら釣れ過ぎて困るだろうな。しかしプールで魚釣りして何が面白いのだろう。川へ行きなさいよ。
寺を抜けてしばらくでアッと驚く大堰堤に突き当たる。巻きは右手に階段がしつらえてある。ビルに登るような階段で再び青息吐息。で、また無駄に下りるのである。下りた所は長命水。ここも崩壊して滝で水を汲めなくなって、渡し橋のところで汲む。このあとは特に変っていないようであるが、もともと記憶が薄いのでよく分からない。
植林のジグザグをひたすら辛抱して登る。今日は涼しいからいいが、夏には来たくない所だ。3合で休み、6合で休み8合で休み、大名登山である。鬼グルミの実がたくさん落ちている。8合を同時に出たで親子連れがいつの間にか見えなくなった。子どもは元気で羨ましい。9合付近で岳連の居村さんに出会った。氏はこの前NHKの山の捜索番組に出ていた。「今日は穴掘りですわ」「えっ?」話を聞けば避難小屋のトイレを改修するらしい。木和田尾を見に行くと言ったら「直しておいたよ」とのこと。聖宝寺道の手直しもこの人たちの手によるもの。いやもう恐れ入ります。
小屋の前にはスコップ等の道具が置かれていた。浄化槽を埋めて水洗化するようだ。暇なら手伝ってもいいが、今日は見逃してもらおう。そのまま裏手から天狗岩へ向かう。キツい登りがなくなって大そう嬉しい。春の藤原もいいが、私は秋も負けずにいいと思う。シロヨメナ、テンニンソウの絨毯にトリカブトが点在して彩りを添える。広大な見晴らしにカレンフェルトがよく映える。ヤッホーと叫びたいところだが、恥ずかしいから叫ばない。
この付近でやたら沢山飛び回っている虫がいる。アブかハエと思ったが、地面に下りた姿を見てアッとおろろく。極彩色の超派手な姿をした奇妙な虫だ。金属光沢の青とオレンジ色と白斑が混じっている。近づくと逃げるのでズームで撮る。ともかく見たことがないので新種か最近の外来種かとも考えた。写真はわりと鮮明に撮れていた。ズームするとアブなんかとは全然違う。その昔、聡明なる昆虫少年だったハリマオくんはゴミムシの一種だと断定した。帰ってググるとハンミョウという何の変哲もない虫だとハンミョー(判明)した。私は数十年もハンミョウを知らなかったことになる・・・
天狗岩から山間にポツンと集落が見えている。君ガ畑だろう。茨川に負けない秘境である。ここで昼食したあと、カンスゲ茂る草原を抜けて暫く登ると頭陀ヶ平。天気が良くて大展望が広がる。鉄塔はペンキ塗りたてだった。何本あるとも分からぬ鉄骨で聳え立つ鉄塔に全部ペンキを塗るなど、怠け者の私には想像もつかない。ここから近道して木和田尾に行けるが、正確なトラックを取るため白船峠へ下りる。
私の労作だった看板はそこに存在しなかった。誰かが持ち去ったのか捨てたのだろう。行き先を示す看板はたくさんあるが、地名そのものを示すものは何もない。これではまずいだろう。下りていくと冷川谷の源流も荒れていた。なんか凄く疲れてきた。坂本谷出合から木和田尾に入る。ここは複数のルートがあって初見の人はどちらをとるか迷うだろう。まあ、どちらへ行ってもいいのだが。
配水場へ向かう谷道はやはり荒れていた。倒木の山で塞がれた所は不安定ながら巻き道ができている。岳連の手によると思われる丸太の階段や橋もある。それにしても従来の道も崩れて狭くなったように思う。谷と落差がある所は要注意だ。巡視路のほうが安全かな。
冷川登山口からJAまでの道路歩きは辛かった。しかし歩いていると色々気付く。御池杣人さんの別荘の隣は改築していた。定年後の楽しみだった杣人さんの夢の跡を眺めると痛々しい思いが募る。国道沿いには蕎麦の畑がたくさんあって、真っ白な花盛りだ。畦道には燃えるような彼岸花の赤が目を射る。坂本の集落に入ると畦道だけではなく、人家の傍も彼岸花だらけである。彼岸花は救荒植物だっと聞いたことがあるが、その名残だろうか。あんな毒々しい植物が食べられるとは思えないが、球根をどうにか調理するのだろう。この日は滅茶苦茶疲れて「軍師 官兵衛」を見ながら寝てしまった。もう若くないなあ。
ハリマオ
鈴鹿:藤原岳
コース:JA駐車場=聖宝寺=長命水=6合広場=避難小屋=天狗岩=頭陀ガ平=白船峠=木和田尾=配水場=JA駐車場
2015三重県の山の締切が近づき、尻に火が付いてきた。藤原のような標高差の大きい山には行きたくないが仕方ない。聖宝寺道の現状と木和田尾の荒れた場所はどうしても見ておかなければならない。自宅は豪雨被害になったことはないが、山が荒れると私に被害が及ぶのである。
しばらく通行止めになっていた聖宝寺道は久しぶりである。日曜で無人のJAに車を置かせてもらう。もうお寺の階段から青息吐息である。養鱒プールに朝からたくさん人がいてハテなと思う。みんな釣竿を持っている。管理釣り場に変身したようだ。ルアー限定のようだが、餌なら釣れ過ぎて困るだろうな。しかしプールで魚釣りして何が面白いのだろう。川へ行きなさいよ。
寺を抜けてしばらくでアッと驚く大堰堤に突き当たる。巻きは右手に階段がしつらえてある。ビルに登るような階段で再び青息吐息。で、また無駄に下りるのである。下りた所は長命水。ここも崩壊して滝で水を汲めなくなって、渡し橋のところで汲む。このあとは特に変っていないようであるが、もともと記憶が薄いのでよく分からない。
植林のジグザグをひたすら辛抱して登る。今日は涼しいからいいが、夏には来たくない所だ。3合で休み、6合で休み8合で休み、大名登山である。鬼グルミの実がたくさん落ちている。8合を同時に出たで親子連れがいつの間にか見えなくなった。子どもは元気で羨ましい。9合付近で岳連の居村さんに出会った。氏はこの前NHKの山の捜索番組に出ていた。「今日は穴掘りですわ」「えっ?」話を聞けば避難小屋のトイレを改修するらしい。木和田尾を見に行くと言ったら「直しておいたよ」とのこと。聖宝寺道の手直しもこの人たちの手によるもの。いやもう恐れ入ります。
小屋の前にはスコップ等の道具が置かれていた。浄化槽を埋めて水洗化するようだ。暇なら手伝ってもいいが、今日は見逃してもらおう。そのまま裏手から天狗岩へ向かう。キツい登りがなくなって大そう嬉しい。春の藤原もいいが、私は秋も負けずにいいと思う。シロヨメナ、テンニンソウの絨毯にトリカブトが点在して彩りを添える。広大な見晴らしにカレンフェルトがよく映える。ヤッホーと叫びたいところだが、恥ずかしいから叫ばない。
この付近でやたら沢山飛び回っている虫がいる。アブかハエと思ったが、地面に下りた姿を見てアッとおろろく。極彩色の超派手な姿をした奇妙な虫だ。金属光沢の青とオレンジ色と白斑が混じっている。近づくと逃げるのでズームで撮る。ともかく見たことがないので新種か最近の外来種かとも考えた。写真はわりと鮮明に撮れていた。ズームするとアブなんかとは全然違う。その昔、聡明なる昆虫少年だったハリマオくんはゴミムシの一種だと断定した。帰ってググるとハンミョウという何の変哲もない虫だとハンミョー(判明)した。私は数十年もハンミョウを知らなかったことになる・・・
天狗岩から山間にポツンと集落が見えている。君ガ畑だろう。茨川に負けない秘境である。ここで昼食したあと、カンスゲ茂る草原を抜けて暫く登ると頭陀ヶ平。天気が良くて大展望が広がる。鉄塔はペンキ塗りたてだった。何本あるとも分からぬ鉄骨で聳え立つ鉄塔に全部ペンキを塗るなど、怠け者の私には想像もつかない。ここから近道して木和田尾に行けるが、正確なトラックを取るため白船峠へ下りる。
私の労作だった看板はそこに存在しなかった。誰かが持ち去ったのか捨てたのだろう。行き先を示す看板はたくさんあるが、地名そのものを示すものは何もない。これではまずいだろう。下りていくと冷川谷の源流も荒れていた。なんか凄く疲れてきた。坂本谷出合から木和田尾に入る。ここは複数のルートがあって初見の人はどちらをとるか迷うだろう。まあ、どちらへ行ってもいいのだが。
配水場へ向かう谷道はやはり荒れていた。倒木の山で塞がれた所は不安定ながら巻き道ができている。岳連の手によると思われる丸太の階段や橋もある。それにしても従来の道も崩れて狭くなったように思う。谷と落差がある所は要注意だ。巡視路のほうが安全かな。
冷川登山口からJAまでの道路歩きは辛かった。しかし歩いていると色々気付く。御池杣人さんの別荘の隣は改築していた。定年後の楽しみだった杣人さんの夢の跡を眺めると痛々しい思いが募る。国道沿いには蕎麦の畑がたくさんあって、真っ白な花盛りだ。畦道には燃えるような彼岸花の赤が目を射る。坂本の集落に入ると畦道だけではなく、人家の傍も彼岸花だらけである。彼岸花は救荒植物だっと聞いたことがあるが、その名残だろうか。あんな毒々しい植物が食べられるとは思えないが、球根をどうにか調理するのだろう。この日は滅茶苦茶疲れて「軍師 官兵衛」を見ながら寝てしまった。もう若くないなあ。
ハリマオ
鈴鹿:藤原岳