【越前】荒島岳-変則8の字登山

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kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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【越前】荒島岳-変則8の字登山

投稿記事 by kitayama-walk »

【日 付】 2014年7月26日(土)
【天 候】 晴れ
【山 域】 越前大野
【メンバー】kitayama-walk(単独行)

【コース】 6:30下山登山口-6:50第1展望所-8:00第2展望所-8:30東陵尾根-8:50P1312-9:40▲荒島岳11:10-11:40シャクナゲ平-12:00小荒島岳12:15-12:35林道出合-13:00佐開登山口13:15-14:10シャクナゲ平-14:45白山ベンチ-15:00トトロの木-15:20リフト跡-15:45勝原登山口

http://kitayamawa.exblog.jp/22253710/
GPS軌跡図
GPS軌跡図
 百名山の選者である深田久弥の出身地は石川県大聖寺であるが、母親の出身地が隣の福井県である(ちなみに深田は福井中学に通っている)。その福井県の百名山が荒島岳(1523m)である。荒島岳には、これまで積雪期を含めて3回登っているが、いずれも勝原(かどはら)コースである。このコースは、素晴らしいブナ林を堪能できることから、荒島岳登山コースの中では最も人気のある登山道である。しかし、2012年に新・下山(しもやま)コースが拓かれたというので、今度はこの新コースを辿ってみたくなった。昭文社のエリアマップでは2014年版から記載され、急坂・クサリ・ロープありの登り4時間のハードな上級者コースとされている。あと、従来からある中出(なかんで)コースと最短の佐開(さびらき)コースがある。どうせなら、この4コースを一度に全部歩いてやろうと思うようになった。しかし、なかなか機会に恵まれなかったところ、ようやく巡ってきたのが7/26だ。天気予報では快晴で酷暑になるという。少々ためらいもしたが、行ってみることにした。-結果的には、7/26は全国的に酷暑となり、ここ福井でも37度を記録した。

 登山口と下山口が異なる。登山口を下山登山口とし、下山口を勝原スキー場跡とすると、車を勝原に置いて、JR越美北線の勝原駅まで歩き、5:45発九頭竜湖行きに乗り、越前下山駅で下車する予定であった。しかし、少し寝坊してしまったため始発電車に間に合わなかった。やむなく予定変更して逆に勝原スキー場跡に自転車をデポすることにしたが、まだ6時前だというのに10台ほどの車が駐まっていた。自転車デポ後、車で越前下山駅に向かった。駅前に数台駐車できるスペースがあり、登山案内図もあった。ここの標高は400mだから1100m余りの登りとなる。身支度を整えていると、石川№の車がやってきた。単独行の60代男性だ。新下山コースは下ったことがあるが、登るのは初めてだという。写真を撮りながらのんびりと登るというので、先に行くことにした。
下山登山口の案内板
下山登山口の案内板
 6:30下山登山口スタート。登山口は少し分かりにくいが、お堂のような建物の前に「荒島岳登山口」の標識がつけてある。建物の左手から登山道が始まる。このコースは山頂まで4.5㎞の一本道なので迷うようなことはない。登山開始後間もなくブナ林に突入すると、山頂まであと4㎞の表示があった。しばらくブナ林の中の登るとガスってきた。低いところに雲がある模様。下草が濡れていている。P598の手前に第1休憩所(展望所)の案内板があり(6:50)、これから登る東陵線と荒島岳山頂が見えるようだが、ガスで見えなかった。P598からはしばらく平坦な登りとなるが、700mくらいから急登になり、予告どおりロープや真新しいクサリが出てきた。ロープやクサリに頼らなくても登ることができるが、今日の闘いは暑さとの勝負だ。湿気をたっぷりと含んだ熱気に汗だくだくとなる。それも想定内で今日は水分2.7ℓ持参している。やがて標高1070mの第2休憩所(展望所)にやってきた(8:00)。ここからは大日ヶ岳、平家岳、能郷白山が見えると書かれている。もうガスはなくなり、景色はよく見えるが、朝から太陽が照りつけてくる。東陵線までまだ200m近くある。ちょっと小休止して熱中症にならないように水分補給する。
スッキリ晴れてきて、笹原の登山道を歩く
スッキリ晴れてきて、笹原の登山道を歩く
 スタートから約2時間でようやく東陵尾根(1240m)に出た(8:30)。ここからは傾斜は緩やかになったが、アップダウンを繰り返しながら300mを登っていくことになる。前方にピークが見えるが、これが荒島岳山頂ではないことはわかっている。これからニセピークが3つほど現れることになる。やがて樹林がなくなって笹原に変わってきたが、山頂方向はガスに覆われているのでテンションが下がってくる。そのうち晴れてくるだろうと気を取り直して先を急ぐ。すると、前方を覆っていたガスが流れて青空が見えてきた。急にテンションが上がり足取りも軽くなってきた。最後のピークを過ぎると登山道が平坦となり、山頂の祠が見えてきて、見覚えのある山頂に到着した(9:40)。新しいものと言えば、2年前に設置された方位盤があった。
2012年5月に設置された方位盤
2012年5月に設置された方位盤
 山頂に到着したときは、登山者は3名だけだったが、時間が経つに連れてどんどんと登ってくる。あれだけ暑かった登りだったが、山頂は風が吹いていて、日影がなくとも過ごせたのが助かった。ここで早いランチタイムを迎え、登ってきた登山者と山談義をいろいろとして1時間余り過ごした。水分のうち0.7ℓは缶ビール2本だったのだ。白山があまりよく見えなかったのが心残りだが、今日の計画ではこれからシャクナゲ平まで下り、中出コースで小荒島岳に行くのだ。11:10に山頂をあとにして急な坂を下るが、登ってくる登山者とまだまだすれ違う。前方には小荒島岳が見えている。シャクナゲ平の手前で佐開コースの合流点を左に見送るとすぐにシャクナゲ平に到着した(11:40)。ここでは休憩せず、そのまま中出コースを直進する。緩い下りとなりブナ林の中を進む。やがて右分岐があり、小荒島岳の案内標識があった。2分ほどで展望が開けた小荒島岳(1186m)に到着した(12:00)。ここから見る荒島岳は雄大に見える。
荒島岳山頂にて
荒島岳山頂にて
小荒島岳から見る荒島岳は雄大だ
小荒島岳から見る荒島岳は雄大だ
 小荒島岳で小休止した後(12:15)、登山道に戻り、中出コースを下る。途中「とやのおとし」「ひえ畑」「向坂」という標識があった。今回は、中出登山口まで下るのではなく、途中で出合う林道を利用して佐開コースの登山口に移動する予定だ。出合った林道はまさに廃道であった(12:35)。背丈ほどの草が茫茫としている。ほぼ傾斜のない林道跡なのだが、マムシを踏みはしないかと心配だった。途中、前方に荒島岳が大きく見えてきたのは新鮮であった。30分ほどで佐開コースの登山口(鬼林林道)に着いた(13:00)。ここで15分ほど休憩し水分補給をした。ここからはジグザグを切りながら、シャクナゲ平までの急登になる。しかし、急に足が進まなくなった。山頂から下り再び暑さが戻ってきたことから熱中症になったのだろうか。何度も小休止を繰り返しながらようやくシャクナゲ平に到着した(14:10)。コースタイムで50分のところ1時間近くもかかってしまった。
草茫茫で廃道化した林道を歩く-マムシが怖かった
草茫茫で廃道化した林道を歩く-マムシが怖かった
 シャクナゲ平で小休止した後(14:15)、勝原コースで下山を開始した。このコースはこれまで歩いたことがあるので心丈夫ではある。これからしばらくは素晴らしいブナ林の中の急坂下っていく。ブナが素晴らしいので何度も立ち止まっては写真を撮ることになった。途中の白山展望ベンチではようやく白山の姿を見ることができた(14:45)。また「トトロの木」と呼ばれる奇形ブナにも出会った(15:00)。どんどん下っていき、リフト終点跡までやってきた(15:20)。あとは石がごろごろした歩きにくい道を勝原登山口まで下った(15:45)。しかし、今日はこれで終わりではない。デポしておいた自転車を漕いで越前下山駅(標高差50m)まで10㎞ほど走らなければならないのだった。下界はやはり暑い。特に今日はこの夏一番の猛暑日だった。疲れた身体に鞭打ちながら何とか車まで辿り着いたのは16:40になっていた。
トトロの木と呼ばれる奇形ブナ
トトロの木と呼ばれる奇形ブナ
 帰りに立ち寄ったお風呂「あっ宝んど」では、いつものようにサウナ10分3セット入ることができず、露天風呂にあったビーチチェアで寝てしまった。帰途に着いたのはもう20時を過ぎていた。もっと涼しい日であればよかったのだが、今日は本当に疲れた。
written by kitayama-walk
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【越前】荒島岳-変則8の字登山

投稿記事 by Kasaya »

kitayama-walkさん こんばんは

【日 付】 2014年7月26日(土)
【天 候】 晴れ

この日は私が白山縦走を狙って早々と猛暑でダウンした日ではないですか。
あの天気でそんなに高くもない山を2回も登ろうなんて、すごいことを考えますね。

しかし、2012年に新・下山(しもやま)コースが拓かれたというので、今度はこの新コースを辿ってみたくなった。昭文社のエリアマップでは2014年版から記載され、急坂・クサリ・ロープありの登り4時間のハードな上級者コースとされている。
荒島岳には中出コースから一回だけで他のコースは知りません。この下山コースも私の持っているエアリアには下山コースは未整備危険箇所ありとかかれています。
なるほど開かれたばかりなんですね。

13:00)。ここで15分ほど休憩し水分補給をした。ここからはジグザグを切りながら、シャクナゲ平までの急登になる。しかし、急に足が進まなくなった。山頂から下り再び暑さが戻ってきたことから熱中症になったのだろうか。何度も小休止を繰り返しながらようやくシャクナゲ平に到着した(14:10)。コースタイムで50分のところ1時間近くもかかってしまった。
kitayama-walkさんの足でコースタイムを切れませんでしたか。やっぱり酷暑はきつい!

草茫茫で廃道化した林道を歩く-マムシが怖かった
私は中出コースの林道で大きな熊をすぐそばで目撃しました。あとで怖くなってしまいました。


しかし、今日はこれで終わりではない。デポしておいた自転車を漕いで越前下山駅(標高差50m)まで10㎞ほど走らなければならないのだった。下界はやはり暑い。特に今日はこの夏一番の猛暑日だった。疲れた身体に鞭打ちながら何とか車まで辿り着いたのは16:40になっていた。
よく歩きましたね。コース設定から言えばシャクナゲ平から小荒島岳に向かった時点から、もう後戻りは難しいわけで、歩くしかない状況。
ホントお疲れ様です。
私はこのコースなら秋ぐらいにやってみたいですねえ。
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【越前】荒島岳-変則8の字登山

投稿記事 by 越前 »

kitayama-walkさん、今晩は。

雨のお盆休みでした。
私は結局、計画していたお泊り山行は行かず終いとなってしまいました。
やぶの皆さんも少なからず影響を受けたのでしょうね。

さて、荒島岳ですか。
三回も登られているとはいえ、四つの登山道全部を使っての8の字登山とは・・・流石ですね~。
よくもそんな「手」を思いつくものだと感心しました。(^^ゞ

しかも当て込んでいた電車が間に合わなくてチャリでリカバリーとは、その用意周到さには舌を巻きました。
さらに言うと、標高差を考え逆ルートにすればチャリでの苦労がかなり減らせたはずでしたが、あえてチャリでの登りを選択されてますね。

確かにあの日は酷暑と呼ぶに最もふさわしい日でした。
そんな悪条件の中での、思い描いたルートを踏破した達成感は素晴らしものがあったでしょうね。
越前
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【越前】荒島岳-変則8の字登山

投稿記事 by SHIGEKI »

kitayama-walkさん こんばんは。

8の字ですか~




【メンバー】kitayama-walk(単独行)[/color]
【コース】 6:30下山登山口-6:50第1展望所-8:00第2展望所-8:30東陵尾根-8:50P1312-9:40▲荒島岳11:10-11:40シャクナゲ平-12:00小荒島岳12:15-12:35林道出合-13:00佐開登山口13:15-14:10シャクナゲ平-14:45白山ベンチ-15:00トトロの木-15:20リフト跡-15:45勝原登山口


当方、荒島は行けてないんですわ。

百名山選択のいきさつ話で印象深い山ですが、それだけで終わってます。


天気予報では快晴で酷暑になるという。少々ためらいもしたが、行ってみることにした。-結果的には、7/26は全国的に酷暑となり、ここ福井でも37度を記録した。


あの、クソ暑い日、今から思うと今年の数少ない夏の日でしたね。

この日にわざわざ 8の字でしたか!!




 見覚えのある山頂に到着した(9:40)。新しいものと言えば、2年前に設置された方位盤があった。


りっぱなモノですな~  実際、こんなに見えるんですかね!!




 シャクナゲ平で小休止した後(14:15)、勝原コースで下山を開始した。このコースはこれまで歩いたことがあるので心丈夫ではある。これからしばらくは素晴らしいブナ林の中の急坂下っていく。ブナが素晴らしいので何度も立ち止まっては写真を撮ることになった。途中の白山展望ベンチではようやく白山の姿を見ることができた(14:45)。また「トトロの木」と呼ばれる奇形ブナにも出会った(15:00)。どんどん下っていき、リフト終点跡までやってきた(15:20)。あとは石がごろごろした歩きにくい道を勝原登山口まで下った(15:45)。しかし、今日はこれで終わりではない。デポしておいた自転車を漕いで越前下山駅(標高差50m)まで10㎞ほど走らなければならないのだった。下界はやはり暑い。特に今日はこの夏一番の猛暑日だった。疲れた身体に鞭打ちながら何とか車まで辿り着いたのは16:40になっていた。

やっぱ、なかなか厳しそうですね。

マネしゆとは思いませんが、この秋以降には、立派な方位盤見に行きますわ。

    では また Oの字ルートで

      SHIGEKI

添付ファイル
トトロよりかわいい?
トトロよりかわいい?
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 【越前】荒島岳-変則8の字登山

投稿記事 by kitayama-walk »

Kasayaさん 早速のレス、ありがとうございます。

> 2014年7月26日(土) この日は私が白山縦走を狙って早々と猛暑でダウンした日ではないですか。
> あの天気でそんなに高くもない山を2回も登ろうなんて、すごいことを考えますね。


そうなんですね。それは、kasayaさんのレポがあがってのを読んで知っていました。しかし、敗退(退廃ではないですよね)レポだったので、
ちょっと遠慮してしまいました。荒島岳の変則8の字登山は以前から考えていて、実行しようと思って、天気の関係で延び延びになっていた
だけなんです。そうして、たまたま、あのクソ暑い日にぶつかってしまったのですね。しかし、あそこまで暑いとは思いませんでした。ただ、荒
島岳の山頂だけは、結構風があって、そう暑くはなかったのです。
荒島岳山頂では元気に素麺と助六寿司を食べました
荒島岳山頂では元気に素麺と助六寿司を食べました
> 荒島岳には中出コースから1回だけで他のコースは知りません。この下山コースも私の持っているエアリアには下山コースは未整備危険
> 箇所ありとかかれています。なるほど開かれたばかりなんですね。


 私が持っているエリアマップで最も古いものは2005年版ですが、これには勝原コース、中出コース、佐開コースの3つしか載っていません。
これは2013年版まで同じです。同時に「下山コースは未整備、危険箇所あり」と書かれていますが、これは書かれている箇所からしても、南
尾根を登る旧下山コースのことでしょう。地形図に書かれているコースで、「まぼろしの大垂」の近くを通る道と思います。しかし、2012年に
東尾根を登る新しい下山コースが拓かれて2014年版から掲載されたようです。
2014年版登山地図
2014年版登山地図
 何せ、biwacoさんは、新コースが拓かれたことを知らずに、今年7/6に下山登山口まで行き、そこで登山案内板を見て、新コースが拓かれ
たことを知って登ったのですからねぇ。まあ、biwacoさんの山レポを読んでみて下さいな。
http://biwaco06.exblog.jp/22345053/

> kitayama-walkさんの足でコースタイムを切れませんでしたか。やっぱり酷暑はきつい!

 私も荒島岳山頂で1時間半も休憩もし、水分補給も十分したので、大丈夫と思っていました。水分のうち、0.7ℓがビールだったので、これが
脱水症状の原因ではという指摘もあります。山頂からシャクナゲ平までは30分で下り、中出コースの下りで小荒島岳にも順調に登り、さらに
林道出合から廃道化した林道を佐開登山口まで問題なく歩けたのです。しかし、佐開登山口で休憩すると、何だか急に体が重くなりました。
気のせいかと思いながらも、佐開コースの登りの足取りが重かったこと。確かに急登になっているのですが、これくらいの坂でこんなに足が
動かないことになるなんて?と思いました。やはり熱中症の初期段階だったんですかねぇ。熱中症の足痙攣までは至りませんでしたが。
山頂の祠は健在でした
山頂の祠は健在でした
山頂の石碑も健在でした
山頂の石碑も健在でした
> 私は中出コースの林道で大きな熊をすぐそばで目撃しました。あとで怖くなってしまいました。

えっ、熊に遭遇しましたか。実をいうと、私も、この7/6に若狭の千石山という低山で親子連れの熊に遭いました。ばったり遭遇でなくてよか
ったと。そのコースは山日和さんに勧められたコースですが、山レポにアップできていません。もっとも、山日和さんには、こんな暑い時期に
歩きたいと思うようなコースでありませんと言われました(もっともです)。

> よく歩きましたね。コース設定から言えばシャクナゲ平から小荒島岳に向かった時点から、もう後戻りは難しいわけで、歩くしかない状況。
> ホントお疲れ様です。私はこのコースなら秋ぐらいにやってみたいですねえ。


それはそのとおりです。例えば、小荒島岳に登ったときに足が動かなくなったならば、シャクナゲ平に引き返して、勝原に下ったと思います。
佐開登山口まで行ってから、ああなった以上、シャクナゲ平まで登り返すほかなかったのです。7、8月の暑い時期は、沢登りをしたいのです
が、単独では沢登りはできないですから(経験不足なので事故に遭う危険が大です)。かといって、3000m級の高山へは日帰りでは行けませ
んのでね。涼しくなった頃に、kasayaさんもチャレンジしてみて下さい。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 【越前】荒島岳-変則8の字登山

投稿記事 by kitayama-walk »

 越前さん、こんばんは。

> 雨のお盆休みでした。私は結局、計画していたお泊り山行は行かず終いとなってしまいました。
> やぶの皆さんも少なからず影響を受けたのでしょうね。


もちろん、そうですね。
 8月に入ってから、最初の週(8/2-6)に朝日連峰の縦走をしたのはよかったのですが、8/9-10も、8/16-17も、雨のた
め山には行けませんでした。無理して行ったために遭難事故も起こっています。

> さて、荒島岳ですか。3回も登られているとはいえ、4つの登山道全部を使っての8の字登山とは・・・流石ですね~。
> よくもそんな「手」を思いつくものだと感心しました。(^^ゞ


 荒島岳には3回登っているのですが、いずれも勝原コースです。うち、2回は無雪期で(うち1回は8月中旬)、1回は積
雪期(3/1)でした。今回は、下山コースが新しく拓かれたという情報を入手したものですから、これを単にピストンする
のでは面白くないという、山日和さん流の発想ですね。最初に立てた計画だと、そう無理なく歩けるはずだったのです。
越前さんの脚力も大したものだと思いますから、暑い時期でなければ、この8の字コースも越前さんならわけないと思
いますよ。
もちがかべから小荒島岳を望む
もちがかべから小荒島岳を望む
> しかも当て込んでいた電車が間に合わなくてチャリでリカバリーとは、その用意周到さには舌を巻きました。
> さらに言うと、標高差を考え逆ルートにすればチャリでの苦労がかなり減らせたはずでしたが、あえてチャリでの登り
> を選択されてますね。


 まあ折りたたみ式チャリンコはいつも車に積み込んでいるのですから、その点は用意周到ということではありません。
標高差といっても、高々50mほどなので、そんなに坂がしんどいとは思いませんでした。ダウンヒルとはいきませんで
したが、距離が10㎞と長かったので疲れはしましたが。まあ、それでも最初の計画の電車に乗り遅れたから仕方あり
ません。これくらいの苦労を厭っていてはなりませぬ。
越前下山駅で出会ったJRの恐竜列車
越前下山駅で出会ったJRの恐竜列車
> 確かにあの日は酷暑と呼ぶに最もふさわしい日でした。
> そんな悪条件の中での、思い描いたルートを踏破した達成感は素晴らしものがあったでしょうね。


たまたま、あんな酷暑日に当たっただけです。確かに、そんな日に、当初の目的を達成できたことはよかったと思い
ました。が、何せ、疲れました。翌日が日曜だったので、休養ができたのが幸いでした。それにしても、露天風呂のビ
ーチチェアで長いこと寝てしまったのはお笑いですね。
written by kitayama-walk
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 【越前】荒島岳-変則8の字登山

投稿記事 by kitayama-walk »

 SHIGEKIさん こんばんは。

> 8の字ですか~

そう、8の字と言えば、今年の4月に南伊勢の姫越山に登った山レポをアップしたら、Zippさんから8の字周回コースはどうですか
と言われ、その2週間後にやってしまいました。この2つの登山はやぶこぎの山レポにアップしています。
 そんなことから、今回の荒島岳の変則8の字登山も思いつきました。
第2休憩所(展望所)の案内板です
第2休憩所(展望所)の案内板です
> 当方、荒島岳は行けてないんですわ。
> 百名山選択のいきさつ話で印象深い山ですが、それだけで終わってます。


 やぶこぎでは、百名山をめざしている人は宮指路さんくらいで、ほとんどいないと思います。でも、「たかが百名山、されど百名山」
だと思っています。まあ、百名山には人が多いのにはうんざりしますが、やはり選定されているだけの素晴らしさはあると思います。
深田久弥が百名山の選定で、惜しくも落とした山は、深田クラブ選定の二百名山になっていますよね。
荒島岳に乾杯!
荒島岳に乾杯!
> あの、クソ暑い日、今から思うと今年の数少ない夏の日でしたね。この日にわざわざ8の字でしたか!!

確かに、それはそうでしたが、たまたまそうだったにすぎません。そんなに暑いことがわかっていれば、止めたかもしれません。
今から思うと、登ってよかったと思っています。

> (2年前に設置された方位盤があった)りっぱなモノですな。実際、こんなに見えるんですかね!!

 私も初めて見ました。が、そんな見えるのは条件が整っているときでしょう。今回は、山頂からは白山さえもはっきり見えませんで
した。

> やっぱ、なかなか厳しそうですね。マネしようとは思いませんが、この秋以降には、立派な方位盤見に行きますわ。

 クソ暑かったために厳しかっただけです。秋の日なら、そんなこともないと思います。真似しなくてもいいのですが、下山コースを登
り、勝原コースに下りるのがよいかな。反対でもいいと思います。
勝原コースのブナ
勝原コースのブナ
written by kitayama-walk
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