【日 付】2014年3月15日
【山 域】御在所 藤内沢
【天 候】晴れ
【メンバー】ヒグラシ
【コース】 満天星駐車場8:20→藤内沢出合9:20→中又基部10:00→奥又11:00→三ルンゼ12:10→中道~奥又上部ナメ12:40→αルンゼ13:10~15:00→満天星駐車場16:10
寒暖が周期的に訪れる今の時期、御在所岳のアイスゲレンデは思わぬ結氷を見ることが有る。
週末に降った雨と、翌日の寒波に伴う強風に期待を寄せ、藤内沢に入った。
やや遅めの8時過ぎに到着した満天星駐車場はガラガラで、世間では興味をもたれないコンディションらしい。
昨年の同時期に入ったときは、天気 晴れ→暴風雨、氷→ミゾレと変化し、上下左右からスコールを浴びるという散々な目に会った。
藤内沢出合まではほとんど雪が無いが、その先は十分に雪が詰まっている。まずは一壁から中又取付きへ詰め上がる。
先週まではしっかり付いていたという中又の氷は中間部までは途切れている。今シーズンは終わりかな?
藤内滝を巻き、蝙蝠滝は通しで行ける。フランケの氷柱も溶け落ち、2M程のツララが雪面に刺さっていた。
奥又ルンゼ、中間~上部の氷はまだ厚い。ここは初めて会った地元のパーティに譲って三ルンゼへ。
風が強くなると共に樹氷が現れ、適度にクラストした斜面に光が反射して幻想的な雰囲気となる。
三ルンゼの氷は非常に発達、お化けクラゲと化していた。ここもMガイドのパーティ3人のみで伸び伸びと練習しておられ、お互い読み通りだね とニヤリ。
中道に抜けた後、TRで遊べる場所を探して、後尾根を下る。昨夜の深雪をかき分け、尾根末端からデブリのルンゼを更に下り、ナメ滝上部に出る。
下部50Mのナメ滝で遊ぶ為、懸垂するが、下部から奥又より上がってきた先程のパーティが詰め上げてきた。
あわてて、落氷に気をつけて1便のみ登り返す。 ルンゼを見上げると純白のベッド。寝不足も有りしばらく横になる。
再び山頂に戻って裏道を少し下り、前尾根分岐からアルファルンゼを目指す。P1手前、ルンゼ出合より左岸の灌木を下りながら滝を見ると良く凍ってる。
けれど人の気配も無い。
懸垂してF3~F2まとめてロープフィクス。計40mのアイスルート確保する。
普段なかなか良くならないF2もバッチシ凍ってる。まずは1便。固く凍った左岸ルートを選びガシガシと登る。乗越の氷から垂れた水でロープが凍り始める。
凍りつく前に切り上げなくてはならないので急ぎ下降し2便。
今度は右岸シャンデリア状の軟い壁面。バイルの効きが悪いので難しい。F3の最後の一振りで水脈を打ち抜いてしまい、噴水に見舞われ体もギアもベショベショに濡れ、風に煽られて凍ってゆく。
こうなるともう時間が無い。3便目を急ぐが、凍り始めたロープは所々エイト環もプルージックも制動が効かず怖い思いがした。
アッセンダーも氷が付き初め、2m置きに氷をたたき落としながらの使用。だましだまし登り、3本で終了。
まだ明るい裏道をダッシュで降りる。
幾度も通ってるルートだけど、雪と氷の状態が毎回違い、今回も堪能する事ができました。
【御在所岳】ラストチャンス?御在所岳のアイスルート周遊
フォーラムルール
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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Re: 【御在所岳】ラストチャンス?御在所岳のアイスルート周遊
ヒグラシさん、おはようございます。
ヒグラシさんの初レポかな?ようこそ。歓迎です(^_^)
藤内沢へは何度も行っていますが、いつもアイスクライミングをやっている人たちをうらやましいと思いながら横を通り過ぎています。楽しそうですねえ。
山スキーとかアイスクライミングとか、やってみたいけど、道具をそろえるのにお金がかかるので手が出ないですねえ。沢登りはその点それほど道具が要らないのでもっぱら沢で遊んでいますけど。
単独アイスのようですが、どうやってやるのかなあ。単独クライミングと同じ要領で、1回登ってから懸垂で降りて支点を回収するんですか。読んでいると同じルートを何度も登り返しているみたいだから、一度トップロープを張ってしまうと何度も遊べるんですね。
またどしどし投稿してくださいね。
ヒグラシさんの初レポかな?ようこそ。歓迎です(^_^)
藤内沢へは何度も行っていますが、いつもアイスクライミングをやっている人たちをうらやましいと思いながら横を通り過ぎています。楽しそうですねえ。
山スキーとかアイスクライミングとか、やってみたいけど、道具をそろえるのにお金がかかるので手が出ないですねえ。沢登りはその点それほど道具が要らないのでもっぱら沢で遊んでいますけど。
単独アイスのようですが、どうやってやるのかなあ。単独クライミングと同じ要領で、1回登ってから懸垂で降りて支点を回収するんですか。読んでいると同じルートを何度も登り返しているみたいだから、一度トップロープを張ってしまうと何度も遊べるんですね。
またどしどし投稿してくださいね。
@シュークリーム@
Re: 【御在所岳】ラストチャンス?御在所岳のアイスルート周遊
シュークリームさんこんばんは。
私はワカンもスノーシューも持ち合わせ無いので、冬はもっぱら岩稜、アイスルートばかりです。
確かにアイスクライミングの道具は高いですね~
でも凍った滝の前に立つと、えもしれぬ興奮に包まれて、登ってしまうのですよ。(沢ヤの習慣ですかね?
氷で一人遊びは記述の通り、アッセンダーや下降器が凍って不具合を起こしやすいので岩のように気楽にはいきません。
でも一人ならではペース配分とコース取りが出来るのも捨て難いです。
モタモタせずにロープ扱えるように、もう少し岩場で練習せねばと思いました。
私はワカンもスノーシューも持ち合わせ無いので、冬はもっぱら岩稜、アイスルートばかりです。
確かにアイスクライミングの道具は高いですね~
でも凍った滝の前に立つと、えもしれぬ興奮に包まれて、登ってしまうのですよ。(沢ヤの習慣ですかね?
氷で一人遊びは記述の通り、アッセンダーや下降器が凍って不具合を起こしやすいので岩のように気楽にはいきません。
でも一人ならではペース配分とコース取りが出来るのも捨て難いです。
モタモタせずにロープ扱えるように、もう少し岩場で練習せねばと思いました。