【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2014年2月1日(土)
【山 域】奥美濃 ミノマタ1100.9m(三角点名三ツ又)
【天 候】晴れ
【メンバー】グー、バーチャリ、SHIGEKI、シュークリーム、kasaya、わりばし、落第忍者、クロオ、
      山日和
【コース】鶴見杉原橋7:23---8:56 P705m---9:47 P918m 10:05---11:08ミノマタ~五蛇池稜線---
     11:28ランチ場ピーク13:00---13:16ミノマタ13:30---15:35 P630m---16:11鶴見杉原橋

 もうすっかりおなじみの集合場所となった道の駅「星のふる里 ふじはし」は驚くほど雪が少な
く、いつもなら積み上がっている除雪された雪の山がカケラもなかった。こんなんで大丈夫なんだ
ろうかと一抹の不安が胸をよぎる。
 今回のコースは4年前にミノマタ・上谷(うえんだに)山・鏡山と周回した時のルートから後半を割
愛して、西前の谷の左岸尾根を下りるコースだ。
http://old.yabukogi.net/forum/28079.html#28079
 駐車地でのコース説明で、「道路の側壁登りが最初の難関」と説明するとみんな不安そうな表情
を浮かべたが、これはもちろん冗談。壁が切れるところまで国道を戻れば階段があり、尾根の途中
へ上がる道が付いているのだ。ところが西前の谷にかかる橋の袂に見慣れないものがあった。中電
の巡視路標識である。谷の右岸にいい道が伸びていた。急きょ予定変更して巡視路を辿ることにす
る。道はすぐに尾根へ向けてプラ階段で登り始めた。ほどなく尾根に乗る。これはラッキーである。
しかしラッキーなのはいいが、目の前には土の道が続いている。いつになったらスノーシューを履
けるのか。

 今日は3月下旬並みという気温で、全身から汗が噴き出す。傾斜が緩んで展望が開けたところで最
初の休憩。すぐ上に705m標高点が見えている。
kasayaさんはファイントラックのベースレイヤーの上にユニクロのヒートテックを重ねていたので、
それでは効果がありませんよとアドバイス。ファイントラックの上には放湿性の高いフィットした
ウェアを着るのが鉄則である。
 やっと雪が出だしたが、スノーシューを履いた途端にまた土の上ではかなわない。先の斜面を偵察
すると雪はなんとか繋がっていそうだ。ここでスノーシュー装着を高らかに宣言した。

[attachment=8]P1160080_5_1.JPG[/attachment][attachment=7]P1160110_1.JPG[/attachment]
 ヒールリフターを利かせて急斜面を上がると、そこはブナ林が広がるパラダイス。みんなの顔も一
気に緩む。ここからしばらくは緩傾斜の広い尾根が続く。実にいいところだ。
SHIGEKIさんが「ええとこでんなあ」と満面に笑みを浮かべる。
 西前の谷の対岸の高みにはミノマタの山頂が見えた。「あんなに遠いの?」とバーチャリさんが驚
く。アップダウンはあるものの、こことの標高差は400mしかないので見た目ほど遠くはないのだ。

[attachment=6]P1160122_2_1.JPG[/attachment]
 918mピークの手前が2番目のパラダイス。ブナの佇まいと尾根の造作がなんとも言えず素晴らしい。
P918mに達すると遮られていた西側の風景が現われた。天狗山から黒津山、蕎麦粒山、五蛇池山と続
く山並みが木の間越しに目を奪う。小蕎麦粒の尖峰も美しい。
クロオさんとバーチャリさんがバラの話で盛り上がっている。クロオさんがバラ族だとは知らなかっ
た。(^^ゞ

 ここからミノマタの稜線まではいくつものアップダウンを繰り返す。右手の西前の谷源頭部は皆伐
を受けて見晴らし全開だ。雪のない時期には殺伐とした風景だろうが、色の白いは七難隠すで雪化粧
は荒れた山肌も美しい斜面に変えてくれるのである。

[attachment=5]P1160162_1.JPG[/attachment]
 それにしてもこの気温の高さと湿った雪は、まるで春山のようだ。帽子も手袋も不要。もちろんア
ウターも必要なく、腕まくりをしている有様である。
降り注ぐ陽光を全身に浴びて、雪庇が落ちた後の雪壁を眺めながらの雪尾根漫歩。やっぱり山は晴れ
の日に限る。

[attachment=4]P1160187_2_1.JPG[/attachment]
 ミノマタと五蛇池を結ぶ稜線に出た。広々とした実に開放的なところだ。ミノマタ山頂は狭くてラ
ンチに適していないので、時間は早いがランチ場を物色しながら歩く。
 木立ちの切れた小高い場所で息を飲むような展望が待っていた。今度は北側の障害物がなくなり、
能郷白山と越美国境の山々が白い城壁の如く目の前に横たわっている。あちこちで歓声が上がった。
蕎麦粒山方面も木立ちのベールを脱いで存在をアピールしている。
素晴らしいとしか言いようのないこの眺めの中に、山へ向かう大きな理由があるのだろう。

[attachment=0]パノラマ 1_5_1.JPG[/attachment]
 次の小ピークに登るとお誂え向きのランチ場が見つかった。南側に半島のように突き出した尾根は
高度感たっぷり。広過ぎず狭過ぎずの絶好のランチスポットだ。早速スノスコで設営開始。勢い付き
過ぎて、テーブルが雪の山になってしまう一幕もあり大笑い。
シュークリさん必殺の三つ編みお下げ風帽子が今日も突っ込みの的だ。
 わりばしさんから伊勢地方ではお茶漬けに入れるというあられが配られる。グーさんからは焼いた
豆もちが宙を飛んでやってきた。落第忍者さんの折りたたみスプーンはみんなから百均モノだと思わ
れていたが、意外なことにMSRのマーク入り。自分で書いたんちゃうかといじられている。

[attachment=3]P1160197_2_1.JPG[/attachment]
 いつもながら楽しいランチタイムを終えて山頂へ向かう。ここからはやや厳しいやせ尾根が続くの
で、スノーシューを履くかどうか迷ったが結局全員履き直して出発。
右側は雪庇の崩壊跡で切り立ち、左側も急斜面なので慎重に進まなければならない場面だ。
[attachment=2]P1160224_2_1.JPG[/attachment]
 全員無事通過してミノマタ山頂へひと登り。空は予報通り曇りがちになってきた。グーさんの注文
の多い記念撮影を済ませて下山開始。雪はだいぶ腐って来ている。

 北に上谷山と鏡山を眺めながらブナの尾根を行く。ここもいいランチ場だが、今日のルートでここ
まで来てしまうとランチ後の盛り上がりに欠ける。プランの組み立ては頭を使うのである。
 スノーシューを履いていてもかなり沈むようになってきた。しかし積雪量は少なく、どの辺でシュ
ーを脱ぐかの判断が難しいところだ。
 雪の切れたやせ尾根で脱ぐ決断をした。ところが100mも行かないうちに雪に覆われた広い斜面とな
り、とたんにヒザまで潜るありさま。しばらく我慢したがたまらず再びスノーシュー装着宣言発令と
なった。

[attachment=1]P1160231_2_1.JPG[/attachment]
 最後の登りであるP630mの登り返しも大したことはなく、手前でシューを脱いで雪のないところを
拾い歩いた。はずが、P630mだと思ったのは手前のニセピーク。再び雪が繋がりラッセルとなって、
またまたたまらずわりばしさんに先頭を代わってもらった。
 やがて本当のP630m。以前の記憶ではここから少しヤブで苦労したはずだ。雪はまったくなく、明
瞭な踏み跡が続いたが傾斜はやたら急である。地形図はウソをつかないのだ。
 
 心配したヤブも杞憂に終わり、真新しい鉄塔に出ると藤橋城は近い。巡視路を利用して国道に着地。
今日も全員無事で楽しい一日を終えることができた。SHIGEKIさんからは早くも次回の催促が入る。
さあ、藤橋の湯で一日の仕上げだ。

                    山日和
添付ファイル
パノラマ 1_5_1.JPG
P1160231_2_1.JPG
P1160224_2_1.JPG
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P1160162_1.JPG
P1160122_2_1.JPG
P1160110_1.JPG
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落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、こんばんは。

やぶこぎネットにお邪魔するようになってから全ての投稿に目を通しているつもりでしたが、判らない山域のレポはかなり端折って読んでいるか、すぐに忘れてしまうのでしょうね。
4年前の周回の頃ですと奥美濃の山は一つも知らないと言いますか、やっと昨年のスノー衆からその魅力に触れさせて貰っているだけですしね。
山座同定で沢山の山名が列挙されていてもチンプンカンプンでした。
今回のレポと併せて読ませて貰いまして、当日の説明を振り返りながら広域地図を眺めてみますと、少しずつでも見えてくるので楽しいです。
快晴の空の下で展望が利いたことも、大きく寄与しているのかなと思います。

4年前といいますと私の今の年齢ですけど、単独だとこんなに歩かれていたのですね。
最後に雪が緩んで苦労されたようですが、前半の雪の状態が理想的だったとは言え凄いです。
私も6年前から毎週欠かさずに歩いてきましたけど、客観的に見てもかなり緩いと思います。
山日和さんの調子で続けていたら壊れてしまうかもしれません。

点名の三ツ又は3つの尾根の分岐点の意なのでしょうか?
山名のミノマタも謎ですが、北西方向にある三ノ又という沢が関係しているとか?

昨年のスノー衆で、道の駅「星のふる里 ふじはし」の駐車場は凍っていました。
何気なく歩いてしまって滑って転びましたので良く覚えています。
雪の山もいっぱいありましたね。

事前に頂いていたコース図で、尾根末端から取り付いていないのは何故かなと思っていました。
最初の側壁登り???確か少し国道を戻ってからの筈だったような。
そんな時に、御誂え向きの中電巡視路が目に入ってホッとしましたね。
御多分に漏れず中部電力も電力料金の値上げが予定されていますけど、こんないい道を使わせてもらえるならそれも我慢出来るのかも。
全く雪が無くてプラ階段で楽に登れました。
とは言っても汗の出方は尋常ではなかったですけど。
終日ウールのアンダーシャツのみでしたが、もっと薄いものでも良かったような。

私も少しでも雪があればスノーシューを履く人になりましたので、雪の繋がりが待ち遠しいことと言ったらありません。
歩きながら仰ってみえましたが、電動若しくはバネ式のリフターアッパーが欲しいところです。
ヒルリフターに助けてもらっていても急なところではしんどいのですが、白く輝く目標を見ながら歩けて幸せな時間でした。
逆コの字コースのおかげで長時間見られるのも良かったです。
少しずつ方向が変わっていきますから飽きませんしね。

それまで閉ざされていた展望が、急に現れる時の嬉しさと言ったら。
一方向だけでもあれだけの感動を与えてくれるのに、360度遮る物無しの展望がその後に控えていようとは。
あんなのを見せられたら、また行きたいと思いますよね。

私は末端冷え性ですからどんな時でもグローブは脱がないようにしていますが、流石に3枚重ねは暑かったのでインナーのブレスサーモを外して2枚にしました。
発泡ポリプロピレン(EPP)のヘルメットはあれだけ換気穴が抜いてあるにもかかわらず暖かくて、頭から汗を流していたような。
耳当てやバラクラバ、帽子も持っていましたが出番はありませんでしたね。

ここへスノーテーブルを作らなくて何処に作る?と言うような好適地でした。
山日和さんの経験の成せる業で、行程的にも最善だったのですね。
南端で小キジ場所を探していたら股までズッポリのところもありましたけど、スノーシューを立てた辺りも固かったです。

MSRのスポークはアマゾンでワンコインでお釣りがきますけど、私が持っていると百均に見えるのかなあ?

http://www.amazon.co.jp/MSR-%E3%82%B9%E ... _cr_sp_OC1
 
山頂へのやせ尾根はスリリングではありましたけど、冬瓜山や鎌ヶ岳でもう少しだけ怖い経験がありましたので何とかなりました。
雪の状態によってはもっと危険になるかもしれませんから、何れにしても慎重さが求められるポイントでしょうか。

下山路の方が短いので急降下は覚悟していましたが、私の普段の歩きではあまりお目にかかれない感じでしたから、下山にもかかわらずたっぷりの汗をかきました。
今回はお風呂でさっぱりしてから帰還する以外の選択肢は消えてしまいました。

多くの感動を与えて頂くとともに、沢山の勉強もさせて貰ったスノー衆パート2でした。
次回もよろしくお願いします。
落第忍者
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by たんぽぽ »

山日和さん、こんばんは。

【天 候】晴れ
パート1、パート2共に快晴ですか!今年はどうなってるんでしょう。

【メンバー】グー、バーチャリ、SHIGEKI、シュークリーム、kasaya、わりばし、落第忍者、クロオ、
      山日和

・・・ということは、このメンバー以外の誰かがこれまで吹雪かせていたのか?

 もうすっかりおなじみの集合場所となった道の駅「星のふる里 ふじはし」は驚くほど雪が少な
く、いつもなら積み上がっている除雪された雪の山がカケラもなかった。こんなんで大丈夫なんだ
ろうかと一抹の不安が胸をよぎる

今年の岐阜はまだ一度も積雪がありません。
こんなこと今まであったかなあ。

 駐車地でのコース説明で、「道路の側壁登りが最初の難関」と説明するとみんな不安そうな表情
を浮かべたが、これはもちろん冗談。

最難関は始めか終わりにあるものです・・・

これはラッキーである。
しかしラッキーなのはいいが、目の前には土の道が続いている。いつになったらスノーシューを履
けるのか。

せっかく要員を8人も確保できたのに意味がない?

kasayaさんはファイントラックのベースレイヤーの上にユニクロのヒートテックを重ねていたので、
それでは効果がありませんよとアドバイス。ファイントラックの上には放湿性の高いフィットした
ウェアを着るのが鉄則である。

この頃の最新兵器にはついていけません。
ファイントラックといわれても何のこっちゃらチチンプイ、いやいやチンプンカンプン。
歳とったせいやろなあ、パソ神社にお伺いたててみましょうか。

SHIGEKIさんが「ええとこでんなあ」と満面に笑みを浮かべる。
おおっ!SHIGEKIさんも絶好調ですね。
星のふる里の厠では、星座解説なんてありませんでした?

 西前の谷の対岸の高みにはミノマタの山頂が見えた。「あんなに遠いの?」とバーチャリさんが驚
く。アップダウンはあるものの、こことの標高差は400mしかないので見た目ほど遠くはないのだ。

いつもの手で上手に騙してるんじゃないですか。
谷を一本挟んでるんで遠く見えますわなあ~

クロオさんとバーチャリさんがバラの話で盛り上がっている。クロオさんがバラ族だとは知らなかっ
た。(^^ゞ

B姫は凝り性ですがクロオさんも凝り性ですかあ。
クロオさんも遊びの幅が広いですね。

 それにしてもこの気温の高さと湿った雪は、まるで春山のようだ。帽子も手袋も不要。もちろんア
ウターも必要なく、腕まくりをしている有様である。
降り注ぐ陽光を全身に浴びて、雪庇が落ちた後の雪壁を眺めながらの雪尾根漫歩。やっぱり山は晴れ
の日に限る。

ああ、アワワが美味そうやね~

 次の小ピークに登るとお誂え向きのランチ場が見つかった。南側に半島のように突き出した尾根は
高度感たっぷり。広過ぎず狭過ぎずの絶好のランチスポットだ。早速スノスコで設営開始。勢い付き
過ぎて、テーブルが雪の山になってしまう一幕もあり大笑い。

日当たりのいい緩斜面で、いい宴会場ですね。

 わりばしさんから伊勢地方ではお茶漬けに入れるというあられが配られる。グーさんからは焼いた
豆もちが宙を飛んでやってきた。

ちょっと早いグ~明神さまの豆まきですか?

落第忍者さんの折りたたみスプーンはみんなから百均モノだと思わ
れていたが、意外なことにMSRのマーク入り。自分で書いたんちゃうかといじられている。

そういえば、たんぽぽも高級インナーグローブをワークマンと野次られたことがありましたわ。
落ニンしゃん、めげちゃあいかんぜよ!

 雪の切れたやせ尾根で脱ぐ決断をした。ところが100mも行かないうちに雪に覆われた広い斜面とな
り、とたんにヒザまで潜るありさま。しばらく我慢したがたまらず再びスノーシュー装着宣言発令と
なった。

2月に寡雪ですと履いたり脱いだり忙しくなりますね。

 最後の登りであるP630mの登り返しも大したことはなく、手前でシューを脱いで雪のないところを
拾い歩いた。はずが、P630mだと思ったのは手前のニセピーク。再び雪が繋がりラッセルとなって、
またまたたまらずわりばしさんに先頭を代わってもらった。

ここが最後のお楽しみでしたか?

 心配したヤブも杞憂に終わり、真新しい鉄塔に出ると藤橋城は近い。巡視路を利用して国道に着地。
今日も全員無事で楽しい一日を終えることができた。SHIGEKIさんからは早くも次回の催促が入る。
さあ、藤橋の湯で一日の仕上げだ。

みなさん、お疲れさまでした。
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by Kasaya »

山日和さん こんばんは
土曜日はお疲れ様でした~!

 もうすっかりおなじみの集合場所となった道の駅「星のふる里 ふじはし」は驚くほど雪が少な
く、いつもなら積み上がっている除雪された雪の山がカケラもなかった。こんなんで大丈夫なんだ
ろうかと一抹の不安が胸をよぎる。

少なかったですね。駐車地の心配をする必要がないのは良かったのですが、ほんとヤブコギ必至と
思いました。

kasayaさんはファイントラックのベースレイヤーの上にユニクロのヒートテックを重ねていたので、
それでは効果がありませんよとアドバイス。ファイントラックの上には放湿性の高いフィットした
ウェアを着るのが鉄則である。

前回初めて着たときは、ファイントラックの上に直接アウターを着ていたら、気化熱のせいか
寒かったので、ためしにヒートテックを着てみました。気温も高かったのでやっぱりだめですね。
しかし最高の性能を引き出すにはやっぱりファイントラックの中間着が必要になるんでしょうか。
なんかメーカの思う壺になりそう(^_^;)

SHIGEKIさんが「ええとこでんなあ」と満面に笑みを浮かべる。 
こういう言葉が発せられるようないいところでした。

西前の谷の対岸の高みにはミノマタの山頂が見えた。「あんなに遠いの?」とバーチャリさんが驚
く。アップダウンはあるものの、こことの標高差は400mしかないので見た目ほど遠くはないのだ。

私にもすごく遠くに見えました。

 木立ちの切れた小高い場所で息を飲むような展望が待っていた。今度は北側の障害物がなくなり、能郷白山と越美国境の山々が白い城壁の如く目の前に横たわっている。あちこちで歓声が上がった。
視界が広がり全体が見渡せると又格別な世界でした。

 わりばしさんから伊勢地方ではお茶漬けに入れるというあられが配られる。グーさんからは焼いた
豆もちが宙を飛んでやってきた。落第忍者さんの折りたたみスプーンはみんなから百均モノだと思わ
れていたが、意外なことにMSRのマーク入り。自分で書いたんちゃうかといじられている。

わりばしさんから、三重では「しあさって」のことを「ささって」ということを確認。TVでいってたけど
ホントだった。それよりも落第忍者さんがガスボンベの重量を毎回測っていることに皆仰天。
思わず笑っちゃいましたが、これは自分のガス使用量をつかむにはいい方法なのでは。
たまにやってみると面白いかなあと思い早速家で実行。意外に重量がばらばらですね。
右側は雪庇の崩壊跡で切り立ち、左側も急斜面なので慎重に進まなければならない場面だ。
スノー衆の特訓を受けたおかげか、自分としては何とか行けそうだなあといった気分でした。

 スノーシューを履いていてもかなり沈むようになってきた。しかし積雪量は少なく、どの辺でシュ
ーを脱ぐかの判断が難しいところだ。
 雪の切れたやせ尾根で脱ぐ決断をした。ところが100mも行かないうちに雪に覆われた広い斜面とな
り、とたんにヒザまで潜るありさま。しばらく我慢したがたまらず再びスノーシュー装着宣言発令と
なった。
 最後の登りであるP630mの登り返しも大したことはなく、手前でシューを脱いで雪のないところを
拾い歩いた。はずが、P630mだと思ったのは手前のニセピーク。再び雪が繋がりラッセルとなって、
またまたたまらずわりばしさんに先頭を代わってもらった。
 
今回はスノーシューを外すタイミングが難しかったですねえ。普通はもっと雪があって
こんなに悩むはずがないのに。

さあ、藤橋の湯で一日の仕上げだ。
いいお湯で疲れをほぐしました。
よく歩いたなあといった感じです。
又よろしくお願いします。
Kasaya
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

落忍さん、どうもです。お疲れさまでした。

やぶこぎネットにお邪魔するようになってから全ての投稿に目を通しているつもりでしたが、

凄いですね。全部目を通すなんて私にはとても無理です。(^_^;)

今回のレポと併せて読ませて貰いまして、当日の説明を振り返りながら広域地図を眺めてみますと、少しずつでも見えてくるので楽しいです。
快晴の空の下で展望が利いたことも、大きく寄与しているのかなと思います。


やはり見える山の名前がわかるのとわからないのとでは全然違いますよね。
ましてや、それが自分の登った山であれば喜びもひとしおです。

4年前といいますと私の今の年齢ですけど、単独だとこんなに歩かれていたのですね。
最後に雪が緩んで苦労されたようですが、前半の雪の状態が理想的だったとは言え凄いです。


距離にすればそれほどでもないと思います。おど+さんみたいな人もいますから。(^^ゞ

点名の三ツ又は3つの尾根の分岐点の意なのでしょうか?
山名のミノマタも謎ですが、北西方向にある三ノ又という沢が関係しているとか?


どちらもそうでしょうね。

昨年のスノー衆で、道の駅「星のふる里 ふじはし」の駐車場は凍っていました。
何気なく歩いてしまって滑って転びましたので良く覚えています。
雪の山もいっぱいありましたね。


びっくりするほどの雪の無さでした。

[attachment=1]R0013326_1.JPG[/attachment]
事前に頂いていたコース図で、尾根末端から取り付いていないのは何故かなと思っていました。
最初の側壁登り???確か少し国道を戻ってからの筈だったような。
そんな時に、御誂え向きの中電巡視路が目に入ってホッとしましたね。


これは楽チンルートでした。当初設定のルートは尾根に乗るまでが急登の連続ですからね。

御多分に漏れず中部電力も電力料金の値上げが予定されていますけど、こんないい道を使わせてもらえるならそれも我慢出来るのかも。

巡視路マップでも出してくれたら少々値上がりしても怒りません。 :mrgreen:

私も少しでも雪があればスノーシューを履く人になりましたので、雪の繋がりが待ち遠しいことと言ったらありません。
歩きながら仰ってみえましたが、電動若しくはバネ式のリフターアッパーが欲しいところです。


雪があれば履くというのが常道になりましたね。履かなくても歩けるところでも省エネの手段として有効です。
斜度を感知して自動的に作動する電動ヒールリフターがあればいいのにねえ。 :lol:

それまで閉ざされていた展望が、急に現れる時の嬉しさと言ったら。
一方向だけでもあれだけの感動を与えてくれるのに、360度遮る物無しの展望がその後に控えていようとは。
あんなのを見せられたら、また行きたいと思いますよね。


何度も繰り返して訪れるのは「そこ!!」ですよね。(^^)/

[attachment=3]P1160176_1.JPG[/attachment]
耳当てやバラクラバ、帽子も持っていましたが出番はありませんでしたね。

あれだけ防寒グッズを使わなかった冬山は初めてでした。

ここへスノーテーブルを作らなくて何処に作る?と言うような好適地でした。
山日和さんの経験の成せる業で、行程的にも最善だったのですね。


その手前の雪原を第一候補にしていたんですが、実にいい場所でしたね。

MSRのスポークはアマゾンでワンコインでお釣りがきますけど、私が持っていると百均に見えるのかなあ?

それだけ買い物上手?ってことでしょう。 :mrgreen:

山頂へのやせ尾根はスリリングではありましたけど、冬瓜山や鎌ヶ岳でもう少しだけ怖い経験がありましたので何とかなりました。
雪の状態によってはもっと危険になるかもしれませんから、何れにしても慎重さが求められるポイントでしょうか。


そうですね。右側に雪庇が残り、かつ左斜面がクラストしていればかなり危ない状況でしょうね。
そうなれば完全にアイゼン・ピッケルの世界です。それを想定しての必携装備でした。

[attachment=2]P1160225_1.JPG[/attachment][attachment=0]R0013463_1.JPG[/attachment]
下山路の方が短いので急降下は覚悟していましたが、私の普段の歩きではあまりお目にかかれない感じでしたから、下山にもかかわらずたっぷりの汗をかきました。
今回はお風呂でさっぱりしてから帰還する以外の選択肢は消えてしまいました。


私は常にそれ以外の選択肢はありません。(^_^;)

多くの感動を与えて頂くとともに、沢山の勉強もさせて貰ったスノー衆パート2でした。
次回もよろしくお願いします。


パート3はさらにいいと思いますよ~(^^)/

                  山日和
添付ファイル
4年前の核心部
4年前の核心部
4年前の藤橋城付近
4年前の藤橋城付近
P1160225_1.JPG
P1160176_1.JPG
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20140201-35.jpg

山日和さん、お世話になりました。
それにしてもレポの書上げが早いですねぇ~。

今日は3月下旬並みという気温で、全身から汗が噴き出す。

皆さん、ケッコウな汗をかいて山を登るんですね。
わりばしさんが汗止めバンドを絞って嬉しいそうにしているのはいつものことですが、
シュークリームさんも汗が滴り落ちていました。
「雪山で汗をかくと凍死する」とのグーの警告を無視して・・・・

急斜面を上がると、そこはブナ林が広がるパラダイス。

そのパラダイスに侵入してきている目障りな植林。

[attachment=0]20140201-24.jpg[/attachment]

「今のうちに切り倒しておかないと」SHIGEKIさんの毒舌がささやく。
「成長してきたらせっかくの展望がなくなりますね」とのグーに
「それまではグーさん生きていないでしょう」と返したのはダレ?

とたんにヒザまで潜るありさま。しばらく我慢したがたまらず再びスノーシュー装着宣言発令

スノーシューを脱いでつぼ足で先頭を歩くのは大変だろうと最後尾からグーが
「先頭を代わりましょうか?」と声をかけたのだけど・・・・・帰ってきたのは笑い声だけ。
??? なぜ笑うの? 笑う場面じゃなかったと思うけど・・・

傾斜はやたら急である。地形図はウソをつかないのだ。

足元の滑る急傾斜下りはグーはニガテです。
登りでかかなかった汗をこの下りでかきました。
膝はガクカグ「先頭ちょっと待って~」ハーハーハー

今日も全員無事で楽しい一日を終えることができた。

ブナよし 展望よし 大満足でした。
(が・・・・グーの最適標高差は・・・・)

ありがとうございました。次回もよろしくです。


          グー(伊勢山上住人)
添付ファイル
20140201-24.jpg
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、横レス失礼します。

Kasayaさん、おはようございます。
早速、ガスボンベの重量を測られたのですね。
あの場面では、毎回の使用量が把握できるという大切な要素を説明できなくて・・・
代弁をしていただき感謝です。
外気温や風の状態によって必要量は変わってくるでしょうけど、過日の高温下で25グラムでした。

低温用ガスはイソブタンの割合が高くなっていまして先にそちらが燃えますから、最後に残るのはノルマルブタンだけになるようです。
夏ならそれでも使えるでしょうけど、雪山だとアウトですね。
残量があるから大丈夫ではなくて、これ以下になると持っていかないという下限を決めておくといいかもしれません。
落第忍者
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん、皆さん、スノー衆パート2では大変お世話になりましたm(__)m
初めての奥美濃の雪山、少々びびりながらの参加でしたが、相変わらずの山日和さんの力強いリーダーシップと好天に恵まれて楽しい雪山歩きになりました。
最初と最後の急登、急降下は地形図から覚悟はしていました。単独だったら、上にあのようなパラダイスが待っていることを知らなければあんな所を登ろうとも思わないし、途中で挫折しているでしょうね。私にとってはリーダーと仲間がいてこそできる雪山歩きでした。

いつから冬山に登るようになったのか調べたら今年で4シーズン目になることが分かりました。1日誰にも会わないような雪山は単独では相変わらず怖くて、初めてのルートの周回など考えることもできません。いつも来た道を自分のトレースをたどって帰るだけです。


kasayaさんはファイントラックのベースレイヤーの上にユニクロのヒートテックを重ねていたので、
それでは効果がありませんよとアドバイス。ファイントラックの上には放湿性の高いフィットした
ウェアを着るのが鉄則である。


私は冬山ではファイントラックのベースレイヤーの上にメリノウールのアンダーを着ていますが、なかなか優れものです。ファイントラックの沢用アンダーでもいいんですが、保温性ではメリノウールの方が勝るようです。

シュークリさん必殺の三つ編みお下げ風帽子が今日も突っ込みの的だ。

私の三つ編みおさげ付き毛糸の帽子、相変わらず人気のようで(^^;)
biwacoさんのラスカル君みたいに女性にもモテモテだといいんだけど。女性は反応してくれません。
SHIGEKIさんに言わせると「変態帽子」。
「後ろから見ると山ガで、前に回って顔を見て卒倒する」とは山日和さん。
いつもはいじられキャラの忍者さんもなんか言っていたような・・・

ちなみにあの帽子、れっきとした「Made in CANADA」で、なかなか優れものなんですよ。
風が強い時はあごの下で三つ編みを結べば風に飛ばされることはないし、耳も暖かいです。
それにしてはこれまであの帽子をしている人を見たことがないなー。
今度、三つ編みおさげ付き毛糸の帽子をかぶっているおじさんを見たらきっと私ですので、声をかけてやってくださいませ。
ただし、他人であったとしても私は責任は負いませんけど。


ではでは、またスノー衆パート3で会いましょう。
                         @シュークリーム@
兔夢
記事: 623
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 兔夢 »

いいですねえ。雪のミノマタ。
実は雪の季節にミノマタ、鏡山といったあたりは行った事がないので参加してみようかなと思ったりしたのですが(スノーシュー持ってないのに!)気付いた時には既に遅し。募集打ち切りになっていました(^^;

予想通り雪は少なそうですね。
昨年に続きこのあたりは雪が降らない。伊吹山なんて悲惨なもんです。
で今シーズン、こっちの方には足を向けてません。
奥美濃好きを称しながら何たる事か!と言う事なかれ。
雪がなくっちゃねえ、スキーできないし…

ミノマタはスキーで行けそうなんですかねえ。
地形図見て原谷側からなら何とかなるのかなあと思ったり、でも雪崩が怖いかあ、と思ったり。
山頂手前は無雪期でも結構な痩せ尾根だったから雪がつくと更に細いだろうし。
やっぱり奥美濃用にスノーシュー買うかなあ。

          兔夢
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クロオ
記事: 469
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
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連絡する:

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by クロオ »

山日和さん、こんばんは


 もうすっかりおなじみの集合場所となった道の駅「星のふる里 ふじはし」は驚くほど雪が少なく、いつもなら積み上がっている除雪された雪の山がカケラもなかった。こんなんで大丈夫なんだろうかと一抹の不安が胸をよぎる。


 雪が全くなく、全然寒くなかったです。今晩は、とても寒いです。


 今回のコースは4年前にミノマタ・上谷(うえんだに)山・鏡山と周回した時のルートから後半を割愛して、西前の谷の左岸尾根を下りるコースだ。


 今回のコースに更に上谷山、鏡山を周回したのですね。池太沢夜叉隧道を歩くのが怖そうですが歩道はあるのでしょうか?上谷山もまだ未踏の山。大垣山岳協会の本では、無雪期に北のシツ谷からヤブ山を登っているけど、積雪期の鏡山東尾根を歩いた方が気持ち良さそう。


 駐車地でのコース説明で、「道路の側壁登りが最初の難関」と説明するとみんな不安そうな表情を浮かべたが、これはもちろん冗談。


 どこかに道はあるのだろうと思いましたが、どうせヤブっぽい急な登りでいやだなぁと思いました。巡視路は階段が付いていて無駄に踏ん張る必要がなく楽でした。


 kasayaさんはファイントラックのベースレイヤーの上にユニクロのヒートテックを重ねていたので、それでは効果がありませんよとアドバイス。ファイントラックの上には放湿性の高いフィットしたウェアを着るのが鉄則である。


 こういうことも、よく分かっていない。勉強しなくては。


 ヒールリフターを利かせて急斜面を上がると、そこはブナ林が広がるパラダイス。みんなの顔も一気に緩む。ここからしばらくは緩傾斜の広い尾根が続く。実にいいところだ。


 真っ直ぐに伸びた気持ちのいいブナ林でした。SHIGEKIさんがおっしゃっていたのですが、「こういう場所があると分かっていれば登ってくるけど、知らなかったら自分では絶対にあんな斜面登ってこない。」と。
真っ直ぐに伸びたブナ林
真っ直ぐに伸びたブナ林

 P918mに達すると遮られていた西側の風景が現われた。天狗山から黒津山、蕎麦粒山、五蛇池山と続く山並みが木の間越しに目を奪う。小蕎麦粒の尖峰も美しい。


 天狗山は昨年のスノー衆で登りましたが、あとは未踏。是非登ってみようと思っています。蕎麦粒山も、五蛇池山もカッコいい。
IMG_5850.jpg

 クロオさんとバーチャリさんがバラの話で盛り上がっている。クロオさんがバラ族だとは知らなかった。(^^ゞ


 あくまでも、バラですよ。薔薇族はお揃いのウエアとザックの人?


 それにしてもこの気温の高さと湿った雪は、まるで春山のようだ。帽子も手袋も不要。もちろんアウターも必要なく、腕まくりをしている有様である。
 降り注ぐ陽光を全身に浴びて、雪庇が落ちた後の雪壁を眺めながらの雪尾根漫歩。やっぱり山は晴れの日に限る。


 風もほとんどなく、いい天気でした。アウターはザックにしまったまま。フリースもいらなかったです。


 ミノマタと五蛇池を結ぶ稜線に出た。広々とした実に開放的なところだ。


 地図をながめているとここも歩いてみたい気がします。
IMG_5806.jpg

 木立ちの切れた小高い場所で息を飲むような展望が待っていた。今度は北側の障害物がなくなり、能郷白山と越美国境の山々が白い城壁の如く目の前に横たわっている。あちこちで歓声が上がった。蕎麦粒山方面も木立ちのベールを脱いで存在をアピールしている。
素晴らしいとしか言いようのないこの眺めの中に、山へ向かう大きな理由があるのだろう。


 鈴鹿にはない奥深さの感じるパノラマ展望です。奥美濃、越美の山もお陰さまでずいぶん登ったけど、まだまだ、なじみの持てる景色になっていません。


 次の小ピークに登るとお誂え向きのランチ場が見つかった。南側に半島のように突き出した尾根は高度感たっぷり。広過ぎず狭過ぎずの絶好のランチスポットだ。


 全く寒くなく、景色もよく、快適なランチでした。
IMG_5819.jpg

 いつもながら楽しいランチタイムを終えて山頂へ向かう。ここからはやや厳しいやせ尾根が続くので、スノーシューを履くかどうか迷ったが結局全員履き直して出発。右側は雪庇の崩壊跡で切り立ち、左側も急斜面なので慎重に進まなければならない場面だ。


 それほど怖いことは無かったです。
IMG_5827.jpg

 全員無事通過してミノマタ山頂へひと登り。空は予報通り曇りがちになってきた。グーさんの注文の多い記念撮影を済ませて下山開始。雪はだいぶ腐って来ている。


 ミノマタ山頂、稜線途中のような場所で、それがかえって印象に残りました。
IMG_5829.jpg

 雪の切れたやせ尾根で脱ぐ決断をした。ところが100mも行かないうちに雪に覆われた広い斜面となり、とたんにヒザまで潜るありさま。しばらく我慢したがたまらず再びスノーシュー装着宣言発令となった。


 あのやせ尾根は、スノーシューを付けていたら大変だったと思います。 


 やがて本当のP630m。以前の記憶ではここから少しヤブで苦労したはずだ。雪はまったくなく、明瞭な踏み跡が続いたが傾斜はやたら急である。地形図はウソをつかないのだ。


 急でしたが、ヤブはそれほどでもなく、かえってつかまり易くて歩きやすかったです。


 心配したヤブも杞憂に終わり、真新しい鉄塔に出ると藤橋城は近い。巡視路を利用して国道に着地。今日も全員無事で楽しい一日を終えることができた。SHIGEKIさんからは早くも次回の催促が入る。さあ、藤橋の湯で一日の仕上げだ。


 天気がよく感激の展望が見られ、また実際に歩くことによって蕎麦粒山、上谷山あたりの位置関係も頭に入り、大満足の一日でした。



                                                       クロオ
最後に編集したユーザー クロオ [ 2014年2月04日(火) 22:58 ], 累計 5 回
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

たんぽぽさん、どうもです。今回も残念でしたね~。

パート1、パート2共に快晴ですか!今年はどうなってるんでしょう。

いやいや、ホンマに珍しいこってす。行き先も日程も変更ナシというのは記憶にありません。(^^ゞ

>【メンバー】グー、バーチャリ、SHIGEKI、シュークリーム、kasaya、わりばし、落第忍者、クロオ、
      山日和
・・・ということは、このメンバー以外の誰かがこれまで吹雪かせていたのか?


うっ、誰や!!

今年の岐阜はまだ一度も積雪がありません。
こんなこと今まであったかなあ。


そんな感じですねえ。徳山会館が積雪ゼロですよ。 :shock:

最難関は始めか終わりにあるものです・・・

なるほろ。

せっかく要員を8人も確保できたのに意味がない?

進んで要員になろうとしている人はいなかったような・・・ :mrgreen:

ファイントラックといわれても何のこっちゃらチチンプイ、いやいやチンプンカンプン。
歳とったせいやろなあ、パソ神社にお伺いたててみましょうか。


今や旬のJAPANブランドですよ。 :D

おおっ!SHIGEKIさんも絶好調ですね。
星のふる里の厠では、星座解説なんてありませんでした?


さすがよくご存じで。息子を振りながら星座の勉強をするのもオツなものです。

いつもの手で上手に騙してるんじゃないですか。
谷を一本挟んでるんで遠く見えますわなあ~


人聞きの悪い~。私、人を騙したことなんてないですよ。言いくるめたことは多々ありますが・・・(^_^;)

[attachment=0]P1160091_1.JPG[/attachment]
B姫は凝り性ですがクロオさんも凝り性ですかあ。
クロオさんも遊びの幅が広いですね。


意外な趣味をお持ちでした。

ああ、アワワが美味そうやね~
日当たりのいい緩斜面で、いい宴会場ですね。


ビヤホールミノマタは最高でした~\(^o^)/

ちょっと早いグ~明神さまの豆まきですか?

ご利益ありそう。

そういえば、たんぽぽも高級インナーグローブをワークマンと野次られたことがありましたわ。
落ニンしゃん、めげちゃあいかんぜよ!


みんな持ち主で判断するんでしょうね。 :mrgreen:

2月に寡雪ですと履いたり脱いだり忙しくなりますね。

着脱の簡単さがスノーシューの美点ですから、面倒くさがらずにチェンジするのが得策ですね。

みなさん、お疲れさまでした。

ありがとうございます。たんぽぽさんもパート3はぜひ!!

                山日和
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P1160091_1.JPG
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

kasayaさん、どうもです。お疲れさまでした。

少なかったですね。駐車地の心配をする必要がないのは良かったのですが、ほんとヤブコギ必至と
思いました。


ヤブこぎに終始したらどないしょうとビビってました。(^_^;)

前回初めて着たときは、ファイントラックの上に直接アウターを着ていたら、気化熱のせいか
寒かったので、ためしにヒートテックを着てみました。気温も高かったのでやっぱりだめですね。
しかし最高の性能を引き出すにはやっぱりファイントラックの中間着が必要になるんでしょうか。
なんかメーカの思う壺になりそう(^_^;)


あのインナーの上にフィットしていないアウターを組み合わせるのは良くないようです。
中間着はファイントラックでなくても吸湿速乾のピッタリしたウェアならいいでしょう。

>SHIGEKIさんが「ええとこでんなあ」と満面に笑みを浮かべる。 
こういう言葉が発せられるようないいところでした。


SHIGEKIさんの言葉はいかにも実感がこもってて、こっちもうれしくなりますね。 :D

[attachment=1]P1160083_1.JPG[/attachment]
>西前の谷の対岸の高みにはミノマタの山頂が見えた。「あんなに遠いの?」とバーチャリさんが驚
く。アップダウンはあるものの、こことの標高差は400mしかないので見た目ほど遠くはないのだ。
私にもすごく遠くに見えました。


私にもそう見えました。でも知ってるので(^^ゞ

視界が広がり全体が見渡せると又格別な世界でした。

ずーっと展望全開よりこういう方がいいですね。お楽しみは後に取っておいた方がいいです。

[attachment=0]P1160171_1.JPG[/attachment]
わりばしさんから、三重では「しあさって」のことを「ささって」ということを確認。TVでいってたけど
ホントだった。


あれにはビックリでした。なにが「刺さる」のかと思っちゃいますよね。

それよりも落第忍者さんがガスボンベの重量を毎回測っていることに皆仰天。
思わず笑っちゃいましたが、これは自分のガス使用量をつかむにはいい方法なのでは。


これもビックリでしたが、落忍さんらしいと言えばらしいですね。そうすることが当り前のように語る落忍さんは素敵な人です。(^^ゞ

スノー衆の特訓を受けたおかげか、自分としては何とか行けそうだなあといった気分でした。

雪の状態がまだマシだったのでよかったですね。

今回はスノーシューを外すタイミングが難しかったですねえ。普通はもっと雪があって
こんなに悩むはずがないのに。


例年ならスノーシューを脱ぐなんてまず考えないはずです。

いいお湯で疲れをほぐしました。
よく歩いたなあといった感じです。
又よろしくお願いします。


やっぱり下山後はコレがないとね。 :D
次回もお楽しみに。
 
                山日和
添付ファイル
P1160171_1.JPG
P1160083_1.JPG
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

グーさん、どうもです。お疲れさまでした~。

それにしてもレポの書上げが早いですねぇ~。

だって、誰も手を挙げてくれないんだもん・・・ :oops:

皆さん、ケッコウな汗をかいて山を登るんですね。
わりばしさんが汗止めバンドを絞って嬉しいそうにしているのはいつものことですが、
シュークリームさんも汗が滴り落ちていました。
「雪山で汗をかくと凍死する」とのグーの警告を無視して・・・・


あれで汗をかかない方がおかしいでしょ。
あの気温で凍死の心配する方がもっとおかしいけど(^^ゞ

そのパラダイスに侵入してきている目障りな植林。

まっ、それもご愛敬で・・・

[attachment=0]P1160233_1.JPG[/attachment]
「今のうちに切り倒しておかないと」SHIGEKIさんの毒舌がささやく。
「成長してきたらせっかくの展望がなくなりますね」とのグーに
「それまではグーさん生きていないでしょう」と返したのはダレ?


口にせずともみんな思ってますよ :mrgreen:

スノーシューを脱いでつぼ足で先頭を歩くのは大変だろうと最後尾からグーが
「先頭を代わりましょうか?」と声をかけたのだけど・・・・・帰ってきたのは笑い声だけ。
??? なぜ笑うの? 笑う場面じゃなかったと思うけど・・・


誰も本気にしてない・・・(^_^;)

足元の滑る急傾斜下りはグーはニガテです。
登りでかかなかった汗をこの下りでかきました。
膝はガクカグ「先頭ちょっと待って~」ハーハーハー


あの下りでは全員大汗でしょう。

ブナよし 展望よし 大満足でした。
(が・・・・グーの最適標高差は・・・・)


なんとかなったでしょ(^^ゞ

ありがとうございました。次回もよろしくです。

次回もあんな標高差なのでよろしく :mrgreen:

          山日和


        
添付ファイル
P1160233_1.JPG
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、どうもです。お疲れさまでした。

初めての奥美濃の雪山、少々びびりながらの参加でしたが、相変わらずの山日和さんの力強いリーダーシップと好天に恵まれて楽しい雪山歩きになりました。
最初と最後の急登、急降下は地形図から覚悟はしていました。単独だったら、上にあのようなパラダイスが待っていることを知らなければあんな所を登ろうとも思わないし、途中で挫折しているでしょうね。私にとってはリーダーと仲間がいてこそできる雪山歩きでした。


シュークリさんは初めてでしたか。力強くはないですが、ごまかすのは得意なもんで・・・(^^ゞ
あのパラダイスは初めての時に対岸の尾根から眺めて行ってみたいと思った場所でした。予想通りでした。 :D

いつから冬山に登るようになったのか調べたら今年で4シーズン目になることが分かりました。1日誰にも会わないような雪山は単独では相変わらず怖くて、初めてのルートの周回など考えることもできません。いつも来た道を自分のトレースをたどって帰るだけです。

まだ4シーズンなんですか!! でも1日誰も会わないような沢へ単独で行く方が恐いですけどねえ。(^_^;)

私は冬山ではファイントラックのベースレイヤーの上にメリノウールのアンダーを着ていますが、なかなか優れものです。ファイントラックの沢用アンダーでもいいんですが、保温性ではメリノウールの方が勝るようです。

それはグッドコンビーネーションですね。(^^♪

私の三つ編みおさげ付き毛糸の帽子、相変わらず人気のようで(^^;)
biwacoさんのラスカル君みたいに女性にもモテモテだといいんだけど。女性は反応してくれません。


そりゃそうでしょ。女性は三つ編みのおっさんには興味ないですよ。 :mrgreen:

[attachment=0]P1160196_1.JPG[/attachment]
SHIGEKIさんに言わせると「変態帽子」。
「後ろから見ると山ガで、前に回って顔を見て卒倒する」とは山日和さん。
いつもはいじられキャラの忍者さんもなんか言っていたような・・・


次回もあれでお願いします。

それにしてはこれまであの帽子をしている人を見たことがないなー。
今度、三つ編みおさげ付き毛糸の帽子をかぶっているおじさんを見たらきっと私ですので、声をかけてやってくださいませ。
ただし、他人であったとしても私は責任は負いませんけど。


誤解を招きやすい帽子のようで・・・(^_^;)

ではでは、またスノー衆パート3で会いましょう。

奥越の秘峰でよろしく~

                 山日和
添付ファイル
P1160196_1.JPG
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

兔夢さん、どうもです。

いいですねえ。雪のミノマタ。
実は雪の季節にミノマタ、鏡山といったあたりは行った事がないので参加してみようかなと思ったりしたのですが(スノーシュー持ってないのに!)気付いた時には既に遅し。募集打ち切りになっていました(^^;


それは意外!! 言ってくれたらスノーシューレンタルしたのに。(^^ゞ

予想通り雪は少なそうですね。
昨年に続きこのあたりは雪が降らない。伊吹山なんて悲惨なもんです。
で今シーズン、こっちの方には足を向けてません。
奥美濃好きを称しながら何たる事か!と言う事なかれ。
雪がなくっちゃねえ、スキーできないし…


ということは、高鷲方面?

ミノマタはスキーで行けそうなんですかねえ。
地形図見て原谷側からなら何とかなるのかなあと思ったり、でも雪崩が怖いかあ、と思ったり。
山頂手前は無雪期でも結構な痩せ尾根だったから雪がつくと更に細いだろうし。
やっぱり奥美濃用にスノーシュー買うかなあ。


兔夢さんなら履いたまま歩けないとこはないと思うよ。
でもスノーシューもあるに越したことはないです。 :lol:

               山日和

P1160189_1.JPG
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by SHIGEKI »


山日和さん スノー衆の皆さん こんばんは

いや~ 最高でしたねぇ~ :D

感動 うるうる もんでした ホンマ ありがとうございました。

余韻を引きずったまま、スキー合宿に突入、ガスの中ザラメ雪でこれまた春のようでした。

 前夜は23時過ぎに到着、好天の星のふるさとと言うからには、じっとしてはおられない。

ちょこっとですが、LX7で数枚星を切り取ってみました。

[attachment=3]P1030657.jpg[/attachment]

[attachment=2]P1030664.jpg[/attachment]

[attachment=1]P1030667.jpg[/attachment]

ここでイエローカード!! たんぽぽさん、山日和さん 神聖な星に対して○○を振りながらとは・・・・・

ま、季節ごと(月ごと)の星図を掲げるのはいいが、いわゆるその時しか見ることができない。

そう、○○を振りながら か 放出の快感に浸りながら・・・・ 

では、単に星図を見たいときには、何もせずにあの位置に立っていろとでも言うのか・・・

ところで、女子用はどうなっているのだろうか??

もちろん、入ったことがないので知るよしもない。

 さて、ミノマタは素晴らしかった。

あの時点で世界一旨いビールを飲んだと自信を持って言えるのだ。

詳しい状況は、皆さんのrepresの通り。

感動をありがとうございました。

 では また 射程内の第3弾 さらに4弾 5弾 の雪稜で

     SHIGEKI
添付ファイル
P1030743.jpg
P1030667.jpg
オリオン、ヒアデス、すばるとぎょしゃ座
オリオン、ヒアデス、すばるとぎょしゃ座
ふじはし道の駅にたつ北斗七星
ふじはし道の駅にたつ北斗七星
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

クロオさん、どうもです。お疲れさまでした。

 雪が全くなく、全然寒くなかったです。今晩は、とても寒いです。

あんなに暖かいと雪山ムードが出ませんねえ。

 今回のコースに更に上谷山、鏡山を周回したのですね。池太沢夜叉隧道を歩くのが怖そうですが歩道はあるのでしょうか?上谷山もまだ未踏の山。大垣山岳協会の本では、無雪期に北のシツ谷からヤブ山を登っているけど、積雪期の鏡山東尾根を歩いた方が気持ち良さそう。

狭い段差があったように思いますが、歩きにくいので私は車道を歩いてました。ヘッデンを出さなかったから感覚がおかしくなりましたよ。(^_^;)
トンネルの出口へ下りる尾根は強烈でした。

 どこかに道はあるのだろうと思いましたが、どうせヤブっぽい急な登りでいやだなぁと思いました。巡視路は階段が付いていて無駄に踏ん張る必要がなく楽でした。

これは助かりましたね。

>kasayaさんはファイントラックのベースレイヤーの上にユニクロのヒートテックを重ねていたので、それでは効果がありませんよとアドバイス。ファイントラックの上には放湿性の高いフィットしたウェアを着るのが鉄則である。

 こういうことも、よく分かっていない。勉強しなくては。


私も最近覚えたんですけどね(^^ゞ

 真っ直ぐに伸びた気持ちのいいブナ林でした。SHIGEKIさんがおっしゃっていたのですが、「こういう場所があると分かっていれば登ってくるけど、知らなかったら自分では絶対にあんな斜面登ってこない。」と。

まあ、目星を付けて行ってみないとわかりませんからねえ。 :D

 天狗山は昨年のスノー衆で登りましたが、あとは未踏。是非登ってみようと思っています。蕎麦粒山も、五蛇池山もカッコいい。

みんないい山ばかりです。見れば登りたくなりますよね。

 あくまでも、バラですよ。薔薇族はお揃いのウエアとザックの人?

「君に薔薇薔薇って感じ」ですね。 :mrgreen:

[attachment=1]P1160127_1.JPG[/attachment]
 風もほとんどなく、いい天気でした。アウターはザックにしまったまま。フリースもいらなかったです。

厳冬期とは思えませんでしたね。

>ミノマタと五蛇池を結ぶ稜線に出た。広々とした実に開放的なところだ。

 地図をながめているとここも歩いてみたい気がします。


話してましたが、ここはずっと思いながら行けていないところです。五蛇池まで行くと長いもんねえ。

 鈴鹿にはない奥深さの感じるパノラマ展望です。奥美濃、越美の山もお陰さまでずいぶん登ったけど、まだまだ、なじみの持てる景色になっていません。

山また山の重なりがなんとも言えず「深い」ですね。

[attachment=0]P1160175_1.JPG[/attachment]
 全く寒くなく、景色もよく、快適なランチでした。

パート1に続いて最高のランチでした。

 それほど怖いことは無かったです。

さすがクロオさん。(^^♪

 ミノマタ山頂、稜線途中のような場所で、それがかえって印象に残りました。

少し落ち着けたらいいんですけど。ひとりふたりならランチ可です。

 あのやせ尾根は、スノーシューを付けていたら大変だったと思います。

そうでもなかったような気もしますが。 

 急でしたが、ヤブはそれほどでもなく、かえってつかまり易くて歩きやすかったです。

ヤブがなければこけまくってたかも。 :lol:

 天気がよく感激の展望が見られ、また実際に歩くことによって蕎麦粒山、上谷山あたりの位置関係も頭に入り、大満足の一日でした。

山の位置関係を実感すれば、また次の山での楽しみが広がりますね。 :D

                  山日和
添付ファイル
P1160175_1.JPG
P1160127_1.JPG
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わりばし
記事: 1763
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、山日和さん。
何から何までおんぶにだっこでスミマセン。


 ミノマタと五蛇池を結ぶ稜線に出た。広々とした実に開放的なところだ。ミノマタ山頂は狭くてラ
ンチに適していないので、時間は早いがランチ場を物色しながら歩く。
 木立ちの切れた小高い場所で息を飲むような展望が待っていた。今度は北側の障害物がなくなり、
能郷白山と越美国境の山々が白い城壁の如く目の前に横たわっている。あちこちで歓声が上がった。
蕎麦粒山方面も木立ちのベールを脱いで存在をアピールしている。
素晴らしいとしか言いようのないこの眺めの中に、山へ向かう大きな理由があるのだろう。


この景色すばらしかったですね。
私は、徳山村をえがいた「ふるさと」のDVDをゲオで借りて見た後だったので徳山村の戸入集落跡に目が向きました。
山日和さんも見られたようですが、いい映画です。
http://www.youtube.com/watch?v=sYhUd7bsc3Y
この映画の舞台が戸入で西谷がよく映し出されています。

[attachment=0]IMG_8011.jpg[/attachment]
私にとっては今年一番の天候に恵まれた山行で、次回も楽しみにしています。

余談ですが・・
次の日にKasayaさんご夫妻と三重県立美術館の大橋歩展でお会いしました。
平凡パンチの挿絵を描いていた人です。

                                           わりばし
添付ファイル
水底の戸入集落
水底の戸入集落
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

SHIGEKIさん、どうもです。お疲れさまでした。

いや~ 最高でしたねぇ~ :D

感動 うるうる もんでした ホンマ ありがとうございました。


そう言ってもらえると主催者冥利に尽きるってもんです。(^^)/

余韻を引きずったまま、スキー合宿に突入、ガスの中ザラメ雪でこれまた春のようでした。

しかし元気ですね~ :lol:

[attachment=0]P1160183_1.JPG[/attachment]
 前夜は23時過ぎに到着、好天の星のふるさとと言うからには、じっとしてはおられない。

ちょこっとですが、LX7で数枚星を切り取ってみました。


なかなかですな~

ここでイエローカード!! たんぽぽさん、山日和さん 神聖な星に対して○○を振りながらとは・・・・・

ま、季節ごと(月ごと)の星図を掲げるのはいいが、いわゆるその時しか見ることができない。

そう、○○を振りながら か 放出の快感に浸りながら・・・・ 

では、単に星図を見たいときには、何もせずにあの位置に立っていろとでも言うのか・・・

ところで、女子用はどうなっているのだろうか??

もちろん、入ったことがないので知るよしもない。


SHIGEKIさんはレッドカード!!でっせ~ :mrgreen:

 さて、ミノマタは素晴らしかった。

あの時点で世界一旨いビールを飲んだと自信を持って言えるのだ。


御意!!

 では また 射程内の第3弾 さらに4弾 5弾 の雪稜で

うわーっ、すごいプレッシャー!!(^_^;)

             山日和
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】快晴の秘峰ミノマタ スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

わりばしさん、どうもです。お疲れさまでした。

何から何までおんぶにだっこでスミマセン。

いえいえ、お安い御用ですよ。 :lol:

この景色すばらしかったですね。
私は、徳山村をえがいた「ふるさと」のDVDをゲオで借りて見た後だったので徳山村の戸入集落跡に目が向きました。
山日和さんも見られたようですが、いい映画です。
http://www.youtube.com/watch?v=sYhUd7bsc3Y
この映画の舞台が戸入で西谷がよく映し出されています。


私も徳山村にはちょっとした思い入れがあったので、水没を免れている戸入や門入を見ると心が動きます。
「ふるさと」のDVD、ぜひ手に入れたいと思います。

http://old.yabukogi.net/forum/3393.html#3393

私にとっては今年一番の天候に恵まれた山行で、次回も楽しみにしています。

ぜひご期待下さい。 :D

[attachment=0]P1160120_1.JPG[/attachment]
余談ですが・・
次の日にKasayaさんご夫妻と三重県立美術館の大橋歩展でお会いしました。
平凡パンチの挿絵を描いていた人です。


おー、懐かしい!! 平パンにはずいぶんお世話?になりました。 :mrgreen:

              山日和

                                         
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