鈴鹿組はレポをサボってる～。
なんて言っているより、グーが鈴鹿へ出かければいいのだ！
【 日 付 】 平成25年12月29日（日）
【 山 域 】 コグルミ谷右岸尾根
【 天 候 】 曇り のち 晴れ
【 ルート 】 山口ゲート7：00---9：15尾根取付き---12：30カタクリ峠（昼食）13：35---14：30国道---15：35駐車地
【メンバー】 グー単独
「２８日２９日をピークに強力な寒波がやってくる」の報道。
山日和さんも「大寒波が来てますねえ」なんて言ってるし・・・・
いつもの服装ではなく、寒さ対策のアイテムにした。
「これでどれだけ耐えられるものか確かめてみよう」
山口ゲート前は生活道路は早朝なのに除雪は完了している。
が、側溝の向こうの駐車スペースの手前には雪の堰堤が出来ている。
「スコップで道路整備をしないことには、入っていけないなぁ」
除雪されずに残されている路肩にバックで突っ込んで停めた。
積雪は10cmほどか。スタートからスノーシューを装着して歩き始める。
と、すぐに汗が出始めた。歩くペースを落とすが、体温が下がらない。
身体からの発熱は少なくなったのに肌着からの熱が身体に伝わってくる。
ソウなのです。吸汗発熱素材の肌着を着てきたのです。
どうにも我慢が出来ない。ワープ出口で中間着を脱ぎ、肌着とアウターの2枚になる。
ニットキャップも手ぬぐいに換えた。それでも汗が出る。
「これ以上歩くペースを落としたら国道歩きだけで1日が終わってしまうよ」
新雪ラッセルで登っている轍の間が車の腹で均されている。
高さは20cmちょっとか。「車高の低い車なのによく登れるなぁ～」
この車の腹で均された雪面がスノーシュー歩きに最適なのです。
黙々と歩く。ふと気が付くと鉄のハシゴが目に入った。
「あちゃ～。取付を通り過ぎちゃったよ」戻る。
予定の倍の時間をかけてやっと国道歩きが終わりました。
植林の斜面を登る。汗がヘソの穴に溜まるような感触になってきた。
植林を抜け尾根に乗ると、やっとかすかな風が吹いてきた。
この微風のおかげで発熱と放熱のバランスがやっと取れるようになった。
尾根の傾斜がきつくなってきた。左の谷地の傾斜がなだらかに見える。
尾根から左に外す。と、やっぱり谷地は雪が多い。膝上まで埋まる。
左の尾根に乗り換える。傾斜のゆるやかなルートを選びながら登る。
積雪は50cmほど。スノーシューでも30cmほど沈む。
不規則な沈み込みは無いので、歩きやすい。
問題はグーの脚力だ。いつものグーのペースでしか登れない。
カタクリ峠に着いた時にはお昼の時間を過ぎていた。
「今日はここまでだな」昼食にする。
[attachment=2]20131229-15.jpg[/attachment]
朝は曇っていた空も、すっかり晴れてきた。
「奥の平に到達した人は、すばらしい別天地を散策しているだろうなぁ～」
ずーっとほぼ無風状態だが、空を流れる雲の動きは速い。
「稜線では風が強いのかも？」
昼食を終え、さてドウ帰ろうか？
ヤブレポ受けを狙って荷が岳～寒山もチラッと頭をかすめるが、
ここまでのラッセルで足に痙攣が来そうな感じがする。
「ヤメ。来た道を帰ろう」
下りで、トレースを辿るのは楽チンだ。スイスイ下る。
しかし、ナンと言うコース取りなのだ！ でたらめな歩きをしている。
これではトレースをアテにして来た人も辿らないだろうな。
[attachment=1]20131229-28.jpg[/attachment]
すんなり国道に下りつき、国道を下りてゆくと、完璧に除雪されていた。
大阪ナンバーの車が停まっている。さらに下ると作業している人たち。
日曜日も返上して仕事をしている。
「大阪からみえているのですか？」
「ああ。鹿児島から来ている者もいるよ」
山口ゲートでは小さな子供を連れた若夫婦が雪滑りをして遊んでいた。
mayonekoさんはナニをしているのかなぁ～。
グー（伊勢山上住人）
【 ルート 】 山口ゲート7：00---9：15尾根取付き---12：30カタクリ峠（昼食）13：35---14：30国道---15：35駐車地
