【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
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- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
【日 付】 2013年10月27日(日曜)
【天 候】 曇り後晴れ
【山 域】 鈴鹿中部
【メンバー】 クロオ、kitayama-walk
【コース】 御池川林道駐車場-ノタノ坂-廃村茨川-蛇谷分岐(西尾根取付)-藤原山荘-オフ会会場-天狗岩-藤原山荘
-藤原岳展望台-多志田山-迷い尾根分岐-(迷い尾根)-P845-廃村茨川-ノタノ坂-駐車地
http://kitayamawa.exblog.jp/21251663/
10/27のやぶこぎオフ会の参加山行ですが、オフ会の内容ではなく、オフ会参加の行程についてのレポなので、通常の
「山フォーラム」として投稿します。
今年5月以降、鈴鹿の山に久しぶりに戻ってきた。藤原岳(藤原山荘と天狗岩の中間地点付近)でやぶこぎオフ会が開
催されるというので、どういうルートでアクセスすべきか思案した。三重県側からのルートではちょっと面白くないので、やは
り滋賀県側からのルートにすることだけは決めていた。ルートの候補としては、往路は、①土倉岳経由かT字尾根経由で
御池岳のテーブルランドに登り、県境稜線伝いに藤原岳をめざす、②廃村茨川から茶屋川本流を遡行し、真の谷から県
境稜線にある白船峠に登り、藤原岳をめざすことを考えた。復路は、①藤原岳の西尾根を下って蛇谷分岐から廃村茨川
に戻る、②県境稜線を南下し、迷い尾根分岐点から迷い尾根を廃村茨川に下るというルートである。
問題点は2つ。ひとつは、廃村茨川までの林道を通行して廃村茨川まで行けるかどうか。もうひとつは台風27号通過直
後で茶屋川が増水しているであろうことから遡行ができるどうか、また廃村茨川のところで渡渉ができるかどうかというこ
とであった。
単独行では少し不安もありクロオさんに声を掛けたところ、クロオさんも滋賀県側からのルートを考えていたことから同
行することになった。午前7時に御池川林道の駐車地(小又谷入口)に集合した。まだ小雨が降っていてテンションが上が
らない。帰りは、時間的制約(日没)もあって、やはり廃村茨川経由にならざるを得ないことから、廃村茨川の茶屋川の渡
渉ができるかどうかの確認が必要ということになり、取りあえずノタノ坂を越えて廃村茨川まで行ってみることにした。色々
と意見を出し合っているうちに、小雨も止んで少し青空も広がってきた。また登山者の車が2台入ってきた。多分、土倉岳
経由か、T字尾根経由で御池岳に登るのだろう。
出発は7:30となった。林道を歩き始めると、すぐに小さなコンクリート縁堰の渡渉があり、これは駆け足で渡ることができ
た。小又谷を左に見送り、送電線巡視路に沿って谷を詰め、小さな鉄橋を渡り、山腹に取り付くとジグザグ道を登ると、す
ぐにノタノ坂に到着した。2年前にここから土倉(はぜくら)岳を経由して御池岳に登ったことがあるが、今日は茨川に下る。
ノタノ坂から茨川への道は初めてである。最初はトラバース道であったが、すぐに溝状の道となり、さらにジグサグ道とな
って下降していく。テープもあり、道としてははっきりしている。やがて小さな支谷に降り立った。この谷の左岸沿いに踏み
跡が続いており、しばらく行くと左手下に廃村の建物が見えてきて、茶屋川右岸に降りた。
今日の茶屋川はいつもの清流と違い、濁流となって流れが速い。しかし、流れの幅はそう広くないので、何とか渡渉が
できそうであった。私は、十分防水を効かせた登山靴にロングスパッツ装備で駆け足(4、5歩)で渡り切ったが、ほとんど
浸水はなかった。クロオさんは、ゴミ袋を脚に履いてゆっくりと渡ったが、ゴミ袋が川底の石で破れて浸水の憂き目に遭っ
た。これで帰りにここに戻ってくれば無事に帰還することができるとの確信が得られたので、復路は県境稜線から迷い尾
根を下ることにした。しかし、この濁流では茶屋川本流は遡行することができないので、藤原岳西尾根の取付きである蛇
谷分岐までは茶屋川の左岸を高巻きに歩くことにした。
廃村茨川には、滋賀県立八幡工業高校山岳部の小屋(茨川前進基地と書かれている)と名古屋大学ワンゲル部の小
屋がある。前者はまだ管理がなされているようであるが、後者は老朽化が進んでいて利用できるようなものではない。
名大小屋の横手から茶屋川左岸に沿って歩き始めた。やがて大きな蛇行があるところでは、大きく高巻きをせざるを得
なくなり、かなりの斜度のある山腹を登り、尾根を歩くことにした。その後、薄い踏み跡が見つかり、これが高巻き道だと
思い、調子に乗ってかなり進んだ。もうそろそろ蛇谷出合に着いてもよさそうだとGPSで確認したところ、すでに蛇谷左岸
の山腹をかなり遡っていた。高巻き道と思い込んだのは、蛇谷を遡行する道だったのだ。ここで蛇谷に下降し、蛇谷は
増水がさほどでもなかったので登山靴で歩くことができた。蛇谷分岐まで戻り、見覚えのある藤原岳西尾根の標識を確
認し、やれやれである。廃村茨川を出発して、ここまで1時間以上かかっている。茶屋川本流が遡上できれば30分のと
ころが倍以上かかってしまった。
蛇谷分岐で小休止の後、藤原岳西尾根への取付きを登り始めた。最初からかなりの急登を強いられる。やがて左側は
植林、右側が自然林の尾根道となり、P893の手前で善右ヱ門谷分岐から登ってくる尾根道(地形図に記載されている)
と出会った。このあたりが少し不鮮明であり、西尾根を下ってきた場合には迷いやすいところである。西尾根に乗ると自
然林の中の登りとなる。P893から少しは傾斜が緩やかだが、その後急登になってきた。尾根芯に沿って登っていくと、や
がて傾斜が緩やかになってきた頃、左手の眺望が開け、正面に藤原岳展望台(1140m)が見え、山肌が紅葉している。
南側には下山に歩く県境稜線、その向こうには静ヶ岳と竜ヶ岳も姿を見せている。時刻は11:05、オフ会開始時刻の11:
30まで25分しかない。ここで藤原岳展望台に直進せず、トラバース道を藤原山荘に行くことにした。どうせ帰りには展望
台を通過するからである。藤原山荘には11:20に到着し、それから石灰岩のカレンフェルトの庭を通過し、オフ会会場に
は11:30ちょうどに到着することができた。
オフ会は2時間の予定どおり終了となった。帰りは県境稜線を南下する予定であるが、せっかくなので天狗岩に立ち寄
ることにした。天狗岩からは、藤原岳の紅葉が見え、さらに登ってきた西尾根、その向こうに迷い尾根が見える。さらに県
境稜線の向こうには、銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳、そのまた向こうには御在所岳、雨乞岳の姿も望めた。また、西方向には、
土倉岳からテーブルランドへの稜線、その向こうには天狗堂とサンヤリが眺望できた。
さて時刻は14時前だ。そろそろ急がねばならない。天狗岩から引き返して、再びカレンフェルトの道を進み、藤原山荘の
前を通過して、展望台に駆け上った。展望台からは、西尾根とこれから歩く県境稜線や迷い尾根も確認できる。天狗岩で
は見えなかった御池岳と霊仙山の姿も見ることができた。もう14:30を回ったので県境稜線を下ることにした。藤原岳展望
台の先からは石灰岩のゴロゴロした尾根を急降下だ。慎重に下る。石灰岩がなくなってもまだ急降下が続く。登山道は少
し山腹に入っているようだが、尾根に沿って下っていけば問題はない。やがて孫太尾根分岐点となる多志田山(P965)に
やってきた。ここで県境稜線は右(西)にほぼ直角に曲がっている。県境稜線は小さなアップダウンを繰り返しながら、迷い
尾根分岐点までやってきた(15:15)。ここを直進すると迷い尾根に入ってしまうので、ここには標識があって、迷い尾根に
踏み込まないように注意を促している。また、迷い尾根の入口にはトラロープが張ってあった。
私たちは、敢えて迷い尾根を下るのだ。尾根に入ると、まずP845ピークに登る。この次のピークで尾根が別れており、右
に行けばP743を経て蛇谷分岐に近い茶屋川に下ってしまう。ここでは左に行くことになる。事前に山日和さんに尋ねたとこ
ろ、迷い尾根を下るのが最も早く廃村茨川に着けるルートで、この分岐さえ注意すれば、危険箇所もなく踏み跡もしっかり
しているので問題ないとのこと。山日和さんのアドバイスどおり、迷い尾根はテープもちゃんとついていて、問題なく歩くこと
ができた。最後は名大小屋の前に着地した(15:45)。廃村茨川に16時までに着ければOKと思っていたので一安心した。
茶屋川の水量は、少しは減っているかと思ったが、午前とほとんど変わらなかった。再び濁流を渡渉して、ノタノ坂への道
を登る。最後にこの登りが堪えるかと思ったが、オフ会で2時間の休憩時間があったせいか、まだ余力があり、ノタノ坂mで
30分で登り返すことができた。あとはゆっくりと御池川林道の小又谷駐車地までの下り道を歩いて戻った(17時到着)。
<コースタイム>
7:30御池川林道駐車場-8:05ノタノ坂-8:35廃村茨川8:50-10:00蛇谷分岐(西尾根取付)-11:20藤原山荘-11:30オフ
会会場13:30-13:40天狗岩13:50-14:05藤原山荘-14:15藤原岳展望台14:30-14:50多志田山-15:15迷い尾根分岐-
(迷い尾根)-15:20P845-15:45廃村茨川16:00-16:30ノタノ坂-17:00駐車地
【天 候】 曇り後晴れ
【山 域】 鈴鹿中部
【メンバー】 クロオ、kitayama-walk
【コース】 御池川林道駐車場-ノタノ坂-廃村茨川-蛇谷分岐(西尾根取付)-藤原山荘-オフ会会場-天狗岩-藤原山荘
-藤原岳展望台-多志田山-迷い尾根分岐-(迷い尾根)-P845-廃村茨川-ノタノ坂-駐車地
http://kitayamawa.exblog.jp/21251663/
10/27のやぶこぎオフ会の参加山行ですが、オフ会の内容ではなく、オフ会参加の行程についてのレポなので、通常の
「山フォーラム」として投稿します。
今年5月以降、鈴鹿の山に久しぶりに戻ってきた。藤原岳(藤原山荘と天狗岩の中間地点付近)でやぶこぎオフ会が開
催されるというので、どういうルートでアクセスすべきか思案した。三重県側からのルートではちょっと面白くないので、やは
り滋賀県側からのルートにすることだけは決めていた。ルートの候補としては、往路は、①土倉岳経由かT字尾根経由で
御池岳のテーブルランドに登り、県境稜線伝いに藤原岳をめざす、②廃村茨川から茶屋川本流を遡行し、真の谷から県
境稜線にある白船峠に登り、藤原岳をめざすことを考えた。復路は、①藤原岳の西尾根を下って蛇谷分岐から廃村茨川
に戻る、②県境稜線を南下し、迷い尾根分岐点から迷い尾根を廃村茨川に下るというルートである。
問題点は2つ。ひとつは、廃村茨川までの林道を通行して廃村茨川まで行けるかどうか。もうひとつは台風27号通過直
後で茶屋川が増水しているであろうことから遡行ができるどうか、また廃村茨川のところで渡渉ができるかどうかというこ
とであった。
単独行では少し不安もありクロオさんに声を掛けたところ、クロオさんも滋賀県側からのルートを考えていたことから同
行することになった。午前7時に御池川林道の駐車地(小又谷入口)に集合した。まだ小雨が降っていてテンションが上が
らない。帰りは、時間的制約(日没)もあって、やはり廃村茨川経由にならざるを得ないことから、廃村茨川の茶屋川の渡
渉ができるかどうかの確認が必要ということになり、取りあえずノタノ坂を越えて廃村茨川まで行ってみることにした。色々
と意見を出し合っているうちに、小雨も止んで少し青空も広がってきた。また登山者の車が2台入ってきた。多分、土倉岳
経由か、T字尾根経由で御池岳に登るのだろう。
出発は7:30となった。林道を歩き始めると、すぐに小さなコンクリート縁堰の渡渉があり、これは駆け足で渡ることができ
た。小又谷を左に見送り、送電線巡視路に沿って谷を詰め、小さな鉄橋を渡り、山腹に取り付くとジグザグ道を登ると、す
ぐにノタノ坂に到着した。2年前にここから土倉(はぜくら)岳を経由して御池岳に登ったことがあるが、今日は茨川に下る。
ノタノ坂から茨川への道は初めてである。最初はトラバース道であったが、すぐに溝状の道となり、さらにジグサグ道とな
って下降していく。テープもあり、道としてははっきりしている。やがて小さな支谷に降り立った。この谷の左岸沿いに踏み
跡が続いており、しばらく行くと左手下に廃村の建物が見えてきて、茶屋川右岸に降りた。
今日の茶屋川はいつもの清流と違い、濁流となって流れが速い。しかし、流れの幅はそう広くないので、何とか渡渉が
できそうであった。私は、十分防水を効かせた登山靴にロングスパッツ装備で駆け足(4、5歩)で渡り切ったが、ほとんど
浸水はなかった。クロオさんは、ゴミ袋を脚に履いてゆっくりと渡ったが、ゴミ袋が川底の石で破れて浸水の憂き目に遭っ
た。これで帰りにここに戻ってくれば無事に帰還することができるとの確信が得られたので、復路は県境稜線から迷い尾
根を下ることにした。しかし、この濁流では茶屋川本流は遡行することができないので、藤原岳西尾根の取付きである蛇
谷分岐までは茶屋川の左岸を高巻きに歩くことにした。
廃村茨川には、滋賀県立八幡工業高校山岳部の小屋(茨川前進基地と書かれている)と名古屋大学ワンゲル部の小
屋がある。前者はまだ管理がなされているようであるが、後者は老朽化が進んでいて利用できるようなものではない。
名大小屋の横手から茶屋川左岸に沿って歩き始めた。やがて大きな蛇行があるところでは、大きく高巻きをせざるを得
なくなり、かなりの斜度のある山腹を登り、尾根を歩くことにした。その後、薄い踏み跡が見つかり、これが高巻き道だと
思い、調子に乗ってかなり進んだ。もうそろそろ蛇谷出合に着いてもよさそうだとGPSで確認したところ、すでに蛇谷左岸
の山腹をかなり遡っていた。高巻き道と思い込んだのは、蛇谷を遡行する道だったのだ。ここで蛇谷に下降し、蛇谷は
増水がさほどでもなかったので登山靴で歩くことができた。蛇谷分岐まで戻り、見覚えのある藤原岳西尾根の標識を確
認し、やれやれである。廃村茨川を出発して、ここまで1時間以上かかっている。茶屋川本流が遡上できれば30分のと
ころが倍以上かかってしまった。
蛇谷分岐で小休止の後、藤原岳西尾根への取付きを登り始めた。最初からかなりの急登を強いられる。やがて左側は
植林、右側が自然林の尾根道となり、P893の手前で善右ヱ門谷分岐から登ってくる尾根道(地形図に記載されている)
と出会った。このあたりが少し不鮮明であり、西尾根を下ってきた場合には迷いやすいところである。西尾根に乗ると自
然林の中の登りとなる。P893から少しは傾斜が緩やかだが、その後急登になってきた。尾根芯に沿って登っていくと、や
がて傾斜が緩やかになってきた頃、左手の眺望が開け、正面に藤原岳展望台(1140m)が見え、山肌が紅葉している。
南側には下山に歩く県境稜線、その向こうには静ヶ岳と竜ヶ岳も姿を見せている。時刻は11:05、オフ会開始時刻の11:
30まで25分しかない。ここで藤原岳展望台に直進せず、トラバース道を藤原山荘に行くことにした。どうせ帰りには展望
台を通過するからである。藤原山荘には11:20に到着し、それから石灰岩のカレンフェルトの庭を通過し、オフ会会場に
は11:30ちょうどに到着することができた。
オフ会は2時間の予定どおり終了となった。帰りは県境稜線を南下する予定であるが、せっかくなので天狗岩に立ち寄
ることにした。天狗岩からは、藤原岳の紅葉が見え、さらに登ってきた西尾根、その向こうに迷い尾根が見える。さらに県
境稜線の向こうには、銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳、そのまた向こうには御在所岳、雨乞岳の姿も望めた。また、西方向には、
土倉岳からテーブルランドへの稜線、その向こうには天狗堂とサンヤリが眺望できた。
さて時刻は14時前だ。そろそろ急がねばならない。天狗岩から引き返して、再びカレンフェルトの道を進み、藤原山荘の
前を通過して、展望台に駆け上った。展望台からは、西尾根とこれから歩く県境稜線や迷い尾根も確認できる。天狗岩で
は見えなかった御池岳と霊仙山の姿も見ることができた。もう14:30を回ったので県境稜線を下ることにした。藤原岳展望
台の先からは石灰岩のゴロゴロした尾根を急降下だ。慎重に下る。石灰岩がなくなってもまだ急降下が続く。登山道は少
し山腹に入っているようだが、尾根に沿って下っていけば問題はない。やがて孫太尾根分岐点となる多志田山(P965)に
やってきた。ここで県境稜線は右(西)にほぼ直角に曲がっている。県境稜線は小さなアップダウンを繰り返しながら、迷い
尾根分岐点までやってきた(15:15)。ここを直進すると迷い尾根に入ってしまうので、ここには標識があって、迷い尾根に
踏み込まないように注意を促している。また、迷い尾根の入口にはトラロープが張ってあった。
私たちは、敢えて迷い尾根を下るのだ。尾根に入ると、まずP845ピークに登る。この次のピークで尾根が別れており、右
に行けばP743を経て蛇谷分岐に近い茶屋川に下ってしまう。ここでは左に行くことになる。事前に山日和さんに尋ねたとこ
ろ、迷い尾根を下るのが最も早く廃村茨川に着けるルートで、この分岐さえ注意すれば、危険箇所もなく踏み跡もしっかり
しているので問題ないとのこと。山日和さんのアドバイスどおり、迷い尾根はテープもちゃんとついていて、問題なく歩くこと
ができた。最後は名大小屋の前に着地した(15:45)。廃村茨川に16時までに着ければOKと思っていたので一安心した。
茶屋川の水量は、少しは減っているかと思ったが、午前とほとんど変わらなかった。再び濁流を渡渉して、ノタノ坂への道
を登る。最後にこの登りが堪えるかと思ったが、オフ会で2時間の休憩時間があったせいか、まだ余力があり、ノタノ坂mで
30分で登り返すことができた。あとはゆっくりと御池川林道の小又谷駐車地までの下り道を歩いて戻った(17時到着)。
<コースタイム>
7:30御池川林道駐車場-8:05ノタノ坂-8:35廃村茨川8:50-10:00蛇谷分岐(西尾根取付)-11:20藤原山荘-11:30オフ
会会場13:30-13:40天狗岩13:50-14:05藤原山荘-14:15藤原岳展望台14:30-14:50多志田山-15:15迷い尾根分岐-
(迷い尾根)-15:20P845-15:45廃村茨川16:00-16:30ノタノ坂-17:00駐車地
written by kitayama-walk
Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
Kitayama-walkさん、こんばんは。
三重県側からのルートではちょっと面白くないので、やはり滋賀県側からのルートにすることだけは決めていた。
問題点は2つ。ひとつは、廃村茨川までの林道を通行して廃村茨川まで行けるかどうか。もうひとつは台風27号通過直後で茶屋川が増水しているであろうことから遡行ができるどうか、また廃村茨川のところで渡渉ができるかどうかということであった。
事前にいろいろ情報交換しましたが、増水がさほどでもなくてよかったですね。
私も最初は滋賀県側から考えてましたが、帰りがねえ・・・
帰りは、時間的制約(日没)もあって、やはり廃村茨川経由にならざるを得ないことから、廃村茨川の茶屋川の渡渉ができるかどうかの確認が必要ということになり、取りあえずノタノ坂を越えて廃村川まで行ってみることにした。
それが正解でしょう。下りてきて渡れなかったら悲惨ですからね。
私は、十分防水を効かせた登山靴にロングスパッツ装備で駆け足(4、5歩)で渡り切ったが、ほとんど浸水はなかった。クロオさんは、ゴミ袋を脚に履いてゆっくりと渡ったが、ゴミ袋が川底の石で破れて浸水の憂き目に遭った。
ゴミ袋はまず役に立たないでしょう。スパッツにガムテープで目張りをすれば少しの渡渉なら大丈夫です。レインパンツを履けばなお良し。
名大小屋の横手から茶屋川左岸に沿って歩き始めた。やがて大きな蛇行があるところでは、大きく高巻きをせざるを得なくなり、かなりの斜度のある山腹を登り、尾根を歩くことにした。その後、薄い踏み跡が見つかり、これが高巻き道だと思い、調子に乗ってかなり進んだ。
植林の杣道に乗ってしまったんですね。大きくカーブする手前で谷へ下りないといけません。
西尾根に乗ると自然林の中の登りとなる。P893から少しは傾斜が緩やかだが、その後急登になってきた。尾根芯に沿って登っていくと、やがて傾斜が緩やかになってきた頃、左手の眺望が開け、正面に藤原岳展望台(1140m)が見え、山肌が紅葉している。
西尾根は中間点あたりのコバが実にいい雰囲気ですね。
時刻は11:05、オフ会開始時刻の11:30まで25分しかない。ここで藤原岳展望台に直進せず、トラバース道を藤原山荘に行くことにした。
ダイレクトに展望丘に出るのがこの尾根の醍醐味なんですが、その時間では仕方ないですね。(展望台ではなく「展望丘」です。)
オフ会は2時間の予定どおり終了となった。帰りは県境稜線を南下する予定であるが、せっかくなので天狗岩に立ち寄ることにした。
私は天狗岩の30m手前でやめました。(^_^;)
ここを直進すると迷い尾根に入ってしまうので、ここには標識があって、迷い尾根に踏み込まないように注意を促している。また、迷い尾根の入口にはトラロープが張ってあった。
あれだけ警告すれば間違えて入る人はいないでしょう。
事前に山日和さんに尋ねたところ、迷い尾根を下るのが最も早く廃村茨川に着けるルートで、この分岐さえ注意すれば、危険箇所もなく踏み跡もしっかりしているので問題ないとのこと。
この尾根は仕事が早くて便利です。(^^)
最後は名大小屋の前に着地した(15:45)。廃村茨川に16時までに着ければOKと思っていたので一安心した。
この時間にここまで来ればひと安心ですね。
最後にこの登りが堪えるかと思ったが、オフ会で2時間の休憩時間があったせいか、まだ余力があり、ノタノ坂まで30分で登り返すことができた。
さすがkitayamaさん、パワーが余ってますねえ。 お疲れさまでした。
山日和
三重県側からのルートではちょっと面白くないので、やはり滋賀県側からのルートにすることだけは決めていた。
問題点は2つ。ひとつは、廃村茨川までの林道を通行して廃村茨川まで行けるかどうか。もうひとつは台風27号通過直後で茶屋川が増水しているであろうことから遡行ができるどうか、また廃村茨川のところで渡渉ができるかどうかということであった。
事前にいろいろ情報交換しましたが、増水がさほどでもなくてよかったですね。
私も最初は滋賀県側から考えてましたが、帰りがねえ・・・
帰りは、時間的制約(日没)もあって、やはり廃村茨川経由にならざるを得ないことから、廃村茨川の茶屋川の渡渉ができるかどうかの確認が必要ということになり、取りあえずノタノ坂を越えて廃村川まで行ってみることにした。
それが正解でしょう。下りてきて渡れなかったら悲惨ですからね。
私は、十分防水を効かせた登山靴にロングスパッツ装備で駆け足(4、5歩)で渡り切ったが、ほとんど浸水はなかった。クロオさんは、ゴミ袋を脚に履いてゆっくりと渡ったが、ゴミ袋が川底の石で破れて浸水の憂き目に遭った。
ゴミ袋はまず役に立たないでしょう。スパッツにガムテープで目張りをすれば少しの渡渉なら大丈夫です。レインパンツを履けばなお良し。
名大小屋の横手から茶屋川左岸に沿って歩き始めた。やがて大きな蛇行があるところでは、大きく高巻きをせざるを得なくなり、かなりの斜度のある山腹を登り、尾根を歩くことにした。その後、薄い踏み跡が見つかり、これが高巻き道だと思い、調子に乗ってかなり進んだ。
植林の杣道に乗ってしまったんですね。大きくカーブする手前で谷へ下りないといけません。
西尾根に乗ると自然林の中の登りとなる。P893から少しは傾斜が緩やかだが、その後急登になってきた。尾根芯に沿って登っていくと、やがて傾斜が緩やかになってきた頃、左手の眺望が開け、正面に藤原岳展望台(1140m)が見え、山肌が紅葉している。
西尾根は中間点あたりのコバが実にいい雰囲気ですね。
時刻は11:05、オフ会開始時刻の11:30まで25分しかない。ここで藤原岳展望台に直進せず、トラバース道を藤原山荘に行くことにした。
ダイレクトに展望丘に出るのがこの尾根の醍醐味なんですが、その時間では仕方ないですね。(展望台ではなく「展望丘」です。)
オフ会は2時間の予定どおり終了となった。帰りは県境稜線を南下する予定であるが、せっかくなので天狗岩に立ち寄ることにした。
私は天狗岩の30m手前でやめました。(^_^;)
ここを直進すると迷い尾根に入ってしまうので、ここには標識があって、迷い尾根に踏み込まないように注意を促している。また、迷い尾根の入口にはトラロープが張ってあった。
あれだけ警告すれば間違えて入る人はいないでしょう。
事前に山日和さんに尋ねたところ、迷い尾根を下るのが最も早く廃村茨川に着けるルートで、この分岐さえ注意すれば、危険箇所もなく踏み跡もしっかりしているので問題ないとのこと。
この尾根は仕事が早くて便利です。(^^)
最後は名大小屋の前に着地した(15:45)。廃村茨川に16時までに着ければOKと思っていたので一安心した。
この時間にここまで来ればひと安心ですね。
最後にこの登りが堪えるかと思ったが、オフ会で2時間の休憩時間があったせいか、まだ余力があり、ノタノ坂まで30分で登り返すことができた。
さすがkitayamaさん、パワーが余ってますねえ。 お疲れさまでした。
山日和
Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
kitayama脱兎さん、こんにちは~
やっぱりこのルートでしたか(^_-) 茨川から尾根の高巻きで、おまけに蛇谷の高巻き道までアルバイトとは、お元気でなによりでした。クロオさんもkitayamaさんと一緒ではクロオしますでしょう~(@_@。
クロオさんは播磨屋さん譲り?の秘技が破られて水没でしたか…(@_@。
品行方正な登山者は直進はご法度です。(@_@。
行き当たりバッタリの爺はいつも反省しておりますが、泥酔和尚さんも桜地蔵さんに「供え」すれば憂いなし!なんて思ってません(?_?)
帰りのお風呂はどちらで? まさか八風の湯で散財したとか…(@_@。
雪が降る前にまたご一緒して下さいマセ~m(__)m
~biwaco
やっぱりこのルートでしたか(^_-) 茨川から尾根の高巻きで、おまけに蛇谷の高巻き道までアルバイトとは、お元気でなによりでした。クロオさんもkitayamaさんと一緒ではクロオしますでしょう~(@_@。
出足をくじくこの小沢はイヤですね。私はワープしますけど…。(^_-)出発は7:30となった。林道を歩き始めると、すぐに小さなコンクリート縁堰の渡渉があり、これは駆け足で渡ることができ
た。
まあ、kitayamaさんなら「水蜘蛛の術」でひとっ飛びでしょう。今日の茶屋川はいつもの清流と違い、濁流となって流れが速い。しかし、流れの幅はそう広くないので、何とか渡渉が
できそうであった。私は、十分防水を効かせた登山靴にロングスパッツ装備で駆け足(4、5歩)で渡り切ったが、ほとんど
浸水はなかった。クロオさんは、ゴミ袋を脚に履いてゆっくりと渡ったが、ゴミ袋が川底の石で破れて浸水の憂き目に遭っ
た。
クロオさんは播磨屋さん譲り?の秘技が破られて水没でしたか…(@_@。
あらら、ズルしましたか(@_@。 それでもキッチリ帳尻を合わすのは、さすが、しリーガルなkitaセンセイですね。(^_-)時刻は11:05、オフ会開始時刻の11:
30まで25分しかない。ここで藤原岳展望台に直進せず、トラバース道を藤原山荘に行くことにした。どうせ帰りには展望
台を通過するからである。藤原山荘には11:20に到着し、それから石灰岩のカレンフェルトの庭を通過し、オフ会会場に
は11:30ちょうどに到着することができた。
せっかくだから天狗さん気分味わってみたいもんね~\(~o~)/オフ会は2時間の予定どおり終了となった。帰りは県境稜線を南下する予定であるが、せっかくなので天狗岩に立ち寄
ることにした。
ここまでは縦走路ですね。左に折れてるので迷うので「迷い尾根」なんでしょう。やがて孫太尾根分岐点となる多志田山(P965)に
やってきた。ここで県境稜線は右(西)にほぼ直角に曲がっている。県境稜線は小さなアップダウンを繰り返しながら、迷い
尾根分岐点までやってきた(15:15)。ここを直進すると迷い尾根に入ってしまうので、ここには標識があって、迷い尾根に
踏み込まないように注意を促している。また、迷い尾根の入口にはトラロープが張ってあった。
品行方正な登山者は直進はご法度です。(@_@。
kitaさんの立派なところは、しっかり事前情報を仕入れておられることです。あんなに健脚なのに「備えあれば憂いなし」。私たちは、敢えて迷い尾根を下るのだ。尾根に入ると、まずP845ピークに登る。この次のピークで尾根が別れており、右
に行けばP743を経て蛇谷分岐に近い茶屋川に下ってしまう。ここでは左に行くことになる。事前に山日和さんに尋ねたとこ
ろ、迷い尾根を下るのが最も早く廃村茨川に着けるルートで、この分岐さえ注意すれば、危険箇所もなく踏み跡もしっかり
しているので問題ないとのこと。
行き当たりバッタリの爺はいつも反省しておりますが、泥酔和尚さんも桜地蔵さんに「供え」すれば憂いなし!なんて思ってません(?_?)
こんな登りくらい晩飯前でしょう!(^^)!茶屋川の水量は、少しは減っているかと思ったが、午前とほとんど変わらなかった。再び濁流を渡渉して、ノタノ坂への道
を登る。最後にこの登りが堪えるかと思ったが、オフ会で2時間の休憩時間があったせいか、まだ余力があり、ノタノ坂mで
30分で登り返すことができた。あとはゆっくりと御池川林道の小又谷駐車地までの下り道を歩いて戻った(17時到着)。
帰りのお風呂はどちらで? まさか八風の湯で散財したとか…(@_@。
雪が降る前にまたご一緒して下さいマセ~m(__)m
~biwaco
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- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
山日和さん、こんにちは。
> 事前にいろいろ情報交換しましたが、増水がさほどでもなくてよかったですね。
> 私も最初は滋賀県側から考えてましたが、帰りがねえ.
たくさん情報をいただきまして、ありがとうごさいました。
やはり茶屋川の水嵩を心配しました。台風一過なので茶屋川本流の遡行は不可能とあきらめていました。オフ会の2時間
を考えると、T字尾根経由や土倉岳経由は行きはよいとしても、帰りは闇下になってしまうので躊躇しました。茨川の渡渉が
最初から可能と分かっていれば、土倉岳経由か、あるいはその手前で真の谷に下るルートを考えていました。そのため、ど
うしても最初に茨川まで脚を延ばさざるを得ませんでした。
> それが正解でしょう。下りてきて渡れなかったら悲惨ですからね。
そのとおりです。茨川に下ってきて渡渉不可能となった場合は、午後4時ですので、闇下ではなく、もうビバーグしなければ
なりませんね。翌日は仕事もあるので、そういうわけにはいきません。だから、渡渉可否の確認を怠ることはできませんでし
た。結果的には、茶屋川はいつもの清流ではなく濁流になっていましたが、渡渉できないほどの水量ではありませんでした。
> ゴミ袋はまず役に立たないでしょう。スパッツにガムテープで目張りをすれば少しの渡渉なら大丈夫です。
> レインパンツを履けばなお良し。
そうですね。クロオさんも、今回の経験でゴミ袋は役立たずとわかったそうです。水流に押し流されるほどではなかったので
渡渉可能と判断しました。あとは登山靴への浸水をどう防ぐかです。もちろん、靴を脱いで渡れば問題はありませんが、数m
ほどの渡渉なので、ロングスパッツで大丈夫だと判断し、素早く駆け足で渡渉しました。転ばなくてよかったです。浸水は全く
ありませんでした。
> 植林の杣道に乗ってしまったんですね。大きくカーブする手前で谷へ下りないといけません。
高巻きをしていたので、どのあたりで蛇谷分岐に下るか気をつけていたのですが、高巻きに踏み跡を見つけたので、つい
つい進んでしまいました。左手に谷が見えたのでGPSで位置確認したら、蛇谷分岐から蛇谷に沿って左岸を登っていること
に気がつきました。蛇谷の様子をみると、ここは水量が増えておらず、登山靴で十分歩けたので、蛇谷を下って茶屋川との
合流点まで戻りました。
> 西尾根は中間点あたりのコバが実にいい雰囲気ですね。
藤原岳の西尾根は、何度か歩いているので、今回確認したところ、最初は登りに使って、2回目と3回目は下りに使って
いました。だから、今回は4回目になりました。下りのときは、P893を通過したところで尾根を間違えやすいということです
ね。間違えて右の尾根を下っても(地形図にはこちらの道があります)、茶屋川に出るので、さほど問題はなさそうですが。
> ダイレクトに展望丘に出るのがこの尾根の醍醐味なんですが、その時間では仕方ないですね。
今まではすべて展望丘を経由していましたが、トラバース道を通ったのは今回が初めてです。過去3回はいずれも4月
初旬。つまりフクジュソウを見たいために来たものですね。
> 私は天狗岩の30m手前でやめました。(^_^;)
なぜ30m前で止めたのでしょうか。集合時間に遅刻してしまうからでしょうか?
> (迷い尾根は)あれだけ警告すれば間違えて入る人はいないでしょう。
そうですね。過去迷い尾根に入り込んで遭難した人が何人も出たのでしょうね。だから、あんなに警告しているのでしょう。
ただ掲示板も割れて痛んでいますので、そのうちなくなってしまうかも知れません。
> この迷い尾根は仕事が早くて便利です。(^^)
山日和さんに教えてもらって初めて歩きましたが、迷い尾根だと思ってあるけば、迷ってはいないわけで、一箇所だけ尾
根分岐に注意すればよいというアドバイスに従ってどんどん下って行くことができました。おかげさまで難なく名大小屋前に
ソフトランディングしました。
> この時間(午後4時前)に、ここ(廃村茨川)まで来ればひと安心ですね。
そのとおりでした。これで、闇下にならずに車に帰還できると思い、茶屋川の渡渉前に一本立てました。
> さすがkitayamaさん、パワーが余ってますねえ。
まあ調子のいいときはそんなものです。歩行時間も7時間余りなので、まだ余裕がありました。
> 事前にいろいろ情報交換しましたが、増水がさほどでもなくてよかったですね。
> 私も最初は滋賀県側から考えてましたが、帰りがねえ.
たくさん情報をいただきまして、ありがとうごさいました。
やはり茶屋川の水嵩を心配しました。台風一過なので茶屋川本流の遡行は不可能とあきらめていました。オフ会の2時間
を考えると、T字尾根経由や土倉岳経由は行きはよいとしても、帰りは闇下になってしまうので躊躇しました。茨川の渡渉が
最初から可能と分かっていれば、土倉岳経由か、あるいはその手前で真の谷に下るルートを考えていました。そのため、ど
うしても最初に茨川まで脚を延ばさざるを得ませんでした。
> それが正解でしょう。下りてきて渡れなかったら悲惨ですからね。
そのとおりです。茨川に下ってきて渡渉不可能となった場合は、午後4時ですので、闇下ではなく、もうビバーグしなければ
なりませんね。翌日は仕事もあるので、そういうわけにはいきません。だから、渡渉可否の確認を怠ることはできませんでし
た。結果的には、茶屋川はいつもの清流ではなく濁流になっていましたが、渡渉できないほどの水量ではありませんでした。
> ゴミ袋はまず役に立たないでしょう。スパッツにガムテープで目張りをすれば少しの渡渉なら大丈夫です。
> レインパンツを履けばなお良し。
そうですね。クロオさんも、今回の経験でゴミ袋は役立たずとわかったそうです。水流に押し流されるほどではなかったので
渡渉可能と判断しました。あとは登山靴への浸水をどう防ぐかです。もちろん、靴を脱いで渡れば問題はありませんが、数m
ほどの渡渉なので、ロングスパッツで大丈夫だと判断し、素早く駆け足で渡渉しました。転ばなくてよかったです。浸水は全く
ありませんでした。
> 植林の杣道に乗ってしまったんですね。大きくカーブする手前で谷へ下りないといけません。
高巻きをしていたので、どのあたりで蛇谷分岐に下るか気をつけていたのですが、高巻きに踏み跡を見つけたので、つい
つい進んでしまいました。左手に谷が見えたのでGPSで位置確認したら、蛇谷分岐から蛇谷に沿って左岸を登っていること
に気がつきました。蛇谷の様子をみると、ここは水量が増えておらず、登山靴で十分歩けたので、蛇谷を下って茶屋川との
合流点まで戻りました。
> 西尾根は中間点あたりのコバが実にいい雰囲気ですね。
藤原岳の西尾根は、何度か歩いているので、今回確認したところ、最初は登りに使って、2回目と3回目は下りに使って
いました。だから、今回は4回目になりました。下りのときは、P893を通過したところで尾根を間違えやすいということです
ね。間違えて右の尾根を下っても(地形図にはこちらの道があります)、茶屋川に出るので、さほど問題はなさそうですが。
> ダイレクトに展望丘に出るのがこの尾根の醍醐味なんですが、その時間では仕方ないですね。
今まではすべて展望丘を経由していましたが、トラバース道を通ったのは今回が初めてです。過去3回はいずれも4月
初旬。つまりフクジュソウを見たいために来たものですね。
> 私は天狗岩の30m手前でやめました。(^_^;)
なぜ30m前で止めたのでしょうか。集合時間に遅刻してしまうからでしょうか?
> (迷い尾根は)あれだけ警告すれば間違えて入る人はいないでしょう。
そうですね。過去迷い尾根に入り込んで遭難した人が何人も出たのでしょうね。だから、あんなに警告しているのでしょう。
ただ掲示板も割れて痛んでいますので、そのうちなくなってしまうかも知れません。
> この迷い尾根は仕事が早くて便利です。(^^)
山日和さんに教えてもらって初めて歩きましたが、迷い尾根だと思ってあるけば、迷ってはいないわけで、一箇所だけ尾
根分岐に注意すればよいというアドバイスに従ってどんどん下って行くことができました。おかげさまで難なく名大小屋前に
ソフトランディングしました。
> この時間(午後4時前)に、ここ(廃村茨川)まで来ればひと安心ですね。
そのとおりでした。これで、闇下にならずに車に帰還できると思い、茶屋川の渡渉前に一本立てました。
> さすがkitayamaさん、パワーが余ってますねえ。
まあ調子のいいときはそんなものです。歩行時間も7時間余りなので、まだ余裕がありました。
written by kitayama-walk
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- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
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Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
biwacoさん、おばんです。
> やっぱりこのルートでしたか。茨川から尾根の高巻きで、おまけに蛇谷の高巻き道までアルバイトとは、お元気でなによりでした。
> クロオさんもkitayamaさんと一緒ではクロオしますでしょう~
もう、これっきゃないという感じでした。biwacoさんも西尾根を歩いたことがあるでしょうね。たしか、下ったんだだっけね。
蛇谷の高巻きはご愛敬でしたね。調子に乗ると、失敗する典型ですね。
クロオさんが「クロウ」したかどうかは、クロオさんに聞いてみてちょ。
> 出足をくじくこの小沢はイヤですね。私はワープしますけど…。
ワープするって、どこを渡渉するんですか? まあ、ここは大したことないので、さっさと渡るのが正解です。
> kitayamaさんなら「水蜘蛛の術」でひとっ飛びでしょう。
> クロオさんは播磨屋さん譲り?の秘技が破られて水没でしたか…
おお、水蜘蛛の術ですか。甲賀の里で修行を積みましたから。 えい、やっと散歩しました。
クロオさんは、袋破りのじゃぶじゃぶ渡りでした。かなり浸水したんじゃないかな。
> あらら、ズルしましたか。それでもキッチリ帳尻を合わすのは、さすが、リーガルなkitaセンセイですね。
うんにゃ、僕は直進しようとしたんですが、クロオさんがどうせ帰りに展望丘には寄るのだから、ここはトラバースして
時間を稼ごうと提案したので、これに乗っかりました。まあ、過去2回は直進していますので。
> せっかくだから天狗さん気分味わってみたいもんね~
お金明神みたいな岩があれば、みんなも立ち寄ってみるのでしょうがね。そうそう、次回のオフ会はお金明神近くのコ
リカキ場なんてどうでしょうかね。天狗岩に立ち寄ったのは、登ってきた西尾根を確認したかったという思いがありました。
> ここまでは縦走路ですね。左に折れてるので迷うので「迷い尾根」なんでしょう。
> 品行方正な登山者は直進はご法度です。
そうですよ。県境稜線は歩いているので、自分なりに分かっています。人は普通は直進するものです。直角に曲がる
のはイレギュラーなんですね。だから、そうするには何かきっかけが必要です。地形図が読めれば最もいいですがね。
あれ、品行方正なbiwacoさんは直進しないんですか?
> kitaさんの立派なところは、しっかり事前情報を仕入れておられることです。あんなに健脚なのに「備えあれば憂いなし」。
> 行き当たりバッタリの爺はいつも反省しております。
もし遭難したらどうしよう。新聞に、「京都市中京区のAさん(55歳)が日帰りで山に行くと言って出たまま帰って来なか
ったので、心配になった奥さんが警察に通報し・・・」という記事が載らないようにしたいからね。
> こんな登りくらい晩飯前でしょう!(^^)!
> 帰りのお風呂はどちらで? まさか八風の湯で散財したとか…
いやん、晩飯前どころか、昼飯前、朝飯前ですね。たったかたったかと登り返しました。
ご明察のとおり、帰りは「八風の湯」に立ち寄りましたよ。1200円(割引)だったので、2時間もおりましたよ。サウナ三昧
でした。サウナと水風呂の往復を何度も繰り返しました。
> 雪が降る前にまたご一緒して下さいマセ
そうですね。今年はbiwacoさんの膝痛のため、前半はさっぱりでしたからね。もう膝はいいんでしょう。昨年の晩秋には
仙ヶ岳や迷岳に登りましたよね。今年はどこに登りましょうか?
> やっぱりこのルートでしたか。茨川から尾根の高巻きで、おまけに蛇谷の高巻き道までアルバイトとは、お元気でなによりでした。
> クロオさんもkitayamaさんと一緒ではクロオしますでしょう~
もう、これっきゃないという感じでした。biwacoさんも西尾根を歩いたことがあるでしょうね。たしか、下ったんだだっけね。
蛇谷の高巻きはご愛敬でしたね。調子に乗ると、失敗する典型ですね。
クロオさんが「クロウ」したかどうかは、クロオさんに聞いてみてちょ。
> 出足をくじくこの小沢はイヤですね。私はワープしますけど…。
ワープするって、どこを渡渉するんですか? まあ、ここは大したことないので、さっさと渡るのが正解です。
> kitayamaさんなら「水蜘蛛の術」でひとっ飛びでしょう。
> クロオさんは播磨屋さん譲り?の秘技が破られて水没でしたか…
おお、水蜘蛛の術ですか。甲賀の里で修行を積みましたから。 えい、やっと散歩しました。
クロオさんは、袋破りのじゃぶじゃぶ渡りでした。かなり浸水したんじゃないかな。
> あらら、ズルしましたか。それでもキッチリ帳尻を合わすのは、さすが、リーガルなkitaセンセイですね。
うんにゃ、僕は直進しようとしたんですが、クロオさんがどうせ帰りに展望丘には寄るのだから、ここはトラバースして
時間を稼ごうと提案したので、これに乗っかりました。まあ、過去2回は直進していますので。
> せっかくだから天狗さん気分味わってみたいもんね~
お金明神みたいな岩があれば、みんなも立ち寄ってみるのでしょうがね。そうそう、次回のオフ会はお金明神近くのコ
リカキ場なんてどうでしょうかね。天狗岩に立ち寄ったのは、登ってきた西尾根を確認したかったという思いがありました。
> ここまでは縦走路ですね。左に折れてるので迷うので「迷い尾根」なんでしょう。
> 品行方正な登山者は直進はご法度です。
そうですよ。県境稜線は歩いているので、自分なりに分かっています。人は普通は直進するものです。直角に曲がる
のはイレギュラーなんですね。だから、そうするには何かきっかけが必要です。地形図が読めれば最もいいですがね。
あれ、品行方正なbiwacoさんは直進しないんですか?
> kitaさんの立派なところは、しっかり事前情報を仕入れておられることです。あんなに健脚なのに「備えあれば憂いなし」。
> 行き当たりバッタリの爺はいつも反省しております。
もし遭難したらどうしよう。新聞に、「京都市中京区のAさん(55歳)が日帰りで山に行くと言って出たまま帰って来なか
ったので、心配になった奥さんが警察に通報し・・・」という記事が載らないようにしたいからね。
> こんな登りくらい晩飯前でしょう!(^^)!
> 帰りのお風呂はどちらで? まさか八風の湯で散財したとか…
いやん、晩飯前どころか、昼飯前、朝飯前ですね。たったかたったかと登り返しました。
ご明察のとおり、帰りは「八風の湯」に立ち寄りましたよ。1200円(割引)だったので、2時間もおりましたよ。サウナ三昧
でした。サウナと水風呂の往復を何度も繰り返しました。
> 雪が降る前にまたご一緒して下さいマセ
そうですね。今年はbiwacoさんの膝痛のため、前半はさっぱりでしたからね。もう膝はいいんでしょう。昨年の晩秋には
仙ヶ岳や迷岳に登りましたよね。今年はどこに登りましょうか?
written by kitayama-walk
Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
kitayama-walkさん、こんばんは。
遅いレスでごめんなさい。
ここのところ、パソコン(dynabook 2008秋モデル)の調子が悪く、最近、買い換えたのですが、セットアップする時間が無くて、やっと、セットアップと、リカバリーDVDの作成が終わりました。まだ、Windows8に慣れていませんが、快適になりました。
単独行では少し不安もありクロオさんに声を掛けたところ、クロオさんも滋賀県側からのルートを考えていたことから同行することになった。午前7時に御池川林道の駐車地(小又谷入口)に集合した。
連絡、お誘い、ありがとうございました。
かなり前から、藤原岳西尾根を歩いてみたいと思っていました。廃村茨川にはノタノ坂超えだと思っていました。2008年にノタノ坂超えの下見に廃村茨川まで歩きました。
おかげさまで、西尾根と迷い尾根をあるくことができました。
クロオさんは、ゴミ袋を脚に履いてゆっくりと渡ったが、ゴミ袋が川底の石で破れて浸水の憂き目に遭った。
大治町のゴミ袋は、可燃物用、プラスチック類用、等、何種類かあります。袋の材質は、2種類あるようで、私の持参した可燃物用は、いわゆるポリ袋ではなく、少し強度の弱い袋だったので、川底の石で穴が開いたようです。ポリ袋を持参すればもう少しましだったと思います。それでも、ズボンのすそは濡れましたが。大したことはなかったです。
これで帰りにここに戻ってくれば無事に帰還することができるとの確信が得られたので、復路は県境稜線から迷い尾根を下ることにした。
ここが渡渉できなかったら、どうなっていたのでしょう?土倉経由で大遅刻で、帰りはヘッデンだったかも。
しかし、この濁流では茶屋川本流は遡行することができないので、藤原岳西尾根の取付きである蛇谷分岐までは茶屋川の左岸を高巻きに歩くことにした。
うろ覚えですが、以前は、茨川から茶屋川に沿って登山道があったはずです。緑水さんの話では、流失してしまったようです。
その後、薄い踏み跡が見つかり、これが高巻き道だと思い、調子に乗ってかなり進んだ。もうそろそろ蛇谷出合に着いてもよさそうだとGPSで確認したところ、すでに蛇谷左岸の山腹をかなり遡っていた。高巻き道と思い込んだのは、蛇谷を遡行する道だったのだ。
地図を確認すべきでした。でも、高巻き道も、蛇谷の遡行も、雰囲気のいいところを歩けたのでよかったですよ。
ここで蛇谷に下降し、蛇谷は増水がさほどでもなかったので登山靴で歩くことができた。蛇谷分岐まで戻り、見覚えのある藤原岳西尾根の標識を確認し、やれやれである。
茶屋川を真の谷まで遡上したことがあるので、私はここを一度通過したことがあるはずですが、全く覚えがありません。川原が少し広くなって雰囲気のいいところでした。機会があったら、また、ゆっくり歩いてみようと思います。
蛇谷分岐で小休止の後、藤原岳西尾根への取付きを登り始めた。最初からかなりの急登を強いられる。
急登でしたが、ほとんど滑り落ちることなく、歩きやすい尾根でした。
時刻は11:05、オフ会開始時刻の11:30まで25分しかない。ここで藤原岳展望台に直進せず、トラバース道を藤原山荘に行くことにした。
kitayamaさんは尾根芯を歩かれていましたが、茶屋川側の斜面にはずっとトラバース道が付いていました。
藤原山荘には11:20に到着し、それから石灰岩のカレンフェルトの庭を通過し、オフ会会場には11:30ちょうどに到着することができた。
どんぴしゃでした。間に合ってよかったです。
帰りは県境稜線を南下する予定であるが、せっかくなので天狗岩に立ち寄ることにした。天狗岩からは、藤原岳の紅葉が見え、さらに登ってきた西尾根、その向こうに迷い尾根が見える。さらに県境稜線の向こうには、銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳、そのまた向こうには御在所岳、雨乞岳の姿も望めた。また、西方向には、土倉岳からテーブルランドへの稜線、その向こうには天狗堂とサンヤリが眺望できた。
天狗岩、紅葉の時期には初めて行きました。曇り気味だったのが残念でした。
天狗岩から引き返して、再びカレンフェルトの道を進み、藤原山荘の前を通過して、展望台に駆け上った。展望台からは、西尾根とこれから歩く県境稜線や迷い尾根も確認できる。
藤原岳山頂、一般的には展望丘と言うようだけど、頂上のプレートは展望台となっている。名前はいい加減なものだ。
県境稜線は小さなアップダウンを繰り返しながら、迷い尾根分岐点までやってきた(15:15)。ここを直進すると迷い尾根に入ってしまうので、ここには標識があって、迷い尾根に踏み込まないように注意を促している。また、迷い尾根の入口にはトラロープが張ってあった。
迷い尾根で迷った人、4人知っています。内3人は、県境稜線を歩くつもりで迷い尾根に入ったようです。あんなにプレートが付いているのに…。
私たちは、敢えて迷い尾根を下るのだ。尾根に入ると、まずP845ピークに登る。この次のピークで尾根が別れており、右に行けばP743を経て蛇谷分岐に近い茶屋川に下ってしまう。ここでは左に行くことになる。事前に山日和さんに尋ねたところ、迷い尾根を下るのが最も早く廃村茨川に着けるルートで、この分岐さえ注意すれば、危険箇所もなく踏み跡もしっかりしているので問題ないとのこと。山日和さんのアドバイスどおり、迷い尾根はテープもちゃんとついていて、問題なく歩くことができた。最後は名大小屋の前に着地した(15:45)
聞いた通り、展望丘から丁度1時間半でした。この道はすごく助かりました。
茶屋川の水量は、少しは減っているかと思ったが、午前とほとんど変わらなかった。再び濁流を渡渉して、ノタノ坂への道を登る。最後にこの登りが堪えるかと思ったが、オフ会で2時間の休憩時間があったせいか、まだ余力があり、ノタノ坂まで30分で登り返すことができた。あとはゆっくりと御池川林道の小又谷駐車地までの下り道を歩いて戻った(17時到着)。
ノタノ坂の特に茨川側は、以前に比べると荒れたところが何か所かありましたが、明るいうちに越えられてよかったです。
クロオ
遅いレスでごめんなさい。
ここのところ、パソコン(dynabook 2008秋モデル)の調子が悪く、最近、買い換えたのですが、セットアップする時間が無くて、やっと、セットアップと、リカバリーDVDの作成が終わりました。まだ、Windows8に慣れていませんが、快適になりました。
単独行では少し不安もありクロオさんに声を掛けたところ、クロオさんも滋賀県側からのルートを考えていたことから同行することになった。午前7時に御池川林道の駐車地(小又谷入口)に集合した。
連絡、お誘い、ありがとうございました。
かなり前から、藤原岳西尾根を歩いてみたいと思っていました。廃村茨川にはノタノ坂超えだと思っていました。2008年にノタノ坂超えの下見に廃村茨川まで歩きました。
おかげさまで、西尾根と迷い尾根をあるくことができました。
クロオさんは、ゴミ袋を脚に履いてゆっくりと渡ったが、ゴミ袋が川底の石で破れて浸水の憂き目に遭った。
大治町のゴミ袋は、可燃物用、プラスチック類用、等、何種類かあります。袋の材質は、2種類あるようで、私の持参した可燃物用は、いわゆるポリ袋ではなく、少し強度の弱い袋だったので、川底の石で穴が開いたようです。ポリ袋を持参すればもう少しましだったと思います。それでも、ズボンのすそは濡れましたが。大したことはなかったです。
これで帰りにここに戻ってくれば無事に帰還することができるとの確信が得られたので、復路は県境稜線から迷い尾根を下ることにした。
ここが渡渉できなかったら、どうなっていたのでしょう?土倉経由で大遅刻で、帰りはヘッデンだったかも。
しかし、この濁流では茶屋川本流は遡行することができないので、藤原岳西尾根の取付きである蛇谷分岐までは茶屋川の左岸を高巻きに歩くことにした。
うろ覚えですが、以前は、茨川から茶屋川に沿って登山道があったはずです。緑水さんの話では、流失してしまったようです。
その後、薄い踏み跡が見つかり、これが高巻き道だと思い、調子に乗ってかなり進んだ。もうそろそろ蛇谷出合に着いてもよさそうだとGPSで確認したところ、すでに蛇谷左岸の山腹をかなり遡っていた。高巻き道と思い込んだのは、蛇谷を遡行する道だったのだ。
地図を確認すべきでした。でも、高巻き道も、蛇谷の遡行も、雰囲気のいいところを歩けたのでよかったですよ。
ここで蛇谷に下降し、蛇谷は増水がさほどでもなかったので登山靴で歩くことができた。蛇谷分岐まで戻り、見覚えのある藤原岳西尾根の標識を確認し、やれやれである。
茶屋川を真の谷まで遡上したことがあるので、私はここを一度通過したことがあるはずですが、全く覚えがありません。川原が少し広くなって雰囲気のいいところでした。機会があったら、また、ゆっくり歩いてみようと思います。
蛇谷分岐で小休止の後、藤原岳西尾根への取付きを登り始めた。最初からかなりの急登を強いられる。
急登でしたが、ほとんど滑り落ちることなく、歩きやすい尾根でした。
時刻は11:05、オフ会開始時刻の11:30まで25分しかない。ここで藤原岳展望台に直進せず、トラバース道を藤原山荘に行くことにした。
kitayamaさんは尾根芯を歩かれていましたが、茶屋川側の斜面にはずっとトラバース道が付いていました。
藤原山荘には11:20に到着し、それから石灰岩のカレンフェルトの庭を通過し、オフ会会場には11:30ちょうどに到着することができた。
どんぴしゃでした。間に合ってよかったです。
帰りは県境稜線を南下する予定であるが、せっかくなので天狗岩に立ち寄ることにした。天狗岩からは、藤原岳の紅葉が見え、さらに登ってきた西尾根、その向こうに迷い尾根が見える。さらに県境稜線の向こうには、銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳、そのまた向こうには御在所岳、雨乞岳の姿も望めた。また、西方向には、土倉岳からテーブルランドへの稜線、その向こうには天狗堂とサンヤリが眺望できた。
天狗岩、紅葉の時期には初めて行きました。曇り気味だったのが残念でした。
天狗岩から引き返して、再びカレンフェルトの道を進み、藤原山荘の前を通過して、展望台に駆け上った。展望台からは、西尾根とこれから歩く県境稜線や迷い尾根も確認できる。
藤原岳山頂、一般的には展望丘と言うようだけど、頂上のプレートは展望台となっている。名前はいい加減なものだ。
県境稜線は小さなアップダウンを繰り返しながら、迷い尾根分岐点までやってきた(15:15)。ここを直進すると迷い尾根に入ってしまうので、ここには標識があって、迷い尾根に踏み込まないように注意を促している。また、迷い尾根の入口にはトラロープが張ってあった。
迷い尾根で迷った人、4人知っています。内3人は、県境稜線を歩くつもりで迷い尾根に入ったようです。あんなにプレートが付いているのに…。
私たちは、敢えて迷い尾根を下るのだ。尾根に入ると、まずP845ピークに登る。この次のピークで尾根が別れており、右に行けばP743を経て蛇谷分岐に近い茶屋川に下ってしまう。ここでは左に行くことになる。事前に山日和さんに尋ねたところ、迷い尾根を下るのが最も早く廃村茨川に着けるルートで、この分岐さえ注意すれば、危険箇所もなく踏み跡もしっかりしているので問題ないとのこと。山日和さんのアドバイスどおり、迷い尾根はテープもちゃんとついていて、問題なく歩くことができた。最後は名大小屋の前に着地した(15:45)
聞いた通り、展望丘から丁度1時間半でした。この道はすごく助かりました。
茶屋川の水量は、少しは減っているかと思ったが、午前とほとんど変わらなかった。再び濁流を渡渉して、ノタノ坂への道を登る。最後にこの登りが堪えるかと思ったが、オフ会で2時間の休憩時間があったせいか、まだ余力があり、ノタノ坂まで30分で登り返すことができた。あとはゆっくりと御池川林道の小又谷駐車地までの下り道を歩いて戻った(17時到着)。
ノタノ坂の特に茨川側は、以前に比べると荒れたところが何か所かありましたが、明るいうちに越えられてよかったです。
クロオ
最後に編集したユーザー クロオ [ 2013年11月04日(月) 23:24 ], 累計 1 回
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- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
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Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
クロオさん、こんにちは。
> 連絡、お誘い、ありがとうございました。かなり前から、藤原岳西尾根を歩いてみたいと思っていました。廃村茨川
> にはノタノ坂越だと思っていました。2008年にノタノ坂超えの下見に廃村茨川まで歩きました。おかげさまで、西尾
> 根と迷い尾根をあるくことができました。
藤原岳の西尾根はこれまで登り1回、下り2回使っていますので、どんな感じなのかは分かっていましたが、いずれも4月初旬のフク
ジュソウの季節でした。今回は紅葉の時期ということで初めてでした。迷い尾根の方は初めてで、山日和さんのアドバイスのあかげで
したね。
> 大治町のゴミ袋は、可燃物用、プラスチック類用、等、何種類かあります。袋の材質は、2種類あるようで、私の持参した可燃物用は
> いわゆるポリ袋ではなく、少し強度の弱い袋だったので、川底の石で穴が開いたようです。ポリ袋を持参すればもう少しましだったと
> 思います。それでも、ズボンのすそは濡れましたが。大したことはなかったです。
まあ、水量の程度の問題なのでしょうが、今回の水量では流されるようなことはありませんから、登山靴を脱ぐことを厭わなければ何と
いうことはありません。今回はロングスパッツをつけて素早く掛け渡るのが正解でした。ほとんど浸水はありませんでしたから。
> ここが渡渉できなかったら、どうなっていたのでしょう?土倉経由で大遅刻で、帰りはヘッデンだったかも。
いや、そんなこともなかったでしょう。ノタノ坂に引き返して、土倉岳の尾根の途中から真の谷に下り、白船峠に登り返せば、何とか間に
合ったと思います。しかし、帰りが闇下になったかも知れません。
> 以前は、茨川から茶屋川に沿って登山道があったはずです。緑水さんの話では、流失してしまったようです。
西尾寿一氏の「鈴鹿の山と谷2」には、「茨川から三筋滝までは変化のある渓谷で踏み跡もある」と記載されており、茶屋川左岸沿いに
巻き道があったようですね。私は、これまで3回歩いていますが、いずれも茶屋川本流に沿って遡行しているので、高巻きは歩いたことが
ありませんでした。
> 地図を確認すべきでした。でも、高巻き道も、蛇谷の遡行も、雰囲気のいいところを歩けたのでよかったですよ。
蛇谷分岐はまだかまだかとGPSを度々見ていたのですが、高巻き道を見つけてからはGPSを見ないで進んでしまったのが失敗でした。
でも、ロスしたといっても10分程度でしょう。蛇谷は遡行できるようですね。この谷には昔銀山があったようです。銀山により茨川の村は
賑わったようですね。因みに、茨川が昭和40年に全村離村が終わり、村の歴史も幕を閉じました。
> 茶屋川を真の谷まで遡上したことがあるので、私はここを一度通過したことがあるはずですが、全く覚えがありません。川原が少し広
> くなって雰囲気のいいところでした。機会があったら、また、ゆっくり歩いてみようと思います。
私も茶屋川本流を遡行して、蛇谷分岐を通過して、真の谷から御池岳に登ったり、白船峠に登ったりしたことがあります。三筋滝を越え
ると流れが細くなり、確かもう一つ小さな滝を越えると、伏流になっていたと思います。
> 急登でしたが、ほとんど滑り落ちることなく、歩きやすい尾根でした。
> kitayamaさんは尾根芯を歩かれていましたが、茶屋川側の斜面にはずっとトラバース道が付いていました。
西尾根は最初が急登で。しばらくすると傾斜がゆるんで左寄りにトラバース道がついています。私の癖としては、尾根芯に沿って歩い
てしまうことがあります。しんどいとき、ヤブがあったりすることもありますが、尾根芯の方が迷わないので安心するのですね。
> どんぴしゃでした。間に合ってよかったです。
> 天狗岩、紅葉の時期には初めて行きました。曇り気味だったのが残念でした。
ということは、高巻きをロスしなければ、余裕のよっちゃんだったのですね。でも、遅刻しなかったことはよかったです。
天狗岩にも立ち寄りましたが、これは西尾根の眺望を確認することでした。帰りは、茨川の渡渉が可能とわかってい
るので時間的余裕もありましたから。
> 藤原岳山頂、一般的には展望丘と言うようだけど、頂上のプレートは展望台となっている。名前はいい加減なものだ。
丘でも台でも、眺望が望める場所ということには変わりはありませんね。北方向の眺望が霞んでしましたが、南や西は
大丈夫でした。
> 迷い尾根で迷った人、4人知っています。内3人は、県境稜線を歩くつもりで迷い尾根に入ったようです。あんなにプレ
> ートが付いているのに…。
あの渓谷プレートは以前からあるものですね。注意を呼びかけているので、プレートの図をよく見れば分かりますが、
ちょっとわかりにくいのかも知れません。もう一人は県境稜線を歩くつもりではなかったのでしょうか? 私たちは、意識
して迷い尾根に入ったのですから、決して迷ったわけではありません。
> 聞いた通り、展望丘から丁度1時間半でした。この道はすごく助かりました。
そうでしたね。日暮れが早くなっているので、4時までには茨川に着きたかったですね。でも、まあ茨川まで戻れば、あ
とは朝歩いているのでヘッドランプで歩けるという安心感はありましたね。
> ノタノ坂の茨川側は、以前に比べると荒れたところが何か所かありましたが、明るいうちに越えられてよかったです。
そうですね。茨川から取り付いて、支谷を沿って少し遡上し、尾根に取り付く場所が少し分かりにくかったところがあり
ますね。でも、山腹を登れば登山道が出てきましたので問題はありませんでした。
> 連絡、お誘い、ありがとうございました。かなり前から、藤原岳西尾根を歩いてみたいと思っていました。廃村茨川
> にはノタノ坂越だと思っていました。2008年にノタノ坂超えの下見に廃村茨川まで歩きました。おかげさまで、西尾
> 根と迷い尾根をあるくことができました。
藤原岳の西尾根はこれまで登り1回、下り2回使っていますので、どんな感じなのかは分かっていましたが、いずれも4月初旬のフク
ジュソウの季節でした。今回は紅葉の時期ということで初めてでした。迷い尾根の方は初めてで、山日和さんのアドバイスのあかげで
したね。
> 大治町のゴミ袋は、可燃物用、プラスチック類用、等、何種類かあります。袋の材質は、2種類あるようで、私の持参した可燃物用は
> いわゆるポリ袋ではなく、少し強度の弱い袋だったので、川底の石で穴が開いたようです。ポリ袋を持参すればもう少しましだったと
> 思います。それでも、ズボンのすそは濡れましたが。大したことはなかったです。
まあ、水量の程度の問題なのでしょうが、今回の水量では流されるようなことはありませんから、登山靴を脱ぐことを厭わなければ何と
いうことはありません。今回はロングスパッツをつけて素早く掛け渡るのが正解でした。ほとんど浸水はありませんでしたから。
> ここが渡渉できなかったら、どうなっていたのでしょう?土倉経由で大遅刻で、帰りはヘッデンだったかも。
いや、そんなこともなかったでしょう。ノタノ坂に引き返して、土倉岳の尾根の途中から真の谷に下り、白船峠に登り返せば、何とか間に
合ったと思います。しかし、帰りが闇下になったかも知れません。
> 以前は、茨川から茶屋川に沿って登山道があったはずです。緑水さんの話では、流失してしまったようです。
西尾寿一氏の「鈴鹿の山と谷2」には、「茨川から三筋滝までは変化のある渓谷で踏み跡もある」と記載されており、茶屋川左岸沿いに
巻き道があったようですね。私は、これまで3回歩いていますが、いずれも茶屋川本流に沿って遡行しているので、高巻きは歩いたことが
ありませんでした。
> 地図を確認すべきでした。でも、高巻き道も、蛇谷の遡行も、雰囲気のいいところを歩けたのでよかったですよ。
蛇谷分岐はまだかまだかとGPSを度々見ていたのですが、高巻き道を見つけてからはGPSを見ないで進んでしまったのが失敗でした。
でも、ロスしたといっても10分程度でしょう。蛇谷は遡行できるようですね。この谷には昔銀山があったようです。銀山により茨川の村は
賑わったようですね。因みに、茨川が昭和40年に全村離村が終わり、村の歴史も幕を閉じました。
> 茶屋川を真の谷まで遡上したことがあるので、私はここを一度通過したことがあるはずですが、全く覚えがありません。川原が少し広
> くなって雰囲気のいいところでした。機会があったら、また、ゆっくり歩いてみようと思います。
私も茶屋川本流を遡行して、蛇谷分岐を通過して、真の谷から御池岳に登ったり、白船峠に登ったりしたことがあります。三筋滝を越え
ると流れが細くなり、確かもう一つ小さな滝を越えると、伏流になっていたと思います。
> 急登でしたが、ほとんど滑り落ちることなく、歩きやすい尾根でした。
> kitayamaさんは尾根芯を歩かれていましたが、茶屋川側の斜面にはずっとトラバース道が付いていました。
西尾根は最初が急登で。しばらくすると傾斜がゆるんで左寄りにトラバース道がついています。私の癖としては、尾根芯に沿って歩い
てしまうことがあります。しんどいとき、ヤブがあったりすることもありますが、尾根芯の方が迷わないので安心するのですね。
> どんぴしゃでした。間に合ってよかったです。
> 天狗岩、紅葉の時期には初めて行きました。曇り気味だったのが残念でした。
ということは、高巻きをロスしなければ、余裕のよっちゃんだったのですね。でも、遅刻しなかったことはよかったです。
天狗岩にも立ち寄りましたが、これは西尾根の眺望を確認することでした。帰りは、茨川の渡渉が可能とわかってい
るので時間的余裕もありましたから。
> 藤原岳山頂、一般的には展望丘と言うようだけど、頂上のプレートは展望台となっている。名前はいい加減なものだ。
丘でも台でも、眺望が望める場所ということには変わりはありませんね。北方向の眺望が霞んでしましたが、南や西は
大丈夫でした。
> 迷い尾根で迷った人、4人知っています。内3人は、県境稜線を歩くつもりで迷い尾根に入ったようです。あんなにプレ
> ートが付いているのに…。
あの渓谷プレートは以前からあるものですね。注意を呼びかけているので、プレートの図をよく見れば分かりますが、
ちょっとわかりにくいのかも知れません。もう一人は県境稜線を歩くつもりではなかったのでしょうか? 私たちは、意識
して迷い尾根に入ったのですから、決して迷ったわけではありません。
> 聞いた通り、展望丘から丁度1時間半でした。この道はすごく助かりました。
そうでしたね。日暮れが早くなっているので、4時までには茨川に着きたかったですね。でも、まあ茨川まで戻れば、あ
とは朝歩いているのでヘッドランプで歩けるという安心感はありましたね。
> ノタノ坂の茨川側は、以前に比べると荒れたところが何か所かありましたが、明るいうちに越えられてよかったです。
そうですね。茨川から取り付いて、支谷を沿って少し遡上し、尾根に取り付く場所が少し分かりにくかったところがあり
ますね。でも、山腹を登れば登山道が出てきましたので問題はありませんでした。
written by kitayama-walk
Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
kitayamasaさん クロオさん こんにちは。
亀レスで申し訳ありません。
御指名に預かりまして、下記の、その4人の内のひとりです。恥ずかしながらの登場です。
この部分だけですが、少し。
> 迷い尾根で迷った人、4人知っています。内3人は、県境稜線を歩くつもりで迷い尾根に入ったようです。あんなにプレ
> ートが付いているのに…。
あの渓谷プレートは以前からあるものですね。注意を呼びかけているので、プレートの図をよく見れば分かりますが、
ちょっとわかりにくいのかも知れません。もう一人は県境稜線を歩くつもりではなかったのでしょうか? 私たちは、意識
して迷い尾根に入ったのですから、決して迷ったわけではありません。
ということで、・・・あんなにプレートが付いているのに・・・ですね。
あの時は、藤原岳から下りてきて県境稜線を進み治田峠方面へ向かってました。
この稜線は初めてでした。事前情報で、迷い尾根に迷い込まないこと、と注意していたつもりです。
でも、表示板(プレート)に気づくことなくいつのまにか直進していました。
そしてその後は、茨川に下り~ということは以前(2009年6月9日付けレポ)この掲示板に投稿しました。
その日の帰りに、治田峠側からここに戻り、どうして間違えたかを、調べたつもりです。
まず、表示板(プレート)の位置です。
藤原岳側から下りてきて直進するのを止めるなら、表示板は向かう正面にあってしかるべきだと思います。
あの頃表示板は、少し離れた位置の左側にあり、直進者からは注意しないとわかりません。
周囲の樹木には、例の赤テープほかがいっぱい、直進する迷い尾根方面にずっとついていました。
一方、治田峠方面から上ってくると、向かう正面には、それこそ間違えようもないほどたくさんの表示がありました。
それこそだれもが、迷うことなく藤原岳方面へ右折していったはずです。
その時思ったことは、この標識を立てた人は、
治田峠から来た人のことだけを考え、藤原岳方面から下りてくる人のことは想定していなかった、と。
だから現在、迷い尾根方面にむかう踏み跡が、ロープで通せんぼされているなら、
治田峠方面へ向かいたい人にとってはありがたい表示でしょうね。
少なくとも、自分のような不注意者には効果があったはずです。
茨川を手短に目指す貴殿たち二人組や、天狗ブナを鑑賞したい人は、ロープを越えていけばいいわけです。
今回のこのレポを読みながら、自分のミスを振り返り、過去の「迷い尾根レポ」も参照しました。
過去レポが読めるのは、クロオさんのご尽力のたまもので感謝です。
ところで、追記。
この掲示板で見られる「奥村さんの地図」を見ると、迷い尾根分岐では次のようなことが書かれています。
かつては、治田峠から上ってきて迷うのは、そのまま北側へ直進し、蛇谷におりる、だったようです。
すると、先ほどの自分の推理は浅はかで、ふたたび恥じ入ることになり・・・・、たそがれ、退場!!
亀レスで申し訳ありません。
御指名に預かりまして、下記の、その4人の内のひとりです。恥ずかしながらの登場です。
この部分だけですが、少し。
> 迷い尾根で迷った人、4人知っています。内3人は、県境稜線を歩くつもりで迷い尾根に入ったようです。あんなにプレ
> ートが付いているのに…。
あの渓谷プレートは以前からあるものですね。注意を呼びかけているので、プレートの図をよく見れば分かりますが、
ちょっとわかりにくいのかも知れません。もう一人は県境稜線を歩くつもりではなかったのでしょうか? 私たちは、意識
して迷い尾根に入ったのですから、決して迷ったわけではありません。
ということで、・・・あんなにプレートが付いているのに・・・ですね。
あの時は、藤原岳から下りてきて県境稜線を進み治田峠方面へ向かってました。
この稜線は初めてでした。事前情報で、迷い尾根に迷い込まないこと、と注意していたつもりです。
でも、表示板(プレート)に気づくことなくいつのまにか直進していました。
そしてその後は、茨川に下り~ということは以前(2009年6月9日付けレポ)この掲示板に投稿しました。
その日の帰りに、治田峠側からここに戻り、どうして間違えたかを、調べたつもりです。
まず、表示板(プレート)の位置です。
藤原岳側から下りてきて直進するのを止めるなら、表示板は向かう正面にあってしかるべきだと思います。
あの頃表示板は、少し離れた位置の左側にあり、直進者からは注意しないとわかりません。
周囲の樹木には、例の赤テープほかがいっぱい、直進する迷い尾根方面にずっとついていました。
一方、治田峠方面から上ってくると、向かう正面には、それこそ間違えようもないほどたくさんの表示がありました。
それこそだれもが、迷うことなく藤原岳方面へ右折していったはずです。
その時思ったことは、この標識を立てた人は、
治田峠から来た人のことだけを考え、藤原岳方面から下りてくる人のことは想定していなかった、と。
だから現在、迷い尾根方面にむかう踏み跡が、ロープで通せんぼされているなら、
治田峠方面へ向かいたい人にとってはありがたい表示でしょうね。
少なくとも、自分のような不注意者には効果があったはずです。
茨川を手短に目指す貴殿たち二人組や、天狗ブナを鑑賞したい人は、ロープを越えていけばいいわけです。
今回のこのレポを読みながら、自分のミスを振り返り、過去の「迷い尾根レポ」も参照しました。
過去レポが読めるのは、クロオさんのご尽力のたまもので感謝です。
ところで、追記。
この掲示板で見られる「奥村さんの地図」を見ると、迷い尾根分岐では次のようなことが書かれています。
かつては、治田峠から上ってきて迷うのは、そのまま北側へ直進し、蛇谷におりる、だったようです。
すると、先ほどの自分の推理は浅はかで、ふたたび恥じ入ることになり・・・・、たそがれ、退場!!
Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
たそがれ高洋 さん、こんばんは。
あの時は、藤原岳から下りてきて県境稜線を進み治田峠方面へ向かってました。この稜線は初めてでした。事前情報で、迷い尾根に迷い込まないこと、と注意していたつもりです。でも、表示板(プレート)に気づくことなくいつのまにか直進していました。
治田財産区とはどういう組織なのでしょう? プレートたくさん設置しています。
まず、表示板(プレート)の位置です。藤原岳側から下りてきて直進するのを止めるなら、表示板は向かう正面にあってしかるべきだと思います。あの頃表示板は、少し離れた位置の左側にあり、直進者からは注意しないとわかりません。
私は、3回ここに、藤原岳側から来ましたが、3回とも12番プレートの前を通りました。単に運がよかっただけかもしれませんが、尾根の真ん中に立っていて見落とすような位置ではなかったような記憶です。また、地図を見ていれば、15番プレートあたりからもうすぐ曲がらなければならないと気になると思うのですが…。
だから現在、迷い尾根方面にむかう踏み跡が、ロープで通せんぼされているなら、治田峠方面へ向かいたい人にとってはありがたい表示でしょうね。少なくとも、自分のような不注意者には効果があったはずです。
迷う人が多いのでしょうか? どなたかが気になってロープを張ったのでしょうか?
茨川を手短に目指す貴殿たち二人組や、天狗ブナを鑑賞したい人は、ロープを越えていけばいいわけです。
とても快適な尾根でした。茨川にどんぴしゃ降りれました。山日和さんの助言が無かったら、治田峠まで行って伊勢谷を下っていたと思います。大回り、かつ、歩きにくい谷道を歩いていたかもしれません。
今回のこのレポを読みながら、自分のミスを振り返り、過去の「迷い尾根レポ」も参照しました。過去レポが読めるのは、クロオさんのご尽力のたまもので感謝です。
すみません。たそがれさんのことをばらすつもりは全くなかったのですが…。 自己申告されちゃいましたね。
この掲示板で見られる「奥村さんの地図」を見ると、迷い尾根分岐では次のようなことが書かれています。
かつては、治田峠から上ってきて迷うのは、そのまま北側へ直進し、蛇谷におりる、だったようです。
そうですね。迷い尾根は、どの尾根のことかよく分からなくて調べていました。迷い尾根を検索すると、kitayamaさんのレポや、たそがれさんのレポが出てきました。地名のことなら、奥村さんの地図が詳しかったですね。早く気が付けばよかったです。迷い尾根は、12番プレートから蛇谷へ降りる尾根のようですね。
治田峠で昨年、こんなことがありました。
2012年の4月に孫太尾根を上がり帰りは青川峡を下ろうと治田峠に来ました。もちろん、12番プレートで曲がり、11番プレートも通過しました。
治田峠に来たら、治田峠~青川峡キャンピングパーク通行止になっていました。まだ、時間は、孫太尾根に戻って下山もできなくはなかったのですが、携帯電話が使えたのでいなべ市に連絡したら、調べてくれて、人はなんとか通行できると回答があったので青川峡を下山しました。この間、1時間程度待ちました。青川峡の途中には、土石流防止用の堰堤の工事中で、これを超えるのはちょっとスリルがありました。
翌日、いなべ市と三重県桑名建設事務所に問い合わせしました。 治田峠まで来て通行止の表示を見て、どうすればよいのか?、と。
いなべ市は、青川峡の林道沿いにいなべ市の名前の付いたプレートを何本も立てているにもかかわらず、林道は管理していない、とのことでした。
三重県桑名建設事務所も同様の答えで、登山者がいることは認識していないようでした。地元の人に相談して、青川峡の入り口と、治田峠に通行止めを立てたとのことでした。
治田峠に向かう可能性のある登山口すべてに表示するよう、いなべ市にお願いしました。行政は、いい加減なものです。勝手に入っている登山者が悪いのだろうか?
クロオ
あの時は、藤原岳から下りてきて県境稜線を進み治田峠方面へ向かってました。この稜線は初めてでした。事前情報で、迷い尾根に迷い込まないこと、と注意していたつもりです。でも、表示板(プレート)に気づくことなくいつのまにか直進していました。
治田財産区とはどういう組織なのでしょう? プレートたくさん設置しています。
まず、表示板(プレート)の位置です。藤原岳側から下りてきて直進するのを止めるなら、表示板は向かう正面にあってしかるべきだと思います。あの頃表示板は、少し離れた位置の左側にあり、直進者からは注意しないとわかりません。
私は、3回ここに、藤原岳側から来ましたが、3回とも12番プレートの前を通りました。単に運がよかっただけかもしれませんが、尾根の真ん中に立っていて見落とすような位置ではなかったような記憶です。また、地図を見ていれば、15番プレートあたりからもうすぐ曲がらなければならないと気になると思うのですが…。
だから現在、迷い尾根方面にむかう踏み跡が、ロープで通せんぼされているなら、治田峠方面へ向かいたい人にとってはありがたい表示でしょうね。少なくとも、自分のような不注意者には効果があったはずです。
迷う人が多いのでしょうか? どなたかが気になってロープを張ったのでしょうか?
茨川を手短に目指す貴殿たち二人組や、天狗ブナを鑑賞したい人は、ロープを越えていけばいいわけです。
とても快適な尾根でした。茨川にどんぴしゃ降りれました。山日和さんの助言が無かったら、治田峠まで行って伊勢谷を下っていたと思います。大回り、かつ、歩きにくい谷道を歩いていたかもしれません。
今回のこのレポを読みながら、自分のミスを振り返り、過去の「迷い尾根レポ」も参照しました。過去レポが読めるのは、クロオさんのご尽力のたまもので感謝です。
すみません。たそがれさんのことをばらすつもりは全くなかったのですが…。 自己申告されちゃいましたね。
この掲示板で見られる「奥村さんの地図」を見ると、迷い尾根分岐では次のようなことが書かれています。
かつては、治田峠から上ってきて迷うのは、そのまま北側へ直進し、蛇谷におりる、だったようです。
そうですね。迷い尾根は、どの尾根のことかよく分からなくて調べていました。迷い尾根を検索すると、kitayamaさんのレポや、たそがれさんのレポが出てきました。地名のことなら、奥村さんの地図が詳しかったですね。早く気が付けばよかったです。迷い尾根は、12番プレートから蛇谷へ降りる尾根のようですね。
治田峠で昨年、こんなことがありました。
2012年の4月に孫太尾根を上がり帰りは青川峡を下ろうと治田峠に来ました。もちろん、12番プレートで曲がり、11番プレートも通過しました。
治田峠に来たら、治田峠~青川峡キャンピングパーク通行止になっていました。まだ、時間は、孫太尾根に戻って下山もできなくはなかったのですが、携帯電話が使えたのでいなべ市に連絡したら、調べてくれて、人はなんとか通行できると回答があったので青川峡を下山しました。この間、1時間程度待ちました。青川峡の途中には、土石流防止用の堰堤の工事中で、これを超えるのはちょっとスリルがありました。
翌日、いなべ市と三重県桑名建設事務所に問い合わせしました。 治田峠まで来て通行止の表示を見て、どうすればよいのか?、と。
いなべ市は、青川峡の林道沿いにいなべ市の名前の付いたプレートを何本も立てているにもかかわらず、林道は管理していない、とのことでした。
三重県桑名建設事務所も同様の答えで、登山者がいることは認識していないようでした。地元の人に相談して、青川峡の入り口と、治田峠に通行止めを立てたとのことでした。
治田峠に向かう可能性のある登山口すべてに表示するよう、いなべ市にお願いしました。行政は、いい加減なものです。勝手に入っている登山者が悪いのだろうか?
クロオ
-
- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【鈴鹿】藤原岳-西尾根から尾根周回(やぶこぎオフ会)
たそがれさん こんばんは。
> ご指名に預かりまして、下記の、その4人の内のひとりです。恥ずかしながらの登場です。
あ、そうなんですか。クロオさんの知っている迷い尾根で迷ったという人の一人なんですか。
> あの時は、藤原岳から下りてきて県境稜線を進み治田峠方面へ向かってました。
> この稜線は初めてでした。事前情報で、迷い尾根に迷い込まないこと、と注意していたつもりです。
> でも、表示板(プレート)に気づくことなくいつのまにか直進していました。
やはり、たそがれさんも、藤原岳から治田峠に向かったのですね。事前情報で「迷い尾根」の注意がしていたのですね。
でも、その警告プレートに気づかなかったと。確かに、警告プレートは少し左手にありますね。そのプレートに気づかない
まま直進してしまったのでしょうね。今は、トラロープが張ってあるので、そのまま直進することはないでしょう。
> まず、表示板(プレート)の位置です。藤原岳側から下りてきて直進するのを止めるなら、表示板は向かう正面にあって
> しかるべきだと思います。あの頃表示板は、少し離れた位置の左側にあり、直進者からは注意しないとわかりません。
> 周囲の樹木には、例の赤テープほかがいっぱい、直進する迷い尾根方面にずっとついていました。
なるほど、そのとおりですね。もう少し先に気をつけていたら、警告プレートに気づいたかも知れませんね。それにして
も、直進する迷い尾根にたくさんの赤テープがついていたのは紛らわしいですね。この前は、迷い尾根の入口にはテー
プはなかったと思います。迷い尾根に入ってから、赤と黄のテープが見られるようになりました。ロープとともに改善され
たのでしょうか。
> 一方、治田峠方面から上ってくると、向かう正面には、それこそ間違えようもないほどたくさんの表示がありました。
> それこそだれもが、迷うことなく藤原岳方面へ右折していったはずです。その時思ったことは、この標識を立てた人は
> 治田峠から来た人のことだけを考え、藤原岳方面から下りてくる人のことは想定していなかった、と。
警告プレートは見る方向からすると、違って見えるのですね。治田峠から登ってくる人にとってはすぐに気づくようにな
っているというのですね。なるほど、そうかも知れません。プレートを設置した人の認識まではよくわからなかったのです
ね。こういうことは往々にしてあるのかも知れません。
> だから現在、迷い尾根方面にむかう踏み跡が、ロープで通せんぼされているなら、治田峠方面へ向かいたい人にとっ
> てはありがたい表示でしょうね。少なくとも、自分のような不注意者には効果があったはずです。茨川を手短に目指す
> 貴殿たち二人組や、天狗ブナを鑑賞したい人は、ロープを越えていけばいいわけです。
はい、そのとおりです。警告プレートだけでは迷い尾根に入っていく人が絶えないので、ロープを張ったのでしょうか。
プレートもロープも同じ人は設置したのでしょうか。
> 今回のこのレポを読みながら、自分のミスを振り返り、過去の「迷い尾根レポ」も参照しました。
そうですね。自分がどこでどのようなミスをしたのか。それを確認に行くことがあります。たそがれさんは、自分のミスを
確認しに行かれたのでしょうか?
> ご指名に預かりまして、下記の、その4人の内のひとりです。恥ずかしながらの登場です。
あ、そうなんですか。クロオさんの知っている迷い尾根で迷ったという人の一人なんですか。
> あの時は、藤原岳から下りてきて県境稜線を進み治田峠方面へ向かってました。
> この稜線は初めてでした。事前情報で、迷い尾根に迷い込まないこと、と注意していたつもりです。
> でも、表示板(プレート)に気づくことなくいつのまにか直進していました。
やはり、たそがれさんも、藤原岳から治田峠に向かったのですね。事前情報で「迷い尾根」の注意がしていたのですね。
でも、その警告プレートに気づかなかったと。確かに、警告プレートは少し左手にありますね。そのプレートに気づかない
まま直進してしまったのでしょうね。今は、トラロープが張ってあるので、そのまま直進することはないでしょう。
> まず、表示板(プレート)の位置です。藤原岳側から下りてきて直進するのを止めるなら、表示板は向かう正面にあって
> しかるべきだと思います。あの頃表示板は、少し離れた位置の左側にあり、直進者からは注意しないとわかりません。
> 周囲の樹木には、例の赤テープほかがいっぱい、直進する迷い尾根方面にずっとついていました。
なるほど、そのとおりですね。もう少し先に気をつけていたら、警告プレートに気づいたかも知れませんね。それにして
も、直進する迷い尾根にたくさんの赤テープがついていたのは紛らわしいですね。この前は、迷い尾根の入口にはテー
プはなかったと思います。迷い尾根に入ってから、赤と黄のテープが見られるようになりました。ロープとともに改善され
たのでしょうか。
> 一方、治田峠方面から上ってくると、向かう正面には、それこそ間違えようもないほどたくさんの表示がありました。
> それこそだれもが、迷うことなく藤原岳方面へ右折していったはずです。その時思ったことは、この標識を立てた人は
> 治田峠から来た人のことだけを考え、藤原岳方面から下りてくる人のことは想定していなかった、と。
警告プレートは見る方向からすると、違って見えるのですね。治田峠から登ってくる人にとってはすぐに気づくようにな
っているというのですね。なるほど、そうかも知れません。プレートを設置した人の認識まではよくわからなかったのです
ね。こういうことは往々にしてあるのかも知れません。
> だから現在、迷い尾根方面にむかう踏み跡が、ロープで通せんぼされているなら、治田峠方面へ向かいたい人にとっ
> てはありがたい表示でしょうね。少なくとも、自分のような不注意者には効果があったはずです。茨川を手短に目指す
> 貴殿たち二人組や、天狗ブナを鑑賞したい人は、ロープを越えていけばいいわけです。
はい、そのとおりです。警告プレートだけでは迷い尾根に入っていく人が絶えないので、ロープを張ったのでしょうか。
プレートもロープも同じ人は設置したのでしょうか。
> 今回のこのレポを読みながら、自分のミスを振り返り、過去の「迷い尾根レポ」も参照しました。
そうですね。自分がどこでどのようなミスをしたのか。それを確認に行くことがあります。たそがれさんは、自分のミスを
確認しに行かれたのでしょうか?
written by kitayama-walk