[attachment=7]DSCN6565_800.jpg[/attachment]
先週は、癒しの谷、青田・木屋谷奥山谷左俣、口ワサビ谷下降を企てるも、豪雨に合い茶褐色の濁流となった奥山谷出合で撤退。
今回は、宮川大熊谷本流を遡行し、崩レ俣谷下降を企ててみたが…。
大熊谷の東俣谷、崩レ俣谷の記録は見られるが、本谷の記録はほとんど目にしない。わたしが読んだ記録は、松阪山岳会の機関誌『台高』に載っていた1960年代半ばの記録のみ。その記録は、松阪からバスで入り、日帰りで稜線まで登って帰っている記録だったはずなのだ。
【 日 付 】2013年07月21日
【 山 域 】台高東部 大熊谷
【メンバー】zipp
【 天 候 】晴天
【 ルート 】
08:35 大熊林道崩レ俣谷出合駐車地--- 08:45 林道最初のカーブ(入渓地点)--- 10:05 三滝谷出合--- 10:30 ゴンノカミ谷出合--- 11:10~11:30 10数m滝上--- 12:10~13:35 40m滝滝口(昼食)--- 14:10~14:20 ゴンノカミ谷出合--- 14:50 林道終点--- 15:15 駐車地
[attachment=6]迷岳南地図エアリア_640.jpg[/attachment]
大熊林道は、崩レ俣谷出合から先は、崩壊したまま何年も前から手も付けられていない。
最初のカーブで谷に入る。ちょうどここは、左岸枝谷が長瀑を掛けている出合先なのだが、その滝は、きょうは岩肌を濡らしているだけだ。
谷は、大岩重なるゴーロで、きょうは水流が伏流し、まともに陽が照りつけ暑いことこの上なし。それに体調もおかしく(単なる二日酔い!?)、大岩の日陰に入って休み休みの遡行になってしまう。
小さな砂防堰を越えたところでやっと水流が出て来て、足を濡らして一息つく。この谷は三滝谷出合付近までは、大岩ゴーロに小滝と釜が散在する谷だ。
林道終点近くのワイヤの絡まった小滝、それにちょとしたナメ、大岩横の小滝をこなしていくと、大きな釜を持った小滝の奥に豪快な6m滝が落ちていて、やっと滝らしい滝に巡り遇える。
[attachment=5]DSCN6538_640.jpg[/attachment]
出合直ぐに100m近い滝を擁する三滝谷の滝見物には行かず、その対岸右岸に入る小さな谷に滝が掛っているのに気付き見に行く。何処まで高さが続くのか定かでない滝が掛り、思わぬ水量があるのに驚いた。(帰ってからよくよく地図を見ると、八景山に突きあげる谷だった。わたしは今までこの谷は、すぐ上流隣のモミ谷の左俣であろうと思っていたのだった。)
三滝谷出合上からの風景は、好きな風景だ。左岸は岩壁がそそり立ち、谷奥にはモミ谷の出合に落ちる滝、そしてその奥に尖頭をもった岩峰が聳えている。
モミ谷の滝の先の本流には、6m程の高さの岩盤が谷幅いっぱいに広がり、滝を落としている。
登れるとすれば、水流のある右端だろうか?それには釜に浸からざるを得ないのでパスだ。右岸に垂れ下っているワイヤーを利用して巻き上がった。
[attachment=4]DSCN6545_640.jpg[/attachment]
谷は右岸に壁が立った大岩のゴーロ。赤色チャートの転石が多くなり、右岸にはレンガ状の壁も見られる。
左岸に窯跡・石積み道を見れば、正面に土砂の押出しのようなところにいくつか水流のあるゴンノカミ谷出合だ。
本流は右に折れて、谷幅が狭まり小滝とナメが連続し、渓相が一変する。4m程の小滝を右から登り上がればゴルジュの入口。奥には黒い岩盤に、下部に小滝を連続させくねった10数m程の滝。
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。えらく時間がかって立木のところで一安心、…実は左岸の草付バンドを辿ればここまで来れるのではある。ここからひと登りなのだが、手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
滝口から先は両岸壁の中。箱淵が続き、小滝の向こうに滝の飛沫が左から噴き出している。この先なにかが潜んでいそうな悪相だ。そういえば、隣の三滝谷の大滝の上もこんなところだった、もっと暗かったけど。
一つ目の箱淵は立って越えたが、二つ目の箱淵は泳ぐしかない。とりあえず偵察にザックをデポし泳いで小滝に取り付いた。
小滝の先は、深い釜。そこに10m程の斜瀑が落ちていた。滝の左には豚の鼻のような岩が三つ並んでオーバーハングしている。登るとすればここなのだろうが、アブミでもなければ不可能だ。
[attachment=3]DSCN6575_640.jpg[/attachment]
万事休すだ。ゴンノカミ谷出合に戻り、昼食喰って帰ろう。
先ほど登った滝口へ帰る途中、それでも両岸の弱点を探りながら帰ると、滝口から戻るように斜上する岩のはがれたバンドを右岸に見つけた。下を覗くと高度感があって恐いが、剥がれた大きな岩を動かないでくれと祈りながら手を掛け登っていく。下から覗いた時は立木もあると思って取り付いたのだが、どれもこれも枯れ木で全く役に立たない。
喉を涸らして安全地帯にあがるとケモノ道が走り、近くには岩壁から水が滴り落ちていた。
その水でのどを潤していると、足元にはいつの時代のものともしれぬ番線が落ちていた。
ならば、ここは人も入らないようなところでは無く、先ほどのケモノ道は人も使ってた道ではなかったろうか?
その道を外して先ほど阻まれた滝を見降ろす。斜瀑の上には小滝やナメが連なり、流芯に大きな岩、そしてその先、高い岩壁を白布で覆うように大滝が落ちていた。
正直、参った! こんな滝があろうとは、予想外の展開だ。
[attachment=2]DSCN6589_640.jpg[/attachment]
大滝下に降りることなく、先ほどのケモノ道に戻りさらに巻いていくと、架線時代のワイヤが何本も垂れ下っている。登るために使ったワイヤかと引っ張ってみると、何の抵抗もなく抜けてしまうものもある。
すでに滝口の高さ以上に登ったところで、緩く傾斜した砂の載ったバンドを見つけてトラバースする。滝口へ続く子尾根にのると、さらに上流から大きな滝音が聞こえてくる。おいおい、まだこのゴルジュは抜けられないのか。
薄暗い壁に囲まれた谷に降り、カメラを取り出そうとしたらウエストバックのジッパーが壊れて口を開けていた。当然カメラは無くなっていた。
そういえば、巻の途中で視界の端に足元から転がり跳ねていく石を見た。あれは石ではなくカメラだったのだ。
その上、肝心の地図も無くしているのに気付いた。これでは、この先進めない。
滝口にザックをデポし、上流を見に行く。すぐ上には、8m程の右は直瀑、左は段瀑のちょっと変わった二筋の滝。
廊下の右岸を登ってさらに行くと、20m程の二筋滝。よく見ると、右が本谷の滝で左が枝谷の滝、滝下の深そうな釜が枝谷の出合になっているのだ。そしてその枝谷の奥には、さらに岩壁に落ちる滝が白く見えた。
[attachment=1]P7210121_640.jpg[/attachment]
ザックをデポした滝口に戻って、ビアを開ける。
何てことだ、本谷を甘く見すぎていた。地形図で確認したいが、それもままならぬ。
また来なくちゃ行けなくなってしまったなぁとランチを喰い終えた。
帰路、谷底までは落ちていなかったカメラを回収して安堵し、ケモノ道はしっかりゴンノカミ谷出合まで続いている仕事道であることを確認できた。
後日談:
冒頭の松阪山岳会の記録を再度読みなおすと、ゴルジュの最初の滝?を登って、杣道を使い、大熊谷ノ頭と白倉山稜線間の1188pに登った記録の様である。
わらじの会の遡行記録はあるのだろうが、奈良の図書館まで足を運べない。が、手持ちの川崎実氏の「秘瀑」を見ていたら、本谷ゴルジュ上流の滝もいくつか紹介されていた。気づいていなかったのである。
ちなみに今回遡行した到達点は標高590mの枝谷出合までだった。なんだ!これっぽっちだったのかと、地図をみて唖然としちまった。
[attachment=0]DSCN6584_800.jpg[/attachment]
【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
zippさん、おはようございます。
久しぶりのzippさんのレポを見つけてつい見入ってしまいました。zippさんのレポがないとやぶこぎも寂しいので、なるべくレポを上げるようにしてくださいな。
先週は、癒しの谷、青田・木屋谷奥山谷左俣、口ワサビ谷下降を企てるも、豪雨に合い茶褐色の濁流となった奥山谷出合で撤退。
最近はこういうゲリラ豪雨が多いですね。私もゲリラ豪雨に会ったのは今年で3回あります。先週の岩倉川でも雨に降られました。
【 日 付 】2013年07月21日
【 山 域 】台高東部 大熊谷
【メンバー】zipp
【 天 候 】晴天
【 ルート 】
08:35 大熊林道崩レ俣谷出合駐車地--- 08:45 林道最初のカーブ(入渓地点)--- 10:05 三滝谷出合--- 10:30 ゴンノカミ谷出合--- 11:10~11:30 10数m滝上--- 12:10~13:35 40m滝滝口(昼食)--- 14:10~14:20 ゴンノカミ谷出合--- 14:50 林道終点--- 15:15 駐車地
よくこういうところに単独で入りますね。私は去年は何も思わずに単独で入っていましたが、最近は複数で沢に入ることが多くて、だんだん単独が怖くなってきました。複数でないと行けないところもありますしね。
谷は、大岩重なるゴーロで、きょうは水流が伏流し、まともに陽が照りつけ暑いことこの上なし。それに体調もおかしく(単なる二日酔い!?)、大岩の日陰に入って休み休みの遡行になってしまう。
相変わらず飲みすぎてますかな。
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。えらく時間がかって立木のところで一安心、…実は左岸の草付バンドを辿ればここまで来れるのではある。
これって単独の場合はどうやって確保しているのかな。文章で説明しにくかったら今度会ったときにでも教えてください。
ここからひと登りなのだが、手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
このハーケンは残置にしたの?それとも下りのときに回収したのかな?
ザックをデポした滝口に戻って、ビアを開ける。
やっぱりビールは常に出てくるわけね。最近はオールフリーってのもありますけど。
帰路、谷底までは落ちていなかったカメラを回収して安堵し、ケモノ道はしっかりゴンノカミ谷出合まで続いている仕事道であることを確認できた。
カメラ、回収できてよかったですね。私もヌタハラ谷でカメラを落として取りに戻ったのを思い出しました。
お疲れさんでした。
またどこかの谷で・・・
久しぶりのzippさんのレポを見つけてつい見入ってしまいました。zippさんのレポがないとやぶこぎも寂しいので、なるべくレポを上げるようにしてくださいな。
先週は、癒しの谷、青田・木屋谷奥山谷左俣、口ワサビ谷下降を企てるも、豪雨に合い茶褐色の濁流となった奥山谷出合で撤退。
最近はこういうゲリラ豪雨が多いですね。私もゲリラ豪雨に会ったのは今年で3回あります。先週の岩倉川でも雨に降られました。
【 日 付 】2013年07月21日
【 山 域 】台高東部 大熊谷
【メンバー】zipp
【 天 候 】晴天
【 ルート 】
08:35 大熊林道崩レ俣谷出合駐車地--- 08:45 林道最初のカーブ(入渓地点)--- 10:05 三滝谷出合--- 10:30 ゴンノカミ谷出合--- 11:10~11:30 10数m滝上--- 12:10~13:35 40m滝滝口(昼食)--- 14:10~14:20 ゴンノカミ谷出合--- 14:50 林道終点--- 15:15 駐車地
よくこういうところに単独で入りますね。私は去年は何も思わずに単独で入っていましたが、最近は複数で沢に入ることが多くて、だんだん単独が怖くなってきました。複数でないと行けないところもありますしね。
谷は、大岩重なるゴーロで、きょうは水流が伏流し、まともに陽が照りつけ暑いことこの上なし。それに体調もおかしく(単なる二日酔い!?)、大岩の日陰に入って休み休みの遡行になってしまう。
相変わらず飲みすぎてますかな。
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。えらく時間がかって立木のところで一安心、…実は左岸の草付バンドを辿ればここまで来れるのではある。
これって単独の場合はどうやって確保しているのかな。文章で説明しにくかったら今度会ったときにでも教えてください。
ここからひと登りなのだが、手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
このハーケンは残置にしたの?それとも下りのときに回収したのかな?
ザックをデポした滝口に戻って、ビアを開ける。
やっぱりビールは常に出てくるわけね。最近はオールフリーってのもありますけど。
帰路、谷底までは落ちていなかったカメラを回収して安堵し、ケモノ道はしっかりゴンノカミ谷出合まで続いている仕事道であることを確認できた。
カメラ、回収できてよかったですね。私もヌタハラ谷でカメラを落として取りに戻ったのを思い出しました。
お疲れさんでした。
またどこかの谷で・・・
@シュークリーム@
Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
おはようございます、zippさん。
今回は、宮川大熊谷本流を遡行し、崩レ俣谷下降を企ててみたが…。
また、ハードなコースどりで・・
本流は右に折れて、谷幅が狭まり小滝とナメが連続し、渓相が一変する。4m程の小滝を右から登り上がればゴルジュの入口。奥には黒い岩盤に、下部に小滝を連続させくねった10数m程の滝。
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。えらく時間がかって立木のところで一安心、…実は左岸の草付バンドを辿ればここまで来れるのではある。ここからひと登りなのだが、手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
ハーケンが出ましたか。zippさんレポでは珍しいかも・・
このあたりの谷を避けて植林や杣道はつけられているようですね。
先ほど登った滝口へ帰る途中、それでも両岸の弱点を探りながら帰ると、滝口から戻るように斜上する岩のはがれたバンドを右岸に見つけた。下を覗くと高度感があって恐いが、剥がれた大きな岩を動かないでくれと祈りながら手を掛け登っていく。下から覗いた時は立木もあると思って取り付いたのだが、どれもこれも枯れ木で全く役に立たない。
喉を涸らして安全地帯にあがるとケモノ道が走り、近くには岩壁から水が滴り落ちていた。
その水でのどを潤していると、足元にはいつの時代のものともしれぬ番線が落ちていた。
ならば、ここは人も入らないようなところでは無く、先ほどのケモノ道は人も使ってた道ではなかったろうか?
その道を外して先ほど阻まれた滝を見降ろす。斜瀑の上には小滝やナメが連なり、流芯に大きな岩、そしてその先、高い岩壁を白布で覆うように大滝が落ちていた。
正直、参った! こんな滝があろうとは、予想外の展開だ。
「秘瀑」にある本谷の大滝ですね。
きれいな滝です。
この時期、ヒルはいませんでした?
私が生まれて初めて献血したのがこの付近でしたので・・・
大滝下に降りることなく、先ほどのケモノ道に戻りさらに巻いていくと、架線時代のワイヤが何本も垂れ下っている。登るために使ったワイヤかと引っ張ってみると、何の抵抗もなく抜けてしまうものもある。
上部の伐採した木を架線で林道まで下したんですかね?
滝口にザックをデポし、上流を見に行く。すぐ上には、8m程の右は直瀑、左は段瀑のちょっと変わった二筋の滝。
廊下の右岸を登ってさらに行くと、20m程の二筋滝。よく見ると、右が本谷の滝で左が枝谷の滝、滝下の深そうな釜が枝谷の出合になっているのだ。そしてその枝谷の奥には、さらに岩壁に落ちる滝が白く見えた。
宿題が残りましたね。
帰路、谷底までは落ちていなかったカメラを回収して安堵し、ケモノ道はしっかりゴンノカミ谷出合まで続いている仕事道であることを確認できた。
仕事道でしたか。
「秘瀑」に書かれている本谷廊下を絡む仕事道ですね。
昔の人はどこでも道をつけちゃいます。
経験のなせる技なのだろうな。
ちなみに今回遡行した到達点は標高590mの枝谷出合までだった。なんだ!これっぽっちだったのかと、地図をみて唖然としちまった。
お疲れ様でした。
次回に期待を抱かせる山行です。
久々にzippさんのワクワクレポを読ませていただきました。
わりばし
今回は、宮川大熊谷本流を遡行し、崩レ俣谷下降を企ててみたが…。
また、ハードなコースどりで・・
本流は右に折れて、谷幅が狭まり小滝とナメが連続し、渓相が一変する。4m程の小滝を右から登り上がればゴルジュの入口。奥には黒い岩盤に、下部に小滝を連続させくねった10数m程の滝。
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。えらく時間がかって立木のところで一安心、…実は左岸の草付バンドを辿ればここまで来れるのではある。ここからひと登りなのだが、手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
ハーケンが出ましたか。zippさんレポでは珍しいかも・・
このあたりの谷を避けて植林や杣道はつけられているようですね。
先ほど登った滝口へ帰る途中、それでも両岸の弱点を探りながら帰ると、滝口から戻るように斜上する岩のはがれたバンドを右岸に見つけた。下を覗くと高度感があって恐いが、剥がれた大きな岩を動かないでくれと祈りながら手を掛け登っていく。下から覗いた時は立木もあると思って取り付いたのだが、どれもこれも枯れ木で全く役に立たない。
喉を涸らして安全地帯にあがるとケモノ道が走り、近くには岩壁から水が滴り落ちていた。
その水でのどを潤していると、足元にはいつの時代のものともしれぬ番線が落ちていた。
ならば、ここは人も入らないようなところでは無く、先ほどのケモノ道は人も使ってた道ではなかったろうか?
その道を外して先ほど阻まれた滝を見降ろす。斜瀑の上には小滝やナメが連なり、流芯に大きな岩、そしてその先、高い岩壁を白布で覆うように大滝が落ちていた。
正直、参った! こんな滝があろうとは、予想外の展開だ。
「秘瀑」にある本谷の大滝ですね。
きれいな滝です。
この時期、ヒルはいませんでした?
私が生まれて初めて献血したのがこの付近でしたので・・・
大滝下に降りることなく、先ほどのケモノ道に戻りさらに巻いていくと、架線時代のワイヤが何本も垂れ下っている。登るために使ったワイヤかと引っ張ってみると、何の抵抗もなく抜けてしまうものもある。
上部の伐採した木を架線で林道まで下したんですかね?
滝口にザックをデポし、上流を見に行く。すぐ上には、8m程の右は直瀑、左は段瀑のちょっと変わった二筋の滝。
廊下の右岸を登ってさらに行くと、20m程の二筋滝。よく見ると、右が本谷の滝で左が枝谷の滝、滝下の深そうな釜が枝谷の出合になっているのだ。そしてその枝谷の奥には、さらに岩壁に落ちる滝が白く見えた。
宿題が残りましたね。
帰路、谷底までは落ちていなかったカメラを回収して安堵し、ケモノ道はしっかりゴンノカミ谷出合まで続いている仕事道であることを確認できた。
仕事道でしたか。
「秘瀑」に書かれている本谷廊下を絡む仕事道ですね。
昔の人はどこでも道をつけちゃいます。
経験のなせる技なのだろうな。
ちなみに今回遡行した到達点は標高590mの枝谷出合までだった。なんだ!これっぽっちだったのかと、地図をみて唖然としちまった。
お疲れ様でした。
次回に期待を抱かせる山行です。
久々にzippさんのワクワクレポを読ませていただきました。
わりばし
Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
シュークリさん、こんばんは。
近頃、中途半端な山行や途中敗退が多いものでして、なかなかレポがあげられません。
そうそう、シュークリさんの職場の仲間たち(?)とこの間二度ほど時間を共有いたしました。中にはワンゲルの子もいました。
最近はこういうゲリラ豪雨が多いですね。私もゲリラ豪雨に会ったのは今年で3回あります。先週の岩倉川でも雨に降られました。
沢では、気を付けないといけませんね。上流に土砂ダムモドキがあると怖いです。
木屋谷は落ち着いた谷だから濁らないかと思ってたんですが、水の中の足の置場もわからないほど濁り、奥山谷も濁っていたので諦めました。
よくこういうところに単独で入りますね。私は去年は何も思わずに単独で入っていましたが、最近は複数で沢に入ることが多くて、だんだん単独が怖くなってきました。複数でないと行けないところもありますしね。
大熊谷は、東俣、崩レ俣(悪谷)、三滝、ゴンノカミ谷と過去入ってます。
ですので、土地勘(杣道とか谷の感じ)はあるのですが、思わぬ敗退でした(^^;。
相変わらず飲みすぎてますかな。
泳いだら、吹っ切れるのですが…、水がない(^^;。
これって単独の場合はどうやって確保しているのかな。
尺取虫のように、次の支点をとったら前の支点を外して…。だから遅々として進まない(^^;
だから、ハーケンは次の支点とった時点で抜いてます。
やっぱりビールは常に出てくるわけね。最近はオールフリーってのもありますけど。
とりあえず、危険個所を前にしては飲んではいないのですが…(^^;。
またどこかの谷で・・・
はい、どっかの渓でね!シュークリさん。
[attachment=0]DSCN6569_640.jpg[/attachment]
zipp
Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
zippさん こんばんは。
エアリア画像付きでわかりやすい。
しかし、かなり困難そうですなぁ!!
出合直ぐに100m近い滝を擁する三滝谷の滝見物には行かず、その対岸右岸に入る小さな谷に滝が掛っているのに気付き見に行く。何処まで高さが続くのか定かでない滝が掛り、思わぬ水量があるのに驚いた。
なんや、行きまへんのかいな 先を急いでるんですな
本流は右に折れて、谷幅が狭まり小滝とナメが連続し、渓相が一変する。4m程の小滝を右から登り上がればゴルジュの入口。奥には黒い岩盤に、下部に小滝を連続させくねった10数m程の滝。
これが、最初の画像の滝ですか? この画像の滝はエエかんじですねぇ
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。えらく時間がかって立木のところで一安心、…実は左岸の草付バンドを辿ればここまで来れるのではある。ここからひと登りなのだが、手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
ちゃんと準備してきてるんですね。てか、いつも持ってる???
小滝の先は、深い釜。そこに10m程の斜瀑が落ちていた。滝の左には豚の鼻のような岩が三つ並んでオーバーハングしている。
登るとすればここなのだろうが、アブミでもなければ不可能だ。
ホンマや 豚の鼻でんなぁ この鼻の上を行くしかない?
万事休すだ。ゴンノカミ谷出合に戻り、昼食喰って帰ろう。
そうそう、こういうの賛成ですわ 遊びで無理するのも程度問題
リスクあるのが男の遊び、それも程度問題 ですわね。ま、ちょっとは、ふぁいと~いっぱつ~したりして
薄暗い壁に囲まれた谷に降り、カメラを取り出そうとしたらウエストバックのジッパーが壊れて口を開けていた。当然カメラは無くなっていた。
そういえば、巻の途中で視界の端に足元から転がり跳ねていく石を見た。あれは石ではなくカメラだったのだ。
その上、肝心の地図も無くしているのに気付いた。これでは、この先進めない。
文面以上にかなりきわどいところがいろいろあったんでしょうね、集中してたんですね。
何てことだ、本谷を甘く見すぎていた。地形図で確認したいが、それもままならぬ。
また来なくちゃ行けなくなってしまったなぁとランチを喰い終えた。
また行く楽しみできましたがなぁ
ちなみに今回遡行した到達点は標高590mの枝谷出合までだった。なんだ!これっぽっちだったのかと、地図をみて唖然としちまった。
当方はもっと低いレベルですが、この気持ちよ~くわかりますわ。
特に、途中撤退を余儀なくされたときは。
では また 簡単きれいな台高の渓で
SHIGEKI
エアリア画像付きでわかりやすい。
しかし、かなり困難そうですなぁ!!
出合直ぐに100m近い滝を擁する三滝谷の滝見物には行かず、その対岸右岸に入る小さな谷に滝が掛っているのに気付き見に行く。何処まで高さが続くのか定かでない滝が掛り、思わぬ水量があるのに驚いた。
なんや、行きまへんのかいな 先を急いでるんですな
本流は右に折れて、谷幅が狭まり小滝とナメが連続し、渓相が一変する。4m程の小滝を右から登り上がればゴルジュの入口。奥には黒い岩盤に、下部に小滝を連続させくねった10数m程の滝。
これが、最初の画像の滝ですか? この画像の滝はエエかんじですねぇ
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。えらく時間がかって立木のところで一安心、…実は左岸の草付バンドを辿ればここまで来れるのではある。ここからひと登りなのだが、手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
ちゃんと準備してきてるんですね。てか、いつも持ってる???
小滝の先は、深い釜。そこに10m程の斜瀑が落ちていた。滝の左には豚の鼻のような岩が三つ並んでオーバーハングしている。
登るとすればここなのだろうが、アブミでもなければ不可能だ。
ホンマや 豚の鼻でんなぁ この鼻の上を行くしかない?
万事休すだ。ゴンノカミ谷出合に戻り、昼食喰って帰ろう。
そうそう、こういうの賛成ですわ 遊びで無理するのも程度問題
リスクあるのが男の遊び、それも程度問題 ですわね。ま、ちょっとは、ふぁいと~いっぱつ~したりして
薄暗い壁に囲まれた谷に降り、カメラを取り出そうとしたらウエストバックのジッパーが壊れて口を開けていた。当然カメラは無くなっていた。
そういえば、巻の途中で視界の端に足元から転がり跳ねていく石を見た。あれは石ではなくカメラだったのだ。
その上、肝心の地図も無くしているのに気付いた。これでは、この先進めない。
文面以上にかなりきわどいところがいろいろあったんでしょうね、集中してたんですね。
何てことだ、本谷を甘く見すぎていた。地形図で確認したいが、それもままならぬ。
また来なくちゃ行けなくなってしまったなぁとランチを喰い終えた。
また行く楽しみできましたがなぁ
ちなみに今回遡行した到達点は標高590mの枝谷出合までだった。なんだ!これっぽっちだったのかと、地図をみて唖然としちまった。
当方はもっと低いレベルですが、この気持ちよ~くわかりますわ。
特に、途中撤退を余儀なくされたときは。
では また 簡単きれいな台高の渓で
SHIGEKI
Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
わりばしさん、こんばんは。
また、ハードなコースどりで・・
まぁ、云うだけはタダなんで(^^;。
・・・こんな渓だとは思っても見なかった…というのが真相だけど。
次回は、たったかたぁ~と行ければよいですが。
ハーケンが出ましたか。zippさんレポでは珍しいかも・・
このあたりの谷を避けて植林や杣道はつけられているようですね。
そりゃぁそうです。レポで書くのは初めてだもの。なぜか我が家には何種類ものハーケン(ビトン)があったりするのだった(^^;。
この大熊谷両岸、険しい山域ですが案外縦横に道が走ってたようです。ここにも乾溜工場がありましたしね。
「秘瀑」にある本谷の大滝ですね。
きれいな滝です。
そう、秘瀑の大滝です。川崎さんは渓に降りずに撮影していますね。
大滝上の二滝が載らず、さらに上流の小滝が載っているのは、川崎さんは大滝上は巻いちゃったのかしら?
この時期、ヒルはいませんでした?
私が生まれて初めて献血したのがこの付近でしたので・・・
谷中行けば、ヒルはいませんよ(^^)。巻でもそれほど多くは無いです。
上部の伐採した木を架線で林道まで下したんですかね?
でしょうね。架線ワイヤは改修せず放置しても、経済的には当時は問題なかったんでしょうかね。
宿題が残りましたね。
はい、いい課題がのこりますた(^^)。
帰路、谷底までは落ちていなかったカメラを回収して安堵し、ケモノ道はしっかりゴンノカミ谷出合まで続いている仕事道であることを確認できた。
仕事道でしたか。
「秘瀑」に書かれている本谷廊下を絡む仕事道ですね。
昔の人はどこでも道をつけちゃいます。
経験のなせる技なのだろうな。
「秘瀑」の「遡」「登」「攀」印は、意味深ですね(^^)。
道は、わたしが辿った大滝上バンドへ行かずに尾根に伸びているようでした。
お疲れ様でした。
次回に期待を抱かせる山行です。
久々にzippさんのワクワクレポを読ませていただきました。
ありがとうございます。
わたし自身、ワクワクしましたもん(^^)。
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zipp
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- 記事: 2227
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
zippさん、こんばんは~。熱帯夜や~。
「おお!zippさんの久々のレポ。さっそくチャチャ入れなきゃ」
と思って手揉みしている間にすっかり出遅れてしまいました。
先週は、豪雨に合い茶褐色の濁流となった奥山谷出合で撤退。
先週?豪雨? 私も奥山谷を歩いていたけど・・・・・
【 日 付 】2013年07月21日
私やたろーさんがスコールで木梶川を撤退した7/15が「先週」ですね。
いつものペースでのzippレポ投稿に戻りましたね。
まるで昨日のことのように書けるって記憶力がいいのですねぇ~。
その間に2つも3つも山行がはさまっているのに。
崩レ俣谷出---林道最初のカーブ---三滝谷出合---ゴンノカミ谷出合---林道終点
70年代中頃の昭文社地図。
地図の添付で至れり尽くせり。でも、林道のカーブが良く分からない。カシミールを立ち上げる。
それに体調もおかしく(単なる二日酔い!?)、大岩の日陰に入って休み休みの遡行になってしまう。
良くあるいつものzippさんの山行パターンですね。
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。
10年前の「エイッ! ヤァーッ!」は最近は影を潜めましたね。安全確保は大事です。命を大切に。
手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
野星人・自然人とばかり思っていましたが、人工登攀もしちゃうんだ。
登るとすればここなのだろうが、アブミでもなければ不可能だ。
さすがにアブミまでは持っていないでしょ? エッ? 持ってるの?
どれもこれも枯れ木で全く役に立たない。喉を涸らして安全地帯にあがる
緊張を強いられる登りです。登り切った途端にドッと疲れが出ます。
また来なくちゃ行けなくなってしまったなぁとランチを喰い終えた。
二度楽しめる谷でよかったですね。
zippさんには心躍る未踏の遊び場がだんだん少なくなってきているでしょうから。
グー(伊勢山上住人)
「おお!zippさんの久々のレポ。さっそくチャチャ入れなきゃ」
と思って手揉みしている間にすっかり出遅れてしまいました。
先週は、豪雨に合い茶褐色の濁流となった奥山谷出合で撤退。
先週?豪雨? 私も奥山谷を歩いていたけど・・・・・
【 日 付 】2013年07月21日
私やたろーさんがスコールで木梶川を撤退した7/15が「先週」ですね。
いつものペースでのzippレポ投稿に戻りましたね。
まるで昨日のことのように書けるって記憶力がいいのですねぇ~。
その間に2つも3つも山行がはさまっているのに。
崩レ俣谷出---林道最初のカーブ---三滝谷出合---ゴンノカミ谷出合---林道終点
70年代中頃の昭文社地図。
地図の添付で至れり尽くせり。でも、林道のカーブが良く分からない。カシミールを立ち上げる。
それに体調もおかしく(単なる二日酔い!?)、大岩の日陰に入って休み休みの遡行になってしまう。
良くあるいつものzippさんの山行パターンですね。
安全のため確保しながら登るが、足場が狭いこともあって足やら腕の筋肉が痙攣をおこしそうだ。
10年前の「エイッ! ヤァーッ!」は最近は影を潜めましたね。安全確保は大事です。命を大切に。
手掛かり無く厭らしいのでハーケンをかまして登った。
野星人・自然人とばかり思っていましたが、人工登攀もしちゃうんだ。
登るとすればここなのだろうが、アブミでもなければ不可能だ。
さすがにアブミまでは持っていないでしょ? エッ? 持ってるの?
どれもこれも枯れ木で全く役に立たない。喉を涸らして安全地帯にあがる
緊張を強いられる登りです。登り切った途端にドッと疲れが出ます。
また来なくちゃ行けなくなってしまったなぁとランチを喰い終えた。
二度楽しめる谷でよかったですね。
zippさんには心躍る未踏の遊び場がだんだん少なくなってきているでしょうから。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
SHIGEKIさん、 こんばんは。
肉ばなれだとか・・・、ご愁傷さまです。療養に励んでくだされ(^^;。
しかし、かなり困難そうですなぁ!!
地形図を見る限り、それほどでもないように見えるのですがねぇ。
なんや、行きまへんのかいな 先を急いでるんですな
三滝谷の大滝は、ここヤブにも何度か貼ってるはずですので探して見てくだされ。
水量少ないと、見栄えがよくないんです。
これが、最初の画像の滝ですか? この画像の滝はエエかんじですねぇ
この入口の滝は、下部は小滝で折れ曲がりバランスのとれたエエ滝です。
ちゃんと準備してきてるんですね。てか、いつも持ってる???
要らないとこへはもってきまへん。けど、ハーケンを三つ程ぶら下げとくと、熊鈴替わりなりますね(^^)。
ホンマや 豚の鼻でんなぁ この鼻の上を行くしかない?
なんでこんな岩の形状になるんでしょ?
おかぁさん豚、子豚二匹というとこでしょうか。この子ブタの鼻の手前かな?登るんなら。左岸は壁立ってるし。
そうそう、こういうの賛成ですわ 遊びで無理するのも程度問題
リスクあるのが男の遊び、それも程度問題 ですわね。ま、ちょっとは、ふぁいと~いっぱつ~したりして
ハイ!御意。
≫ 薄暗い壁に囲まれた谷に降り、カメラを取り出そうとしたらウエストバックのジッパーが壊れて口を開けていた。当然カメラは無くなっていた。
そういえば、巻の途中で視界の端に足元から転がり跳ねていく石を見た。あれは石ではなくカメラだったのだ。
その上、肝心の地図も無くしているのに気付いた。これでは、この先進めない。
文面以上にかなりきわどいところがいろいろあったんでしょうね、集中してたんですね。
足元が崩れてないのに、何で石が転がって行ったのか、その時は不思議には思いましたが…(^^;。
また行く楽しみできましたがなぁ
まぁ、そ~いうこと!ありがとうさん(^^)。
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zipp
Re: 【台高】予想外のスケール!本谷ゴルジュ。宮川水系大熊谷。
グーさん、コンバンワ。
外は水を撒いたら涼しくなるんだけど、木造襤褸家なのに家の中の温度はなかなかさがりませんね~。
≫ 先週は、豪雨に合い茶褐色の濁流となった奥山谷出合で撤退。
先週?豪雨? 私も奥山谷を歩いていたけど・・・・・
はい、ちゃちゃ入れです。
私やたろーさんがスコールで木梶川を撤退した7/15が「先週」ですね。
わたしたちが一番しぶとく谷に入ってたようです(^^;。
地図の添付で至れり尽くせり。でも、林道のカーブが良く分からない。カシミールを立ち上げる。
ゴルジュ前までの川幅広い本流は、水量さへあれば、水遊びが楽しめますヨ。
良くあるいつものzippさんの山行パターンですね。
そう、いつものパターン…って!? ソウだっけ?
10年前の「エイッ! ヤァーッ!」は最近は影を潜めましたね。安全確保は大事です。命を大切に。
念のため=いのちを大切に・・・でいいのだろうかしらん?
野星人・自然人とばかり思っていましたが、人工登攀もしちゃうんだ。
めったなことではしませぬ。
さすがにアブミまでは持っていないでしょ? エッ? 持ってるの?
あれ?なんで知ってるの???この日は持って入ってませんでしたが。
他にもよくわからないブキが(^^;。
緊張を強いられる登りです。登り切った途端にドッと疲れが出ます。
この日はやたら喉が渇きますた。
二度楽しめる谷でよかったですね。
zippさんには心躍る未踏の遊び場がだんだん少なくなってきているでしょうから。
実は今年、大熊谷今日まで3度もはいってます(^^;。
[attachment=0]びぃ女の滝登り_640.jpg[/attachment]
zipp