【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

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ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by ハリマオ »

                         

 2013.08.04(SUN) 晴れ時々曇り 単独  八風周辺
[コース] 八風射撃場跡  八風街道  水晶谷  中峠  仙香池  南峠湿地帯
赤坂谷左俣  造林小屋  無名尾根  稜線  南峠道  駐車地

 皆さまお久しぶりです。播磨屋です。春先に母が入院して以来、山は全くのご無沙汰。先日四十九日を終え、山でも登るかと思いましたが、クソ暑いし・・・。アンプの改修、スピーカーの制作、演奏会の生録音とか冷房の効いた室内から離れられず。しかし、もうええ加減にしておかないと筋力が低下すると思いまして、只でさえ乏しい筋力を総動員して山に登ることにしました。復帰初戦は近くでちょいちょいとお茶を濁しておくことに。そうしないと途中でバテて帰れないかもしれません。でも八風峠往復では味気ないので以前から気になっていたことを確かめてきました。前置き終わり。

 添付二万五千図の中峠登山道の破線は水晶谷の芯を通っている。ご存じの通り実際の登山道は赤線で示した尾根道である。両者の線を結ぶとまるでピーナッツ。つまり鏡で映したように正反対である。八風峠本道の破線だって間違っているのだから、そう拘ることもないかもしれないが、尾根と谷では全然違う。昔はここに道があった可能性を排除できない。それを検証することにした。
八風中峠付近
八風中峠付近
 キャンプ場は子どもたちで賑わっていたが、登山口のPには誰もいない。出発は9時15分と出遅れる。墓地の共同清掃があったからだ。いつもの林道を黙々と登る。やはり体が重くてスローペースだ。林道終点まで何とか止まらずに来たが、もう限界と荒れた河原の大石の上に座り込んで水を飲む。暑くてたまらない。

 登山道をユルユルと登って行くとやけにケルンが目立つ。中には十数段重ねの力作もある。最近のものと見える。本流と八風谷の出合で沢靴に履き替えた。水流が細くて沢登りにはならないが、少しでも涼もうという涙ぐましい算段だ。八風峠道と分かれてそのまま谷を進む。この辺りは2008年の豪雨の爪跡がそのままで、巨岩転がるゴーロだ。数十cmから数mもある岩が軽々と流れる様は壮観だったろう。途中で滝が一本。二段で最初が5mくらいか。滝壺は浅いが底は砂地。これなら落ちても大丈夫と登る。久々の飛沫を浴びての全身運動。沢登りの片鱗を味わって、もう帰ってもいいくらいだ。

 その後すぐ中峠登山道と合流。課題の出発点だ。ここもケルンだらけ。登山道はすぐロープの垂れた急登で尾根に入る。私は破線のある水晶谷へ入る。いきなり滝だ。流れが少ないのでトイ状の滝に見える。巻くことは可能だが沢靴なので水芯を登る。少ないながらも水勢があるので飛沫が心地よい。上に出るとあっと驚く大滝が目に入る。2段十数m。殆ど垂直で、これはアカンと思ったが直下まで見に行く。観察すると案外登れそうだ。途中までやってみる。しかし抜けきる勇気が出ない。下は滝壺がなく、尖った岩が散乱している。落ちたら死ぬか障害者確実。ロープの保険なしでは止めておくのが妥当だろう。下が滝壺なら遊べるのになあ。
水晶谷の滝
水晶谷の滝
 左の岩壁はオーバーハング。右の支流も同様で巻くことはできない。退散して右岸から仕切り直し。右岸には杣道がある。これが旧道か? しかし落ち葉と泥の急登で、沢靴の弱点がモロに出て難儀する。青息吐息で滝上に出る。何となく道型がある。炭窯跡があるので、その道だろう。しかしテープ好きの多い鈴鹿にしては目印が皆無。やはり旧道ではなく、ただの地図の間違いなのか。「鈴鹿の山と谷」は水晶谷について、上部は悪いので入らぬ方がよいと書いている。

 杣道を辿るとまた沢に下りて消えてしまった。破線通りに谷中を行く。もう滝はない。伏流水の一番搾りを飲んで生き返る。一服して地図を見る。破線は850m辺りで左折だ。地図の小支流を進むが道型もテープも皆無。ガレ場の急傾斜になったので左へ逃げる。ヤブの急傾斜を、枝を掴みながら登る。またいつものパターンにハマっている。更に沢靴のグリップの無さに泣く。痩せ尾根の上へ出ると背後の展望が開けた。爽快だ。

 稜線直下に出たが、砂と風化した花崗岩とチクチクの灌木のミックスでなかなか進捗しない。疲れ果てたところで足元に赤い実。これってコケモモ? 鈴鹿にあったっけ。半信半疑で口に含むと甘く美味しかった。ようやくドンピシャで中峠の標識に出た。結論として25000図の破線はただの間違いと断定する。

近くの仙香池を見に行く。夥しいオタマが水面を波立てていて気持ち悪い。疲れたのでもう帰ってもいいのだが、涼しい清流に足を浸してランチにしたいので赤坂谷の左俣を下ることにした。流れが細くていい場所がないのでどんどん下る。下った分は帰りに登らねばならないことは自明の理である。そのうち右足の小指が痛みだした。先日夜中にトイレに起きたとき、思い切り嫁の足に蹴つまずいて痛めたのだ。タンスの角に小指を当てて目から火が出ることはママあるが、人の足で痛めたのは初めてだ。50代以上の人なら伊東ゆかりの「小指の思い出」を連想するだろう。全然違うか(^◇^) 当時「何で指なんか噛むのだろうと」子ども心に不思議な歌詞だった。

 何だ噛んだで造林小屋へ着いてしまった。ゾーリン小屋でドイツのゾーリンゲンを思い出す。まるで無関係だがしょうがない。こちらのゾーリンは見事に倒壊している。倒壊と言うより圧し潰されたと言う感じ。以前来た時はまだ布団が吊るしてあったが・・・。暑いので赤坂本流側へ下りてメシとする。やはりこちらは水量があって気持ちが良い。食後休んでいたら人の声が聞こえた気がした。空耳かと思っていたらヘルメットを被った年配のおじさん二人が左岸から下りてきた。まさか人に会うとは。向こうも少し驚いて「釣りですか、山ですか?」とか「どちらから?」と尋問を受けた。

 さてこのまま赤坂谷を遡行したいところだが「小指の思い出」が激しく疼いてきている。沢靴はキツくて余計痛いので、登山靴に履き替えて陸行で帰ることにする。歩いてみると沢靴よりは大分マシである。しばらく右岸の杣道を歩いたが、高度が上がらず遠回りになるので尾根に乗り換える。勾配が急に増して心肺が悲鳴を上げる。暑い、しんどい、足痛い、喉渇く・・・何で近江側に下りたんだろうと自分を呪う。別に難所でもないのだが、今日はあきまへん。
ケルンがあちこちに
ケルンがあちこちに
 朦朧として南峠と段木の中間あたりの無名ピークに辿り着いた。段木から帰るか、南峠から帰るか思案する。やはり冷たい水場がある南峠から下りよう。水筒の水はヌルくて駄目だ。中峠・南峠分岐で美味しい水をたらふく飲んで生き返る。下りでまたたくさんのケルンを見る。自分も作ってみようと言う気になって積んでみた。格好の石がたくさんあるので7、8段ならすぐできる。しかし安定感はあるが芸術性に乏しいなと思う。次回の課題だ。駐車地に16時半ごろ着いた。久々の山行はずいぶんスローペースだった。

                           ハリマオ
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by pana »

ハリマオさんこんばんわ。

 
[コース] 八風射撃場跡  八風街道  水晶谷  中峠  仙香池  南峠湿地帯
赤坂谷左俣  造林小屋  無名尾根  稜線  南峠道  駐車地
この界隈、以前ご一緒したことありましたね~
まだ私が若かりし頃~♪

 
春先に母が入院して以来、山は全くのご無沙汰。先日四十九日を終え、山でも登るかと思いましたが、
このたびはご愁傷様でした。
大変でしたね。ハリマオさんの悲しそうな顔が目に浮かびます。
まだまだお若いのに・・・
私も母が亡くなって、先日1周忌を済ませましたが、やはり寂しいものです。



 
キャンプ場は子どもたちで賑わっていたが、登山口のPには誰もいない。出発は9時15分と出遅れる。墓地の共同清掃があったからだ。いつもの林道を黙々と登る。やはり体が重くてスローペースだ。林道終点まで何とか止まらずに来たが、もう限界と荒れた河原の大石の上に座り込んで水を飲む。暑くてたまらない。
出発が遅くなると、暑くなり大変ですが、地域のお仕事も大切ですね。
体が重いというのは、体重が???ってことはないよね(^^)

私は破線のある水晶谷へ入る。いきなり滝だ。流れが少ないのでトイ状の滝に見える。巻くことは可能だが沢靴なので水芯を登る。少ないながらも水勢があるので飛沫が心地よい。上に出るとあっと驚く大滝が目に入る。2段十数m。殆ど垂直で、これはアカンと思ったが直下まで見に行く。観察すると案外登れそうだ。途中までやってみる。しかし抜けきる勇気が出ない。
涼しそうですね。
単独は無理はダメですよ~

 杣道を辿るとまた沢に下りて消えてしまった。破線通りに谷中を行く。もう滝はない。伏流水の一番搾りを飲んで生き返る。
一番搾りって、ハリマオさんも大酒のみだったかな・・と思っちゃいました。
アルコールなしですね♪

疲れ果てたところで足元に赤い実。これってコケモモ? 鈴鹿にあったっけ。半信半疑で口に含むと甘く美味しかった。
コケモモ食べたい~♪
イワナシじゃないよね~

駐車地に16時半ごろ着いた。久々の山行はずいぶんスローペースだった。
ご無事のご帰還、よかったです。
早く元気になってね♪
私は明日は両手に花?野獣?で芦生の沢歩きに行ってきます。


                           
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by SHIGEKI »

ハリさん こんばんは。

ご無沙汰です。 
                        

 皆さまお久しぶりです。播磨屋です。春先に母が入院して以来、山は全くのご無沙汰。先日四十九日を終え、山でも登るかと思いましたが、クソ暑いし・・・。アンプの改修、スピーカーの制作、演奏会の生録音とか冷房の効いた室内から離れられず。しかし、もうええ加減にしておかないと筋力が低下すると思いまして、只でさえ乏しい筋力を総動員して山に登ることにしました。


そうそう、いろいろあるけど、山は泰然、ボチボチもろもろ考えながらでも歩かしてくれます。



 添付二万五千図の中峠登山道の破線は水晶谷の芯を通っている。ご存じの通り実際の登山道は赤線で示した尾根道である。両者の線を結ぶとまるでピーナッツ。つまり鏡で映したように正反対である。八風峠本道の破線だって間違っているのだから、そう拘ることもないかもしれないが、尾根と谷では全然違う。昔はここに道があった可能性を排除できない。それを検証することにした。


とか何とか言いながら、マニアックな確かめたがりは健在ですね。


 登山道をユルユルと登って行くとやけにケルンが目立つ。中には十数段重ねの力作もある。最近のものと見える。本流と八風谷の出合で沢靴に履き替えた。水流が細くて沢登りにはならないが、少しでも涼もうという涙ぐましい算段だ。八風峠道と分かれてそのまま谷を進む。この辺りは2008年の豪雨の爪跡がそのままで、巨岩転がるゴーロだ。数十cmから数mもある岩が軽々と流れる様は壮観だったろう。途中で滝が一本。二段で最初が5mくらいか。滝壺は浅いが底は砂地。これなら落ちても大丈夫と登る。久々の飛沫を浴びての全身運動。沢登りの片鱗を味わって、もう帰ってもいいくらいだ。


不肖Sも最近、すぐにそないにおもってしまいますわ。



近くの仙香池を見に行く。夥しいオタマが水面を波立てていて気持ち悪い。疲れたのでもう帰ってもいいのだが、涼しい清流に足を浸してランチにしたいので赤坂谷の左俣を下ることにした。流れが細くていい場所がないのでどんどん下る。下った分は帰りに登らねばならないことは自明の理である。そのうち右足の小指が痛みだした。


本能的に癒しの場所、か納得の山行を求めているんですね。


先日夜中にトイレに起きたとき、思い切り嫁の足に蹴つまずいて痛めたのだ。タンスの角に小指を当てて目から火が出ることはママあるが、人の足で痛めたのは初めてだ。50代以上の人なら伊東ゆかりの「小指の思い出」を連想するだろう。全然違うか(^◇^) 当時「何で指なんか噛むのだろうと」子ども心に不思議な歌詞だった。


えっえっ何で???私は今でもわかりません。


 何だ噛んだで造林小屋へ着いてしまった。ゾーリン小屋でドイツのゾーリンゲンを思い出す。まるで無関係だがしょうがない。こちらのゾーリンは見事に倒壊している。倒壊と言うより圧し潰されたと言う感じ。以前来た時はまだ布団が吊るしてあったが・・・。暑いので赤坂本流側へ下りてメシとする。やはりこちらは水量があって気持ちが良い。食後休んでいたら人の声が聞こえた気がした。空耳かと思っていたらヘルメットを被った年配のおじさん二人が左岸から下りてきた。まさか人に会うとは。向こうも少し驚いて「釣りですか、山ですか?」とか「どちらから?」と尋問を受けた。


この辺は、鈴鹿歩き始めに何度も徘徊したところ

小屋もそないになりましたか・・・・


 駐車地に16時半ごろ着いた。久々の山行はずいぶんスローペースだった。


久々にしてはしっかり歩いてまんがな、 また鈴鹿のマニアック山行、期待してまっせ~

   では また 出会いの赤坂谷フル○○の滝下で

       SHIGEKI 






                           
シュークリーム
記事: 2070
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by シュークリーム »

ハリマオさん、お久です。

2013.08.04(SUN) 晴れ時々曇り 単独  八風周辺
[コース] 八風射撃場跡  八風街道  水晶谷  中峠  仙香池  南峠湿地帯
赤坂谷左俣  造林小屋  無名尾根  稜線  南峠道  駐車地


ここらへん、御在所周辺と違って人もそれほど多くなく、のんびり歩ける雰囲気のいいところですね。私も好きなところです。

 皆さまお久しぶりです。播磨屋です。春先に母が入院して以来、山は全くのご無沙汰。先日四十九日を終え、山でも登るかと思いましたが、クソ暑いし・・・。

そうですか、それはご愁傷様でした。
私のところは私の両親も家内の両親も4人とも死んでしまって、次は自分たちの番だねと言っとります。まあ、順番ですからね。


 添付二万五千図の中峠登山道の破線は水晶谷の芯を通っている。ご存じの通り実際の登山道は赤線で示した尾根道である。両者の線を結ぶとまるでピーナッツ。つまり鏡で映したように正反対である。八風峠本道の破線だって間違っているのだから、そう拘ることもないかもしれないが、尾根と谷では全然違う。昔はここに道があった可能性を排除できない。それを検証することにした。

道探しですね。TWさんもついこの前同じようなことをしていましたね。

50代以上の人なら伊東ゆかりの「小指の思い出」を連想するだろう。全然違うか(^◇^) 当時「何で指なんか噛むのだろうと」子ども心に不思議な歌詞だった。

やっぱ同年代ですなあ。

 朦朧として南峠と段木の中間あたりの無名ピークに辿り着いた。段木から帰るか、南峠から帰るか思案する。やはり冷たい水場がある南峠から下りよう。水筒の水はヌルくて駄目だ。中峠・南峠分岐で美味しい水をたらふく飲んで生き返る。下りでまたたくさんのケルンを見る。自分も作ってみようと言う気になって積んでみた。格好の石がたくさんあるので7、8段ならすぐできる。しかし安定感はあるが芸術性に乏しいなと思う。次回の課題だ。駐車地に16時半ごろ着いた。久々の山行はずいぶんスローペースだった。

ハリマオさんは私より若いはず。還暦からが人生の始まりでっせ。あんまり自分から年を取らないようにね。
                         @シュークリーム@
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by ハリマオ »

panaさん、こにちは
この界隈、以前ご一緒したことありましたね~
まだ私が若かりし頃~♪
そうでしたかな。赤坂谷はご一緒しましたね。えらい増水で大変でした。 
このたびはご愁傷様でした。大変でしたね。ハリマオさんの悲しそうな顔が目に浮かびます。
まだまだお若いのに・・・
私も母が亡くなって、先日1周忌を済ませましたが、やはり寂しいものです。
親を失くすとはこういうことかと思いました。いつまでもあると思うな何とやら・・・
他にもたくさん失くすものがあって、歳はとりたくありませんなああ。
体が重いというのは、体重が???ってことはないよね(^^)
体重は変わりませんよ。67000g前後を維持しています。
でも体力、筋力ともに衰退の一途をたどっております。寝たきりになったら見舞いに来ておくれやす。
単独は無理はダメですよ~
おおきに。それは心得ておりますよ。臆病なくらいに。
コケモモ食べたい~♪  イワナシじゃないよね~
イワナシでもアカモノでもないと思うんですよね。
ようわからんけどコケモモにしとこ。
私は明日は両手に花?野獣?で芦生の沢歩きに行ってきます。
たまにはレポあげなされ。人のこと言えるかって? 言えません・・・

                         ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by ハリマオ »

シゲキはん、こにちは                       
そうそう、いろいろあるけど、山は泰然、ボチボチもろもろ考えながらでも歩かしてくれます。
山は下界のことを忘れて云々いいますが、何故か私は下界のことを忘れられません
むしろ余計気になります。煩悩満載で歩いてますわ。

ところで、この頃夜のウォーキングやってるので、私も星に興味が出てきました。
テンタイボーエンキョーが欲しいけど、また趣味増やすと収拾がつかなくなりそう。
とか何とか言いながら、マニアックな確かめたがりは健在ですね。
何故あんな所に破線を引いたのか、国土地理院の担当者を小一時間ほど問い詰めたいですね。
>沢登りの片鱗を味わって、もう帰ってもいいくらいだ。
不肖Sも最近、すぐにそないにおもってしまいますわ。
少ない成果で満足する術は人生にも大事なことです。
強欲な人間は幸せを手に入れることはできません。
>50代以上の人なら伊東ゆかりの「小指の思い出」を連想するだろう。全然違うか(^◇^) 当時「何で指なんか噛むのだろうと」子ども心に不思議な歌詞だった。

えっえっ何で???私は今でもわかりません。
そりゃあなた、修行が足りませんわ(^◇^)
この辺は、鈴鹿歩き始めに何度も徘徊したところ
小屋もそないになりましたか・・・・
形あるものはすべて壊れ、命あるものは必ず滅す。宇宙の根本原理ですな。
   では また 出会いの赤坂谷フル○○の滝下で
その古いネタ、ええ加減に忘れて(^◇^)
返信おおきに
                       ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by ハリマオ »

ハリマオさん、お久です。
こちらこそご無沙汰ですんません。ログインや投稿の仕方忘れてて、難儀しましたわ。
ここらへん、御在所周辺と違って人もそれほど多くなく、のんびり歩ける雰囲気のいいところですね。私も好きなところです。
八風は人がおりませんね。御在所一極集中ってどうなんでしょ。ま、わしには関わりのないことですが。
そうですか、それはご愁傷様でした。
私のところは私の両親も家内の両親も4人とも死んでしまって、次は自分たちの番だねと言っとります。まあ、順番ですからね。
そうですね、順番やから自然なこととも言えます。惜しまれるうちが花。
長生きしすぎて、まだ死によらへんと言われるよりマシかも。
道探しですね。TWさんもついこの前同じようなことをしていましたね。
そうですか。TWさん何処へ行ったのかな。
>50代以上の人なら伊東ゆかりの「小指の思い出」を連想するだろう。
やっぱ同年代ですなあ。
黛ジュン、奥村チヨ、弘田三枝子、小川知子、園まり・・・懐かしいですね(字が違っていたらスンマソ)。みんな婆ちゃんや(^◇^)
ハリマオさんは私より若いはず。還暦からが人生の始まりでっせ。あんまり自分から年を取らないようにね。
ご忠告有難うございます。要は気の持ちようですからね。
ところでシューさん、もう年齢のメーター一周したんですか? 緑ちゃんはそこから新たなスタートしてましたね。

                      ハリマオ
easy pace
記事: 38
登録日時: 2012年9月06日(木) 23:29

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by easy pace »

 ハリマオさん、皆さん、こんにちは
 この暑さではありますが、山へ行けている皆さんが羨ましいです。

 昨年2012年秋に中峠へ登る途中で意図せず道を外れ(つまり迷って)、GPSを見ながら破線道を探したことがありました。
 水晶谷から右岸にあたる尾根筋に旧道らしき溝構造があり、時々崩れており、小さなガレ谷を横切って水晶谷上流に向かって登っている様でした。が、現在の地形図にある大崩れに向かっていて見失ってしまいました。水晶谷の水流に削られ崩れて、付近の構造が変わってしまったのかも知れません。
旧道らしき溝構造
旧道らしき溝構造
 私は、テープも踏み跡も無い痩せ尾根をよじ登り、灌木を潜ったり越えたりして、中峠前の展望台の様な出っ張りに真っ正面から登り着き、ふと傍を見ると登山道が南西側に付いていたのに驚いた記憶があります。
中峠から東を振り返る
中峠から東を振り返る
 点線道は旧道だったのかもしれません。でも、現在ではあてにならないですね。
 真面目に地図を辿ると、とんでもない間違いをすることがありますし。
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by ハリマオ »

easy paceさん 初めまして
 昨年2012年秋に中峠へ登る途中で意図せず道を外れ(つまり迷って)、GPSを見ながら破線道を探したことがありました。
なるほど。そういう人をお待ちしておりました。
 水晶谷から右岸にあたる尾根筋に旧道らしき溝構造があり、時々崩れており、小さなガレ谷を横切って水晶谷上流に向かって登っている様でした。
たしかに道らしいものがありましたね。私は滝から戻ってその溝を登ったのでした。
が、現在の地形図にある大崩れに向かっていて見失ってしまいました。水晶谷の水流に削られ崩れて、付近の構造が変わってしまったのかも知れません。
何度も豪雨が降っているのでその可能性はあると思いますが、あれは炭焼き道だと思います。
旧中峠道ならテープの残骸があると思いますが、人の痕跡は何もなかったですね。
 私は、テープも踏み跡も無い痩せ尾根をよじ登り、灌木を潜ったり越えたりして、中峠前の展望台の様な出っ張りに真っ正面から登り着き、ふと傍を見ると登山道が南西側に付いていたのに驚いた記憶があります。
似たような所を登ったようですね。
 点線道は旧道だったのかもしれません。でも、現在ではあてにならないですね。
 真面目に地図を辿ると、とんでもない間違いをすることがありますし。
地形図の破線は廃道の場合もあるし、間違いの場合もあります。
破線よりは踏み跡や目印を探した方が堅実ですね。
近頃はGPSの普及で登山者から指摘があって、どんどん改定されているようです。
でもまあ必ずしも登山道を歩かねばならんということはなく、冒険もまた楽しからずや。
 
                 ハリマオ
六右衛門(YaS)
記事: 159
登録日時: 2011年5月11日(水) 20:34
お住まい: 大阪府三島郡島本町山崎
連絡する:

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by 六右衛門(YaS) »

ハリマオさん お久しぶりです。
 皆さまお久しぶりです。播磨屋です。春先に母が入院して以来、山は全くのご無沙汰。先日四十九日を終え、山でも登るかと思いましたが、クソ暑いし・・・。
ご愁傷さまです。私めも母を亡くした時辛いと思いましたが、病気で長く入院していたので、母が苦しまなくて済むので申し訳ないが正直ホッとした面もありました。ハリマオさんの場合はどうだったのでしょうか。
アンプの改修、スピーカーの制作、演奏会の生録音とか冷房の効いた室内から離れられず。しかし、もうええ加減にしておかないと筋力が低下すると思いまして、只でさえ乏しい筋力を総動員して山に登ることにしました。復帰初戦は近くでちょいちょいとお茶を濁しておくことに。そうしないと途中でバテて帰れないかもしれません。でも八風峠往復では味気ないので以前から気になっていたことを確かめてきました。前置き終わり。
おー相変わらずアンプの改修、スピーカも。耳の方は大丈夫ですか。山も解禁ですね!
当方の40年ぶりの改修もよろしければご覧ください。
http://rokuyemon.web.fc2.com/k8.html

 添付二万五千図の中峠登山道の破線は水晶谷の芯を通っている。ご存じの通り実際の登山道は赤線で示した尾根道である。両者の線を結ぶとまるでピーナッツ。つまり鏡で映したように正反対である。八風峠本道の破線だって間違っているのだから、そう拘ることもないかもしれないが、尾根と谷では全然違う。昔はここに道があった可能性を排除できない。それを検証することにした。
こういう軽めの面白い山登りに行きたいですが、流石に暑いのでは?
 どこか涼しいところで、近くて、道路が混まないところはないのかなあ。熱中症にもご注意を。

              六右衛門
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by ハリマオ »

どもー、六右衛門さん。お久しぶりです。
ハリマオさんの場合どうだったのでしょうか
うちは入院後三カ月も経たないうちに亡くなったのでホッとという感情はなかったですね。
治らないのに苦しい期間を延長することが医療行為と言えるのかどうか真剣に考える機会となりました。


さて山は置いといて、ご紹介のHPに返信します(つうさん、ごめんよー。今回だけ)
1980 年代で止まったオーディオ
60~70年代で止まっている人もいますからね。
ヴィンテージはけっこうな人気です。オーディオやってるのは爺さんばっかりやがな(^◇^)
若者はヘッドホンかデスクトップのミニスピーカですね。日本の住宅事情があかんのかな。
製作から40年経過した真空管式アンプをトランス類とシャーシ、真空管は流用してリニューアルしてみた。
おおー、同じことやってみえますね。経過年数もほぼ同じ。
私は「平成の大改修」と称してコンデンサと名のつくものはすべて変えました。あと整流ダイオード、入出力のターミナルなど。
ちゃんと機能はしていましたが、電解コンが火を吹いて火事でもすると大変だから。
カップリングコンデンサはフィルムにしましたが、音が良くなったかどうか正直分かりません。
定年退職した部品たち。ご苦労様でした
定年退職した部品たち。ご苦労様でした
アルミシャーシは以前は黒色塗装だったが、埃が目立たないようにシルバーメタリック塗装としてみた。が塗ってから気づいたのが、これじゃアルミ地金のままにしか見えない。
爆笑! シルバーのアルミをシルバーに塗るとはさすがです。
電源投入の前にいったんお茶してじっくり配線チェックをしたおかげで、電源の電解コンデンサの誤配線を発見!(危ないところだった。)
ここ大事ですね。電源誤配線で他の部品まで巻き込んで昇天ちゅうこともありますから。
裏面配線の様子です。あまり美しい配線でないのでお恥ずかしいですが・・・
いやいや、私のよりキレイです(^◇^)
美しく配線しても音には関係ないし、ハラワタなんかどうせ見えへんし・・・
確実なハンダ付けが一番肝心でしょうね。
整流は6CA4なので、ゆっくりとB電圧が立ち上がり、出力管の動作点を調整するだけで一発動作した。このようなシンプルな回路で、出力が増えたかのごとく力強いサウンド、特に低音域の伸びが見られるのは素晴らしい。
それはおめでとうございます。改修の甲斐がありましたね。
(ちなみに12AU7は、飾りです。ヒータのみ配線。)
爆笑第二弾。そんなことする人、初めてです!
でも真空管アンプは半分インテリアだと思っているので、それもありかな。冬は暖房になるし。
オーディオテクニカのVM型AT-10G RDだ。赤いシェルには多分意味はないと思うが、針はやはり変えた方が良いようだ。音質は特筆すべきものはない。(価格相当だ。)
私も同じカートリッジを、失敗してもヘッドシェルは残ると思って買ってみましたが、常用にはイマイチと思いました。
中古レコードの試し掛け専用となりました。
今はテクニカAT-33EとDENONのDL-103を使っています。オルトのMC20が一番のお気に入りでしたが、不注意でカンチを折りました(T_T)
 出張の帰りに秋葉原のラジオデパートへ行き、電解コンデンサ47μF×2/500V(日本ケミコン製)を購入した。¥2,250(高い!)。
日ケミまだ売ってるんですか。私は大須アメ横の部品屋で日ケミは作っていないと言われ、ドイツのF&T社のものを買いました。私は愛国心もあるし、色的に日ケミの黒が良かったのですが、ドイツの青も組んでみると華やかさがあります。電解コンも高くなりましたね。前の部品に黄ばんだ値札が貼ったままになっており、700円となっていました。
真空管のスペアも欲しかったが、ラジオデパート付近でも真空管を売っている店は2店しかないらしく、1店は休み。もう1店には3極5極管6BM8が売られ ていたが、2本で¥6,000~8,000と超高価でウ~ンと唸ったまま動けず。(元は1本¥460くらいだったような)
RCAの2A3(私より年上!)を常用するのはもったいないと、ロシア製の新品を4本買ってみました(4本28,000円)。ベースが白で見た目はいいけど音はう~ん? 今RCAはその3倍ほどしているようです。WE300Bのヴィンテージなど、口に出すのも恐ろしい値段!
日米から独露コンビになった球と平滑コン
日米から独露コンビになった球と平滑コン
 また整流管6CA4に至って は、売っていない。今時整流するのに真空管を使うヤツなんかいないよなあ。(ダイオードだったら安いし、ヒータ電源も要らんもんなあ。) 
整流管もインテリアかと・・・。ダイオードは変える予定はなかったけど、子どもの駄菓子程度の値段なので買いました。安くて笑ってしまいます。性能もダイオードのほうがいいし。突入電流がどーのこーの言う人がいますが、私は対策なしで今まで無故障です。
1980年代から時を止めている我がオーディオシステム。
結構ですね。自作もあって六右衛門さんのシステムは素晴らしい。
FMチューナーやカセットデッキを大切にされているのも感動です。
私は新しい製品も買ってみて、オーディオは何も進歩していないということが分かりました。
整流管6CA4とタンゴの電源トランスN-12・チョークトランスC-110・出力トランスU-608を使用しています。
(タンゴ=平田電機は、なくなったみたいですね。)
タンゴはついに廃業ですね。私のアンプも電源はタンゴ。あとU-808も余っているマツダ2A3シングル用に確保しています。いつになったら作るやら。
コンデンサは交換しないと電源のリップルが増えていると想像されますが、最近売ってないんです。
球アンプの需要が少ないのでメーカーとしては高耐圧のコンデンサはやめていくでしょうね。
でも40年経っても意外と容量抜けはないですよ。洩れ電流は分かりません。
いきなりメモリーICプレーヤだ!
発売から1ヶ月も経たない2005.10.4に購入した息子のi-Pod nano 2GB
Mac , i-Tunesとの組み合わせで曲を入れることの簡単なこと!
私は2TBのNASにリッピングしたCDやダウンロードしたハイレゾファイルを入れ、ミュージックプレーヤーにLAN接続して楽しんでいます。選曲がめちゃ楽で、こういうことだけ進歩を感じます。LPレコードのデジタル化も企みましたが、面倒なうえにレコードの良さが消えてしまうので却下。
その時はとても楽しかったが、一般の人がオーディオを趣味とする時代は、完全に終焉した。
そういうことですね。今50代以上の人が死に絶えたら自然消滅でしょう。
お互い頑張って長生きしましょうね。そのために山に登って運動します。

            ハリマオ
六右衛門(YaS)
記事: 159
登録日時: 2011年5月11日(水) 20:34
お住まい: 大阪府三島郡島本町山崎
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Re: 【鈴鹿】 中峠道の怪と小指の思い出

投稿記事 by 六右衛門(YaS) »

ハリマオさん レスありがとうございます。
ドイツのF&T社のものを買いました。私は愛国心もあるし、色的に日ケミの黒が良かったのですが、ドイツの青も組んでみると華やかさがあります。
ドイツへ行くと郵便ポストが黄色だったり、色の感覚が違うようです。青はアルプスの空でしょう。平成の大改修というのはいいですね。これからは伊勢神宮のように20年毎に改修したいと思います。

レスを続けてゆくと、どんどん山からハズレて行ってしまいますので(というか今までもかなり脱線してますけど)御礼のみにします。

家族も山も音楽も大事にしてゆきたいと思っています。

                   六右衛門
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