【台高】風折滝を越え豊かな渓流の水越谷を辿る
Posted: 2013年7月24日(水) 19:45
【日 付】2013年7月22日(月)
【山 域】台高
【コース】宮の谷P7:10---9:02風折滝---11:44水越---14:52宮の谷P
【メンバー】単独
久々の台高だ。しかも今日は平日とあって車の流れがいつもと違う。人が働いている時に山の登るというのはそれだけで蜜の味がする。宮の谷駐車場は貸切状態で準備をすませ整備された遊歩道を歩く。
小屋をすぎ赤い橋を渡ると忠魂碑がある水越谷の出合で、ここから沢に入る。登山道はアップダウンを繰り返し、何度か沢筋に降りてきている。沢を歩いたほうが安全で楽だ。チョックストーンが覆いかぶさる洞内くぐりの箇所は、左手の滝を直登した。二つ目のロープがかかる滝も直登。最後のロープ場は左手を回り込めば簡単に越えられ、どうしてここにロープが設置してあるのか不思議に思った。
すぐに風折滝が目に飛び込んでくる。屏風のように広がる岩壁に一筋の流れが真っ直ぐ落ちている。高さは70mあり風が吹くたびに滝の中程から水流が折れて霧散することから風折滝の名がついた。風が吹き抜け、右に折れたり左に折れたりしているので上空は風がまいているようだ。
[attachment=4]IMG_7453.jpg[/attachment]
この巨大な壁を巻かなければならない。少し戻って右岸の小尾根を上る。最初は踏み跡もありはっきりしているが嵓を巻くあたりから不鮮明になってくる。いつもは嵓のルンゼを上り左に追いやられながらガレの斜面を上るのだが、今回はルートを変えてみた。ルンゼを上がらず小谷に下りその先の小尾根に取りつくと木に見えにくい白いテープがつけられている。この小尾根をひたすら上る。途中には古いビニールテープも残されており歩きやすい。上部にはワイヤーも残されていたので木材搬出の中継点として使われていたのかもしれない。
小尾根を上ると滝見尾根に突き上げる尾根に出た。いつもたどり着く地点よりかなり上部に出たようだ。少し下ったコルから緩やかな斜面をトラバースし小尾根を越えると岩の詰まる谷に降り立った。この谷には水も流れておりしばらく下ると水越谷に出た。
滝口を見ようと下ると展望が無く様子がおかしい。二俣手前の10m滝の滝口だった。ということは高く巻きすぎてCo825m二俣の左俣に降り立ったということだ。今回の核心部と言える砥石谷の出合や二三の滝もすべて巻いちゃったようだ。さりとて10m滝のいやらしい巻きを下りる気にもなれず次回のお楽しみにとっておくことにした。左俣の出合には松阪労山のプレートがかかっていた。
[attachment=3]IMG_7459.jpg[/attachment]
ワイヤーの小尾根からコルを超えトラバースして左俣を経て二俣に着くこのルートは安全で早い。しかも水越谷の厳しい廊下や滝をきれいに巻いており作業小屋があった当時は使われていたルートのように思った。
[attachment=2]IMG_7462.jpg[/attachment]
谷は平凡になるが左岸は切り立った岩壁になっており、迫力がある。渓流にはアマゴの魚影が濃い。この付近の岩には緑の苔がついており、大雨が降ってもいきなり増水することのないアマゴにとって住みやすい豊かな渓流なのだろう。こうした山域の雰囲気を肌で感じることができるのも沢登りの楽しみのひとつだろう。
[attachment=1]IMG_7467.jpg[/attachment]
Co900mの二俣をすぎるとナメと6mの斜漠を越えると流れは平流になりCo940mの二俣にはワイヤーや滑車がそのまま残されていた。ここからは本流を離れ左俣の緩やかな斜面を上っていくと池木屋山と江股ノ頭の最低鞍部の水越に到着した。途中からは水は無くなるが谷筋だけに涼しかった。
[attachment=0]IMG_7473.jpg[/attachment]
P1250mに向かって上り途中から嵓を巻いて滝見尾根に合流した。下っていくと水越谷に下る分岐があり滑車の残された二俣に向けて降りているようだ。昔は、作業場にむけていくつかの道が通っていたのだろう。
後は滝見尾根を下るだけで、何を考えるでもなく足を進める。単純作業に費やす時間が多かった昔はこうした時間がたくさんあったのだろうとふと思った。ただひたすら歩くというのも山歩きの楽しみの一つだ。それにしても、この尾根は長く、下る程に蒸し熱くなってくる。嫌気がさしてきたころにようやく犬飛びに到着した。
【山 域】台高
【コース】宮の谷P7:10---9:02風折滝---11:44水越---14:52宮の谷P
【メンバー】単独
久々の台高だ。しかも今日は平日とあって車の流れがいつもと違う。人が働いている時に山の登るというのはそれだけで蜜の味がする。宮の谷駐車場は貸切状態で準備をすませ整備された遊歩道を歩く。
小屋をすぎ赤い橋を渡ると忠魂碑がある水越谷の出合で、ここから沢に入る。登山道はアップダウンを繰り返し、何度か沢筋に降りてきている。沢を歩いたほうが安全で楽だ。チョックストーンが覆いかぶさる洞内くぐりの箇所は、左手の滝を直登した。二つ目のロープがかかる滝も直登。最後のロープ場は左手を回り込めば簡単に越えられ、どうしてここにロープが設置してあるのか不思議に思った。
すぐに風折滝が目に飛び込んでくる。屏風のように広がる岩壁に一筋の流れが真っ直ぐ落ちている。高さは70mあり風が吹くたびに滝の中程から水流が折れて霧散することから風折滝の名がついた。風が吹き抜け、右に折れたり左に折れたりしているので上空は風がまいているようだ。
[attachment=4]IMG_7453.jpg[/attachment]
この巨大な壁を巻かなければならない。少し戻って右岸の小尾根を上る。最初は踏み跡もありはっきりしているが嵓を巻くあたりから不鮮明になってくる。いつもは嵓のルンゼを上り左に追いやられながらガレの斜面を上るのだが、今回はルートを変えてみた。ルンゼを上がらず小谷に下りその先の小尾根に取りつくと木に見えにくい白いテープがつけられている。この小尾根をひたすら上る。途中には古いビニールテープも残されており歩きやすい。上部にはワイヤーも残されていたので木材搬出の中継点として使われていたのかもしれない。
小尾根を上ると滝見尾根に突き上げる尾根に出た。いつもたどり着く地点よりかなり上部に出たようだ。少し下ったコルから緩やかな斜面をトラバースし小尾根を越えると岩の詰まる谷に降り立った。この谷には水も流れておりしばらく下ると水越谷に出た。
滝口を見ようと下ると展望が無く様子がおかしい。二俣手前の10m滝の滝口だった。ということは高く巻きすぎてCo825m二俣の左俣に降り立ったということだ。今回の核心部と言える砥石谷の出合や二三の滝もすべて巻いちゃったようだ。さりとて10m滝のいやらしい巻きを下りる気にもなれず次回のお楽しみにとっておくことにした。左俣の出合には松阪労山のプレートがかかっていた。
[attachment=3]IMG_7459.jpg[/attachment]
ワイヤーの小尾根からコルを超えトラバースして左俣を経て二俣に着くこのルートは安全で早い。しかも水越谷の厳しい廊下や滝をきれいに巻いており作業小屋があった当時は使われていたルートのように思った。
[attachment=2]IMG_7462.jpg[/attachment]
谷は平凡になるが左岸は切り立った岩壁になっており、迫力がある。渓流にはアマゴの魚影が濃い。この付近の岩には緑の苔がついており、大雨が降ってもいきなり増水することのないアマゴにとって住みやすい豊かな渓流なのだろう。こうした山域の雰囲気を肌で感じることができるのも沢登りの楽しみのひとつだろう。
[attachment=1]IMG_7467.jpg[/attachment]
Co900mの二俣をすぎるとナメと6mの斜漠を越えると流れは平流になりCo940mの二俣にはワイヤーや滑車がそのまま残されていた。ここからは本流を離れ左俣の緩やかな斜面を上っていくと池木屋山と江股ノ頭の最低鞍部の水越に到着した。途中からは水は無くなるが谷筋だけに涼しかった。
[attachment=0]IMG_7473.jpg[/attachment]
P1250mに向かって上り途中から嵓を巻いて滝見尾根に合流した。下っていくと水越谷に下る分岐があり滑車の残された二俣に向けて降りているようだ。昔は、作業場にむけていくつかの道が通っていたのだろう。
後は滝見尾根を下るだけで、何を考えるでもなく足を進める。単純作業に費やす時間が多かった昔はこうした時間がたくさんあったのだろうとふと思った。ただひたすら歩くというのも山歩きの楽しみの一つだ。それにしても、この尾根は長く、下る程に蒸し熱くなってくる。嫌気がさしてきたころにようやく犬飛びに到着した。
【台高】風折滝を越え豊かな渓流の水越谷を辿る